JPH0772361B2 - みの毛の製造方法 - Google Patents

みの毛の製造方法

Info

Publication number
JPH0772361B2
JPH0772361B2 JP2219576A JP21957690A JPH0772361B2 JP H0772361 B2 JPH0772361 B2 JP H0772361B2 JP 2219576 A JP2219576 A JP 2219576A JP 21957690 A JP21957690 A JP 21957690A JP H0772361 B2 JPH0772361 B2 JP H0772361B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
hair
shaped portion
shaped
bristles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2219576A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04108105A (ja
Inventor
武 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Artnature Inc
Original Assignee
Artnature Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Artnature Inc filed Critical Artnature Inc
Priority to JP2219576A priority Critical patent/JPH0772361B2/ja
Publication of JPH04108105A publication Critical patent/JPH04108105A/ja
Publication of JPH0772361B2 publication Critical patent/JPH0772361B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushes (AREA)
  • Decoration Of Textiles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は増毛用のみの毛の製造方法に関する。
「従来の技術」 従来、脱毛が著しく進行していない人、あるいは地肌が
うっすらと見える程度の人については、たとえば第6図
で示すような増毛用のみの毛1があった。
すなわち、2は直線状の糸状部材で、この糸状部材2は
有機、無機の繊維またはフイルムで形成され、かつらと
してのネット状部材を形成する時は、複数本が格子状に
結着される。3は前記糸状部材2に結着あるいは植設さ
れる人工毛、人毛など複数本の毛髪で、この毛髪3は一
本の毛髪素材4をヘヤーピン状に2つ折りにし、その2
つ折り部5を糸状部材2に締結固着することができるよ
うに当該折り部5ループ部内に毛髪素材4の自由端部を
それぞれ通し、かつ、結着される。
しかしながら、上記構成のみの毛にあっては、次に列挙
するような欠点があった。
直線状の糸状部材は、複数本が互いに編んだ状態で一
列の帯状部材に形成され、又は複数本が格子状(ネット
状)に結着されでいので、薄毛の人などの頭部にみの毛
(あるいはカツラ)を取付けた場合、結着点あるいは結
節点が、自毛を圧迫し、あるいは自毛を押え付けるよう
な格好となるので、みの毛(あるいはカツラ)が所望す
るように頭部にフィットせず、また毛根部を圧迫する。
自毛を立上り状態にするなどみの毛との関係で自毛の
基部を効率良くかつ格好良く直立させることができな
い。
毛髪3が編んだ状態の糸状部材2の直線部に結着され
ているので、みの毛を曲線状、ループ状、螺線状などの
任意の曲線状態で頭部に取付けることができない。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、頭部に密着状
態にフィットさせることができると共に、植設毛根部の
保護と皮膚接触の緩和を達成することができ、また自毛
の基部を効率良くかつ格好良く直立させることができ、
さらに輪状部に取付けられた毛を自毛の流れの方向に合
せることができ、加えて、「みの毛」を能率良く製造す
ることができる、みの毛の製造方法を得るにある。
「問題点を解決するための手段」 本発明のみの毛の製造方法は、二本の糸状部材を用いた
帯状部材12の少なくとも一本は融着繊維であり、この帯
状部材12を適当にねじることにより生じる結着点あるい
は結節点13を介して所要空間20を有する複数個の輪状部
12a、12b……12nを一列の連環状に形成する輪状部形成
工程Aと、次に前記輪状部に複数本の毛14を固定的に取
付ける毛植設工程Bと、次に前記毛を直立状態に保持し
ながら輪状部を接着液22に浸漬する輪状部浸漬工程C
と、しかる後に輪状部を逆様に乾燥させ、輪状部の毛の
基根部を接着層17を介し直立状態にする輪状部乾燥工程
Dとから成る。
また上記構成に於いて、輪状部形成工程Aは、融着繊維
でありかつ所要空間20を有する複数個の輪状部12a、12b
……12nを次々互いに融着させることにより生じる結着
点あるいは結節点13を介し一列の連環状帯状部材12を形
成する方法であることを特徴とする。
「発明の実施例」 以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明す
る。
まず本発明の方法で製造される「みの毛」について説明
する。第1図ないし第4図に示すみの毛の実施例におい
て、11は増毛用みの毛である。このみの毛11は主として
薄毛の人の頭部に取付けられる。このみの毛11は、たと
えば螺旋状に形成して用いることができる。
12は複数個の輪状部12a、12b、12c……12nを一列の連環
状に連続して有する帯状部材である。輪状部12a……12n
は、二本の天然繊維、合成繊維、無機繊維あるいは金属
繊維を素材とした糸状部材を適当にねじることにより、
または複数個の輪状部12a……12nを次々互いに融着させ
ることにより形成される。その場合互いに連結する輪状
部の間には結着点あるいは結節点13が出来上がる。各輪
状部12a……12nは、本実施例では円形で示しているが六
角形、菱形など多角形でも良い。
なお、上記輪状部は、二本の糸状部材を用いて融着する
場合、少なくともその一本は融着繊維であり、この融着
繊維の糸状部材を他の糸状部材に次々と連続交差させ、
かつ、各交差点を融着させることにより形成することが
できる。また、前記の場合輪状部に弾性力を付与するた
め、糸状部材の少なくとも一本は弾性繊維であっても良
い。
14は帯状部材12の各輪状部12a〜12nに固定的に取付けら
れる複数本の毛である。この毛14は人工毛または人毛を
用いることができる。しかして、各毛14は、従来の技術
の項で説明したように一本の毛髪素材15をヘヤーピン状
に2つ折りにし、その2つ折り部16を輪状部に締結固着
することができるように当該折り部のループ部内に毛髪
素材15の自由端部をそれぞれ通して締着される。この場
合輪状部12a〜12nに結着あるいは植設された毛15は、輪
状部に対して倒れた状態となるので、第3図で示すよう
に、毛15の結着基端部(基根部)を直立状態に保持する
接着層あるいは融着層17が毛の結着部に設けられる。
「作 用」 上記構成にあっては、第4図で示すように比較的薄毛の
人の頭部18に直線的または曲線的に取付けられる。
しかして、みの毛11を頭部18に取付けた場合には、第3
図で示すように自毛19を輪状部12a〜12nの空間部20から
通す。そして、空間部20から通された輪状部の周囲の自
毛19は、その基根部が直立状態になるように接着層21を
介し、輪状部の内周壁に固定的に支持される。
次に、本発明「みの毛1の製造方法」を第5図に基づき
説明する。
Aは二本の糸状部材を用いた帯状部材12の少くとも一本
は融着繊維であり、この帯状部材12を適当にねじること
により生じる結着点あるいは結節点13を介して所要空間
20を有する複数個の輪状部12a、12b……12nを一列の連
環状に形成する輪状部形成工程Aである。
前記糸状部材は、天然繊維、合成繊維あるいは金属繊維
が素材として用いられる。
Bは前記論状部12a〜12nにそれぞれ複数本の毛14を固定
的に取付ける毛植設工程である。毛14は、一本の毛髪素
材をヘアピン状に2つ折りにし、その2つ折り部16を輪
状部に締結固着することができるように当該折り部のリ
ープ部内に毛髪素材15の自由端部をそれぞれ通して締着
される。
Cは前記毛14を直立状態に保持しながら輪状部12a〜12n
を接着液22に浸漬する輪状部浸漬工程である。この場合
輪状部12a〜12nを接着液22の中に深く入れないで、その
液面23とほぼ同じくらいの位置に保つようにして浸漬す
ることが望ましい。
Dは上記輪状部浸漬工程を経た後に、輪状部12a〜12nを
適宜に乾燥させ、輪状部の毛14の取付部(基根部)を接
着層17を介して直立状態にする輪状部乾燥工程である。
この輪状部乾燥工程では、たとえば図で示すように帯状
部材12の両端部をそれぞれ支持バー等に取付け各輪状部
を逆様に懸吊状態にする。
「発明の効果」 以上の説明から明らかな通り、本発明にあっては次に列
挙するような効果がある。
(1)みの毛を頭部に取付ける際、輪状部の空間部から
自毛を通すことができる。したがって、帯状部材を頭部
に密着状態にフィットさせることができると共に、輪状
部の周囲に位置する自毛を増毛の際接着剤で固定するこ
とができる。
(2)毛14の結着部には、毛14の基根部が輪状部に対し
て直立状態に保持する接着層あるいは融着層17が設けら
れているので、毛の基根部を格好良く直立させることが
できると共に皮膚接触の緩和を達成することができる。
(3)さらに帯状部材12の各輪状部は、帯状部材12を適
当にねじることにより生じる結節点13、又は融着繊維で
ありかつ所要空間20を有する複数個の輪状部12a、12b…
…12nを次々互いに融着させることにより生じる結節点1
3を介して連結さているので、前記結節点13が自毛を圧
迫し、あるいは自毛を押え付けるような格好とならない
と共に、帯状部材12を頭部に取付ける場合任意の曲線状
態で取付けることができる。
(4)一列の連環状態状部材を形成する際、少くとも一
本は融着繊維である二本の糸状部材をねじり、又は複数
個の輪状部12a、12b……12nを次々互いに融着させるこ
とにより形成するので、「みの毛」を能率良く製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明のみの毛の一実施例を示す
各説明図、第4図はみの毛の取付け状態を示す説明図、
第5図は本発明のみの毛の製造方法の一実施例を示す説
明図、第6図は従来のみの毛の一実施例を示す説明図で
ある。 11……みの毛、12……帯状部材、 12a〜12n……輪状部、 13……結節点、14……毛、 15……毛髪素材、16……2つ折り部、 17、21……接着層、19……自毛、 A……輪状部形成工程、 B……毛植設工程、C……輪状部浸漬工程、 D……輪状部乾燥工程、 22……接着液。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二本の系状部材を用いた帯状部材12の少く
    とも一本は融着繊維であり、この帯状部材12を適当にね
    じることにより生じる結着点あるいは結節点13を介して
    所要空間20を有する複数個の輪状部12a、12b……12nを
    一列の連環状に形成する輪状部形成工程Aと、次に前記
    輪状部に複数本の毛14を固定的に取付ける毛植設工程B
    と、次に前記毛を直立状態に保持しながら輪状部を接着
    液22に浸漬する輪状部浸漬工程Cと、しかる後に輪状部
    を逆様に乾燥させ、輪状部の毛の基根部を接着層17を介
    し直立状態にする輪状部乾燥工程Dとから成るみの毛の
    製造方法。
  2. 【請求項2】融着繊維でありかつ所要空間20を有する複
    数個の輪状部12a、12b……12nを次々互いに融着させる
    ことにより生じる結着点あるいは結節点13を介し一列の
    連環状帯状部材12を形成する輪状部形成工程Aと、次に
    前記輪状部に複数本の毛14を固定的に取付ける毛植設工
    程Bと、次に前記毛を直立状態に保持しながら輪状部を
    接着液22に浸漬する輪状部浸漬工程Cと、しかる後に輪
    状部を逆様に乾燥させ、輪状部の毛の基根部を接着層17
    を介し直立状態にする輪状部乾燥工程Dとから成るみの
    毛の製造方法。
JP2219576A 1990-08-21 1990-08-21 みの毛の製造方法 Expired - Fee Related JPH0772361B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2219576A JPH0772361B2 (ja) 1990-08-21 1990-08-21 みの毛の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2219576A JPH0772361B2 (ja) 1990-08-21 1990-08-21 みの毛の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04108105A JPH04108105A (ja) 1992-04-09
JPH0772361B2 true JPH0772361B2 (ja) 1995-08-02

Family

ID=16737690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2219576A Expired - Fee Related JPH0772361B2 (ja) 1990-08-21 1990-08-21 みの毛の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0772361B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015117440A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 株式会社アートネイチャー かつらベース

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4855043A (ja) * 1971-11-10 1973-08-02
JPS5220382U (ja) * 1975-07-30 1977-02-14
JPS5227587A (en) * 1975-08-26 1977-03-01 Nippon Sangyo Kikai Kk Tube inserting device for a pipe
JPS5547126A (en) * 1978-09-28 1980-04-03 Snow Brand Milk Prod Co Ltd Dissolving method of high concentration of powder
JPS5623295U (ja) * 1979-07-31 1981-03-02
JPS58104204A (ja) * 1981-12-11 1983-06-21 日本メクトロン株式会社 多孔質かつらベ−スおよびその製造法
JPS58104210A (ja) * 1982-06-23 1983-06-21 日本メクトロン株式会社 多孔質かつらベ−スの製造法
JPS612419U (ja) * 1984-06-08 1986-01-09 若木ヘヤ−株式会社 かつら
JPS62141107A (ja) * 1985-12-13 1987-06-24 小達 一男 六角形編み込み式人工増毛法
JPH0183022U (ja) * 1987-11-17 1989-06-02
JPH052567Y2 (ja) * 1988-04-21 1993-01-22
JPH0768642B2 (ja) * 1989-12-31 1995-07-26 株式会社アデランス かつら

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015117440A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 株式会社アートネイチャー かつらベース

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04108105A (ja) 1992-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR880000946B1 (ko) 가발
TWI228395B (en) Ornamental hairpiece and method for manufacturing the same
CA2200915C (en) Method for hair joining and hair-joining device used for the same
JP4208413B2 (ja) 人体内、特に血管内に植込むためのステント
RU2241361C2 (ru) Искусственный восстановитель волос, устройство для восстановления волосяного покрова и способ восстановления волосяного покрова
JP4650650B2 (ja) 自毛活用型かつら
JP2005146500A (ja) まつげ
RU2404691C2 (ru) Устройство для увеличения количества волос и способ его изготовления
US5456270A (en) Cross-cut hairstyling device and method
US5992424A (en) Hairpiece and method of attaching hairpiece to user's head
US5601099A (en) Method for hair joining, hair used for the method, and joining hair retainer
JP2001329420A (ja) 自毛活用型かつら、そのかつらベース、みの毛及びみの毛の取付方法
JPH0772361B2 (ja) みの毛の製造方法
JPS62206006A (ja) 薄毛頭用かつら
US4930527A (en) Hair ornament and method of making the same
RU2330594C2 (ru) Бигуди для завивки волос
RU2720970C1 (ru) Способ крепления накладных волос в месте облысения
RU2790153C1 (ru) Накладной хвост волос
JPH0519288Y2 (ja)
JP2015151656A (ja) かつら、及び、かつらの製造方法
JP5722478B2 (ja) 頭髪装身具用ベース
JP2002500902A (ja) 整髪方法
JPH05230705A (ja) 補毛用基線体、補毛用ネット及び補毛具
US20170202289A1 (en) Hair extension device
KR930022990A (ko) 가발부착방법 및 이에 사용되는 가발

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees