JPH077003U - ランプの防水装置 - Google Patents
ランプの防水装置Info
- Publication number
- JPH077003U JPH077003U JP3968393U JP3968393U JPH077003U JP H077003 U JPH077003 U JP H077003U JP 3968393 U JP3968393 U JP 3968393U JP 3968393 U JP3968393 U JP 3968393U JP H077003 U JPH077003 U JP H077003U
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- JP
- Japan
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- lamp housing
- gasket material
- lamp
- lens
- housing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ランプハウジングの内外を連通する通気路を
経て水滴がランプハウジング内へ侵入することを、簡単
な構成により防止するようにして、ランプのコスト低減
を図る。 【構成】 車両用ランプのランプハウジング2外周縁に
沿って、連泡スポンジからなるガスケット材3が配置さ
れ、レンズ4のシールリブ5がガスケット材3を押圧し
てランプハウジング2内を密封する一方、ランプハウジ
ング2の通気孔6をガスケット材3が覆って、筒状リブ
9により押さえられている。
経て水滴がランプハウジング内へ侵入することを、簡単
な構成により防止するようにして、ランプのコスト低減
を図る。 【構成】 車両用ランプのランプハウジング2外周縁に
沿って、連泡スポンジからなるガスケット材3が配置さ
れ、レンズ4のシールリブ5がガスケット材3を押圧し
てランプハウジング2内を密封する一方、ランプハウジ
ング2の通気孔6をガスケット材3が覆って、筒状リブ
9により押さえられている。
Description
【0001】
本考案は、密閉構造のランプにおいて、その通気路を経て外部からハウジング 内へ水滴が侵入することを防止する装置に関する。
【0002】
従来の車両においては、ランプが密閉構造の場合、ランプの発熱等によってラ ンプハウジングの内圧が上昇することを抑制するため、ランプハウジング内と外 部とを連通する通気路を設けているが、高圧洗車等の際にこの通気路を経て水滴 がランプハウジング内へ侵入するおそれがあるので、特開平1−279502号 公報に示されているように、連続多孔質シート等によって通気路を塞ぐようにし ているが、連続多孔質シート等の設置により部品点数や組み付け工数の増加を伴 って、ランプがコストアップとなることは免れなかった。
【0003】
本考案は、ランプハウジングの内外を連通する通気路を経て水滴がランプハウ ジング内へ侵入することを、簡単な構成により防止するようにして、ランプのコ スト低減を図ろうとするものである。
【0004】
このため、本考案にかかるランプの防水装置は、ランプハウジングの外周縁に 沿って配置された連泡スポンジからなるガスケット材、上記ランプハウジングに 取り付けられ上記ランプハウジングとの間で上記ガスケット材を押圧するレンズ 及び上記ガスケット材を押圧する上記レンズの内周側において上記ランプハウジ ングに形成され上記ガスケット材により覆われた通気路通気路をそなえている。
【0005】
従って、ランプハウジングの外周縁に対しガスケット材を押圧してレンズが取 り付けられ、それによってランプハウジング内が密閉されていても、ガスケット 材を押圧するレンズの内周側に形成された通気路とそれを覆うガスケット材の連 泡部分とにより、ランプハウジング内が外部と連通されて、ランプハウジングの 内圧上昇が確実に抑制できると共に、外部から通気路を経てランプハウジング内 へ水滴が侵入することは、通気路を覆うガスケット材によって容易に防止するこ とができる。 また、ランプハウジング内を密閉するため本来的に必要なガスケット材以外に は、外部から通気路を経てランプハウジング内へ水滴が侵入することを防止する 部材を特別に必要としないので、全体構成を容易に簡単化することができる。
【0006】
以下、図面に示す本考案の実施例について具体的に説明する。 車両用ランプ1において、ランプハウジング2の外周縁に沿って連泡スポンジ からなるガスケット材3が配置され、ランプハウジング2に取り付けられたレン ズ4のシールリブ5がガスケット材3を押圧して、ランプハウジング2内を密閉 している一方、レンズ4のシールリブ5より内周側のランプハウジング2に通気 孔6が設けられ、その背面の筒部7にゴムチューブ8が取り付けられていると共 に、レンズ4の筒状リブ9が通気孔6を囲むようにガスケット材3を押さえて、 通気孔6がガスケット材3により覆われており、また、筒状リブ9の側方には切 り溝10が形成されている。
【0007】 すなわち、レンズ4のシールリブ5がガスケット材3を押圧して、ランプハウ ジング2内を密閉しているので、ランプハウジング2の外周縁からその内部へ外 気や雨水等が侵入することは防止されていると同時に、筒状リブ9の切り溝10 、筒状リブ9内におけるガスケット材3の連泡部分、通気孔6及びゴムチューブ 8を経てランプハウジング2内と外部とが連通しているため、ランプ1の発熱等 によってランプハウジング2の内外に圧力差が生じれば、その間に呼吸作用が行 われて、ランプハウジング2の内圧上昇等の不具合が解消されている。
【0008】 また、高圧洗車等の際に水飛沫がゴムチューブ8内に入っても、その水滴が通 気孔6からランプハウジング2内に侵入することは、通気孔6を覆うガスケット 材3によって容易に防止されている。
【0009】 この場合、ガスケット材3はランプハウジング2の外周縁とレンズ4との間を 密閉するため元々必要なものであって、通気孔6から水滴がランプハウジング2 内に侵入することを防止する他の部材をとくに必要としないので、前記従来装置 と比較して部品点数や組み付け工数が少なくてすみ、また、組み付け忘れ等の誤 組み付けのおそれも少なくなる結果、ランプのコスト低減を簡単に実現すること ができる。
【0010】 なお、通気孔6以外の部分でガスケット材3をランプハウジング2に適宜接着 する等の手法によって、通気孔6に対するガスケット材3の配置がずれない場合 には、レンズ4の筒状リブ9を省略して、ランプの構造を一層簡略化できること はいうまでもない。
【0011】
本考案にかかるランプの防水装置においては、ランプハウジングの外周縁を密 閉するガスケット材によって、外部から通気路を経てランプハウジング内へ水滴 が侵入することが防止され、このガスケット材以外にはランプハウジング内への 水滴侵入防止用部材をとくに必要としないので、全体的構成が簡単となって組み 付け工数も少なくてすみ、ランプのコスト低減を容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における正面図。
【図2】図1のII−II矢視断面拡大図。
1 ランプ 2 ランプハウジング 3 ガスケット材 4 レンズ 5 シールリブ 6 通気孔
Claims (1)
- 【請求項1】 ランプハウジングの外周縁に沿って配置
された連泡スポンジからなるガスケット材、上記ランプ
ハウジングに取り付けられ上記ランプハウジングとの間
で上記ガスケット材を押圧するレンズ及び上記ガスケッ
ト材を押圧する上記レンズの内周側において上記ランプ
ハウジングに形成され上記ガスケット材により覆われた
通気路をそなえたランプの防水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3968393U JP2584095Y2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | ランプの防水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3968393U JP2584095Y2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | ランプの防水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH077003U true JPH077003U (ja) | 1995-01-31 |
JP2584095Y2 JP2584095Y2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=12559885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3968393U Expired - Fee Related JP2584095Y2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | ランプの防水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2584095Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP3968393U patent/JP2584095Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2584095Y2 (ja) | 1998-10-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980714 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |