JPH0718548Y2 - テープカッターにおける定寸切断装置 - Google Patents

テープカッターにおける定寸切断装置

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JPH0718548Y2
JPH0718548Y2 JP424290U JP424290U JPH0718548Y2 JP H0718548 Y2 JPH0718548 Y2 JP H0718548Y2 JP 424290 U JP424290 U JP 424290U JP 424290 U JP424290 U JP 424290U JP H0718548 Y2 JPH0718548 Y2 JP H0718548Y2
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adhesive tape
cutter
tape
control drum
drum
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JP424290U
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允英 井ノ口
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Tokuden Kosumo KK
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Tokuden Kosumo KK
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は接着テープを取付けたテープカッターにおい
て、該接着テープを予め設定した長さで切断できる定寸
切断装置に関する。
(従来の技術) 一般に、この種のテープカッターにあっては、一方側の
保持部に巻回された接着テープを収容し、この保持部側
から接着テープを任意の長さ引出して該保持部と所望の
間隔を隔てて対向されカッターによって切断するように
構成されたものが主であった。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記した従来のものにあっては、接着テ
ープを任意の長さ引出してカッターによって切断するも
のであるから、必要とする決められた長さ(寸法)の接
着テープを得る場合には、接着テープを引出してスケー
ル等を用いてその長さをいちいち測定しながら切断作業
しなければならず、その作業が非常に面倒かつ煩わし
く、作業性が極めて悪いものであった。
そこで、本考案は上記した従来の問題点に鑑み、必要と
する決められた長さ(寸法)の接着テープを簡単に得る
ことができるテープカッターにおける定寸切断装置を提
供することを目的としたものである。
(課題を解決するための手段) 上記した目的を達成するために、本考案は一方側に巻回
された接着テープを保持する保持部と、他方側に該保持
部側から引出された接着テープを切断するカッターとを
備えたテープカッターにおいて、前記ドラムとカッター
との間に配設された基板と、該基板に回動可能に支承さ
れ前記接着テープの引出し軌跡と直交する方向に延出さ
れた回動軸と、該回動軸に回動可能に支承されその外周
が前記接着テープの引出し軌跡上に位置されたテープ案
内面を有する制御ドラムと、前記回動軸とともに回動さ
れる制御板と、一方を前記制御ドラム側に取着されかつ
他方を制御板側に取着されて常には前記制御ドラムを前
記接着テープの引出し方向とは逆の回動方向に付勢する
弾力付与手段と、前記回動軸とともに前記制御ドラムの
接着テープの引出し方向とは逆方向への回動量を設定す
る位置決め設定手段と、前記制御ドラムの接着テープの
引出し方向への回動終端を規制する規制手段とから構成
したことを要旨とするものである。
(作用) 接着テープの非接着面を外周に摺接した制御ドラムを、
位置決め設定手段によって回動軸とともに該接着テープ
の引出し方向とは逆方向へ回動して接着テープの必要と
する長さに対応すべくその回動量を予め設定すると、該
制御ドラム自体は規制手段によってその接着テープの引
出し方向への回動が規制されるまでの回動量、すなわ
ち、切断すべき長さに対応する回動量が制御ドラム自体
と規制手段との間に付与される。
この状態で接着テープを引出すと、接着テープとの圧接
によって制御ドラム自体が同接着テープの引出しにつれ
て弾力付与手段の弾力を蓄積しながな回動される。そし
て、予め設定した回動量に達すると規制手段によりその
回動が阻止されるので、この状態で引出した接着テープ
をカッターにより切断することにより前記予め設定され
た必要とする長さの接着テープを得るものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図にしたがって詳述する。
第1図において、1はテープカッター本体を示し、該テ
ープカッター本体1の一方側(図において左側)には巻
回された接着テープ体TWを装着するためのドラム2が例
えば、鉤状の保持溝(図示しない)により上方からの取
外し自在に回動可能に支承され、他方側にはドラム2か
ら引出された接着テープTを切断する金属板からなるカ
ッター3が取付けられ、その内側には前記切断後のドラ
ム2側につながる接着テープT端部が貼着する曲面状の
テープ止め4が形成されている。
なお、テープカッター本体1は第1図に示すようにドラ
ム2とカッター3との間を逃がした形状に形成されてい
る。
定寸切断装置5は前記テープカッター本体1に対してド
ラム2とカッター3との間に接着され、次のように構成
されている。
すなわち、上端部が円弧状に形成された平板状の基板6
はその下端部は前記テープカッター本体1の一方側面に
対してビス等により立設状態で固定され、そのほぼ中心
部には前記ドラム2からカッター3に至る接着テープT
の引出し軌跡に対して直交する方向に回動軸7が回動可
能に支承されている。この回動軸7の一端は基板6の前
面から若干突出され、その突出端部には上方(その軸線
方向と直交する方向)に向かいかつ前記基板6の前面に
沿って設定レバー8が一体的に突設されている。そし
て、基板6の前面には回動軸7と同一中心で描かれる円
周軌跡上に、所定の間隔で多数個(本例では16個の場合
を示す)の寸法設定凹部9〜9が穿設され、この寸法設
定凹部9〜9はその1つ(本例にあっては第1図におい
て最上部に位置されたもの)を0点基準凹部9aとなし、
その他はこの0点基準凹部9aから時計回り方向に後述す
る制御ドラムの回動量、すなわち接着テープTの引出し
長さ(切断長さ)の1cmごとに対応すべくなしてその近
傍に1〜15の数値表示がなされている。また、設定レバ
ー8の端部には摘みを有する設定ピン10が前記各寸法設
定凹部9〜9に出没可能に対向して設けられている。な
お、基板6の後面には前記0点基準凹部9aとほぼ180°
変位して対向した位置に後述する第2のストッパが当接
可能な第1の回動規制片11が突設されている。
制御ドラム12は前記回動軸7に対し中心ボス部が回動可
能に支承されており、その外周案内面12aは少なくとも
テープカッター本体1に装着される接着テープTの幅よ
り若干広く形成されて該接着テープTの引出し軌跡上に
位置され、その案内面12aには接着テープTの非接着面
との摩擦状態を考慮して例えば、発泡ゴム製のベルト13
が巻装されている。また、制御ドラム12の前記基板6側
に面した端面上部には第1のストッパ14が突設され、さ
らに同第1のストッパ14と同一端面上においてほぼ180
°変位した第2のストッパ15が同方向に突設されてい
る。なお、制御ドラム12の前記基板6側に面した端面に
は後述する渦巻きばねを収容する空所が形成されてい
る。
前記前記基板6と制御ドラム12との端面間に位置された
制御板16は前記回動軸7に一体化された円盤状に形成さ
れ、その外周の一部には前記第1のストツパ14に対して
前記制御ドラム12の時計回り方向に面した側面と当接係
合可能な第2の回動規制片17が一体状に突設され、さら
にその近傍には固定ピン18が前記制御ドラム12の空所内
に臨むように突設されている。
前記制御ドラム12の空所内には第2,第3図に示すように
図示時計方向に巻回された渦巻きスプリング19が弾装さ
れ、その外端部は前記固定ピン18に取付けられかつ内端
部は制御ドラム12の中心ボス部に取付けられており、同
制御ドラム12を常には反時計方向(接着テープTの引出
し方向とは逆方向)への回動するように付勢している。
しかして、制御ドラム12は設定ピン10が0点基準凹部9a
に嵌入した状態において、その第1のストッパ14が制御
板16の第2の回動規制片17に当接係合されかつ第2のス
トッパ15が第1の回動規制片11に当接係合されてそれ以
上の反時計方向(接着テープTの引出し方向とは逆方
向)への回動が規制されている。
続いて、前述のように構成された定寸切断装置5の作用
について説明する。
さて、テープカッター本体1のドラム2に巻回状の接着
テープ体TWが装着され、そして該ドラム2側から引出さ
れた接着テープTが非接着面を制御ドラム12の案内面12
aにおけるベルト13に接しながら、その端部をテープ止
め4に貼着してカッター3に至っている状態において、
例えば、2cmの長さの接着テープTを切取る場合は、ま
ず、設定ピン10を0点基準凹部9aから脱したのち、設定
レバー8を第1図において時計方向に回動軸7とともに
回動して同設定レバー8を得ようとする2cmの長さに対
応する0点基準凹部9aから2つ目の寸法設定凹部9に嵌
入すると、同回動軸7と一体的に制御板16が回動され、
これに伴って、渦巻きスプリング19がその外端側から弾
力を蓄積する方向に巻込まれるので、その内端部側に生
ずる反力によって制御ドラム12が前記制御板16の回動に
追随して同方向に前記回動軸7と等しい量だけ回動さ
れ、同制御ドラム12の第2のストッパ15と基板6の第1
の回動規制片11との間には前記回動軸7の回動量と等し
い量、すなわち、予め設定した2cmの長さに対応する距
離だけその間隔が保たれる。(第3図参照)この場合、
制御ドラム12の第1のストッパ14と制御板16の第2の回
動規制片17とは常に当接係合状態が維持され、また、制
御ドタム12は接着テープTの端部がテープ止め4に貼着
してカッター3に至っているので、その案内面12aのベ
ルト13部分が該接着テープTの非接着面に対して滑りな
がら回動されるものである。
そこで、接着テープTの端部を指で上方に若干持上げて
該端部をテープ止め4及びカッター3から外すととも
に、該接着テープTを、その非接着面を制御ドラム12の
案内面12aのベルト13側方向に若干の押圧力付与して圧
接しながら引出すと、その接着テープTの引出しに伴っ
て制御ドラム12が前記とは逆に反時計方向(接着テープ
Tの引出し方向)に渦巻きスプリング19の付勢力に抗し
ながら回動される(第1図仮想線参照)。
そして、接着テープTの引出し動作が続けられ、制御ド
ラム12の第2のストッパ15が基板6の第1の回動規制片
11に当接係合すると、該制御ドラム12の回動が規制され
て停止するので、この状態で接着テープTの引出し動作
を止めてそのまま接着テープTの端部をカッター3側に
押下げながら該カッター3により切断する。ここに、予
め最初に設定した2cmの長さに切断した接着テープTを
得ることができる。この場合、制御ドラム12の第1のス
トッパ14は制御板16の第2の回動規制片17から該制御ド
ラム12の反時計方向の回動によって離れてその回動量だ
け離隔される。
そして、切断後の接着テープTの端部は前述したよう
に、テープ止め4に貼着してカッター3に至っており、
制御ドラム12は渦巻きスプリング19の付勢力により前述
の設定した2cmの長さに対応して時計方向に復帰回動さ
れ、その第2のストッパ15が制御板16の第2の回動規制
片17に当接係合して、次の切断動作に待機され、前述の
動作を繰返し行うことにより、予め最初に設定した長さ
の接着テープTを連続して多数得ることができる。
しかして、本例においては前述のようにして、設定レバ
ー8の設定ピン10を0点基準凹部9aから切断すべき長さ
に対応する寸法設定凹部9に嵌入して設定することによ
り、予め設定した長さの接着テープTを切断することが
できるものである。
なお、本実施例は、寸法設定凹部9の間隔を切断すべき
接着テープTの1cmに対応する間隔としたが、必ずしも
これに限定するものではない。
(効果) 以上詳述したように、本考案は切断すべき接着テープの
長さを予め設定し、その設定した長さ分だけ接着テープ
の引出しを許容することにより、予め設定した長さに対
応する接着テープの切断を簡単に行うことができる。
このことは、必要とする長さの接着テープを簡単に得る
ことができるとともに、その切断作業の作業性を良化向
上することがでる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は装置全体を示す
正面図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は作
動状態を示す一部破断の正面図である。 1……テープカッター本体 2……ドラム 3……カッター 5……定寸切断装置 6……基板 7……回動軸 8……設定レバー 11……第1の回動規制片 12……制御ドラム 14……第1のストッパ 15……第2のストッパ 16……制御板 17……第2の回動規制片 19……渦巻きスプリング T……接着テープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方側に巻回された接着テープを保持する
    保持部と、他方側に該保持部側から引出された接着テー
    プを切断するカッターとを備えたテープカッターにおい
    て、前記保持部とカッターとの間に配設された基板と、
    該基板に回動可能に支承され前記接着テープの引出し軌
    跡と直交する方向に延出された回動軸と、該回動軸に回
    動可能に支承されその外周が前記接着テープの引出し軌
    跡上に位置されたテープ案内面を有する制御ドラムと、
    前記回動軸とともに回動される制御板と、一方を前記制
    御ドラム側に取着されかつ他方を制御板側に取着されて
    常には前記制御ドラムを前記接着テープの引出し方向と
    は逆の回動方向に付勢する弾力付与手段と、前記回動軸
    とともに前記制御ドラムの接着テープの引出し方向とは
    逆方向への回動量を設定する位置決め設定手段と、前記
    制御ドラムの接着テープの引出し方向への回動終端を規
    制する規制手段とから構成したことを特徴とするテープ
    カッターにおける定寸切断装置。
JP424290U 1990-01-20 1990-01-20 テープカッターにおける定寸切断装置 Expired - Lifetime JPH0718548Y2 (ja)

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AT502285B1 (de) * 2004-10-19 2008-12-15 Gissing Gerhard Trennschleifring mit doppelter kernspannvorrichtung
JP2008149395A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Sanwa Kenma Kogyo Kk 回転工具

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