JPH0771165B2 - 電話コントロール装置 - Google Patents

電話コントロール装置

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JPH0771165B2
JPH0771165B2 JP63101606A JP10160688A JPH0771165B2 JP H0771165 B2 JPH0771165 B2 JP H0771165B2 JP 63101606 A JP63101606 A JP 63101606A JP 10160688 A JP10160688 A JP 10160688A JP H0771165 B2 JPH0771165 B2 JP H0771165B2
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signal
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真吾 野崎
豊 加藤
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電話回線を利用して負荷を遠隔制御するよう
にした電話コントロール装置に関するものである。
[従来の技術] 従来より、押しボタン信号(PB信号)やその他の信号を
使った暗証番号を電話回線を通して伝送し、この暗証番
号が予め設定されている暗証番号と一致したときに被制
御負荷を制御するようにした電話コントロール装置が提
供されている。この種の電話コントロール装置は、ホー
ムオートメーションシステムの一環として用いられ、大
型の制御盤等に組み込まれるのが一般的であり、露出配
設型となっていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来例にあっては、露出配設型で
あるので、埋め込みボックスを用いて壁面に埋設するこ
とができず、見栄えが悪くなるとともに、新築時の先行
配線ができないので、施工が面倒であるという問題があ
った。
本発明は上述の点に鑑みて試されたものであって、その
目的とするところは、規格化された配線器具と同様に埋
込ボックスを用いて壁面に埋設でき、見栄えを良くする
ことができるとともに、先行配線を可能にして施工が容
易に行なえ、しかも、強電線と弱電線の混触を防止して
配線を容易に行えるようにした電話コントロール装置を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の電話コントロール装置は、規格化された既製の
埋込型の配線器具のモジュール寸法に器体を形成すると
共に、上記既製の埋込型の配線器具を壁面などに埋設す
る際に埋め込みボックスに対して上記配線器具を取り付
ける既製の取付枠用の取付部を上記器体に形成し、電話
回線を通して伝送される暗唱番号を受信して予め設定さ
れた暗唱番号と一致するかどうかを判定して被制御負荷
を制御する信号処理部を上記器体に収納し、上記器体の
背面の一端部に弱電端子部を配置するとともに他端部に
強電端子部を配置し、両端子部間に強電線と弱電線との
混触を防止するセパレータを取り付ける嵌合溝を形成し
たものである。
[作 用] 本発明は上述のように、規格化された既製の埋込型の配
線器具のモジュール寸法に器体を形成すると共に、上記
既製の埋込型の配線器具を壁面などに埋設する際に埋め
込みボックスに対して上記配線器具を取り付ける既製の
取付枠用の取付部を上記器体に形成することにより、規
格化された既製の埋込型の配線器具と同様に埋め込みボ
ックスと取付枠とを用いて壁面に埋設可能とする。ま
た、器体の背面の一端部に弱電端子部を配置するととも
に他端部に強電端子部を配置し、両端子部間に強電線と
弱電線との混触を防止するセパレータを取り付ける嵌合
溝を形成することにより、セパレータを嵌合溝に取り付
けて埋め込みボックス内部を絶縁分離し、上記強電端子
部及び弱電端子部に接続される強電線と弱電線との混触
を防止する。
[実施例] 第1図乃至第5図は本発明一実施例を示すもので、電話
回線lを通して伝送される暗証番号を受信して予め設定
された暗証番号と一致するかどうかを判定して被制御負
荷を制御する信号処理部が実装されたプリント基板30a,
30bが収納される器体10は、ボデイ10aとカバー10bとで
形成されている。この器体10は、規格化された既製の埋
込型の配線器具のモジュール寸法、具体的には既製の埋
込型の1個モジュールの配線器具の縦3個分、横2分の
大きさ(いわゆる2連モジュール寸法)に形成されてい
る。そして、器体10はスイッチボックス等の埋込ボック
スに取り付ける規格化された既製の取付枠20に取着可能
に形成されている。すなわち、器体10の両側縁には係合
爪片11が突設されており、この係合爪片11が取付枠20に
形成された保持孔21と挿入孔22とに挿入されることによ
り、器体10が取付枠20に保持されるようになっている。
ここに、取付枠20は合成樹脂により形成された周知形状
のものであって、上記器体10の大きさに対応する2連モ
ジュール用の大きさになっている。取付枠20の挿入孔22
内には解除片23が突設されており、この解除片23の先端
面に係合爪片11が載っているのであって、解除片23の先
端面に突設された操作片24をドライバ等の治具で押すこ
とにより、解除片23を撓ませて挿入孔22から係合爪片11
を外すことができるようになっている。取付枠20には埋
込ボックスにボックスねじを用いて取り付けるための取
付孔25と、取付枠20の表面側に配設される化粧プレート
をプレートねじを用いて取り付けるためのねじ孔26とが
形成されている。また、はさみ金具用取付孔27は、壁に
穿設された開口にはさみ金具を用いて埋め込み配設する
ためのものである。さらにまた、器体10の背面の一端部
(右側)には、電話回線を接続するための1対のねじ付
き端子12aと、HAコンセント3へ配線される信号線5が
接続される2対のねじ付き端子12bが設けられ、一方、
器体10の背面の他端部(左側)には、電源線(AC100V)
4が接続される連結端子構造の端子12cが設けられてお
り、弱電端子部(端子12a,12b)と、強電端子部(端子1
2c)との間には、セパレータ取着用の嵌合溝35が設けら
れている。なお、暗証番号設定スイッチSWaと、応答時
間設定スイッチSWbと、電話回路を選択する電話回路ス
イッチSWcとが配設される操作部は、器体10前面の凹所
に設けられており、この操作部にはスイッチSWa〜SWcが
不用意に操作されないようにするための蓋34が開閉自在
に設けられている。
第6図は本発明に係る電話コントロール装置1を用いた
遠隔制御システムの概略構成を示しており、制御側の電
話機TELから発せられたプッシュボタン信号よりなる制
御信号は、電話局NTT、保安器H、切分器Kおよび電話
回線lを介して伝送され電話コントロール装置1にて受
信される。電話コントロール装置1では、この制御信号
を取り込んで暗証番号一致時に被制御負荷2を制御する
負荷制御信号Vcを形成してHAコンセント3を介して出力
するとともに、HAコンセント3を介して取り込まれる被
制御負荷2の動作状態を示すモニタ信号Vmを電話回線l
を介して制御側に返送するようになっている。なお、HA
コンセント3を介して入出力される負荷制御信号Vcおよ
びモニタ信号VmはJEM−A規格に準拠したものであり、H
Aコンセント3内には、電話コントロール装置1の入出
力信号を上記JEM−A規格に準拠した信号に変換するイ
ンターフェース回路が内蔵されており、JEM−A規格対
応型のエアコンのような被制御負荷2がモジュラジャッ
ク付き信号線6にて接続されるようになっている。
第7図は電話コントロール装置1のブロック回路図であ
り、回線電圧を無極性化するダイオードブリッジ50と、
着信信号を検出する着信信号検出回路51と、電話回線l
の直流回路を閉結する直流閉結回路52と、ローパスフィ
ルタ54と、応答音送出回路55と、音信号増幅回路56と、
プッシュボタン信号を検出するPB信号検出回路57と、負
荷制御信号を出力する制御信号出力回路58と、モニタ信
号を検出するモニタ信号検出回路59と、負荷制御信号お
よびモニタ信号を入出力する信号入出力回路60と、被制
御負荷の動作状態を表示する動作表示回路61と、着信信
号時間の継続時間すなわち応答時間を切り替える応答時
間切り替え回路52と、暗証番号を予め設定する暗証番号
設定回路63と、CPUよりなる演算処理回路64と、各回路
に電源+Vccを供給する電源回路65とで構成されてい
る。ここに、電話回線lを介して伝送された暗証番号が
予め設定された暗証番号と一致するかどうかを検出する
暗証番号一致判定手段と、暗証番号一致時に制御信号を
取り込んで被制御負荷2を制御する負荷制御信号Vcを出
力するとともにモニタ信号に基いて形成される応答音を
制御側に返送する信号処理手段は、演算処理回路64にて
形成されている。
第8図は電話コントロール装置1の操作部の蓋34を開い
た状態の正面図であり、操作部には、4桁の暗証番号を
設定する暗証番号設定スイッチSWaと、応答時間設定ス
イッチSWbと、電話回路を選択する電話回路スイッチSWc
とが設けられており、一方、電話回路状態を表示する回
路状態表示用発光ダイオードLDaと、被制御負荷2の動
作状態を表示する動作表示用発光ダイオードLDbと、手
動で被制御負荷2を制御する手動スイッチSWdとは、操
作部の側方に露出して設けられている。
第9図は電話コントロール装置1とHAコンセント3との
配線図を示しており、電話コントロール装置1およびHA
コンセント3は共に埋め込み配線ボックスに取付可能に
なっており、それぞれ先行配線(4線)を利用して容易
に配線が行えるようになっている。
以下、実施例の動作について具体的に説明する。いま、
着信信号が着信検出回路51で検出されると、自動着信手
段では、この着信信号が応答時間スイッチSWbにて予め
設定された所定の継続時間になったとき、直流閉結回路
52にて直流回路を閉結して電話回線lを通話状態とす
る。この状態でPB信号検出回路57にてPB信号が検出され
ると、演算処理回路64にて形成される暗証番号一致判定
手段では、検出されたPB信号にて送られる暗証番号と、
暗証番号設定スイッチSWaにて予め設定された暗証番号
との一致が判定され、暗証番号一致しておれば、負荷制
御信号Vcを作成し制御信号出力回路58および信号入出力
回路60を介してHAコンセント3に出力する。このHAコン
セント3に接続される被制御負荷2は、JEM−A規格対
応型のエアコンのような負荷であり、負荷制御信号Vcに
よって動作状態が反転(オン→オフ、オフ→オン)され
るようになっている。このとき、被制御負荷2から出力
され動作状態を示すモニタ信号Vmは、信号入出力回路60
およびモニタ検出回路59を介して演算処理回路64に入力
されて被制御負荷2の動作状態を示す応答音(例えば、
応答音の長さ、音程、断続などでオン、オフを示す)が
形成され、音信号増幅回路56、応答音送出回路55および
ローパスフィルタ54を介して電話回線lに送出されるよ
うになっている。
ところで、電話コントロール装置1を埋め込みボックス
に取り付けるにあたっては、既製の規格化された取付枠
20を用いて容易に配設でき、施工が簡単に行えるととも
に、埋め込み配設によって見栄えを良くすることができ
るようになっている。また、新築時において先行配線が
行えるので、施工がより簡単に行えることになる。さら
に、また、器体10の背面の一端部に電話回線lを接続す
る端子12aおよびHAコンセント3に接続される信号線5
を接続する端子12bなどの弱電端子部を配置するととも
に、他端部に電源線4が接続される端子12cのような強
電端子部を配置し、両端子部間にセパレータ取着用の嵌
合溝35を設けており、この嵌合溝35にセパレータを嵌合
取着することにより、強電線と弱電線の混触を防止して
配線を容易に行える。なお、HAコンセント3も埋め込み
ボックス取付型に形成すれば、電話コントロール装置1
とHAコンセント3との間の配線も先行配線を用いて容易
に行うことができ、施工が極めて容易に行えることにな
る。
[発明の効果] 本発明は上述のように、規格化された既製の埋込型の配
線器具のモジュール寸法に器体を形成すると共に、上記
既製の埋込型の配線器具を壁面などに埋設する際に埋め
込みボックスに対して上記配線器具を取り付ける既製の
取付枠用の取付部を上記器体に形成してあるので、規格
化された既製の埋込型の配線器具と同様に埋め込みボッ
クスと取付枠とを用いて壁面に埋設でき、見栄えを良く
することができるとともに、先行配線を可能として施工
が容易になり、また、器体の背面の一端部に弱電端子部
を配置するとともに他端部に強電端子部を配置し、両端
子部間に強電線と弱電線との混触を防止するセパレータ
を取り付ける嵌合溝を形成してあるので、セパレータを
嵌合溝に取り付けて埋め込みボックス内部を絶縁分離す
ることができ、強電端子部及び弱電端子部に接続される
強電線と弱電線との混触を防止することができ、しかも
強電線と弱電線との混触を防止しながら埋設作業を行う
必要がないので、埋設作業を容易に行えるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は第1
図中X−X線断面図、第3図は第1図中Y−Y線断面
図、第4図は同上の一部切欠背面図、第5図は同上の側
面図、第6図は本発明に係る電話コントロール装置を用
いた遠隔制御システムの概略構成図、第7図は本発明に
係る電話コントロール装置のブロック回路図、第8図は
同上の正面図、第9図は同上の配線図である。 10は器体、12a,12b,12cは端子、20は取付枠、35は嵌合
溝である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】規格化された既製の埋込型の配線器具のモ
    ジュール寸法に器体を形成すると共に、上記既製の埋込
    型の配線器具を壁面などに埋設する際に埋め込みボック
    スに対して上記配線器具を取り付ける既製の取付枠用の
    取付部を上記器体に形成し、電話回線を通して伝送され
    る暗唱番号を受信して予め設定された暗唱番号と一致す
    るかどうかを判定して被制御負荷を制御する信号処理部
    を上記器体に収納し、上記器体の背面の一端部に弱電端
    子部を配置するとともに他端部に強電端子部を配置し、
    両端子部間に強電線と弱電線との混触を防止するセパレ
    ータを取り付ける嵌合溝を形成したことを特徴とする電
    話コントロール装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5443874Y2 (ja) * 1977-08-22 1979-12-18
JPS5580991A (en) * 1978-12-15 1980-06-18 Toshiba Electric Equip Corp Load control unit

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