JPH0955988A - 遠隔監視制御システムの制御用端末器 - Google Patents

遠隔監視制御システムの制御用端末器

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JPH0955988A
JPH0955988A JP20611895A JP20611895A JPH0955988A JP H0955988 A JPH0955988 A JP H0955988A JP 20611895 A JP20611895 A JP 20611895A JP 20611895 A JP20611895 A JP 20611895A JP H0955988 A JPH0955988 A JP H0955988A
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JP
Japan
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terminal
signal
control
data
load
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JP20611895A
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English (en)
Inventor
Masayuki Kanetani
雅之 金谷
Susumu Nakano
進 中埜
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】省スペース化及び施工の簡略化とコストダウン
を図る。 【解決手段】ボディ10aとカバー10bから構成され
る器体10の内部には4個のラッチングリレーRy1
Ry4 が納装され、固定金具12によってボディ10a
に固定される。器体10は両側にそれぞれ4個ずつの速
結端子ブロック201 〜208 を備えている。ペアとな
る速結端子ブロック201 …はそれぞれ電源送り金具4
5及び接地用送り金具46にて接続されるとともに、間
にラッチングリレーRy1 …の主接点r01…を介して接
続される。これらのラッチングリレーRy1 …は信号線
を介して伝送処理装置から伝送されてくる制御データに
基づいて各別にオン・オフされ、複数の負荷が個別にオ
ン・オフ制御される。しかも、負荷への給電用の電源線
が接続される充電部が器体10の外に露出しないので、
リレー制御盤などが不要となり、省スペース化及び施工
の簡略化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、負荷制御用のラッ
チングリレーを備え、操作用端末器からの操作データに
基づいて生成された制御データによりラッチングリレー
が駆動される遠隔監視制御システムの制御用端末器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の制御用端末器を利用
して照明器具等の負荷を制御するようにした負荷制御シ
ステムが提供されている。例えば、図11に示すよう
に、スイッチSの操作状態を監視する複数個の操作用端
末器94と、負荷Lを制御する複数個の制御用端末器9
1 …とを2線式の信号線Lsを介して伝送処理装置9
2に接続した遠隔監視制御システムが知られている。操
作用端末器94及び制御用端末器931 …には、それぞ
れ個別のアドレスが設定され、このアドレスを用いて伝
送処理装置92が操作用端末器94及び制御用端末器9
1 …を個別に認識する。
【0003】伝送処理装置92は信号線Lsに対して、
図12(a)(b)のようなフォーマットの伝送信号V
sを送出する。すなわち、伝送信号Vsは、信号送出開
始を示すスタートパルスST、信号モードを示すモード
データ信号MD、操作用端末器94や制御用端末器93
1 …を各別に呼び出すためのアドレスデータを伝送する
アドレスデータ信号AD、負荷Lを制御する制御データ
を伝送する制御データ信号CD、伝送エラーを検出する
ためのチェックサムデータ信号CS、操作用端末器94
や制御用端末器931 …からの返送データ信号を受信す
るタイムスロットである信号返送期間WTよりなる複極
(±24V)の時分割多重信号であり、パルス幅変調に
よってデータが伝送されるようになっている。
【0004】各操作用端末器94および各制御用端末器
931 …では、信号線Lsを介して受信した伝送信号V
sにより伝送されたアドレスデータがあらかじめ設定さ
れているアドレスデータに一致すると、伝送信号Vsか
ら制御データを取り込むとともに、伝送信号Vsの信号
返送期間WTに同期して返信データを電流モード信号
(信号線Lsの線間を適当な低インピーダンスを介して
短絡することにより送出される信号)として返送する。
【0005】また、伝送処理装置92には、ダミー信号
送信手段および割り込み信号処理手段が設けられる。ダ
ミー信号送信手段は、モードデータ信号MDをダミーモ
ードとしたダミー伝送信号を常時送出する。また、割り
込み信号処理手段は、いずれかの操作用端末器94でス
イッチSの操作に伴って発生した図12(c)のような
割り込み信号Viを受信したときに、割り込み信号Vi
を発生した操作用端末器94を検索し、その操作用端末
器94に設定されているアドレスデータを返信データ
(操作データ)として返送させる。すなわち、常時はダ
ミー信号送信手段によってダミー伝送信号を信号線Ls
に送出し、スイッチSの操作に伴って操作用端末器94
から発生した割り込み信号Viをダミー伝送信号のスタ
ートパルス信号STに同期して検出すると、伝送処理装
置92からは割り込み処理手段によってモードデータ信
号MDをアドレス確認モードとした伝送信号Vsを信号
線Lsに送出する。各操作用端末器94では、割り込み
信号Viを発生すると割り込みの要求を行う割り込みフ
ラグを設定し、割り込みフラグが設定されている操作用
端末器94ではモードデータ信号MDがアドレス確認モ
ードの伝送信号Vsを受信すると、この伝送信号Vsの
信号返送期間WTに同期して操作用端末器94に設定さ
れているアドレスデータを返信データ(操作データ)と
して返送する。このようにして伝送処理装置92では割
り込み信号Viを発生した操作用端末器94のアドレス
を獲得することができる。
【0006】伝送処理装置92では、割り込み信号Vi
を発生した操作用端末器94のアドレスを獲得すると、
スイッチSに対する対応関係があらかじめ設定されてい
る負荷Lを接続した制御用端末器931 …に伝送する制
御データを生成するとともに、その制御データを含む伝
送信号Vsを信号線Lsに送出し、対応する制御用端末
器931 …に制御データを伝送する。この制御データを
受け取った制御用端末器931 …が、複数の負荷Lごと
に負荷用電源との間に挿入されたラッチングリレー(所
謂リモコンリレー)951 …を個別にオン・オフするこ
とで負荷Lを制御するようになっている。ここで、上記
制御用端末器931 …はそれぞれ4個ずつのリモコンリ
レー951 …をオン・オフできるようになっており、制
御データに含まれるアドレスにより指定された負荷Lに
対応するリモコンリレー951 …をオン・オフするので
ある。なお、リモコンリレー951 …を駆動するための
電源(AC24V)はリモコントランス96より各リモ
コンリレー951 …に供給されるようになっている。ま
た、操作用端末器94や制御用端末器931 …では、そ
れぞれ信号線Lsを伝送されている伝送信号Vsを全波
整流し安定化することによって内部回路の動作用の電源
を得るようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
成ではリモコンリレー951 …とリモコンリレー951
…をオン・オフするための制御用端末器931 …とが別
体であって、これら伝送処理装置92、リモコントラン
ス96、制御用端末器931 …及びリモコンリレー95
1 …を配設するためのリレー制御盤97や分電盤などが
必要となり、省スペース化が図れないという問題や、リ
モコンリレー951 …と制御用端末器93 1 …との配線
が必要となって施工に手間とコストがかかるという問題
がある。
【0008】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、省スペース化及び施工の簡略化とコストダウ
ンを図った遠隔監視制御システムの制御用端末器を提供
しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、負荷制御用の複数個のラッチン
グリレーと、少なくとも伝送信号の受信を行うとともに
受信した制御データに基づいて複数個のラッチングリレ
ーを各別にオン・オフする制御手段とを器体の内部に納
装し、外部電源に接続される電源線を速結式で接続する
複数個の外部電源用の速結端子ブロックと、各外部電源
用の速結端子ブロックと対になって負荷に接続される負
荷接続線を速結式で接続する複数個の負荷接続用の速結
端子ブロックとを器体に備え、器体の内部にて対になる
外部電源用と負荷接続用の各速結端子ブロックをラッチ
ングリレーのリレー接点を介して接続して成るものであ
り、外部電源及び負荷を接続するための電源線を速結式
で容易に接続することができるようになり、しかも、電
源線が接続される充電部が器体外に露出しないために安
全性が向上し、器体を分電盤やリレー制御盤などの中に
配設する必要がなくなり、省スペース化と施工の簡略化
及びコストダウンが図れる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記ラッチングリレーのリレー接点を手動にて強制
的にオン・オフさせる手動操作手段を器体に備えたもの
であり、手動操作手段を使って施工時にも負荷をオン・
オフすることができる。請求項3の発明は、請求項1又
は2の発明において、信号線を速結式で接続する速結端
子ブロックと、信号線をねじ締め式で接続する端子部と
をそれぞれ器体に備えて成るものであり、信号線の線種
に応じて結線方法を選択可能となり、信号線の線種に応
じた良好な結線が可能となる。
【0011】請求項4の発明は、請求項1乃至3の発明
において、少なくとも自己の固有アドレス及び各ラッチ
ングリレーに対応する負荷アドレスを記憶する記憶部を
EEPROMにより構成し、受光素子を有しEEPRO
Mに書き込むアドレスデータを含む外部からの光ワイヤ
レス信号を受信する光ワイヤレス信号受信回路と、受信
したアドレスデータをEEPROMに書き込む機能を備
えた上記制御手段とを器体内に収納するとともに器体に
設けた開口窓より受光素子の受光面を器体外に臨まして
成るものであり、離れた場所からでもワイヤレスにてア
ドレスの設定を容易に行うことができる。
【0012】請求項5の発明は、請求項1乃至3の発明
において、上記EEPROMに記憶されたアドレスデー
タを読み出す機能を備えた上記制御手段と、発光素子を
有し読み出したアドレスデータを光ワイヤレス信号にて
外部へ送信する光ワイヤレス信号送信回路とを器体内に
収納するとともに器体に設けた開口窓より受光素子の受
光面及び発光素子の発光面を器体外に臨まして成るもの
であり、光ワイヤレス信号送信回路から送信された光ワ
イヤレス信号によりEEPROMに記憶されているアド
レスデータの確認をワイヤレスで行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。 (実施形態1)図3は本実施形態の制御用端末器Aの回
路構成を示す図である。この制御用端末器Aは、信号線
Lsを介して伝送されてくる伝送信号をダイオードブリ
ッジDBを介して受信する受信回路1と、ダイオードブ
リッジDBを介して信号を返送する返信回路2と、伝送
信号から各回路用の電源を作成する電源回路3と、固有
のアドレスを設定するアドレス設定部4と、従来例にお
いて説明した伝送処理装置92との信号伝送、負荷の動
作制御及び動作監視などの処理を行うCPUで構成され
た信号処理回路5と、システムの起動時などに信号処理
回路5にリセットをかけるリセット回路6と、信号処理
回路5用の基準クロックを発生する発振回路7と、負荷
制御用のリレーRy1 〜Ry4 の駆動制御を行うドライ
ブ回路8と、リレーRy1 〜Ry4 の動作状態から負荷
の動作状態を監視する監視回路9とで構成してある。そ
して、この制御用端末器Aが対象とする負荷は、例えば
照明器具などであり、単相3線式の電源ラインから供給
を受けて動作するものであって、電源ラインの非接地側
極の接続をリレーRy1 〜Ry4 の主接点r01〜r04
オン・オフにて接続,切離しを行うことにより、負荷の
動作制御を行うようにしてある。但し、負荷は単相2線
式の電源ラインからの電源の供給を受けて動作するもの
であってもよい。
【0014】受信回路1は信号線Lsが接続される信号
線接続端子Tsの一端に抵抗R1 を介してベースが接続
されたトランジスタQ1 を備え、パルス幅変調された複
極の伝送信号VsによりトランジスタQ1 がオン・オフ
されることで伝送信号Vsを受信し信号処理回路5に入
力するようになっている。また、返信回路2は信号線L
sに接続されるダイオードブリッジDBの直流側端子間
にトランジスタQ2 及び抵抗R2 を直列に接続して成
り、信号処理回路5によってトランジスタQ2 がオン、
オフされることで信号線Lsの線間を抵抗R 2 を介して
略短絡し、電流モード信号として返送データを伝送処理
装置92に返信する。
【0015】一方、アドレス設定部4は2個のロータリ
スイッチRS1 ,RS2 で構成してある。このロータリ
スイッチRS1 ,RS2 は、制御用端末器Aの固有のア
ドレスと、4個のリレーRy1 〜Ry4 に対応する負荷
のアドレスとをそれぞれ個別に10進法にて設定できる
ものであり、ディップスイッチを用いた2進法によるア
ドレスの設定よりも容易にアドレス設定を行え、且つ天
井裏などのように暗い場所であっても容易にアドレスを
視認することができる。
【0016】リレーRy1 …はラッチングリレーであっ
て、それぞれセットコイルSCとリセットコイルRCと
を備え、セットコイルSCとリセットコイルRCとに
は、各々ドライブ回路8を構成するトランジスタQ3
10のコレクタが接続され、さらにトランジスタQ3
10のベースが信号処理回路5に接続されている。そし
て、信号処理回路5によってトランジスタQ3 〜Q10
各別にオンすることで各リレーRy1 …のセットコイル
SC及びリセットコイルRCに選択的に通電し、4個の
リレーRy1 …を個別に駆動できるようになっている。
すなわち、信号線Lsを介して伝送処理装置92から伝
送されてくる制御データにより指定されたアドレスに対
応する負荷を制御すべく、各リレーRy1 …がオン・オ
フされる。ここで、リレーRy1 …は大容量の負荷に対
応が可能なタイプ(例えば、定格容量が20A)であ
り、1つのリレーRy1 …にて複数の負荷を同時にオン
・オフすることも可能である。また、リレーRy1 …に
は補助接点r11〜r14が設けられており、これらの補助
接点r11〜r14が信号処理回路5に接続されて監視回路
9が構成されている。
【0017】上記制御用端末器Aの外観図を図1及び図
2に示す。この制御用端末器Aは、天井面などの造営面
に対して取り付けられるいわゆる露出タイプであり、両
端部に造営面への取付金具11を備えている。この制御
用端末器Aの器体10は、上面が開口する箱状のボディ
10aと、このボディ10aに被着されるカバー10b
とで構成され、全体形状が直方体状の箱状に形成されて
いる。
【0018】器体10の内部には、上述したリレーRy
1 〜Ry4 及びドライブ回路8等が実装されたプリント
基板13、信号処理回路5や受信回路1あるいは返信回
路2等の上記回路が形成されたプリント基板14、信号
線Lsを速結式で接続する速結端子ブロック16が実装
されたプリント基板15、及び負荷との間に配線される
電源線(負荷接続線を含む)を接続する複数個の速結端
子ブロック20が収められる。なお、4個のリレーRy
1 〜Ry4 は、矩形板状の固定金具12を用いて側面同
士を隣合わせるようにしてカバー10bに固定される。
【0019】ところで、上記リレーRy1 …には手動で
揺動させることで主接点r01…を開閉できる取手が突出
させてあり、この取手に手動レバー50が取り付けてあ
る。手動レバー50の上部には操作つまみ51が突設さ
れ、さらに手動レバー50の側面にはリレーRy1 …の
オン・オフ状態を表示するための表示片52が突設され
ている。詳しい説明は省略するが、上記手動レバー50
(取手)はリレーRy 1 …の器体に内蔵されている主接
点r01…の開閉に応じて機械的に揺動するのであって、
ドライブ回路8により駆動されるリレーRy1 …の主接
点r01…の開閉に伴って揺動し位置を変えるとともに、
手動で揺動させた場合には主接点r01…を強制的に開閉
させることができるようになっている。
【0020】器体10の両側面には内部に収納される速
結端子ブロック20の電源線の接続面を露呈させる接続
穴17を複数形成してある。この器体10の上面には、
プリント基板14に実装されたロータリスイッチR
1 ,RS2 の操作つまみがカバー10bの上面から露
呈させてあり、また、リレーRy1 …の上記手動レバー
50の操作つまみ51及び表示片52が臨む操作窓53
及び表示窓54が各リレーRy1 …に対応してカバー1
0bの上面に設けてあり、それらが配置された操作表示
部を開閉自在なカバー18で閉塞する構造としてある。
つまり、操作窓53からマイナスドライバなどを用いて
操作つまみ51をスライドさせることで主接点r01…を
強制的に開閉させることができ、しかも、主接点r01
がオンの場合には表示窓54を通して表示片52が見え
るようになっており、例えば表示片52を赤色等に着色
しておけば主接点r01…のオン・オフ状態をより見やす
くすることができる。このように、リレーRy1 …の主
接点r01…を強制的にオン・オフできる手動レバー50
を設けたことにより、この制御用端末器Aが信号線Ls
によって伝送処理装置92に接続されていない状態にお
いても負荷をオン・オフすることができ、また、手動レ
バー50によって主接点r01…をオンしておけば負荷へ
の電源ラインに配設されているブレーカの入/切によっ
ても負荷をオン・オフできるという利点がある。すなわ
ち、通常のビル建設の場合であれば、フロアに設置され
た照明負荷をオン・オフする壁スイッチ等の配設工事は
後で行われるため、壁スイッチ等が配設されるまでに照
明負荷を操作したいという要望に応えることができる。
【0021】上記カバー18で閉塞される操作表示面の
下部には、プリント基板15に取り付けられた速結端子
ブロック16の信号線挿入面をカバー10bに形成され
た開口を介して露出させ、その側部にねじ止め方式でも
信号線Lsの接続を行えるようにする端子部19を形成
してある。プリント基板15は、固定ねじによりカバー
10bの裏面にねじ止めして固定される。このねじ止め
式の端子部19と、プリント基板14に実装されたダイ
オードブリッジDBの入力との接続は図示しないリード
線を用いて行われる。また、プリント基板14も固定ね
じによりねじ止めしてカバー10bに固定される。
【0022】ところで、上述のようにねじ締め式の端子
部19に加えて、速結端子ブロック16を設けてある理
由を説明すると、信号線Lsの線種に応じて結線方法を
選択可能となり、信号線Lsの線種に応じた良好な結線
が可能となるからである。例えば、信号線Lsがより線
である場合には、端子部19を用い、単線である場合に
は、速結端子ブロック16を用いればよい。また、信号
線Lsは送り配線されるため、ねじ締め構造の接続で
は、端子ねじ19aの緩みなどで信号を伝達できなくな
る恐れがある。しかし、速結端子ブロック16を用いた
場合には、そのような事態を生じない利点もあるからで
ある。
【0023】上記器体10の両側面に形成された接続穴
17は、ボディ10a及びカバー10bの両側壁に形成
された凹部17a,17bとで形成される。各速結端子
ブロック20の収納部21は、ボディ10a及びカバー
10bの両側壁と共に速結端子ブロック20を囲む略コ
字状のリブ21a,21bで形成され、リブ21bの後
端壁は高さを低くして後述する速結端子ブロック20の
端子部20bをプリント基板13及びリレーRy1 …側
に導出できる構造としてある。上記収納部21は器体1
0の対向する両側に各4つずつの計8個が形成される。
そして、これら収納部21の間の空間には、4個のリレ
ーRy1 〜Ry4 が収納される。
【0024】取付金具11は、ボディ10aの両端に形
成された凹所に一端部を嵌め込み、カバー10bとボデ
ィ10aに夫々連通形成される挿通孔23a,23bを
通して固定ねじ24をねじ止めして器体10に取り付け
られ、このとき同時にボディ10aとカバー10bとの
固定が行われる。カバー10bの操作表示部は、図1
(b)に示すように上面側に膨出させてあり、この膨出
された操作表示部の一側縁の両端には、カバー18の両
側部から突設された回動軸18aを回動自在に保持する
軸受け部25を形成してある。そして、膨出部の他側縁
の中央には、カバー18の他端縁から垂設された係止爪
22を係脱自在に係止する係止孔26を形成してある。
【0025】速結端子ブロック20は、図4に示すよう
に、直方体状の箱形であり、電源線挿入面側の肉厚が薄
く、後端部側を肉厚を厚くした形状になっており、端子
板27、錠ばね28及び解除釦29で構成されるいわゆ
る速結構造のものであり、これら速結構造部材は、ボデ
ィ30aとカバー30bで構成されるハウジング30内
に収納される。なお、ボディ30aとカバー30bとの
結合は、はとめ鋲31を挿通孔32b,32aにとおし
てかしめることにより行われる。
【0026】端子板27は、一端部に電源線の芯線を錠
ばね28と共に弾性挟持する側方に開口するコ字状のい
わゆる端子板部27aとしてあり、他端は後述するよう
に対となる他の速結端子ブロック20及びリレーRy1
…に接続する端子部27bとなっている。そして、端子
板部27aと端子部27bとの間に端子板をボディ30
aに固定するための固定部27cを形成してある。端子
部27bは先端をL字状に下方に折り曲げた形状になっ
ており、垂下片の基部を湾曲させてある。固定部27c
は下端の開口縁の幅を狭くした凹部で形成してある。
【0027】錠ばね28は、挿入される芯線に係止して
芯線の抜けを防止する係止片28aと、挿入された芯線
を端子板27の上片との間に弾性保持する弾性片28b
とからなり、端子板27の端子板部27aに側方から挿
入され、この端子板部27aに形成された折曲部33及
び取付片34,35で所定位置に位置決めして取り付け
られる。
【0028】解除釦29は、電源線を外す場合に、錠ば
ね28と端子板27とによる芯線の弾性挟持状態を解除
するもので、上記端子板27の上に配置され、下方に垂
設された3本の解除片29aで、一度に各錠ばね28と
端子板27とによる芯線の保持状態を解除するものであ
る。ここで、端子板27の端子板部27aの上片にはこ
の解除釦29の解除片29aを通す切欠36を設けてあ
る。
【0029】ボディ30a及びカバー30bの薄肉部分
には、接続穴17を通して差し込まれる電源線を通す挿
通孔37を構成する凹部37a,37bを形成してあ
る。ここで、挿通孔37は内部に行くほどに径を細くし
てあり、芯線を確実に錠ばね28と端子板27の端子板
部27aの上片との間に導くようにしてある。ボディ3
0aの後端側には挿通孔37に連続する3つの収納凹部
38を形成し、この収納凹部38内に端子板27及び錠
ばね28が収納される。ここで、収納凹部38の後端壁
部には嵌合凹部39を形成し、この嵌合凹部39に端子
板27の固定部27cを嵌めて端子板27の固定を行
う。
【0030】カバー30bの収納凹部38に対応する部
分は全体的に凹設してあり、後端寄りの部分に、端子板
27の上面を押圧する押圧凸部40を形成し、この押圧
凸部40の前端寄りの部分に、解除釦29が収められ
る。そして、上記解除釦29の前端側に形成された凸部
29bを露呈させる解除用の開口を肉厚部の側面部に形
成してある。
【0031】8個の速結端子ブロック20は、電源ライ
ンからの電源線が接続される電源接続用の速結端子ブロ
ック201 〜204 と、負荷への電源線(負荷接続線)
が接続される負荷接続用の速結端子ブロック205 〜2
8 とに分けられ、速結端子ブロック201 と205
202 と206 、203 と207 、204 と208 がそ
れぞれペアになっている。そして、ペアとなる速結端子
ブロック201 …の接地極に対応する端子部27b及び
非接地極に対応する端子部27bとが略コ字状に形成さ
れた接地用送り金具46及び電源送り金具45によって
接続され、残りの端子部27bがそれぞれリレーRy1
…の主接点r01…につながる端子片47に編素線48を
用いて接続される。なお、端子部27bと送り金具4
5,46との接続はかしめにより行ない、また、編素線
48は端子部27bに溶接して接続され、編素線48の
接続部分以外は絶縁用のチューブが被せてある。このよ
うに、電源送り金具45及び接地用送り金具46により
速結端子ブロック201 …を接続しているため、比較的
に大容量の負荷にも対応することができる。なお、編素
線48を端子片47に接続するには別途接続金具を用い
て行うようにしてもよい。
【0032】上記制御用端末器Aでは、接続穴17を通
して速結端子ブロック20の挿通孔37に被覆を剥がし
た電源線の芯線を挿入すると、錠ばね28の係止片28
aと弾性片28bとの間に芯線が弾性保持され、芯線に
係止片28aが係止されることにより、電源線の抜けが
防止される。そして、電源線を外す必要が生じた場合に
は、解除用の開口42を通してドライバなどの工具の先
端を挿入して解除釦29を操作すると、解除釦29の解
除片29aが錠ばね28の係止片28aの係止状態を解
除し、これにより電源線を外すことができる。また、電
源線に所謂VVFケーブル49を用いた場合には、図5
に示すようにVVFケーブル49の外側のシースが器体
10の接続穴17の内部にまで入り込むことになる。な
お、説明は省略するが、上記速結端子ブロック16もこ
の速結端子ブロック20と同様の構造となっている。こ
の場合の負荷に電源を供給する電源線は、施工前に電源
線の長さを決めておき、その長さに工場で加工すること
ができるので、省施工性を向上させることができる。
【0033】上記取付金具11を備えることにより、例
えば図6に示すコンクリート天井イとシステム天井ロと
の間に架設される吊りボルト70に対して、同図(b)
に示すようにして制御用端末器Aを取り付けることがで
きる。すなわち、取付金具11の取付孔11aに対応す
るねじ孔43aを両端部に備え、断面略コ字状に形成さ
れた固定金具43を用い、取付金具11と固定金具43
とを2本の固定ねじ44にてねじ止めすることで吊りボ
ルト70を挟持して固定することができる。
【0034】図7は上記制御用端末器Aを用いた照明負
荷L1 …の遠隔監視制御システムの構築例を示すもので
ある。すなわち、2線式の信号線Lsにて多数のスイッ
チSを具備した操作用端末器61と、照明負荷L1 …を
制御する上記制御用端末器Aとを伝送処理装置92に接
続してある。そして、制御用端末器Aは上述したように
吊りボルトに取り付けるなどの方法によってシステム天
井に設けた点検口の近傍にボックスを用いずに配設する
ことができるようになっている。
【0035】このように、本発明の上記制御用端末器A
によれば、従来例のようにリモコンリレー951 …、制
御用端末器931 …及びリモコントランス96を配設す
るリレー制御盤97が不要となり、露出型としたことで
天井裏に露出して配設することができ、省スペース化及
び省施工化が図れるという利点がある。また、天井裏に
配設することでリレー制御盤97を用いる場合のように
立ち下げ配線が不要となり、これによっても省施工化が
図れる。
【0036】(実施形態2)図8は本実施形態の制御用
端末器A’の回路構成を示す図である。この制御用端末
器A’の回路構成は上述の実施形態1における制御用端
末器Aの回路構成とほぼ共通であり、共通する部分には
同一の符号を付して説明は省略する。この制御用端末器
A’の回路構成が実施形態1の制御用端末器Aと異なる
点はアドレスの設定に関する部分であって、本実施形態
の制御用端末器A’では実施形態1のロータリスイッチ
RS1 ,RS2 に代えて、外部からの光ワイヤレス信号
を受信する光ワイヤレス信号受信回路55と、光ワイヤ
レス信号により設定された各リレーRy1 〜Ry4 に対
応するアドレスを記憶するEEPROM56と、光ワイ
ヤレス信号を送信する光ワイヤレス信号送信回路57と
を備えている構成にある。
【0037】光ワイヤレス信号受信回路55はPINフ
ォトダイオードから成る受光素子55aを備え、この受
光素子55aにてアドレス設定器から送られてくる光ワ
イヤレス信号を受信し、受信した光ワイヤレス信号をト
ランジスタQ11等を介して受信信号入力端OSIGより
信号処理回路5に入力するようになっている。一方、信
号処理回路5は、光ワイヤレス信号によりアドレス設定
器(図示せず)から送られてくるコマンドの判定と、ア
ドレス設定コマンドとともに送られてくるアドレスを設
定アドレスとしてEEPROM56に書き込む書込み機
能と、書込み終了時にこの書き込んだアドレスデータを
読み出し、このアドレスデータに基づいた送信信号を確
認信号として送信信号出力端ORETより出力し、この
送信信号によって光ワイヤレス信号送信回路57の発光
素子57aを駆動して光ワイヤレス信号としてアドレス
設定器へ送信する機能と、更にアドレス設定器から確認
コマンドが送られてきた時に同様にEEPROM56に
書き込んであるアドレスデータを読み出し、光ワイヤレ
ス信号送信回路57から光ワイヤレス信号としてアドレ
ス設定器へ送信する機能等を備えている。
【0038】また、アドレス設定器にはコマンドやアド
レスデータを送信する機能の他に、制御用端末器A’側
から送信されてくる光ワイヤレス信号を受信し、その受
信データを表示する表示部を備えており、アドレス設定
時に正しくアドレスが設定されたかの確認や、現在設定
されているアドレスの確認ができるようになっている。
【0039】上記動作をさらに詳しく説明する。まず、
アドレス設定あるいは変更を行う場合には、アドレス設
定器より設定コマンドを光ワイヤレス信号で制御用端末
器A’に送信すれば、光ワイヤレス信号受信回路55を
通じてコマンドを受け取った信号処理回路5がアドレス
設定動作に入る。そして、アドレス設定器より続いて設
定用のアドレスデータが光ワイヤレス信号により送信さ
れてくると、光ワイヤレス信号受信回路55を通じて設
定用アドレスデータを受け取った信号処理回路5はEE
PROM56のアドレス設定エリアにアドレスデータを
書き込む。同時に設定用アドレスデータを受け取ったこ
とを示す確認信号を光ワイヤレス信号送信回路57を通
じて光ワイヤレス信号により送信する。この確認信号は
アドレス設定器において受信され、アドレス設定器に設
けられた表示部で表示されることにより、使用者はこの
表示によりアドレス設定が正しく行われたことを確認で
きる。また、EEPROM56に書き込まれたアドレス
データは各リレーRy1 〜Ry4 に対応するアドレスと
して使用されることになる。
【0040】一方、EEPROM56に設定されている
アドレスを確認したい場合には、アドレス設定器から確
認コマンドを光ワイヤレス信号により制御用端末器A’
に送信すればよい。この場合、光ワイヤレス信号受信回
路55を通じて確認コマンドを受け取った信号処理回路
5は、EEPROM56よりアドレスデータを読み出
し、そのアドレスデータを光ワイヤレス信号送信回路5
7を通じて光ワイヤレス信号により送信する。このアド
レスデータ(各リレーRy1 〜Ry4 に対応するアドレ
ス)を持つ光ワイヤレス信号はアドレス設定器で受信さ
れて復調され、アドレス設定器に設けられた表示部で表
示されることになり、使用者はこの表示により設定され
ているアドレスを確認することができることになる。
【0041】図9及び図10は上記制御用端末器A’の
外観構成を示す図であり、基本的な構成については上述
した実施形態1における制御用端末器Aと共通であるか
ら、共通する部分には同一の符号を付して説明は省略す
る。この制御用端末器A’においては、ロータリスイッ
チRS1 ,RS2 の代わりにアドレス設定用の光ワイヤ
レス信号を送受信する受光素子55a及び発光素子57
aがプリント基板14に実装され、これら受光素子55
a及び発光素子57aの受光面及び発光面はカバー10
bの操作表示部に設けられた開口窓58に臨ませてあ
る。なお、他の構成及び動作については上述の実施形態
1と同様であるから説明は省略する。
【0042】上記制御用端末器A’では、4個のリレー
Ry1 〜Ry4 に対応する負荷のアドレスをアドレス設
定器を使ってワイヤレスにて設定することができ、ディ
ップスイッチやロータリスイッチRS1 ,RS2 による
アドレス設定に比較して簡単且つ確実に設定することが
できるという利点がある。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明は、操作用端末器及び制
御用端末器を2線式の信号線を介して伝送処理装置に接
続し、この伝送処理装置からは各端末器を個別に呼び出
すアドレスデータを含む伝送信号を信号線に時分割多重
で送出することによって操作用端末器及び制御用端末器
を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した信号
返信期間に操作用端末器からの操作データを受信する
と、操作データに基づいて制御データを作成し、操作デ
ータを発生した操作用端末器に対応した制御用端末器に
対して制御データを上記伝送信号により伝送し、当該制
御用端末器では受信した制御データにより負荷の動作を
制御する遠隔監視制御システムに用いられる制御用端末
器であって、負荷制御用の複数個のラッチングリレー
と、少なくとも伝送信号の受信を行うとともに受信した
制御データに基づいて複数個のラッチングリレーを各別
にオン・オフする制御手段とを器体の内部に納装し、外
部電源に接続される電源線を速結式で接続する複数個の
外部電源用の速結端子ブロックと、各外部電源用の速結
端子ブロックと対になって負荷に接続される負荷接続線
を速結式で接続する複数個の負荷接続用の速結端子ブロ
ックとを器体に備え、器体の内部にて対になる外部電源
用と負荷接続用の各速結端子ブロックをラッチングリレ
ーのリレー接点を介して接続して成るものであり、外部
電源及び負荷を接続するための電源線を速結式で容易に
接続することができるようになり、しかも、電源線が接
続される充電部が器体外に露出しないために安全性が向
上し、器体を分電盤やリレー制御盤などの中に配設する
必要がなくなり、省スペース化と施工の簡略化及びコス
トダウンが図れるという効果がある。
【0044】請求項2の発明は、上記ラッチングリレー
のリレー接点を手動にて強制的にオン・オフさせる手動
操作手段を器体に備えたものであり、手動操作手段を使
って施工時にも負荷をオン・オフすることができ、施工
時の利便性を向上させることができるという効果があ
る。請求項3の発明は、信号線を速結式で接続する速結
端子ブロックと、信号線をねじ締め式で接続する端子部
とをそれぞれ器体に備えて成るものであり、信号線の線
種に応じて結線方法を選択可能となり、信号線の線種に
応じた良好な結線が能となるという効果がある。
【0045】請求項4の発明は、少なくとも自己の固有
アドレス及び各ラッチングリレーに対応する負荷アドレ
スを記憶する記憶部をEEPROMにより構成し、受光
素子を有しEEPROMに書き込むアドレスデータを含
む外部からの光ワイヤレス信号を受信する光ワイヤレス
信号受信回路と、受信したアドレスデータをEEPRO
Mに書き込む機能を備えた上記制御手段とを器体内に収
納するとともに器体に設けた開口窓より受光素子の受光
面を器体外に臨まして成るものであり、離れた場所から
でもワイヤレスにてアドレスの設定を容易に行うことが
でき、使い勝手の向上が図れるという効果がある。
【0046】請求項5の発明は、上記EEPROMに記
憶されたアドレスデータを読み出す機能を備えた上記制
御手段と、発光素子を有し読み出したアドレスデータを
光ワイヤレス信号にて外部へ送信する光ワイヤレス信号
送信回路とを器体内に収納するとともに器体に設けた開
口窓より受光素子の受光面及び発光素子の発光面を器体
外に臨まして成るものであり、光ワイヤレス信号送信回
路から送信された光ワイヤレス信号によりEEPROM
に記憶されているアドレスデータの確認をワイヤレスで
行うことができ、アドレス設定を容易且つ確実に行うこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す図であり、(a)はボディを
外した状態の平面図、(b)は側面断面図である。
【図2】同上を示す図であり、(a)は正面図、(b)
は下面図、(c)は側面図である。
【図3】同上の回路構成図である。
【図4】同上の外観斜視図である。
【図5】同上の速結端子ブロックを示す分解斜視図であ
る。
【図6】同上を示す図であり、(a)は吊りボルトに取
り付けた状態の平面図、(b)は同図(a)の要部を示
す斜視図である。
【図7】同上を用いた遠隔監視制御システムの構築例を
示すシステム構成図である。
【図8】実施形態2の回路構成図である。
【図9】同上を示す図であり、(a)はボディを外した
状態の平面図、(b)は側面断面図である。
【図10】同上を示す図であり、(a)は正面図、
(b)は下面図、(c)は側面図である。
【図11】従来のシステムを示すシステム構成図であ
る。
【図12】(a)〜(c)は同上に用いる伝送信号の信
号フォーマットを示す図である。
【符号の説明】
10 器体 11 取付金具 12 固定金具 201 〜208 速結端子ブロック Ry1 〜Ry4 ラッチングリレー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作用端末器及び制御用端末器を2線式
    の信号線を介して伝送処理装置に接続し、この伝送処理
    装置からは各端末器を個別に呼び出すアドレスデータを
    含む伝送信号を信号線に時分割多重で送出することによ
    って操作用端末器及び制御用端末器を個別にアクセス
    し、伝送信号に同期して設定した信号返信期間に操作用
    端末器からの操作データを受信すると、操作データに基
    づいて制御データを作成し、操作データを発生した操作
    用端末器に対応した制御用端末器に対して制御データを
    上記伝送信号により伝送し、当該制御用端末器では受信
    した制御データにより負荷の動作を制御する遠隔監視制
    御システムに用いられる制御用端末器であって、負荷制
    御用の複数個のラッチングリレーと、少なくとも伝送信
    号の受信を行うとともに受信した制御データに基づいて
    複数個のラッチングリレーを各別にオン・オフする制御
    手段とを器体の内部に納装し、外部電源に接続される電
    源線を速結式で接続する複数個の外部電源用の速結端子
    ブロックと、各外部電源用の速結端子ブロックと対にな
    って負荷に接続される負荷接続線を速結式で接続する複
    数個の負荷接続用の速結端子ブロックとを器体に備え、
    器体の内部にて対になる外部電源用と負荷接続用の各速
    結端子ブロックをラッチングリレーのリレー接点を介し
    て接続して成ることを特徴とする遠隔監視制御システム
    の制御用端末器。
  2. 【請求項2】 上記ラッチングリレーのリレー接点を手
    動にて強制的にオン・オフさせる手動操作手段を器体に
    備えたことを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御シ
    ステムの制御用端末器。
  3. 【請求項3】 信号線を速結式で接続する速結端子ブロ
    ックと、信号線をねじ締め式で接続する端子部とをそれ
    ぞれ器体に備えて成ることを特徴とする請求項1又は2
    記載の遠隔監視制御システムの制御用端末器。
  4. 【請求項4】 少なくとも自己の固有アドレス及び各ラ
    ッチングリレーに対応する負荷アドレスを記憶する記憶
    部をEEPROMにより構成し、受光素子を有しEEP
    ROMに書き込むアドレスデータを含む外部からの光ワ
    イヤレス信号を受信する光ワイヤレス信号受信回路と、
    受信したアドレスデータをEEPROMに書き込む機能
    を備えた上記制御手段とを器体内に収納するとともに器
    体に設けた開口窓より受光素子の受光面を器体外に臨ま
    して成ることを特徴とする請求項1乃至3記載の遠隔監
    視制御システムの制御用端末器。
  5. 【請求項5】 上記EEPROMに記憶されたアドレス
    データを読み出す機能を備えた上記制御手段と、発光素
    子を有し読み出したアドレスデータを光ワイヤレス信号
    にて外部へ送信する光ワイヤレス信号送信回路とを器体
    内に収納するとともに器体に設けた開口窓より受光素子
    の受光面及び発光素子の発光面を器体外に臨まして成る
    ことを特徴とする請求項1乃至3記載の遠隔監視制御シ
    ステムの制御用端末器。
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Effective date: 20030430