JPH0772074A - 散乱光式煙感知器 - Google Patents

散乱光式煙感知器

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JPH0772074A
JPH0772074A JP22154993A JP22154993A JPH0772074A JP H0772074 A JPH0772074 A JP H0772074A JP 22154993 A JP22154993 A JP 22154993A JP 22154993 A JP22154993 A JP 22154993A JP H0772074 A JPH0772074 A JP H0772074A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 散乱光式煙感知器において受光部の検出出力
における0点レベルをできるだけ小さくして信頼性を向
上する。 【構成】 発光素子12の発光面に対向するラビリンス
部材91は、反射面が受光素子13の受光面が対向しな
いようにかつ発光素子12の光軸ADに対して略45°
の反射角度で形成され、受光素子13はラビリンス部材
91の反射面の領域を含まないようにかつ検煙室の略中
央Oを通過するように配置されている。ラビリンス部材
91に対する発光素子12の照射範囲BCの受光部側よ
りの一端Bから略15°以上離れた位置Eに受光素子1
3の開口部21の一端が位置するように配置される。受
光素子13は照射範囲BCの受光部とは逆の他端Cから
略45°以上離れた位置Fにその視野領域の一端が位置
するように配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、煙による散乱光を検出
することにより煙を感知する散乱光式煙感知器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の散乱光式煙感知器では、ラビリ
ンス部材により外部からの煙を効率良く流入させると共
に外部からの光を遮断する検煙室を形成し、この検煙室
において発光部と受光部の各光軸が交差するように配置
して煙による散乱光を検出するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の散
乱光式煙感知器では、受光部の検出出力における0点レ
ベルをできるだけ小さくするためには、受光部が煙によ
る散乱光のみを受光するように、すなわち受光部が発光
部からの直接光と、ラビリンス部材により1回反射され
た1次反射光と、ラビリンス部材により複数回反射され
た多次反射光を受光しないように、検煙室内における発
光部および受光部の位置とラビリンス部材の位置、形状
や反射角度を工夫しなければならない。しかしながら、
従来の散乱光式煙感知器では、この点が余り考慮されて
いなかったので0点レベルが増大するという問題点があ
る。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑み、受光部
の検出出力における0点レベルをできるだけ小さくして
信頼性を高める散乱光式煙感知器を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、外部からの煙が流入しやすくすると共に外
部からの光を遮断し、中央部において検煙室を形成する
複数のラビリンス部材と、このラビリンス部材により形
成された検煙室において各光軸が交差するように配置さ
れた煙検知用発光素子と受光素子をそれぞれ備えた発光
部と受光部を有する散乱光式煙感知器において、発光部
の発光面に対向するラビリンス部材をその反射面と発光
部の光軸が略45°に交差するように配置すると共に、
受光部をその視野が発光部の発光面に対向するラビリン
ス部材の反射面の領域を含まないようにかつ検煙室の略
中央を通過するように配置したことを特徴とする。
【0006】本発明はまた、外部からの煙が流入しやす
くすると共に外部からの光を遮断し、中央部において検
煙室を形成する複数のラビリンス部材と、このラビリン
ス部材により形成された検煙室において各光軸が交差す
るように配置された煙検知用発光素子と受光素子をそれ
ぞれ備えた発光部と受光部を有する散乱光式煙感知器に
おいて、発光部の発光面に対向するラビリンス部材に対
する発光部の照射範囲の受光部よりの一端から略15°
以上ずれた位置に受光部の開口部を配置すると共に、発
光部の照射範囲からこのラビリンス部材の反射方向に略
45°以上ずれた位置に受光部の視野領域を配置したこ
とを特徴とする。
【0007】更に、望ましくは、発光部を構成する発光
素子の半値角が略10°以下であり、受光部の視野角度
が略20°以下であり、また、発光部の発光面に対向す
るラビリンス部材のみが発光部の直接光を反射し、他の
ラビリンス部材が発光部の直接光を反射しないように配
置したことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明では、発光部の発光面に対向するラビリ
ンス部材の反射面と発光部の光軸が略45°で交差し、
また、受光部の視野が発光部の発光面に対向するラビリ
ンス部材の反射面の領域を含まないようにかつ検煙室の
略中央を通過するように配置されているので、発光部の
発光面に対向するラビリンス部材の反射面による1次反
射光を受光部が受光することを防止することができ、し
たがって、受光部の検出出力における0点レベルをでき
るだけ小さくすることができる。
【0009】また、本発明では、発光部の発光面に対向
するラビリンス部材に対する発光部の照射範囲の受光部
よりの一端から略15°以上ずれた位置に受光部の開口
部が配置されているので、発光部の直接光を受光部が受
光することを防止することができ、したがって、受光部
の検出出力における0点レベルをできるだけ小さくする
ことができる。
【0010】更に、発光部の照射範囲からラビリンス部
材の反射方向に略45°以上ずれた位置に受光部の視野
領域が配置されているので、発光部の発光面に対向する
ラビリンス部材の反射面により反射されて更に他のラビ
リンス部材により反射された2次反射光を受光部が受光
することを防止することができ、したがって、受光部の
検出出力における0点レベルをできるだけ小さくするこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る散乱光式煙感知器の一実施例
を示す説明図であり、図に示す位置は概略である。説明
を容易にするために検煙室は略円筒形、すなわち水平方
向が略円形で形成され、発光素子12は見かけ上この円
周上の1点Aに配置されている。
【0012】そして、この位置Aに配置された発光素子
12の発光面に対向するラビリンス部材91による1次
反射光を受光素子13が受光しないように、ラビリンス
部材91は、反射面が受光素子13の受光面が対向しな
いようにかつ発光素子12の光軸ADに対して略45°
の反射角度で形成され、また、受光素子13は、その視
野がラビリンス部材91の反射面の領域を含まないよう
にかつ検煙室の略中央Oを通過するように配置されてい
る。
【0013】また、受光素子13はその視野角度が略2
0°以下で構成され、また、発光素子12からの直接光
を受光しないように、ラビリンス部材91に対する発光
素子12の照射範囲BCの受光部側(ラビリンス部材9
1による反射方向とは逆方向)の一端Bから略15°以
上離れた位置Eに受光素子13の開口部21の一端が位
置するように配置される。更に受光素子13は、ラビリ
ンス部材91により反射されて他のラビリンス部材によ
る2次反射光を受光しないように、照射範囲BCの受光
部とは逆側(ラビリンス部材91による反射方向)の他
端Cから略45°以上離れた位置Fにその視野領域の一
端が位置するように配置される。
【0014】図2は本発明に係る散乱光式煙感知器の一
実施例の平面と発光素子12のホルダを側面から見た断
面および外観を示しており、図3は平面と受光素子13
のホルダを側面から見た断面および外観を示している。
なお、図2および図3に示す側面図では、発光素子12
および受光素子13と防虫網5は示されていない。図2
および図3において、検煙部本体2は略円筒形で形成さ
れ、上壁8が天井に取り付けられる。上壁8には、複数
のラビリンス部材9が立設するように形成され、このラ
ビリンス部材9により包囲される領域に検煙室が形成さ
れている。各ラビリンス部材9は、外部からの煙が流入
しやすくするとともに外部からの光を遮断するように形
成される。また、ラビリンス部材9の間により形成され
る煙流入口5aは、虫が検煙室に侵入して散乱光が発生
することを防止するための防虫網5により包囲され、検
煙部本体2の底部開口(上壁8とは反対側)が図示省略
のカバーにより覆われる。
【0015】上壁8にはまた、ラビリンス部材9により
形成された検煙室の中央において発光素子12と受光素
子13の各光軸が交差するように、煙検知用の発光素子
12と受光素子13をそれぞれ収納するための凹部であ
るホルダ10、11と、発光素子12の放射光が受光素
子13に直接到達することを防止するための遮光板14
が立設するように形成されている。また、ホルダ10、
11には発光素子12の光を受光素子13が直接受光し
ないようにそれぞれ各視野を絞るための開口22、21
が形成されている。ここで開口部22を備えたホルダ1
0と発光素子12が煙検知用の発光部を構成し、また開
口部21を備えたホルダ11と受光素子13が煙検知用
の受光部を構成している。
【0016】ホルダ10に収納される発光素子12とし
ては、図4および図5に示すようにその出力パワーPが
半値になる所謂半値角θ1が略10°以下のものが用い
られ、発光素子12は、先端をエポキシレンズ12a等
により形成してチップ12bの放射光を集束することに
より半値角θ1が略10°以下になるように構成されて
いる。
【0017】また、検煙室に対する受光素子13の視野
がその正面のみになるように発光素子12の発光面に対
向するラビリンス部材91が他のラビリンス部材9より
比較的長く形成されるとともに、その先端と遮光板14
により隙間20が形成されている。この隙間20の光軸
方向と直交する幅は例えば3〜5mm程度で形成され
る。全てのラビリンス部材9は、先端面91aが発光素
子12の発光面に向かないように、また、平面部91b
が発光素子12の放射光を受光素子13の受光面の方向
に反射せず、かつ外部の方向に反射して逃がす角度で形
成されている。
【0018】次に、図6および図7を参照して散乱角の
範囲について説明する。今、図6に示すように発光素子
12としてその出力パワーが半値になる所謂半値角θ1
が10°のものが用いられている場合、その照射範囲の
受光部側1/2の領域BDを中心Oから見込む角BOD
は20°である。また、前述したように受光素子13が
発光素子12からの直接光を受光しないように、受光素
子13の開口部21の一端が発光素子12の照射範囲B
Cの受光部側の一端Bから略15°以上離れた位置Eに
位置し(開口部21の中心は15°+α)、また、受光
素子13がラビリンス部材91の反射面を見ないように
配置されている。
【0019】ここで、受光素子13の光軸がラビリンス
部材91の反射面の領域を含まないように検煙室の中央
Oを通過し、また、検煙室の直径がφ=50mm、開口
部21が検煙室中心Oから10mmの距離に位置すると
ともにその直径がφ=5mmとすると、検煙室中心Oか
ら受光素子13の光軸と開口部21の一端(すなわち位
置E)の間の範囲を見込む角度αは、 α=tan -1(2.5mm/10mm) ≒≒15° となる。
【0020】したがって、発光素子12の光軸と受光素
子13の光軸との散乱角θは次式 θ=20°+15°+15° =50° …(1) によりθ>50°となる。
【0021】また、前述したように受光素子13がラビ
リンス部材91以外のラビリンス部材9による2次反射
光を受光しないように、受光素子13の視野領域が発光
素子12の照射範囲の他端Cから略45°以上(図示4
5°+β)ずれた位置Fになるように発光素子12と受
光素子13が配置されている。今、図7に示すように受
光素子13の視野角度が20°とすると、検煙室中心O
から受光素子13の光軸と発光素子12の照射範囲の他
端Cから45°ずれた位置Fの間の範囲を見込む角度β
は、次式 25sin β=(25+10)sin 20° ∴β=28°≒25° となる。
【0022】したがって、この場合の散乱角θは次式 θ=180°−(20°+45°+25°) =90° …(2) によりθ<90°となり、式(1)(2)により50°
<θ<90°となる。したがって、上記構成によれば、
煙による散乱光を検出するために良いとされる散乱角5
0°<θ<90°が得られ、最も良いとされる散乱角θ
=70°が得られることになる。
【0023】図8は、半値角θ1が4°、7°、7.5
°、9°、13°、15°、20°の発光素子12を用
いてそれぞれのS/N比を測定した実験データである。
図から明らかなように、S/N比は半値角θ1が9°ま
で増加するに従って増加し、9°から増加するに従って
減少した。したがって、発光素子12としては半値角θ
1が略10°以下のものが用いられているので、S/N
比を改善することができる。
【0024】また、発光素子12のホルダ10内に対す
る組み付け精度が悪かったり、発光素子12自体のバラ
ツキにより光軸がずれていても、発光素子12の出力パ
ワーを受光素子13の視野内に収めることができ、ま
た、煙による出力値は指向角度が広い発光素子を用いた
場合より大きくなる。さらに、レンズ等を組み込まない
ので安価に構成することができ、また、発光素子とレン
ズとの組み付け精度によりビームの方向がずれることも
ない。
【0025】図9は半値角θ1が9°の発光素子12を
用い、散乱角θすなわち発光素子12と受光素子13の
各光軸の交差角度を30°から90°の範囲の10°毎
及び120°における各0点出力を示している。図から
明らかなように、0点出力は散乱角θが30°から70
°まで増加するに従って減少し、70°から増加するに
従って増加した。
【0026】したがって、散乱角度θが50°から90
°の範囲で構成されるとともに、発光素子12の発光面
に対向するラビリンス部材91が発光素子12から光を
受光素子13とは逆の方向に反射するように形成され、
受光素子13がラビリンス部材91による1次反射光を
受光しないので、0点レベルを低くすることができる。
【0027】さらに、煙検知用の発光素子12の光がラ
ビリンス部材9の平面部91bや先端のエッジにより何
度も反射されて検煙室内に拡散しても、この拡散光はラ
ビリンス部材91と遮光板14により受光素子13に対
して遮断され、また、受光素子13の視野が隙間20と
開口21により形成されて比較的小さいので、受光素子
13の検出出力の0点レベルを低くすることができる。
【0028】結果としてS/N比を改善することができ
るので、信頼性を向上することができ、また、粉塵や結
露等の種々のノイズに対して十分なマージンを得ること
ができる。さらに、検煙室内の反射光を受光するエリア
が限定されるので、その受光エリアのラビリンス構造を
重点的に設計すればよいので、煙の流入性や外乱光に対
してラビリンス構造を設計する場合の自由度を向上する
ことができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、外部から
の煙が流入しやすくすると共に外部からの光を遮断し、
中央部において検煙室を形成する複数のラビリンス部材
と、このラビリンス部材により形成された検煙室におい
て各光軸が交差するように配置された煙検知用発光素子
と受光素子をそれぞれ備えた発光部と受光部を有する散
乱光式煙感知器において、発光部の発光面に対向するラ
ビリンス部材をその反射面と発光部の光軸が略45°に
交差するように配置すると共に、受光部をその視野が発
光部の発光面に対向するラビリンス部材の反射面の領域
を含まないようにかつ検煙室の略中央を通過するように
配置したので、発光部の発光面に対向するラビリンス部
材の反射面による1次反射光を受光部が受光することを
防止することができ、したがって、受光部の検出出力に
おける0点レベルをできるだけ小さくすることができ
る。
【0030】本発明はまた、外部からの煙が流入しやす
くすると共に外部からの光を遮断し、中央部において検
煙室を形成する複数のラビリンス部材と、このラビリン
ス部材により形成された検煙室において各光軸が交差す
るように配置された煙検知用発光素子と受光素子をそれ
ぞれ備えた発光部と受光部を有する散乱光式煙感知器に
おいて、発光部の発光面に対向するラビリンス部材に対
する発光部の照射範囲の受光部よりの一端から略15°
以上ずれた位置に受光部の開口部を配置すると共に、発
光部の照射範囲からこのラビリンス部材の反射方向に略
45°以上ずれた位置に受光部の視野領域を配置したの
で、発光部の直接光と発光部の発光面に対向するラビリ
ンス部材の反射面により反射されて更に他のラビリンス
部材により反射された2次反射光を受光部が受光するこ
とを防止することができ、したがって、受光部の検出出
力における0点レベルをできるだけ小さくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る散乱光式煙感知器の一実施例を示
す説明図
【図2】本発明に係る散乱光式煙感知器の一実施例の平
面および側面断面を示す説明図
【図3】本発明に係る散乱光式煙感知器の一実施例の平
面および側面断面を示す説明図
【図4】本発明に係る発光素子を示す説明図
【図5】本発明に係る発光素子の半値角を示す説明図
【図6】発光部の照射範囲と受光部の開口部の関係を示
す説明図
【図7】発光部の照射範囲と受光部の視野領域の関係を
示す説明図
【図8】発光素子の半値角とS/N比の関係を示す説明
【図9】散乱角と0点出力の関係を示す説明図
【符号の説明】
2:検煙部本体 5:防虫網 5a:煙流入口 8:上壁 9,91:ラビリンス部材 10,11:凹部(ホルダ) 12:煙検知用発光素子 12a:エポキシレンズ 12b:チップ 13:煙検知用受光素子 14:遮光部材 21,22:開口 91a:先端面 91b:平面部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部からの煙が流入しやすくすると共に外
    部からの光を遮断し、中央部において検煙室を形成する
    複数のラビリンス部材と、前記ラビリンス部材により形
    成された検煙室において各光軸が交差するように配置さ
    れた煙検知用発光素子と受光素子をそれぞれ備えた発光
    部と受光部を有する散乱光式煙感知器において、 前記発光部の発光面に対向するラビリンス部材をその反
    射面と前記発光部の光軸が略45°に交差するように配
    置すると共に、前記受光部をその視野が前記発光部の発
    光面に対向するラビリンス部材の反射面の領域を含まな
    いようにかつ検煙室の略中央を通過するように配置した
    ことを特徴とする散乱光式煙感知器。
  2. 【請求項2】外部からの煙が流入しやすくすると共に外
    部からの光を遮断し、中央部において検煙室を形成する
    複数のラビリンス部材と、前記ラビリンス部材により形
    成された検煙室において各光軸が交差するように配置さ
    れた煙検知用発光素子と受光素子をそれぞれ備えた発光
    部と受光部を有する散乱光式煙感知器において、 前記発光部の発光面に対向するラビリンス部材に対する
    前記発光部の照射範囲の受光部よりの一端から略15°
    以上ずれた位置に前記受光部の開口部を配置すると共
    に、前記発光部の照射範囲から前記ラビリンス部材の反
    射方向に略45°以上ずれた位置に前記受光部の視野領
    域を配置したことを特徴とする散乱光式煙感知器。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の散乱光式煙感知器に
    おいて、前記発光素子の半値角が略10°以下であるこ
    とを特徴とする散乱光式煙感知器。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の散乱光
    式煙感知器において、前記受光部の視野角度が略20°
    以下であることを特徴とする散乱光式煙感知器。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の散乱光
    式煙感知器において、前記発光部の発光面に対向するラ
    ビリンス部材のみが前記発光部の直接光を反射し、他の
    ラビリンス部材が前記発光部の直接光を反射しないよう
    に配置したことを特徴とする散乱光式煙感知器。
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