JPH0771775A - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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Publication number
JPH0771775A
JPH0771775A JP21646693A JP21646693A JPH0771775A JP H0771775 A JPH0771775 A JP H0771775A JP 21646693 A JP21646693 A JP 21646693A JP 21646693 A JP21646693 A JP 21646693A JP H0771775 A JPH0771775 A JP H0771775A
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JP
Japan
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circuit
heating
current
series
positive
Prior art date
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Pending
Application number
JP21646693A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Kurihara
勲 栗原
Ryuji Suzuki
龍司 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP21646693A priority Critical patent/JPH0771775A/ja
Publication of JPH0771775A publication Critical patent/JPH0771775A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、複数のヒ−タ4,5を備える発熱
回路11と交流電源間を接続する電気コード2の途中に
制御回路3を備える加熱装置において、前記電気コード
2の本数削減を図ることを課題とする。 【構成】 本発明は、発熱回路11を構成する並列接続
された2本のヒータ4,5の選択的通電を、交流電源の
正負の半期間毎の選択的通電と、これらヒータ4,5に
直列にかつ互いに逆方向になるように接続したダイオー
ド7,9によって行う構成、すなわち、供給する電流を
正あるいは負方向のみとし、この一方の電流を逆方向に
接続したダイオード7,9によって選択的に一方のヒー
タのみに供給する構成とすることにより、発熱回路11
に接続する電気コードを2本で済ませる構成としたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の発熱体を選択的に
発熱させることができる加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実公昭58−38887号公報等に示さ
れる電気カーペットは、左右の加熱面にそれぞれヒータ
を配置し、スイッチによって所望の加熱面を選択できる
ようになっている。この種のカーペットについて図6を
参照して説明すると、カーペット本体Aには左右加熱面
に対応したヒータA1,A2と、温度検知線A3を配置
し、これらをカーペット本体Aと分離した制御ユニット
Bに5本のコードからなる電気コードCを介して接続
し、この制御ユニットBを電気コードCの一部を介して
交流電源に接続する。制御ユニットBは、左右のヒータ
をそれぞれ選択する手動スイッチB1,B2と、温度検
知線A3によって検知した温度に基づいて開閉スイッチ
B3を開閉して各ヒータの通電を同時に制御する制御部
B4を備えた構成としている。
【0003】このような構成であるので、カーペット本
体Aと制御ユニットBを結ぶコードはヒータ用に少なく
とも3本必要となり、温度検知線用の2本を含めると5
本必要となる。したがって、電気コードの太さが大きく
なり使用者の邪魔になってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、複数
の発熱体を備える発熱回路と、この発熱回路と交流電源
間を接続する電気コードと、この電気コードの途中に接
続されて前記発熱体の通電を制御する制御回路とを備え
る加熱装置において、前記電気コードの削減を図ること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の発熱体
を備える発熱回路と、この発熱回路と交流電源間を接続
する電気コードと、この電気コードの途中に接続されて
前記発熱体の通電を制御する制御回路とを備える加熱装
置において、前記発熱回路は、交流の正方向の電流のみ
を通過させる第1の整流回路と第1の発熱体を直列接続
した第1の直列回路と、交流の負方向の電流のみを通過
させる第2の整流回路と第2の発熱体を直列接続した第
2の直列回路を備え、前記第1の直列回路と第2の直列
回路を並列接続して構成し、前記電気コードは、前記発
熱回路の両端と交流電源間を接続する2本のコードを備
え、前記制御回路は、前記コードの途中に接続された開
閉素子と、前記第1の発熱体のみを発熱させる場合は交
流の正期間中のみ前記開閉素子を開くための信号を出力
し、前記第2の発熱体のみを発熱させる場合は交流の負
期間中のみ前記開閉素子を開くための信号を出力する信
号処理手段によって構成したものである。
【0006】
【作用】本発明は上記のように構成しているので、第1
の発熱体のみを発熱させる場合は、信号処理手段が交流
の正期間中のみ前記開閉素子を開く信号を出力すること
により、発熱回路には交流の正方向の電流のみ供給され
る。発熱回路に供給される電流は、第1の発熱体に対し
ては、交流の正方向の電流のみを通過させる第1の整流
回路を介して供給されるが、第2の発熱体に対しては、
交流の負方向の電流のみを通過させる第2の整流回路の
存在によって供給されない。一方、第2の発熱体のみを
発熱させる場合は、信号出力手段が交流の負期間中のみ
前記開閉素子を開く信号を出力することにより、発熱回
路には交流の負方向の電流のみ供給される。発熱回路に
供給される電流は、第2の発熱体に対しては、交流の負
方向の電流のみを通過させる第2の整流回路を介して供
給されるが、第1の発熱体に対しては、交流の正方向の
電流のみを通過させる第1の整流回路の存在によって供
給されない。従って、発熱回路と制御回路を結ぶコード
は2本でよく、コードの削減を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を電気カーペットを例に
とって説明する。まず、この電気カーペットは図3に示
すように、カーペット本体1と、この本体1から延びる
電気コード2と、この電気コード2の途中に設けられた
制御回路ユニット3によって構成している。カーペット
本体1は、左右各面に発熱体としての第1のヒータ線
4,第2のヒータ線5を配置し、両面に亘って温度検知
線6(図3には示さず)を配置しおり、図4の(a)〜
(c)に示すように、左面、右面、両面の加熱面を選択
することができる。
【0008】次に回路構成について図1を参照して説明
する。同図に示すように、交流の正方向電流のみを通過
させる整流回路としてのダイオード(以下単に正方向ダ
イオードという)7と第1ヒータ線4を直列に接続して
第1直列回路8を構成し、一方、交流の負方向電流のみ
を通過させるダイオード(以下単に負方向ダイオードと
いう)9と第2ヒータ線5を直列に接続して第2直列回
路10を構成し、これらを並列に接続して発熱回路11
を形成している。
【0009】カーペット本体1から導出した電気コード
2は、発熱回路11の両端と接続したコード2−1,2
−2と、温度検知線6の両端と接続したコード2−3,
2−4の4本のコードで形成されるが、温度検知線6を
必要としない場合は、コード2−1,2−2の2本で構
成することができる。発熱回路11の両端と接続したコ
ード2−1,2−2は制御回路ユニット3を通って交流
電源に接続され、温度検知線6の両端と接続したコード
2−3,2−4は、制御回路ユニット3内の信号処理部
12に接続される。
【0010】制御回路ユニット3は、一方向ずつ単独に
電流制御可能な開閉素子としてのトライアック13を備
え、これを前記コード2−1の途中に接続し、トライア
ック13の導通を信号処理部12によって交流電源の正
負の期間単位に制御する構成としている。すなわち、信
号処理部12は、使用者によってカーペット本体1の左
面だけの加熱が選択された場合は、トライアック13に
対して交流電源の正期間のみの電流を通過させるべくト
リガー用ゲートパルスを順次出力し、一方、右面だけの
加熱が選択された場合は、トライアック13に対して交
流電源の負期間のみの電流を通過させるべくゲートパル
スを順次出力し、また、左右両面の加熱が選択された場
合は、トライアック13に対して交流電源の正負両期間
の電流を通過させるべくゲートパルスを順次出力する構
成としている。
【0011】上記構成によれば、カーペット本体1の左
面だけの加熱が選択されると、信号処理部12のトリガ
−出力によってトライアック13が交流電源の正期間の
み導通し、例えば図5(a)に斜線で示す半波電流が発
熱回路11に供給されるので、第1のヒータ線4には正
方向ダイオード7を介して通電されるが、第2のヒータ
線5には負方向ダイオード9の存在によって通電されな
い。一方、カーペット本体1の右面だけの加熱が選択さ
れると、信号処理部12の出力によってトライアック1
3が交流電源の負期間のみ導通し、例えば図5(b)に
斜線で示す半波電流が発熱回路11に供給されるので、
第2のヒータ線5には負方向ダイオード9を介して通電
されるが、第1のヒータ線4には正方向ダイオード7の
存在によって通電されない。また、カーペット本体1の
両面の加熱が選択されると、信号処理部12の出力によ
ってトライアック13が交流電源の正負両期間とも導通
し、例えば図5(c)に斜線で示す電流が発熱回路11
に供給されるので、交流の正期間は正方向ダイオード7
を介して第1のヒータ線4に通電され、交流の負期間は
負方向ダイオード9を介して第2のヒータ線5に通電さ
れ、ヒータ線4,5が交互に発熱する。このように構成
することによって、従来図6に示すように3本必要とし
た発熱体との接続用コードを一本削減して2本として電
源コードの断面積を小さくすることができる。
【0012】尚、図5はそれぞれトライアック13のト
リガーをゼロクロスにて行った状態、すなわちフル通電
状態を示しているが、本発明は、信号処理部12が、使
用者の設定した温度と温度検知線6によって検知した温
度に基づき、トライアック13のトリガー用信号出力時
点を変更することができる構成、すなわち発熱回路11
の通電を位相制御する構成の場合にも適用することがで
きる。
【0013】上記実施例は開閉素子としてトライアック
を用いたが、図2に示すように開閉素子としてサイリス
タ−を用いることもできる。同図に示すように、交流電
流を一方向ずつ制御するサイリスタ−14,15を逆並
列接続し、それぞれの交流半波電流を上記トライアック
を用いた場合と同様にして信号処理部12によって制御
することによって、2本のコード2−1,2−2を介し
てヒータ線4,5の選択的通電を行うことができる。
【0014】また、上記実施例は電気カーペットを例に
とったが、本発明はこれ以外の加熱装置にも適用するこ
とができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、発熱回路を構成
する発熱体の選択的通電を、交流電源の正負の半期間毎
の選択的通電と、これら発熱体に直列にかつ互いに逆方
向になるように接続した整流回路によって行う構成、す
なわち、発熱回路に供給する電流を信号処理手段による
開閉素子の開閉によって正あるいは負方向のみとし、こ
の一方の電流を整流回路によって選択的に一方の発熱体
のみに供給する構成とすることにより、発熱回路に接続
する電気コードの本数を少なくすることができるる。そ
れゆえ、電気コードが従来のものに比べて細くなり、邪
魔になりにくくなるとともに、取扱時の操作性や収納性
もよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す回路図である。
【図3】本発明の実施例を示す電気カーペットの平面図
である。
【図4】同実施例の加熱面切替え状態を示す説明図であ
る。
【図5】同実施例の開閉素子を通過する電流波形図であ
る。
【図6】従来例の回路図である。
【符号の説明】
1 カーペット本体 2 電気コード 3 制御回路ユニット 4 第1ヒータ線 5 第2ヒータ線 7 正方向ダイオード 9 負方向ダイオード 11 発熱回路 12 信号処理部 13 トライアック 14 サイリスタ− 15 サイリスタ−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発熱体を備える発熱回路と、この
    発熱回路と交流電源間を接続する電気コードと、この電
    気コードの途中に接続されて前記発熱体の通電を制御す
    る制御回路とを備える加熱装置において、前記発熱回路
    は、交流の正方向の電流のみを通過させる第1の整流回
    路と第1の発熱体を直列接続した第1の直列回路と、交
    流の負方向の電流のみを通過させる第2の整流回路と第
    2の発熱体を直列接続した第2の直列回路を備え、前記
    第1の直列回路と第2の直列回路を並列接続して構成
    し、前記電気コードは、前記発熱回路の両端と交流電源
    間を接続する2本のコードを備え、前記制御回路は、前
    記コードの途中に接続された開閉素子と、前記第1の発
    熱体のみを発熱させる場合は交流の正期間中のみ前記開
    閉素子を開くための信号を出力し、前記第2の発熱体の
    みを発熱させる場合は交流の負期間中のみ前記開閉素子
    を開くための信号を出力する信号処理手段によって構成
    したことを特徴とする加熱装置。
JP21646693A 1993-08-31 1993-08-31 加熱装置 Pending JPH0771775A (ja)

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JP21646693A JPH0771775A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 加熱装置

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JP21646693A JPH0771775A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 加熱装置

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JPH0771775A true JPH0771775A (ja) 1995-03-17

Family

ID=16688915

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JP21646693A Pending JPH0771775A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 加熱装置

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JP (1) JPH0771775A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011528163A (ja) * 2008-07-17 2011-11-10 マイクロライフ・インテレクチュアル・プロパティ・ゲーエムベーハー ヒータ配線制御回路および加熱素子の作動方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011528163A (ja) * 2008-07-17 2011-11-10 マイクロライフ・インテレクチュアル・プロパティ・ゲーエムベーハー ヒータ配線制御回路および加熱素子の作動方法

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