JPH0769862A - 入浴剤組成物 - Google Patents
入浴剤組成物Info
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- JPH0769862A JPH0769862A JP5217726A JP21772693A JPH0769862A JP H0769862 A JPH0769862 A JP H0769862A JP 5217726 A JP5217726 A JP 5217726A JP 21772693 A JP21772693 A JP 21772693A JP H0769862 A JPH0769862 A JP H0769862A
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- JP
- Japan
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- bath
- acid
- oil
- ginkgo biloba
- extract
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 イチョウ葉抽出物を含有する入浴剤組成物。
【効果】 本発明の入浴剤組成物は、浴槽に影響を与え
ることがないと共に安全で、しかも運動等による筋肉痛
に対し優れた改善効果を有する。
ることがないと共に安全で、しかも運動等による筋肉痛
に対し優れた改善効果を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な入浴剤組成物、更
に詳しくは浴槽等に悪影響を与えることなく、安全で、
運動等による筋肉痛に対する改善効果に優れた入浴剤組
成物に関する。
に詳しくは浴槽等に悪影響を与えることなく、安全で、
運動等による筋肉痛に対する改善効果に優れた入浴剤組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に入浴剤は、芒硝、硼砂、硫黄、炭
酸塩等の無機塩混合物に香料、着色料、植物エキス、有
機酸等を配合したもので、皮膚を清浄に保ち、疲労回復
や新陳代謝を増進させると共に、浴湯に香りや色調を与
え、心身のリラックス感、爽快感、温まり感を高めるた
めのものである。近年、温泉成分である種々の無機塩や
炭酸ガスを応用して主成分とした入浴剤が、疲労回復や
温まり感の向上等の温浴効果の向上を目的として開発さ
れてきた。しかしながら、温泉由来の成分である無機塩
の芒硝、炭酸水素ナトリウム(重曹)、炭酸ナトリウ
ム、硫酸マグネシウム等を応用したものを家庭にて使用
した場合には、温まり感に乏しいと共に、温泉由来の成
分である塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、硫化物や
天然の硫黄化合物である湯の華などの無機成分が、浴槽
や風呂釜に腐食、変色等の悪影響を及ぼすという問題を
有していた。
酸塩等の無機塩混合物に香料、着色料、植物エキス、有
機酸等を配合したもので、皮膚を清浄に保ち、疲労回復
や新陳代謝を増進させると共に、浴湯に香りや色調を与
え、心身のリラックス感、爽快感、温まり感を高めるた
めのものである。近年、温泉成分である種々の無機塩や
炭酸ガスを応用して主成分とした入浴剤が、疲労回復や
温まり感の向上等の温浴効果の向上を目的として開発さ
れてきた。しかしながら、温泉由来の成分である無機塩
の芒硝、炭酸水素ナトリウム(重曹)、炭酸ナトリウ
ム、硫酸マグネシウム等を応用したものを家庭にて使用
した場合には、温まり感に乏しいと共に、温泉由来の成
分である塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、硫化物や
天然の硫黄化合物である湯の華などの無機成分が、浴槽
や風呂釜に腐食、変色等の悪影響を及ぼすという問題を
有していた。
【0003】また、炭酸塩と有機酸とを配合して炭酸ガ
スを発生させる弱酸性入浴剤が温まり感の実感できる入
浴剤として実用化されている。しかし、炭酸ガスによる
効果は、浴中の炭酸ガス濃度が60ppm 以上を維持して
いる僅か2時間程度しか温まり感を得ることはできず、
浴中の炭酸ガス濃度が経時的に低下するに従い、その効
果も弱くなる。更に、温浴効果の温まり感が維持される
ように、浴中の炭酸ガス濃度を高く維持するためには、
炭酸ガス発生成分の大量使用や浴中のpHコントロール等
の難しい問題を有している。更にまた、入浴剤にトウガ
ラシチンキ等の植物抽出エキスやニコチン酸エステル等
の血行促進物質を配合した場合は、皮膚に過大の刺激を
与えることがあり、浴湯量のコントロール等の様々な条
件を考慮すると、入浴剤として実感できる血行促進物質
の使用は非常に困難である。また、センキュウやトウキ
等の漢方薬が日本古来から浴湯に入浴剤として利用され
てきたが、温浴効果である温まり感には優れた効果を示
すものの、漢方薬の持つ特有の臭いにより、その使用は
一般に行き渡るものではなかった。
スを発生させる弱酸性入浴剤が温まり感の実感できる入
浴剤として実用化されている。しかし、炭酸ガスによる
効果は、浴中の炭酸ガス濃度が60ppm 以上を維持して
いる僅か2時間程度しか温まり感を得ることはできず、
浴中の炭酸ガス濃度が経時的に低下するに従い、その効
果も弱くなる。更に、温浴効果の温まり感が維持される
ように、浴中の炭酸ガス濃度を高く維持するためには、
炭酸ガス発生成分の大量使用や浴中のpHコントロール等
の難しい問題を有している。更にまた、入浴剤にトウガ
ラシチンキ等の植物抽出エキスやニコチン酸エステル等
の血行促進物質を配合した場合は、皮膚に過大の刺激を
与えることがあり、浴湯量のコントロール等の様々な条
件を考慮すると、入浴剤として実感できる血行促進物質
の使用は非常に困難である。また、センキュウやトウキ
等の漢方薬が日本古来から浴湯に入浴剤として利用され
てきたが、温浴効果である温まり感には優れた効果を示
すものの、漢方薬の持つ特有の臭いにより、その使用は
一般に行き渡るものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、優
れた入浴効果を発揮し、浴槽や風呂釜に悪影響を及ぼさ
ないと共に、肌に刺激を与えることなく安全で、しかも
運動等による筋肉痛に対する改善効果を有する入浴剤組
成物を提供することを目的とするものである。
れた入浴効果を発揮し、浴槽や風呂釜に悪影響を及ぼさ
ないと共に、肌に刺激を与えることなく安全で、しかも
運動等による筋肉痛に対する改善効果を有する入浴剤組
成物を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような実情におい
て、本発明者は、上記問題点を解決せんと鋭意研究を重
ねた結果、天然物であるイチョウの葉の抽出物を入浴剤
に使用することにより、上記課題が解決されることを見
出し、本発明を完成した。
て、本発明者は、上記問題点を解決せんと鋭意研究を重
ねた結果、天然物であるイチョウの葉の抽出物を入浴剤
に使用することにより、上記課題が解決されることを見
出し、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明はイチョウ葉抽出物を含
有する入浴剤組成物を提供するものである。
有する入浴剤組成物を提供するものである。
【0007】本発明で用いられるイチョウ葉抽出物は、
20年程前からヨーロッパ、特にドイツやフランスにお
いて脳機能障害の改善薬として使用され、脳機能障害の
治療や頸部症候群を原因とする聴力障害の治療促進、及
び持続性の血行うっ滞を伴った末梢動脈の血行障害の治
療に適用が認められているものである(道薬誌 Vo
l.9 No.4 1992)。また、近年は日本でも
健康食品として流通し、その有用性が数多く報告されて
いる。しかし、その報告のほとんどが経口投与による医
薬品若しくは健康食品又は皮膚に基剤と共に直接塗布し
て使用する外用剤等(特公昭62−34005号公報、
特開昭60−109522号公報、特開昭62−255
432号公報、特開昭62−205028号公報、特開
平1−117866号公報、特開平2−48512号公
報、特開平2−255609号公報、特開平3−157
334号公報、特開平4−36238号公報等)であ
り、イチョウ葉抽出物を入浴剤に用いることはこれまで
全く報告されていない。
20年程前からヨーロッパ、特にドイツやフランスにお
いて脳機能障害の改善薬として使用され、脳機能障害の
治療や頸部症候群を原因とする聴力障害の治療促進、及
び持続性の血行うっ滞を伴った末梢動脈の血行障害の治
療に適用が認められているものである(道薬誌 Vo
l.9 No.4 1992)。また、近年は日本でも
健康食品として流通し、その有用性が数多く報告されて
いる。しかし、その報告のほとんどが経口投与による医
薬品若しくは健康食品又は皮膚に基剤と共に直接塗布し
て使用する外用剤等(特公昭62−34005号公報、
特開昭60−109522号公報、特開昭62−255
432号公報、特開昭62−205028号公報、特開
平1−117866号公報、特開平2−48512号公
報、特開平2−255609号公報、特開平3−157
334号公報、特開平4−36238号公報等)であ
り、イチョウ葉抽出物を入浴剤に用いることはこれまで
全く報告されていない。
【0008】本発明の抽出物を得るためには、イチョウ
(Ginkgo biloba L.)の葉が使用さ
れ、これは生薬又は天日若しくは乾燥機で乾燥した何れ
のものでもよい。
(Ginkgo biloba L.)の葉が使用さ
れ、これは生薬又は天日若しくは乾燥機で乾燥した何れ
のものでもよい。
【0009】本発明のイチョウ葉抽出物は、水、エチル
アルコール、アセトン、エチルエーテル、プロピレング
リコール、ブチレングリコール、グリセリン、酢酸等の
溶剤の1種又は2種以上を用いて抽出されたものが好ま
しい。抽出操作は特に制限されないが、例えばイチョウ
葉(乾燥換算)1重量部に対し溶媒4〜400重量部を
使用し、10〜80℃の温度で、1〜24時間行うのが
好ましい。
アルコール、アセトン、エチルエーテル、プロピレング
リコール、ブチレングリコール、グリセリン、酢酸等の
溶剤の1種又は2種以上を用いて抽出されたものが好ま
しい。抽出操作は特に制限されないが、例えばイチョウ
葉(乾燥換算)1重量部に対し溶媒4〜400重量部を
使用し、10〜80℃の温度で、1〜24時間行うのが
好ましい。
【0010】本発明のイチョウ葉抽出物は上記のように
して得られた抽出液をそのまま用いてもよいし、必要に
応じ、常法に従って精製、濃縮、乾燥したもの、更に賦
形剤で希釈したものを用いてもよい。
して得られた抽出液をそのまま用いてもよいし、必要に
応じ、常法に従って精製、濃縮、乾燥したもの、更に賦
形剤で希釈したものを用いてもよい。
【0011】本発明におけるイチョウ葉抽出物の配合量
は、当該抽出物で乾燥重量換算した場合の濃度では浴湯
に溶解したとき0.001〜100ppm になるようにす
るのが好ましい。それには、本発明入浴剤組成物中、イ
チョウ葉抽出物が乾燥重量換算で0.00001〜30
重量%(以下、単に「%」で示す)、特に0.0001
〜15%配合するのが好ましい。そして、これを乾燥イ
チョウ葉に換算すると、1回の使用量は0.00005
〜1,500g、好ましくは0.0005〜750gで
ある。配合濃度が0.00001%未満の場合には、十
分な効果が得られず、また、30%を超えて配合した場
合には、剤型によっては製品中での澱の発生や着色が生
ずると共に、使用に際しては湯浴の濁りや着色が生じ、
好ましくない。
は、当該抽出物で乾燥重量換算した場合の濃度では浴湯
に溶解したとき0.001〜100ppm になるようにす
るのが好ましい。それには、本発明入浴剤組成物中、イ
チョウ葉抽出物が乾燥重量換算で0.00001〜30
重量%(以下、単に「%」で示す)、特に0.0001
〜15%配合するのが好ましい。そして、これを乾燥イ
チョウ葉に換算すると、1回の使用量は0.00005
〜1,500g、好ましくは0.0005〜750gで
ある。配合濃度が0.00001%未満の場合には、十
分な効果が得られず、また、30%を超えて配合した場
合には、剤型によっては製品中での澱の発生や着色が生
ずると共に、使用に際しては湯浴の濁りや着色が生じ、
好ましくない。
【0012】本発明によるイチョウ葉抽出物に芒硝等の
硫酸塩を組み合わせて配合すると、その効果が相乗的に
向上する。この際の硫酸塩の配合量は5〜98%が好ま
しい。
硫酸塩を組み合わせて配合すると、その効果が相乗的に
向上する。この際の硫酸塩の配合量は5〜98%が好ま
しい。
【0013】また、イチョウ葉抽出物に重炭酸塩又は炭
酸塩を組み合わせて配合すると、相乗的に効果が向上す
る。重炭酸塩及び炭酸塩としては、例えば炭酸水素ナト
リウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム等が挙
げられ、その配合量は5〜98%が好ましい。
酸塩を組み合わせて配合すると、相乗的に効果が向上す
る。重炭酸塩及び炭酸塩としては、例えば炭酸水素ナト
リウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム等が挙
げられ、その配合量は5〜98%が好ましい。
【0014】更にまた、イチョウ葉抽出物に、炭酸ガス
又は重炭酸塩若しくは炭酸塩と酸からなる炭酸ガス発生
物を組み合わせて配合することにより、効果が相乗的に
向上する。炭酸ガスを配合せしめる場合、これを高圧下
で封入させるか、炭酸ガスを保持させた物質或いは炭酸
ガス発生物を用いればよい。炭酸ガス保持物質として
は、アルミノ珪酸塩、シクロデキストリン又はシクロデ
キストリン誘導体が好ましく、炭酸ガス発生物としては
反応によって炭酸ガスを発生するものであれば良く、重
炭酸塩若しくは炭酸塩と酸との組み合わせが好ましい。
ここで用いる重炭酸塩若しくは炭酸塩としては、例えば
炭酸水素ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸水素アンモニウム塩、炭酸マグネシウム
等、また酸としては有機酸及び無機酸のいずれも使用で
きるが、水溶性で固体のものが好ましい。有機酸として
は、例えばコハク酸、グルタル酸、アジピン酸、フマル
酸等のジカルボン酸、グルタミン酸、アスパラギン酸等
の酸性アミノ酸、リンゴ酸、クエン酸、アスコルビン酸
等のオキシ酸、安息香酸、ピロリドンカルボン酸並びに
これら有機酸の酸性塩等が挙げられる。これらの炭酸ガ
ス及び炭酸ガス発生物の配合量は5〜98%が好まし
い。
又は重炭酸塩若しくは炭酸塩と酸からなる炭酸ガス発生
物を組み合わせて配合することにより、効果が相乗的に
向上する。炭酸ガスを配合せしめる場合、これを高圧下
で封入させるか、炭酸ガスを保持させた物質或いは炭酸
ガス発生物を用いればよい。炭酸ガス保持物質として
は、アルミノ珪酸塩、シクロデキストリン又はシクロデ
キストリン誘導体が好ましく、炭酸ガス発生物としては
反応によって炭酸ガスを発生するものであれば良く、重
炭酸塩若しくは炭酸塩と酸との組み合わせが好ましい。
ここで用いる重炭酸塩若しくは炭酸塩としては、例えば
炭酸水素ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸水素アンモニウム塩、炭酸マグネシウム
等、また酸としては有機酸及び無機酸のいずれも使用で
きるが、水溶性で固体のものが好ましい。有機酸として
は、例えばコハク酸、グルタル酸、アジピン酸、フマル
酸等のジカルボン酸、グルタミン酸、アスパラギン酸等
の酸性アミノ酸、リンゴ酸、クエン酸、アスコルビン酸
等のオキシ酸、安息香酸、ピロリドンカルボン酸並びに
これら有機酸の酸性塩等が挙げられる。これらの炭酸ガ
ス及び炭酸ガス発生物の配合量は5〜98%が好まし
い。
【0015】本発明の入浴剤には、上記必須成分の他
に、通常入浴剤に使用されている公知の下記記載の入浴
剤用原料を配合することができる。
に、通常入浴剤に使用されている公知の下記記載の入浴
剤用原料を配合することができる。
【0016】(ア)無機化合物及び無機塩類 塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化アンモニウム、硫
化カリウム、硫化ナトリウム、酸化カルシウム、酸化マ
グネシウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸カル
シウム、亜硫化鉄、メタケイ酸、無水ケイ酸、中性白
土、チオ硫酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタ
リン酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、リン酸水素カル
シウム、臭化カリウム、消石灰、次亜硫酸ナトリウム、
チオ硫酸カルシウム、水酸化ナトリウム、雲母末、ホウ
酸、ホウ砂等
化カリウム、硫化ナトリウム、酸化カルシウム、酸化マ
グネシウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸カル
シウム、亜硫化鉄、メタケイ酸、無水ケイ酸、中性白
土、チオ硫酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタ
リン酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、リン酸水素カル
シウム、臭化カリウム、消石灰、次亜硫酸ナトリウム、
チオ硫酸カルシウム、水酸化ナトリウム、雲母末、ホウ
酸、ホウ砂等
【0017】(イ)有機酸、エステル類及びその塩類 アジピン酸、安息香酸、リンゴ酸、酒石酸、マロン酸、
クエン酸、乳酸等
クエン酸、乳酸等
【0018】(ウ)生薬、漢方薬、ハーブ類 ソウジュツ、ビャクジュツ、カノコソウ、ケイガイ、コ
ウボク、センキュウ、トウヒ、トウキ、ジャスミン、シ
ョウキョウ、ニンジン、ケイヒ、シャクヤク、ハッカ、
オウゴン、サンシシ、ブクリョウ、ドクカツ、ショウ
ブ、ガイヨウ、マツブサ、ビャクシ、ジュウヤク、樟
脳、サフラン、オウバク、ウイキョウ、チンピ、カン
皮、カミツレ、モモの葉、ローズマリー、メリッサ、マ
ロニエ、アルニカ、セージ等
ウボク、センキュウ、トウヒ、トウキ、ジャスミン、シ
ョウキョウ、ニンジン、ケイヒ、シャクヤク、ハッカ、
オウゴン、サンシシ、ブクリョウ、ドクカツ、ショウ
ブ、ガイヨウ、マツブサ、ビャクシ、ジュウヤク、樟
脳、サフラン、オウバク、ウイキョウ、チンピ、カン
皮、カミツレ、モモの葉、ローズマリー、メリッサ、マ
ロニエ、アルニカ、セージ等
【0019】(エ)製油、香料類 ハッカ油、ジャスミン油、樟脳油、ヒノキ油、トウヒ
油、リュウ油、ミカン油、オレンジ油、ユズ油、ショウ
ブ油、ラベンダー油、ベイ油、クローブ油、ヒバ油、バ
ラ油、ユーカリ油、レモン油、タイム油、ペパーミント
油、セージ油、ベルガモット油、パイン油、メントー
ル、dl−メントール、l−メントール、シネオール、オ
イゲノール、シトラール、シトロネロール、シトロネラ
ール、ボルネオール、リナロール、ゲラニオール、フェ
ニルエチルアルコール、ベンジルアセテート、カンファ
ー、チモール、スピラントール、ピネン、テルペン系化
合物等
油、リュウ油、ミカン油、オレンジ油、ユズ油、ショウ
ブ油、ラベンダー油、ベイ油、クローブ油、ヒバ油、バ
ラ油、ユーカリ油、レモン油、タイム油、ペパーミント
油、セージ油、ベルガモット油、パイン油、メントー
ル、dl−メントール、l−メントール、シネオール、オ
イゲノール、シトラール、シトロネロール、シトロネラ
ール、ボルネオール、リナロール、ゲラニオール、フェ
ニルエチルアルコール、ベンジルアセテート、カンファ
ー、チモール、スピラントール、ピネン、テルペン系化
合物等
【0020】(オ)油脂類 ヌカ油、米ヌカエキス、オリーブ油、大豆油、ホホバ
油、アボガド油、アーモンド油、ゴマ油、ヤシ油、ヒマ
ワリ油、ヒマシ油、カカオ油、ミンク油、牛脂、豚脂、
魚脂、月見草油、ローズヒップ油等の天然油脂及びこれ
らを水素添加して得られる硬化油やグリセライド誘導
体;カルナバロウ、ミツロウ、ラノリン等のワックス
類;流動パラフィン、パラフィン、ワセリン、スクワラ
ン等の炭化水素類;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレ
ン酸、ラノリン酸、イソステアリン酸等の高級脂肪酸;
ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルア
ルコール、オレイルアルコール、コレステロール、2−
エキシルデカノール等の高級アルコール及びそのエステ
ル誘導体等
油、アボガド油、アーモンド油、ゴマ油、ヤシ油、ヒマ
ワリ油、ヒマシ油、カカオ油、ミンク油、牛脂、豚脂、
魚脂、月見草油、ローズヒップ油等の天然油脂及びこれ
らを水素添加して得られる硬化油やグリセライド誘導
体;カルナバロウ、ミツロウ、ラノリン等のワックス
類;流動パラフィン、パラフィン、ワセリン、スクワラ
ン等の炭化水素類;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレ
ン酸、ラノリン酸、イソステアリン酸等の高級脂肪酸;
ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルア
ルコール、オレイルアルコール、コレステロール、2−
エキシルデカノール等の高級アルコール及びそのエステ
ル誘導体等
【0021】(カ)シリコーン類
【0022】(キ)色素類 青色1号、青色2号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、
緑色4号、緑色204号、黄色202号の(1)等の厚
生省令により定められたタール色素別表I及びIIの色
素、クロロフィル、リボフラビン、クロシン、アントラ
キノン、コチニール、カンタキサンチン、紅花等の植物
添加物として認められている天然色素等
緑色4号、緑色204号、黄色202号の(1)等の厚
生省令により定められたタール色素別表I及びIIの色
素、クロロフィル、リボフラビン、クロシン、アントラ
キノン、コチニール、カンタキサンチン、紅花等の植物
添加物として認められている天然色素等
【0023】(ク)ビタミン類 ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンD、ビ
タミンE等
タミンE等
【0024】(ケ)多価アルコール類 グリセリン、ブチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ソルビトール、デキストロース、マンニトース等
ル、ソルビトール、デキストロース、マンニトース等
【0025】(コ)微粉体 一般に化粧用粉体と称されるもので、アクリル樹脂、ス
チレン樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、ナイロン、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、PE
T、ポリテトラフルオロエタン等の高分子、この高分子
化合物のコポリマー、ケイ酸カルシウム、天然ケイ酸ア
ルミニウム、合成ケイ酸アルミニウム、ゼオライト、酸
化チタン、タルク、カオリン、マイカ、ベントナイト等
チレン樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、ナイロン、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、PE
T、ポリテトラフルオロエタン等の高分子、この高分子
化合物のコポリマー、ケイ酸カルシウム、天然ケイ酸ア
ルミニウム、合成ケイ酸アルミニウム、ゼオライト、酸
化チタン、タルク、カオリン、マイカ、ベントナイト等
【0026】(サ)水溶性高分子 PEG、CMC、PVP、ゼラチン、寒天、アラビアガ
ム、グアーガム等
ム、グアーガム等
【0027】(シ)その他 湯の花、イオン、カゼイン、サリチル酸ナトリウム、入
り糠、雲母末、デキストリン、中性白土、脱脂粉乳、尿
素、アミノ酸類、蔗糖、ブドウ糖、乳糖、界面活性剤類
等を配合することができる。
り糠、雲母末、デキストリン、中性白土、脱脂粉乳、尿
素、アミノ酸類、蔗糖、ブドウ糖、乳糖、界面活性剤類
等を配合することができる。
【0028】更に、本発明の入浴剤組成物は、上記した
もの以外にも、必要に応じて殺菌防腐剤(例えば安息香
酸エステル、ソルビン酸等)、金属封鎖剤(例えばED
TA、NTA等)、蛋白分解酵素などを配合することが
できる。
もの以外にも、必要に応じて殺菌防腐剤(例えば安息香
酸エステル、ソルビン酸等)、金属封鎖剤(例えばED
TA、NTA等)、蛋白分解酵素などを配合することが
できる。
【0029】本発明の入浴剤組成物は、イチョウ葉抽出
物を必須成分とし、前記任意成分を常法により混合機に
て均一に攪拌混合し、必要に応じて、粉体、顆粒、錠
剤、液体、乳化状態等の剤形をとることができ、その形
態は、バスソルトタイプ、バブルバスタイプ、発泡性タ
イプ等をとることができ、製造方法は、適宜選択するこ
とができる。また、本発明の入浴剤組成物を溶解したと
きのpH(40℃、0.01%)については、通常浴槽及
びその附属品に悪影響を及ぼさない約4〜10の範囲で
あれば、特に限定されるものではないが、炭酸ガスの効
果を特に期待する場合には、浴湯のpHを4〜7に保つこ
とが好ましい。
物を必須成分とし、前記任意成分を常法により混合機に
て均一に攪拌混合し、必要に応じて、粉体、顆粒、錠
剤、液体、乳化状態等の剤形をとることができ、その形
態は、バスソルトタイプ、バブルバスタイプ、発泡性タ
イプ等をとることができ、製造方法は、適宜選択するこ
とができる。また、本発明の入浴剤組成物を溶解したと
きのpH(40℃、0.01%)については、通常浴槽及
びその附属品に悪影響を及ぼさない約4〜10の範囲で
あれば、特に限定されるものではないが、炭酸ガスの効
果を特に期待する場合には、浴湯のpHを4〜7に保つこ
とが好ましい。
【0030】
【作用及び発明の効果】イチョウ葉抽出物を配合してな
る本発明の入浴剤組成物は、浴槽に影響を与えることが
ないと共に安全で、しかも運動等による筋肉痛に対する
改善効果に優れた効果を示すものである。
る本発明の入浴剤組成物は、浴槽に影響を与えることが
ないと共に安全で、しかも運動等による筋肉痛に対する
改善効果に優れた効果を示すものである。
【0031】
【実施例】次に実施例、調製例を挙げて本発明を説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0032】イチョウ葉抽出物の調製法:
【0033】イチョウ葉抽出物(1):イチョウ葉抽出
物乾燥エキス換算3% イチョウの乾葉1kgに、エタノール:精製水(1容:1
容)混液8kgを加え、20〜40℃で7時間攪拌抽出す
る。固形物を濾過後、濾液を60℃以下にて、全量が約
10分の1の容量になるまで減圧濃縮し、酢酸エチル
0.5kgを加え十分に攪拌したのち静置し、分液して下
層部を得る。その下層部を減圧濃縮して得られる緑褐色
の粘稠物(乾葉1kg→0.25kg)を得た。これを、約
30倍のプロピレングリコール:精製水(8容:2容)
混液に溶解し、微量の不溶物を濾紙濾過し、7.5kgの
イチョウ葉抽出物(1)を得た。本品1gは、乾燥イチ
ョウ葉0.13gに相当する。
物乾燥エキス換算3% イチョウの乾葉1kgに、エタノール:精製水(1容:1
容)混液8kgを加え、20〜40℃で7時間攪拌抽出す
る。固形物を濾過後、濾液を60℃以下にて、全量が約
10分の1の容量になるまで減圧濃縮し、酢酸エチル
0.5kgを加え十分に攪拌したのち静置し、分液して下
層部を得る。その下層部を減圧濃縮して得られる緑褐色
の粘稠物(乾葉1kg→0.25kg)を得た。これを、約
30倍のプロピレングリコール:精製水(8容:2容)
混液に溶解し、微量の不溶物を濾紙濾過し、7.5kgの
イチョウ葉抽出物(1)を得た。本品1gは、乾燥イチ
ョウ葉0.13gに相当する。
【0034】イチョウ葉抽出物(2):イチョウ葉抽出
物乾燥エキス換算50% イチョウの乾葉1kgに、エタノール:精製水(1容:1
容)混液8kgを加え、20〜40℃で7時間攪拌抽出す
る。固形物を濾過後、濾液を60℃以下にて、全量が約
10分の1容量になるまで減圧濃縮し、酢酸エチル0.
5kgを加え十分に攪拌したのち静置し、分液して下層部
を得る。その下層部を減圧濃縮して得られる緑褐色の粘
稠物(乾葉1kg→0.20kg)を得た。これに、200
gの局方デキストリンと精製水適量を加えて溶解し、微
量の不溶物を濾紙濾過した後、スプレードライを行い乾
燥物400gを得た。本品1gは、乾燥イチョウ葉2.
5gに相当する。
物乾燥エキス換算50% イチョウの乾葉1kgに、エタノール:精製水(1容:1
容)混液8kgを加え、20〜40℃で7時間攪拌抽出す
る。固形物を濾過後、濾液を60℃以下にて、全量が約
10分の1容量になるまで減圧濃縮し、酢酸エチル0.
5kgを加え十分に攪拌したのち静置し、分液して下層部
を得る。その下層部を減圧濃縮して得られる緑褐色の粘
稠物(乾葉1kg→0.20kg)を得た。これに、200
gの局方デキストリンと精製水適量を加えて溶解し、微
量の不溶物を濾紙濾過した後、スプレードライを行い乾
燥物400gを得た。本品1gは、乾燥イチョウ葉2.
5gに相当する。
【0035】評価方法:
【0036】1.運動後の筋肉痛に対する痛みの軽減度
合い 運動後の筋肉痛に対する軽減度合いの評価については、
入浴剤使用による使用調査の方法をとった。22才以上
の男女ボランティアを募り、1日目午前中に、ステップ
昇降と腹筋を限界まで行わせ、運動による筋肉痛を起こ
させた。同日午後、運動終了後5時間目に痛みの度合い
の聞き取り調査を行い、筋肉痛の痛みの程度が調査パネ
ラー間でほぼ一定となる様に調整し、各入浴剤を使用す
る群のパネラーが8人となるようにした。その後、各人
に入浴剤4包を渡し、以後の調査を開始した。入浴剤使
用による調査は、運動による筋肉痛の痛みを起こさせた
後の4日間にわたり、指定入浴剤を使用させ、翌日の朝
の筋肉痛の痛みの程度を自己申告してもらい、4日目の
朝までの筋肉痛の痛みの状況を調べた。筋肉痛の痛みの
程度は、我慢できない程痛い4点、痛い3点、少し痛い
2点、それほど痛くない1点、痛くない0点とし、自己
申告の聞き取り調査の方法をとった。判定は、パネラー
数による平均値をその評価の指標とした。
合い 運動後の筋肉痛に対する軽減度合いの評価については、
入浴剤使用による使用調査の方法をとった。22才以上
の男女ボランティアを募り、1日目午前中に、ステップ
昇降と腹筋を限界まで行わせ、運動による筋肉痛を起こ
させた。同日午後、運動終了後5時間目に痛みの度合い
の聞き取り調査を行い、筋肉痛の痛みの程度が調査パネ
ラー間でほぼ一定となる様に調整し、各入浴剤を使用す
る群のパネラーが8人となるようにした。その後、各人
に入浴剤4包を渡し、以後の調査を開始した。入浴剤使
用による調査は、運動による筋肉痛の痛みを起こさせた
後の4日間にわたり、指定入浴剤を使用させ、翌日の朝
の筋肉痛の痛みの程度を自己申告してもらい、4日目の
朝までの筋肉痛の痛みの状況を調べた。筋肉痛の痛みの
程度は、我慢できない程痛い4点、痛い3点、少し痛い
2点、それほど痛くない1点、痛くない0点とし、自己
申告の聞き取り調査の方法をとった。判定は、パネラー
数による平均値をその評価の指標とした。
【0037】2.その他 入浴剤使用上の問題有無を確認する目的から、運動によ
る筋肉痛の痛みの度合い聞き取り調査時に、入浴剤使用
による身体苦情の有無、浴槽への影響有無について聞き
取り調査を行った。
る筋肉痛の痛みの度合い聞き取り調査時に、入浴剤使用
による身体苦情の有無、浴槽への影響有無について聞き
取り調査を行った。
【0038】実施例1 24才以上のボランティア男女合計24人各自にステッ
プ昇降と腹筋を限界まで行わせた。表1に示す組成の浴
用剤組成物を3品種調製し、1回使用量は50gの分包
とした。3品種の入浴剤を用意し、24人を3群に分
け、各群に対して1種類の入浴剤を渡し、4日間使用さ
せ、筋肉痛の痛みの状況を調べ、その結果を表2に示し
た。
プ昇降と腹筋を限界まで行わせた。表1に示す組成の浴
用剤組成物を3品種調製し、1回使用量は50gの分包
とした。3品種の入浴剤を用意し、24人を3群に分
け、各群に対して1種類の入浴剤を渡し、4日間使用さ
せ、筋肉痛の痛みの状況を調べ、その結果を表2に示し
た。
【0039】
【表1】
【0040】尚、本発明品1及び2は浴湯に溶解したと
き、イチョウ葉抽出物乾燥重量換算した場合の濃度では
0.003ppm で、これを乾燥イチョウ葉で換算すると
1.8mgとなる。
き、イチョウ葉抽出物乾燥重量換算した場合の濃度では
0.003ppm で、これを乾燥イチョウ葉で換算すると
1.8mgとなる。
【0041】
【表2】
【0042】表2から明らかなように、入浴剤の筋肉痛
の痛みに対する効果の順位は、2日目、3日目及び4日
目の評価にて有意差が確認され、発明品2>発明品1>
比較品1の順であった。
の痛みに対する効果の順位は、2日目、3日目及び4日
目の評価にて有意差が確認され、発明品2>発明品1>
比較品1の順であった。
【0043】使用調査終了後の聞き取り調査結果: (a)発明品1、発明品2、比較品1使用による入浴に
て身体苦情を訴えたパネラーはいなかった。 (b)発明品1、発明品2、比較品1使用による入浴に
て浴槽への悪影響を訴えたパネラーはいなかった。
て身体苦情を訴えたパネラーはいなかった。 (b)発明品1、発明品2、比較品1使用による入浴に
て浴槽への悪影響を訴えたパネラーはいなかった。
【0044】実施例2 実施例1と同様に22才以上のボランティア男女合計2
4人各自にステップ昇降と腹筋を限界まで行わせた。表
3に示す組成の粉末タイプの浴用剤組成物を3品種調製
し、1回使用量は50gの分包とした。3品種の入浴剤
を用意し、24人を3群に分け、各群に対して1種類の
浴用剤を渡し、4日間使用させ、筋肉痛の痛みの状況を
調べ、その結果を表4に示した。
4人各自にステップ昇降と腹筋を限界まで行わせた。表
3に示す組成の粉末タイプの浴用剤組成物を3品種調製
し、1回使用量は50gの分包とした。3品種の入浴剤
を用意し、24人を3群に分け、各群に対して1種類の
浴用剤を渡し、4日間使用させ、筋肉痛の痛みの状況を
調べ、その結果を表4に示した。
【0045】
【表3】
【0046】尚、本発明品3及び4は浴湯に溶解したと
き、イチョウ葉抽出物乾燥重量換算した場合の濃度では
17ppm で、これを乾燥イチョウ葉で換算すると12.
75gとなる。
き、イチョウ葉抽出物乾燥重量換算した場合の濃度では
17ppm で、これを乾燥イチョウ葉で換算すると12.
75gとなる。
【0047】
【表4】
【0048】表4から明らかなように、入浴剤の筋肉痛
の痛みに対する効果の順位は、2日目、3日目及び4日
目の評価にて有意差が確認され、発明品4>発明品3>
比較品2の順であった。
の痛みに対する効果の順位は、2日目、3日目及び4日
目の評価にて有意差が確認され、発明品4>発明品3>
比較品2の順であった。
【0049】使用調査終了後の聞き取り調査結果: (a)発明品3、発明品4、比較品2使用による入浴に
て身体苦情を訴えたパネラーはいなかった。 (b)発明品3、発明品4、比較品2使用による入浴に
て浴槽への悪影響を訴えたパネラーはいなかった。
て身体苦情を訴えたパネラーはいなかった。 (b)発明品3、発明品4、比較品2使用による入浴に
て浴槽への悪影響を訴えたパネラーはいなかった。
【0050】実施例3 実施例1、2と同様に22才以上のボランティア男女合
計24人各自にステップ昇降と腹筋を限界まで行わせ
た。表5に示す組成の粉末タイプの浴用剤組成物を3品
種調製し、1回使用量は50gの分包とした。3品種の
入浴剤を用意し、24人を3群に分け、各群に対して1
種類の入浴剤を渡し、4日間使用させ、筋肉痛の痛みの
状況を調べ、その結果を表6に示した。
計24人各自にステップ昇降と腹筋を限界まで行わせ
た。表5に示す組成の粉末タイプの浴用剤組成物を3品
種調製し、1回使用量は50gの分包とした。3品種の
入浴剤を用意し、24人を3群に分け、各群に対して1
種類の入浴剤を渡し、4日間使用させ、筋肉痛の痛みの
状況を調べ、その結果を表6に示した。
【0051】
【表5】
【0052】尚、本発明品5及び6は浴湯に溶解したと
き、イチョウ葉抽出物乾燥重量換算した場合の濃度では
0.1ppm で、これを乾燥イチョウ葉で換算すると60
mgとなる。
き、イチョウ葉抽出物乾燥重量換算した場合の濃度では
0.1ppm で、これを乾燥イチョウ葉で換算すると60
mgとなる。
【0053】
【表6】
【0054】表6から明らかなように、入浴剤の筋肉痛
の痛みに対する効果の順位は、2日目、3日目及び4日
目の評価にて有意差が確認され、発明品6>発明品5>
比較品3の順であった。
の痛みに対する効果の順位は、2日目、3日目及び4日
目の評価にて有意差が確認され、発明品6>発明品5>
比較品3の順であった。
【0055】使用調査終了後の聞き取り調査結果: (a)発明品5、発明品6、比較品3使用による入浴に
て身体苦情を訴えたパネラーはいなかった。 (b)発明品5、発明品6、比較品3使用による入浴に
て浴槽への悪影響を訴えたパネラーはいなかった。
て身体苦情を訴えたパネラーはいなかった。 (b)発明品5、発明品6、比較品3使用による入浴に
て浴槽への悪影響を訴えたパネラーはいなかった。
【0056】実施例1、2、3の結果から、発明品1、
3、5は、イチョウ葉抽出物により、運動等による筋肉
痛の痛みに対する改善効果に優れ、更に、発明品2、
4、6は、入浴剤成分である芒硝や炭酸水素ナトリウム
や炭酸ガス発生物である炭酸水素ナトリウムと炭酸ナト
リウムとフマル酸との併用使用により、運動等による筋
肉痛の痛みに対する改善効果に更に優れていることが確
認された。また、イチョウ葉抽出物配合入浴剤は、浴槽
に悪影響を与えることがなく、安全な入浴剤であること
が確認された。
3、5は、イチョウ葉抽出物により、運動等による筋肉
痛の痛みに対する改善効果に優れ、更に、発明品2、
4、6は、入浴剤成分である芒硝や炭酸水素ナトリウム
や炭酸ガス発生物である炭酸水素ナトリウムと炭酸ナト
リウムとフマル酸との併用使用により、運動等による筋
肉痛の痛みに対する改善効果に更に優れていることが確
認された。また、イチョウ葉抽出物配合入浴剤は、浴槽
に悪影響を与えることがなく、安全な入浴剤であること
が確認された。
Claims (4)
- 【請求項1】 イチョウ葉抽出物を含有することを特徴
とする入浴剤組成物。 - 【請求項2】 イチョウ葉抽出物と硫酸塩を含有するこ
とを特徴とする入浴剤組成物。 - 【請求項3】 イチョウ葉抽出物と重炭酸塩又は炭酸塩
の1種又は2種以上を含有することを特徴とする入浴剤
組成物。 - 【請求項4】 イチョウ葉抽出物と炭酸ガス又は重炭酸
塩若しくは炭酸塩と酸からなる炭酸ガス発生物を含有す
ることを特徴とする入浴剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5217726A JPH0769862A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 入浴剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5217726A JPH0769862A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 入浴剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0769862A true JPH0769862A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=16708783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5217726A Pending JPH0769862A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 入浴剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0769862A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19509856A1 (de) * | 1995-03-17 | 1996-09-19 | Schwabe Willmar Gmbh & Co | Brausezusammensetzung mit Ginkgo-Biloba Trockenextrakt |
US6647463B2 (en) | 2000-09-08 | 2003-11-11 | Nec Corporation | Cache update method and cache update control system employing non-blocking type cache |
US20110189318A1 (en) * | 2010-01-29 | 2011-08-04 | Misato Sugahara | Methods for enhancing the expression of intracellular redox-associated factors |
CN107951808A (zh) * | 2017-12-24 | 2018-04-24 | 姚佑灿 | 一种清洁杀菌的组合物 |
-
1993
- 1993-09-01 JP JP5217726A patent/JPH0769862A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19509856A1 (de) * | 1995-03-17 | 1996-09-19 | Schwabe Willmar Gmbh & Co | Brausezusammensetzung mit Ginkgo-Biloba Trockenextrakt |
WO1996029085A1 (de) * | 1995-03-17 | 1996-09-26 | Dr. Willmar Schwabe Gmbh & Co. | Brausezusammensetzung mit ginkgo-biloba trockenextrakt |
US6647463B2 (en) | 2000-09-08 | 2003-11-11 | Nec Corporation | Cache update method and cache update control system employing non-blocking type cache |
US20110189318A1 (en) * | 2010-01-29 | 2011-08-04 | Misato Sugahara | Methods for enhancing the expression of intracellular redox-associated factors |
CN107951808A (zh) * | 2017-12-24 | 2018-04-24 | 姚佑灿 | 一种清洁杀菌的组合物 |
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