JPS6036423Y2 - チユ−ブ反転内張り装置 - Google Patents

チユ−ブ反転内張り装置

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Publication number
JPS6036423Y2
JPS6036423Y2 JP7353481U JP7353481U JPS6036423Y2 JP S6036423 Y2 JPS6036423 Y2 JP S6036423Y2 JP 7353481 U JP7353481 U JP 7353481U JP 7353481 U JP7353481 U JP 7353481U JP S6036423 Y2 JPS6036423 Y2 JP S6036423Y2
Authority
JP
Japan
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tube
drum
feeding
speed
drive mechanism
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Expired
Application number
JP7353481U
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English (en)
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JPS57185520U (ja
Inventor
照夫 宇賀
康雄 宮崎
明 神出
Original Assignee
株式会社 大阪防水建設社
東邦瓦斯株式会社
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Publication date
Application filed by 株式会社 大阪防水建設社, 東邦瓦斯株式会社 filed Critical 株式会社 大阪防水建設社
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Publication of JPS57185520U publication Critical patent/JPS57185520U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内張すすべき管内にチュー・ブを反転しつつ挿
入し内張する、チューブ反転内張り装置に関する。
近時、水道管、ガス管などの既設埋設管の再生又は補修
を行うことを目的として、このような管内に内張り用チ
ューブを流体圧を利用して反転挿入し内張すする工法が
提案されている。
このような内張り工法を施行するに際しては、皺のない
平滑な内張り面を得るために、できるだけチューブに緊
張を与えつつ反転挿入することが有利であり、また全長
を通じてむらのない内張り面を得るために、反転挿入速
度を一定に保持することが有利である。
本考案は反転挿入速度が常に略々一定に保持され且つチ
ューブに適度の緊張が与えられるように自動制御しつつ
、このような内張り工法を能率よく施工し得ると共に構
造的にもコンパクトな反転内張り装置を提供することを
目的としてなされたもので、以下に本考案の一実施例を
添附図面にもとつき説明すると次の通りである。
第1図及び第2図から明かなように、支持部材1aに回
転自在に支持された供給ドラム1には、内張すすべき管
a(第5図参照)の全長を処理するに必要な長さの内張
り用チューブ2が巻取ってあり、該供給ドラム1より引
出されたチューブ2内の貯留部2aには、該チューブ2
の内面を全長に亘って処理するに必要な量の接着剤3が
詰め込まれている。
この貯留部2aの始端側には、チューブ2内面に対する
接着剤3の塗布量を調整するために上下1対の絞りロー
ル4,4が配設されている。
尚貯留部2aに対する接着剤3の詰め込みは、例えばチ
ューブ2を、接着剤3の詰め込みに必要な長さ分だけ引
き出しつつ又は引き出した後に、その開口端から行えば
よい。
このような用途に用いられる接着剤3そのものは公知で
あり、例えば主剤と硬化剤からなる2液硬化タイプのも
のが使用され、2等2液は混練後に貯留部2a内に詰め
込まれる。
一方この供給ドラム1の対向位置には、上記チューブ2
を内張すすべき管a内に反転挿入するための圧力容器5
が設置され、この圧力容器5内にチューブ繰出し用のド
ラム6が回転自在に収納され、この繰出しドラム6には
、上記管aと略々同長の布ベルト7か巻取ってあり、こ
の布ベルト7の始端に前記チューブ2の端が繋がれる。
7′は繋ぎ部である。
この圧力容器5は、頂面に開閉扉5aを、また前面下端
部に、チューブ繰出し方向に延びる案内ダクト5bを有
腰また内部は、供給口5cを介してコンプレッサーなど
の圧力流体供給部(図示せず)に連絡されている。
圧力容器5の側方に、上記繰出しドラム6を逆回転操作
するための駆動機構8が備えられる。
圧力容器5、繰出しドラム6及び駆動機構8の詳細が第
3図及び第4図に示され、繰出しドラム6は、その回転
軸6aに於て、カップリング6bを介して駆動軸8aに
連結され、駆動軸8aはチェーンスプロケット機構8b
を介して可変速モータ8Cの回転軸3c’に連結されて
いる。
チェーンスプロケット機構8bは中間軸8dを有し、こ
の中間軸8d上に一方向クラッチ9が配設されている、
この一方向クラッチ9は前記繰出しドラム6の正回転方
向に対しフリーであり、逆回転方向に対し噛合うように
なっており、下記に詳細するように駆動機構8と共同し
て、繰出しドラム6の制動機構として機能するようにな
っている。
駆動機構8の正回転数を自動制御することを目的として
、加圧容器5の案内ダクト5bの部分に、第4図に示す
ようにチューブ2の繰出し速度を検出するための速度検
出器10が備えられる。
この検出器10はチューブ2と摩擦回転する速度検出ロ
ール10aを具備し、検出された速度が常時設定値を保
持するように、前記駆動機構8の正回転数を自動制御す
る。
このような速度制御手段そのものは公知であり、他の任
意の方式のものを採用できる。
図中、11はガイドロール、12及び13は台車、14
及び14′は、接着剤貯留部2bを支持する支持ローラ
機構であり、第2図に示された実施態様に於ては、支持
ローラ機構14′を蝶着部14a’、 l 4a’に
於て、適宜折畳み得るようになっている。
本考案装置を用いて、管aに対する内張りを施工するに
際しては、最初に第1図及び第2図に示す状態に於て、
繰出しドラム6を、駆動機構8により逆回転操作し、該
ドラム6に内張り用チューブ2を巻取ると共に、該チュ
ーブ2の内面に接着剤3を塗布する。
次に管aに対する内張りが施工される。
この施工状況を第5図に示す原理説明図に基づき説明す
ると次の通りである。
尚第5図に於て、aは内張すすべき管、bは該管aの目
端に固着された端末金具、Cは加圧容器5の案内ダクト
5bと、上記端末金具すを接続する可撓性案内管であり
、チューブ2の始端は案内ダクト5b及び案内管Cを通
り、端末金具すに気密に固着されている。
また第5図に於ては作図上、一方向クラッチ9は、繰出
しドラム6の回転軸6aとこれに内嵌された駆動軸8a
の間に設置されている。
第5図に示す状態において、圧力容器5内に、供給口5
cより圧縮空気を供給すると、圧縮空気の圧力は、図に
矢符て示すように、チューブ2の始端部の外面に、これ
を反転しつつ管a内に向けて挿入する力として作用し、
更にまたこの圧力はチューブ2を介して、繰出しドラム
6を正回転方向へ回転させる力として作用する。
しかしながら第5図から明かなように、ドラム6の回転
軸6aと駆動軸8aの間に介装された一方向クラッチ9
は、上記ドラム6の逆回転方向にのみ回転を伝達するよ
うになっているので、ドラム6側からみると、この一方
向クラッチ9はドラム6の正転方向に対する回止めとな
り、従ってモータ8Cひいては駆動軸8aが正回転され
ない限り、ドラム6ひいてはチューブ2の反転挿入は、
圧縮空気の供給に拘わらず開始されない。
次にモータ8cを正回転方向に駆動し、駆動軸8aを正
回転すると、ドラム6は駆動軸8aの正回転数を超えな
い範囲に於て回止めから開放され、よってチューブ2の
管a内への反転挿入が開始されると共に、このチューブ
2の反転挿入につれドラム6がチューブ2により引張ら
れ正回転を開始する。
このドラム6の正回転数が駆動軸8aの正回転数に達す
ると、一方向クラッチ9が再び回止めとして働き、ドラ
ム6の正回転数が駆動軸8aの正回転数を上回ることを
防止するので、ドラム6は実質的には駆動軸8aと同じ
正回転数をとるように制動力を受けながらチューブ2を
繰出して行く。
而してモータ8Cひいては駆動軸8aの正回転数を、内
張り施工に最も適する反転挿入速度が得られるような数
値に設定しておくことにより、ドラム6の正回転に適度
の制動力を自動的に与えつつ、チューブ2の反転挿入作
業を実施できる。
管a内に反転挿入されたチューブ2は、その未反転部の
内面に塗布されている接着剤により管aの内面に接着さ
れる。
ドラム6の正回転数を一定に保持してもチューブ2の反
転挿入作業の進行につれその巻取り径が減じて行くので
、チューブ2の反転挿入速度もこれにつれ低下して行く
このような速度低下は、作業能率を不必要に低下させる
のみならず、内張り状態にむらを発生させる原因となる
本考案ではこのような問題を解決するために、圧力容器
5の案内タクト5bの部分に、チューブ2の走行速度を
検出するための速度検出器10を備え、この検出器10
の検出信号を、制御盤10bを介して駆動機構8側にフ
ィードバックすることにより、該駆動機構8の正回転数
が、巻取り径の減少につれ漸次増加するように自動制御
腰チューブ2の反転挿入速度が常に一定に保持されるよ
うになっている。
このように本考案装置に於ては、チューブの反転挿入速
度を一定に保持し且つ繰出しドラム6に適度の制動力が
加わるように、自動制御しつつチューブの反転内張り操
作を実施でき、このような反転内張り施工を、作業能率
よくしかも各部均一な内張り状態のもとに実施できる。
更に駆動機構8は一方向クラッチ9を介してドラム6に
逆回転を伝達し得るような構成になっているので作業開
始時に供給ドラム1から繰出しドラム6へ内張リチュー
ブ2の巻取りつつチューブ2内面に接着剤を塗布する場
合や、作業終了時にVa内に残っている布ベルト7など
を繰出しドラム6に巻き戻す場合には、駆動機構8によ
り、繰出しドラム6を逆回転操作でき、2等操作を人手
を要することなしに迅速に行い得る。
特に本考案では、このように駆動機構8が繰出しドラム
6の逆回転操作用と正回転制御用に兼用するような構造
になっていること及び繰出しドラム6へのチューブ2巻
取り時にチューブ2内面に接着剤を塗布できるような構
造になっていること、により、このような反転内張りを
装置面に於て簡潔に達し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施の一例を示す一部縦断側面図、第2
図は支持ロール機構の変更態様を示す一部縦断側面図、
第3図は圧力容器の拡大縦断正面図、第4図は圧力容器
に対する速度検出器の設置状況を示す側面図、第5図は
本考案の原理並びに−使用状況を示す説明図である。 図に於て、1は供給ドラム、2はチューブ、2aは貯留
部、3は接着剤、4は絞りロール、5は圧力容器、6は
繰出しドラム、7は布ベルト、8は駆動機構、9は一方
向クラッチ、10は速度検出器である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 支持部材上に回転自在に支持された内張り用チュー
    ブ供給ドラム。 ■ 上記供給ドラムに巻取られた内張り用チューブ。 ■ 上記供給ドラムから引出されたチューブ内の貯留部
    に詰め込まれた所定量の接着剤。 ■ 上記貯留部内の接着剤を、該貯留部の始端側に配設
    された絞りロールによる塗布量調整のもとに、チューブ
    内面に塗布しつつ、該チューブを巻取るチューブ繰出し
    ドラム。 ■ 上記繰出しドラムを回転自在に収納していて、該ド
    ラムに巻取られているチューブを、流体圧を利用して反
    転して内張すすべき管内に挿入すると共に、この反転挿
    入につれチューブを介して、繰出しドラムを引張り正回
    転させる圧力容器。 ■ 前記供給ドラムから繰出しドラムへのチューブ巻取
    り時に、該繰出しドラムを逆回転させると共に、チュー
    ブの反転挿入操作時には、下記のチューブ繰出し速度検
    出器からフィードバックされる検出信号により自動制御
    されつつ正回転される駆動機構。 ■ 上記駆動機構内に繰出しドラムの正回転方向に対し
    フリー、逆回転方向に対し噛み合うように組込まれてい
    て、チューブ引張にによる繰出しドラムの正回転数が駆
    動機構の正回転数を超えないように自動制御する一方向
    クラッチ、及び ■ チューブ繰出し速度が、チューブ内張り進行に伴う
    チューブ巻取り径の減少に拘わらず一定となるように、
    上記駆動機構の正回転数を自動制御する、チューブ繰出
    し速度検出装置 を具備していることを特徴とするチューブ反転内張り装
    置。
JP7353481U 1981-05-20 1981-05-20 チユ−ブ反転内張り装置 Expired JPS6036423Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7353481U JPS6036423Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20 チユ−ブ反転内張り装置

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JP7353481U JPS6036423Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20 チユ−ブ反転内張り装置

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JPS57185520U JPS57185520U (ja) 1982-11-25
JPS6036423Y2 true JPS6036423Y2 (ja) 1985-10-29

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ID=29869299

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7353481U Expired JPS6036423Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20 チユ−ブ反転内張り装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60123224U (ja) * 1984-01-30 1985-08-20 東京瓦斯株式会社 管路の内張り装置
CN1796089A (zh) * 2004-12-28 2006-07-05 株式会社湘南合成树脂制作所 内衬材反转装置
JP5205201B2 (ja) * 2008-10-01 2013-06-05 株式会社湘南合成樹脂製作所 管ライニング反転装置及び管ライニング反転方法

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JPS57185520U (ja) 1982-11-25

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