JPH053254U - テープカツター - Google Patents
テープカツターInfo
- Publication number
- JPH053254U JPH053254U JP5918291U JP5918291U JPH053254U JP H053254 U JPH053254 U JP H053254U JP 5918291 U JP5918291 U JP 5918291U JP 5918291 U JP5918291 U JP 5918291U JP H053254 U JPH053254 U JP H053254U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- roller
- cutter
- tip
- lower side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 セロテープ等を片手のみの操作で被貼着面に
貼着でき、簡便かつ正確に無駄なくテープを貼着可能な
保持具兼用携帯用テープカッターを提供する。 【構成】 巻きテープT用保持筒8の両側の側板9,2
0の一方を延出してカッター部12を、この一辺が本体
の水平状下辺部分となるように形成し、この水平状下辺
部の先端部にテープ幅に亘るテープ押え部13を形成
し、その先端外側に切断刃部14を形成し、内側にテー
プ引き出し方向に回転するローラ5を装着し、ローラシ
ャフト6は上下動可能に側板に形成した軸受け部17,
23に遊嵌し、ローラを常時下方に押圧するばね7を配
設し、下辺部に下位置状態のローラ外周面に接触乃至近
接する一辺を有した補助片を形成し、ローラよりも内側
で筒状体外周上部とローラ外周下部を結ぶ接線位置より
も筒状体寄り位置に突出部をテープ幅方向に亘って形成
した。
貼着でき、簡便かつ正確に無駄なくテープを貼着可能な
保持具兼用携帯用テープカッターを提供する。 【構成】 巻きテープT用保持筒8の両側の側板9,2
0の一方を延出してカッター部12を、この一辺が本体
の水平状下辺部分となるように形成し、この水平状下辺
部の先端部にテープ幅に亘るテープ押え部13を形成
し、その先端外側に切断刃部14を形成し、内側にテー
プ引き出し方向に回転するローラ5を装着し、ローラシ
ャフト6は上下動可能に側板に形成した軸受け部17,
23に遊嵌し、ローラを常時下方に押圧するばね7を配
設し、下辺部に下位置状態のローラ外周面に接触乃至近
接する一辺を有した補助片を形成し、ローラよりも内側
で筒状体外周上部とローラ外周下部を結ぶ接線位置より
も筒状体寄り位置に突出部をテープ幅方向に亘って形成
した。
Description
【0001】
本考案は、事務用セロテープ、荷作り用テープその他の任意用途のテープ類の
保持具を兼ねた携帯用テープカッターに関する。
【0002】
従来の携帯用テープカッターは、粘着面を内側面にして巻き付けてなるテープ
、例えばセロハンテープを装着する保持筒の両側に側板を有した本体の延長端部
に切断刃部を形成した構成のものが知られている。
この種のカッターは、例えばセロハンテープの一端を指で引き出しつつ、切断
刃部に引っ掛けてテープを引き切り、使用に供するものである。
【0003】
上記のような従来型カッターでは、その側板を片手指で挟み持ち、他の手指で
テープを摘んで引っ張り出しながら引き切らねばならず、また引き切ったテープ
を皺が生じないように両手指で伸ばし持ちつつ、これを必要箇所にずれないよう
に貼着しなければならないものであった。
本考案は、このような煩わしさを無くし、より簡便にかつ正確に無駄なくテー
プを貼着でき、片手のみの操作でもテープ貼りができるようにしたテープカッタ
ーを提供するものである。
【0004】
上記課題を解決するために、本考案は、巻きテープから剥がされたテープが粘
着面を外側にして引き出され得るように構成したものであって、保持筒両側の側
板間に巻きテープ装着空間を有すると共に、少なくとも一方の側板の一部を延出
させてカッター部を形成し、該カッター部は、その一辺がテープカッターの水平
状下辺部分となり、この水平状下辺部の先端部にテープ幅に亘るテープ押え面を
下面としたテープ押え部を形成し、その先端外側に下方尖りの切断刃部を形成し
、上記テープ押え部の内側にテープ外側面が接触しつつテープ引き出し方向に回
転するローラを、その下面が上記水平状下辺部に対して適度に突出可能なように
上下動可能に軸着すると共に、該ローラを常時下方に押圧するばねを配設して形
成してなる構成を有してテープカッターとしたことを特徴とするものである。
【0005】
上記ローラの内側には、下位置状態にあるローラの外周面に接触乃至近接する
ように一辺を位置させた補助片をテープ幅に亘って形成し、引き出されたテープ
を該ローラと該補助片間に通すようにすることが好ましく、また、ローラよりも
内側であって筒状体外周上部とローラ外周下部を結ぶ接線位置よりも筒状体寄り
位置に、巻きテープから剥がされたテープ外面が当接する突出部をテープ幅方向
に亘って形成し、巻きテープ面に対して引き出しテープが大きい開角度を保つよ
うにすることが好ましい。
【0006】
巻きテープは、その引き出し端がローラ側において上方から下向きとなるよう
にして保持筒に装着する。テープはローラと補助片間を通してローラ下側からテ
ープ押え部方向に引き出され、ローラ乃至テープ押え部によって被貼着面に貼着
される。その状態においてテープカッターを被貼着面に沿って移動させれば、テ
ープは引き出されつつそのまま被貼着面に貼着されていく。貼着終端でテープは
切断刃部で切り分けられる。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図面によって説明する。
本考案テープカッター1は、本体部2、テープ支持部3、ローラ保持部4、及
びローラ5、ローラシャフト6、ばね7の各部材を組み合わせ、円筒芯に巻き付
けられた所要幅の巻きテープTを装着して使用するものである。各部材はプラス
チックその他任意材料にて製造可能である。
【0008】
本体部2は、巻きテープTを装着する保持筒8を適宜に分割した分割形の一方
の保持筒部8aを有し、その一端側に巻きテープTの外周よりも適度に大きい外
周を有した側板9を、該側板面がテープの引き出し方向と平行となるように一体
形成し、この側板9の一端部に三角状の延長面を形成すると共にこの三角状の一
辺を側板9の水平状下辺11となるように形成して延出板部10とし、この延出
板部10にカッター部12を形成してなっている。
【0009】
このカッター部12は、テープ押え部13、切断刃部14、外壁部15、内壁
部16をそれぞれ延出板部10の保持筒8側に、該保持筒8長さ分と略同長に立
設形成し、かつ軸受け部17を延出板部10に形成してなっている。
【0010】
テープ押え部13は、延出板部10の水平状下辺11先端部に位置し、若干幅
の下向き平坦面乃至凸湾曲面としてなるテープ押え面13aを有してなり、外壁
部15はこのテープ押え部13から上方に延出板部10縁に沿って形成し、その
下端部のテープ押え部13外側でかつテープ押え面13aよりも若干上方位置に
切断刃部14を略下方向きに形成し、内壁部16は外壁部15の上部を内側に折
曲し、中間部を内方(保持筒部8a方向)に突出した突出部16aとし、水平状
下辺11方向に適度に延びた壁状に形成し、テープ押え部13、外壁部15及び
内壁部16の適宜箇所の開放端面にローラ保持部4を嵌着する嵌合孔18を形成
してある。
なお、上記突出部16aは単独体で形成してあってもよく、筒状体外周上部と
ローラ外周下部を結ぶ接線位置よりも筒状体寄り位置に形成してあるのが好まし
い。
【0011】
軸受け部17は、本体部2とローラ保持部4とに跨がって懸架したローラシャ
フト6が上下動自在となり、かつローラシャフト6が下位置状態においてこれに
装着したローラ5の周面下部が水平状下辺11よりも下方に若干突出し、上位置
状態においてローラ5の周面下端面が水平状下辺11と略同面乃至は僅かに突出
するような大きさ、及び配置でテープ押え部13の内側位置に形成してある。
【0012】
ローラシャフト6は、両端部付近にローラ幅分の間隔をおいてローラ押えリン
グ乃至プレート6bを装着するための溝6aを形成してあり、ばね7は図7,8
のように、外壁部15内面に突設した係止部19(係止孔でもよい)に一端部を
係止し、他端部を上記溝6aに係止したリング乃至プレートの外側シャフト部分
に係止して、ローラシャフト6を常時下方に押圧している。
【0013】
テープ支持部3は、前記保持筒部8aと嵌合する保持筒部8bの一端側に、上
記カッター部12を除く側板9部分と略同形の側板20を一体形成し、この側板
20の水平状下辺先端部に保持筒8と略同長の水平状の補助片21をテープ幅方
向に突出形成し、この補助片21の水平状下辺先端側辺を下位置にあるローラ5
の外周面に接触乃至近接状態となるように先端尖り辺として形成し、かつ該尖り
辺の突出先端寄り部分は引き出したテープがローラ間に挟まりやすいようにテー
パ状乃至アール状に切欠し(切欠していなくともよい)、補助片21の底面は接
触面積を減らした細かい凹凸面としてあるのが好ましい。
【0014】
ローラ保持部4は、上記カッター部12の開放端面を塞ぐ側板形態をし、下部
に上記軸受け部17と対向した軸受け部22を形成し、上記嵌合孔18に嵌合す
る嵌合突起23を突設し、かつ上記係止部19と対向する位置に同形状の係止部
24を突設してある。
【0015】
上記のようにしてテープカッター1は、本体部2のカッター部12に対し、ロ
ーラ5を装着したローラシャフト6を軸受け部17(22)に嵌め込み、ばね7
を係止部19(24)とローラシャフト6の端部付近に係止させつつ、ローラ保
持部4を被嵌してカッター部12を組立てておき、保持筒部8a,8bを嵌合さ
せることによりテープ支持部3と本体部2を結合させてなっている。
【0016】
巻きテープTの装着は、テープ支持部3を外し、巻きテープTを図7,8の状
態(側板9の保持筒部8a側)において反時計廻りに巻き解かれるように、即ち
テープ先端が保持筒部8aの上方から内壁部16の内側下方に向かって巻き解か
れるように保持筒部8aに装着すればよいが、テープ使用時には、テープ先端部
をローラ5の下側乃至テープ押え部13の下側付近まで引き出してからテープ支
持部3を再度結合させればよく、テープ先端部はローラ5と補助片21間を通る
ので、ここで保持状態となって安定する。
【0017】
テープカッター1の使用方法は、図7の状態において、テープ押え部13の下
側に位置するテープ先端部を貼着開始部分に置くと共に保持筒8側を貼着進行前
方にして、、テープカッターの水平状下辺を被貼着方向に合わせ(巻きテープT
の巻き解き方向とは反対方向をテープ貼着方向に合わせ)、テープ押え部13を
押し付ければ、テープ先端部はテープ押え部13乃至ローラ5に押されて被貼着
面に貼着するので、後はそのままテープカッター1の水平状下辺を被貼着面にこ
すりつけながら被貼着方向に移動させれば、テープは抵抗なく自動的に引き出さ
れつつ、ローラ5及びテープ押え部13に押されて被貼着面に貼着していく。貼
着終端でテープカッター1の切断刃部14を立てるようにしてテープを引き切れ
ばよい。
【0018】
なお、上記構成は実施の一例であるので、各部の変更は任意に可能であり、ま
た、内壁部16の中間突出部とローラ5部までの距離を短くすると共に、該突出
部とローラ5外周部とを結ぶテープ剥離方向が巻きテープTの剥離開始位置テー
プ面に対して拡開すればする程(図7の角度αが大となればなる程)テープの引
き出しが容易となるので、これに伴う設計変更は任意に可能である。また、側板
9,20の巻きテープ外周部に庇部を延設すること等も任意に可能である。
【0019】
このように、本考案によれば、テープを引き出しながら切断することなくその
まま被貼着面に貼着可能で、一連の貼着操作をすべて片手で行うことが可能なテ
ープカッターを提供することができ、このテープカッターは、引き出されている
テープ先端をそのまま被貼着面に押圧して貼着し、後はそのままテープカッター
を移動乃至引っ張っていくことによって、自動的にテープが引き出され、かつこ
のテープはテープ押え部乃至ローラによって直ちに被貼着面に押圧貼着し、貼着
終端でテープの貼着端を切断刃部で切断すればよいものであり、貼着操作が従来
に比してより一層簡便かつ正確で無駄のないものとなる。
ローラと補助片間にテープを通すようにすれば、テープ先端部は常に一定状に
保持され、また、ローラ内方にテープ外側面が当接可能な突出部を形成しておけ
ばテープの巻き解きが一層容易なものとなる。
【図1】本考案に係るテープカッターの分解斜視図であ
る。
る。
【図2】カッター部を組み立てた状態の図1のテープカ
ッターの分解斜視図である。
ッターの分解斜視図である。
【図3】図1のテープカッターの組み立て状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図4】(A)は本体部の部分内側面図、(B)はその
一部破断側面図である。
一部破断側面図である。
【図5】図3のV−V線破断状態を示す半截側面図であ
る。
る。
【図6】図5のローラ装着部分を示す側断面図である。
【図7】カッター部のローラ自由状態を示すテープカッ
ターの要部構造図である。
ターの要部構造図である。
【図8】カッター部のローラ押上げ状態を示すテープカ
ッターの要部構造図である。
ッターの要部構造図である。
1 カッター部
2 本体部
3 テープ支持部
4 ローラ保持部
5 ローラ
6 ローラシャフト
7 ばね
8 保持筒
9,20 側板
10 延出板部
11 水平状下辺
12 カッター部
13 テープ押え部
14 切断刃部
16a 突出部
17,22 軸受け部
21 補助片
Claims (3)
- 【請求項1】 保持筒両側の側板間に巻きテープ装着空
間を有すると共に、少なくとも一方の側板の一部を延出
させてカッター部を形成し、該カッター部は、その一辺
がテープカッターの水平状下辺部分となり、この水平状
下辺部の先端部にテープ幅に亘るテープ押え面を下面と
したテープ押え部を形成し、その先端外側に下方尖りの
切断刃部を形成し、上記テープ押え部の内側にテープ外
側面が接触しつつテープ引き出し方向に回転するローラ
を、その下面が上記水平状下辺部に対して適度に突出可
能なように上下動可能に軸着すると共に、該ローラを常
時下方に押圧するばねを配設して形成した構成を有して
なるテープカッター。 - 【請求項2】 ローラの内側に、下位置状態にあるロー
ラの外周面に接触乃至近接するように一辺を位置させた
補助片をテープ幅に亘って形成した構成を有してなる請
求項1に記載のテープカッター。 - 【請求項3】 ローラよりも内側であって筒状体外周上
部とローラ外周下部を結ぶ接線位置よりも筒状体寄り位
置に、巻きテープから剥がされたテープ外面が当接可能
な突出部をテープ幅方向に亘って形成した構成を有して
なる請求項1または請求項2に記載のテープカッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5918291U JPH053254U (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | テープカツター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5918291U JPH053254U (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | テープカツター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053254U true JPH053254U (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=13106011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5918291U Pending JPH053254U (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | テープカツター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH053254U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008127197A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-05 | Hiwin Mikrosystem Corp | 直動装置保護テープ貼付用ジグ |
KR102507737B1 (ko) * | 2022-02-28 | 2023-03-07 | 소재돈 | 롤테이프용 커팅장치 |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP5918291U patent/JPH053254U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008127197A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-05 | Hiwin Mikrosystem Corp | 直動装置保護テープ貼付用ジグ |
KR102507737B1 (ko) * | 2022-02-28 | 2023-03-07 | 소재돈 | 롤테이프용 커팅장치 |
WO2023163434A1 (ko) * | 2022-02-28 | 2023-08-31 | 소재돈 | 롤테이프용 커팅장치 |
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