JPH0769573A - 乗客コンベアの踏段 - Google Patents

乗客コンベアの踏段

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Publication number
JPH0769573A
JPH0769573A JP21828693A JP21828693A JPH0769573A JP H0769573 A JPH0769573 A JP H0769573A JP 21828693 A JP21828693 A JP 21828693A JP 21828693 A JP21828693 A JP 21828693A JP H0769573 A JPH0769573 A JP H0769573A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connecting pin
passenger conveyor
mounting shaft
footstep
side plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP21828693A
Other languages
English (en)
Inventor
Megumi Okubo
恵 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0769573A publication Critical patent/JPH0769573A/ja
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、踏段の据付及び交換の作業
効率が良く、かつ作業時の安全を確保することのできる
乗客コンベアの踏段を提供することにある。 【構成】 本発明では、踏板16に設けられた貫通穴28よ
りレバー32を操作し、このレバー32の操作により連結ピ
ン30を引退させて切欠部26の開口部を開くようにし、こ
の切欠部26に踏段チェーンの取付軸13を嵌合させ、その
後連結ピン30が弾性体31の復元力により元の位置に戻る
ことによって完全に踏段25の取付けができるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エスカレータや動く歩
道等の乗客コンベアの踏段に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の乗客コンベアの一種である
エスカレータの構成について図3を用いて説明すると、
図3においてエスカレータは上階部梁1と下階部梁2と
の間に、エスカレータの本体となり、かつ各種機器を支
持するトラス3が設けられている。トラス3の上階部梁
1側には、エスカレータの駆動装置4が設置され、駆動
装置4は、駆動チェーン5を介して駆動スプロケット6
を回転駆動させている。又、トラス3の下階部梁2側に
は、駆動スプロケット6と対になる従動スプロケット7
が設けられ、これら駆動スプロケット6と従動スプロケ
ット7には踏段チェーン8が巻き掛けられて駆動スプロ
ケットと同期して駆動するようになっている。そして、
踏段チェーン8には、利用客を乗せる踏段9が無端連続
状に取付けられている。さらに踏段9の両側には欄干10
が立設されており、この欄干10は、主に欄干パネル11
と、欄干手摺12とから構成されている。
【0003】図4は、踏段チェーン8の詳細を示す図で
あり、図2において踏段チェーン8には、所定間隔で踏
段9の取付軸13が取付けられており、この取付軸13の両
端には、ローラ14が設けられている。そして、取付軸13
にはさらに踏段9と連結させるための連結軸受15が設け
られている。
【0004】図5は、踏段9の詳細を示した図であり、
踏段9は、利用客のステップとなる踏板16と、踏板16を
両側で支える側板17と、踏板16の一端部付近に設けら
れ、隣接する踏段9とのクリアランスを取り安全を図る
ための踏板ライザ18と、側板17の外側に設けられるロー
ラ19と、側板17に設けられ、取付軸13と嵌合する切欠部
20と、側板17の内部に設けられ、連結軸受15と連結する
ための連結装置21とから構成されている。ここで、連結
装置21は、ブラケット22と、ブラケット22に設けられ、
連結軸受15と係合する連結ピン23と、この連結ピン23を
連結軸受15の方向へ押圧力を付勢するばね24とで構成さ
れている。そして、連結軸受15には、連結ピン23がはめ
られる穴(図示せず)が設けられており、連結ピン23が
その穴にはまることで踏段9が完全に連結するようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
乗客コンベアの踏段では、踏段の据付時や踏段の交換時
には、トラスの内部に作業員が入り、踏段を踏段チェー
ンへ取付けるようにしているため作業員の安全の確保
と、作業効率の面で問題があり、特に走行行程の長い動
く歩道や高揚程のエスカレータにおいては特に問題とな
っている。そこで本発明の目的は、踏段の据付及び交換
の作業効率が良く、かつ作業時の安全を確保することの
できる乗客コンベアの踏段を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、乗客コンベアの駆動装置により回転駆
動する少なくとも2つのスプロケットを設け、これらス
プロケットに巻き掛けられ、踏段を取り付けるための取
付軸を有する踏段チェーンとを備えた乗客コンベアにお
いて、貫通穴を有する踏板と、この踏板の両端部付近を
支持するとともに前記取付軸と係合する切欠部を有する
側板と、この側板に前記切欠部の開口部に対し進退可能
に設けられる連結ピンと、この連結ピンを前記切欠部の
方向に押圧する弾性体と、前記側板に前記貫通穴より操
作可能でかつこの操作時前記連結ピンを引退させるレバ
ーとを備えた乗客コンベアの踏段を提供する。
【0007】
【作用】以上の構成により本発明では、踏板に設けられ
た貫通穴よりレバーを操作し、このレバーの操作により
連結ピンを引退させて切欠部の開口部を開くようにし、
この切欠部に踏段チェーンの取付軸を嵌合させ、その後
連結ピンが弾性体の復元力により元の位置に戻ることに
よって完全に踏段の取付けができるようにする。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1及び図2を用い
て説明する。図1は、本発明の乗客コンベアの踏段の側
面図であり、図1において踏段25は、利用客を乗せるス
テップとなる踏板16と、踏板16の両端部に設けられる側
板17と、踏板16の一側端に設けられ、隣接する踏段25と
のクリアランスを取って安全を図るための踏板ライザ18
と、側板17の外側(欄干側)に設けられ、踏段25の走行
案内をするローラ19と、側板17に設けられ、踏板チェー
ン8の取付軸13と嵌合する切欠部26と、側板17の内側に
設けられ、踏段チェーン8の取付軸13と連結させるため
の連結装置27と、連結装置27を踏段25の外部から動作さ
せるために、踏板16に設けられた貫通穴28とから構成さ
れている。
【0009】ここで、連結装置27は、切欠部26の開口部
を開閉するべく進退可能に設けられ、先端部の下側に傾
斜部29を有する先細りの連結ピン30と、一端を連結ピン
30に、他端を側板17に固定され、切欠部26方向へ押圧力
を付勢するばね31と、側板17に一点を支持され、一端
を連結ピン30に係合されたL字状のレバー32とから構
成されている。
【0010】図2は、踏段25の踏板16の上面図及びその
断面図であり、踏板16の上面の2カ所には、前述したよ
うに連結装置27を棒33等の治具を用いて動作させるため
の貫通穴28が設けられている。貫通穴28は、図2(b)
に示すように、踏板16に設けられたクリート34の歯と歯
の間に設けられている。
【0011】次に、このように構成された踏段25の据
付、交換時の動作について説明する。まず、踏段25を、
取付軸13へ取付ける際には、取付軸13へ側板17に設けら
れた切欠部26の開口部を合わせる。次に、この状態でさ
らに踏板16の上面より押圧力を加えることによって、取
付軸13は連結ピン30の傾斜部29に接触するため、連結ピ
ン30は引退し、さらに押圧力を加えることによって取付
軸13は完全に切欠部26に嵌合し、連結ピン30は、ばね31
の復元力によって元の位置に戻り、取付軸13がはずれな
いようにロックすることになる。
【0012】次に、踏段25を取付軸13から取り外す際に
は、連結装置27の操作治具である棒33を貫通穴28より挿
入させ、この棒33により、一端を連結ピン30に係合した
レバー32の他端を押圧操作する。押圧操作されたレバー
32は、連結ピン30を引退させる方向に力が働くため、ば
ね31に対向して連結ピン30を引退させることになる。そ
して連結ピン30を引退させたところで、踏段25を上へ持
上げて、取付軸13を切欠部26から抜くようにする。
【0013】このように本実施例によれば、踏段25の外
部より連結装置27を操作できるようにし、かつ取付軸13
と連結装置27との連結方法を簡略化させたので、踏板25
の据付時もしくは交換時の作業効率が格段に向上すると
ともに、作業員の安全を確保することができる。
【0014】尚、本実施例において、踏段25の取付時に
踏段25を上面より押圧するようにしているが、治具すな
わち棒33を用いて連結ピン30を引退させてから取付ける
ようにしても問題ない。
【0015】
【発明の効果】以上本発明によれば、踏段の据付時や交
換時における作業効率の向上と、作業時における安全の
確保を図ることのできる乗客コンベアの踏段を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乗客コンベアの踏段の構成を示す側面
図である。
【図2】本発明の乗客コンベアの踏段の構成図である。
【図3】エスカレータの全体構成を示した概略図であ
る。
【図4】乗客コンベアの踏段チェーンの構成を示す斜視
図である。
【図5】従来の乗客コンベアの踏段の構成を示す側面図
である。
【符号の説明】
4…駆動装置、6…駆動スプロケット、7…従動スプロ
ケット、8…踏段チェーン、13…取付軸、16…踏板、17
…側板、25…踏段、26…切欠部、28…貫通穴、29…傾斜
部、30…連結ピン、31…ばね、32…レバー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗客コンベアの駆動装置により回転駆動
    する少なくとも2つのスプロケットを設け、これらスプ
    ロケットに巻き掛けられ、踏段を取り付けるための取付
    軸を有する踏段チェーンとを備えた乗客コンベアにおい
    て、貫通穴を有する踏板と、この踏板の両端部付近を支
    持するとともに前記取付軸と係合する切欠部を有する側
    板と、この側板に前記切欠部の開口部に対し進退可能に
    設けられる連結ピンと、この連結ピンを前記切欠部の方
    向に押圧する弾性体と、前記側板に前記貫通穴より操作
    可能でかつこの操作時前記連結ピンを引退させるレバー
    とを備えたことを特徴とする乗客コンベアの踏段。
  2. 【請求項2】 前記連結ピンの先端に傾斜部を設け、こ
    の傾斜部に前記取付軸を押圧した際に、前記連結ピンが
    引退するようにしたことを特徴とする請求項1記載の乗
    客コンベアの踏段。
JP21828693A 1993-09-02 1993-09-02 乗客コンベアの踏段 Pending JPH0769573A (ja)

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