JPH0771912B2 - 車室内照明装置 - Google Patents
車室内照明装置Info
- Publication number
- JPH0771912B2 JPH0771912B2 JP1164453A JP16445389A JPH0771912B2 JP H0771912 B2 JPH0771912 B2 JP H0771912B2 JP 1164453 A JP1164453 A JP 1164453A JP 16445389 A JP16445389 A JP 16445389A JP H0771912 B2 JPH0771912 B2 JP H0771912B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brightness
- seat
- sensor
- light
- floor surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、乗用車などの車室内照明装置に関する。
一般に、乗用車などの移動体に於いて、乗用車などの移
動体から夜間など周囲が暗い時に降車する際は速やかに
路面の安全確認ができ、移動体からの降車がスムーズに
行えるといった、安全性の確保が重要である。
動体から夜間など周囲が暗い時に降車する際は速やかに
路面の安全確認ができ、移動体からの降車がスムーズに
行えるといった、安全性の確保が重要である。
一方、十分に周囲よりも明るいところがあると、その方
向に視線方向が定まり易いという誘目性の効果があるこ
とが知られている(例えば、照明学会 誘導灯の見え方
に関する基礎的研究、研究報告書(1984年))。この効
果は、一般の屋内照明や屋外照明で実用されている。
向に視線方向が定まり易いという誘目性の効果があるこ
とが知られている(例えば、照明学会 誘導灯の見え方
に関する基礎的研究、研究報告書(1984年))。この効
果は、一般の屋内照明や屋外照明で実用されている。
しかしながら、従来の乗用車などの車室内照明は、いず
れのドアを開放しても、ドア開放に連動して点灯する天
井灯などの室内灯により、一様に車室内全体を照らして
おり、降車の際の行動をより速やかにするという誘導効
果や安全性を考慮したものはなかった。
れのドアを開放しても、ドア開放に連動して点灯する天
井灯などの室内灯により、一様に車室内全体を照らして
おり、降車の際の行動をより速やかにするという誘導効
果や安全性を考慮したものはなかった。
そこで、本発明によれば、かかる従来例に鑑み、降車時
の路面の安全確認が速やかに行えるようにすると共に、
降車方向への誘導効果を有する照明装置を提供すること
を目的としている。
の路面の安全確認が速やかに行えるようにすると共に、
降車方向への誘導効果を有する照明装置を提供すること
を目的としている。
本発明は上記課題を解決するため、各々のドアの開放に
対して、開放されたドアに最も近い座席面輝度を第1セ
ンサで、床面輝度を第2センサで、路面輝度を第3セン
サで検出し、演算部により座席面輝度よりも床面輝度、
床面輝度よりも路面輝度を明るくなるごとく座席灯、足
下灯、ステップ灯を照明制御したものである。
対して、開放されたドアに最も近い座席面輝度を第1セ
ンサで、床面輝度を第2センサで、路面輝度を第3セン
サで検出し、演算部により座席面輝度よりも床面輝度、
床面輝度よりも路面輝度を明るくなるごとく座席灯、足
下灯、ステップ灯を照明制御したものである。
本発明は上記した構成により、路面や床面を明るく照明
することにより、安全確認を容易にし、安全性を高める
だけでなく、路面を最も明るく照明し、ついで床面、つ
いで着座してる座席面を明るく照明すると照明による誘
導効果がもたらされて、降車動作がスムーズに行え、し
かも、必要な領域を十分な明るさで照明するだけでな
く、従来の、開放しているドアと同様に照明していた開
放していないドア部の照明されていた領域の照明を施さ
ないことで経済性を高めた。
することにより、安全確認を容易にし、安全性を高める
だけでなく、路面を最も明るく照明し、ついで床面、つ
いで着座してる座席面を明るく照明すると照明による誘
導効果がもたらされて、降車動作がスムーズに行え、し
かも、必要な領域を十分な明るさで照明するだけでな
く、従来の、開放しているドアと同様に照明していた開
放していないドア部の照明されていた領域の照明を施さ
ないことで経済性を高めた。
第1図及び第2図において、1は座席灯、2は足下灯、
3はステップ灯、4は第1センサ、5は第2センサ、6
は第3センサ、7は演算回路、8は点滅回路、9はスイ
ッチ、10は電源である。
3はステップ灯、4は第1センサ、5は第2センサ、6
は第3センサ、7は演算回路、8は点滅回路、9はスイ
ッチ、10は電源である。
以上のように構成された本実施例の車室内照明装置につ
いて、以下にその動作を説明する。座席13面を照明する
座席灯1と、床面12を照明する足下灯2と、路面11を照
明するステップ灯3とを、座席13面の輝度を第1センサ
4で検出し、床面12の輝度を第2センサ5で検出し、路
面11の輝度を第3センサ6で検出して、座席13面の輝度
よりも床面12の輝度が、床面12の輝度よりも路面11の輝
度が明るくなるごとく演算回路7により点灯制御し、ド
ア14の開成時に前記各灯1,2,3を点灯させ、閉成時に消
灯させるよう連動してオン/オフされるスイッチ9に接
続された点滅回路8に電源10より電力を供給して照明す
る。
いて、以下にその動作を説明する。座席13面を照明する
座席灯1と、床面12を照明する足下灯2と、路面11を照
明するステップ灯3とを、座席13面の輝度を第1センサ
4で検出し、床面12の輝度を第2センサ5で検出し、路
面11の輝度を第3センサ6で検出して、座席13面の輝度
よりも床面12の輝度が、床面12の輝度よりも路面11の輝
度が明るくなるごとく演算回路7により点灯制御し、ド
ア14の開成時に前記各灯1,2,3を点灯させ、閉成時に消
灯させるよう連動してオン/オフされるスイッチ9に接
続された点滅回路8に電源10より電力を供給して照明す
る。
これにより、ドア14に設けた周知の図示しない開放信号
を受けて、開放されたドア14の近傍の路面11をステップ
灯3により、開放されたドア14近傍の床面12を足下灯2
により、開放されたドア14近傍の座席13面を座席灯1に
より、座席13面よりは床面12、床面12よりは路面11が明
るくなるごとく照明する。ここで、座席13面よりも床面
12、床面12よりも路面11が明るいごとく設定したのは、
視対象物となる路面11を十分明るくすることで、路面11
への誘目性を高めるためである。また、開放されたドア
14近傍のみを照明することにより、ドア14を開放してい
ない不必要な部位を照明しないことで経済性を高めるた
めである。
を受けて、開放されたドア14の近傍の路面11をステップ
灯3により、開放されたドア14近傍の床面12を足下灯2
により、開放されたドア14近傍の座席13面を座席灯1に
より、座席13面よりは床面12、床面12よりは路面11が明
るくなるごとく照明する。ここで、座席13面よりも床面
12、床面12よりも路面11が明るいごとく設定したのは、
視対象物となる路面11を十分明るくすることで、路面11
への誘目性を高めるためである。また、開放されたドア
14近傍のみを照明することにより、ドア14を開放してい
ない不必要な部位を照明しないことで経済性を高めるた
めである。
ステップ灯3は、直接見たときの不快な眩しさを防ぐた
め、ステップ灯3の発光面輝度を2000cd/m2以下に設定
する。ここで、ステップ灯3の発光面輝度を2000cd/m2
以下としたのは、光源を直接見た時の不快な眩しさを与
えない輝度の限界値から設定したものである。
め、ステップ灯3の発光面輝度を2000cd/m2以下に設定
する。ここで、ステップ灯3の発光面輝度を2000cd/m2
以下としたのは、光源を直接見た時の不快な眩しさを与
えない輝度の限界値から設定したものである。
以上述べてきたように、本発明によれば、誘導効果や安
全性のある車室内照明が容易に得られ、その実用効果は
大きい。
全性のある車室内照明が容易に得られ、その実用効果は
大きい。
第1図は本発明の車室内照明装置の一実施例を示す図、
第2図は本発明の車室内照明装置のブロック図である。 1……座席灯、2……足下灯、3……ステップ灯、4…
…第1センサ、5……第2センサ、6……第3センサ、
7……演算回路、8……点滅回路、9……スイッチ、10
……電源、11……路面、12……床面、13……座席、14…
…ドア。
第2図は本発明の車室内照明装置のブロック図である。 1……座席灯、2……足下灯、3……ステップ灯、4…
…第1センサ、5……第2センサ、6……第3センサ、
7……演算回路、8……点滅回路、9……スイッチ、10
……電源、11……路面、12……床面、13……座席、14…
…ドア。
フロントページの続き (72)発明者 西川 一代 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 岡村 泉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−303942(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】路面を照明するステップ灯と、車室内の床
面を照明する足下灯と、座席面を照明する座席灯と、各
ドアの開成時に前記各灯を点灯させ、閉成時に消灯させ
るよう連動させた点滅回路と、座席面輝度を検出する第
1センサと、床面輝度を検出する第2センサと、路面輝
度を検出する第3センサと、演算回路からなり、座席面
輝度よりも床面輝度が、床面輝度よりも路面輝度が明る
くなるごとく演算回路により照明制御したことを特徴と
する車室内照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1164453A JPH0771912B2 (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | 車室内照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1164453A JPH0771912B2 (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | 車室内照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0328037A JPH0328037A (ja) | 1991-02-06 |
JPH0771912B2 true JPH0771912B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=15793465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1164453A Expired - Fee Related JPH0771912B2 (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | 車室内照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0771912B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0813618B2 (ja) * | 1990-09-21 | 1996-02-14 | 日産自動車株式会社 | 車室内照明装置 |
-
1989
- 1989-06-26 JP JP1164453A patent/JPH0771912B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0328037A (ja) | 1991-02-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |