JPH0772307A - 薄膜形成方法及び装置 - Google Patents

薄膜形成方法及び装置

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JPH0772307A
JPH0772307A JP5242186A JP24218693A JPH0772307A JP H0772307 A JPH0772307 A JP H0772307A JP 5242186 A JP5242186 A JP 5242186A JP 24218693 A JP24218693 A JP 24218693A JP H0772307 A JPH0772307 A JP H0772307A
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thin film
substrate
film
sputtering
film thickness
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JP5242186A
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Yasuyuki Suzuki
康之 鈴木
Kenji Ando
謙二 安藤
Riyuuji Birou
竜二 枇榔
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 成膜条件の最適化、さらには製品特性の経時
変化のモニタをより簡便に行えるようし、また、スパッ
タレートを一定化し、薄膜の膜厚をスパッタ時間に基い
て制御できるようにする。 【構成】 基材の表面に多層光学薄膜を形成する方法に
おいて、各層の膜厚設定値に基づいて多層光学薄膜を形
成し、この形成された多層光学薄膜の光学特性を測定
し、この測定された光学特性に基づいて多層光学薄膜が
目標の光学特性となるような各層の膜厚を求め、この求
められた各層の膜厚に基づいて前記膜厚設定値を補正
し、この補正された膜厚設定値に基づいて次の多層光学
薄膜を形成する。あるいは、スパッタ法により薄膜を形
成する方法において、前記真空室内のH2 Oガス濃また
は度放電インピーダンスを測定し、この測定結果に応じ
てスパッタ電力、スパッタガス分圧、およびスパッタガ
ス流量のうちの少なくとも1つ以上をスパッタレートが
一定に保持されるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種基材の表面に所望の
多層光学薄膜、酸化物薄膜等の薄膜を再現性良く形成す
る方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光学薄膜を形成するに当たって
は、薄膜を形成しようとする基材と同一条件のモニタ基
板に成膜を行い、このモニタ基板の光学特性を分光光度
計等で測定し、その結果を元に計算機シミュレーション
等を行うなどして試行錯誤を繰り返すことにより所望の
特性を得るための条件の決定を行っている。また、経時
的な特性の変化を調べるために、定期的にモニタ基板に
成膜して光学特性の測定を行い、特性が変化している場
合は、再度条件の校正を行うこといより所望の光学特性
を有する多層光学薄膜を形成している。特に、光学薄膜
のように高精度の膜厚制御が必要な成膜においては、基
板とほぼ同一の膜厚がえられる位置にモニタ基板を取り
付け、このモニタ基板上に堆積した膜厚を光学的に計測
することによって膜厚のモニタを行い、基板上に堆積す
る膜厚の制御を行っている。膜厚をモニタする方法とし
ては、このような光学的手段の他、不透明膜の膜厚も測
定可能な水晶振動式膜厚モニタや、膜材料の放電スペク
トル分析などによってレート及び膜厚をモニタする方式
などが実用化されている。
【0003】一方、スパッタによって薄膜を形成するに
当たっては、成膜前の到達圧力のモニタ、導入ガスの純
度や流量の制御、スパッタ電力のモニタ、ターゲット純
度、冷却水の温度や流量等の制御など、スパッタレート
に関与するパラメータを一定値に保つことによりスパッ
タレートの安定化を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記モ
ニタ基板を用いて条件設定を行う方法によれば、所望の
安定した特性の光学薄膜を得るための特性のチェックを
モニタ基板を用いて定期的に行わなければならないため
に、次のような問題点がある。すなわち、光学特性の
変化に対してその都度作業者が成膜条件の最適化を図ら
ねばならず、生産性が悪化する、特性の最適化を図る
のが容易でないため、製品の特性のばらつきをある程度
容認せざるを得ない面がある、特性の経時的な変化を
作業者が測定しなければならないため労力と時間がかか
る、モニタ基板交換の為に成膜室を大気に解放しなけ
ればならず、成膜室を常に真空に保持して特性の安定化
を図るロードロック方式の生産方式の場合、稼働率が下
がる、膜厚モニタは高価であるなど、成膜にかかるコ
ストが上がる、等の問題である。
【0005】また、光学的に膜厚をモニタする場合には
モニタ取付位置が制約され、必ずしも基材と同程度の膜
厚が得られる位置にモニタが取り付けられない場合があ
り、このとき膜厚制御の精度が低下するという問題があ
る。また、不透明な膜の場合は膜厚モニタができないな
どの問題もある。
【0006】水晶振動式膜厚モニタの場合は上記光学式
膜厚モニタの欠点である不透明膜の膜厚モニタが可能で
あり、モニタの取付位置も比較的自由度が高く、光学式
モニタに比べ使い勝手がよい。しかし、水晶振動子が高
価であり、モニタにゴミなどが付着すると異常膜厚を示
して膜厚制御を安定して行えないなど、膜厚モニタとし
ての精度、安定性などに問題がある。
【0007】一方、スパッタ法において膜厚モニタを併
用しない場合は、スパッタレートが不安定なため、膜厚
の再現性が不十分であるという問題がある。これは、ス
パッタリングを行う際にガス放電を利用するが、この放
電で形成されるイオン、電子等の荷電粒子やラジカルな
どの影響で、チャンバ内壁、基板、基板ホルダ等が加熱
されまたはスパッタされて不純物ガスが放出され、この
ガス中の残留ガス成分が変化することが原因の1つとな
っている。また、スパッタを行ううちに、ターゲットの
温度が変化したり、ターゲットのエロージョンが進行し
てターゲット形状が変化してしまうことや、絶縁性の高
い膜の場合はチャンバ内壁にそれが付着することで放電
インピーダンスが変化し、そのためにセルフバイアス電
圧やプラズマ密度の変化を招くこともスパッタレートを
変化させる原因となっている。
【0008】本発明の目的は、このような従来技術の問
題点に鑑み、薄膜の形成方法及び装置において、成膜条
件の最適化、さらには製品特性の経時変化のモニタをよ
り簡便に行えるようにして、製品特性のばらつきを縮小
させ、製造効率の向上、および光学薄膜特性の管理の容
易化を図ることにある。また、スパッタレートを安定化
させ、膜厚をモニタする必要なく成膜時間のみにより高
精度な膜厚制御を行えるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明では、基材の表面に反射防止膜等の多層光学薄膜
を形成する場合に、各層の膜厚設定値に基づいて多層光
学薄膜を形成し、この形成された多層光学薄膜の反射特
性等の光学特性を測定し、この測定された光学特性に基
づいて多層光学薄膜が目標の光学特性となるような各層
の膜厚を求め、この求められた各層の膜厚に基づいて前
記膜厚設定値を補正し、この補正された膜厚設定値に基
づいて次の多層光学薄膜を形成するようにしている。
【0010】ここで、初期の膜厚設定値は、通常、目標
とする多層光学薄膜の光学特性、成膜材料、および層数
に少なくとも基づいて得られる。また、基材はほぼ基材
と同一外形形状を有するホルダを介して保持され、この
ホルダを取り付けたまま複数の基材がカセットに収納さ
れ、そして、搬送手段によりホルダを介して保持されカ
ッセトから取り出されて装置各部へ搬送され、また、こ
のカセットに収納される。
【0011】一方、真空室内で基材の表面にスパッタ法
により薄膜を形成する場合には、真空室内のH2 Oガス
濃度を測定し、この測定されたH2 Oガス濃度に応じて
スパッタ電力、スパッタガス分圧、およびスパッタガス
流量のうちの少なくとも1つ以上をスパッタレートが一
定に保持されるように制御するとともに、形成される薄
膜の膜厚をスパッタ時間に基いて制御する。H2 Oガス
濃度は、四重極質量分析計、磁場型質量分析計等で測定
することができる。
【0012】さらに、真空室内で放電によりプラズマを
発生させ、このプラズマを用いたスパッタ法により基材
の表面に薄膜を形成する場合には、放電インピーダンス
を測定し、この測定された放電インピーダンスに応じて
スパッタ電力、スパッタガス分圧、およびスパッタガス
流量のうちの少なくとも1つ以上をスパッタレートが一
定に保持されるように制御するとともに、形成される薄
膜の膜厚をスパッタ時間に基いて制御する。真空室内壁
には、基材上に形成する薄膜の材料と同じ材質の薄膜が
形成されているのが好ましい。
【0013】
【作用】本発明では、基材の表面に反射防止膜等の多層
光学薄膜を形成する場合に、各層の膜厚設定値に基づい
て多層光学薄膜を形成し、この形成された多層光学薄膜
の反射特性等の光学特性を測定し、この測定された光学
特性に基づいて多層光学薄膜が目標の光学特性となるよ
うな各層の膜厚を求め、この求められた各層の膜厚に基
づいて前記膜厚設定値を補正し、この補正された膜厚設
定値に基づいて次の多層光学薄膜を形成するようにして
いるため、成膜条件(各層の膜厚)の最適化が容易に自
動化されるとともに、再現性、安定性に優れた高精度な
光学薄膜が形成され、製品特性のばらつきが縮小され
る。また、特性の経時変化も自動的にモニタされ補正さ
れることになり、光学薄膜の成膜が非常に効率よくなさ
れる。すなわち、装置の稼働率を下げるような条件出
し、条件補正などが低減され、成膜のコストが減少され
る。さらに、光学特性の測定結果を保存しておくことに
より、得られた光学薄膜の特性の管理が容易化される。
【0014】一方、スパッタ法により薄膜を形成する場
合には、真空室内のH2 Oガス濃度や放電インピーダン
スを測定し、これらの測定値に応じてスパッタ電力、ス
パッタガス分圧、およびスパッタガス流量のうちの少な
くとも1つ以上を制御してスパッタレートが一定に保持
されるようにしたため、膜厚モニタを使わずに成膜時間
のみで高精度な膜厚制御が行なわれ、したがって薄膜形
成コストが減少し、長時間連続して安定した成膜が行わ
れる。また、H2 Oガス濃度や放電インピーダンスの測
定結果から、真空室のリークや放電回路の異常などの異
常検出も容易に行われ、薄膜の膜質安定性や信頼性が向
上する。
【0015】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の第1の実施例に係るスパッ
タ法による多層光学薄膜の形成装置を示すブロック図で
あり、本発明の特徴を最もよく表している。同図におい
て、1は薄膜の光学特性を測定する装置、2はロードロ
ック室、3は成膜室、4はスパッタターゲット、51は
スパッタターゲット4が複数取り付けられた回転部材、
5は回転部材51を回転させてスパッタターゲットを切
り換えるターゲット切換えモータ、9は基板、91は基
板9上に形成された薄膜、6はスパッタ位置において基
板9を保持しその位置を制御する基板位置制御手段、7
は演算処理、データ管理、装置の駆動制御等を行うコン
ピュータ、8は水晶式の膜厚モニタ、12は基板9と同
一外形形状を有する基板ホルダ、10は基板ホルダ12
にセットされた基板を収納するカセット、11はターゲ
ット4に高周波電圧を印加するR.F.電源である。こ
の装置では複数のターゲット4が回転部材51の回転軸
に平行に取り付けられており、ターゲット切換えモータ
5によって基板9に相対するターゲット4の切換えが行
える構造になっている。
【0016】この構成において、コンピュータ7に登録
された各種の基板に対し、コンピュータ7の制御のもと
に、次の手順により、最適な成膜条件で多層及び単層の
光学薄膜が形成される。
【0017】まずカセット10に収納されている、洗
浄された基板がセットされた基板ホルダ12をロードロ
ック室2に搬入し、ロードロック室2を予備排気する。
予備排気が完了した後、基板9を成膜室3に移動さ
せ、基板位置制御手段6上にセットする。
【0018】次に、基板位置制御手段6上にセットさ
れた基板9上に、あらかじめ決められた成膜条件で光学
薄膜をスパッタにより形成する。このとき、ターゲット
4を切り換えることにより複数種類の材料をスパッタす
ることができる。従って、複数の種類の材料で任意の層
数の光学膜を形成することが可能である。また、2つの
基板位置制御手段6により2枚の基板を同時に成膜する
ことができ、また基板の表面を成膜した後、裏面を連続
して成膜することができる。各スパッタの停止時点は、
あらかじめ設定された膜厚データの膜厚を膜厚モニタ8
が検出することにより決定される。なお、同時にスパッ
タが行われる2枚の基板には異なる特性の光学薄膜が形
成できるよう、基板とターゲットの間にシャッタを取り
付けるようにしてもよい。また、ここでは基板の表面と
裏面を連続して成膜できるが、本発明の特徴を生かす上
ではスパッタを基板1枚毎に、あるいは片面のみ行うよ
うにしても差し支えない。
【0019】成膜を終えると、基板9をロードロック
室2を介して大気中に搬出し、基板9上に形成された光
学薄膜の特性を測定装置1を用いて測定する。このとき
特性の経時変化を調べることもできる。測定装置1は、
特性が安定したところで得られた光学特性の結果をコン
ピュータ7に送出する。
【0020】コンピュータ7はこの結果に基き、多層
膜である光学薄膜各層の膜厚を計算し、設計値とずれて
いる場合は次回の同一種の基板の成膜条件における膜厚
設定値を自動的に補正する。本装置では膜厚モニタ8を
用いているので、より具体的には膜厚モニタ8の膜厚デ
ータの設定値を書き換える。なお、スパッタ停止の設定
条件を成膜時間としている場合はこの成膜時間を書き換
える。また、測定結果に異常がある場合、警告を発する
とともに装置を停止させたりすることもできる。測定結
果は保存され、同一基板の特性の経時変化を調べたり、
過去の特性を調査するためのデータとすることができ、
これにより、レンズなどの部品の特性管理を容易化する
ことができる。
【0021】このようにして、本発明に基づいた装置に
より、ターゲットのエロージョンの変化や成膜室の渇れ
などによって起こる特性の変化を自動的に補正すること
ができる。そうすることによって、特性に変化が生じた
時に条件出しを行う必要もなく、無駄が省けるととも
に、常に安定した光学薄膜を再現性良く形成することが
可能となる。
【0022】(実施例2)図2は本発明の第2の実施例
に係る多層光学薄膜の形成装置を示すブロック図であ
る。この装置は、目標とする光学特性と層数、材料等を
入力することによって自動的に膜構成を決定し、また成
膜中の特性を測定することによってすべて自動的に条件
出しを行い、不良品を生じることなく光学部品を作成で
きるようにしたものである。この装置は、基板9上に形
成される光学薄膜の特性を基板位置制御手段6上に基板
9がセットされた状態で測定する装置13をさらに備え
る。
【0023】この装置においては、まず、コンピュータ
7に目標とする光学特性、層数、材料などの基礎データ
が入力される。コンピュータ7はこの入力値に基き、薄
膜の設計を行い、成膜条件を決定し、この条件に基づい
て、上述と同様にしてモニタ基板9上に薄膜を形成す
る。その際、装置13によって、1層成膜ごとに特性の
測定を行い、現在成膜中の材料の膜厚が設定された特性
を満足するような膜厚に達していない場合は追加量を判
断し、追加成膜を行う。同時に初期の膜厚設定値も書き
換え、次回の成膜においては書き換えたデータに基づい
て成膜が行われるようにする。ある層の膜厚が厚くなり
過ぎている場合は、全体としての目標特性に合致するよ
うに以後の膜厚を再計算し、以後の設定値の見直しを行
う。この処理を繰り返すことにより、最終的に目標とす
る所定の特性に近づくようになされる。途中の層の膜厚
が厚くなりすぎて特性の補正ができない場合は、そこで
成膜を打ち切り、その状態を表示し、機械を停止させる
かまたは再度同じ種類のモニタ基板を導入し、条件出し
を続行する。
【0024】このようにしてモニタ基板により所望の特
性が得られたら、その条件で部品加工を行う。部品加工
においても1層ずつ管理して成膜を行うことが可能であ
る。ただし、一般に、光学特性は真空中と大気中とでは
膜の吸湿によって特性が変化する。従って、真空中の特
性は大気中での変化を見越して設定しなければならな
い。また、光学特性評価装置を大気中にも取り付け、大
気中の特性から光学部品の特性の最終評価を行い、設定
膜厚にフィードバックをかけることもできる。
【0025】(実施例3)図3は本発明の第3の実施例
に係る薄膜形成装置(高周波スパッタ装置)を示すブロ
ック図である。同図において、315は成膜室(チャン
バ)、311はSiO2 の酸化物スパッタターゲット、
301はR.F.電力をターゲット311に印加するた
めのスパッタ電源、302はスパッタ電源301を制御
してターゲット311に印加される電力を制御するスパ
ッタ電力制御回路、312および313はマッチングコ
ンデンサ可変用モータ、303はインピーダンス演算処
理回路、304は成膜室315内の残留H2 O分圧値を
測定するための質量分析計、316は薄膜が形成される
基板、308は基板316を保持する基板ホルダ、30
9は成膜室315内に導入されるAr,O2 の流量を測
定するガスマスフロメータである。
【0026】この構成において、スパッタガスとして、
Ar,O2 を導入し、R.F.電力をターゲット311
に印加してSiO2 の薄膜を基板316上に形成する場
合について説明する。
【0027】まず、基板316を成膜室315へ導入
し、基板ホルダ308上に設置する。基板の成膜室31
5への導入は、成膜室の残留ガス成分の安定化を図るた
めに、ロードロック室等を介し、常に成膜室を真空に保
持して行う事が望ましいが、本実施例ではロードロック
室は省略している。
【0028】基板316を成膜室315に搬入した後、
所定の真空度まで成膜室315の排気を行い、スパッタ
ガスを導入する。そしてターゲット311にスパッタ電
力を印加して放電を生じさせ、ターゲット311をスパ
ッタし、SiO2 の薄膜を基板316上に形成する。こ
の時、スパッタを続けるに従い、プラズマの影響で成膜
室315内壁より主にH2 O等のガスが放出される。こ
のガス放出量は成膜室315の材質、履歴(排気時間、
ベーキング時間、温度等)、成膜室315の温度等に依
存し、常に一定に保つことは難しい。
【0029】図4はチャンバ内を1×10-3Paまで排
気した後、Arガスを200sccm導入し、放電圧力
5×10-1Pa、R.F.電力1kWでターゲット31
1をスパッタしたときの残留H2 O分圧とスパッタレー
トの時間的変化における関係を示すグラフである。放電
直後から、残留H2 Oガス分圧が上昇するのに伴なっ
て、スパッタレートが減少している。これは、ガス中の
2 Oが分解して、放電ガス中に原子状水素や水素ラジ
カル、水素イオン、OHラジカル、酸素等の分圧を上昇
させているためである。この結果をもとに残留H2 Oガ
ス分圧が増加した場合、スパッタ電力を増大するか又
は、O2 ガス流量を減少することでスパッタレートを一
定に保つことができる。
【0030】図5は連続して放電している状態のスパッ
タレートと放電インピーダンスの時間的変化における関
係を示すグラフである。放電インピーダンスの測定は、
マッチングボックス314内の2つの可変容量コンデン
サの容量をモータ312および313の回転位置から読
み取り、それに基づいて算出して求めることにより行っ
ている。D.C.放電の場合は放電電流とターゲット電
圧から読み取ることができる。図5においては、放電イ
ンピーダンスの減少にともなって、スパッタレートが増
加している。これは、成膜室315内壁がSiO2 の絶
縁膜で覆われ、また、ターゲット311のエロージョン
が進行するなどの変化にともなって、結果的に放電イン
ピーダンスが減少し、これにともなってプラズマ密度が
増加している為である。したがって、インピーダンスが
減少した場合、スパッタ電力を下げるかまたはO2 ガス
流量を増加することでスパッタレートを一定にすること
ができる。
【0031】残留H2 Oの変化はスパッタ開始後、数時
間で安定するが、放電インピーダンスの変化は、数日経
過した後に発生する。
【0032】放電インピーダンスの変化は、予めSiO
2 膜が付着する部分を含めて成膜室315内壁に膜材料
と同程度の誘電率を有する材料をコーティングしておく
ことで抑制することが可能である。
【0033】なお、本実施例においては、質重分析計3
04で測定した残留H2 O分圧値をスパッタ電力制御回
路302を通してスパッタ電力の出力にフィードバック
しているが、酸素ガスの流量にフィードバックしてスパ
ッタレートの安定化を図ることもできる。
【0034】また、可変コンデンサ駆動用モータ31
2,313の位置からコンデンサ容量を特定し、演算回
路303によって放電インピーダンスを算出し、この結
果をもとにスパッタ電源の出力にフィードバックをかけ
るようにしているが、放電インピーダンスの算出結果を
酸素ガスの流量にフィードバックしてスパッタレートの
安定化を図ることもできる。
【0035】このように、残留H2 Oガスの分圧と、放
電インピーダンスの値をもとにスパッタ電力またはスパ
ッタガス流量にフィードバックをかけることでスパッタ
レートを安定化し、再現性を向上することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、成
膜条件(各層の膜厚)の最適化を容易に自動化すること
ができ、再現性や安定性に優れた高精度な光学薄膜を形
成し、製品特性のばらつきを縮小することができる。ま
た、特性の経時変化も自動的にモニタされ補正されるこ
とになり、光学薄膜の成膜を非常に効率よく行うことが
できる。すなわち、装置の稼働率を下げるような条件出
し、条件補正などを低減し、成膜のコストを減少するこ
とができる。さらに、光学特性の測定結果を保存してお
くことにより、得られた光学薄膜の特性の管理を容易化
することができる。
【0037】一方、スパッタ法により薄膜を形成する場
合には、スパッタレートが一定に保持されるため、膜厚
モニタを使わずに成膜時間のみで高精度な膜厚制御を行
なうことができ、したがって、薄膜形成コストを減少さ
せ、膜厚モニタ基板の交換や計測エラーによる膜厚コン
トロールのミスも減少し、長時間連続して安定した成膜
を行うことができる。また、H2 Oガス濃度や放電イン
ピーダンスの測定結果から、真空室のリークや放電回路
の異常などの異常検出も容易に行うことができ薄膜の膜
質安定性や信頼性を向上させることができる。また、イ
ンライン式のスパッタ装置では、メンテナンスのサイク
ルを長くでき、装置の稼動率を大幅に向上させることが
できる。また、スパッタ成膜室が多数必要な多層膜形成
用の枚葉式スパッタ装置では、各成膜室の膜厚制御が容
易になり、高価な膜厚モニタが必要なくなったことで装
置コストおよび成膜コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 成膜条件を設定することで安定した光学薄膜
を形成するようにした本発明の第1の実施例に係る多層
光学薄膜の形成装置を示すブロック図である。
【図2】 必要な光学特性と使う材料、層数などを入力
するだけで特性条件出しなどをすべて自動で行う本発明
の第2の実施例に係る多層光学薄膜の形成装置を示すブ
ロック図である。
【図3】 本発明の第3の実施例に係る薄膜形成装置を
示すブロック図である。
【図4】 成膜室内の残留H2 O分圧とスパッタレート
の関係を示すグラフである。
【図5】 放電インピーダンスとスパッタレートの関係
を示すグラフである。
【符号の説明】
図1において、1:光学特性評価装置、2:ロードロッ
ク室、3,315:成膜室、4,311:スパッタター
ゲット、5:ターゲット切り換えモータ、6:基板位置
決め機構、7:コンピュータ、8:膜厚モニタ、9:基
板、10:カセット、11,301:スパッタ電源、1
2:基板ホルダ、302:スパッタ電力制御回路、30
3:インピーダンス演算処理回路、304:質重分析
計、305:オリフィス、306:差動排気系、30
7:真空ゲージ、308:基板ホルダ、309:ガスマ
スフロメータ、310:ターゲット冷却水流量調節器、
312,313:マッチングコンデンサ可変用モータ、
314:マッチングボックス、315:成膜室、31
6:基板。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の表面に多層光学薄膜を形成する方
    法において、各層の膜厚設定値に基づいて多層光学薄膜
    を形成し、この基材上に形成された多層光学薄膜の光学
    特性を測定し、この測定された光学特性に基づいて多層
    光学薄膜が目標の光学特性となるような各層の膜厚を求
    め、この求められた各層の膜厚に基づいて前記膜厚設定
    値を補正し、この補正された膜厚設定値に基づいて次の
    多層光学薄膜を形成することを特徴とする薄膜形成方
    法。
  2. 【請求項2】 前記光学特性は反射特性であり、前記薄
    膜は反射防止膜であることを特徴とする請求項1記載の
    薄膜形成方法。
  3. 【請求項3】 初期の膜厚設定値は、目標とする多層光
    学薄膜の光学特性、成膜材料、および層数に少なくとも
    基づいて得られるものであることを特徴とする請求項1
    記載の薄膜形成方法。
  4. 【請求項4】 基材の表面に多層光学薄膜を形成する装
    置であって、各層の膜厚設定値に基づいて多層光学薄膜
    を形成する手段と、これによって形成された多層光学薄
    膜の光学特性を測定する手段と、これによって測定され
    た光学特性に基づいて多層光学薄膜が目的の光学特性と
    なるような各層の膜厚を求める演算手段と、これによっ
    て求められた各層の膜厚に基づいて前記膜厚設定値を補
    正する補正手段とを具備することを特徴とする薄膜形成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記光学特性は反射特性であり、前記薄
    膜は反射防止膜であることを特徴とする請求項4記載の
    薄膜形成装置。
  6. 【請求項6】 前記演算手段は、与えられた光学特性、
    成膜材料、および層数に少なくとも基づいて初期の膜厚
    設定値を求めるものであることを特徴とする請求項4記
    載の薄膜形成装置。
  7. 【請求項7】 それを介して基材を保持するためのほぼ
    基材と同一外形形状を有するホルダ、このホルダを取り
    付けたまま複数の基材を収納するカセット、および基材
    をこのホルダを介して保持してこのカッセトから取り出
    して装置各部へ搬送し、またこのカセットに収納する搬
    送手段を備えることを特徴とする請求項4記載の薄膜形
    成装置。
  8. 【請求項8】 真空室内で基材の表面にスパッタ法によ
    り薄膜を形成する方法において、前記真空室内のH2
    ガス濃度を測定し、この測定されたH2 Oガス濃度に応
    じてスパッタ電力、スパッタガス分圧、およびスパッタ
    ガス流量のうちの少なくとも1つ以上をスパッタレート
    が一定に保持されるように制御するとともに、形成され
    る薄膜の膜厚をスパッタ時間に基いて制御することを特
    徴とする薄膜形成方法。
  9. 【請求項9】 真空室内で基材の表面に薄膜を形成する
    スパッタ装置であって、前記真空室内のH2 Oガス濃度
    を測定する手段と、これによって測定されたH2 Oガス
    濃度に応じてスパッタ電力、スパッタガス分圧、および
    スパッタガス流量のうちの少なくとも1つ以上をスパッ
    タレートが一定に保持されるように制御する手段とを具
    備することを特徴とする薄膜形成装置。
  10. 【請求項10】 前記H2 Oガス濃度測定手段は四重極
    質量分析計であることを特徴とする請求項9記載の薄膜
    形成装置。
  11. 【請求項11】 前記H2 Oガス濃度測定手段は磁場型
    質量分析計であることを特徴とする請求項9記載の薄膜
    形成装置。
  12. 【請求項12】 真空室内で放電によりプラズマを発生
    させ、このプラズマを用いたスパッタ法により基材の表
    面に薄膜を形成する方法において、放電インピーダンス
    を測定し、この測定された放電インピーダンスに応じて
    スパッタ電力、スパッタガス分圧、およびスパッタガス
    流量のうちの少なくとも1つ以上をスパッタレートが一
    定に保持されるように制御するとともに、形成される薄
    膜の膜厚をスパッタ時間に基いて制御することを特徴と
    する薄膜形成方法。
  13. 【請求項13】 真空室内で放電によりプラズマを発生
    させ、このプラズマを用いたスパッタ法により基材の表
    面に薄膜を形成する装置において、放電インピーダンス
    を測定する手段と、これによって測定された放電インピ
    ーダンスに応じてスパッタ電力、スパッタガス分圧、お
    よびスパッタガス流量のうちの少なくとも1つ以上をス
    パッタレートが一定に保持されるように制御する手段と
    を具備することを特徴とする薄膜形成装置。
  14. 【請求項14】 前記真空室内壁には基材上に形成する
    薄膜の材料と同じ材質の薄膜が形成されていることを特
    徴とする請求項13記載の薄膜形成装置。
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