JPH0771424A - 画像形成装置に用いるねじ保持装置 - Google Patents

画像形成装置に用いるねじ保持装置

Info

Publication number
JPH0771424A
JPH0771424A JP5167556A JP16755693A JPH0771424A JP H0771424 A JPH0771424 A JP H0771424A JP 5167556 A JP5167556 A JP 5167556A JP 16755693 A JP16755693 A JP 16755693A JP H0771424 A JPH0771424 A JP H0771424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
holding member
frame
outer cover
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5167556A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsushima
浩 松島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP5167556A priority Critical patent/JPH0771424A/ja
Publication of JPH0771424A publication Critical patent/JPH0771424A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子写真複写機等の装置において、フレーム
に対して外装カバーを取り付ける際に、ねじ部材が外装
カバーから外れることを防止し、ねじ部材の取扱いを容
易に行い得るようにする。 【構成】 電子写真複写機等の本体フレーム1に対し
て、ねじ部材10を用いて外装カバー5を取り付ける部
分には、外装カバー5の内側に保持部材20を取り付け
ておき、保持部材20の突部21の内部にねじ保持部材
25にねじ部材10を一体に設けたものを収容させる。
前記ねじ保持部材25は、突部の先端部に凹部26を形
成し、前記凹部の板部材の両側にねじ部材のフランジ1
2と、ワッシャー部材15とを配置する。また、ねじ部
材10のねじ部13の突出長さX1に対して、ねじ保持
部材の後部の遊びの間隔X2を適宜設定することによ
り、ねじ部材のねじ部13の先端部が保持部材から外れ
ずに、ねじ部材の位置決めを容易に行い得るようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機等の画
像形成装置において、本体フレームに対して外側から固
定する外装カバーの取り付け装置に関し、特に、外装カ
バーを取り付けるねじ部材が、カバーから離脱したりす
ることを防止できるようにするネジ保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機等の画像形成装置におい
ては、トナー画像を形成する装置本体と、複数の給紙ト
レイ等を収容する給紙部を、本体フレームの内部に配置
し、そのフレームの周囲を外装カバーで覆う機構を用い
ている。前記複写機本体の周囲に配置する外装カバー
は、本体フレームに対して電気的に導通され、装置本体
の周囲に対する電磁シールドを構成しており、固定ねじ
部材を介して両部材を導通させるようにしている。前記
外装カバー部材は、メンテナンスを行う際等に本体フレ
ームから取り外すことが必要となるので、取り外し等に
際して、ねじ部材を紛失したりするという問題がある。
そこで、ねじ部材をカバー部材から容易に離脱しないよ
うにして、メンテナンス等の際に、ねじ部材の取扱いを
容易に行い得るようにすることが提案されている。
【0003】例えば、図6に示される例では、複写機本
体のフレーム1に対して、外装カバー5を取り付ける際
に、前記外装カバー5のフレーム1側に向けて突部6を
形成している。また、前記突部6の先端部に設けたねじ
孔を挟むようにして、ねじ部材のねじ部に取り付けたリ
ング8と、ねじの頭部とを配置して、ねじ部材7を回し
てフレームから外した状態でも、ねじ部材が外装カバー
から外れたりすることがないようにされる。そして、前
記外装カバー5をフレーム1に取り付けた状態で、外装
カバーの突部6の先端部とフレーム1との間に、リング
8を挟持する状態でねじ部材7により固定し、ねじ部材
を介して外装カバーとフレームとの間の導通状態を設定
するようにしている。
【0004】ところが、前記図6に示されるような固定
保持手段を用いて、外装カバーをフレーム1に固定した
後で、メンテナンス等を行うために外装カバーを外す際
に、前記カバーが比較的剛性の弱いものである場合に
は、図7に示すように変形するので、ねじ部材を容易に
抜き出すことができる。しかし、外装カバーが剛性の大
きなものであると、フレームのねじ孔から抜き出したね
じ7部材が、リング8を介してカバー5の突部6をフレ
ームから離間させる方向に押圧する作用を発揮する。そ
して、外装カバーに対して複数のねじ部材を設けている
場合に、特定のねじ部材のみを抜き出すような作用を加
えると、外装カバーを変形したりするという問題が発生
するか、あるいは、リング8がねじ部材のねじ面に沿っ
て抜け出すような状態となり、ねじ部材を外装カバーに
保持することが困難になるという問題が発生しやすい。
【0005】つまり、前記図6に示される例では、外装
カバーの突部6の表面からねじ部材の先端部を突出させ
ているために、ねじ部の先端部をフレームのねじ孔から
抜き出すにつれて、外装カバーの突部6がフレーム1か
ら大きく離間する。そして、2つのねじ部材による固定
部の間で、外装カバーが歪むという状態が発生するが、
その問題は、外装カバーの剛性等により異なる影響が生
じることになる。そこで、剛性の強い外装カバーを用い
ている場合には、外装カバーに設けた複数のねじ部材
を、少しずつ緩めるようにして、ねじ部材に設けたリン
グが脱落することを防止するような作業を行うことが必
要となり、作業性が良くないという問題を有している。
さらに、外装カバーをフレームに固定する場合にも、同
様な作業を行うことが要求される。
【0006】前述したような問題を解消するために、例
えば、実開平3−122448号公報等に示されるよう
なねじ部材の保持手段を構成することが提案されてい
る。前記従来例の画像形成装置に用いるねじ保持装置
は、図8に示されるように構成されているもので、外装
カバー5の突部6の先端部に対して、ねじ孔を囲むよう
にして、ゴム磁石等で構成したブッシュ部材9を取り付
けておき、前記ブッシュ部材9を磁性体により構成し、
ねじ部材7を磁力により保持する手段を構成している。
したがって、外装カバーに対してねじ部材を磁力で保持
する状態で、フレームから外装カバーを取り外した場合
でも、ねじ部材が外れたりすることがなく、メンテナン
ス等を行う場合に、ねじ部材を紛失したりすることがな
いようにされる。さらに、外装カバー5の突部6と、フ
レーム1との間には、ゴム磁石製のブッシュの前フラン
ジ部分が挟持されるので、両部材の間の緩衝作用を発揮
することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記図8に
示されるように、外装カバーに対してゴム磁石で構成し
たブッシュを配置する場合には、ゴム磁石によるねじ部
材の保持性能を確実に発揮することが困難である。例え
ば、外装カバーをフレームから取り外した状態で、衝撃
等を加えたりすると、ねじ部材が脱落する可能性があ
り、ねじ部材の保持作用を良好に発揮できないという問
題が発生する。また、ゴム磁石製のブッシュを外装カバ
ーとフレームとの間に挟持した状態で、フレームと外装
カバーとの間の導通状態を設定しようとすると、他の導
通手段を別体に配置することが必要となる。したがっ
て、前記図6に示されたように、金属製のリング等を両
部材の間に挟む場合に比較して、接続部の構成部材を余
分に設ける等の新たな問題が発生する。
【0008】
【発明の目的】本発明は前述したような従来の固定手段
の問題を解消するもので、ねじ部材を用いて接続する2
つの部材の間の導通を容易に設定できるようにするとと
もに、外装カバーに対してねじ部材を保持できるような
画像形成装置に用いるねじ保持装置を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、複
写機本体のフレームに対して、外装カバーをねじ止めす
る固定手段に関する。本発明においては、前記外装カバ
ーのフレーム側に別体にねじ保持部材を配置し、前記ね
じ保持部材に設けたねじ孔部をフレームと離間する側に
突出させた凹部に設け、前記突部のフレーム側に弾性体
よりなるワッシャー部材を配置して、ねじ部材のねじ部
を係合させる手段を構成している。また、本発明におい
ては、前記ねじ部材の頭部とワッシャー部材との間にね
じ保持部材の突部を挟持する状態で、前記ねじ保持部材
からねじ部の突出長さに対応する距離だけ、前記保持部
材の内部でねじ保持部材を移動可能に構成することがで
きる。
【0010】前述したように、外装カバーの取り付け側
に保持部材を固定して設け、前記保持部材の内部にねじ
保持部材にねじ部材を保持させた状態で設けることによ
り、ねじ部材を保持するねじ保持部材が保持部材から脱
落しない状態で外装カバーに保持される。また、保持部
材に保持されるねじ部材は、ねじ部側に配置するワッシ
ャー部材から抜け出さないように、ねじ保持部材の移動
範囲を設定するために、外装カバーを外す作業を行う際
にも、ねじ部材が単独で外れたりすることがない。そし
て、電子写真複写機等の本体フレームに対して、外装カ
バーを固定保持させる際に、ねじ部材とねじ保持部材等
を介して、両部材の間の導通状態を設定することができ
るので、外装カバーによる電磁シールドの作用を良好に
発揮させることができる。
【0011】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明の画像形
成装置に用いるねじ保持装置を説明する。図1に示され
る例は、電子写真複写機等の画像形成装置の本体フレー
ム1に対して、ねじ部材10を用いて外装カバー5を取
り付ける場合を示しているもので、前記外装カバー5に
は、フレームに設けたねじ孔に対応する位置に、金属製
の保持部材20を溶接等の手段を用いて取り付けてい
る。前記保持部材20は、板金等をプレス加工等の手段
を用いて、突部21を形成しており、前記突部21の中
央部にねじ孔を設けている。前記保持部材20の内部
で、ねじ部材10を保持させるために、前記保持部材2
0の突部の内側に挿入可能な大きさのねじ保持部材25
を配置し、前記ねじ保持部材25に対して、ねじ部材1
0が外れないように保持させるようにしている。なお、
本発明の実施例においては、外装カバーに対して、保持
部材20を溶接等の手段を用いて取り付ける際に、前記
保持部材20の凹部に、ねじ保持部材25に対してねじ
部材10を取り付けたものを挿入しておくようにしてい
る。さらに、本発明においては、保持部材20を外装カ
バーに溶接した後でも、ねじ部材10、ねじ保持部材2
5、およびワッシャー15を組み立てることもできる。
【0012】前記図1に示される保持部材25に対して
ねじ部材10を保持させるために、図3に示されるよう
に、保持部材25の突部の先端部に凹部26を形成し、
前記凹部の中央部にねじ部材10を貫通させる孔を設け
ている。そして、前記ねじ部材10のねじ部13を保持
部材の外側(フレーム側)に突出させて配置し、ねじ部
材10の頭部を保持部材の内側に配置するとともに、凹
部から外側に突出したねじ部13に対して、弾性体で構
成したワッシャー部材15を取り付けている。前記ねじ
部材10は、市販のボルト部材の頭部に径の大きな板部
材を一体に取り付けたものを使用することができる。ま
た、ねじ部材10のねじ部13が貫通するワッシャー部
材15は、市販のナイロン製のワッシャーを使用するこ
とができる。前記ワッシャー部材15は、図5に示され
るように、ナイロン製の円板状の部材に対して、その中
央部にねじの径に対応する孔16を設けており、ねじ部
材10のねじ部13が貫通した状態で、ねじ部の周囲を
孔16の周囲に突出する部材により、押圧して保持させ
る作用を発揮させるようにする。そして、前記ねじ部材
が保持部材25の凹部26の中心を貫通した状態で、前
記保持部材の外装カバー側にはねじ頭部が位置され、フ
レーム側にはワッシャー部材15が配置されて、ねじ部
材をねじ保持部材に担持させるようにする。
【0013】また、図4に示される例においては、外装
カバー5に対して保持部材20をフレーム側に取り付け
るが、前記ワッシャー部材15を用いる必要がないため
に、前記保持部材20のフレーム側の先端部は凹部を形
成しないものを使用する。さらに、前記保持部材20に
より形成される空間部に収容されるねじ部材10は、大
径の板部材をねじの転造時に組み込ませたものや、一体
に設けた頭部のフレーム側に大径のフランジ12を配置
し、ねじ部13が保持部材の先端部を貫通した状態で、
前記図1の装置と同様な効果を奏することができる。
【0014】前記図1に示された例では、保持部材のフ
レーム側に設けた凹部の深さに対して、ワッシャー部材
15の厚さが小さいものとして構成し、前記ワッシャー
部材15が保持部材の先端部に形成した凹部の内部で、
若干の移動を許容する状態に配置する。なお、前記保持
部材の先端部に突出する状態で保持されるねじ部材10
は、ねじ保持部材を設けた場合には、ねじ部材の頭部と
ワッシャー部材15との間に、図1のように、ねじ保持
部材25の先端部を挟持する状態であり、フランジのみ
を用いた場合のいずれでも、ねじ部材10が抜け止めさ
れ、別ピースの大径の板部材または頭と一体成形された
フランジ12を有しているのであるから、ねじ部材をド
ライバーで回転させた場合にも、ねじ部材が保持部材か
ら離脱したりすることがない。
【0015】前記図3に示されるように、保持部材25
に対してねじ部材10を取り付けたものは、図1に示さ
れるように、外装カバー5に取り付けたねじ保持部材2
0の内部に挿入され、ねじ部13がねじ保持部材20の
突部からフレーム側に向けて突出した状態となる。な
お、前記保持部材25は、図示されるように、凹部を設
けた板部材に対して、その上下の側に直角な板部材27
を一体に配置し、その上下方向の長さを、ねじ保持部材
20の上下方向に一致させて構成し、ねじ部材10のね
じ部13を、保持部材の突部からフレーム側に突出させ
る状態に設定することができる。
【0016】前記図1に示される例では、保持部材20
の内部に対してねじ保持部材25を装着した状態で、ね
じ保持部材25の上下の板部材27の後端部が、外装カ
バーの前部分に対して間隔X2だけ余裕を持った状態に
配置される。また、保持部材20の先端部から突出する
ねじ部13の長さX1は、フレーム1に対して、外装カ
バー5を固定保持するに十分な長さのものとして構成さ
れるが、保持部材に対するねじ保持部材の余裕部の幅X
2を、前記ねじ部13の突出長さX1と、ほぼ同一に設
定し、ねじ部材を保持部材の内部に保持する作用を良好
に発揮することができる。さらに、本発明においては、
前記ねじ保持部材25の本体27の厚さをX3として構
成すると、カバーを構成するスペース上から保持部材2
0により形成される空間の幅X4が決定され、保持部材
25の本体27の厚さX3は、X3=X4−X2に設定
される。
【0017】そして、図2に示されるように、フレーム
からねじ部材を抜いた状態で、ねじ部13の先端部が保
持部材の先端部から若干突出する状態で保持でき、ねじ
保持部材25の前面と保持部材20の突部の後面との間
隔はX2になる。そして、X1≧X2と設定されている
ので、ねじ保持部材の上下の板部材27の後端部が外装
カバー5の表面に係止される状態となる。なお、本発明
の実施例において、ねじ保持部材を図1に示すように構
成する場合に、前記ねじ保持部材を円筒状のものとして
構成することや、板部材の両側を外装カバー側に折り曲
げて、所定の厚さを有するものとして構成し、その中央
部のフレームに対応する側に凹部を形成したものを用い
ることもできるが、その他に、任意の形状・構成のもの
を使用することができる。
【0018】したがって、前記図2に示されるように、
ねじ部材をフレーム1から取り外した際に、ねじ保持部
材25が保持部材の突部21の内部で正常な状態で保持
されることにより、外装カバーを取り外した後で、再び
フレームに取り付ける際には、ねじ保持部材20の先端
部のねじ孔から、ねじ部の先端部をフレームに向けて位
置決めする作用を容易に行うことができる。また、本発
明において、図1に示されるようにして、フレーム1に
外装カバー5を取り付けた状態では、外装カバー5に設
けた保持部材20の先端部がフレームに接触する状態と
なる他に、保持部材の突部の内面に押圧されるねじ保持
部材25と、ねじ部材10とを介して、外装カバーとフ
レームとが導通される状態となるので、外装カバーによ
る電磁シールドを形成する作用を容易に行うことができ
る。そして、前記外装カバーのフレーム側に配置する保
持部材20と、保持部材の内部に収容されるねじ保持部
材25、および、ねじ部材10等を導電性を有する材料
で構成することにより、ねじ部材を介して導通させる作
用をも容易に発揮させることが可能になる。
【0019】また、本発明においては、ねじ保持部材2
5の本体部27の厚さは、外装カバーからフレームに向
けて突出する保持部材の空間に対応させて、ねじ部材1
0が倒れたりすることを防止することができるように構
成される。そして、前記図1、2に示される例におい
て、外装カバーの内側に突出される保持部材の高さX4
に対応させて、ねじ部の突出長さX1またはX2を確保
するために、前記ねじ保持部材の本体の長さX3を調整
する。さらに、外装カバーのねじ座面の突出高さが低い
場合には、図4のように、保持部材20の先端部にフラ
ンジのみを配置するか、あるいは、板状のねじ保持部材
を配置することにより対応させることもできる。したが
って、本発明のねじ保持部材では、板部材に対してねじ
部材10をワッシャー部材を介して保持する状態でも、
保持部材の内部でねじ部材を位置決めして保持すること
ができる。
【0020】なお、前述したように、外装カバーに対し
て保持部材を取り付け、前記保持部材の内部に、ねじ部
材を保持するねじ保持部材を収容させる機構を用いる場
合には、保持部材の突部の内部でねじ保持部材を保持で
き、ねじ保持部材が倒れたり、ねじ部材が保持部材のね
じ孔から抜け出したりすることを防止できれば、ねじ保
持部材の形状を任意に設定することができる。前記ねじ
保持部材に加えて、ワッシャー部材は、ねじ部に対する
係合状態を良好に設定できるものであれば、前記実施例
に示されたワッシャーを使用することに限定するもので
はなく、他の弾性を有するワッシャーを使用することも
可能であり、例えば、市販のEリング、C形止め輪、ま
たは、ねじ部材の首下に溝を追加して設けたものを用い
ることもできる。
【0021】
【発明の効果】本発明の画像形成装置に用いるねじ保持
装置は、前述したように構成したものであるから、外装
カバーの取り付け側に保持部材を固定して設け、前記保
持部材の内部にねじ保持部材にねじ部材を保持させた状
態で設けることにより、ねじ部材を保持するねじ保持部
材が保持部材から脱落しない状態で外装カバーに保持す
ることができる。また、保持部材に保持されるねじ部材
は、ねじ部側に配置するワッシャー部材から抜け出さな
いように、ねじ保持部材の移動範囲を設定するために、
外装カバーを外す作業を行う際にも、ねじ部材が単独で
外れたりすることがない。そして、電子写真複写機等の
本体フレームに対して、外装カバーを固定保持させる際
に、ねじ部材とねじ保持部材等を介して、両部材の間の
導通状態を設定することができるので、外装カバーによ
る電磁シールドの作用を良好に発揮させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の外装カバーをフレームに固定した状
態を示す説明図である。
【図2】 外装カバーをフレームから外した際のねじ部
材の状態を示す説明図である。
【図3】 ねじ保持部材にねじ部材を取り付ける状態を
示す説明図である。
【図4】 本発明に用いるねじ部材の説明図である。
【図5】 本発明に用いるワッシャー部材の説明図であ
る。
【図6】 従来の固定保持部材の構成を示す説明図であ
る。
【図7】 図6の固定部材を複数設けた場合に、1つの
ねじ部材を取り外した状態の説明図である。
【図8】 従来のねじ部材の保持部材の別の例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 フレーム、 5 外装カバー、 7 ねじ部
材、9 ブッシュ、 10 ねじ部材、 11
頭部、12 フランジ、 13 ねじ部、 15
ワッシャー部材、16 孔、 20 保持部材、
25 ねじ保持部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写機本体のフレームに対して、外装カ
    バーをねじ止めする固定手段において、 前記外装カバーのフレーム側に別体にねじ保持部材を配
    置し、前記ねじ保持部材に設けたねじ孔部をフレームか
    ら離間する側に突出させた凹部に設け、 前記突部のフレーム側に弾性体よりなるワッシャー部材
    を配置し、ねじ部材のねじ部を係合させることを特徴と
    する画像形成装置に用いるねじ保持装置。
  2. 【請求項2】 複写機本体のフレームに対して、外装カ
    バーをねじ止めする固定手段において、 前記外装カバーに対して、複写機本体のフレーム側に保
    持部材を配置し、前記保持部材の内部にねじ部材を設け
    たねじ保持部材を配置し、 前記ねじ部材の頭部とワッシャー部材との間にねじ保持
    部材の突部を挟持する状態で、前記ねじ保持部材からね
    じ部の突出長さに対応する距離だけ、前記保持部材の内
    部でねじ保持部材を移動可能に構成することを特徴とす
    る画像形成装置に用いるねじ保持装置。
JP5167556A 1993-06-14 1993-06-14 画像形成装置に用いるねじ保持装置 Pending JPH0771424A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5167556A JPH0771424A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 画像形成装置に用いるねじ保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5167556A JPH0771424A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 画像形成装置に用いるねじ保持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0771424A true JPH0771424A (ja) 1995-03-17

Family

ID=15851918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5167556A Pending JPH0771424A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 画像形成装置に用いるねじ保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0771424A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010026153A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US20120033989A1 (en) * 2010-08-04 2012-02-09 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010026153A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US20120033989A1 (en) * 2010-08-04 2012-02-09 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US8712280B2 (en) * 2010-08-04 2014-04-29 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus assembled with a fixing member and a pressing member

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4066838A (en) Apparatus for detachably mounting electrical assembly units to supporting panels
JP6985968B2 (ja) ねじ支持装置
JPH0771424A (ja) 画像形成装置に用いるねじ保持装置
US11531399B2 (en) Electronic apparatus
JP2575211Y2 (ja) 車両用灯具の車体取付構造
JP2586624Y2 (ja) パネル取付ユニットのロック機構
JP2006023480A (ja) レンズ固定構造及び撮像カメラ
CN210098279U (zh) 一种紧固件光学筛选机相机调节机构
JPH0622542Y2 (ja) 溶接ワイヤ支持装置
CN218016674U (zh) 一种汽车后轴总成软管支架的焊装夹具
JP3247009B2 (ja) ネジ止め構造
US2321251A (en) Automotive accessory
JPH06300026A (ja) ねじ装置
JP2004308467A (ja) 自動車部品の車体パネルへの取付構造
JPH0422613Y2 (ja)
JPH10284148A (ja) アース端子の固定部材
JPH0558932U (ja) ネジ止め構造
JP2605438Y2 (ja) マイクロホンの取付装置
JPS59786Y2 (ja) プリント基板等の基板固定装置
JPH06249224A (ja) ねじの保持構造
JP2533776Y2 (ja) ポンチホルダー装置
JPH0157871U (ja)
JP3092752B2 (ja) コンバーチブルトップの取り付け構造
JPH06237087A (ja) モジュール取付け機構
JP2005337297A (ja) 取付装置