JP2558281Y2 - チャートカセット - Google Patents
チャートカセットInfo
- Publication number
- JP2558281Y2 JP2558281Y2 JP2369992U JP2369992U JP2558281Y2 JP 2558281 Y2 JP2558281 Y2 JP 2558281Y2 JP 2369992 U JP2369992 U JP 2369992U JP 2369992 U JP2369992 U JP 2369992U JP 2558281 Y2 JP2558281 Y2 JP 2558281Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- recording paper
- sub
- main
- recorder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Recording Measured Values (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はチャートカセットに関
し、詳しくは、操作性の改善に関する。
し、詳しくは、操作性の改善に関する。
【０００２】
【従来の技術】記録計には、未使用の記録紙を格納する
格納部と記録紙の一部が巻き付けられて記録紙送りを行
うスプロケットホィールと記録済みの記録紙を収納する
収納部とが一体化されたチャートカセットを、記録計の
本体に着脱できるように構成されたものがある。
格納部と記録紙の一部が巻き付けられて記録紙送りを行
うスプロケットホィールと記録済みの記録紙を収納する
収納部とが一体化されたチャートカセットを、記録計の
本体に着脱できるように構成されたものがある。
【０００３】図３はこのような従来のチャートカセット
の一例を示す斜視図である。図３において、上部には未
使用の記録紙を格納する格納部１が形成されるとともに
記録紙の一部が巻き付けられて記録紙送りを行うスプロ
ケットホィール２が回転可能に取り付けられ、下部には
記録済みの記録紙を収納する収納部３が形成されてい
る。そして、正面右側の側面４には、図示しない記録計
の本体にチャートカセットを取り付けた状態でチャート
カセットを０％側（正面左側方向）に付勢するようにバ
ネ５が設けられている。
の一例を示す斜視図である。図３において、上部には未
使用の記録紙を格納する格納部１が形成されるとともに
記録紙の一部が巻き付けられて記録紙送りを行うスプロ
ケットホィール２が回転可能に取り付けられ、下部には
記録済みの記録紙を収納する収納部３が形成されてい
る。そして、正面右側の側面４には、図示しない記録計
の本体にチャートカセットを取り付けた状態でチャート
カセットを０％側（正面左側方向）に付勢するようにバ
ネ５が設けられている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このような構
成では、記録紙の交換にあたってチャートカセットを記
録計の本体から取り出さなければならないので、高所に
取り付けられた記録計の場合には危険な作業になるとい
う問題がある。本考案はこのような問題点を解決するも
のであり、その目的は、必要に応じた形態で記録紙の交
換が安全に行えるチャートカセットを実現することにあ
る。
成では、記録紙の交換にあたってチャートカセットを記
録計の本体から取り出さなければならないので、高所に
取り付けられた記録計の場合には危険な作業になるとい
う問題がある。本考案はこのような問題点を解決するも
のであり、その目的は、必要に応じた形態で記録紙の交
換が安全に行えるチャートカセットを実現することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このような問題点を解決
する本考案は、第１の側板間に未使用の記録紙を格納す
る格納部と記録紙の一部が巻き付けられて記録紙送りを
行うスプロケットホィールが一体化されたサブカセット
と、第２の側板間にサブカセットが回転引出し可能に取
り付けられるとともにサブカセットの下部に記録済みの
記録紙を収納する収納部が形成され、記録計の本体に着
脱可能に取り付けられるメインカセット、とで構成され
たことを特徴とする。
する本考案は、第１の側板間に未使用の記録紙を格納す
る格納部と記録紙の一部が巻き付けられて記録紙送りを
行うスプロケットホィールが一体化されたサブカセット
と、第２の側板間にサブカセットが回転引出し可能に取
り付けられるとともにサブカセットの下部に記録済みの
記録紙を収納する収納部が形成され、記録計の本体に着
脱可能に取り付けられるメインカセット、とで構成され
たことを特徴とする。
【０００６】
【作用】チャートカセットはサブカセットとメインカセ
ットの２重構造になっていて、サブカセットはメインカ
セットに対して回転引出し可能に取り付けられ、メイン
カセットは記録計本体に着脱可能に取り付けられてい
る。そして、記録紙の交換にあたっては、サブカセット
とメインカセットとのラッチを解除してサブカセットを
メインカセットから回転させて引出したり、メインカセ
ットと記録計本体とのラッチを解除してメインカセット
を記録計本体から取り出す。
ットの２重構造になっていて、サブカセットはメインカ
セットに対して回転引出し可能に取り付けられ、メイン
カセットは記録計本体に着脱可能に取り付けられてい
る。そして、記録紙の交換にあたっては、サブカセット
とメインカセットとのラッチを解除してサブカセットを
メインカセットから回転させて引出したり、メインカセ
ットと記録計本体とのラッチを解除してメインカセット
を記録計本体から取り出す。
【０００７】
【実施例】以下、図面を用いて本考案の実施例を説明す
る。図１は本考案の一実施例を示す組み立て構成図であ
る。図において、１１，１２はサブカセットＡを構成す
る第１の側板である。これら第１の側板１１，１２間に
は未使用の記録紙を格納する格納部１３と記録紙の一部
が巻き付けられて記録紙送りを行うスプロケットホィー
ル１４が一体化されている。なお、記録計本体の格納部
１３の上部には、図２に示すように紙押さえ５０が取り
付けられている。第１の側板１１，１２の前面の一部に
はメインカセットＢを構成する第２の側板２１，２２と
の間でラッチ機構を構成するように突起が設けられたバ
ネ１５，１６が切り出しにより形成されている。サブカ
セットＡの下部両端はそれぞれブラケット（例えば１
７）を介して第２の側板２１，２２の取付け穴に回転可
能に取り付けられている。
る。図１は本考案の一実施例を示す組み立て構成図であ
る。図において、１１，１２はサブカセットＡを構成す
る第１の側板である。これら第１の側板１１，１２間に
は未使用の記録紙を格納する格納部１３と記録紙の一部
が巻き付けられて記録紙送りを行うスプロケットホィー
ル１４が一体化されている。なお、記録計本体の格納部
１３の上部には、図２に示すように紙押さえ５０が取り
付けられている。第１の側板１１，１２の前面の一部に
はメインカセットＢを構成する第２の側板２１，２２と
の間でラッチ機構を構成するように突起が設けられたバ
ネ１５，１６が切り出しにより形成されている。サブカ
セットＡの下部両端はそれぞれブラケット（例えば１
７）を介して第２の側板２１，２２の取付け穴に回転可
能に取り付けられている。
【０００８】第１の側板１１，１２に切り出し形成され
たバネ１５，１６と対向する第２の側板２１，２２に
は、それぞれバネ１５，１６との間でラッチ機構を構成
するように突起（例えば２４）が形成されている。第２
の側板２１，２２と対向する前面の一部にはメインカセ
ットＢを０％側（正面左側方向）に付勢するようにバネ
２５，２６が切り出しにより形成されるとともに、図示
しない記録計本体との間でラッチ機構を構成するように
突起（例えば２９）が設けられたバネ２７，２８が切り
出しにより形成されている。３０は記録済みの記録紙を
収納する収納部を形成する受け板であり、第２の側板２
１，２２にそれぞれ形成された溝（例えば３１）に嵌め
合わされる。これら溝（例えば３１）の両端近傍には取
付け穴（例えば３２，３３）が形成され、これら溝と対
向する受け板３０の側面にはそれぞれ取付け穴に嵌め合
うようにピン（例えば３４，３５）が設けられている。
３６は第２の側板２１，２２相互を結合する連結シャフ
トであり、第２の側板２１，２２にそれぞれ設けられた
取付け穴３７，３８に嵌め合わされる。３９はほぼＨ形
に形成された記録紙押さえであり、各縦辺の一端４０，
４１はスプロケットホィール１４に対して一定のギャッ
プを介して対向するように円弧状に形成され、他端には
第２の側板２１，２２にそれぞれ形成された取付け穴４
２，４３に回転可能に取り付けるためのピン（例えば４
４）が設けられている。また、第２の側板２１，２２に
はそれぞれ記録計本体に取り付けるためのピン（例えば
４５）が設けられている。
たバネ１５，１６と対向する第２の側板２１，２２に
は、それぞれバネ１５，１６との間でラッチ機構を構成
するように突起（例えば２４）が形成されている。第２
の側板２１，２２と対向する前面の一部にはメインカセ
ットＢを０％側（正面左側方向）に付勢するようにバネ
２５，２６が切り出しにより形成されるとともに、図示
しない記録計本体との間でラッチ機構を構成するように
突起（例えば２９）が設けられたバネ２７，２８が切り
出しにより形成されている。３０は記録済みの記録紙を
収納する収納部を形成する受け板であり、第２の側板２
１，２２にそれぞれ形成された溝（例えば３１）に嵌め
合わされる。これら溝（例えば３１）の両端近傍には取
付け穴（例えば３２，３３）が形成され、これら溝と対
向する受け板３０の側面にはそれぞれ取付け穴に嵌め合
うようにピン（例えば３４，３５）が設けられている。
３６は第２の側板２１，２２相互を結合する連結シャフ
トであり、第２の側板２１，２２にそれぞれ設けられた
取付け穴３７，３８に嵌め合わされる。３９はほぼＨ形
に形成された記録紙押さえであり、各縦辺の一端４０，
４１はスプロケットホィール１４に対して一定のギャッ
プを介して対向するように円弧状に形成され、他端には
第２の側板２１，２２にそれぞれ形成された取付け穴４
２，４３に回転可能に取り付けるためのピン（例えば４
４）が設けられている。また、第２の側板２１，２２に
はそれぞれ記録計本体に取り付けるためのピン（例えば
４５）が設けられている。
【０００９】このように構成されるチャートカセットの
動作を図２を用いて説明する。図２において、（Ａ）は
記録時を示し、（Ｂ）は記録紙交換時を示している。記
録状態では、サブカセットＡはメインカセットＢにラッ
チされ、メインカセットＢは記録計本体にラッチされて
いる。この状態では、格納部１３の上部は紙押さえ５０
で覆われている。記録紙は格納部１３から引き出されて
スプロケットホィール１４の一部に巻き付けられ、図示
しない記録機構による記録が行われた後収納部に収納さ
れる。
動作を図２を用いて説明する。図２において、（Ａ）は
記録時を示し、（Ｂ）は記録紙交換時を示している。記
録状態では、サブカセットＡはメインカセットＢにラッ
チされ、メインカセットＢは記録計本体にラッチされて
いる。この状態では、格納部１３の上部は紙押さえ５０
で覆われている。記録紙は格納部１３から引き出されて
スプロケットホィール１４の一部に巻き付けられ、図示
しない記録機構による記録が行われた後収納部に収納さ
れる。
【００１０】一方、記録紙の交換にあたっては、紙押さ
え３９を手前に引出し、サブカセットＡとメインカセッ
トＢとのラッチを解除してサブカセットＡをメインカセ
ットＢから回転させて引き出す。これにより、格納部１
３の上部は開放され、記録紙の装着が行える。このと
き、サブカセットＡがメインカセットＢから抜け出すこ
とはないので、記録計が高い所に設置されている場合で
も比較的安全に記録紙の交換が行える。
え３９を手前に引出し、サブカセットＡとメインカセッ
トＢとのラッチを解除してサブカセットＡをメインカセ
ットＢから回転させて引き出す。これにより、格納部１
３の上部は開放され、記録紙の装着が行える。このと
き、サブカセットＡがメインカセットＢから抜け出すこ
とはないので、記録計が高い所に設置されている場合で
も比較的安全に記録紙の交換が行える。
【００１１】また、このように構成することにより、必
要に応じてメインカセットＢと記録計本体とのラッチを
解除して、メインカセットＢをサブカセットＡと一緒に
記録計本体から取り出すこともできる。これにより、例
えば種類の異なる記録紙毎に専用のチャートカセットを
用意しておくことによって簡単に記録紙の交換が行え
る。
要に応じてメインカセットＢと記録計本体とのラッチを
解除して、メインカセットＢをサブカセットＡと一緒に
記録計本体から取り出すこともできる。これにより、例
えば種類の異なる記録紙毎に専用のチャートカセットを
用意しておくことによって簡単に記録紙の交換が行え
る。
【００１２】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
必要に応じてサブカセットのみを回転させて引き出した
り、サブカセットとともにメインカセットを記録計本体
から着脱させることによって記録紙の交換が安全に行え
るチャートカセットを実現できる。
必要に応じてサブカセットのみを回転させて引き出した
り、サブカセットとともにメインカセットを記録計本体
から着脱させることによって記録紙の交換が安全に行え
るチャートカセットを実現できる。
【図１】本考案の一実施例を示す組み立て構成図であ
る。
る。
【図２】図１の動作説明図である。
【図３】従来のチャートカセットの一例を示す斜視図で
ある。
ある。
１１，１２ 第１の側板 １３ 格納部 ２１，２２ 第２の側板 ３０ 受け板 ３９，５０ 紙押さえ Ａ サブカセット Ｂ メインカセット
Claims (1)
- 【請求項１】第１の側板間に未使用の記録紙を格納する
格納部と記録紙の一部が巻き付けられて記録紙送りを行
うスプロケットホィールが一体化されたサブカセット
と、 第２の側板間にサブカセットが回転引出し可能に取り付
けられるとともにサブカセットの下部に記録済みの記録
紙を収納する収納部が形成され、記録計の本体に着脱可
能に取り付けられるメインカセット、とで構成されたこ
とを特徴とするチャートカセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2369992U JP2558281Y2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | チャートカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2369992U JP2558281Y2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | チャートカセット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0581647U JPH0581647U (ja) | 1993-11-05 |
| JP2558281Y2 true JP2558281Y2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=12117644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2369992U Expired - Lifetime JP2558281Y2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | チャートカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2558281Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-14 JP JP2369992U patent/JP2558281Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0581647U (ja) | 1993-11-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970729 |