JPH077097Y2 - ピンの抜止装置 - Google Patents

ピンの抜止装置

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JPH077097Y2
JPH077097Y2 JP1989075330U JP7533089U JPH077097Y2 JP H077097 Y2 JPH077097 Y2 JP H077097Y2 JP 1989075330 U JP1989075330 U JP 1989075330U JP 7533089 U JP7533089 U JP 7533089U JP H077097 Y2 JPH077097 Y2 JP H077097Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はブレーカにおけるリテーナピン等の各種ピンの
抜止装置に関する。
(従来の技術) ブレーカにチゼルを備える構造の一例としては、第8図
及び第9図に示すものがあり、このものでは、ハウジン
グ31の中央に開口する装備孔32に、往復動するピストン
33により打撃されるチゼル34が上下方向に移動自在に備
えられ、該チゼル34の軸心方向中途部が切り落とされ
て、切り落とし部35とされている。
そして、上記ハウジング31における上記チゼル34の切り
落とし部35と対応する部分に、上記装備孔32と直交する
ピン孔36が横方向に貫通形成されて、該ピン孔36の両端
部が、軸心方向中途部より大径の大径部37とされると共
に、該ピン孔36に、上記チゼル34の切り落とし部35に直
交状に係合して該チゼル34の上記装備孔32からの抜けと
軸心廻りの回動を防止するリテーナピン38が挿脱自在に
挿入されている。
上記リテーナピン38は、一端部に、ピン孔36の一方の大
径部37に略収容状とされる頭部を有し、又、他端部がピ
ン孔36から外部に突出して、該他端部に、ピン孔36の他
方の大径部37に略収容状とされるワッシャ39が外嵌され
ると共に、該他端部のピン孔36から外部に突出した部分
にスプリングピン40が挿脱自在に挿入されて、リテーナ
ピン38がピン孔36から抜けないようにされている(従来
例1)。
又、ブレーカにチゼルを備える構造の他例としては、第
10図に示すものがあり、このものでは、ピン孔36の一端
部内面に段付き面42が形成されると共に、該ピン孔36
に、上記段付き面42に当接した状態でリテーナピン38が
内有されている。
そして、ハウジング31にピン孔36に他端部に連通する細
孔43が形成され、細孔43に、ピン孔36の他端部に対して
出没自在とされたストッパピン44が備えられると共に、
細孔43の外端部にプラグ45が螺挿され、このプラグ45と
ストッパピン44間にコイルバネ46が弾発状に介装され
て、ストッパピン44がピン孔36内に進出し、これによ
り、リテーナピン38の抜けが防止されている。
尚、リテーナピン38を挿脱する際には、コイルバネ46を
縮小して、ストッパピン44を細孔43内に没入させて、挿
脱を行う(従来例2)。
(考案が解決しようとする課題) 〔従来例1について〕 上記従来例1では、スプリングピン40をリテーナピン38
に挿入する際には、ハンマによりスプリングピン40を径
方向に縮小しながら叩き込む必要があるため、スプリン
グピン40のリテーナピン38への叩き込みを容易に行えな
いという問題があった。
又、スプリングピン40をリテーナピン38に叩き込む際
に、リテーナピン38が回動するので、ハンマの打撃面が
スプリングピン40の端面にフラットに当たりにくく、こ
れにより、スプリングピン40の端面にかえりが生じ易
く、これによって、スプリングピン40が抜けにくくなる
という問題もあった。
更に、スプリングピン40をリテーナピン38から抜く際に
は、スプリングピン抜具という特別の工具も必要であっ
た。
又、作業時には、振動や衝撃により、リテーナピン38等
ががたつき、スプリングピン40がワッシャ39に当たっ
て、スプリングピン40が曲がり、これにより、スプリン
グピン40が抜けにくくなるという問題もあった。
更に、スプリングピン40や該ピン40が挿入されるリテー
ナピン38の端部はピン孔36の外部にあるため、ガラカキ
作業や空打ちの際等に、スプリングピン40やリテーナピ
ン38の端部が岩に当たって、変形、破損し易く、これに
より、スプリングピン40やリテーナピン38が抜きにくく
なるという問題もあった。
〔従来例2について〕 上記従来例2では、振動や衝撃により、ストッパピン44
やリテーナピン38ががたつくと共に、ストッパピン44の
がたつきにより、ストッパピン44が細孔43内に没入し
て、リテーナピン38がピン孔36から不慮に脱落し、これ
により、チゼル34も装備孔32から抜け落ちるという問題
があった。
又、リテーナピン38のがたつきにより、リテーナピン38
がストッパピン44と当たって、ストッパピン44が折れた
り、曲がったりすることがあり、ストッパピン44が折れ
ると、リテーナピン38がピン孔36から脱落す問題が生
じ、又、ストッパピン44が曲がると、ストッパピン44が
細孔43内に没入しなくなって、リテーナピン38を脱着で
きなくなるという問題が生じていた。
更に、細孔43内に埃等が侵入して、ストッパピン44が細
孔43内に没入しなくなり、これにより、リテーナピン38
を脱着できなくなるという問題も生じていた。
又、従来例2のものは構造が複雑で、部品点数も多く、
コストが高いという問題もあった。
本考案は上記問題を解決できるピンの抜止装置を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本考案が採用した手段は、
ハウジングに、外部に開口するピン挿入用開口を有する
ピン孔が形成され、ピン孔に、ピンが、ピン挿入用開口
から挿脱自在に挿入されたものにおいて、ピンがピン孔
に内有され、ピン孔における、ピン挿入用開口側の難部
の内周面に、内周溝(尚、以下において、内周溝を周溝
と略称することもある。)が形成され、内周溝に、ピン
の端部と当接してピンのピン孔からの抜けを防止し且つ
弾性材から成るリング状の抜止体が、着脱自在に係合さ
れると共に、抜止体がピン孔に内有され、抜止体に、抜
止体を内周溝から取り出すめの撮み部が形成された点に
ある。
尚、抜止体が、横断面が略平行四辺形とされ且つ内周溝
に係合されるリング状本体部を有し、内周溝内面の内側
端部側と外側端部側が、本体部の外周面と対応する内側
・外側テーパー面とされ、ピンにおける、ピン挿入用開
口側端部の外周面が、外側テーパー面と略平行なテーパ
ー面とされることもある。
(作用) 請求項1によれば、ピン及び抜止体を装備する際には、
ピン孔にピンをピン挿入用開口から挿入した後、抜止体
をピン挿入用開口から挿入して、ピン孔の周溝に係合す
ることにより、ピン及び抜止体を装備できる。
次に、ピン及び抜止体を取り外す際には、抜止体を指
先、あるいは、プライヤ、ペンチ等により掴み、抜止体
を周溝から外して、ピン挿入用開口から取り出した後、
ピンをピン孔のピン挿入用開口から取り出すことによ
り、ピン及び抜止体を取り外すことができる。
又、ピン及び抜止体の着脱時に、ピンや抜止体が変形し
て、ピンや抜止体を着脱しにくくなるということもな
い。
更に、本考案をブレーカのリテーナピンの抜止装置に適
用した場合でも、ピン及び抜止体はピン孔に内有されて
いるので、ガラカキ作業や空打ちの際等に、ピンや抜止
体が岩等の障害物に当たって、変形、破損したりするこ
とはなく、ピンや抜止体が破損、変形により取り外しに
くくなるという問題もない。
更に、抜止体に、該抜止体を周溝から取り外すための撮
み部が形成されているので、抜止体を周溝から一層容易
に取り外すことができる。
請求項2によれば、更に、抜止体の本体部は周溝に係合
されて、周溝の内側・外側テーパー面及びピンのテーパ
ー面と当接しているので、作業時に、振動や衝撃によ
り、ピンに軸心方向の外力が作用しても、上記外力は抜
止体の本体部の圧縮変形により好適に緩和吸収されて、
上記外力により、ピン等が破損、損傷したりする惧れも
ない。
又、ピンのテーパー面と周溝の外側テーパー面とが略平
行であるので、ピンのテーパー面から抜止体の本体部に
作用した圧縮力は、周溝の外側テーパー面に略直角に受
け止められるようになるので、ピンから抜止体に作用す
る外力によって、抜止体が周溝から離脱することもな
い。
更に、ピンの端部と抜止体の本体部の当接面がピンの軸
心と平行ではなく、斜めであるので、振動や衝撃によ
り、ピンに軸心方向の外力が作用しても、上記当接面間
に大きな摩擦力は発生せず、従って、上記のような摩擦
力による熱の発生も少なく、このような熱の発生による
抜止体の劣化も極力防止できる。
(実施例) 以下、本考案を油圧ブレーカに適用した第1実施例を第
1図及び第2図の図面に基づき説明すると、1は中空状
ハウジングで、該ハウジング1には、下方に開口する装
備孔2と、装備孔2の上方に連設されたシリンダ孔3が
形成されている。
装備孔2には、作業体として例示するチゼル4が、シリ
ンダ孔3には、往復動してチゼル4を打撃するピストン
5が、夫々、上下方向に移動自在に備えられている。
チゼル4は横断面円形で、先端部が尖鋭状とされると共
に、軸心方向中途部は、偏平状に切り落とされて、切り
落とし部6とされている。
7はピン孔で、ハウジング1の下部に横方向に貫通形成
されて、その軸心方向中央部の一部が、装備孔2の軸心
方向中途部の一部と直交している。ピン孔7は、一端部
を除く略全体を構成する小径部9と、軸心方向に関して
一定径とされた内側一定径部10と、内周溝11と、軸心方
向に関して一定径とされ且つ内側一定径部10よりやや大
径とされた外側一定径部12とを軸心方向に上記の順で連
設することで構成されている。
周溝11横断面山形状とされ、周溝11内面が、該内面の内
側端部側に位置し且つ内側方に向かってテーパー状とさ
れた内側テーパー面13と、周溝11内面の素と側端部側に
位置し且つ外側方に向かってテーパー状とされた外側テ
ーパー面14とから構成されている。
又、外側一定径部12の外側開口が、ピン挿入用開口15と
されている。
17はリテーナピンで、ピン孔7に挿脱自在に挿入され
て、ピン孔7に内有されると共に、チゼル4の切り落と
し部6に直交状に係合して、チゼル4の装備孔2からの
抜けと軸心廻りの回動を防止する。
リテーナピン17は、ピン孔7の小径部9に挿入される小
径部19と、軸心方向に関して一定径とされてピン孔7の
内側一定径部10と嵌合する一定径部20と、周溝11の内側
テーパー面13と軸心方向に関して同一位置に位置する先
細部21とを軸心方向に上記の順で連設することで構成さ
れている。一定径部20の内側端面は、ピン孔7の小径部
9と内側一定径部10の段付き面と当接している。先細部
21の外周面は、周溝11の外側テーパー面14と略平行なテ
ーパー面22とされている。
24はリング状の抜止体で、周溝11に弾性変形を介して着
脱自在に係合されて、ピン孔7に内有され、リテーナピ
ン17のピン孔7からの抜けを防止する。
抜止体24は、ゴム材、ウレタン材等の弾性材から成るも
ので、横断面平行四辺形とされたリング状の本体部25
と、本体部25の外側端部の内周面に一体形成されたリン
グ状の撮み部26とから成る。撮み部26は本体部25から径
方向内方及び外側方に突出している。
本体部25は周溝11に係合されて、周溝11の内側・外側テ
ーパー面13、14及びリテーナピン17のテーパー面22と当
接している。
上記のように構成した第1実施例によれば、リテーナピ
ン17及び抜止体24を装備する際には、ピン孔7にリテー
ナピン17をピン挿入用開口15から挿入した後、抜止体24
をピン挿入用開口15から挿入して、ピン孔7の周溝11に
係合させることにより、リテーナピン17及び抜止体24を
装備できる。
次に、リテーナピン17及び抜止体24を取り外す際に
は、抜止体24の撮み部26を指先、あるいは、プライヤ、
ペンチ等により掴み、抜止体24を周溝11から外して、ピ
ン挿入用開口15から取り出した後、リテーナピン17をピ
ン孔7のピン挿入用開口15から取り出すことにより、リ
テーナピン17及び抜止体24を取り外すことができる。
上記のように、リテーナピン17及び抜止体24を特別な治
具なしに簡単な作業で着脱できると共に、上記着脱を、
ピン孔7のピン挿入用開口15側からの一方向からの作業
のみで行うことができ、リテーナピン17及び抜止体24を
容易に着脱できる。
又、リテーナピン17及び抜止体24の着脱時に、リテーナ
ピン17や抜止体24が変形して、リテーナピン17や抜止体
24を着脱しにくくなるということもない。
更に、抜止体24の本体部25は周溝11に係合されて、周溝
11の内側・外側テーパー面13、14及びリテーナピン17の
テーパー面22と当接しているので、作業時に、振動や衝
撃により、リテーナピン17に軸心方向の外力が作用して
も、上記外力は抜止体24の本体部25の圧縮変形により好
適に緩和吸収されて、上記外力により、リテーナピン17
等が破損、損傷したりする惧れもない。
又、リテーナピン17のテーパー面22と周溝11の外側テー
パー面14とが平行であるので、リテーナピン17のテーパ
ー面22から抜止体24の本体部25に作用した圧縮力は、周
溝11の外側テーパー面14に直角に受け止められることと
なり、抜止体24が周溝11から離脱することもない。
更に、リテーナピン17の端部と抜止体24の本体部25の当
接面がリテーナピン17の軸心と平行ではなく、斜めであ
るので、振動や衝撃により、リテーナピン17に軸心方向
の外力が作用しても、上記当接面間に大きな摩擦力は発
生せず、従って、上記のような摩擦力による熱の発生も
少なく、このような熱の発生による抜止体24の劣化も極
力防止できる。
又、リテーナピン17及び抜止体24はピン孔7に内有され
ているので、ガラカキ作業や空打ちの際等に、リテーナ
ピン17や抜止体24が岩に当たって、変形、破損して、リ
テーナピン17や抜止体24が取り外しにくくなるという問
題もない。
又、振動や衝撃により、リテーナピン17が折れれば、リ
テーナピン17の先端部側の一片がピン孔7におけるピン
挿入用開口15とは反対側の開口から脱落するので、リテ
ーナピン17の折損を直ぐ知ることもできる。
更に、リテーナピン17の上記折損時にも、リテーナピン
17の基部側の他片がチゼル4の切り落とし部6に係合し
ているので、チゼル4の装備孔2からの脱落も防止でき
る。
第3図及び第4図は本考案の第2実施例を示すもので、
ハウジング1に、一対のピン孔7が並設され、各ピン孔
7に、夫々、リテーナピン17と抜止体24が備えられてい
る。
第5図は本考案の第3実施例を示すもので、周溝11の横
断面が四角形とされ、抜止体24の本体部25の横断面が、
正方形の一角部を斜めに切り落とした形状とされ、撮み
部26が本体部25の外端部に突設せしめられている。
第6図は本考案の第4実施例を示すもので、周溝11の横
断面が半円形とされ、リテーナピン17の先細部21の外周
面が湾曲凹状の湾曲部27とされ、抜止体24の本体部25の
横断面が円形とされている。
第7図は本考案の第5実施例を示すもので、ピン孔7の
小径部9の両側に、横断面山形の周溝11と、軸心方向に
関して一定径とされた一定径部28とが、夫々、連設され
て、各周溝11に、夫々、抜止体24が係合されている。
又、各一定径部28の外側開口が、ピン挿入用開口15とさ
れている。
更に、リテーナピン17の小径部19の両側に、先細部21
が、夫々、連設されている。
尚、実施例では、抜止体を一体形成したが、抜止体を、
周方向に複数に分割した分割片から構成してもよい。
又、実施例では、本考案を油圧ブレーカのリテーナピン
の抜止装置に適用したが、本考案は各種ピンの抜止装置
に適用可能である。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案の請求項1によれば、ピン
及び抜止体を特別な治具なしに容易に着脱できると共
に、着脱時に、ピンや抜止体が変形して、ピンや抜止体
を着脱しにくくなるということもない。
又、作業時に、振動や衝撃により、ピンに軸心方向の外
力が作用しても、この外力は、弾性材から成る抜止体の
圧縮変形により、好適に緩和、吸収されて、ピン等が変
形、破損して、着脱しにくくなるという問題もない。
更に、本考案をブレーカのリテーナピンの抜止装置に適
用した場合でも、ピン及び抜止体はピン孔に内有されて
いるので、ガラカキ作業や空打ちの際等に、ピンや抜止
体が岩等の障害物に当たって、変形、破損することはな
く、ピンや抜止体が破損、変形により取り外しにくくな
るという問題もない。
又、構造も簡易であると共に、部品点数も少なく、コス
トを安くできる。
更に、抜止体に、該抜止体を内周溝から取り外すための
撮み部が形成されているので、抜止体を内周溝から一層
容易に取り外すことができる。
請求項2によれば、更に、ピンのテーパー面と内周溝の
外側テーパー面とが略平行であるので、ピンのテーパー
面から抜止体の本体部に作用した圧縮力は、内周溝の外
側テーパー面に略直角に受け止められることとなって、
ピンから抜止体に作用する外力によって、抜止体が内周
溝から離脱することはない。
又、ピンの端部と抜止体の本体部の当接面がピンの軸心
と平行ではなく、斜めであるので、振動や衝撃により、
ピンに軸心方向の外力が作用しても、上記当接面間に大
きな摩擦力は発生せず、従って、上記のような摩擦力に
よる熱の発生も少なく、このような熱の発生による抜止
体の劣化を極力防止できる。
本考案は上記利点を有し、実益大である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示すもので、
第1図は要部の横断面図、第2図は第1図のA−A線矢
断面図、第3図及び第4図は本考案の第2実施例を示す
もので、第3図は要部の縦側断面図、第4図は第3図の
B−B線矢視断面図、第5図乃至第7図の各図は本考案
の第3乃至第5各実施例の横断面図、第8図及び第9図
は従来例1を示し、第8図は要部の縦側断面図、第9図
は第8図のC−C線矢視断面図、第10図は従来例2の要
部の横断面図である。 1……ハウジング、7……ピン孔、11……周溝、13、14
……内側・外側テーパー面、15……ピン挿入用開口、17
……リテーナピン、22……テーパー面、24……抜止体、
25……本体部、26……撮み部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングに、外部に開口するピン挿入用
    開口を有するピン孔が形成され、 ピン孔に、ピンが、ピン挿入用開口から挿脱自在に挿入
    されたものにおいて、 ピンがピン孔に内有され、 ピン孔における、ピン挿入用開口側の端部の内周面に、
    内周溝が形成され、 内周溝に、ピンの端部と当接してピンのピン孔からの抜
    けを防止し且つ弾性材から成るリング状の抜止体が、着
    脱自在に係合されると共に、 抜止体がピン孔に内有され、 抜止体に、抜止体を内周溝から取り出すための撮み部が
    形成されたことを特徴とするピンの抜止装置。
  2. 【請求項2】抜止体が、横断面が略平行四辺形とされ且
    つ内周溝に係合されるリング状本体部を有し、 内周溝内面の内側端部側と外側端部側が、本体部の外周
    面と対応する内側・外側テーパー面とされ、 ピンにおける、ピン挿入用開口側端部の外周面が、外側
    テーパー面と略平行なテーパー面とされた請求項1記載
    のピン抜止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20150066038A (ko) * 2013-12-06 2015-06-16 주식회사 두산 핀 고정장치

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