JPH077186U - プリント基板保護構造 - Google Patents

プリント基板保護構造

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JPH077186U
JPH077186U JP3596793U JP3596793U JPH077186U JP H077186 U JPH077186 U JP H077186U JP 3596793 U JP3596793 U JP 3596793U JP 3596793 U JP3596793 U JP 3596793U JP H077186 U JPH077186 U JP H077186U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通電中の基板着脱による電気的破損からプリ
ント基板を確実に保護する。 【構成】 着脱可能なプリント基板11、12、…1N
を筐体2係止固定する固定片3と、固定片が係止されて
いるかまたは離脱されているかを検出する光結合素子4
と、固定片が筐体から離脱されているとき光結合素子か
らの信号によりプリント基板への給電を断つ制御回路5
とを備えている。 【効果】 固定片が筐体から離脱されていると光結合素
子が検出したとき、プリント基板への給電を断つ制御回
路を有するので、通電中は基板の着脱を不可能とし、プ
リント基板は電気的破損から確実に保護され、かつ、機
械的スイッチ、配線ケーブルや金属カバーを必要とせ
ず、コストダウンが計られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はプリント基板保護構造に係わり、特に通電中の基板着脱による電気的 破損からプリント基板を保護するプリント基板保護構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリント基板が着脱可能な電子機器の筐体において、電源を入れたまま の状態ではプリント基板の着脱が行えないよう、プリント基板が装着される電子 機器の筐体には、筐体カバーが装着され、この筐体カバーの装着により電源スイ ッチがオンされる構造であった。
【0003】 図3(b)、(c)に示すように、電源スイッチとしてのプリント基板保護用 プッシュスイッチ81は、電源用トグルスイッチ82および電源表示用ランプ8 3と共に、電源スイッチ取付用金具80に取付られ、電子機器の筐体20に取付 られていた。また、筐体カバー9は、このプリント基板保護用プッシュスイッチ 81をオンする状態で筐体20に装着される(図3(c)矢印)。
【0004】 プリント基板101、102、…、10Nへの電源の供給は、図3(a)に示 すように、AC入力端子60とプッシュスイッチ81はラインL5を介して、A C入力端子60と電源用トグルスイッチ82の一方の入力端子はラインL6を介 して接続され、電源用トグルスイッチ82の他方の入力端子は、ラインL8を介 してプッシュスイッチ81と接続されている。
【0005】 電源用トグルスイッチ82の出力側は、ラインL9およびラインL10を介して 電源表示用ランプ83およびノイズフィルタ85の入力端子に接続されている。 更に、ノイズフィルタ85の出力端子はラインL11およびラインL12を介して電 源ユニット86の入力側に接続されている。電源ユニット86のDC出力は、ラ インL13およびラインL14を介してDC出力端子70に接続されている。
【0006】 また、AC入力端子60のラインL7は、ノイズフィルタ85および電源ユニ ット86にそれぞれ接続されている。 上記従来のプリント基板保護構造において、筐体カバー9を筐体20に装着す ると、プリント基板保護用プッシュスイッチ81が押込まれ(オンされ)、ライ ンL5とラインL8が接続される。逆に筐体カバー9を筐体20から取外すと、プ ッシュスイッチ81が復帰し(オフされ)、回路を開くのでラインL5とライン L8は切断される。従って、プリント基板101、102、…、10Nの着脱時 には筐体カバー9を筐体20から取外すため、自動的にAC電源からの電気供給 は切断され、電源が入ったままプリント基板を着脱することなく、通電中の基板 着脱に伴う電気的破損からプリント基板を保護している。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記構造の従来のプリント基板保護構造では、プリント基板保護用プッシュス イッチ81をオン・オフするための筐体カバー9が必要で、プッシュスイッチ8 1、電源用トグルスイッチ82および電源表示用ランプ83が取付られている電 源スイッチ取付用金具80のAC電源から人体を保護する金属カバー(図示せず )も必要となり、また、配線に手間取るためコストの上昇を招き、更に、機械的 なスイッチ81は寿命が短い等の難点があった。
【0008】
【目的】
本考案は上記従来の難点を解決するためになされたもので、通電中の基板着脱 による電気的破損からプリント基板を確実に保護し、かつ、筐体カバー、配線ケ ーブルや金属カバーを必要とせず、低廉な製造コストのプリント基板保護構造を 提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案によるプリント基板保護構造は、プリント基板を電子機器の筐体に着脱 可能に搭載するプリント基板保護構造であって、プリント基板が筐体に装着され た状態で筐体に着脱可能に係止されプリント基板を固定する固定片と、プリント 基板に搭載され固定片が筐体に係止されているかまたは離脱されているかを検出 する検出素子と、固定片が筐体から離脱されているとき検出素子からの信号によ りプリント基板への給電を断つ制御回路とを備えたものである。
【0010】
【作用】
本考案によるプリント基板保護構造は、着脱可能なプリント基板を係止固定す る固定片と、固定片が筐体に係止されているかまたは離脱されているかを検出す る検出素子と、固定片が筐体から離脱されているとき検出素子からの信号により プリント基板への給電を断つ制御回路とを備えているので、通電中は基板の着脱 を不可能とし、プリント基板は電気的破損から確実に保護され、かつ、筐体カバ ー、配線ケーブルや金属カバーを必要とせず、コストダウンが計られる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案によるプリント基板保護構造の実施例を図面を参照して詳述する 。 本考案によるプリント基板保護構造は、図1(b)に示すように、プリント基 板11、12、…、1Nが着脱可能な電子機器の筐体2に適応され、装着された プリント基板11、12、…、1Nを筐体2に係止固定する固定片3を有し、プ リント基板11、12、…、1Nに搭載され固定片が筐体に係止されているかま たは離脱されているかを検出する検出素子としての光結合素子4および固定片3 が筐体2から離脱されているとき検出素子4からの信号によりプリント基板11 、12、…、1Nへの給電を断つ制御回路5とを備えている。
【0012】 プリント基板11、12、…、1Nを筐体2に係止固定する固定片3は、図1 (b)、(c)に示すように、後述の光結合素子4のスリット40に挿入される 光遮断部31と、プリント基板11、12、…、1Nを筐体2に係止固定する基 板支持部33と、基板支持部33に穿設され穴32とからなり、穴32にねじ3 0を螺着して電子機器の筐体2に固定される。
【0013】 固定片3の有無を検出し、プリント基板11に搭載された光結合素子4は、図 1(a)に示すように、発光素子であるLED41と受光素子であるフォトトラ ンジスタ43とで構成され、発光素子LED41と受光素子フォトトランジスタ 43との間はスリット40を形成し光遮断部31が挿着される。 プリント基板11、12、…、1Nへの給電をコントロールする制御回路5は 、LED41、LED41の負荷抵抗42、フォトトランジスタ43、フォトト ランジスタ43の負荷抵抗44、リモートコントロール用NPNトランジスタ4 5、リモートコントロール用NPNトランジスタ45のベース抵抗46、リモー トコントロール用NPNトランジスタ45の負荷抵抗47を内蔵している。
【0014】 本考案によるプリント基板保護構造の制御回路5の光結合素子4は、図1(a )に示すように、AC電源から変換後入力されたDC入力用端子6とオンボード DC/DCコンバータ5の入力端子を接続するラインL1、L2の間に挿入され、 リモートコントロール用NPNトランジスタ45の出側とコンバータ5のリモー トコントロール端子51とがラインT2を介して接続される。オンボードDC/ DCコンバータ5の出力端子は、ラインL3、L4を介してDC出力用端子7に接 続される。DC出力用端子7からは各プリント基板11、12、…、1Nに通電 されている。
【0015】 次に本考案によるプリント基板保護構造の動作を説明する。 固定片が筐体に係止されているかまたは離脱されているかを検出する光結合素 子4と、固定片3が離脱されていると光結合素子4が検出したときプリント基板 11、12、…、1Nへの通電を断つリモートコントロール端子を有するコンバ ータが搭載されたプリント基板11および各種電子部品(図示せず)が搭載され たプリント基板12、…、1Nを収納した電子機器の筐体2の前面に、固定片3 を取付けた場合、固定片3の光遮断部31はあらかじめ光結合素子4のスリット 40に挿入されるので、図2のタイミングチャートが示すように、光結合素子4 のフォトトランジスタ43の出力ラインT1が低レベル(L)から高(H)レベ ルに変化し、その出力に接続されるベース抵抗46を介してリモートコントロー ル用NPNトランジスタ45をオンさせる。よってリモートコントロール用NP Nトランジスタ45の出力ラインT2が高(H)レベルから低レベル(L)に変 化し、コンバータ5のリモートコントロール端子51をラインL2と同電位にす るので、コンバータ5のDC出力がラインL3、L4を介してDC出力用端子7に 出力される。
【0016】 逆にプリント基板11、12、…、1Nを挿抜するために固定片3を外すと、 光結合素子4のフォトトランジスタ43がオンし出力ラインT1を高(H)レベ ルから低レベル(L)に変化させる。従ってリモートコントロール用NPNトラ ンジスタ45がオフし、コンバータ5のリモートコントロール端子51に接続さ れる出力ラインT2を低レベル(L)から高(H)レベルに変化させるので、コ ンバータ5の出力はオフし、プリント基板11、12、…、1Nは電気的破壊か ら免れる。
【0017】 上記実施例では、リモートコントロール端子51が低レベル(L)で出力がオ ンするようなDC/DCコンバータ5を用いたが、光結合素子4およびリモート コントロール用トランジスタ45の選定により高(H)レベルとするのも好適で ある。更に、光結合素子4の出力を入力LED41の信号に対しオフするタイプ のものを用いても、出力用トランジスタをPNPタイプとすれば、同様に好適で ある。
【0018】 また、固定片が筐体に係止されているかまたは離脱されているかを検出する検 出素子は、光結合素子に限定されず、磁力を応用したものその他でも好適である 。
【0019】
【考案の効果】
以上の実施例からも明らかなように、本考案によるプリント基板保護構造は、 プリント基板を筐体に係止固定する固定片と、固定片が筐体に係止されているか または離脱されているかを検出する光結合素子と、固定片が筐体から離脱されて いるとき検出素子からの信号によりプリント基板への給電を断つ制御回路とを備 えているので、通電中は基板の着脱を不可能とし、プリント基板は電気的破損か ら確実に保護され、かつ、筐体カバー、機械的スイッチ、配線ケーブルや金属カ バーを必要とせず、コストダウンが計られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本考案によるプリント基板保護構造
の主要部回路図、(b)、(c)は、本考案によるプリ
ント基板保護構造の説明図である。
【図2】本考案によるプリント基板保護構造におけるタ
イミングの説明図である。
【図3】(a)は、従来のプリント基板保護構造の主要
部回路図、(b)、(c)は、従来のプリント基板保護
構造の説明図である。
【符号の説明】
11、12、…、1N…プリント基板 2…電子機器の筐体 3…固定片 4…光結合素子 5…制御回路 51…リモートコントロール端子 52…コンバータ 6…入力用端子 7…出力用端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント基板(11、12、…1N)を電
    子機器の筐体(2)に着脱可能に搭載するプリント基板
    保護構造であって、前記プリント基板が前記筐体に装着
    された状態で前記筐体に着脱可能に係止され前記プリン
    ト基板を固定する固定片(3)と、前記プリント基板に
    搭載され前記固定片が前記筐体に係止されているかまた
    は離脱されているかを検出する検出素子(4)と、前記
    固定片が前記筐体から離脱されているとき前記検出素子
    からの信号により前記プリント基板への給電を断つ制御
    回路(5)とを備えたことを特徴とするプリント基板保
    護構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001291935A (ja) * 2000-04-10 2001-10-19 Mitsubishi Electric Corp 回路基板及び回路基板を用いた装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2598510Y2 (ja) 1999-08-16

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