JPH0770513A - 上塗用塗料組成物 - Google Patents

上塗用塗料組成物

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JPH0770513A
JPH0770513A JP5210856A JP21085693A JPH0770513A JP H0770513 A JPH0770513 A JP H0770513A JP 5210856 A JP5210856 A JP 5210856A JP 21085693 A JP21085693 A JP 21085693A JP H0770513 A JPH0770513 A JP H0770513A
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JP
Japan
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acrylate
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copolymer
component
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JP5210856A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Nagasao
勉 永棹
Hajime Sukejima
肇 祐島
Nobushige Numa
伸茂 奴間
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (A)スチレン10〜50重量%及び他のエ
チレン性不飽和単量体90〜50重量%からなる単量体
混合物を共重合せしめてなる水酸基価40〜200、重
量平均分子量4,000〜30,000、ガラス転移温
度40〜110℃の水酸基含有共重合体、(B)上記
(A)の共重合体を分散安定剤とし、該分散安定剤の存
在下、有機溶媒中で少なくとも1種のエチレン性不飽和
単量体を重合せしめてなる非水分散型樹脂、及び(C)
(ブロック)ポリイソシアネート化合物を必須成分とし
て含有し、該(B)成分が(A)及び(B)成分の合計
固形分重量の5〜40重量%となり、且つ該(C)成分
が〔(C)成分中のイソシアネート基〕/〔(A)及び
(B)成分中の水酸基〕=0.5〜2なる当量比で配合
される上塗用塗料組成物。 【効果】 仕上り性、初期乾燥性、磨き作業性に優れた
塗膜が形成でき、特に自動車補修塗装用として好適であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上塗用塗料組成物に関
し、詳しくは、特に仕上り性が低下することなく初期乾
燥性及び磨き作業性に優れた塗膜を形成でき、自動車補
修塗装用として好適な上塗用塗料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、自動車の補修や、産
業機械、建造物、構築物、家具等の塗装、補修に際し、
アクリルラッカー、アクリル系ウレタン塗料およびアミ
ノアクリル樹脂塗料などが用いられているが、乾燥性、
仕上り外観、塗膜性能などの点から自動車補修用塗料の
分野ではアクリル系ウレタン塗料が主流になっている。
近年、かかるアクリル系ウレタン塗料においては、特に
仕上り性、初期乾燥性、磨き作業性の向上が強く望まれ
ており、本出願人は先に初期乾燥性の向上を目的とし
て、マクロモノマーをグラフト重合させてなるアクリル
系グラフト共重合体をバインダーとして使用する被覆用
組成物を提案した(特開平1−308463号公報)。
これにより初期乾燥性は飛躍的に向上させることができ
たが、磨き作業性については十分な性能が得られないと
いう問題があった。
【0003】これは、塗装の仕上げとして行なわれる磨
き作業においては、塗膜が磨き作業に耐え得る強度を保
持できるよう初期乾燥性が必要なのだが、あまりに短時
間で塗膜の乾燥硬化が進みすぎると磨き作業が円滑に行
なえなくなるため、十分な仕上りが得られなくなること
に起因するものであり、初期乾燥性と磨き作業性の両立
・満足する方策が求められている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、仕上り性
を損うことなく初期乾燥性及び磨き作業性に優れた塗膜
を形成しうる上塗用塗料組成物を得るベく鋭意検討した
結果、特定量のスチレンを共重合成分とする水酸基含有
共重合体と該共重合体を分散安定剤とする非水分散型樹
脂とポリイソシアネート化合物とを配合してなる塗料組
成物が上記目的を達しうる塗膜を提供することを見出し
本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、(A)スチレン10
〜50重量%及び他のエチレン性不飽和単量体90〜5
0重量%からなる単量体混合物を共重合せしめてなる水
酸基価40〜200、重量平均分子量4,000〜3
0,000、ガラス転移温度40〜110℃の水酸基含
有共重合体、(B)上記(A)の共重合体を分散安定剤
とし、該分散安定剤の存在下、有機溶媒中で少なくとも
1種のエチレン性不飽和単量体を重合せしめてなる非水
分散型樹脂、及び(C)(ブロック)ポリイソシアネー
ト化合物を必須成分として含有し、該(B)成分が
(A)及び(B)成分の合計固形分重量の5〜40重量
%となり、且つ該(C)成分が〔(C)成分中のイソシ
アネート基〕/〔(A)及び(B)成分中の水酸基〕=
0.5〜2なる当量比で配合されることを特徴とする上
塗用塗料組成物を提供するものである。
【0006】本発明組成物で用いる水酸基含有共重合体
(A)は、スチレン10〜50重量%、好ましくは20
〜40重量%及び他のエチレン性不飽和単量体90〜5
0重量%、好ましくは80〜60重量%からなる単量体
混合物を共重合せしめることによって得られるものであ
る。かかるスチレンの割合が10重量%より少ないと光
沢値等が低下して仕上り外観が低下する場合がみられ、
一方50重量%を越えると耐候性が低下するので好まし
くない。
【0007】上記スチレン以外のエチレン性不飽和単量
体としては、従来公知のものが使用でき、例えば水酸基
含有不飽和単量体としては、ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
トのごとき(メタ)アクリル酸のC2~〜C8~ヒドロキシ
アルキルエステル、市販品としてダイセル化学工業
(株)の製品であるプラクセルFA−1(アクリル酸2
−ヒドロキシエチル1モルにε−カプロラクトン1モル
を付加したモノマー)、プラクセルFM−1、プラクセ
ルFM−3、プラクセルFM−5(メタクリル酸2−ヒ
ドロキシエチル1モルにε−カプロラクトンをそれぞれ
1モル、3モル、5モル付加したモノマー)、ユニオン
カーバイト社(米)の商品であるTONE M−100
(アクリル酸2−ヒドロキシエチル1モルにε−カプロ
ラクトン2モルを付加したモノマー)などの水酸基含有
(メタ)アクリル酸エステル1モルとラクトン類1〜5
モルとの付加物、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、ポリブチレングリコールなどのポリエ
ーテルポリオールと(メタ)アクリル酸などの不飽和カ
ルボン酸とのモノエステル、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコールな
どのポリエーテルポリオールと2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレートなどの水酸基含有不飽和モノマー
とのモノエーテル、α,β−不飽和カルボン酸と、カー
ジュラE10(シェル石油化学(株)商品)やα−オレ
フィンエポキシドのようなモノエポキシ化合物との付加
物、グリシジル(メタ)アクリレートと、酢酸、プロピ
オン酸、p−t−ブチル安息香酸、脂肪酸類のような一
塩基酸との付加物、無水マレイン酸、イタコン酸のごと
き酸無水基含有不飽和化合物と、エチレングリコール、
1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、
などのグリコール類とのモノエステル化物またはジエス
テル化物、ヒドロキシエチルビニルエーテルのごときヒ
ドロキシアルキルエーテル類、3−クロロ−2−ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレートのような塩素を含ん
だ水酸基含有不飽和単量体などが挙げられる。
【0008】その他の不飽和単量体としては、例えば、
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレ
ート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メ
タ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、
t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル
(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリ
レート、n−オクチル(メタ)アクリレート、ラウリル
(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレー
ト、ステアリル(メタ)アクリレート等の(メタ)アク
リル酸のC1~〜C18アルキルまたはシクロアルキルエス
テル;メトキシブチル(メタ)アクリレート、メトキシ
エチル(メタ)アクリレート、エトキシブチル(メタ)
アクリレート等の(メタ)アクリル酸のC2~〜C18アル
コキシアルキルエステル;アリル(メタ)アクリレート
等の(メタ)アクリル酸のC2~〜C3~アルケニルエステ
ル;ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート等の(メタ)ア
クリル酸のアミノアルキルエステル;(メタ)アクリル
アミド、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクロレ
イン、グリシジル(メタ)アクリレート、α−メチルス
チレン、ビニルトルエン、酢酸ビニル、ブタジエン、イ
ソプレン、(メタ)アクリル酸;1H,1H−ペンタフ
ルオロプロピル(メタ)アクリレート、1H,1H,5
H−オクタフルオロペンチル(メタ)アクリレートのよ
うな(メタ)アクリル酸とフッ素系アルコールとのエス
テル;α−フルオロ−2,2,2−トリフルオロエチル
アクリレート、α−フルオロ−2,2,3,3−テトラ
フルオロプロピルアクリレート、α−フルオロ−2−ト
リフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピル
アクリレート、α−フルオロ−2,2,3,4,4,4
−ヘキサフルオロブチルアクリレート、α−フルオロ−
1,1,2,2−テトラハイドロパーフルオロデシルア
クリレート、α−フルオロ−1,1−ジメチル−2,
2,3,3−テトラフルオロプロピルアクリレートのよ
うなα−フルオロアクリル酸とフッ素系アルコールとの
エステル;2,2,2−トリフルオロエチル−α−トリ
フルオロメチルアクリレート、ヘキサフルオロイソプロ
ピル−α−トリフルオロメチルアクリレートのようなα
−トリフルオロメチルアクリル酸とフッ素系アルコール
とのエステル;α−フルオロエチルアクリレート、α−
フルオロプロピルアクリレート、α−フルオロブチルア
クリレート、α−フルオロ−2−エチルヘキシルアクリ
レート等のα−フルオロアルキルアクリレート;エチル
−α−トリフルオロメチルアクリレート、n−プロピル
−α−トリフルオロメチルアクリレート、2−エチルヘ
キシル−α−トリフルオロメチルアクリレート、ベンジ
ル−α−トリフルオロメチルアクリレートのようなα−
トリフルオロメチルアクリル酸と炭化水素系アルコール
とのエステルなどが挙げられる。
【0009】また上述のエチレン性不飽和単量体とし
て、かかるエチレン性不飽和単量体を所望の物性に応じ
て適宜選択し反応させることによって得られるマクロモ
ノマーを使用することもできる。かかるマクロモノマー
は、重量平均分子量(Mw)が1,000〜25,00
0程度で公知の方法によって末端重合性不飽和基を導入
したものであり、具体例として、AA−2(Mwが2,
700、メタクリル酸メチルを主セグメントとする)、
AA−6(Mwが13,300、メタクリル酸メチルを
主セグメントとする)、AB−2(Mwが2,000、
アクリル酸n−ブチルを主セグメントとする)、AB−
6(Mwが13,000、アクリル酸n−ブチルを主セ
グメントとする)などいずれも東亜合成化学(株)製の
製品等の市販品を挙げることができる。
【0010】上記スチレン及び他のエチレン性不飽和単
量体の共重合反応は、通常のアクリル樹脂もしくはビニ
ル樹脂等の合成方法と同様にして行うことができる。例
えば、上記成分を有機溶媒に溶解もしくは分散せしめ、
ラジカル重合開始剤の存在下で60〜180℃程度の温
度で攪拌しながら加熱することにより実施できる。反応
時間は通常1〜10時間程度とすれば良い。
【0011】また、上記有機溶媒としては、ヘプタン、
トルエン、キシレン、オクタン、ミネラルスピリット等
の炭化水素系溶媒、酢酸エチル、酢酸n−ブチル、酢酸
イソブチル、メチルセロソルブアセテート、ブチルカル
ビトールアセテート等のエステル系溶媒、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン
等のケトン系溶媒、メタノール、エタノール、イソプロ
パノール、n−ブタノール、sec −ブタノール、イソブ
タノール等のアルコール系溶媒、n−ブチルエーテル、
ジオキサン、エチレングリコールモノメチルエーテル、
エチレングリコールモノエチルエーテル等のエーテル系
の溶媒等を使用できる。これらの内、炭化水素系溶媒を
用いる場合には、溶解性の点から他の溶媒を併用するこ
とが好ましい。また、ラジカル開始剤としては通常用い
られるものをいずれも用いることができ、その一例とし
て過酸化ベンゾイル、tert−ブチルパーオキシ−2−エ
チルヘキサノエート等の過酸化物、アゾビスイソブチロ
ニトリル、アゾビスジメチルバレロニトリル等のアゾ化
合物等を示すことができる。
【0012】本発明において、上記スチレン及び他のエ
チレン性不飽和単量体を共重合して得られる共重合体
(A)の水酸基価は40〜200の範囲内であることが
必要である。かかる水酸基価が40より小さくなると十
分な塗膜物性が得られず、一方200より大きくなる
と、共重合体の極性が高くなり、また乾燥性も悪くなる
ため仕上り外観、塗装作業性に悪影響をおよぼすので好
ましくない。
【0013】また水酸基含有共重合体(A)は、重量平
均分子量(Mw)4,000〜30,000、より好ま
しくは5,000〜20,000の範囲内となるように
する。重量平均分子量が4,000よりも小さくなる
と、満足な初期乾燥性が得られず、一方30,000よ
りも大きくなると、スプレー塗装時の微粒化が悪く、ま
た塗装後のレベリング性が劣るため塗面の平滑性に悪影
響をおよぼすので好ましくない。
【0014】さらに水酸基含有共重合体(A)のガラス
転移温度(Tg)は、40〜110℃、より好ましくは
50〜90℃の範囲内となるようにする。Tgが40℃
未満であると良好な初期乾燥性や磨き作業性が得られ
ず、一方110℃を越えると乾燥が速すぎて仕上り外観
を低下させるとともに耐候性に悪影響をおよぼすので好
ましくない。
【0015】本発明組成物で用いる非水分散型樹脂
(B)は、上記(A)の共重合体を分散安定剤として用
い、該分散安定剤の存在下、有機溶媒中で少なくとも1
種のエチレン性不飽和単量体を重合させて得られる、該
有機溶剤に実質的に不溶性の重合体で、非水溶媒に安定
的に分散された樹脂粒子分散体である。
【0016】上記分散安定剤としては、前記共重合体
(A)の説明で述べた特定量のスチレン及び他のエチレ
ン性不飽和単量体を共重合せしめてなる水酸基含有共重
合体が用いられ、特に脂肪族炭化水素等の比較的低極性
溶剤に溶解可能であって、重量平均分子量4,000〜
30,000、ガラス転移温度40〜110℃、水酸基
価40〜200のアクリル系共重合体が使用される。こ
のうち、特にガラス転移温度は、磨き作業性、乾燥性の
点から60〜100℃が好適である。該アクリル系共重
合体の製造は、スチレン以外のエチレン性不飽和単量体
として前記共重合体(A)の説明で列記した単量体より
1種又は2種以上を適宜選択して、前記、共重合体
(A)と同様にラジカル重合開始剤を用いて溶液重合法
等により行なうことができる。
【0017】さらに、分散安定剤として用いられる上記
共重合体は、分子中に重合性二重結合を分子中に平均し
て約0.2〜1.2個有することが有利であり、重合性
二重結合の導入は、例えばアクリル系共重合体の共重合
成分として、アクリル酸、メタクリル酸等のカルボキシ
ル基含有単量体を用い、このカルボキシル基にグリシジ
ル基含有不飽和単量体(例えばグリシジルアクリレー
ト、グリシジルメタクリレート、アリルグリシジルエー
テルなど)を反応せしめることによって行うことができ
るが、もちろん逆にグリシジル基含有アクリル共重合体
とカルボキシル基含有不飽和単量体とを反応せしめるこ
とによっても行うことができる。このような組合せは、
他に酸無水物基と水酸基、酸無水物基とメルカプタン
基、イソシアネート基と水酸基等が考えられる。このよ
うな反応基の組合せの間で付加反応が起こる一般的な条
件は周知であり、それらの反応が起こる温度は個々の選
択された反応基の組合せにより左右されること、そして
触媒の使用によって改変しうることは言うまでもない。
【0018】また分散安定剤として、上記アクリル系共
重合体に、必要に応じて他の従来公知の分散安定剤例え
ばブチル化メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、アルキド
樹脂、アクリル樹脂等を少量併用することも可能であ
る。
【0019】本発明によれば上記の如き分散安定剤の存
在下に、該分散安定剤及び分散重合されるエチレン性不
飽和単量体は溶解するが、重合により生成する分散重合
体粒子は実質的に溶解しない脂肪族炭化水素を主体とす
る有機溶剤中で、少なくとも1種のエチレン性不飽和単
量体を分散重合せしめられる。
【0020】かかる有機溶剤としては、ヘキサン、ヘプ
タン、オクタン等の脂肪族炭化水素に、キシレン、トル
エン等の芳香族炭化水素系他、アルコール系、エーテル
系、エステル系、ケトン系溶剤を適宜組合せて使用する
ことができる。
【0021】上記分散安定剤及び有機溶剤の存在下に重
合せしめられるエチレン性不飽和単量体としては、ラジ
カル重合性の不飽和単量体であれば特に制限なく各種の
ものを使用することができ、その代表的なものには前記
共重合体(A)の説明で列記した単量体が使用できる。
これらの中で特に好適なものはアクリル酸又はメタクリ
ル酸を少なくとも40重量%以上含む単量体又は単量体
混合物である。
【0022】分散重合時の分散安定剤の使用量は、特に
制限されるものではなく、通常分散安定剤と重合すべき
単量体との総量を基準にして3〜70重量%、好ましく
は5〜45重量%の範囲内が適当であり、分散重合はラ
ジカル重合開始剤の存在下でそれ自体既知の方法で行な
うことができる。
【0023】上記のとおり製造される重合体粒子の非水
系分散液は、極めて分散安定性に優れ、その重合体粒子
の粒径は0.05〜0.5μm の範囲内の粒度分布を有
している。加えて一般の溶液型アクリル共重合体と比較
して、不揮発分が高く低粘度である。ここで低粘度とは
ガードナー粘度でA〜G程度である。
【0024】本発明において、上記非水分散型樹脂
(B)は、前記水酸基含有共重合体(A)及び非水分散
型樹脂(B)との合計固形分重量の5〜40重量%、好
ましくは10〜30重量%となる配合割合で使用され
る。かかる配合割合が5重量%未満であると、磨き作業
性や初期乾燥性の向上が得られず、一方40重量%を越
えると塗装時の不揮発分が高くなり肉持感は得られるが
初期乾燥性が向上しすぎるため十分な塗面の平滑性が得
られなくなるので好ましくない。
【0025】本発明組成物で用いる(ブロック)ポリイ
ソシアネート化合物(C)は、ブロック化されている
か、又はブロック化されていないイソシアネート基を有
するポリイソシアネート化合物であり、特に無黄変型が
望ましく、本発明組成物において架橋剤として働くもの
である。かかる無黄変型のポリイソシアネート化合物と
しては従来公知のものが使用でき、例えばヘキサメチレ
ンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソ
シアネート、イソホロンジイソシアネート、水素化ジフ
ェニルメタンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、キシリレンジイソシアネート、リジンジ
イソシアネート等の無黄変型ポリイソシアネート化合物
及びこれらのポリイソシアネート化合物の過剰量に、
水、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリ
メチロールプロパン、ヘキサントリオール、ヒマシ油等
の低分子活性水素含有化合物を反応させて得られる末端
イソシアネート含有化合物、これらポリイソシアネート
化合物の重合体、ビューレット体及びこれらのブロック
化されていないポリイソシアネート化合物をイソシアネ
ートブロック化剤でブロック化したポリイソシアネート
化合物が挙げられる。かかるイソシアネートブロック化
剤としては、フェノール、m−クレゾール、キシレノー
ル、チオフェノール等のフェノール類、メタノール、エ
タノール、ブタノール、2−エチルヘキサノール、シク
ロヘキサノール、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル等のアルコール類、カプロラクタム、アセト酢酸エチ
ル、マロン酸ジエチル等の活性水素含有化合物が挙げら
れる。
【0026】本発明において、上記(ブロック)ポリイ
ソシアネート化合物(C)は、〔(C)成分中のイソシ
アネート基〕/〔(A)及び(B)成分中の水酸基〕=
0.5〜2.0なる当量比で配合することができる。
【0027】本発明組成物は、前記水酸基含有共重合
体、非水分散型樹脂及びポリイソシアネート化合物を必
須成分とするものであるが、さらに必要に応じて顔料
類、添加樹脂、紫外線吸収剤、表面調整剤、反応促進剤
などの塗料用添加物を含有してもよい。
【0028】かくして得られる本発明組成物は、一般に
塗装直前に水酸基含有共重合体と非水分散型樹脂を含有
する主剤とポリイソシアネート化合物を含有する硬化剤
とを混合して使用される。
【0029】本発明組成物の塗装方法としては、スプレ
ー塗装、ハケ塗り、ローラー塗りなど従来公知の方法が
利用でき、通常、乾燥膜厚10〜100μm 程度塗装さ
れる。
【0030】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、スチレンを共
重合成分とする水酸基含有共重合体が塗膜内の連続相
を、また非水分散型樹脂が塗膜内の粒子相を形成するこ
ととなり、乾燥硬化時に、該連続相において速やかに架
橋が進行するのに比べて、該粒子相に架橋成分が浸透す
るのがやや遅れる分、塗膜全体の硬化のレベルが磨き作
業に好適なレベルに抑制され、しかも架橋した連続相に
より磨き作業に耐え得る塗膜強度が保持されて円滑に磨
き作業を行なうことができる。従って本発明の組成物を
用いることにより、仕上り性が低下することなく初期乾
燥性及び磨き作業性に非常に優れた塗膜を提供でき、な
おかつ本発明組成物はアクリルウレタン系塗料の特性で
ある優れた物性及び耐候性も兼ね備えた、特に自動車補
修塗料分野に有用な上塗用塗料組成物である。
【0031】
【実施例】以下、実施例及び比較例を掲げて本発明をよ
り一層明らかにする。尚、特に断らない限り「部」及び
「%」は、それぞれ「重量部」、「重量%」を意味す
る。
【0032】水酸基含有共重合体の製造 製造例1 反応器に温度計、サーモスタット、撹拌機、還流冷却
器、滴下用ポンプを備えつけ、それにトルエン53部、
キシレン15部を仕込み、撹拌しながら110℃まで昇
温し、後記表1に示す単量体及び重合開始剤の混合物1
03.6部を110℃以下で滴下用ポンプを利用して3
時間かけて一定速度で滴下した。滴下終了後60分間1
10℃に保ち、撹拌を続けた。その後、追加触媒アゾビ
スジメチルバレロニトリル0.5部をキシレン10部に
溶解させたものを60分間かけて一定速度で滴下した。
そして、滴下終了後60分間110℃に保持し、反応を
終了した。得られた水酸基含有共重合体溶液は、不揮発
分54.8%、ガードナー粘度Wの均一で透明な溶液で
あった。また共重合体の重量平均分子量は15,00
0、水酸基価は82であった。
【0033】製造例2〜7 製造例1において、単量体および重合開始剤の混合物、
および追加触媒を表1に示す配合とする以外は同様に行
ない水酸基含有共重合体溶液を得た。得られた共重合体
溶液および共重合体の性状値も表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】非水分散型樹脂の製造 製造例A分散安定剤(a)の合成 温度計、撹拌機、還流冷却器等の備わった反応器にてキ
シレン80部を加熱還流させ、下記単量体および重合開
始剤を3時間滴下し、滴下後2時間熟成を行った。
【0036】 スチレン 30 部 メタクリル酸メチル 5 部 アクリル酸n−ブチル 5 部 メタクリル酸イソブチル 6 部 メタクリル酸t−ブチル 30 部 アクリル酸2−エチルヘキシル 7 部 メタクリル酸2−ヒドロキシエチル 16 部 アクリル酸 1 部 2,2′−アゾビスイソブチロニトリル 1.8部 得られた樹脂溶液(分散安定剤(a)溶液)は、不揮発
分55%、粘度Wであり、該樹脂の重量平均分子量約1
8,000、ガラス転移温度は66℃であった。
【0037】重合体分散液(A)の合成 ヘプタン93部及び上記分散安定剤(a)溶液98部を
フラスコに仕込み加熱還流させ、下記単量体および重合
開始剤を3時間滴下し、さらに2時間熟成した。
【0038】 スチレン 10 部 メタクリル酸メチル 45 部 アクリロニトリル 30 部 アクリル酸2−ヒドロキシエチル 15 部 t−ブチルパーオキシ−2−ヘキサノエート 1.5部 得られた液は、不揮発分53%、粘度B、重合体粒子の
粒径0.2〜0.3μm の乳白色の安定な低粘度重合体
分散液であった。室温で3ケ月静置しても沈殿物や粗大
粒子の発生はみられなかった。
【0039】製造例B分散安定剤(b)の合成 トルエン40部及び酢酸イソブチル40部を加熱還流さ
せ、下記単量体および重合開始剤を3時間滴下し、滴下
後2時間熟成を行った。
【0040】 スチレン 30 部 メタクリル酸t−ブチル 15 部 メタクリル酸n−ブチル 10 部 メタクリル酸イソブチル 25 部 メタクリル酸2−ヒドロキシエチル 19 部 アクリル酸 1 部 t−ブチルパーオキシ−2−ヘキサノエート 3.6部 得られた樹脂溶液(分散安定剤(b)溶液)は、不揮発
分55%、粘度Vであり、該樹脂の重量平均分子量約1
5,000、ガラス転移温度は72℃であった。
【0041】重合体分散液(B)の合成 ヘプタン82部及び上記分散安定剤(b)溶液121部
をフラスコに仕込み加熱還流させ、下記単量体および重
合開始剤を3時間滴下し、さらに2時間熟成した。
【0042】 スチレン 10 部 メタクリル酸メチル 50 部 アクリロニトリル 20 部 アクリル酸2−ヒドロキシエチル 10 部 メタクリル酸2−ヒドロキシエチル 10 部 2,2′−アゾビスイソブチロニトリル 2 部 得られた液は、不揮発分53%、粘度D、重合体粒子の
粒径0.15〜0.2μm の乳白色の安定な低粘度重合
体分散液であった。室温で3ケ月静置しても沈殿物や粗
大粒子の発生はみられなかった。
【0043】製造例C分散安定剤(c)の合成 キシレン80部を加熱還流させ、下記単量体および重合
開始剤を3時間滴下し、滴下後2時間熟成を行った。
【0044】 スチレン 20 部 メタクリル酸メチル 5 部 アクリル酸n−ブチル 15 部 メタクリル酸イソブチル 6 部 メタクリル酸t−ブチル 20 部 アクリル酸2−エチルヘキシル 17 部 メタクリル酸2−ヒドロキシエチル 16 部 アクリル酸 1 部 2,2′−アゾビスイソブチロニトリル 1.8部 得られた樹脂溶液(分散安定剤(c)溶液)は、不揮発
分55%、粘度Wであり、該樹脂の重量平均分子量約1
7,500、ガラス転移温度は27℃であった。
【0045】重合体分散液(C)の合成 ヘプタン93部及び上記分散安定剤(c)溶液98部を
フラスコに仕込み加熱還流させ、下記単量体および重合
開始剤を3時間滴下し、さらに2時間熟成した。
【0046】 スチレン 10 部 メタクリル酸メチル 45 部 アクリロニトリル 30 部 アクリル酸2−ヒドロキシエチル 15 部 t−ブチルパーオキシ−2−ヘキサノエート 1.5部 得られた液は、不揮発分53%、粘度B、重合体粒子の
粒径0.2〜0.3μm の乳白色の安定な低粘度重合体
分散液であった。室温で3ケ月静置しても沈殿物や粗大
粒子の発生はみられなかった。
【0047】実施例および比較例 製造例で得た水酸基含有共重合体溶液と非水分散型樹脂
溶液を用い、表2に示す配合でクリヤー塗料用主剤を調
整した。
【0048】
【表2】
【0049】表2に示したクリヤー塗料用主剤と硬化剤
であるポリイソシアネート化合物とを表3に示す配合で
混合撹拌し、クリヤー塗料を作成した。
【0050】次いで、クリヤー塗料をキシレン/酢酸ブ
チル/シェルゾールA(シェル化学社製、芳香族系石油
溶剤)=60/20/20の組成のシンナーにて、13
〜14秒(フォードカップ#4/25℃)に粘調し、2
0℃にて新車用クリヤー塗料を塗装した工程板上に乾燥
膜厚40μm となるようスプレー塗装を行なった後、評
価を行った。初期乾燥性、仕上り外観、磨き作業性及び
他の塗膜性能の評価結果を表4に示す。
【0051】
【表3】
【0052】
【表4】
【0053】
【表5】
【0054】尚、表4における試験は下記方法に従って
行った。
【0055】(1)乾燥性 塗装直後に試験板を温度20℃、湿度75%RHの恒温恒
湿室中に静置し、静置8時間後及び16時間後の塗膜表
面にガーゼを8枚重ねたものを載せ、その上に接触面積
12.56cm2 である200g の重りを1分間だけ載
せ、その直後のガーゼ跡を目視で判定した。判定評価基
準は以下に示す。 ○:ガーゼ跡全くなし △:ガーゼ跡が少しあり ×:ガーゼ跡が著しい
【0056】(2)鉛筆硬度 試験板を温度20℃、湿度75%RHの恒温恒湿室中にて
7日間放置後、同温度において鉛筆引っかき試験を行な
い、塗膜にきずがつく鉛筆の硬さを調べた。
【0057】(3)付着性 試験板を温度20℃、湿度75%RHの恒温恒湿室中にて
7日間放置後、ゴバン目を画きセロハンテープで剥離し
た際の残った目の数を表示した。
【0058】(4)耐水性 上記(3)と同様にして作成した塗板を20℃の水道水
に7日間浸漬後の塗面状態を調べた。 ○:異常なし ×:フクレ発生
【0059】(5)耐ガソリン性 20℃で7日間乾燥させた塗板を水平に固定し、4つ折
りにしたガーゼ(50×50mm)にレギュラータイプの
ガソリンを約5ccしみこませ、そのまま3分間放置し
た。その後、ガーゼを取り除き、ガソリンを別のガーゼ
でふきとった後の塗面の状態を観察した。 ○:異常なし ×:塗面の光沢低下および軟化が発生
【0060】(6)耐酸性・耐アルカリ性 上記(5)と同様にして作成した塗板上で、それぞれ
0.2N のH2 SO4 水溶液、0.2N のNaOH水溶
液をスポットし、20℃で24時間後の白化やブリスタ
ーの有無を目視判定した。 ○:異常なし ×:白化あるいはブリスター発生
【0061】(7)エリクセン値 鋼板に塗装された試験板を温度20℃、湿度75%RHの
恒温恒湿室中にて7日間放置後、20℃で試験片をエリ
クセン機に取り付け曲率半径10mmのポンチを試験片の
裏面から約0.1mm/secの速さで規定の距離だけ押出し
て、塗膜にわれ、はがれが生じた時の押出し距離(mm)
を求めてエリクセン値とした。
【0062】(8)耐衝撃性 JIS−K−5400 8.3.2(1990)に準
じ、デュポン衝撃試験器を用いて撃心の尖端直径1/2
インチ、荷重500g の条件で試験を行なった。塗膜損
傷を生じない最大高さ(cm)を示す。
【0063】(9)耐ワレ性 上記(5)と同様にして作成した塗板を、「70℃で1
時間放置→20℃の水道水中に1時間浸漬→−20℃で
1時間放置」を1サイクルとするテストを20サイクル
連続して行なった後の塗面状態を調べた。 ○:異常なし △:一部にワレ発生 ×:全面にワレ発生
【0064】(10)促進耐候性 上記(5)と同様にして作成した塗板をサンシャインウ
ェザオメータにて500時間試験した後の塗面の変化の
有無を確認した。 ○:塗面にほとんど変化がない ×:塗面に水跡が認められ光沢低下が大きい
【0065】(11)塗膜の仕上り外観 塗膜の平滑性と肉持感と透明性を目視判定した。 ○:良好 △:やや悪い ×:不良 但し、光沢は20°鏡面反射率を測定した。
【0066】(12)磨き作業性 塗装直後に試験板を温度20℃、湿度75%RHの恒温恒
湿室中に静置し、静置4時間後及び20時間後の試験板
の被膜表面に細目ポリッシングコンパウンドをタオルバ
フにつけ、一定時間ポリッシングしたのち、被膜表面の
キズ、仕上り光沢を目視で判定した。 ○:キズがほとんどなく、光沢も良い △:キズがかなり見られ、光沢もかなり低下 ×:キズが数多く見られ、光沢もほとんどない。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】
【表1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)スチレン10〜50重量%及び他
    のエチレン性不飽和単量体90〜50重量%からなる単
    量体混合物を共重合せしめてなる水酸基価40〜20
    0、重量平均分子量4,000〜30,000、ガラス
    転移温度40〜110℃の水酸基含有共重合体、 (B)上記(A)の共重合体を分散安定剤とし、該分散
    安定剤の存在下、有機溶媒中で少なくとも1種のエチレ
    ン性不飽和単量体を重合せしめてなる非水分散型樹脂、
    及び (C)(ブロック)ポリイソシアネート化合物を必須成
    分として含有し、該(B)成分が(A)及び(B)成分
    の合計固形分重量の5〜40重量%となり、且つ該
    (C)成分が〔(C)成分中のイソシアネート基〕/
    〔(A)及び(B)成分中の水酸基〕=0.5〜2なる
    当量比で配合されることを特徴とする上塗用塗料組成
    物。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001064572A (ja) * 1999-08-27 2001-03-13 Hitachi Chem Co Ltd 塗料用樹脂組成物及びそれを用いた1液型ベースコート用塗料
JP2009046642A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Basf Coatings Japan Ltd 塗料組成物、塗装仕上げ方法及び塗装物品
WO2012060390A1 (ja) * 2010-11-05 2012-05-10 関西ペイント株式会社 塗料組成物及び塗膜形成方法
US11203699B2 (en) 2015-09-18 2021-12-21 Nippon Shokubai Co., Ltd. Resin emulsion for coating materials
TWI766866B (zh) * 2016-05-20 2022-06-11 日商東京威力科創股份有限公司 蝕刻方法

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