JPH0772766B2 - 顕微鏡写真撮影装置のデータ写込装置 - Google Patents
顕微鏡写真撮影装置のデータ写込装置Info
- Publication number
- JPH0772766B2 JPH0772766B2 JP60273665A JP27366585A JPH0772766B2 JP H0772766 B2 JPH0772766 B2 JP H0772766B2 JP 60273665 A JP60273665 A JP 60273665A JP 27366585 A JP27366585 A JP 27366585A JP H0772766 B2 JPH0772766 B2 JP H0772766B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- imprinting
- data
- light
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- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、顕微鏡写真撮影装置におけるデータ写込装置
に関する。
に関する。
(発明の背景) 従来、顕微鏡写真にスケールを写し込む場合、フィルム
現象後にフィルムにスケールを直接記入するか、写真の
印刷時などに別途記入する等、一度標本をフィルムに写
し込んだ後の後処理にてスケールを写し込むか、フィル
ム面と光学的共役の位置にスケールを記入した透明なプ
レートを配置し、標本とスケールを同時に写し込むか、
のいずれかが選択されている。
現象後にフィルムにスケールを直接記入するか、写真の
印刷時などに別途記入する等、一度標本をフィルムに写
し込んだ後の後処理にてスケールを写し込むか、フィル
ム面と光学的共役の位置にスケールを記入した透明なプ
レートを配置し、標本とスケールを同時に写し込むか、
のいずれかが選択されている。
しかしながら、前者の方法では煩わしい手間がかかり、
後者の方法ではスケールの出し入れの際、ごみ、ほこり
等の汚れに影響を受け易く、さらに、対物レンズを切換
えるたびにプレートを交換しなければならず、操作性が
悪い、という欠点があった。
後者の方法ではスケールの出し入れの際、ごみ、ほこり
等の汚れに影響を受け易く、さらに、対物レンズを切換
えるたびにプレートを交換しなければならず、操作性が
悪い、という欠点があった。
(発明の目的) 本発明は、操作性良くスケールを写し込むことのできる
顕微鏡写真撮影装置のデータ写込装置を得ることを目的
とする。
顕微鏡写真撮影装置のデータ写込装置を得ることを目的
とする。
(発明の概要) 本発明は、標本との長さ比較を行うための基準パターン
をフィルムに写し込む第1写込手段と、前記基準パター
ンの標本面における長さを示すデータを前記フィルムに
写し込む第2写込手段と、前記基準パターンの示す長さ
と前記データとが常に対応するように、対物レンズの倍
率切換に連動して、前記データを変化せしめる制御手段
と、を具備する顕微鏡写真撮影装置のデータ写込装置に
おいて、前記第1写込手段は、前記基準パターンを前記
フィルムに写し込むためのパターン(12)が設けられ
た、前記データを写し込む遮光領域を前記フィルムに形
成するために前記フィルムの一面側に配置された遮光マ
スク(11)を有し、前記第2写込手段は、前記フィルム
の前記遮光領域に前記データを前記フィルムの他面側か
ら写し込むことを特徴とする顕微鏡写真撮影装置のデー
タ写込装置である。
をフィルムに写し込む第1写込手段と、前記基準パター
ンの標本面における長さを示すデータを前記フィルムに
写し込む第2写込手段と、前記基準パターンの示す長さ
と前記データとが常に対応するように、対物レンズの倍
率切換に連動して、前記データを変化せしめる制御手段
と、を具備する顕微鏡写真撮影装置のデータ写込装置に
おいて、前記第1写込手段は、前記基準パターンを前記
フィルムに写し込むためのパターン(12)が設けられ
た、前記データを写し込む遮光領域を前記フィルムに形
成するために前記フィルムの一面側に配置された遮光マ
スク(11)を有し、前記第2写込手段は、前記フィルム
の前記遮光領域に前記データを前記フィルムの他面側か
ら写し込むことを特徴とする顕微鏡写真撮影装置のデー
タ写込装置である。
(実施例) 第1図は本発明の第1実施例を説明するための図であ
る。
る。
不図示の標本からの光は不図示の対物レンズを通ってフ
ィルム1上に結像するが、フィルム1の前方にはシャッ
タ2があって、シャッタボタン3のオンによってコンピ
ュータ4にオン信号が入力されると、シャッタ2はコン
ピュータ4の信号によってシャッタ2が所定時間開放す
る。フィルム1にはシャッタ2が開放の間だけ標本が結
像する。フィルム1の前方にはフィルム1の端部を遮う
ように遮光マスク11が設けられている。遮光マスク11に
は標準となる長さを示す基準長を突起の間隔として示す
ための突出片12が設けられている。コンピュータ4には
不図示の対物レンズの切換えによって観察光路中にいず
れかの倍率の対物レンズがあるかを示す識別信号が対物
レンズの識別装置5から入力される。この識別信号は、
例えば実開昭56−93713号公報に示されているように、
対物レンズレボルバの外周面に各対物レンズに対応せし
めてn(≧2)ビットの磁気マークを形成すると共に、
対物レンズが観察光路中にある時にこの磁気マークと対
峙する如く鏡基にn(≧2)ビットの磁気感応スイッチ
を配設し、磁気感応スイッチのオン、オフの組合せによ
って得ることができる。コンピュータ4は、識別信号が
入力されると対応した基準長の標本面での長さを記憶回
路6から読み出し、発光装置の駆動回路7に出力する。
駆動回路7は、発光装置の7セグメント発光ダイオード
8に数値を示し、基準単位信号のマスクを照明する発光
ダイオード9を駆動する。7セグメント発光ダイオード
8の数値及び基準単位記号は投影レンズ10によって遮光
マスク11の後側にあるフィルム1の裏面に共役になって
いる。発光ダイオード8,9の発光時間はコンピュータ4
からの信号によって定められるが、この発光時間は撮影
者が手動でコンピュータ4に導入しても良いし、またフ
ィルム感度を設定できるようにしておき、フィルム感度
の設定によってコンピュータ4が発光時間を決定するよ
うにしても良い(発光ダイオード8,9の輝度はあらかじ
めデータとして入れておく。勿論、あらかじめ各感度に
対応させて発光時間を記憶させておいても構わない)。
ィルム1上に結像するが、フィルム1の前方にはシャッ
タ2があって、シャッタボタン3のオンによってコンピ
ュータ4にオン信号が入力されると、シャッタ2はコン
ピュータ4の信号によってシャッタ2が所定時間開放す
る。フィルム1にはシャッタ2が開放の間だけ標本が結
像する。フィルム1の前方にはフィルム1の端部を遮う
ように遮光マスク11が設けられている。遮光マスク11に
は標準となる長さを示す基準長を突起の間隔として示す
ための突出片12が設けられている。コンピュータ4には
不図示の対物レンズの切換えによって観察光路中にいず
れかの倍率の対物レンズがあるかを示す識別信号が対物
レンズの識別装置5から入力される。この識別信号は、
例えば実開昭56−93713号公報に示されているように、
対物レンズレボルバの外周面に各対物レンズに対応せし
めてn(≧2)ビットの磁気マークを形成すると共に、
対物レンズが観察光路中にある時にこの磁気マークと対
峙する如く鏡基にn(≧2)ビットの磁気感応スイッチ
を配設し、磁気感応スイッチのオン、オフの組合せによ
って得ることができる。コンピュータ4は、識別信号が
入力されると対応した基準長の標本面での長さを記憶回
路6から読み出し、発光装置の駆動回路7に出力する。
駆動回路7は、発光装置の7セグメント発光ダイオード
8に数値を示し、基準単位信号のマスクを照明する発光
ダイオード9を駆動する。7セグメント発光ダイオード
8の数値及び基準単位記号は投影レンズ10によって遮光
マスク11の後側にあるフィルム1の裏面に共役になって
いる。発光ダイオード8,9の発光時間はコンピュータ4
からの信号によって定められるが、この発光時間は撮影
者が手動でコンピュータ4に導入しても良いし、またフ
ィルム感度を設定できるようにしておき、フィルム感度
の設定によってコンピュータ4が発光時間を決定するよ
うにしても良い(発光ダイオード8,9の輝度はあらかじ
めデータとして入れておく。勿論、あらかじめ各感度に
対応させて発光時間を記憶させておいても構わない)。
このような構造であるから、例えばフィルム1には第2
図のようにスケールが写し込まれる。すなわち、第2図
では黒の突出片12a,12bの標本上での間隔が1.5μmであ
ることを示している。
図のようにスケールが写し込まれる。すなわち、第2図
では黒の突出片12a,12bの標本上での間隔が1.5μmであ
ることを示している。
次に、第3図にコンピュータ4のフローチャートを示し
説明する。コンピュータ4は、初めに識別装置5から識
別信号を入力し、記憶回路6から対応する数値を読出す
(ステップ50)。また、ステップ51において発光ダイオ
ード8,9の発光時間及びシャッタ2の開放時間を決定す
る。ついでシャッタボタン3がオンされると(ステップ
52)、シャッタ2を開放し(ステップ53)、不図示のデ
ータ写込スイッチがオンされていると(ステップ54)、
発光ダイオード8,9を点灯する(ステップ55)。その
後、発光ダイオード8,9とシャッタ2のうち早く適正露
光量を与えてしまう方をオフし、次いで残りのものが適
正露光量を与えるとオフする(ステップ56)。ステップ
54でデータ写込スイッチがオンされていると、発光ダイ
オード8,9を点灯しない。
説明する。コンピュータ4は、初めに識別装置5から識
別信号を入力し、記憶回路6から対応する数値を読出す
(ステップ50)。また、ステップ51において発光ダイオ
ード8,9の発光時間及びシャッタ2の開放時間を決定す
る。ついでシャッタボタン3がオンされると(ステップ
52)、シャッタ2を開放し(ステップ53)、不図示のデ
ータ写込スイッチがオンされていると(ステップ54)、
発光ダイオード8,9を点灯する(ステップ55)。その
後、発光ダイオード8,9とシャッタ2のうち早く適正露
光量を与えてしまう方をオフし、次いで残りのものが適
正露光量を与えるとオフする(ステップ56)。ステップ
54でデータ写込スイッチがオンされていると、発光ダイ
オード8,9を点灯しない。
なお以上の実施例で述べた、遮光マスク11(12)、投影
レンズ10、発光ダイオード8,9を少なくともフィルムボ
ックスに内蔵し、顕微鏡の三眼鏡筒の直筒にシャッタ2
を有するシャッタボックスを配設し、その上にフィルム
ボックスを固設し、部材3,4,6,7を納めたコントロール
ボックスとシャッタボックス及び鏡基(識別装置5があ
る)との間をケーブルで接続するようになすと、汎用性
があって好ましい構成となる。
レンズ10、発光ダイオード8,9を少なくともフィルムボ
ックスに内蔵し、顕微鏡の三眼鏡筒の直筒にシャッタ2
を有するシャッタボックスを配設し、その上にフィルム
ボックスを固設し、部材3,4,6,7を納めたコントロール
ボックスとシャッタボックス及び鏡基(識別装置5があ
る)との間をケーブルで接続するようになすと、汎用性
があって好ましい構成となる。
また、第1実施例において、基準長を示すのに突出片12
a、12bを用いる代わりに遮光板11に凹部とかスリットを
形成しても全く同じことを達成できる。
a、12bを用いる代わりに遮光板11に凹部とかスリットを
形成しても全く同じことを達成できる。
また、数値表示は対応する他の表示に代えても構わな
い。
い。
(発明の効果) 以上述べたように本発明によれば、遮光マスクによりフ
ィルム面に遮光領域を形成し、その遮光領域にデータを
写し込むので、フィルム面におけるデータの表示を明瞭
にすることができる。
ィルム面に遮光領域を形成し、その遮光領域にデータを
写し込むので、フィルム面におけるデータの表示を明瞭
にすることができる。
また、データ写し込み用の遮光領域をフィルム面に形成
するための遮光マスクに、長さを示す所定のパターンが
設けられており、標本との長さ比較を行う基準パターン
も同時にフィルム面に形成されるので、基準パターンを
フィルム面に写し込むための特別な構成を設ける必要が
なく、装置を簡単化することができる。
するための遮光マスクに、長さを示す所定のパターンが
設けられており、標本との長さ比較を行う基準パターン
も同時にフィルム面に形成されるので、基準パターンを
フィルム面に写し込むための特別な構成を設ける必要が
なく、装置を簡単化することができる。
さらに、対物レンズの倍率切換に連動して、パターンの
標本面での長さを示すデータを変化させるので、自動的
に倍率に対応したスケールを写し込むことができ、操作
性のきわめて良い顕微鏡写真撮影装置のデータ写込装置
を得ることができる。
標本面での長さを示すデータを変化させるので、自動的
に倍率に対応したスケールを写し込むことができ、操作
性のきわめて良い顕微鏡写真撮影装置のデータ写込装置
を得ることができる。
第1図は本発明の第1実施例を示す図、第2図は第1実
施例により写し込まれたデータの例を示す図、第3図は
第1実施例で用いられるコンピュータのフローチャー
ト、である。 (主要部分の符号の説明) 4……コンピュータ、5……識別装置、6……記憶回
路、8,9……発光ダイオード、11……遮光板、12……突
出片。
施例により写し込まれたデータの例を示す図、第3図は
第1実施例で用いられるコンピュータのフローチャー
ト、である。 (主要部分の符号の説明) 4……コンピュータ、5……識別装置、6……記憶回
路、8,9……発光ダイオード、11……遮光板、12……突
出片。
Claims (1)
- 【請求項1】標本との長さ比較を行うための基準パター
ンをフィルムに写し込む第1写込手段と、 前記基準パターンの標本面における長さを示すデータを
前記フィルムに写し込む第2写込手段と、 前記基準パターンの示す長さと前記データとが常に対応
するように、対物レンズの倍率切換に連動して、前記デ
ータを変化せしめる制御手段と、 を具備する顕微鏡写真撮影装置のデータ写込装置におい
て、 前記第1写込手段は、前記基準パターンを前記フィルム
に写し込むためのパターンが設けられた、前記データを
写し込む遮光領域を前記フィルムに形成するために前記
フィルムの一面側に配置された遮光マスクを有し、 前記第2写光手段は、前記フィルムの前記遮光領域に前
記フィルムの他面側から前記データを写し込むことを特
徴とする顕微鏡写真撮影装置のデータ写込装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60273665A JPH0772766B2 (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | 顕微鏡写真撮影装置のデータ写込装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60273665A JPH0772766B2 (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | 顕微鏡写真撮影装置のデータ写込装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62133414A JPS62133414A (ja) | 1987-06-16 |
JPH0772766B2 true JPH0772766B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=17530840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60273665A Expired - Fee Related JPH0772766B2 (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | 顕微鏡写真撮影装置のデータ写込装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0772766B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2545151Y2 (ja) * | 1991-12-25 | 1997-08-25 | オリンパス光学工業株式会社 | 顕微鏡用カメラのデータ写し込み装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5693713U (ja) * | 1979-12-21 | 1981-07-25 | ||
US4567478A (en) * | 1982-03-12 | 1986-01-28 | Carl-Zeiss-Stiftung, Heidenheim/Brenz | Liquid-crystal display for microscopes |
-
1985
- 1985-12-05 JP JP60273665A patent/JPH0772766B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62133414A (ja) | 1987-06-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |