JP3219980B2 - 光ファイバユニットの布設方法 - Google Patents

光ファイバユニットの布設方法

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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/46Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
    • G02B6/50Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力流体により管
路の中に光ファイバユニットを布設する方法、特に、長
距離ルートに布設する際に、中間にも圧送装置を置き圧
送布設する布設方法、および、それに用いられる装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、予め布設された管路に、光ファイ
バユニットを布設する方法として、空気流を利用したP
ASS工法がある。この工法は次のようなものである。
【0003】コンプレッサーにより圧縮された空気はエ
アドライヤにより乾燥され圧送装置に導入される。一方
サプライリールから光ファイバユニットが圧送装置に供
給され、圧送装置に接続されたケーブル内のパイプ中へ
布設される。
【0004】圧送装置は一対のロールを有し、このロー
ルを駆動することによりファイバユニットをシーリング
部を介し引き込み、圧縮空気の圧力流体の流れによりパ
イプへ送通する。パイプ中に置かれた光ファイバユニッ
トの表面にはパイプ中を流れる空気の粘性によって、せ
ん断による搬送力F1 が生じる。せん断による搬送量F
1 が光ファイバユニットとパイプ内壁との間に生じる摩
擦力F2 に打ち勝つ時に、光ファイバユニットは空気の
流れ方向に推進する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の工法において、
ケーブルを細くするためにケーブル内のパイプは細いも
のが求められる一方、ファイバユニットは多心化が求め
られて太くなっている。また、ファイバユニットを地下
から架空に引き上げたり、曲がった道路に布設したり、
ビルの上のフロアに配線したりする必要がある。このよ
うな状況から圧送に必要な圧力は10Kgf/cm2
200l/min以上と大きくなって来ている。
【0006】さらに、圧送したい距離が2Kmと長距離
になることがある。
【0007】上記の事情から圧力流体を効率よく活用す
ることが強く求められている。
【0008】その一環として、パイプを内在したケーブ
ルの中間にも圧送装置を置き再圧送を行う検討が行われ
ている。
【0009】この中間に圧送装置を置き再圧送する装置
としては、1995年電子情報通信学会通信ソサイエテ
ィ大会予稿集B−624に記載開示されている。
【0010】この装置は図3に示すように、光ファイバ
31は入口側の圧送装置A32に導かれ、最初のケーブ
ルのチューブ33を通り、中間地点に設置された同調制
御装置34及び圧送装置B35を通り第2のケーブルの
チューブ36に圧送されて布設される。
【0011】この装置では入口側の光ファイバの速度に
出口側の速度が追従可能なように、同調制御装置34を
設置している。
【0012】この構造では、入口側の速度にのみ追従す
るために中間圧送した後に引き上げ箇所、曲がり箇所が
あったときに圧送装置内で光ファイバが座屈する可能性
があった。
【0013】また、中間地点ではケーブル(パイプ)の
先端から圧送されてくる光ファイバユニットを観察する
必要があり、光ファイバユニットが出てきたら一度圧送
をとめて中間の圧送装置のヘッドにセットする必要があ
った。また、セット終了後に圧送装置の再スタートを依
頼する必要があった。
【0014】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、中間地点にも圧送装置を置いて円滑に圧送でき
る布設方法、およびそれに用いられる装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバユニ
ットの布設方法は、予め布設された管路に、圧力流体を
前記管路中に供給する手段と光ファイバユニットを前記
管路中へ送り込む手段とを有する圧送装置を用い、前記
管路の始端に第1の圧送装置を、前記管路の中間に第2
の圧送装置を配置して、光ファイバユニットを前記圧力
流体により圧送して布設する布設方法において、前記第
1の圧送装置から前記第2の圧送装置へ光ファイバユニ
ットを圧送するに当たり、第1の圧送装置から第2の圧
送装置へ、光ファイバユニットの先頭位置を示すデータ
が伝送され、この光ファイバユニットの先頭位置が所定
の位置に達したら前記第1の圧送装置の圧力流体供給手
段と光ファイバユニット送り込み手段を止め、第2の圧
送装置から第1の圧送装置へデータ通信し手動で光ファ
イバユニットを第2の圧送装置へ送り込み、第2の圧送
装置に光ファイバユニットをセッティングした後、第2
の圧送装置から第1の圧送装置へのデータ通信により第
1及び第2の圧送装置を同期させて光ファイバユニット
を圧送させることを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の実施の形態を示す装置のブロ
ック図である。図において同一部位には同符号を付して
いる。図1において、本発明で用いる圧送装置は、内部
に光ファイバユニット10の通される通線路2を有しこ
の通線路2にエア供給路3が合流された通線ヘッド1の
送出口側に通線用パイプ4を接続する一方、通線ヘッド
1の導入口側にエア漏れ防止部5とピンチローラ6,6
を設置し、このピンチローラ6,6の駆動と共に上記エ
ア供給路3に外部から圧搾空気を供給して、通線ヘッド
1の通線路2に通された光ファイバユニット10の線条
体を、通線用パイプ4に送り出し通線させるものであ
る。
【0017】上記のような圧送装置を本発明では、通線
用パイプ4の始端に第1の圧送装置Aを、通線用パイプ
4の中間途中に第2の圧送装置Bを設置する。
【0018】また、本発明において、第2の圧送装置B
の入力側にたるみ検出器11を、出口側にたるみ検出器
12を配置される。たるみ検出器は、光をあてることに
よって光ファイバユニット10のたるみ位置を検出する
センサを有する構成である。また、第2の圧送装置のエ
ア供給口3の入口には空気流制御弁16が備えている。
たるみ検出器11,12からは速度制御信号が出力さ
れ、これが圧送装置制御部15に入力する構成となって
いる。さらに、ピンチローラ6には駆動するモータ7及
びエンコーダ13,14を備え、エンコーダ13,14
からピンチローラ6の回転に比例したパルス信号が出力
され、これが圧送装置制御部15に入力する構成となっ
ている。
【0019】請求項1に係わる本発明の装置の具体的な
動作条件ごとの動作説明をする。図4と図5にその説明
図を示す。まず、図4に示すように、第2の圧送装置の
通線ヘッド1の出力側たるみ検出器12が光ファイバユ
ニット10のたるみを検出したとき、このたるみが実質
的にゼロになるようにエア流制御弁16を1単位開とす
る(ステップS41)。そうしてステップS42にてた
るみが減少したかどうかを判断する。たるみが減少しな
ければ再びステップS41に戻り、さらに1単位の弁の
開とする。勿論、弁の開閉には制限を設けておき、この
制限に達したときは警告を発するようにしておく。以上
の制御によって、たるみ検出器12のたるみは定常状態
になる。
【0020】次に、図5に示すように、第2の圧送装置
の通線ヘッド1の入力側たるみ検出器11が光ファイバ
ユニット10のたるみを検出したとき、このたるみが実
質的にゼロになるようにピンチローラ6を1単位増速す
る(ステップS51)。そうしてステップS52にてた
るみが減少したかどうかを判断する。たるみが減少しな
ければ再びステップS51に戻り、さらに1単位の増速
を行う。以上の制御によって、たるみ検出器11のたる
みは定常状態となりコントロールは終る。
【0021】本発明に係る装置の動作説明をする。図2
に本発明に係る圧送装置の制御系構成図を示す。図1及
び図2において、光ファイバユニット10の圧送を開始
して、光ファイバユニット10の先頭が第2の圧送装置
Bに達するまで第1の圧送装置から第2の圧送装置へ先
頭から第2の圧送装置までの残りの長さをデータ通信し
て連絡する。これは第1の圧送装置のピンチローラ6に
付設してあるエンコーダ13からのパルス数をCPUに
入力し、CPUがこのパルスを数え始める開始時刻と終
了時刻から残りの長さを算出するものである。そうして
予定の長さに達したら第1の圧送装置の圧送圧力を止め
る。第2の圧送装置から第1の圧送装置へデータ通信し
手動で光ファイバユニット10を送り込み第2の圧送装
置の通線ヘッド1に来るまでマニュアルで制御する。ヘ
ッドへの光ファイバユニットのセットを終了したら第2
の圧送装置のスイッチを押して第1の圧送装置と第2の
圧送装置を同期させて圧送する。この場合もデータ通信
によって行なわれる。
【0022】なお、第1の圧送装置の出力側に、たるみ
検出器を設け、第1の圧送装置のエア供給の空気流制御
弁を制御する装置にも同様に適用できることは勿論であ
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、長距離布
設ルートの中間に圧送装置を設けた場合に、この中間圧
送装置の入力、出力の両側にたるみ検出器を設けてピン
チローラの光ファイバユニットの送り込み速度及びエア
圧送部の圧送速度を制御するようにしたので、光ファイ
バユニットを円滑に最適な速度で自動的に圧送すること
ができる。
【0024】また、管路始端の圧送装置から中間圧送装
置へ光ファイバユニット先頭位置をデータ通信により連
絡するので、光ファイバユニットの中間圧送装置へのセ
ッティングが円滑に能率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す装置のブロック図で
ある。
【図2】本発明の圧送装置の制御系構成図である。
【図3】従来の圧送装置のブロック図である。
【図4】本発明の第2の圧送装置出力側に、たるみが発
生した場合の動作を説明する説明図である。
【図5】本発明の第2の圧送装置入力側に、たるみが発
生した場合の動作を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 通線ヘッド 3 エア供給路 4 通線用パイプ 6 ピンチローラ 10 光ファイバユニット 11,12 たるみ検出器 13,14 エンコーダ 15 圧送装置制御部 16 エア流制御弁
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−239430(JP,A) 特開 平4−172402(JP,A) 特開 平7−5351(JP,A) 特開 平4−335604(JP,A) 特開 平4−118603(JP,A) 特開 平1−292302(JP,A) 特開 平7−72340(JP,A) 特開 平4−22903(JP,A) 特開 平5−173023(JP,A) 実開 平3−98402(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/46 H02G 1/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め布設された管路に、圧力流体を前記
    管路中に供給する手段と光ファイバユニットを前記管路
    中へ送り込む手段とを有する圧送装置を用い、前記管路
    の始端に第1の圧送装置を、前記管路の中間に第2の圧
    送装置を配置して、光ファイバユニットを前記圧力流体
    により圧送して布設する布設方法において、 前記第1の圧送装置から前記第2の圧送装置へ光ファイ
    バユニットを圧送するに当たり、第1の圧送装置から第
    2の圧送装置へ、光ファイバユニットの先頭位置を示す
    データが伝送され、この光ファイバユニットの先頭位置
    が所定の位置に達したら前記第1の圧送装置の圧力流体
    供給手段と光ファイバユニット送り込み手段を止め、第
    2の圧送装置から第1の圧送装置へデータ通信し手動で
    光ファイバユニットを第2の圧送装置へ送り込み、第2
    の圧送装置に光ファイバユニットをセッティングした
    後、第2の圧送装置から第1の圧送装置へのデータ通信
    により第1及び第2の圧送装置を同期させて光ファイバ
    ユニットを圧送させることを特徴とする光ファイバユニ
    ットの布設方法。
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SE520958C2 (sv) * 2002-03-11 2003-09-16 Ericsson Telefon Ab L M Förfarande och anordning för att driva fram en optofiberkabel i en rörledning
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