JPH0770077B2 - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JPH0770077B2
JPH0770077B2 JP63249576A JP24957688A JPH0770077B2 JP H0770077 B2 JPH0770077 B2 JP H0770077B2 JP 63249576 A JP63249576 A JP 63249576A JP 24957688 A JP24957688 A JP 24957688A JP H0770077 B2 JPH0770077 B2 JP H0770077B2
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objective lens
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和夫 岩田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、光ピックアップ装置の対物レンズ駆動装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図〜第5図は例えば特開昭62−277637号公報に示さ
れた従来の対物レンズ駆動装置を示す平面図と斜視図で
あり、図において、1は対物レンズ、2は対物レンズ1
を支持するホルダーである。
対物レンズ1の光軸方向は紙面に直角に立つ方向である
が、3は光軸と平行なフォーカス方向にレンズを駆動す
るためのコイル、4は光軸と直角なトラッキング方向に
レンズを駆動するためのコイル、5は駆動力を発生させ
るための磁石、6は磁気回路を構成するためのヨーク、
10はホルダー2を支持している4本の線状弾性体であ
る。
次に、動作について説明する。
第4図において、対物レンズ1を支持するホルダー2
は、4本の線状弾性体10に支持されているので、x軸方
向とz軸方向に変位できるが、y軸方向には容易に変位
できないよう拘束されている。
第4図に示すようにトラッキング駆動用コイル4に電流
iを流すと、フレミングの左手の法則により、ローレン
ツ力が4箇所で発生し、その合力Fがトラッキング方向
への駆動力として得られるのである。この駆動力Fは、
磁束の方向がy軸となす角をθ、磁束密度をBとする
と、次式(1)で示される。
F∝4×i×B cosθ ……(1) すなわち、磁束の方向がy軸となす角度θが小さいほど
大きな駆動力が得られるのである。
なお、磁束密度Bは、次式(2)で示され、磁石5とヨ
ーク6間のエアーギャップの寸法lに反比例する。
すなわちエアーギャップlが小さければ小さいほど高い
磁束密度Bが得られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の対物レンズ駆動装置は、上記のように構成されて
いるので、トラッキング駆動に有効な磁束はy軸とは大
きな角度をもつため、大きな駆動が得られないという課
題があった。また、磁石5とヨーク6までの寸法が大き
いため、充分な磁束密度Bが得られないという課題があ
った。
この発明は、上記のような課題を解消するためになされ
たもので、高い磁束密度が得られるとともに、大きな駆
動力が得られる対物レンズ駆動装置を得ることを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係わる対物レンズ駆動装置は、対物レンズ
と、この対物レンズを支持するホルダーと、対物レンズ
の光軸を取り巻くようにホルダーに設けられ、ホルダー
を光軸方向に駆動させるフォーカスコイルと、光軸を中
心として対向するようにホルダーに設けられ、ホルダー
を光軸と直角な方向に駆動させるトラッキングコイル
と、光軸方向および光軸と直角な方向への駆動に使用さ
れる磁石と、この磁石が取り付けられ、磁石に対向する
側壁を有し、フォーカスコイルを磁石と側壁とで挟み込
み、トラッキングコイルを結ぶ直線と直交する方向に対
向するようにホルダーの周囲に設けられた第一のヨーク
と、トラッキングコイルの内周側へ突出した突起部を有
し、トラッキングコイルの外周側に配置した磁石と突起
部とでトラッキングコイルを挟み込むように設けられた
第二のヨークとを備えたものである。
〔作用〕
この発明によれば、第二のヨークに設けられた突起部
が、磁石面の近くにほぼ平行な構造となるため、磁石と
第二のヨーク間のエアーギャップ寸法が短くなり、ま
た、磁石と第二のヨーク間に形成される磁束の方向はト
ラッキングに有効な駆動力を得るのに最適な方向となる
ので、高いトラッキング駆動力を得ることができるよう
になる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、1は対物レンズ、2は対物レンズ1を
支持するホルダー、3はホルダー2を光軸方向に駆動す
るためのコイル、4はホルダー3をトラッキング方向に
駆動するためのコイル、5は磁石、6は磁石5に密着し
て付けられたヨーク、7は突起部7aを有する分割された
ヨーク、8は固定部、9は固定部8にヨーク7を固定す
るためのネジである。
また、図中11は磁石5とヨーク6,7によって形成される
磁界の方向を示す。なお、コイル3はフォーカスコイ
ル、コイル4はトラッキングコイル、ヨーク6は第一の
ヨーク、ヨーク7は第二のヨークを示す。
第1図において、ヨーク7の突起部7aは、トラッキング
方向に駆動するためのコイル4を磁石5とではさみ込む
ように配置されている。その結果、磁石5とヨーク7の
突起部7aとの間にはy軸とほぼ平行な磁界が形成され
る。また、トラッキング駆動用のコイル4は紙面に垂直
な方向に電流が流せるように配置されている。
上記のように配置された状態で、トラッキング駆動用の
コイル4に電流を流すと、フレミングの左手の法則によ
り、x軸方向にローレンツF1〜F4が得られる。
また、磁石5とヨーク7の突起部7a間の寸法lは短くで
きるので、トラッキング駆動用コイル4付近のエアーギ
ャップには高い磁束密度が発生するため、ローレンツ力
F1〜F4は極めて高い駆動力となる。
また、このような対物レンズ駆動装置を組立てる場合、
ヨーク7の突起部7aが両側に存在するため、対物レンズ
1,ホルダー2,コイル3,4で形成された可動部を最後に設
置するのは非常に困難である。
したがって、第2図に示すように、ヨーク6,7を分割体
とし、まず、磁石5,ヨーク6を設置し、その後対物レン
ズ1等で形成された可動部を設置し、最後に分割された
ヨーク7を固定部8にネジ9で固定することにより、容
易に組立てることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば第二のヨークに突起部
を設けて、トラッキング駆動用コイルをはさみ込む構造
としたので、高い磁束密度が得られるとともに、発生す
るローレンツ力を効率良くトラッキング駆動力とするこ
とができるので、高いトラッキング駆動力が得られる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における対物レンズ駆動装置
を示す平面図、第2図は同じくその要部構造を示す斜視
図、第3図は従来の対物レンズ駆動装置を示す平面図、
第4図は従来の対物レンズ駆動装置の動作原理を示す平
面図、第5図は従来の対物レンズ駆動装置の斜視図であ
る。 図中、1は対物レンズ、2はホルダー、3はコイル、4
はコイル、5は磁石、6,7はヨーク、7aは突起部であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物レンズと、この対物レンズを支持する
    ホルダーと、前記対物レンズの光軸を取り巻くように前
    記ホルダーに設けられ、前記ホルダーを前記光軸方向に
    駆動させるフォーカスコイルと、前記光軸を中心として
    対向するように前記ホルダーに設けられ、前記ホルダー
    を前記光軸と直角な方向に駆動させるトラッキングコイ
    ルと、前記光軸方向および前記光軸と直角な方向への駆
    動に使用される磁石と、この磁石が取り付けられ前記磁
    石に対向する側壁を有し、前記フォーカスコイルを前記
    磁石と前記側壁とで挟み込み、前記トラッキングコイル
    を結ぶ直線と直交する方向に対向するように前記ホルダ
    ーの周囲に設けられた第一のヨークと、前記トラッキン
    グコイルの内周側へ突出した突起を有し、前記トラッキ
    ングコイルの外周側に配置した前記磁石と前記突起部と
    で前記トラッキングコイルを挟み込むように設けられた
    第二のヨークとを備えたことを特徴とする対物レンズ駆
    動装置。
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