JP2584095Y2 - ランプの防水装置 - Google Patents

ランプの防水装置

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JP2584095Y2
JP2584095Y2 JP3968393U JP3968393U JP2584095Y2 JP 2584095 Y2 JP2584095 Y2 JP 2584095Y2 JP 3968393 U JP3968393 U JP 3968393U JP 3968393 U JP3968393 U JP 3968393U JP 2584095 Y2 JP2584095 Y2 JP 2584095Y2
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waterproof device
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重治 中根
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、密閉構造のランプにお
いて、その通気路を経て外部からハウジング内へ水滴が
侵入することを防止する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両においては、ランプが密閉構
造の場合、ランプの発熱等によってランプハウジングの
内圧が上昇することを抑制するため、ランプハウジング
内と外部とを連通する通気路を設けているが、高圧洗車
等の際にこの通気路を経て水滴がランプハウジング内へ
侵入するおそれがあるので、特開平1−279502号
公報に示されているように、連続多孔質シート等によっ
て通気路を塞ぐようにしているが、連続多孔質シート等
の設置により部品点数や組み付け工数の増加を伴って、
ランプがコストアップとなることは免れなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、ランプハウ
ジングの内外を連通する通気路を経て水滴がランプハウ
ジング内へ侵入することを、簡単な構成により防止する
ようにして、ランプのコスト低減を図ろうとするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本考案にかか
るランプの防水装置は、ランプハウジングの外周縁に沿
って配置された連泡スポンジからなるガスケット材、上
記ランプハウジングに取り付けられ上記ランプハウジン
グとの間で上記ガスケット材を押圧するレンズ及び上記
ガスケット材を押圧する上記レンズの内周側において上
記ランプハウジングに形成され上記ガスケット材により
覆われた通気路通気路をそなえている。
【0005】
【作用】従って、ランプハウジングの外周縁に対しガス
ケット材を押圧してレンズが取り付けられ、それによっ
てランプハウジング内が密閉されていても、ガスケット
材を押圧するレンズの内周側に形成された通気路とそれ
を覆うガスケット材の連泡部分とにより、ランプハウジ
ング内が外部と連通されて、ランプハウジングの内圧上
昇が確実に抑制できると共に、外部から通気路を経てラ
ンプハウジング内へ水滴が侵入することは、通気路を覆
うガスケット材によって容易に防止することができる。
また、ランプハウジング内を密閉するため本来的に必要
なガスケット材以外には、外部から通気路を経てランプ
ハウジング内へ水滴が侵入することを防止する部材を特
別に必要としないので、全体構成を容易に簡単化するこ
とができる。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す本考案の実施例について具
体的に説明する。車両用ランプ1において、ランプハウ
ジング2の外周縁に沿って連泡スポンジからなるガスケ
ット材3が配置され、ランプハウジング2に取り付けら
れたレンズ4のシールリブ5がガスケット材3を押圧し
て、ランプハウジング2内を密閉している一方、レンズ
4のシールリブ5より内周側のランプハウジング2に通
気孔6が設けられ、その背面の筒部7にゴムチューブ8
が取り付けられていると共に、レンズ4の筒状リブ9が
通気孔6を囲むようにガスケット材3を押さえて、通気
孔6がガスケット材3により覆われており、また、筒状
リブ9の側方には切り溝10が形成されている。
【0007】すなわち、レンズ4のシールリブ5がガス
ケット材3を押圧して、ランプハウジング2内を密閉し
ているので、ランプハウジング2の外周縁からその内部
へ外気や雨水等が侵入することは防止されていると同時
に、筒状リブ9の切り溝10、筒状リブ9内におけるガ
スケット材3の連泡部分、通気孔6及びゴムチューブ8
を経てランプハウジング2内と外部とが連通しているた
め、ランプ1の発熱等によってランプハウジング2の内
外に圧力差が生じれば、その間に呼吸作用が行われて、
ランプハウジング2の内圧上昇等の不具合が解消されて
いる。
【0008】また、高圧洗車等の際に水飛沫がゴムチュ
ーブ8内に入っても、その水滴が通気孔6からランプハ
ウジング2内に侵入することは、通気孔6を覆うガスケ
ット材3によって容易に防止されている。
【0009】この場合、ガスケット材3はランプハウジ
ング2の外周縁とレンズ4との間を密閉するため元々必
要なものであって、通気孔6から水滴がランプハウジン
グ2内に侵入することを防止する他の部材をとくに必要
としないので、前記従来装置と比較して部品点数や組み
付け工数が少なくてすみ、また、組み付け忘れ等の誤組
み付けのおそれも少なくなる結果、ランプのコスト低減
を簡単に実現することができる。
【0010】なお、通気孔6以外の部分でガスケット材
3をランプハウジング2に適宜接着する等の手法によっ
て、通気孔6に対するガスケット材3の配置がずれない
場合には、レンズ4の筒状リブ9を省略して、ランプの
構造を一層簡略化できることはいうまでもない。
【0011】
【考案の効果】本考案にかかるランプの防水装置におい
ては、ランプハウジングの外周縁を密閉するガスケット
材によって、外部から通気路を経てランプハウジング内
へ水滴が侵入することが防止され、このガスケット材以
外にはランプハウジング内への水滴侵入防止用部材をと
くに必要としないので、全体的構成が簡単となって組み
付け工数も少なくてすみ、ランプのコスト低減を容易に
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における正面図。
【図2】図1のII−II矢視断面拡大図。
【符号の説明】
1 ランプ 2 ランプハウジング 3 ガスケット材 4 レンズ 5 シールリブ 6 通気孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプハウジングの外周縁に沿って配置
    された連泡スポンジからなるガスケット材、上記ランプ
    ハウジングに取り付けられ上記ランプハウジングとの間
    で上記ガスケット材を押圧するレンズ及び上記ガスケッ
    ト材を押圧する上記レンズの内周側において上記ランプ
    ハウジングに形成され上記ガスケット材により覆われた
    通気路をそなえたランプの防水装置。
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