JPH077173U - 自動半田付装置におけるフラックス拡散防止装置 - Google Patents

自動半田付装置におけるフラックス拡散防止装置

Info

Publication number
JPH077173U
JPH077173U JP3997193U JP3997193U JPH077173U JP H077173 U JPH077173 U JP H077173U JP 3997193 U JP3997193 U JP 3997193U JP 3997193 U JP3997193 U JP 3997193U JP H077173 U JPH077173 U JP H077173U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed circuit
circuit board
flux
chain
edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3997193U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2507066Y2 (ja
Inventor
浩二 江角
幹人 多島
Original Assignee
大阪アサヒ化学株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大阪アサヒ化学株式会社 filed Critical 大阪アサヒ化学株式会社
Priority to JP1993039971U priority Critical patent/JP2507066Y2/ja
Publication of JPH077173U publication Critical patent/JPH077173U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2507066Y2 publication Critical patent/JP2507066Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半田付装置において、プリント基板の端子部
に何れの処理をも施すことなく確実にフラックスの付着
を防止し、作業性の改善とコストの低減を図ることを目
的とする。 【構成】 フラックス塗布部を一端から他端に亘って走
行するチェーン6によって搬送されるプリント基板Aの
端子を列設した端部の上面及び下面に夫々の先端を軽く
接触するようにした遮蔽板9及び15を定設し、遮蔽板
9,15にてチェーン走行部をフラックス塗布部から隔
離すると共に、遮蔽板9,15にて囲まれた部分に空気
送入ノズル11,16を設けて内圧を高めるように構成
してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種電子機器に使用するプリント基板に回路素子を半田付する装置 におけるフラックス拡散防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来プリント基板に回路素子を半田付けする際、半田付の為の前処理としてフ ラックス塗布の予備作業をするが、この場合、付着する部分によっては導電性を 損なうのでフラックス付着が特に不都合な端子部、つまり多数の端子を配列した プリント基板の端縁部にマスキングテープなどを貼付して端子を掩うと共に、該 端縁部を搬送用チェーンの保持部に位置させることによりフラックス付着を出来 るだけ回避するように配慮している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし乍ら、上記従来のマスキングテープによるフラックスの付着防止手段は 、全部のプリント基板が対象となり、マスキングテープを貼付する作業と半田付 後にこのマスキングテープを剥離する作業とがあり、人手によって行うにしても 又専用装置を内部に組み込むとしても、余計な二つの工程が必要となって作業性 が悪く、しかも多くのマスキングテープを費やすことによりコスト高となるなど の問題があった。 そこで本考案は拘る上記従来例のようにマスキングテープによってフラックス の付着防止を図る場合の作業上の問題点や経費及び製品の品質についての改善を 図ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
相対する両側の搬送帯間で端部を支持して送り込まれるプリント基板において 、該プリント基板の前記搬送帯にて支持される端縁部上下に、遮蔽板の一端縁を 触れるように設け、該遮蔽板にて仕切られた搬送帯側に空気送入ノズルを夫々設 けてなる。
【0005】
【作用】
プリント基板の端縁部上下面に遮蔽板を密着させて、プリント基板の端子を設 けた部分をフラックス塗布部の空間から隔離し、且つ搬送帯側の内圧を高めるこ とにより、直接フラックスを被ったり、或は気流に乗って流れ込み付着したりす ることを防止する。
【0006】
【実施例】
以下本考案について図面に示す実施例により詳細に説明すると、図2に示すよ うに左右対称に構成されているので、図1における左半拡大図について、その構 成を述べると、作業ラインの方向に長く延びる支持枠杆3の側面に取着した支持 部材1の掛支縁と、該支持枠杆3の下面に取着した支持部材2の一端縁とで搬送 帯即ちここではチェーン(無端鎖帯)4を水平移動させる為のチェーンガイドを構 成し、更に前記支持部材2の下面には取付部材8を介して下端に、前記チェーン 4のリンクの垂下片5に突設したピン6を下側で受載するようにしたピン受け7 を定設すると共に、多数のピン6の外端に鍔縁を介して突設した突起6'の上位 にプリント基板の端縁を受入れ可能な間隔を保って下縁14'を対応させたプリ ント基板抑止板14を前記支持部材1の側面に取着し、該抑止板14に対して或 空間を保って遮蔽板13を前記支持部材1の上面に螺子等により取付けると共に 、該遮蔽板13の外面に添着したシール板15は下端をピン6の先端の突起6' にて載支されるプリント基板の端縁部上面と軽く接するようにしており、例えば 天然ゴムや合成ゴムなどのように或程度柔軟でしかも弾力性があってプリント基 板に接しても端子を損傷しないような材質が選ばれる。 又、前記ピン受け7の下面には端部寄りを斜め上方に屈曲した遮蔽板9を取着 し、その内側に前記シール板15と同効材質からなるシール板10を着脱自由に 添設し、その上端をシール板15の下端と略相対する位置でプリント基板の下面 と軽く接するようにしている。 更に上記構成において遮蔽板13とプリント基板抑止板14との空間及びピン 受け7と遮蔽板9とのなす空間に空気送入ノズル16,11を臨ませて設け、動 作中は絶えず一定圧の圧縮空気を送入するようにしている。 尚、前記において抑止板14の下縁14'によりプリント基板の端縁を浮上し ないように軽く規制しているが、これに限らずローラ等によって規制することも 可能であり、この場合もノズル16からの圧縮空気は或程度内部に保持されるよ うにしておくものとする。又、チェーン4は支持枠杆3の両端部で水平に転向す るようにしている。
【0007】 次に上記構成の一連動作について述べると、半田付作業を開始すると、チェー ン4は支持部材2の外周に沿って循環移動する。その場合該チェーン4は内側つ まりプリント基板の走行側では支持部材2の一端縁と支持部材1の掛止縁との間 で保持されて水平に移動し、該チェーン4のリンクに取付けた垂下片5のピン6 が傾斜しないようにピン受け7によって支承し、ピン6の姿勢を水平に保ったま ま走行するようになし、先端の突起6'によってプリント基板Aの端部を載支す ると共に、該プリント基板Aの端部が浮上するのを抑止板14の下縁14'によ り規制して安定した状態でピン6に保持されたままチェーン4の移動によりフラ クサー内を一端から他端に亘って搬送する。こうして移動するプリント基板Aは 、上下の遮蔽板9,13に取付けたシール板10,15によって端部のプリント配 線端子のある部分がフラックス塗布雰囲気から隔離され、フラックスノズルBか ら噴出するフラックスミストがプリント基板の端部つまり端子部に飛沫が被るこ とがなくなる。 又、例え遮蔽板9,13とプリント基板との間に僅かな間隙があっても、該遮 蔽板9,13よりチェーン4の走行路側にノズル11,16から圧縮空気を送入し ておくことにより、若干チェーン走行路側の圧力を高めているために気流によっ てプリント基板Aの端部A'へは侵入せず、その結果プリント基板の端子上にフ ラックスが付着するのを完全に防止する。 上述のようにしてプリント基板Aの端子を列設した端部A'を遮蔽板9,13及 びシール板10,15によりフラックス塗布雰囲気から遮断すると共に、該遮蔽 板よりチェーン走行路側を若干高い気圧状態に保つことによりフラックス飛沫の 拡散を完全に防止することができる。 又、図4に示すような上記他の実施例について述べると、アルミ製の支持部材 (レール)1によってチェーン4を水平に循環するようにし、該チェーン4の下部 に、下端にクランプ爪17を有する搬送用ハンガー12を等隔垂下すると共に前 記支持部材1と下部受具7'との間に設けたガイド18によって、前記ハンガー 12を所定姿勢のままで移動するように支持している。 前記クランプ爪17にて保持されたプリント基板Aの上側に、上部ジグ15' を前記支持部材1から直接或は間接的に下向定設すると共に、前記下部受具7' に下部遮蔽板9を適宜取着し、その上向先端部にテフロン製シール10を前記プ リント基板Aの下面に接して取着する。 そこで上記構成においてはプリント基板Aの端縁を挟持している為に、プリン ト基板Aの端縁が上部ジグ15'と、下側の硬質シール10の各先端が気密を保 つ為に強く接触していてプリント基板の走行を妨げるように作用していても、該 プリント基板を強制的に移動させることができるので確実な動作が可能である。
【0008】
【考案の効果】
本考案は、上述のようにプリント基板の端子を列設した端縁部を上下の遮蔽板 にて、フラックス塗布雰囲気から隔離し、且つ該遮蔽板によって該フラックス塗 布雰囲気内よりチェーン走行路部の気圧を高く維持することにより、フラックス 塗布雰囲気からチェーン走行路部への気流を阻止してフラックスがプリント基板 の端子部へ付着することを防止するようにしたので、これまでのようにマスキン グテープによってフラックスの付着を防止していたものに比べて事前のテープ貼 り作業や半田付終了後に、このテープを剥離除去する作業など煩わしい手作業が 全くなくなり、作業性が著しく向上する。又、マスキングテープを全く必要とし ない為に経済的であるなどコストの低減を図ることができる。 又、第2実施例のようにプリント基板の端縁を第1の実施例のように単に突起 上で載支したものに比べて、プリント基板を強制的に移動させることができるの でシール部の密着をより強化できるので、フラックスが端子部に付着するのを確 実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の要部縦断側面図である。
【図2】フラクサーの縦断側面図である。
【図3】図1の他の実施例の要部縦断側面図である。
【図4】プリント基板の切欠平面図である。
【符号の説明】
4 チェーン 6 ピン 6' 突起 7 ピン受け 14 抑止板 9,13 遮蔽板 11,16 送気ノズル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプレーにてフラックスを塗布するよう
    にしたフラクサーにおいて、無端搬送帯で搬送されるプ
    リント基板の端縁支持部に、該プリント基板の上下面に
    接する遮蔽板を設けると共に、該遮蔽板にて仕切られた
    前記無端搬送帯側に空気ノズルを設け、雰囲気を常時一
    定圧力に保持することにより、スプレーからのフラック
    スをプリント基板の端縁部に飛散し付着することを防止
    するようにしたことを特徴とする自動半田付装置におけ
    るフラックス拡散防止装置。
JP1993039971U 1993-06-24 1993-06-24 自動半田付装置におけるフラックス拡散防止装置 Expired - Lifetime JP2507066Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993039971U JP2507066Y2 (ja) 1993-06-24 1993-06-24 自動半田付装置におけるフラックス拡散防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993039971U JP2507066Y2 (ja) 1993-06-24 1993-06-24 自動半田付装置におけるフラックス拡散防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH077173U true JPH077173U (ja) 1995-01-31
JP2507066Y2 JP2507066Y2 (ja) 1996-08-14

Family

ID=12567846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993039971U Expired - Lifetime JP2507066Y2 (ja) 1993-06-24 1993-06-24 自動半田付装置におけるフラックス拡散防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2507066Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5326642A (en) * 1976-08-25 1978-03-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd Graphic equ alizer
JPS5936253A (ja) * 1982-08-24 1984-02-28 Ricoh Co Ltd 電子写真感光体
JPS61975A (ja) * 1984-06-12 1986-01-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 信号ピツクアツプ装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5326642A (en) * 1976-08-25 1978-03-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd Graphic equ alizer
JPS5936253A (ja) * 1982-08-24 1984-02-28 Ricoh Co Ltd 電子写真感光体
JPS61975A (ja) * 1984-06-12 1986-01-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 信号ピツクアツプ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2507066Y2 (ja) 1996-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ATE100735T1 (de) Vorrichtung und verfahren zum beschichten von leiterplatten.
EP0277209B1 (en) Wave solder finger shield apparatus
US6112885A (en) Transport apparatus for thin, board-shaped substrates
EP0906011A3 (de) Vorrichtung zum Bestücken von flachen Bauelementeträgern mit elektrischen Bauelementen
US5454505A (en) Wave solder pallet
US3587524A (en) Coating apparatus including conveyer-mask
JPH077173U (ja) 自動半田付装置におけるフラックス拡散防止装置
JPH05178436A (ja) プリント配線板の搬送処理装置
US6230394B1 (en) X-Y table shield for component placement device
JPH1161495A (ja) 均一メッキ処理を可能にした電気メッキ処理システム
JPH0946032A (ja) 電子部品の実装装置
JP2531051B2 (ja) プリント基板搬送装置
JPH0140236Y2 (ja)
JP2002129360A (ja) エッチング処理装置
KR20140060423A (ko) 도금 장치
JPH05257A (ja) 塗装装置
JPH06224546A (ja) フラックス吹付け方法及び装置
JPH10242690A (ja) 電子部品実装ラインにおける基板の搬送装置およびその無端ベルトの交換方法
JPH0641926Y2 (ja) 基板搬送装置
JPH05255899A (ja) 自動めっき装置
JPH0544080Y2 (ja)
JPH03213220A (ja) プリント基板位置決め装置
JPH05290Y2 (ja)
JPH077175U (ja) スプレーフラクサ装置
JPH0549988A (ja) スプレー式塗布装置の塗料汚れ防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term