JPH0635800Y2 - 車輌ドア開放用ノブ - Google Patents

車輌ドア開放用ノブ

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JPH0635800Y2
JPH0635800Y2 JP1989089838U JP8983889U JPH0635800Y2 JP H0635800 Y2 JPH0635800 Y2 JP H0635800Y2 JP 1989089838 U JP1989089838 U JP 1989089838U JP 8983889 U JP8983889 U JP 8983889U JP H0635800 Y2 JPH0635800 Y2 JP H0635800Y2
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JP
Japan
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door
light
guide plate
light guide
knob
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JP1989089838U
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JPH0328944U (ja
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公一 榊原
公美乃 杉山
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車のドア内側に設けられるドア開放用ノブ
に係り、特にドア開放用ノブを照明する照明装置に関す
る。
〔従来技術〕
第2図に示されるように、自動車のドア開放ノブ10はド
ア12の内側に取付けられており、ドア12の内側に埋め込
まれるように設けられたインナーハンドルカバー14の凸
部にインナーハンドル16が収納されており、このインナ
ーハンドル16を図示しないドアフレームに固定された枠
に対し引っ張るようにして回動させることにより、ドア
のロックが解除される構造となっている。
〔考案の解決しようとする課題〕
しかし、このノブの設けられている位置は、自動車の車
種によりそれぞれ多少異なっており、このためレンタカ
ーや他人の車を運転するときのように乗りなれていない
車に乗る場合において、夜間ともなれば車室内が暗いた
め、ノブの位置がわからず、ノブを探すためにもたつく
ことがある。特に夜間において衝突等の事故に遭遇した
ような場合には、ドアを開けて早く車外に出たいと思う
が、ノブの位置がわからずスムーズな対応ができないと
いう問題もある。
また従来の自動車ドアでは、ドアが開けられたときには
室内灯が点灯して、ドア開放状態や半ロック状態を知ら
せるようになっている。しかし室内灯は一般に天井位置
に設けられており、昼間では目立たないため、搭乗者へ
の半ドア状態の表示手段としては不充分なものであると
いう問題もある。
さらにノブを何等かの照明装置により照明する場合に
は、照明装置からの光が運転者の視野に入ると運転の邪
魔になるという問題が考えられる。
本考案は前記した問題点を解決するためになされたもの
で、その目的は夜間でもノブの位置がすぐにわかり、半
ドア状態や半ロック状態のときには搭乗者へ知らせ、運
転の邪魔にならない照明装置を備えた車輌ドア開放用ノ
ブを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本考案に係る車輌ドア開放
用ノブにおいては、インナーハンドルを収納する凹部を
有するインナーハンドルカバーの前記凹部の内側上部に
導光板を設けて該導光板が搭乗者のアイポイントから直
接見えない位置とし、前記導光板を2つの色に適宜発光
させるための2個の光源を設けたものである。
〔作用〕
ドアが閉じられているときは2色の色(例えば赤及び
青)のうち一色(例えば青)の光が光源から出され、導
光板を発光させる。これにより夜間においても搭乗者は
ノブの位置をただちに認識することができる。このとき
発光する導光板はインナーハンドルカバーの内側上部に
位置しているので、光が直接視野に入ることはなく、ノ
ブ等に反射する間接光によってノブの位置を認識する。
したがって導光板の光が運転の邪魔になるということを
防止できる。
また、ドアが開放されたときは2つの色のうち他の色
(例えば赤)の光により導光板が発光するものとし、ド
ア開放状態を搭乗者に知らせる。半ロック状態のときも
同様とする。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第3図〜第5図は本考案の一実施例を示すも
ので、第3図がドア開放用のノブの正面図、第1図は第
3図の縦断面図(第3図に示すI−I断面図に沿う断面
図)、第4図は第3図の水平断面図で、第1図に示す線
IV−IVに沿う断面図、第5図は導光板を発光させるため
の電気回路図である。
インナーハンドルカバー14は、ドア12の内側に埋め込ま
れるようにして、ねじ穴17を介してねじにより取付けら
れる。このインナーハンドルカバー14には断面が湾曲し
ている凹部18が形成され、この凹部18の中にインナーハ
ンドル16が位置するようになっている。インナーハンド
ル16は、図示しないドアフレームに固定された回転軸20
回りに回動できるようになっており、常時はばね22の働
きにより前記凹部18に収納されるように付勢されてい
る。搭乗者がこのインナーハンドル16を引いて回動させ
ると、図示しないワイヤーが引かれ、ドア12のロックを
解除するようになっている。前記インナーハンドルカバ
ー14の凹部18の内側上部には、透明なアクリル材から成
る導光板24が設けられており、ハンドルカバー14の内側
上部に形成されている開口部19に導光板24が係合して露
出し、導光板24の露出面はハンドルカバー内周面に面一
状態となっている。しかし導光板24はハンドルカバー14
の湾曲する領域の内側上部に設けられていることから、
搭乗者のアイポイント(通常、座席のシーティングリフ
ァレンスポイントから上方へ635mmのポイント)から導
光板24が直接見えない位置となっている。この導光板24
は背面側に円錐形状の点刻26が多数形成されており、光
を受けて全体が発光するようになっている。そしてこの
導光板24の発光は搭乗者の目に直接届かないが、インナ
ーカバー14の凹部18が照明されるので、発光状態を認識
できる。特に搭乗者の目に導光板からの直射光が届かな
いので、搭乗者にとってまぶしいという不具合がない。
導光板24の両サイドにはそれぞれ赤バルブ28と青バルブ
30が嵌め込まれている。各々のバルブ28,30にはソケッ
ト32を介してリード線34から電流が供給され、赤又は青
の光を出すようになっている。なお符合25は導光板24の
外側を覆うカバー部材である。
第5図は前記2つのバルブの配線回路図を示す。この回
路には2つの電源36,38が用いられ、3つのスイッチ40,
42,44が備えられている。図示しないテールランプを点
灯させるとテールスイッチ40が入り、ドアを開放すると
ドアスイッチ42が入るようになっている。テールスイッ
チ40とドアスイッチ42の両方が入ると、リレー46が働き
リレースイッチ44がオフになり青バルブ30は消灯する。
またドアが開放されドアスイッチ42が入ると赤バルブ28
が点灯する。なお第5図において、符合Dはダイオード
である。
以下、本実施例の作用について説明する。ドア12が開け
られたり半ドアになっていると、ドアスイッチ42が入り
赤バルブ28が点灯する。この赤バルブ28から出た光は導
光板24に導びかれ、点刻26によって導光板24全体が発光
する。これにより搭乗者は半ドアの状態を認識すること
ができる。ドアを閉めた直後は、搭乗者の意識はドア開
放用ノブ10の近くに注がれており、赤い光が発光されれ
ばただちに気付くことが期待できる。したがって、従来
のように半ドアの状態で室内灯が点灯しても昼間の明る
い光のために気付かないということを防止できる。
またドア12が大きく開いている場合には、赤い光が後続
のドライバーにドアが開いた状態を示す働きをし、いわ
ゆるカーテシランプの機能を果たすことになる。このと
き導光板24はインナーハンドルカバー14の内側上部に設
けられているにもかかわらず、後続のドライバーからは
直接見えることになるので前記カーテシランプの機能を
正しく果たすことができる。
次ぎに、夕方になりテールランプが点灯されテールスイ
ッチ40が入り、ドア12が閉じられドアスイッチ42がオフ
状態となるとリレー46が働かず、リレースイッチ44がオ
ン状態になり青バルブ30が点灯し、前記赤バルブ28のと
きと同様に導光板24を発光させる。導光板24はインナー
ハンドルカバー14の内側上部に設けられているため、前
記青い光は直接搭乗者の視野に入ることはなく、インナ
ーハンドル16等に反射した間接光が視野に入って認識さ
れる。これにより、夜間に常時点灯される青い光によっ
て運転が邪魔されることはない。また青バルブ30から出
た光は、導光板24の点刻によって反射され、導光板全体
を発光させて均一な明るさのやさしさ光を作り、車内を
落ち着いた雰囲気にする。
この青い光によりドア開放用ノブの位置が正確に示され
るので、レンタカー等の乗りなれていない車に乗ってい
てもただちにノブを操作することができる。特に夜間に
おいて緊急に車外に出たいと思う場合にもスムーズな対
応ができる。
以上の実施例においては、第5図に示す回路を用いるた
め、青バルブ30はドア10が開放された場合には消灯する
ものであった。しかし、他の実施例においては第6図の
ような回路を用い、青バルブ30を常時点灯状態とし、ド
ア開放時にはさらに赤バルブ28を点灯するようにでき
る。即ち図において、電源36とテールスイッチ40と青バ
ルブ30からなる配線と、電源38と赤バルブ28とドアスイ
ッチ42とからなる配線とが並列に設けられている。
これにより夕方になりテールランプが点灯されたテール
スイッチ40が入ると青バルブ30は常時点灯することにな
る。赤バルブ28はドア開放されたドアスイッチ42が入っ
たときのみ点灯する。この回路は前記第5図の回路に比
べリレー等が不要であり簡単なものとなっている。
〔考案の効果〕
以上の説明から明かなように、本考案に係る車輌ドア開
放用ノブによれば、2つの色の光のうち一方の色の光
(例えば青)によってドア開放用ノブを照明することに
よりレンタカーや他人の車等のように乗りなれていない
車に乗る場合でも、ドア開放用ノブの位置をただちに認
識することができ、ドア開放の操作を迅速に行なうこと
ができる。そして、導光板はインナーハンドルカバーの
内側上部に設けられているため前記の色の光は搭乗者の
アイポイントから直接見えないものとなっており、運転
の邪魔になるということを防止できる。また、ドアの開
放状態や半ロック状態を、他の色の光によって搭乗者に
認識させることができる。ドアを閉める操作を行なうと
きには搭乗者の意識はドアに注がれており、前記の色の
光が発光させることによりドア開放状態や半ロック状態
をただちに認識できる。
インナーハンドルカバーの内側上部に設けられた導光板
は、車室内からは直接見えないものの、ドアが大きく開
いた場合において後続のドライバーには直接見えるもの
となる。したがって、この直接見える導光板を発光させ
る他の色の光(例えば赤の光)により後続のドライバー
にドアの開いた状態を知らせることができ、いわゆるカ
ーテシランプの機能を果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の車輌ドア開放用ノブの一実施例に係る
縦断面図(第3図の線I−Iに沿う断面図)、第2図は
ドア開放用ノブのドア内側における位置を示す斜視図、
第3図は第1図の正面図、第4図は第3図の水平断面図
(第3図の線IV−IVに沿う断面図)、第5図は第4図の
2つのバルブを点灯させるための電気回路図、第6図は
他の実施例における電気回路図である。 10…ドア開放用ノブ、 12…ドア、 14…インナーハンドルカバー、 16…インナーハンドル、 24…導光板、 26…点刻、 28,30…バルブ、 32…ソケット、 34…リード線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−64647(JP,A) 特開 平3−32946(JP,A) 実開 昭59−175557(JP,U) 実開 昭63−195913(JP,U) 実開 昭63−136168(JP,U) 実開 昭63−170347(JP,U) 実公 昭57−35489(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インナーハンドルを収納する凹部を有する
    インナーハンドルカバーの前記凹部の内側上部に導光板
    を設けて該導光板が搭乗者のアイポイントから直接見え
    ない位置とし、前記導光板を2つの色に適宜発光させる
    ための2個の光源を設けたことを特徴とする車輌ドア開
    放用ノブ。
JP1989089838U 1989-08-01 1989-08-01 車輌ドア開放用ノブ Expired - Lifetime JPH0635800Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989089838U JPH0635800Y2 (ja) 1989-08-01 1989-08-01 車輌ドア開放用ノブ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1989089838U JPH0635800Y2 (ja) 1989-08-01 1989-08-01 車輌ドア開放用ノブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0328944U JPH0328944U (ja) 1991-03-22
JPH0635800Y2 true JPH0635800Y2 (ja) 1994-09-21

Family

ID=31639396

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JP1989089838U Expired - Lifetime JPH0635800Y2 (ja) 1989-08-01 1989-08-01 車輌ドア開放用ノブ

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