JPH0772340A - 光ファイバ圧送装置 - Google Patents

光ファイバ圧送装置

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Publication number
JPH0772340A
JPH0772340A JP24042493A JP24042493A JPH0772340A JP H0772340 A JPH0772340 A JP H0772340A JP 24042493 A JP24042493 A JP 24042493A JP 24042493 A JP24042493 A JP 24042493A JP H0772340 A JPH0772340 A JP H0772340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
tube
compressed air
buckling
reel
Prior art date
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Pending
Application number
JP24042493A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichiro Sano
清一郎 佐野
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication of JPH0772340A publication Critical patent/JPH0772340A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧搾空気の力を有効に利用し、かつ完全で確
実に光ファイバをチューブ内に送り込む。 【構成】 光ファイバ1を密閉ケース20に収容し、こ
れと密閉状態で連結された駆動部35等を介してチュー
ブ9に送り込むため、圧搾空気の無駄な漏れが防止でき
る。また、駆動部35は光ファイバリール15から光フ
ァイバ1を引き出して、圧搾空気の力が光ファイバ1の
布設に有効に働くよう援助する。このとき、光ファイバ
1に座屈が生じても駆動部35が停止しないと光ファイ
バ1を損傷する。そこで、座屈検出部36がこれを検出
し、駆動部35や光ファイバリール15の回転を停止さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバを圧搾空気
の力でチューブの中に送り込み、布設を行うために使用
される光ファイバ圧送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】比較的軽量の光ファイバをチューブの中
に送り込み、布設や引き替えを行うために圧搾空気を使
用する方法が開発されている。図2に、従来の光ファイ
バ圧送装置縦断面図を示す。図に示すように、光ファイ
バ1は光ファイバリール2に巻回され、スタンド3によ
って支持されている。この光ファイバ1を圧送するため
の圧送装置4には、1対の引き出しロール5が設けら
れ、矢印10の方向に引き出すよう構成されている。こ
の光ファイバ1を引き込む部分にはエアシール6が設け
られ、引き出しロール5の後方には上から斜めに圧搾空
気を導入するための導入孔8が設けられている。この導
入孔8に矢印7の方向で圧搾空気が供給される。
【0003】また、圧送装置4の出口側には光ファイバ
1を送り込むためのチューブ9の一端が接続されてい
る。上記のような構成の装置は、引き出しロール5が矢
印10方向に光ファイバ1を光ファイバリール2から引
き出し、その後導入孔8から送り込まれる圧搾空気の力
によって、光ファイバ1はチューブ9の中に矢印11方
向に押し出され送り込まれる。
【0004】図3には、従来の別の方式の光ファイバ圧
送装置概略縦断面図を示す。図の装置は、光ファイバ1
を巻回した光ファイバリール2を収容するための密閉ケ
ース12を備えている。そして、この密閉ケース12か
ら光ファイバ1がチューブ9に直接送り込まれる構成と
なっている。密閉ケース12の上部からは矢印13の方
向に圧搾空気が供給され、光ファイバ1を矢印11方向
に送り出し、チューブ9に送り込む構成となっている。
この図3に示すような装置は、例えばヨーロッパ特許1
35132号に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の装置には次のような解決すべき課題があった。
図2に示すような装置の場合には、光ファイバを圧送装
置の外部から導入し、これをチューブの側へ圧搾空気に
より送り込む。従って、比較的高い圧力の圧搾空気を供
給する必要があり、また図2に示すエアシール6の部分
からの圧搾空気の漏れが多いという問題があった。ま
た、このエアシール6の部分で圧搾空気の漏れを減少さ
せようとすれば、光ファイバ1の外径を高い精度で制御
し、製造する必要がある。しかしながら、例えば光ファ
イバ1の軽量化のため、これを発泡ポリエチレンで被覆
すると、高い外径精度を保つことが容易でない。
【0006】このような問題点を解決するには、図3に
示したような光ファイバリールを一体に収容する圧送装
置が好ましいが、この場合、密封ケース内の空気流に圧
力差が発生しにくいため光ファイバの進行が円滑でな
く、圧送速度が遅く、また光ファイバの送り込み過多に
なった場合にも光ファイバの送り込み状態が外部から認
識できないため、密封ケース内へ光ファイバをため込ん
でしまい、光ファイバを損傷するおそれがある。本発明
は以上の点に着目してなされたもので、圧搾空気の力を
有効に利用し、かつ完全で確実に光ファイバをチューブ
内に送り込むことができる光ファイバ圧送装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバ圧送
装置は、チューブ内へ圧送される光ファイバを巻回した
光ファイバリールと、この光ファイバリールを収容した
密閉ケースと、この密閉ケースに接続されて、密閉ケー
スを介して前記チューブ内へ圧搾空気を供給する圧搾空
気供給部と、前記密閉ケースと接続管を介して密閉状態
で連結され、密閉ケースから光ファイバを引き出す駆動
部と、この駆動部の出口と前記チューブの入り口との間
を密閉状態で接続し、駆動部から前記チューブに向かっ
て圧送される光ファイバの座屈を検出する座屈検出部
と、前記光ファイバの座屈検出により前記駆動部による
光ファイバの引出しを停止させ、光ファイバの引出し停
止により前記光ファイバリールの空転阻止用のブレーキ
を作動させる制御部とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0008】
【作用】この装置は、光ファイバを密閉ケースに収容
し、これと密閉状態で連結された駆動部等を介してチュ
ーブに送り込むため、圧搾空気の無駄な漏れが防止でき
る。また、駆動部は光ファイバリールから光ファイバを
引き出して、圧搾空気の力が光ファイバの布設に有効に
働くよう援助する。このとき、光ファイバに座屈が生じ
ても駆動部が停止しないと光ファイバを損傷する。そこ
で、座屈検出部がこれを検出し、駆動部や光ファイバリ
ールの回転を停止させる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は、本発明の光ファイバ圧送装置実施例を
示す主要部断面図である。図の装置は、光ファイバリー
ル15を収容した密閉ケース20を備えている。この密
閉ケース20は、締付ボルト21によって蓋22を取り
外し可能な構成とされている。
【0010】図4に、密閉ケース20のA−A線に沿う
断面図を示す。図に示すように、この密閉ケース20は
本体ケース23の内部に光ファイバリール15を収容し
ている。この光ファイバリール15には光ファイバ1が
巻回されて、図1に示すようにしてチューブ9の方向に
引き出される構成となっている。本体ケース23の右端
にはフランジ23Aが設けられており、この外周に適当
な数だけ設けられたスリット23Bに締付ボルト21が
嵌め込まれている。なお、蓋22にも同様のスリット2
2Aが設けられており、締付ボルト21はこのスリット
23B、22Aを利用して蓋22を容易に開閉できる構
成となっている。
【0011】一方、本体ケース23の中央には軸受け2
4が設けられており、ここに回転軸25が貫通するよう
に取り付けられている。この軸受け24はベアリング式
とされ、回転軸25を回転可能に支持している。また、
回転軸25の外側に突き出した部分にはクラッチブレー
キ26が設けられ、図1に示した制御部37によってブ
レーキ力が加えられる構成となっている。また、回転軸
25の中央部分にはストッパ27が設けられ、右端の部
分にはくさびクランプ28がねじ込まれる構成となって
いる。このストッパ27とくさびクランプ28によっ
て、光ファイバリール15が挟み込まれ、回転軸25に
光ファイバリール15を固定する構成となっている。
【0012】なお、この本体ケース23と蓋22の間に
はパッキング29が挟み込まれ、内部を気密にシールし
ている。また、本体ケース23の上部には連結パイプ3
1を介して、図1に示す圧搾空気供給部32が接続され
ている。この圧搾空気供給部32はコンプレッサモータ
等から構成され、一定の圧力のエアが供給される構成と
なっている。
【0013】再び図1に戻って、密閉ケース20の出口
側には接続管33を介して駆動部35が外部と密閉され
た状態で接続されている。この駆動部35の中には上ロ
ーラ45と下ローラ46から成る駆動機構が設けられ、
これらが光ファイバリール15に巻回された光ファイバ
1を引き出す構成となっている。
【0014】図5に、図1に示すB−B線に沿う駆動部
35の断面図を示す。この図に示すように、駆動部35
は上ブロック41と下ブロック42とから構成され、こ
れらはボルト43により締め付けられ一体化されてい
る。なお、これらの間の気密を保つためにOリング44
が挟み込まれている。この上ブロック41と下ブロック
42の内部に形成された空洞部には上ローラ45と下ロ
ーラ46が回転可能に支持されている。この上ローラ4
5と下ローラ46の間に光ファイバ1が挟み込まれる。
また、下ローラ46にはドライブ軸47を介して駆動モ
ータ48が接続されている。これによって、下ローラ4
6には駆動力が与えられ、光ファイバ1を先に説明した
要領で光ファイバリールから引き出す力が与えられる。
【0015】再び図1に戻って、駆動部35の出口側に
は、この駆動部35と連続するように座屈検出部36が
設けられている。この座屈検出部36の内部には、上下
に半円形の空洞52が形成されている。従って、光ファ
イバ1は通常この座屈検出部36を直線的に通過してチ
ューブ9に送り込まれるが、チューブ9の中で光ファイ
バ1の送り込みが停止したような場合、駆動部35が更
に光ファイバ1を送り込むよう動作を続けると、光ファ
イバ1は座屈検出部36の空洞52の中で、図の一点鎖
線のように湾曲する。
【0016】座屈検出部36は、このような光ファイバ
1の湾曲を例えば光学的に検出し、制御部37に通知す
る機能を備えている。制御部37はマイクプロセッサや
シーケンス回路等から構成され、座屈検出部36が光フ
ァイバ1の座屈を検出すると、駆動部35の図5に示し
たモータ48を停止させ、光ファイバ1の送り込みを止
める。これによって、光ファイバ1に不要な力が加わ
り、光ファイバ1を損傷するような事態を防止できる。
【0017】また、光ファイバ1の引き取りが停止する
と、光ファイバリール15が慣性により回転し、光ファ
イバを密閉ケース20の内部で座屈させるおそれがあ
る。そこで、制御部37は駆動部35を停止させると同
時に、光ファイバリール15の回転軸25を図4に示す
クラッチブレーキ26を作動させることによって停止さ
せる。こうして光ファイバリール15の回転も停止し、
光ファイバの損傷が免れる。なお、上記制御部37は、
光ファイバ1の送り込み速度や送り込み長さ等を表示し
たり、送り込み速度制御等を行うことができるような各
種制御回路と一体に組み込まれていることが好ましい。
【0018】本発明は以上の実施例に限定されない。上
記実施例における密閉ケースの形状や駆動部の形状等は
比較的自由に選定して差し支えなく、例えば密閉ケース
と、駆動部と、座屈検出部とが共に1つのボックス内に
収容されているようであっても差し支えない。また、駆
動部はローラでなくベルトのようなもので光ファイバを
引き出すようにしてもよいし、座屈検出部は光以外の接
触式のセンサ等を用いて光ファイバの座屈を検出するよ
うにしても差し支えない。
【0019】
【発明の効果】以上説明した本発明の光ファイバ圧送装
置は、光ファイバリールを密閉ケースに収容し、これら
と密閉状態で連結された駆動部により光ファイバを引き
出し、その駆動部の出口とチューブの入り口との間を密
閉状態で接続した座屈検出部において、光ファイバの座
屈を検出する構成とし、光ファイバの座屈を検出すると
光ファイバの引出しを停止し、光ファイバリールの空転
を阻止するようブレーキを作動させるような構成とした
ので、圧搾空気の力を無駄なく光ファイバの圧送に使用
し、更に光ファイバの引出しを軽くして自動的に光ファ
イバを圧送できるようにし、座屈の場合の光ファイバの
損傷も容易に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ圧送装置実施例を示す側面
図である。
【図2】従来の光ファイバ圧送装置実施例を示す縦断面
図である。
【図3】従来の別の構成の光ファイバ圧送装置を示す概
略図である。
【図4】本発明の装置の密閉ケース主要部断面図であ
る。
【図5】本発明の装置の駆動部の主要部断面図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ 9 チューブ 15 光ファイバリール 20 密閉ケース 32 圧搾空気供給部 33 接続管 35 駆動部 36 座屈検出部 37 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブ内へ圧送される光ファイバを巻
    回した光ファイバリールと、 この光ファイバリールを収容した密閉ケースと、 この密閉ケースに接続されて、密閉ケースを介して前記
    チューブ内へ圧搾空気を供給する圧搾空気供給部と、 前記密閉ケースと接続管を介して密閉状態で連結され、
    密閉ケースから光ファイバを引き出す駆動部と、 この駆動部の出口と前記チューブの入り口との間を密閉
    状態で接続し、駆動部から前記チューブに向かって圧送
    される光ファイバの座屈を検出する座屈検出部と、 前記光ファイバの座屈検出により前記駆動部による光フ
    ァイバの引出しを停止させ、光ファイバの引出し停止に
    より前記光ファイバリールの空転阻止用のブレーキを作
    動させる制御部とを備えたことを特徴とする光ファイバ
    圧送装置。
JP24042493A 1993-09-01 1993-09-01 光ファイバ圧送装置 Pending JPH0772340A (ja)

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JP24042493A JPH0772340A (ja) 1993-09-01 1993-09-01 光ファイバ圧送装置

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JP24042493A JPH0772340A (ja) 1993-09-01 1993-09-01 光ファイバ圧送装置

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JPH0772340A true JPH0772340A (ja) 1995-03-17

Family

ID=17059278

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JP24042493A Pending JPH0772340A (ja) 1993-09-01 1993-09-01 光ファイバ圧送装置

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JP (1) JPH0772340A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8985175B2 (en) 2008-01-09 2015-03-24 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Room temperature bonding machine and room temperature bonding method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8985175B2 (en) 2008-01-09 2015-03-24 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Room temperature bonding machine and room temperature bonding method

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