JP4798098B2 - スカッフプレート - Google Patents

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Description

本発明は車両用のスカッフプレートに関する。
スカッフプレートは、車両に設けられているドア用の開口縁部(サイドシル部)を保護する部材である。近年、文字等の意匠を発光表示するスカッフプレートが提案されている(例えば、特許文献1〜2参照)。
特許文献1に紹介されているスカッフプレートは、透明材からなる導光体と、光源と、導光体の上面に載置され所定形状の光透過孔を有する金属板と、を備える。このスカッフプレートにおいて、光源から照射され導光体に入射した光は、光透過孔を経て外部に出射する。したがって、スカッフプレートには、光透過孔の形状に対応した意匠が発光表示される。しかし、特許文献1に紹介されているスカッフプレートは、光透過孔の形状に対応した意匠が発光表示するため、意匠を立体的に表示できなかった。
特許文献2に紹介されているスカッフプレートは、上述した金属板を持たず、導光体に凹凸状の文字部(発光面)が形成されている。したがって、このスカッフプレートは、凹凸形状に対応した意匠を立体的に表示でき、意匠性に優れる。ところで、光源に電気を供給する電源と、光源との距離が遠い場合等には、光源と電源とを電気的に接続する配線(所謂ワイヤハーネス)が、導光体が配置されている領域内に配置される場合がある。特許文献2に紹介されているスカッフプレートでは、導光体に溝部を形成して、光源と電源とを電気的に接続するワイヤハーネスを、この溝部に収納している。しかし、導光体は透明材からなるため、ワイヤハーネスが導光体を通して視認される可能性がある。
導光体および光源は、一般に、箱状のケース体に収納される。このため、ワイヤハーネスをこのケース体の外部に這わせれば、ワイヤハーネスが導光体を介して視認されることはないと考えられる。ところで、スカッフプレートは、車室内と車室外との境界に配設されるため、雨天時などには水に曝される場合がある。したがって、ケース体の内部は外界から水密に区画する必要がある。しかし、例えば、光源を複数個設けるとともにワイヤハーネスをケース体の外部に這わせる場合には、光源の個数に対応したワイヤハーネスの引出し口をケース体に設け、各引出し口を水密に封止する必要がある。したがって、この場合にはスカッフプレートの製造工程が煩雑になり、スカッフプレートのコストが高くなる。よって、従来のスカッフプレートによると、優れた意匠性と製造コストの低減とを両立できない問題があった。
特開2002−96680号公報 特開2002−108257号公報
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、意匠性に優れ安価に製造されてなるスカッフプレートを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明のスカッフプレートは、箱状をなすケース体と、透明材からなり凹凸状をなす発光面を持ちケース体の内部に収納されている導光体と、導光体に光を照射する光源と、非透明材からなり導光体とケース体の底壁との間に配置されている遮蔽材と、光源と電源とを電気的に接続し少なくとも一部が遮蔽材とケース体の底壁との間に配置されているワイヤハーネスと、透明材からなり導光体の表面を覆う保護材と、を持ち、導光体の表面と保護材の裏面とは、少なくとも一部が離間していることを特徴とする。なお、以下本明細書において、本発明のスカッフプレートにおける「透明材からなり前記導光体の表面を覆う保護材を持ち、導光体の表面と保護材の裏面とは、少なくとも一部が離間している」なる要素を(2)と呼ぶ。
本発明のスカッフプレートは、下記の(1)、(3)〜(7)の少なくとも一つを備えるのが好ましい。
(1)上記遮蔽材は金属製である
3)上記導光体の表面は、内周側の部分が外周側の部分に比べて陥没した額縁状をなし、上記保護材は、上記導光体の表面のなかで外周側の部分に当接している。
(4)上記導光体は、陥没形状をなす発光凹部を持ち、上記発光面の少なくとも一部は、発光凹部の内面からなり、発光凹部の内面は、陥没形状をなす第1の凹部と、陥没形状をなし第1の凹部よりも最大陥没高さの小さい第2の凹部と、が複数個ずつ分散配置されてなる凹凸形状をなす。
(5)上記導光体は、陥没形状をなす発光凹部を持ち、上記発光面の少なくとも一部は、発光凹部の内面からなり、上記導光体の側面のなかで上記光源に対面している面以外の面は、陥没形状をなす第1の凹部と、陥没形状をなし第1の凹部よりも最大陥没高さの小さい第2の凹部と、が複数個ずつ分散配置されてなる凹凸形状をなす。
(6)上記発光凹部の内面のなかで上記光源側に位置する部分は、上記導光体の底面に対して25°以上傾斜している。
(7)上記光源が照射する光を透過可能な有色材料からなるフィルタを持ち、上記光源は、上記導光体の側面に光を照射し、フィルタの一部である光透過部は、上記光源と上記導光体の側面との間に配置され、フィルタの他の一部である固定部は、光透過部と交差する方向に延び、上記遮蔽材と上記ケース体の底壁との間に挟み込まれている。
(2)透明材からなり上記導光体の表面を覆う保護材を持ち、上記導光体の表面と保護材の裏面との少なくとも一部は離間している。
(3)上記導光体の表面は、内周側の部分が外周側の部分に比べて陥没した額縁状をなし、上記保護材は、上記導光体の表面のなかで外周側の部分に当接している。
(4)上記導光体は、陥没形状をなす発光凹部を持ち、上記発光面の少なくとも一部は、発光凹部の内面からなり、発光凹部の内面は、陥没形状をなす第1の凹部と、陥没形状をなし第1の凹部よりも最大陥没高さの小さい第2の凹部と、が複数個ずつ分散配置されてなる凹凸形状をなす。
(5)上記導光体は、陥没形状をなす発光凹部を持ち、上記発光面の少なくとも一部は、発光凹部の内面からなり、上記導光体の側面のなかで上記光源に対面している面以外の面は、陥没形状をなす第1の凹部と、陥没形状をなし第1の凹部よりも最大陥没高さの小さい第2の凹部と、が複数個ずつ分散配置されてなる凹凸形状をなす。
(6)上記発光凹部の内面のなかで上記光源側に位置する部分は、上記導光体の底面に対して25°以上傾斜している。
(7)上記光源が照射する光を透過可能な有色材料からなるフィルタを持ち、上記光源は、上記導光体の側面に光を照射し、フィルタの一部である光透過部は、上記光源と上記導光体の側面との間に配置され、フィルタの他の一部である固定部は、光透過部と交差する方向に延び、上記遮蔽材と上記ケース体の底壁との間に挟み込まれている。
本発明のスカッフプレートでは、透明材からなる導光体に、凹凸状をなす発光面が形成されている。したがって、光源が照射した光が導光体に入射すると発光面が光る。このため導光体は、発光面の形状に対応した意匠を立体的に表示する。また、導光体とワイヤハーネスとの間には、非透明材からなる遮蔽材が介在している。したがってワイヤハーネスは、遮蔽材によって覆われ、導光体を通して視認されることがない。このため、本発明のスカッフプレートは意匠性に優れる。さらに、ワイヤハーネスをケース体に収納することで、上述したワイヤハーネスの引出し口の個数を低減できる。よって、本発明のスカッフプレートは安価に製造できる。
金属製の遮蔽材を用いる場合には、遮蔽材に由来する金属光沢が導光体を通して視認される。よって、上記(1)を備える本発明のスカッフプレートは、より一層意匠性に優れる。
上記(2)および(3)の少なくとも一方を備える本発明のスカッフプレートは、剛性に優れ、導光体の破損を抑制でき、かつ、意匠性に優れる。
上記(4)を備える本発明のスカッフプレートは、発光凹部を均一かつ明るく光らせることができるため、意匠性に優れる。
上記(5)を備える本発明のスカッフプレートは、導光体の側面に生じる光ムラを抑制できるため、意匠性に優れる。
上記(6)を備える本発明のスカッフプレートは、導光体の側面に生じる光ムラを抑制しつつ、発光凹部を明るく光らせることができるため、意匠性に優れる。
上記(7)を備える本発明のスカッフプレートは、導光体を所望する色に光らせることができるため意匠性に優れ、かつ、安価に製造できる。
本発明のスカッフプレートにおける光源としては、LEDやタングステンランプ等の一般的なものを使用できる。光源の数は1のみであっても良いし、複数であっても良い。スカッフプレートが、サイドシルに沿って延びる矩形をなす場合には、スカッフプレートの長手方向の2端部にそれぞれ光源を配設するのが良い。導光体を長手方向に均一に光らせるためである。
導光体の材料としては、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ガラス等の導光体に使用される一般的な透明材を用いれば良い。
発光面は、意匠を立体的に表示できる凹凸状をなせば良く、発光面の全体を導光体の内部に埋没形成しても良いし、発光面の一部を導光体の外部に露出させても良い。なお、本発明で言う凹凸状とは、凹形状と凸形状との少なくとも一方を持てば良く、凹形状と凸形状とを共に持つものに限定されない。
遮蔽材は非透明材からなれば良く、樹脂、金属、木材、布帛等に代表される種々の材料を使用できる。なお、遮蔽材は導光体を通して視認されるため、遮蔽材の材料は所望する意匠に応じて適宜選択すれば良い。例えば、金属からなる遮蔽材を用いる場合には、導光体に由来する立体的な意匠とともに遮蔽材に由来する金属光沢が表示されるため、スカッフプレートに優れた意匠性を付与できる。遮蔽材は、導光体と別体であっても良いし、導光体と一体に形成しても良い。例えば、導光体の底面に金属材料を蒸着して、遮蔽材を導光体と一体に形成しても良い。
ところでスカッフプレートは、車両に設けられているドア用の開口縁部を保護する部材である。このため、スカッフプレートには外力が加わり易い。導光体の表面(表側の面、遮蔽材とは逆側の面)を透明材料からなる保護材で覆う場合には、スカッフプレートの剛性を高めるとともに導光体の破損を防止できる。しかしこの場合、保護材と導光体とが密着すると、保護材が変形して虹状模様が発生し、スカッフプレートの意匠性が悪化する場合がある。保護材と導光体との少なくとも一部を離間させれば、保護材と導光体との密着を抑制でき、上述した虹状模様の発生を抑制できる。なお、スカッフプレートの剛性をより高めるとともに、導光体の破損をより確実に防止するためには、保護材の材料として、ポリカーボネート樹脂等の高強度透明材を用いるのが好ましい。さらに、スカッフプレートの剛性をより一層高めるためには、保護材の上層に、導光体の周縁部を覆う枠状の高強度保護材を配置するのが好ましい。高強度保護材の材料としては、ステンレススチール、アルミニウム等を用いるのが好ましい。
導光体の表面と保護材の裏面とを離間させる場合、導光体の表面と保護材の裏面との距離は0.3mm以上であるのが好ましい。なお、この場合、導光体および保護材以外の部材(例えばケース体などの)に両者を離間させるためのスペーサを設けても良いが、スペーサの形状および配置位置によっては、スペーサが保護材や導光体を通してユーザーに視認される場合がある。スペーサが視認されると、スカッフプレートの意匠性が悪化する。導光体の表面を、内周側の部分が外周側の部分に比べて陥没した額縁状にし、かつ、この外周側の部分に保護材を当接させる場合には、導光体の一部をスペーサとして用いることができ、スカッフプレートの意匠性の悪化を抑制できる。
導光体は、光源の光を受けて単に光るだけであっても良いし、何らかの意匠を立体的に光表示しても良い。例えば導光体に、陥没形状をなす部分(発光凹部)を設け、この発光凹部の内面(以下、発光凹面と呼ぶ)で発光面の少なくとも一部を構成すれば、導光体が発光凹部の形状に応じた意匠を立体的に光表示する。この場合、発光凹面を均一に光らせるためには、発光凹面を凹凸形状にするのが有効である。発光凹面に陥没形状をなす凹部を複数個設ければ、発光凹面を凹凸形状にできる。ところで、発光凹面をより均一に光らせるためには、凹部の最大陥没高さを小さくすれば良い。しかしこの場合には発光凹面における受光部(すなわち光源が照射した光を受ける部分)が小さくなるために、発光凹面が暗く光って見える。凹部の最大陥没高さを大きくすると受光部が大きくなり、発光凹面が明るく光って見えるが、凹部とそれ以外の部分との明るさとの差が大きくなるために、発光凹部に光ムラが生じる。凹部を、第1の凹部と、第1の凹部よりも最大陥没高さが小さい第2の凹部と、で構成し、かつ第1の凹部と第2の凹部とを複数個ずつ分散配置すれば、第1の凹部によって発光凹面を明るく光らせることができ、かつ第2の凹部によって発光凹面を均一に光らせることができる。なお、各第1の凹部の最大陥没高さは同じであっても良いし、異なっていても良い。各第2の凹部の最大陥没高さも同様に、同じであっても良いし、異なっていても良い。
導光体に発光凹部を設ける場合、導光体の側面のなかで光源に対面している面以外の面(以下、発光側面と呼ぶ)に発光凹部が表示する意匠が写り込み、スカッフプレートの意匠性が悪化する場合がある。発光側面を上述した発光凹面と同様の凹凸形状にすれば、この写り込みを緩和できるためにスカッフプレートの意匠性が向上する。また発光側面を、上述した第1の凹部と第2の凹部とが分散配置されてなる凹凸形状にすれば、発光側面を均一に光らせ、かつ光源が照射し発光側面に到達した光のなかで導光体の内部に向けて反射する成分を多くすることができるため、光損失を抑制できる。さらにこの場合には、発光凹面のなかで光源側に位置する部分を導光体の底面に対して25°以上傾斜させれば、発光凹面における受光部を大きくできる。よって、発光側面による光損失を補うことができ、発光凹面を明るく光らせることができる。
また、光源と導光体との間に、光源が照射する光を透過可能な材料からなるフィルタを配置すれば、光源が照射し導光体に入射する光をフィルタによって着色できる。この場合には、導光体をフィルタの色に応じた色に光らせることができ、スカッフプレートの意匠性をさらに向上させ得る。ところで、光損失を低減するためには、フィルタは薄肉である方が良い。一方、薄肉のフィルタは取り扱い性に劣るため、薄肉のフィルタを持つスカッフプレートは、製造効率に劣る場合がある。
フィルタの一部(固定部)の延びる方向を、フィルタの他の一部(光透過部)に対して交差する方向にすることで、フィルタの強度を向上させることができる。フィルタをこのような形状にすることで、固定部と光透過部の境界部分の強度が向上するためである。フィルタの強度が向上すれば、フィルタの取り扱い性が向上するため、スカッフプレートの製造効率が向上する。
また、光源を導光体の側面に対面させ(すなわち、光源が導光体の側面に光を照射するようにし)、光源と導光体の側面との間にフィルタの光透過部を配置するとともに、フィルタの固定部を遮蔽材とケース体の底壁との間に挟み込むことで、フィルタの組付け位置を容易に位置決めできる。このことによっても、スカッフプレートの製造効率が向上する。
以下、本発明のスカッフプレートを図面を基に説明する。
参考例
参考例のスカッフプレートは、上記(1)を備える。参考例のスカッフプレートを模式的に表す斜視図を図1に示す。参考例のスカッフプレートにおけるケース体、導光体および光源ユニットを模式的に表す分解斜視図を図2に示す。参考例のスカッフプレートを図1中A−A位置で切断した様子を模式的に表す断面図を図3に示す。以下、参考例において上、下、左、右、前、後とは図1に示す上、下、左、右、前、後を指す。
参考例のスカッフプレートは、ケース体1と、導光体2と、光源ユニット3と、遮蔽材4と、保護材5と、高強度保護材6と、を持つ。
ケース体1は樹脂製であり、上方に開口する長尺の箱状をなす。図2および3に示すように、ケース体1の底壁10のなかで左右の端部には、それぞれ、前後方向に延びる溝部11が陥没形成されている。また、図1および2に示すように、ケース体1には、ケース体1の内外を連通する引出し口12が形成されている。
遮蔽材4は金属(アルミニウム)製であり、矩形の板状をなす。遮蔽材4の前後方向の長さは、ケース体1の前後方向の長さよりもやや短い。遮蔽材4の左右方向の長さは、ケース体1の左右方向の長さ(内径)とほぼ同じである。遮蔽材4は、溝部11の上側を覆いつつ、ケース体1の底壁10の上に重ねられている。
導光体2は、透明材であるアクリルからなり、矩形の板状をなす。導光体2の前後方向の長さは、遮蔽材4の前後方向の長さとほぼ同じである。導光体2の左右方向の長さは、遮蔽材4の左右方向の長さとほぼ同じである。導光体2には、凹凸状をなす発光面25が形成されている。詳しくは、導光体2には陥没形状をなす発光凹部20が形成されている、発光凹部20は、導光体2の下面に開口し、導光体2の内部に向けて延びる凹溝状をなす。この発光凹部20の内面(すなわち発光凹面)が、参考例のスカッフプレートにおける発光面25となる。導光体2は、遮蔽材4の上に重ねられている。
光源ユニット3は、2つの光源30と、2つの光源30と図略の電源とを電気的に接続するワイヤハーネス31とからなる。光源30はLEDおよび基板からなる。ワイヤハーネス31は、光源30に隣接する部分(ハーネス基部32)と、電源に隣接する部分(ハーネス端部33)と、ハーネス基部32とハーネス端部33との間の部分(ハーネス主部34)とからなる。ハーネス基部32とハーネス主部34とは、光源30とともにケース体1に収納されている。詳しくは、一方の光源30aは、導光体2の前面の前側に配置されている。他方の光源30bは、導光体2の後面の後側に配置されている。ハーネス主部34は溝部11に収納されている。ハーネス基部32は、光源30とともに溝部11の外部(上方)に配されている。ハーネス端部33は、引出し口12を介してケース体1の外部に延びている。したがって、ハーネス主部34は遮蔽材4の下に配置され、溝部11の周壁と遮蔽材4によって覆われている。
保護材5は、透明樹脂であるポリカーボネート樹脂からなり、矩形の板状をなす。保護材5の前後方向の長さはケース体1の前後方向の長さ(外径)とほぼ同じである。保護材5の左右方向の長さはケース体1の左右方向の長さ(外径)とほぼ同じである。保護材5は、導光体2の上に重ねられ、導光体2の表面を覆っている。
高強度保護材6は、ステンレススチールからなり、矩形の板状をなす。高強度保護材6の略中央部には、矩形をなし高強度保護材6を上下に貫通する窓部60が形成されている。高強度保護材6は保護材5の上に重ねられている。高強度保護材6の前後方向の長さはケース体1の前後方向の長さ(外径)と同じである。高強度保護材6の左右方向の長さはケース体1の左右方向の長さ(外径)と同じである。窓部60の前後方向の長さは、導光体2の前後方向の長さよりも短い。窓部60の左右方向の長さは導光体2の左右方向の長さよりも短い。したがって、高強度保護材6は、保護材5の周縁部と導光体2の周縁部とを上部から覆っている。また導光体2は、窓部60を通して高強度保護材6の上方から視認される。
参考例のスカッフプレートにおいて、導光体2には発光面25が形成されている。この発光面25は、凹溝状をなす発光凹部20の内面からなり、凹状(陥没形状)をなす。したがって、光源30によって照射され導光体2に入射した光が発光面25で乱反射すると、導光体2には、発光面25の形状に対応した意匠が立体的に表示される。よって、参考例のスカッフプレートは意匠を立体的に表示でき、意匠性に優れる。
また、参考例のスカッフプレートでは、ワイヤハーネス31の一部(ハーネス基部32、ハーネス主部34)がケース体1に収納されている。このため、参考例のスカッフプレートでは、光源を複数個設けるにもかかわらず、引出し口12は一つのみで済む。よって、参考例のスカッフプレートは安価に製造できる。
参考例のスカッフプレートにおいて、導光体2とワイヤハーネス31(ハーネス主部34)との間には、金属製の遮蔽材4が介在している。したがって、ハーネス主部34が導光体2を通して視認されることはなく、スカッフプレートの意匠性が損なわれることはない。さらに、参考例のスカッフプレートにおいて、ハーネス主部34は、ケース体1に設けられている溝部11に収納されている。このため参考例のスカッフプレートでは、ワイヤハーネス31を溝部11によって位置決めできる。ワイヤハーネス31を位置決めすることで、スカッフプレートの組み付け作業性が向上し、スカッフプレートの製造コストを低減できる。
なお、参考例のスカッフプレートでは、ハーネス主部34のみが溝部11に収納され、光源30およびハーネス基部32は溝部11の外部に配されているが、光源30およびハーネス基部32をハーネス主部34とともに溝部11に収納しても良い。この場合には、スカッフプレートの組み付け作業性がより一層向上する。また、光源30および遮蔽材4の形状を変更して、ハーネス主部34およびハーネス基部32を、遮蔽材4の下方に配置しても良い。さらに、電源と電気的に接続する端子をケース体1に設けても良い。この場合には、上述したワイヤハーネス31用の引出し口12が不要になる利点がある。なお、この場合にはワイヤハーネス31全体を溝部11に収納し、ワイヤハーネス31全体を遮蔽材4で覆っても良い。
本発明のスカッフプレートにおいては、ケース体1に溝部11を設けなくても良い。ワイヤハーネス31収納用の溝部11を設けない場合には、溝部11を設ける場合に比べてスカッフプレートの組み付け作業性に劣るが、この場合にもハーネス主部34が導光体2を通して視認されることはなく、スカッフプレートの意匠性が損なわれることはない。
参考例のスカッフプレートでは、遮蔽材4が金属製であるため、遮蔽材4に由来する金属光沢が導光体2を通して視認される。このため、参考例のスカッフプレートは、より一層意匠性に優れる。
実施例1
実施例1のスカッフプレートは、上記(1)〜(3)を備える。実施例1のスカッフプレートを図1中A−A位置と同位置で切断した様子を模式的に表す断面図を図4に示す。
実施例1のスカッフプレートは、導光体2の形状以外は参考例のスカッフプレートと同じものである。実施例1のスカッフプレートにおける導光体2は、表面(図4中上側の面)のなかで内周側の部分(内周部21と呼ぶ)が、外周側の部分(外周部22と呼ぶ)に比べて陥没している。すなわち導光体2の表面は額縁状をなす。内周部21と外周部22との境界部分23は、陥没高さが徐変する傾斜形状をなす。
保護材5は、導光体2の外周部22に当接している。このため、実施例1のスカッフプレートでは導光体2の一部がスペーサとして働き、導光体2の内周部21と、保護材5の裏面のなかで内周側の部分と、が離間している。実施例1のスカッフプレートによると、導光体2の表面の一部と保護材5の裏面の一部とが離間しているため、保護材5に虹状模様が発生することを抑制できる。よって、実施例1のスカッフプレートは意匠性に優れる。
また、導光体2の一部をスペーサとして利用しているため、実施例1のスカッフプレートは安価に製造できる。さらに、導光体2の一部をスペーサとして利用することで、導光体2の表面と保護材5の裏面との間の空間を最小限にできる。このため、保護材5に虹状模様が発生することを抑制しつつ、保護材5のガタつきをも抑制できる利点もある。
さらに、実施例1のスカッフプレートでは、内周部21と外周部22との境界部分23が傾斜形状をなす。このため、光源30が照射した光は、この境界部分23に到達すると屈折するため、導光体2と保護材5との隙間からは光源30が視認され難い。このことによっても、実施例1のスカッフプレートは意匠性に優れる。
実施例2
実施例2のスカッフプレートは、上記(1)〜(2)を備える。実施例2のスカッフプレートは、導光体の形状以外は実施例1のスカッフプレートと同じものである。実施例2のスカッフプレートを図1中A−A位置と同位置で切断した様子を模式的に表す断面図を図5に示す。
実施例2のスカッフプレートにおける導光体2の表面は平坦である。ケース体1の表側端面13は、導光体2の表面よりも表側(上側)に突出している。保護材5は、ケース体1の表側端面13に当接している。このため、実施例2のスカッフプレートではケース体1の一部がスペーサとして働き、導光体2の表面全体と保護材5の裏面全体とが離間している。実施例2のスカッフプレートによると、保護材5の裏面と導光体2の表面とが離間しているため、保護材5に虹状模様が発生することを抑制できる。よって、実施例2のスカッフプレートは意匠性に優れる。
実施例3
実施例3のスカッフプレートは、上記(1)〜(2)を備える。実施例3のスカッフプレートは、導光体の表面と保護材の裏面との間にスペーサが介在していること以外は実施例2のスカッフプレートと同じものである。実施例3のスカッフプレートを図1中A−A位置と同位置で切断した様子を模式的に表す断面図を図6に示す。
実施例3のスカッフプレートにおけるスペーサ7は枠状をなし、ケース体1、導光体2および保護材5とは別体である。実施例3のスカッフプレートもまた、保護材5の裏面と導光体2の表面とが離間しているため、保護材5に虹状模様が発生することを抑制でき、意匠性に優れる。
実施例4
実施例4のスカッフプレートは、上記(1)および(7)を備える。実施例4のスカッフプレートは、フィルタを持つこと以外は参考例のスカッフプレートと同じものである。実施例4のスカッフプレートにおけるケース体、導光体、フィルタおよび光源ユニットを模式的に表す分解斜視図を図7に示す。実施例4のスカッフプレートを図7中B−B位置で切断した様子を模式的に表す断面図を図8に示す。
実施例4のスカッフプレートは、フィルタ8を持つ。フィルタ8は樹脂と着色材との混合物(有色材料)からなる。この有色材料は光源が照射する光を透過可能である。フィルタ8は、光透過部81と固定部82とをもつ。固定部82は光透過部81に対して交差する方向に延びる。したがって、フィルタ8は略L字状をなす。フィルタ8の肉厚は0.2mmであり、固定部82の長さ(図7中前後方向の長さ)は光透過部81の長さ(図7中前後方向の長さ)よりも長い。図8に示すように、固定部82は、遮蔽材4とケース体1の底壁10との間に挟み込まれている。光透過部81は光源30と導光体2の側面(入射側面24)との間に配置されている。また、光透過部81の端部は光源30側に向けて傾斜している。
実施例4のスカッフプレートでは、光源30と導光体2との間に、フィルタ8の光透過部81が配置されているため、光源30が照射した光を光透過部81で着色できる。また、光透過部81の端部が光源30に向けて傾斜していることで、光源30が照射した光のほぼ全部が光透過部81を透過する。このため、光源30が照射した光を光透過部81によって色ムラなく着色できる。
さらに、固定部82が光透過部81に対して交差する方向に延びるため、フィルタ8は薄肉であっても強度に優れる。よって、実施例4のスカッフプレートはフィルタ8による光損失を低減しかつ生産性に優れる。
さらに、固定部82は、遮蔽材4とケース体1の底壁10との間に挟み込まれている。このため、遮蔽材4およびケース体1を簡単な形状にしても、フィルタ8を安定に固定できる。
さらに、固定部82を遮蔽材4とケース体1の底壁10との間に挟み込むことで、フィルタ8を容易に位置決めできる。このことによっても、実施例4のスカッフプレートは生産性に優れる。
よって、実施例4のスカッフプレートは、意匠性に優れ、かつ安価に製造できる。
実施例5
実施例5のスカッフプレートは、上記(1)および(4)を備える。実施例5のスカッフプレートは、導光体の形状以外は参考例のスカッフプレートと同じものである。実施例5のスカッフプレートにおける導光体の断面を模式的に表す要部拡大図を図9に示す。図9の要部拡大図を図10に示す。
実施例5のスカッフプレートにおける導光体2は、参考例のスカッフプレートと同様に、陥没形状をなす発光凹部20を持つ。発光凹部20は、内面(発光凹面)が凹凸形状をなす点で参考例のスカッフプレートにおける発光凹部と異なっている。発光凹部20の内面は、最大陥没高さの異なる2種の凹部(第1の凹部201、第2の凹部202)が分散配置されてなる微細な凹凸形状をなす。
第1の凹部201および第2の凹部202は、導光体2を成形する際に同時に型成形した。詳しくは、導光体2を成形するための型面には、最大陥没高さの異なる2つの型側凹部(図略)が形成されている。一方の型側凹部である第1の型側凹部は、エッチング処理により形成した。また、他方の型側凹部である第2の型側凹部はサンドブラスト処理により形成した。第2の型側凹部の最大陥没高さは第1の型側凹部の最大陥没高さよりも小さい。導光体2をこの成形型で形成することで、発光凹部20の内面には、第1の型側凹部および第2の型側凹部が反転した微細な凹凸形状が形成される。図10に示すように、発光凹部20の内面には、第1の型側凹部が反転した第1の凸部211と、第2の型側凹部が反転した第2の凸部212とが形成されている。第1の凸部211同士の間隙および第1の凸部211と第2の凸部212との間隙には、最大陥没高さの大きい凹部が形成されている。この凹部が第1の凹部201となる。また、第2の凸部212同士の間隙には最大陥没高さの小さい凹部が形成されている。この凹部が第2の凹部202となる。さらに、導光体2を成形するための成形型において、第1の型側凹部上に第2の型側凹部が形成されている場合には、第1の凸部211と第2の凸部212との間隙にも最大陥没高さの小さい凹部が形成される。この凹部もまた第2の凹部202となる。
なお、ここでいう最大陥没高さとは、第1の凹部201(または第2の凹部202)の陥没高さの最大値であり、図10に例示するように、第1の凸部211および第2の凸部212の位置によって種々に異なる。例えば、互いに離間しかつ隣接する第1の凸部211と第2の凸部212との間に形成されている第1の凹部201aの最大陥没高さH1は、第1の凸部211および第2の凸部212が形成されていないと仮定したときの発光凹部20の内面と、第1の凸部211の頂点との距離になる。また、互いに重なり合いかつ隣接する第1の凸部211と第2の凸部212との間に形成されている第1の凹部201bの最大陥没高さH1は、第1の凸部211と第2の凸部212との境界部分と、第1の凸部211の頂点との距離になる。第2の凹部202の最大陥没高さH2に関しても同様である。第2の凹部202の最大陥没高さH2は第1の凹部201の最大陥没高さH1よりも小さい。なお、第1の凹部201の最大陥没高さH1および第2の凹部202の最大陥没高さH2は、第1の凹部201および第2の凹部202が形成されていないと仮定した場合の発光凹部20の最大陥没高さよりも小さい。
実施例5のスカッフプレートにおける第1の凹部201の最大陥没高さH1は約20μmであり、第2の凹部202の最大陥没高さH2は約4μmである。参考までに、発光凹部20の最大陥没高さは1.0mmである。
実施例5のスカッフプレートでは、発光凹部20の内面が第1の凹部201と第2の凹部202とが複数個ずつ分散配置されてなる凹凸形状をなすために、発光凹面が均一に光る。また、第1の凹部201の最大陥没高さH1を第2の凹部202の最大陥没高さH2よりも大きくしたことで、受光部を大きくでき、発光凹面を明るく光らせ得る。さらに、第2の凹部202の最大陥没高さH2を第1の凹部201の最大陥没高さH1をよりも小さくしたことで、発光凹面をより均一に光らせ得る。よって、実施例5のスカッフプレートは意匠性に優れる。
なお、第1の凹部201および第2の凹部202は、陥没形状であれば良く、穴状や溝状などの種々の形状にできる。実施例5のスカッフプレートにおける第1の凹部201および第2の凹部は型成形したが、第1の凹部201および第2の凹部202の形成方法は特に問わない。例えば、例えば予め成形した導光体2にサンドブラスト処理やレーザーエッチング処理等によって直接形成しても良い。
実施例5のスカッフプレートは、最大陥没高さの異なる2種の凹部(第1の凹部201、第2の凹部202)を持つが、本発明のスカッフプレートは、最大陥没高さの異なる3種以上の凹部を持っても良い。
第2の凹部202は、第1の凹部201よりも最大陥没高さが小さければよいが、好ましくは、第1の凹部201の最大陥没高さは10〜50μmであるのが良く、第2の凹部202の最大陥没高さは0.5〜10μmであるのが良い。
実施例6
実施例6のスカッフプレートは、上記(1)および(4)〜(6)を備える。実施例6のスカッフプレートは、導光体の形状以外は実施例6のスカッフプレートと同じものである。実施例6のスカッフプレートにおける導光体を模式的に表す斜視図を図11に示し、実施例6のスカッフプレートを図11中B−B位置で切断した様子を模式的に表す断面図を図12に示す。
実施例6の導光体2は、実施例5の導光体と同様の発光凹部20を持つ。発光凹部20の内面は、実施例5のスカッフプレートと同じ第1の凹部(図略)および第2の凹部(図略)が分散配置されてなる微細な凹凸形状をなす。発光凹部20の内面のなかで光源30側に位置する部分(図12に示す光源側部205)は、導光体2の底面26に対して27°傾斜している。
実施例6のスカッフプレートでは、導光体2の側面のなかで光源30に対面している面以外の面(発光側面27)もまた、第1の凹部(図略)と第2の凹部(図略)とが分散配置されてなる微細な凹凸形状をなす。発光凹部20に形成されている第1の凹部の最大陥没高さと、発光側面27に形成されている第1の凹部の最大陥没高さとはほぼ同じである。また、発光凹部20に形成されている第2の凹部の最大陥没高さと、発光側面27に形成されている第2の凹部の最大陥没高さともまたほぼ同じである。
実施例6のスカッフプレートでは、発光側面27が凹凸形状をなすために、発光凹部20が表示する意匠の発光側面27への写り込みが緩和される。よって、実施例6のスカッフプレートは意匠性に優れる。さらに、発光側面27を、第1の凹部と第2の凹部とが分散配置されてなる凹凸形状にしたことで、光源30が照射し発光側面27に到達した光を導光体2の内部に向けて多く反射させ得る。よって、発光側面27による光損失を抑制でき、発光凹部20の内面を明るく光らせることができる。
さらに、光源側部205が導光体2の底面に対して27°傾斜しているため、発光凹部20の内面における受光部が大きくなる。このため、発光側面27による光損失を補うことができ、発光凹面20を明るく光らせることができる。
参考例のスカッフプレートを模式的に表す斜視図である。 参考例のスカッフプレートにおけるケース体、導光体および光源ユニットを模式的に表す分解斜視図である。 参考例のスカッフプレートを図1中A−A位置で切断した様子を模式的に表す断面図である。 実施例1のスカッフプレートを図1中A−A位置と同位置で切断した様子を模式的に表す断面図である。 実施例2のスカッフプレートを図1中A−A位置と同位置で切断した様子を模式的に表す断面図である。 実施例3のスカッフプレートを図1中A−A位置と同位置で切断した様子を模式的に表す断面図である。 実施例4のスカッフプレートにおけるケース体、導光体、フィルタおよび光源ユニットを模式的に表す分解斜視図である。 実施例4のスカッフプレートを図7中B−B位置で切断した様子を模式的に表す断面図である。 実施例5のスカッフプレートにおける導光体の断面を模式的に表す要部拡大図である。 図9の要部拡大図である。 実施例6のスカッフプレートにおける導光体を模式的に表す斜視図である。 実施例6のスカッフプレートを図11中B−B位置で切断した様子を模式的に表す断面図である。
符号の説明
1:ケース体 2:導光体 3:光源ユニット
4:遮蔽材 5:保護材 6:高強度保護材
8:フィルタ 10:ケース体の底壁 11:溝部
12:引出し口 25:発光面 30:光源
31:ワイヤハーネス 81:光透過部 82:固定部
201:第1の凹部 202:第2の凹部
H1:第1の凹部の最大陥没高さ
H2:第2の凹部の最大陥没高さ

Claims (7)

  1. 箱状をなすケース体と、透明材からなり凹凸状をなす発光面を持ち該ケース体の内部に収納されている導光体と、該導光体に光を照射する光源と、非透明材からなり該導光体と該ケース体の底壁との間に配置されている遮蔽材と、該光源と電源とを電気的に接続し少なくとも一部が該遮蔽材と該ケース体の該底壁との間に配置されているワイヤハーネスと、透明材からなり導光体の表面を覆う保護材と、を持ち、
    導光体の表面と該保護材の裏面とは、少なくとも一部が離間していることを特徴とするスカッフプレート。
  2. 前記遮蔽材は金属製である請求項1に記載のスカッフプレート。
  3. 前記導光体の表面は、内周側の部分が外周側の部分に比べて陥没した額縁状をなし、
    前記保護材は、前記導光体の表面のなかで外周側の部分に当接している請求項1または請求項2に記載のスカッフプレート。
  4. 前記導光体は、陥没形状をなす発光凹部を持ち、
    前記発光面の少なくとも一部は、該発光凹部の内面からなり、
    該発光凹部の内面は、陥没形状をなす第1の凹部と、陥没形状をなし該第1の凹部よりも最大陥没高さの小さい第2の凹部と、が複数個ずつ分散配置されてなる凹凸形状をなす請求項1〜請求項の何れか一つに記載のスカッフプレート。
  5. 前記導光体は、陥没形状をなす発光凹部を持ち、
    前記発光面の少なくとも一部は、該発光凹部の内面からなり、
    前記導光体の側面のなかで前記光源に対面している面以外の面は、陥没形状をなす第1の凹部と、陥没形状をなし該第1の凹部よりも最大陥没高さの小さい第2の凹部と、が複数個ずつ分散配置されてなる凹凸形状をなす請求項1〜請求項の何れか一つに記載のスカッフプレート。
  6. 前記発光凹部の内面のなかで前記光源側に位置する部分は、前記導光体の底面に対して25°以上傾斜している請求項に記載のスカッフプレート。
  7. 前記光源が照射する光を透過可能な有色材料からなるフィルタを持ち、
    前記光源は、前記導光体の側面に光を照射し、
    該フィルタの一部である光透過部は、前記光源と前記導光体の側面との間に配置され、
    該フィルタの他の一部である固定部は、該光透過部と交差する方向に延び、前記遮蔽材と前記ケース体の底壁との間に挟み込まれている請求項1〜請求項の何れか一つに記載のスカッフプレート。
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