JPH077098Y2 - 空気工具の安全装置 - Google Patents
空気工具の安全装置Info
- Publication number
- JPH077098Y2 JPH077098Y2 JP1989124158U JP12415889U JPH077098Y2 JP H077098 Y2 JPH077098 Y2 JP H077098Y2 JP 1989124158 U JP1989124158 U JP 1989124158U JP 12415889 U JP12415889 U JP 12415889U JP H077098 Y2 JPH077098 Y2 JP H077098Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation lever
- stopper
- lever
- pivot shaft
- pneumatic tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K35/00—Means to prevent accidental or unauthorised actuation
- F16K35/02—Means to prevent accidental or unauthorised actuation to be locked or disconnected by means of a pushing or pulling action
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25F—COMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B25F5/00—Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S16/00—Miscellaneous hardware, e.g. bushing, carpet fastener, caster, door closer, panel hanger, attachable or adjunct handle, hinge, window sash balance
- Y10S16/30—Knob, control lever
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S16/00—Miscellaneous hardware, e.g. bushing, carpet fastener, caster, door closer, panel hanger, attachable or adjunct handle, hinge, window sash balance
- Y10S16/36—Spring
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20576—Elements
- Y10T74/20582—Levers
- Y10T74/20612—Hand
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20576—Elements
- Y10T74/20582—Levers
- Y10T74/2063—Stops
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はエアハンマーやエアグライダー等、操作レバー
をもって起動停止させる形式のあらゆる空気工具の安全
装置に関するものである。
をもって起動停止させる形式のあらゆる空気工具の安全
装置に関するものである。
(従来の技術) 実公昭62-21420号公報には空気工具の安全装置付レバー
が開示されている。
が開示されている。
第7図及び第8図はこの従来装置を示したもので、バル
ブステム13を操作レバー1で押し下げると空気工具2が
作動するが、操作レバー1はピン3で空気工具2の後方
部に枢支されており、図面に示す傾斜状態にスプリング
4で押し上げられている。5,6は操作レバー1の上下面
に当接され、ネジ11で一体に結合されたスライド板と止
め板で、操作レバー1の上下両面上を摺動可能であり、
空気工具2の非作動時には操作レバー1の室9内に設け
たスプリング12により付勢されて、止め板6の末端部15
が空気工具2の本体に固定した安全ピン14に当接する位
置に移動していて操作レバー1は安全ピン14によって下
降が妨げられている。従って、レバー1をピン3を支点
にして回動させようとしても操作することができないか
ら、空気工具2を作動させることの出来ない安全機能を
有する。
ブステム13を操作レバー1で押し下げると空気工具2が
作動するが、操作レバー1はピン3で空気工具2の後方
部に枢支されており、図面に示す傾斜状態にスプリング
4で押し上げられている。5,6は操作レバー1の上下面
に当接され、ネジ11で一体に結合されたスライド板と止
め板で、操作レバー1の上下両面上を摺動可能であり、
空気工具2の非作動時には操作レバー1の室9内に設け
たスプリング12により付勢されて、止め板6の末端部15
が空気工具2の本体に固定した安全ピン14に当接する位
置に移動していて操作レバー1は安全ピン14によって下
降が妨げられている。従って、レバー1をピン3を支点
にして回動させようとしても操作することができないか
ら、空気工具2を作動させることの出来ない安全機能を
有する。
次に押圧部8に指を掛けてスライド板5を、スプリング
12の弾発力に抗して図面の右方向に押して移動させる
と、止め板6も移動し、このとき、安全ピン14の位置に
止め板6に設けたピン穴Aが移動して来て操作レバー1
のピン穴Bと一致するようになるから、この状態で操作
レバー1を回動させると、安全ピン14は穴A,B内に入っ
て操作レバー1の操作に支障を来たさなくなり、操作レ
バー1でバルブステム13を押すことができるようにな
る。この状態で空気工具2は初めて起動させることがで
きるようになる。
12の弾発力に抗して図面の右方向に押して移動させる
と、止め板6も移動し、このとき、安全ピン14の位置に
止め板6に設けたピン穴Aが移動して来て操作レバー1
のピン穴Bと一致するようになるから、この状態で操作
レバー1を回動させると、安全ピン14は穴A,B内に入っ
て操作レバー1の操作に支障を来たさなくなり、操作レ
バー1でバルブステム13を押すことができるようにな
る。この状態で空気工具2は初めて起動させることがで
きるようになる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記従来の安全装置は、操作レバー1の
上下面に、スライド板5と止め板6がビス11で摺動可能
に装着されており、かつ内部にスプリング12が挿入され
ているため、レバーが非常に肉厚なものとなっていて、
操作が非常にやりずらい欠点があった。しかも凹凸溝の
ある押圧部8を含むスライド板5が操作レバー1の上面
に突出しているため、空気工具を扱う際に、手の掌で操
作レバーを押し下げようとすると、手の掌に突出部が当
って痛くなるという欠点があった。更に安全ピン14を必
要とするなど、部品点数も多く、構造も複雑であった。
上下面に、スライド板5と止め板6がビス11で摺動可能
に装着されており、かつ内部にスプリング12が挿入され
ているため、レバーが非常に肉厚なものとなっていて、
操作が非常にやりずらい欠点があった。しかも凹凸溝の
ある押圧部8を含むスライド板5が操作レバー1の上面
に突出しているため、空気工具を扱う際に、手の掌で操
作レバーを押し下げようとすると、手の掌に突出部が当
って痛くなるという欠点があった。更に安全ピン14を必
要とするなど、部品点数も多く、構造も複雑であった。
本考案は手の掌で押し下げる操作レバーの表面は平らで
あって、操作の際、手の掌が痛くなることのない、構造
簡単な空気工具の安全装置を提供し、前記従来の課題を
解決しようとするものである。
あって、操作の際、手の掌が痛くなることのない、構造
簡単な空気工具の安全装置を提供し、前記従来の課題を
解決しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、空気工具本体に一端が枢支された起動用操作
レバーを設け、該レバーでバルブステムを押し込むこと
により起動させる空気工具において、前記操作レバーの
枢支軸を圧縮ばねと捩りばねの両機能をもつコイルばね
で付勢させて軸方向に摺動可能に設けると共に、該枢支
軸上に前記操作レバーの下面部に潜入可能に当該レバー
のストッパーを設け、更に前記操作レバーには前記スト
ッパーが潜入可能な開口又は凹部を形成してなるもの
で、これを課題解決のための手段とするものである。
レバーを設け、該レバーでバルブステムを押し込むこと
により起動させる空気工具において、前記操作レバーの
枢支軸を圧縮ばねと捩りばねの両機能をもつコイルばね
で付勢させて軸方向に摺動可能に設けると共に、該枢支
軸上に前記操作レバーの下面部に潜入可能に当該レバー
のストッパーを設け、更に前記操作レバーには前記スト
ッパーが潜入可能な開口又は凹部を形成してなるもの
で、これを課題解決のための手段とするものである。
(作用) 空気工具の非作動時には、ストッパーが起動用操作レバ
ーの逃げ部から外れる位置にコイルばねの付勢力により
保持されている。この非作動状態の空気工具を作動させ
るには、前記コイルばねの付勢力に抗して前記操作レバ
ーの枢支軸を押し込むと、ストッパーは該レバーの逃げ
部に対向する位置に移動するため、操作レバーを押し下
げることが可能となり、操作レバーの下面でバルブステ
ムを押し下げて空気工具を作動させることができる。
ーの逃げ部から外れる位置にコイルばねの付勢力により
保持されている。この非作動状態の空気工具を作動させ
るには、前記コイルばねの付勢力に抗して前記操作レバ
ーの枢支軸を押し込むと、ストッパーは該レバーの逃げ
部に対向する位置に移動するため、操作レバーを押し下
げることが可能となり、操作レバーの下面でバルブステ
ムを押し下げて空気工具を作動させることができる。
次に、作動中の空気工具を非作動状態にするには、枢支
軸の押圧を中止して、操作レバーから手を離す。このと
き、枢支軸と共にストッパーは、付勢力により前記操作
レバーの逃げ部から外れた位置に移動し、バルブステム
も上昇して、空気工具は非作動の状態になり、最早、操
作レバーはストッパーに妨げられて押し下げることが出
来なくなる。
軸の押圧を中止して、操作レバーから手を離す。このと
き、枢支軸と共にストッパーは、付勢力により前記操作
レバーの逃げ部から外れた位置に移動し、バルブステム
も上昇して、空気工具は非作動の状態になり、最早、操
作レバーはストッパーに妨げられて押し下げることが出
来なくなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図乃至第6図に基いて説明
する。
する。
先ず、第1図乃至第4図に示す第1実施例において、20
は空気工具本体で、起動用操作レバー21の一端は空気工
具本体20の上面後方部に直交させ、かつ該一端が空気工
具本体20の後方上面に当接して回動が制限されると共
に、枢支軸22により上下方向に擺動自在に枢支されてい
る。また前記操作レバー21は空気工具の非作動時には、
第2図の実線の如く傾斜状態に保持されるようコイルば
ね23の比較的長く延長した一端部23aを下面に受けて、
同ばねの弾発力により上方に付勢されている。また、前
記操作レバーの枢支軸22はその軸方向に摺動可能であ
り、その正面頭部には操作ボタン22aが設けられてい
る。更にこの枢支軸22には所定の位置にストッパー24が
固定されている。即ち、このストッパー24は空気工具本
体20に設けた溝25内に配設され、圧縮ばねと捩りばねの
両機能を持つ円錐形のコイルばね(以下コイルばねとい
う)26により枢支軸22の段部22′に押付けられて保持固
定され、この結果、枢支軸22は当該ばね26の付勢力を受
けて前記操作ボタン22aを突出させる方向に移動可能
で、常時はコイルばね26によりストッパー24を介して第
3図の位置にある。なお、コイルばね23の短い他端部は
ストッパー24の適所に係合されている。また、操作レバ
ー21に設けられた開口27は、前記溝25のほぼ中央部上方
に位置し、枢支軸22をコイルばね26に抗して押し込む
と、ストッパー24は第3図の2点鎖線の如く開口27と係
合する位置に移動し、操作レバー21を第2図の2点鎖線
で示す状態に押し下げたときに該ストッパー24の上端が
開口27内に潜入するようにし、操作レバー21の押し下げ
るときに妨げとならないように構成されている。この状
態で操作レバー21を押し下げると、空気工具のバルブス
テム28は空気工具本体1の下方向に押し込まれ、空気工
具は起動する。なお、ストッパー24と操作レバー21の動
きをスムーズにするために、ストッパー24の頭部は丸味
を持たせるなどするとよい。
は空気工具本体で、起動用操作レバー21の一端は空気工
具本体20の上面後方部に直交させ、かつ該一端が空気工
具本体20の後方上面に当接して回動が制限されると共
に、枢支軸22により上下方向に擺動自在に枢支されてい
る。また前記操作レバー21は空気工具の非作動時には、
第2図の実線の如く傾斜状態に保持されるようコイルば
ね23の比較的長く延長した一端部23aを下面に受けて、
同ばねの弾発力により上方に付勢されている。また、前
記操作レバーの枢支軸22はその軸方向に摺動可能であ
り、その正面頭部には操作ボタン22aが設けられてい
る。更にこの枢支軸22には所定の位置にストッパー24が
固定されている。即ち、このストッパー24は空気工具本
体20に設けた溝25内に配設され、圧縮ばねと捩りばねの
両機能を持つ円錐形のコイルばね(以下コイルばねとい
う)26により枢支軸22の段部22′に押付けられて保持固
定され、この結果、枢支軸22は当該ばね26の付勢力を受
けて前記操作ボタン22aを突出させる方向に移動可能
で、常時はコイルばね26によりストッパー24を介して第
3図の位置にある。なお、コイルばね23の短い他端部は
ストッパー24の適所に係合されている。また、操作レバ
ー21に設けられた開口27は、前記溝25のほぼ中央部上方
に位置し、枢支軸22をコイルばね26に抗して押し込む
と、ストッパー24は第3図の2点鎖線の如く開口27と係
合する位置に移動し、操作レバー21を第2図の2点鎖線
で示す状態に押し下げたときに該ストッパー24の上端が
開口27内に潜入するようにし、操作レバー21の押し下げ
るときに妨げとならないように構成されている。この状
態で操作レバー21を押し下げると、空気工具のバルブス
テム28は空気工具本体1の下方向に押し込まれ、空気工
具は起動する。なお、ストッパー24と操作レバー21の動
きをスムーズにするために、ストッパー24の頭部は丸味
を持たせるなどするとよい。
なお、第3図に示す開口27は枢支軸22に対して直交する
壁面27aをもって形成されているが、操作レバー21の動
き、いい換えればストッパー24の動きを更にスムーズに
するために、当該開口27の左右両壁面27aを、少なくと
も第3図において開口27の左側の壁面を若干傾斜面に形
成してもよく、或いはまた、当該開口27に代え、断面形
状が梯形のくぼみ30としてもよい(第6図参照)。梯形
としたくぼみ30は、前記傾斜した左右両壁面と同じ機能
を期待できる。
壁面27aをもって形成されているが、操作レバー21の動
き、いい換えればストッパー24の動きを更にスムーズに
するために、当該開口27の左右両壁面27aを、少なくと
も第3図において開口27の左側の壁面を若干傾斜面に形
成してもよく、或いはまた、当該開口27に代え、断面形
状が梯形のくぼみ30としてもよい(第6図参照)。梯形
としたくぼみ30は、前記傾斜した左右両壁面と同じ機能
を期待できる。
次に実施例の作用を説明する。
第2図の実線位置にある操作レバー21は、そのまま枢支
軸22を支点にして矢印X方向に押し下げようとしても、
第3図に実線で示すように操作レバー21の裏面にストッ
パー24の上端が当接するため、この操作レバー21は押し
下げることができない。
軸22を支点にして矢印X方向に押し下げようとしても、
第3図に実線で示すように操作レバー21の裏面にストッ
パー24の上端が当接するため、この操作レバー21は押し
下げることができない。
ここで空気工具を起動させるには、先ず枢支軸22をスト
ッパー24を介して円錐ばね26に抗して押し込むと、スト
ッパー24は枢支軸22の段部22′により押され、コイルば
ね26を圧縮しながら移動して操作レバー21の開口27と対
向する真下位置に来る。ストッパー24がこの位置に保持
されているときに、操作レバー21を枢支軸22を支点にし
てコイルばね23に抗して押し下げると、ストッパー24の
上端が操作レバー21の開口27内に潜入して、このレバー
操作の妨げにはならないため、操作レバー21は第2図の
2点鎖線の位置まで押し下げられ、バルブステム28を押
し下げて、空気工具を起動させることができる。
ッパー24を介して円錐ばね26に抗して押し込むと、スト
ッパー24は枢支軸22の段部22′により押され、コイルば
ね26を圧縮しながら移動して操作レバー21の開口27と対
向する真下位置に来る。ストッパー24がこの位置に保持
されているときに、操作レバー21を枢支軸22を支点にし
てコイルばね23に抗して押し下げると、ストッパー24の
上端が操作レバー21の開口27内に潜入して、このレバー
操作の妨げにはならないため、操作レバー21は第2図の
2点鎖線の位置まで押し下げられ、バルブステム28を押
し下げて、空気工具を起動させることができる。
次に、上記のようにして起動させた空気工具を停止する
場合には、従前の空気工具と同様に操作レバー21を押し
下げる手の力を緩めればよい。この操作で、操作レバー
21はコイルばね23の復元力により第2図の実線の位置に
戻り、バルブステム28を原位置に自動復帰させることが
できるので、空気の流通路は遮断されて、空気工具は停
止する。続いて停止レバー21の前記枢支軸22から手を離
すと、ストッパー24はコイルばね26の復元力により枢支
軸22を押して操作レバー21の開口27の真下から外れた位
置(第3図の実線の位置)に移動するため、操作レバー
21はいわゆるロック状態になり、再度、枢支軸22を押圧
するまで、操作レバー21が操作されることはない。
場合には、従前の空気工具と同様に操作レバー21を押し
下げる手の力を緩めればよい。この操作で、操作レバー
21はコイルばね23の復元力により第2図の実線の位置に
戻り、バルブステム28を原位置に自動復帰させることが
できるので、空気の流通路は遮断されて、空気工具は停
止する。続いて停止レバー21の前記枢支軸22から手を離
すと、ストッパー24はコイルばね26の復元力により枢支
軸22を押して操作レバー21の開口27の真下から外れた位
置(第3図の実線の位置)に移動するため、操作レバー
21はいわゆるロック状態になり、再度、枢支軸22を押圧
するまで、操作レバー21が操作されることはない。
次に、第5図に示す第2実施例について説明する。この
実施例は、ストッパー24′の頭部の形状を変えたもので
ある。即ち、このストッパー24′の頭部には、コイルば
ね26と反対側に傾斜した傾斜面29が設けられており、ス
トッパー24′を第5図の2点鎖線位置から実線の位置へ
戻すために、枢支軸22から手を離すと、コイルばね26の
復元力によりストッパー24′は押し戻される。即ち、ス
トッパー24′の上端部が開口27内に潜入していた状態に
おいて、該ストッパー24′から手を離すと、ストッパー
24′の復帰力により、傾斜面29の上部が開口27の前部下
縁21′に当るようになる。従って、操作レバー21を操作
する力を緩めると、開口27の前部下縁21′がストッパー
24′の傾斜面29を滑りながら操作レバー21を上昇させ、
操作レバー21は2点鎖線位置から実線位置に押し上げら
れる。
実施例は、ストッパー24′の頭部の形状を変えたもので
ある。即ち、このストッパー24′の頭部には、コイルば
ね26と反対側に傾斜した傾斜面29が設けられており、ス
トッパー24′を第5図の2点鎖線位置から実線の位置へ
戻すために、枢支軸22から手を離すと、コイルばね26の
復元力によりストッパー24′は押し戻される。即ち、ス
トッパー24′の上端部が開口27内に潜入していた状態に
おいて、該ストッパー24′から手を離すと、ストッパー
24′の復帰力により、傾斜面29の上部が開口27の前部下
縁21′に当るようになる。従って、操作レバー21を操作
する力を緩めると、開口27の前部下縁21′がストッパー
24′の傾斜面29を滑りながら操作レバー21を上昇させ、
操作レバー21は2点鎖線位置から実線位置に押し上げら
れる。
(考案の効果) 以上詳細に説明した如く、本考案では、バルブステムを
押し下げる操作レバーの操作規制用ストッパーと、該操
作レバーの枢支軸と共通に支持され、前記ストッパーを
軸方向に移動可能に支持し、操作レバーとその枢支軸に
圧縮ばねと捩りばねの両機能をもつコイルばねを設けた
構造であるので、前記枢支軸を押して移動させない限
り、操作レバーを操作することができない。従って、不
用意に工具が起動することがなくなり、極めて安全であ
る。しかも、本考案は安全手段が操作レバーの枢支軸に
取付けられているので、前記安全手段が工具の使用の邪
魔になることはなく、操作のための不都合をなくすこと
ができる。また、構造が簡単なため、コストの低下を図
ることができると共に、操作レバーの上面には何も突き
出る部材がないため、レバーに手の掌を添えやすく、従
来のように手の掌が突起部に当って痛くなるようなこと
もない。
押し下げる操作レバーの操作規制用ストッパーと、該操
作レバーの枢支軸と共通に支持され、前記ストッパーを
軸方向に移動可能に支持し、操作レバーとその枢支軸に
圧縮ばねと捩りばねの両機能をもつコイルばねを設けた
構造であるので、前記枢支軸を押して移動させない限
り、操作レバーを操作することができない。従って、不
用意に工具が起動することがなくなり、極めて安全であ
る。しかも、本考案は安全手段が操作レバーの枢支軸に
取付けられているので、前記安全手段が工具の使用の邪
魔になることはなく、操作のための不都合をなくすこと
ができる。また、構造が簡単なため、コストの低下を図
ることができると共に、操作レバーの上面には何も突き
出る部材がないため、レバーに手の掌を添えやすく、従
来のように手の掌が突起部に当って痛くなるようなこと
もない。
第1図は本考案の実施例を示す空気工具の安全装置の一
部切截平面図、第2図は第1図のA〜A断面図、第3図
は第1図のB〜B断面図、第4図は操作レバーを上方に
付勢している状態のコイルばねを示した側面図、第5図
及び第6図はストッパーと開口の別態様を示す断面図、
第7図は従来の安全装置付レバーを持つ空気工具の1例
を示す一部切断側面図、第8図は同工具の操作レバーの
平面図である。 図の主要部分の説明 20……空気工具本体、21……操作レバー 22……枢支軸、23……コイルばね 24……ストッパー、25……溝 26……円錐形コイルばね、27……開口 28……バルブステム、29……傾斜面 30……くぼみ
部切截平面図、第2図は第1図のA〜A断面図、第3図
は第1図のB〜B断面図、第4図は操作レバーを上方に
付勢している状態のコイルばねを示した側面図、第5図
及び第6図はストッパーと開口の別態様を示す断面図、
第7図は従来の安全装置付レバーを持つ空気工具の1例
を示す一部切断側面図、第8図は同工具の操作レバーの
平面図である。 図の主要部分の説明 20……空気工具本体、21……操作レバー 22……枢支軸、23……コイルばね 24……ストッパー、25……溝 26……円錐形コイルばね、27……開口 28……バルブステム、29……傾斜面 30……くぼみ
Claims (1)
- 【請求項1】空気工具本体に一端が枢支された起動用操
作レバーを設け、該レバーでバルブステムを押し込むこ
とにより起動させる空気工具において、前記操作レバー
の枢支軸を圧縮ばねと捩りばねの両機能をもつコイルば
ねで付勢させて軸方向に摺動可能に設けると共に、該枢
支軸上に前記操作レバーの下面部に潜入可能に当該レバ
ーのストッパーを設け、更に前記操作レバーには前記ス
トッパーが潜入可能な開口又は凹部を形成した空気工具
の安全装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989124158U JPH077098Y2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | 空気工具の安全装置 |
KR2019900007834U KR930000662Y1 (ko) | 1989-10-24 | 1990-06-01 | 공기공구의 안전장치 |
US07/569,449 US5069421A (en) | 1989-10-24 | 1990-08-20 | Safety device for a pneumatic tool |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989124158U JPH077098Y2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | 空気工具の安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0362781U JPH0362781U (ja) | 1991-06-19 |
JPH077098Y2 true JPH077098Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=14878377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989124158U Expired - Lifetime JPH077098Y2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | 空気工具の安全装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5069421A (ja) |
JP (1) | JPH077098Y2 (ja) |
KR (1) | KR930000662Y1 (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9019076D0 (en) * | 1990-08-31 | 1990-10-17 | Fort Vale Eng Ltd | Valve operating handle |
US5259463A (en) * | 1992-10-02 | 1993-11-09 | Ingersoll-Rand Company | Throttle lever system for a percussive, fluid-activated apparatus |
GB9412858D0 (en) * | 1994-06-27 | 1994-08-17 | Desoutter Ltd | A lever for a power tool |
US5667193A (en) * | 1994-08-23 | 1997-09-16 | Chrzanowski; Edward R. | Safety shut-off device for gas welding apparatus |
DE19625097A1 (de) * | 1996-06-24 | 1998-01-08 | Meloh Armaturen Ruppel & Meloh | Bedienhebel einer Sanitär-Armatur |
NO975262L (no) * | 1996-11-19 | 1998-05-20 | Stolco Stoltenberg Lerche Gmbh | Dreneringskran |
US6032922A (en) * | 1996-12-10 | 2000-03-07 | Alemite Corporation | Fluid flow control valve and actuating mechanism |
US7041084B2 (en) | 2001-05-24 | 2006-05-09 | Fojtik Shawn P | Hand-held, hand operated power syringe and methods |
DE10128354B4 (de) * | 2001-06-13 | 2004-11-18 | Georg Fischer Rohrverbindungstechnik Gmbh | Vorrichtung zur Verhinderung des unbeabsichtigten Wiederanlaufens |
FR2829418B1 (fr) * | 2001-09-11 | 2004-01-16 | Bernard Emilian | Appareil d'entrainement en rotation par air comprime, d'un outil |
DE602004002082T2 (de) * | 2004-01-10 | 2006-12-07 | Chien, Hsin-Feng, Ta-Liao Hsiang | Wasser-Einsparungsvorrichtung für einen Hahn |
US7150076B2 (en) * | 2004-10-12 | 2006-12-19 | Chien Ti Enterprise Co., Ltd. | Handlebar fixing device |
US20070181836A1 (en) * | 2006-01-24 | 2007-08-09 | Axxiom Manufactuing, Inc. | Ergonomic pneumatic deadman valve |
US20080098564A1 (en) | 2006-10-24 | 2008-05-01 | Fojtik Shawn P | Locking Hinges for Syringe Handles, Syringes Including Locking Hinges, and Associated Methods |
US10058656B2 (en) | 2006-10-24 | 2018-08-28 | Pmt Partners, Llc | Syringe with rotatable element, systems including the syringe, and associated methods |
US8672893B2 (en) * | 2007-10-23 | 2014-03-18 | Control Medical Technology, Llc | Syringe with rotatable element, aspiration systems including the syringe, and associated methods |
US20090088702A1 (en) * | 2007-10-01 | 2009-04-02 | Fojtik Shawn P | Methods for manually injecting/aspirating fluids through small diameter catheters and needles and manual injection/aspiration systems including small diameter catheters and needles |
US11191931B2 (en) | 2007-10-01 | 2021-12-07 | Pmt Partners, Llc | Methods for manually injecting/aspirating fluids through small diameter catheters and needles and manual injection/aspiration systems including small diameter catheters and needles |
WO2014001072A2 (en) * | 2012-06-27 | 2014-01-03 | Atlas Copco Industrial Technique Ab | Power tool and a handle of a pneumatic power tool |
JP6234093B2 (ja) * | 2013-07-12 | 2017-11-22 | 日東工器株式会社 | エア工具 |
WO2016049607A1 (en) | 2014-09-25 | 2016-03-31 | Pmt Partners, Llc | Syringe with rotatable handle and associated systems and methods |
CN109414754B (zh) * | 2016-05-02 | 2020-12-11 | 艾沛克斯品牌公司 | 包括杠杆和用于禁止或使得杠杆操作的解锁组件的气动铆机 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1027061A (en) * | 1910-03-08 | 1912-05-21 | Aurora Automatic Machinery Co | Automatic throttle-valve-locking mechanism for pneumatic tools. |
US2357385A (en) * | 1943-03-31 | 1944-09-05 | Paepe Arthur J De | Safety trigger for pneumatic tools |
US2618459A (en) * | 1946-10-02 | 1952-11-18 | Skilsaw Inc | Pneumatic hand tool valve and trigger lock |
DE2457944C2 (de) * | 1974-12-07 | 1982-07-01 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Kraftwerkzeug |
US4254667A (en) * | 1979-02-05 | 1981-03-10 | Rockwell International Corporation | Safety throttle for power tools |
US4267747A (en) * | 1979-04-26 | 1981-05-19 | Chicago Pneumatic Tool Company | Safety lever |
US4444091A (en) * | 1981-08-26 | 1984-04-24 | The Stanley Works | Safety lock-off throttle device |
US4619435A (en) * | 1985-03-04 | 1986-10-28 | Dresser Industries, Inc. | Control valve apparatus for pneumatic tools |
JPS6221420A (ja) * | 1985-07-19 | 1987-01-29 | Toho Titanium Co Ltd | チタンおよびチタン合金線の加工方法 |
-
1989
- 1989-10-24 JP JP1989124158U patent/JPH077098Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-06-01 KR KR2019900007834U patent/KR930000662Y1/ko not_active IP Right Cessation
- 1990-08-20 US US07/569,449 patent/US5069421A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR930000662Y1 (ko) | 1993-02-19 |
JPH0362781U (ja) | 1991-06-19 |
KR910006982U (ko) | 1991-05-27 |
US5069421A (en) | 1991-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH077098Y2 (ja) | 空気工具の安全装置 | |
US4018292A (en) | Power tool with device for preventing unintentional turn-on of drive motor | |
US3881081A (en) | Trigger mechanism for a power tool | |
US5465462A (en) | Swingable handle assembly | |
JPH0134754B2 (ja) | ||
US7394031B2 (en) | Safety switch box for saw machine | |
US4686740A (en) | Stopper for door | |
US6355892B1 (en) | One piece power tool trigger with lock and return spring | |
US5035354A (en) | Safety dual-interlock system for fastener driving tool | |
WO2022009159A1 (en) | Latch mechanisim for a guard assembly of a processing machine | |
JPH0621153Y2 (ja) | トリガースイツチ | |
US5483727A (en) | Operating handle for a cutting device | |
JPH0584106A (ja) | 自動車の安全ベルト用バツクル | |
US20050145665A1 (en) | Nailer having safety switch function | |
JPH0929663A (ja) | 釘打機の空打ち防止装置 | |
US5163354A (en) | Safety throttle | |
JPS6221420Y2 (ja) | ||
US6238295B1 (en) | Fork for transmission with a splined shaft | |
JPH08206976A (ja) | 釘打ち機のトリガロック装置 | |
JPS6210787B2 (ja) | ||
EP1589550A1 (en) | Switch mechanism | |
JPH0748472Y2 (ja) | 自転車用パーキングブレーキ構造 | |
JPH10266663A (ja) | イグニッションスイッチ | |
JPH0679649A (ja) | ファスナ打込み工具の安全連動装置 | |
JPH0441547Y2 (ja) |