JPH077173Y2 - テープ切断装置 - Google Patents

テープ切断装置

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JPH077173Y2
JPH077173Y2 JP1988114353U JP11435388U JPH077173Y2 JP H077173 Y2 JPH077173 Y2 JP H077173Y2 JP 1988114353 U JP1988114353 U JP 1988114353U JP 11435388 U JP11435388 U JP 11435388U JP H077173 Y2 JPH077173 Y2 JP H077173Y2
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JP
Japan
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cutter
cutter member
tape
cutting device
cassette
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JP1988114353U
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JPH0236450U (ja
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喜秋 長尾
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、テープ切断装置に係り、特にテープを切断す
るカッタ部材をテープ切断装置の取付部から取外し可能
にしたテープ切断装置に関するものである。
[従来技術] 従来、テープを切断するカッタ部材を有するテープ切断
装置としては、例えば、本願出願人が出願した実願昭62
−199662号に示すようなラベル作成装置がある。そのラ
ベル作成装置は、テープに文字などを印刷し、そのテー
プを対象物にラベルとして貼付けるラベルを作成する装
置である。
この様なテープ切断装置は、テープを切断するカッタ刃
が装置と一体に形成されて取換えができないものや、長
時間の使用による摩耗や粘着剤の付着等によりカッタ刃
の切断能力が低下したときに、カッタ刃を取換可能にし
ているものがあった。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、カッタ刃が交換可能でない装置の場合に
は、カッタ刃の切断能力が低下したとき、販売店やメー
カに送りカッタ刃を交換してもらうか、装置全体を廃棄
していた。また、カッタ刃が交換可能な装置の場合に
も、使用者が直接カッタ刃に触れて交換を行わなければ
ならず、カッタ刃により指を傷つけるなどの危険があっ
た。
本考案は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、カッタ部材のカッタ刃の取換えが必要となっ
たとき、使用者が容易にそのカッタ部材を交換すること
ができ、さらに使用者がそのカッタ刃に直接触れること
なく交換できるようにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本考案のテープ切断装置は、
その取付部にカッタ部材を装着するための係止部を有
し、そのカッタ部材の係止部と係合されることにより、
その取付部からカッタ部材を取外すとともに、その取外
したカッタ部材を収納するカッタ部材取外し装置によ
り、テープ切断装置のカッタ部材を取外し可能としたこ
とを特徴としている。
また、前記カッタ部材取外し装置に、交換用のカッタ部
材を収納し、かつその交換用のカッタ部材を前記取付部
へ装着可能なカッタ部材装着装置が一体的に設けてもよ
い。
[作用] 上記の構成を有する本考案は、テープ切断装置の取付部
に装着されたカッタ部材の係止部が、カッタ部材取外し
装置と係合されると、カッタ部材がカッタ部材取外し装
置に収納され、取付部に装着されたカッタ部材が取付部
より取外される。
またカッタ部材取外し装置に一体に形成されたカッタ部
材装着装置により、そのカッタ部材装着装置に収納され
たカッタ部材を前記取付部に装着することが可能であ
る。
[実施例] 以下、本考案をラベル作成装置に採用した一実施例につ
いて図面を参照して説明する。
第1図はラベル作成装置のテープ印刷部及びテープ切断
部を示し、ラベル作成装置の本体1は二点鎖線で表示さ
れている。
この本体1には、交換可能にカセット2がセットされ、
そのカセット2内には印刷された後切断されるテープ3
及びサーマルリボン(図示せず)が収納されている。そ
してそのカセット2には、その収納されたテープ3及び
サーマルリボンが引出される引出し口4が設けられてお
り、その引き出し口4からテープ3が所定量引出された
状態でカセット2は本体1にセットされる。そのカセッ
ト2が本体1にセットされた状態で、カセット2の引出
し口4付近のカセット2内に入り込んだ位置には、サー
マルヘッド5が配置されている。また、カセット前面6
の前方には、ローラホルダ軸7が本体1上に固定され、
そのローラホルダ軸7には、プラテンローラ8と圧接ロ
ータ9を回転可能に保持したローラホルダ10が回動可能
に取付けられている。さらにそのローラホルダ10には、
プラテンローラ8と圧接ロータ9とを前記カセット前面
6方向へ押圧するスプリング(図示せず)が設けられて
いる。また、カセット2内には圧接ローラ9と当接する
送りローラ11が回転可能に設けられている。また送りロ
ーラ11は、本体1に設けられた駆動部(図示せず)と断
続可能に連結されており、その駆動部からの回転力が伝
えられる。このため、カセット2をラベル作成装置の本
体1へセットするときには、ローラホルダ10が障害にな
らないようにローラホルダ10をスプリングの押圧方向の
反対方向へ移動させる。そしてカセット2がラベル作成
装置の所定位置に装着されると、引出されたテープ3と
サーマルリボンがローラホルダ10とカセット前面6との
間に配置される。その後、ローラホルダ10を、再びスプ
リングの押圧力によりカセット前面6へ移動させると、
テープ3及びサーマルリボンがサーマルヘッド5とプラ
テンローラ8との間、及び圧接ローラ9と送りローラ11
との間で圧接保持される。そして、前記駆動部からの回
転力により送りローラ11が回転すると、テープ3はカセ
ット2外へ引き出される。このとき、サーマルリボンは
前記駆動部と連結された巻取りスプール(図示せず)に
より巻取られる。
また、テープ3が引き出される方向のカセット2の前部
には、カッタ軸12が本体1に設けられ、そのカッタ軸12
には印刷されたテープ3を切断するカッタ部材13が回動
可能に取付けられている。そのカッタ部材13は、テープ
を切断するカッタ刃14と、そのカッタ刃14を保持する支
持部材15とから成っている。支持部15には、上下方向に
貫通し前記カッタ軸12が挿通される軸穴16と、その軸穴
16を中心とする円周方向の側面部にカッタギア部17が設
けられている。カッタ部材13を回転させるカッタレバー
18は、本体1に設けられたレバー軸20に回動可能に取付
けられている。そして、カッタレバー18にはレバー軸20
を中心とするレバーギア部19が一体形成されており、前
記カッタギア部17と噛合可能に配置されている。すなわ
ち、前記カッタ部材13のカッタギア部17及びそのカッタ
ギア部17に係合するカッタレバー18のレバーギア部19に
は、それぞれ複数の凸状の歯が回転軸の円周方向に配設
され、この凸状の歯が互いに噛合されることにより、円
周方向に回転力を伝えるが、その円周方向に対して垂直
な方向には、互いに力を伝えることがなく、カッタ部材
13の取付けと引抜きを可能にしている。さらに、カッタ
レバー18は図示しないばねにより第1図において反矢印
A方向に付勢されており、それによってカッタ刃14は常
にはテープ3と当接しない位置に保持されている。
ここで、前記送りローラ11の回転によりテープ3が送り
出されたとすると、テープ3はカッタ部材13とカセット
前面6との間に導かれる。この状態で、カッタレバー18
を第1図の矢印A方向へ回転させると、レバーギア部19
及びカッタギア部17を介してカッタ部材13は第1図の矢
印B方向へ回転する。そして、テープ3はカッタ刃14に
よりカセット前面7に押えつけられて切断される。
尚、カッタ刃14により押えられるカセット前面6には、
カッタ刃14に対する補強としてカセット前面6の背後を
支える保持部21が本体1に設けられ、カッタ刃14の押圧
力に対する補強がなされている。また、カセット2内に
収納されたテープ3あるいはサーマルリボンがなくなる
たびにカセット2は取換えられるので、カッタ刃14によ
るカセット前面6の破損を心配する必要がないようにな
っている。
前記カッタ軸12の先端部付近には、第3図に示すように
溝部22がその軸の円周方向に設けられており、カッタ部
材13の支持部15に設けられたスリット片16の突起部23
が、その溝部22へ入り込むことによりカッタ部材13が回
転可能に保持される(第4図参照)。また、このカッタ
軸12に保持されたカッタ部材13の取外しに使用するため
に、カッタ部材13の支持部15の一側面上部には段差部24
が設けられている。
一方、カッタ部材13を引抜くためのカッタアタッチメン
ト25には、抜取ったカッタ部材13が収納される第1収納
部26が設けられる。その第1収納部26は、三面の側面部
27と底部28により構成されている。その側面部27の一面
には、両側部が切り込まれた舌部29が形成されており、
その舌部29にはカッタ部材13の前記段差部24と係合する
フック部30が形成されている。また、第1収納部26は側
面部27の一側面を開放した開放部31を形成しており、カ
ッタ部材13の着脱時にカッタレバー18と当接しないよう
になっている。さらに、カッタアタッチメント25には、
第1収納部26と同様に、三面の側面部33と底部28により
構成された第2収納部34が設けられている。その第2収
納部34は、前記底部28に対して第1収納部26の対称位置
に設けられている。そして第2収納部34には交換用のカ
ッタ部材32が予め収納されており、このカッタアタッチ
メント25を用いることにより交換用のカッタ部材32をラ
ベル作成装置に取付けることができる。第2収納部34に
は、第1収納部26と同様な舌部35が側面部33に形成され
ており、この舌部35に設けられたフック部37がカッタ部
材32の段差部36と係合することにより、カッタ部材32が
第2収納部34に保持されている。さらに、そのフック部
37が設けられた舌部35には腕部38が突設され、その腕部
38は第2収納部34の側面部33の開放部39を囲むように設
けられている。
次に、第2図及び第3図を用いてラベル作成装置に取付
けられたカッタ部材13の取外しについて説明する。
カッタアタッチメント25の開放部31がカッタレバー18側
になるようにして、カッタアタッチメント25を第2図の
矢印C方向へ下降させ、さらに第1収納部27の底部28が
カッタ部材13に当接するまでカッタアタッチメント25を
押込むと、カッタ部材13は第1収納部26に収納された状
態となる。このとき、フック部30は第4図に示すように
支持部15の段差部24に係合している。そして、カッタア
タッチメント25をカッタ軸12に沿って上昇させると、前
記溝部22と前記突起部23による保持力よりも前記段差部
24と前記フック部30による結合力の方が強いため、カッ
タ部材13をラベル作成装置より引抜くことができる。
次に、第3図を用いて交換用のカッタ部材32のラベル作
成装置への取付けについて説明する。
今、カッタアタッチメント25内の交換用のカッタ部材32
をカッタ軸12へ対向させ、かつカッタギア部とレバーギ
ア部19とが噛合するように、第3図の矢印C方向へ下降
させると、支持部40を貫通した軸穴41にカッタ軸12が挿
入される。すると、前記腕部38がカッタレバー18の側面
の一部に乗り上げて係合し、第2収納部34のフック部37
が設けられた舌部35が外側へ押し開かれ、フック部37と
前記段差部36の係合が解除される。そしてカッタ部材32
は第2収納部34の底部28により下方に押込まれ、カッタ
部材32のスリット片42の突起部がカッタ軸12の溝部22に
入り込み、カッタ部材32はカッタ軸12に保持される。こ
こでカッタアタッチメント25が上方へ引上げられると、
前記腕部38がカッタレバー18の側面に乗り上げている限
り第2収納部34の舌部35が外側へ押広げられているた
め、カッタ部材32をラベル作成装置に装着した状態でカ
ッタアタッチメント25を取上げることができる。
尚、カッタ部材13,32のカッタギア部の凸状の歯の一つ
を大きく形成し、その大きな凸状の歯と噛み合う凹部を
カッタレバー18のレバーギア部19に設けると、その大き
な凸状の歯は、それに噛み合う凹部にしか噛み合わない
ため、カッタ部材13,32のギア部を正確にカッタレバー1
8のレバーギア部19に噛み合わせることができる。
[考案の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本考案によれ
ば、カッタ部材がテープ切断装置より容易に取換え可能
となっているため、カッタ部材を交換するために装置全
体を販売店やメーカに送る必要がなく、使用者が簡単に
交換することができる。また、使用者がカッタ部材取外
し装置を用いることにより直接カッタ部材に触れること
なく交換できるため、カッタ部材交換時におけるけがを
防ぐことができる。さらに、カッタ部材取外し装置は極
めて簡単な構造でできており、製造コストを低く抑える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までは本考案を具体化した実施例を示
すもので、第1図はラベル作成装置のカッタ部周辺を示
す斜視図、第2図はカッタ部材をラベル作成装置から取
外すときの状態を示す斜視図、第3図はカッタ部材をラ
ベル作成装置へ取付けるときの状態を示す斜視図、第4
図はカッタ部材の着脱を説明するための要部拡大断面図
である。 図中、2はテープ、8はカッタ部材、23は突起部、24,3
6は段差部、25はカッタアタッチメント、26は第1収納
部、27は側面部、28は底部、29,35は舌部、30,37はフッ
ク部、34は第2収納部である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープを切断するカッタ部材を取付部に装
    着したテープ切断装置において、 前記カッタ部材は係止部を有し、そのカッタ部材の係止
    部と係合されることにより、その取付部からカッタ部材
    を取外すとともに、その取外したカッタ部材を収納する
    カッタ部材取外し装置により、テープ切断装置のカッタ
    部材を取外し可能としたことを特徴とするテープ切断装
    置。
  2. 【請求項2】前記カッタ部材取外し装置には、交換用の
    カッタ部材を収納し、かつその交換用のカッタ部材を前
    記取付部へ装着可能なカッタ部材装着装置が一体的に設
    けられたことを特徴とする請求項1に記載されたテープ
    切断装置。
JP1988114353U 1988-08-31 1988-08-31 テープ切断装置 Expired - Lifetime JPH077173Y2 (ja)

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JP1988114353U JPH077173Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 テープ切断装置

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JP1988114353U JPH077173Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 テープ切断装置

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JPH0236450U JPH0236450U (ja) 1990-03-09
JPH077173Y2 true JPH077173Y2 (ja) 1995-02-22

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JP1988114353U Expired - Lifetime JPH077173Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 テープ切断装置

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JPS5391721U (ja) * 1976-12-25 1978-07-27
JPS6349204Y2 (ja) * 1985-03-28 1988-12-19

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