JPH09197228A - 光ファイバユニット送り込み装置のたるみ検出方法 - Google Patents

光ファイバユニット送り込み装置のたるみ検出方法

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JPH09197228A
JPH09197228A JP1034096A JP1034096A JPH09197228A JP H09197228 A JPH09197228 A JP H09197228A JP 1034096 A JP1034096 A JP 1034096A JP 1034096 A JP1034096 A JP 1034096A JP H09197228 A JPH09197228 A JP H09197228A
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JP
Japan
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optical fiber
fiber unit
feeding
slack
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP1034096A
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English (en)
Inventor
Makoto Osawa
誠 大沢
Yoshiya Isono
吉哉 磯野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気流により光ファイバユニットを管路(パ
イプ)内に送り込んで布設する際、その管路中に発生す
る異常なたるみを、光センサ等のたるみ検出器を必要と
せず、しかも確実に検出することを目的とする。 【解決手段】 光ファイバユニットを布設しようとする
パイプ内に空気流を送り込む空気流供給手段と、前記パ
イプ内に光ファイバユニットを送り出す光ファイバユニ
ット供給手段とを備えた光ファイバユニット送り込み装
置において、送り込み装置のピンチロール駆動モータの
速度を予め設定された送り込み速度にコントロールする
ものであって、送り込みを開始して送り込み速度が前記
設定値のときの前記モータ電流値をモニタし、前記モー
タ電流値の変動により光ファイバユニットのたるみを検
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気流により管路
の中に光ファイバユニットを送り込む装置、特に光ファ
イバユニットを管路中に送り込んだ際、その管路中にお
ける光ファイバユニットの異常なたるみを確実に検出し
て送り込み装置を制御するたるみ検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】管路中に空気流を用いて光ファイバユニ
ットを送り込んで布設する方法が知られている。
【0003】図5に、この方法に使用される光ファイバ
ユニットの送り込み装置の外観図を示す。図に示すよう
に、この装置は管路31に対したるみ検出部32を介し
て圧送ヘッド33を接続した構成のものである。この圧
送ヘッド33にはサプライ34から光ファイバユニット
35が供給され、ロール36を駆動することにより光フ
ァイバユニット35を圧送ヘッド33に口金37を通し
て送り込み、圧送ヘッド33の空気流によって送り込ま
れる。圧送ヘッド33には、空気流を供給するコンプレ
ッサ39が接続され、その送り込み制御のために制御装
置38が設けられている。
【0004】管路中に置かれた光ファイバユニットの表
面には管路中に流れる空気の粘性によって、せん断によ
る搬送力が生じる。せん断による搬送力が光ファイバユ
ニットと管路内壁との間に生じる摩擦力に打ち勝つ時
に、光ファイバユニットは空気の流れ方向に推進するも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の装置において、
光ファイバユニット35の走行スピードよりピンチロー
ル36の送り出し速度が速かったり、光ファイバユニッ
ト35の圧送限界距離に近づくと、光ファイバユニット
が管路内で異常なたるみが発生するようになる。このよ
うな異常走行が生じると、光ファイバユニットを損傷し
たり、伝送ロス増大を招来したりするため、作業者が目
視で監視したり、或いは光学的たるみ検出器によって監
視する等が試みられている。
【0006】本出願人も、既に図4に示すように管路1
4の一部に光ファイバLのうねりなどを検出する異常検
出センサCを設け、このセンサCから検出データをデー
タ処理部22を送り、この処理データにより制御部24
はピンチロール16の駆動モータ23を制御する方法を
出願している(特開平4−118603号)。
【0007】上記の方法においては、複数個の光学的検
出装置を必要とし、また直線状管路においては光ファイ
バユニットが波のように振動が圧送する方向に伝わりな
がら圧送が行われていることが解明されている。従っ
て、実際問題とすべきたるみであるか否かを判断するの
に複雑なデータ処理を必要としていた。
【0008】他に、管路の一部に湾曲部を設け、望まし
くない力が加わったときに通過する光ファイバの位置が
変化することを検出してその推進力を制御する方法が開
示されている(特開平7−239430号)。
【0009】上記の方法においては、細い光ファイバユ
ニットだと必ずしも望ましくない力が加わらなくても、
圧縮空気の流れによってセンサが誤って検出してしまう
ことがある。
【0010】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、光ファイバユニットを布設しようとするパイプ内
に空気流を送り込む空気供給手段と、前記パイプ内に光
ファイバユニットを送り出す光ファイバユニット供給手
段とを備えた光ファイバユニット送り込み装置におい
て、前記送り込み装置のピンチロール駆動モータの速度
を予め設定された送り込み速度にコントロールするもの
であって、送り込みを開始して送り込み速度が前記設定
値のときの前記モータ電流値をモニタし、前記モータ電
流値の変動により光ファイバユニットのたるみを検出す
ることを特徴とする。
【0012】前記の方法において、送り込み速度は、た
るみがなければ一定である。しかしたるみが発生したと
きは速度を一定にするために電流値が大きくなる。そこ
で電流値が大きくなったときをたるみが発生したときと
考える。そこで送り込み速度を一定に保つためのモータ
電流値がある設定値を越えたら送り込み速度を減速する
ことにする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の光ファイバ
ユニット送り込み装置を説明する縦断面側面図である。
図において、光ファイバユニットLはサプライ(図示せ
ず)からピンチロール6によって圧送ヘッド1に口金5
を通して送り込まれる。送り込まれる光ファイバユニッ
トLは圧送ヘッド1の空気供給路3からの空気流によっ
てパイプ4内に送り込まれる。2は圧送ヘッド1の光フ
ァイバユニット通線路を示す。
【0014】この図1の装置の特徴は、ピンチロール6
を駆動するモータ7はエンコーダ8付きで送り込み速度
が検出できるようにし、送り込み速度が予め設定してお
いた設定値になっているかどうかをエンコーダ9で検出
し、設定値以下のときは一定になるようにモータに流す
電流を増やすようにして、この電流の値を制御器10に
よってモニタできるようにしておき、たるみが発生した
ときモータ7の速度を一定にに保つためにモータ電流値
が大きくなるが、この電流値がある設定値を超えたらピ
ンチロール6の速度を減速する制御器10を備えたこと
である。
【0015】図2に上記の装置の電気系構成図を示す。
図において、CPUは圧送ヘッド1のピンチロール6の
回転制御、速度と送り込み長さ測定、モータ電流制御を
行い、ピンチロール速度を0.01〜99.99m/分
に設定でき、速度を一定に制御することができる。ま
た、光ファイバユニットにたるみ発生したらピンチロー
ル6のモータ駆動電流が大きくなり、電流が設定以上に
なったら自動的に送り込み速度を下げる。
【0016】なお、時間測定部は、エンコーダのパルス
を数える開始時刻と終了時刻をCPUに連絡するもので
あり、データ通信部は、中間圧送ヘッド制御器へデータ
通信して速度同期制御するときに使用するものである。
【0017】圧送ヘッドのトルク制御部は、ピンチロー
ルとモータ間にトルク一定制御部を設けて、たるみによ
るモータ過大負荷でも停止せず高速に送り込み加減速で
きるものである。
【0018】次に送り込み装置を制御するソフトウェア
のフローチャートを図3に示す。図において、電源をO
Nした状態でリセットSWを操作する(ステップS30
1)。リセットSW・ONのとき長さ表示はリセットさ
れる。次に、速度設定のステップに入り、上昇或は低下
SWを押す(ステップS302,S303)。速度設定
終了後、方向設定のステップに入り、送り込むときは正
転か、引き抜くときは逆転かのいずれかのSWを押す
(ステップS304,S305)。以上の設定終了後、
回転SWをONし回転に入り(ステップS306)、速
度が算出される(ステップS307)。この速度はモニ
タされ(ステップS308)、設定値以上であればステ
ップS313に進みモータ電流を減らし、また設定値以
下であればステップS311に進みモータ電流を増や
す。そうしてモータ電流はモニタされ(ステップS30
9)、たるみが発生して設定値以上になったときモータ
電流を減らして(ステップS313)、設定速度を下げ
る。以上の運転は、ステップS314の停止SWをON
するまで続けられる。
【0019】以上説明した制御によって光ファイバユニ
ットは適切にパイプ内に送り込まれ、たるみが発生した
場合にも確実に検出することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明のたるみ検出方法によれば、光セ
ンサで検出するたるみ検出器は不要になり、送り込み装
置が小型化でき、また、コストダウンできる。また、前
述したような従来の検出ミスも発生しない。またこれら
の機能は市販のLSIで実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明装置制御部の電気系構成を示すブロック
図である。
【図3】本発明装置の動作フローチャートである。
【図4】従来の光ファイバユニット送り込み装置の一例
を示した構成のブロック図である。
【図5】従来一般の光ファイバユニット送り込み装置の
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
L 光ファイバユニット 1 圧送ヘッド 4 パイプ 6 ピンチロール 7 ピンチロール駆動モータ 8 駆動モータのエンコーダ 9 ピンチロールのエンコーダ 10 送り込み装置制御器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバユニットを布設しようとする
    パイプ内に空気流を送り込む空気流供給手段と、前記パ
    イプ内に光ファイバユニットを送り出す光ファイバユニ
    ット供給手段とを備えた光ファイバユニット送り込み装
    置において、 前記送り込み装置のピンチロール駆動モータの速度を予
    め設定された送り込み速度にコントロールするものであ
    って、送り込みを開始して送り込み速度が前記設定値の
    ときの前記モータ電流値をモニタし、前記モータ電流値
    の変動により光ファイバユニットのたるみを検出するこ
    とを特徴とする光ファイバユニット送り込み装置のたる
    み検出方法。
JP1034096A 1996-01-24 1996-01-24 光ファイバユニット送り込み装置のたるみ検出方法 Pending JPH09197228A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6778754B1 (en) 1999-06-17 2004-08-17 Nippon Telegraph & Telephone Corporation Optical fiber wiring apparatus and optical fiber wiring method
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