JPH0769076B2 - 風呂装置における給湯・給水方法 - Google Patents

風呂装置における給湯・給水方法

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JPH0769076B2
JPH0769076B2 JP1064199A JP6419989A JPH0769076B2 JP H0769076 B2 JPH0769076 B2 JP H0769076B2 JP 1064199 A JP1064199 A JP 1064199A JP 6419989 A JP6419989 A JP 6419989A JP H0769076 B2 JPH0769076 B2 JP H0769076B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、非加熱状態の冷水から、高温湯に至るまでの
広い温度範囲の水を供給できるようにした給湯器の給湯
側を浴槽用水回路を介して浴槽に接続し、必要に応じて
差し水又は差し湯できるようにした風呂装置における給
湯・給水方法に関するものである。
[従来技術及び課題] 浴室や台所更には洗面所等に温水を供給する給湯装置と
しては、例えば第6図に示す如く構成されたものがあ
る。
給湯器(A)から屋内に引込まれた共通配管(11)に
は、風呂(B)や洗面所(C)更には台所(D)に繋が
る分岐流路が接続されており、更に、上記浴層(30)の
上流側近傍部分から分岐する分岐流路(12)にはシャワ
ー(20)や出湯蛇口(13)が接続されている。
この種給湯装置の場合、シャワー(20)や洗面所(C)
の蛇口では常にほぼ一定温度の温水が使用されるのに対
し、後述する差し水機能や高温差し湯機能を具備する風
呂(B)では、非常に広範囲に亘る温度の温水が使用さ
れる。
即ち、入浴水を暖める際に80℃程度の熱湯を浴槽に供給
する所謂高温差し湯機能や、逆に、熱い入浴水をぬるめ
る際に給湯器から供給された非加熱状態にある水道水を
そのまま浴槽に投入する差し水機能を具備する風呂で
は、上記水道水そのままの冷水から上記80℃程度の熱湯
まで非常に広範囲に亘る温度の水が使用されるのであ
る。
従って、浴槽(30)に高温差し湯用の熱湯を供給した直
後にシャワー(20)や洗面所(C)で温水の使用をしよ
うとすると、仮令湯温設定器(6)で希望温度を設定し
ていても、給湯器(A)の下流側の共通配管(11)内に
残存する上記熱湯が、上記洗面所(C)の蛇口やシャワ
ー(20)から突然に噴出し、火傷等の危険が生じる。
又、浴槽(30)に差し水をした後は、上記共通配管(1
1)内には冷水が残存していることから、この状態でシ
ャワー(20)や洗面所(C)で温水使用をしようとする
と、これらから上記共通管(11)内に残存する冷水が流
出し、温水の流出を期待する温水使用者に不快感を与え
ると言う問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、『給湯器
(A)から、浴槽及び浴室内の蛇口に給湯配管され、差
し湯操作によって給湯器(A)から浴槽に高温度の湯が
供給され、差し水操作によって給湯器(A)を非加熱状
態としたまま浴槽に冷水が供給されるようにし、停止信
号入力により前記差し湯動作又は差し水動作を停止する
ようにした風呂装置における給湯・給水方法』におい
て、出湯再開時に一時的に冷水や高温湯がそのまま浴槽
内や蛇口に流出する不都合を防止できるようにすること
をその課題とする。
《請求項1の発明について》 [手段] 上記課題を解決する為の本発明の技術的手段は『差し湯
操作の為の操作部(65)と、差し湯動作を停止させた時
に停止信号を出力する停止信号発生器(66)と、この停
止信号発生器(66)から停止信号が出力されたときに給
湯器(A)を加熱動作状態とし且この時の給湯温度を適
温に設定する適温給湯制御器(90)と、更に、上記停止
信号発生器(66)から出力された停止信号が入力される
と遅延信号を出力する遅延回路(67)を設け、この遅延
回路からの遅延信号出力によって前記適温給湯制御器
(90)による給湯動作を停止させると共に、前記給湯動
作停止時までの給湯によって適温水が給湯器(A)から
浴槽までの水回路に充満される様にした』ことである。
(第1図参照) [作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
操作部(65)を操作すると給湯器(A)は給湯動作を開
始して該動作が進行する。次に、手動又は自動によっ
て、停止信号発生器(66)から停止信号が出力される
と、遅延回路(67)からの遅延信号出力(時間又は流量
等に対応する信号出力)が出略されるまで給湯器(A)
は適温給湯制御(90)によって設定された適温(例えば
入浴に適する温度)の湯が供給される給湯動作(適温給
湯動作)に切換わる。
以後、前記適温給湯動作が継続され、前記遅延信号出力
により前記適温給湯動作が停止される。
上記停止信号が出力されてから、前記遅延信号が出力さ
れるまでの間は適温給湯動作によって適温水が給湯器
(A)から浴槽までの水回路に充満するに要する値に設
定されているから、この遅延動作の間に、給湯器(A)
から浴槽までの水回路が適温水に置換される。このあ
と、給湯器(A)の適温給湯動作が停止せしめられる。
即ち、給湯器(A)の下流側の水回路内に適当な暖かさ
の温水が充満した状態(適温水に置換された状態)で給
湯側(A)が完全に動作停止するのである。遅延動作中
の適温置換量が若干多くて、この置換水が浴槽内に若干
排出されたとしても、適温の置換水が排出されるだけで
ある。
[効果] 請求項1の発明は次の特有の効果を有する。
高温湯を投入する差し湯操作の後では、給湯器(A)か
ら浴槽までの回路内が適温水によって充満されるから、
使用停止後に再出湯操作等をしても、開放した浴室内の
シャワー(20)や出湯蛇口(13)を使用する場合や適温
水を浴槽に供給する場合に、高温湯が流出しないから、
高温湯流出による不快感等が防止される。
適温水置換量に若干のズレがあって、この置換水が浴槽
内に若干排出されたとしても、適温の置換水が排出され
るだけであるから、入浴に適する湯が貯留されている浴
槽内湯温に影響を与えることがなく、入浴者がある場合
でも、余剰吐出水による不快感が解消できる。
《請求項2の発明について》 請求項2の発明は、冷水をそのまま投入する差し水操作
の後に於ける不快感を解消するようにしたものであり、
『差し水操作の為の操作部(65)と、差し水動作を停止
させる時に停止信号を出力する停止信号発生器(66)
と、この停止信号発生器(66)から停止信号が出力され
たときに給湯器(A)を加熱動作状態とし且この時の給
湯温度を適温に設定する適温給湯制御器(90)と、更
に、上記停止信号発生器(66)から出力された停止信号
が入力されると遅延信号を出力する遅延回路(67)を設
け、この遅延回路からの遅延信号出力によって前記適温
給湯制御器(90)による給湯動作を停止させると共に、
前記給湯動作停止時までの給湯によって適温水が給湯器
(A)から浴槽までの水回路に充満される様にした』構
成の採用により、上記請求項1と同様な作用効果が得ら
れる。そして、使用停止後に再出湯操作等をしても、開
放した浴室内のシャワー(20)や出湯蛇口(13)を使用
する場合や適温水を浴槽に供給する場合に、冷水が流出
しないから、この冷水流出による不快感等が防止され
る。《請求項3の発明について》 [手段] 請求項3の発明は上記請求項1の発明と同一課題を解決
するもので、このために採用される技術的手段は、『差
し湯操作の為の操作部(65)と、この操作部(65)の操
作後の経過時間が差し湯動作停止時点と一致する第1設
定値になった時点で停止信号を出力する停止信号発生器
(66)と、この停止信号発生器(66)からの停止信号が
出力された時点以後に給湯器(A)を加熱動作状態とし
且この時の給湯温度を適温に設定する適温給湯制御器
(90)とを設け、上記停止信号発生器(66)からの停止
信号が入力されると前記適温給湯制御器(90)による適
温給湯動作をさせ、操作部(65)の操作後の経過時間が
上記第1設定値よりも一定値大きな第2設定値になった
ときに前記適温給湯動作を停止するようにし、前記第2
設定値と第1設定値の差を、適温給湯動作によって適温
水が給湯器(A)から浴槽までの水回路に充満されるに
要する値にした』ことである。
[作用・効果] 上記技術的手段は次のように作用する。
操作部(65)を操作して給湯器(A)が給湯動作を開始
すると、停止信号発生器(66)は、上記操作部(65)を
操作した後の経過時間が第1設定値になった時点で停止
信号を出す。以後は、上記請求項1の発明と同様の動作
が実行され、経過時間が第2設定値になったときに適温
給湯動作が停止される。この第2設定値と第1設定値と
の差が、適温給湯動作によって適温水が給湯器(A)か
ら浴槽までの水回路に充満されるに要する値に設定され
ているから、請求項1の発明と同様の効果を有するもの
となる。特に、この発明では、差し湯量が第1設定値に
対応した量になると、自動的にこれらの動作が終了し、
その後に、給湯回路内を適温湯に置換する動作が実行さ
れた後、全ての動作が停止する。
《請求項4の発明について》 この発明は、差し水の場合に於いて、請求項1の発明と
同一課題を解決するもので、このために採用される技術
的手段は、『差し水操作の為の操作部(65)と、この操
作部(65)の操作後の経過時間が差し水動作停止時点と
一致する第1設定値になった時点で停止信号を出力する
停止信号発生器(66)と、この停止信号発生器(66)か
らの停止信号が出力された時点以後に給湯器(A)を加
熱動作状態とし且この時の給湯温度を適温に設定する適
温給湯制御器(90)とを設け、上記停止信号発生器(6
6)からの停止信号が入力されると前記適温給湯制御器
(90)による適温給湯動作をさせ、操作部(65)の操作
後の経過時間が上記第1設定値よりも一定値大きな第2
設定値になったときに前記適温給湯動作を停止するよう
にし、前記第2設定値と第1設定値の差を、適温給湯動
作によって適温水が給湯器(A)から浴槽までの水回路
に充満されるに要する値にした』ことである。
このものでは、差し水動作が実行された場合に請求項1
の課題を解決し請求項3の発明と同様の効果を有するも
のとなる。特に、差し水量が第1設定値に対応した量に
なると、自動的にこれらの動作が終了し、その後に、給
湯回路内を適温湯に置換する動作が実行された後、全て
の動作が停止する。
《請求項5、6の発明について》 [手段] 請求項5、6の発明は上記請求項3又は4の発明におけ
る『操作部(65)の操作後の経過時間』にかえて、これ
と同様に変化する『給水流量値』を採用したものであ
り、上記請求項3又は4の発明と同様の作用効果を有す
る。
[実施例] 次に、上記した本発明の実施例を図面に従って詳述す
る。
第2図,第3図に請求項1、2に対応する発明の実施例
を示す。
第2図に示すように、浴槽(30)と熱交換器(4)を繋
ぐ浴槽用回路(31)には開閉弁(37)と浴槽内水位を検
知する水圧計(38)が挿入されていると共に、上記熱交
換器(4)の上流側流路には水温センサ(36)が挿入さ
れている。
又、上記浴槽水回路(31)に於ける開閉弁(37)の上流
側部分からはシャワー回路(24)や洗面所(C)への給
湯回路(44)が分岐せしめられていると共に、これら両
回路の共通回路部には水流スイッチ(77)が挿入されて
いる。又、熱交換器(4)を加熱するガスバーナ(5)
へのガス回路(50)には比例弁(51)やその上流側の元
弁(52)が挿入されている。
又、浴槽壁面には、浴槽(30)に入浴水を入れる際に操
作する湯張りスイッチ(34)や入浴水を暖める際に操作
する差し湯スイッチ(46)、更には、熱い入浴水をぬる
める際に操作する差し水スイッチ(35)が配設されてい
る。
次に、上記した各弁等を制御する電気回路について説明
する。
湯張りスイッチ(34)の出力は該出力を記憶する第1フ
リップフロップ(以下、第1FF(71)と記載する)のセ
ット入力端子に印加されていると共に、該第1FF(71)
の出力は第10R回路(72)を介して浴槽用水回路(31)
の開閉弁(37)に印加されている。又、該第1FF(71)
の出力は第30R回路(75)を介してガス回路(50)の元
弁(52)に印加されていると共に、上記第1FF(71)の
リセット入力端子には、上記浴槽(30)内の水位を検知
する水圧計(38)の出力が印加されている。
次に、差し水スイッチ(35)の出力は、この信号を記憶
させる為の第2フリップフロップ(以下、第2FF(73)
と記載する)に印加されており、該第2FF(73)の出力
は、上記した第1FF(71)の出力と共に前記した第10R回
路(72)を介して開閉弁(37)に印加されている。
又、上記した差し水スイッチ(35)の出力は、第1モノ
マルチバイブレータ(以下、第1MM(62)と記載する)
に印加されていると共に、該第1MM(62)の出力は、
第20R回路(74)を介して第2モノマルチバイブレータ
(以下、第2MM(63)と記載する)に印加されており、
第2MM(63)のQ出力は第30R回路(75)を介して、ガス
回路(50)中の元弁(52)に印加されている。又、上記
した第2MM(62)の出力は微分回路(55)を介して第2
FF(73)のリセット入力端子に印加されている。
次に、浴室壁面に配設された差し湯スイッチ(46)の出
力は、第3フリップフロップ(以下、第3FF(76)と記
載する)のセット入力端子に印加されており、該第3FF
(76)の出力は浴槽用水回路(31)に挿入された開閉弁
(37)を開閉する為の第10R回路(72)及びガス回路(5
0)の元弁(52)を開閉する為の第30R回路(75)に印加
されている。又、上記差し湯スイッチ(46)の出力は第
3モノマルチバイブレータ(以下、第3MM(64)と記載
する)に印加されており、該第3MM(64)のQ出力は80
℃を記憶する差し湯温度設定器(81)とフィードホワー
ド制御回路(9)(ガスバーナ(5)の燃焼量を演算す
る回路)の間に挿入された第1ゲート(91)に印加され
ている。そして、上記フィードホワード制御回路(9)
は、熱交換器(4)の上流側水回路に配設された流量計
(48)と水温センサ(36)との出力を監視しながら、比
例弁(51)の開度を調節してガスバーナ(5)の燃焼量
をコントロールし、これにより、給湯器(A)から供給
される温水の温度を制御するようになっている。
又、上記第3MM(64)の出力は、適温水温度(この実
施例では42℃に設定してある)を記憶する適温設定器
(82)と上記フィードホワード制御回路(9)を結ぶ回
路内に挿入された第2ゲート(92)に印加されている。
そして、上記適温設定器(82)の出力は、前記第3MM(6
4)の出力によって、差し湯温度設定器(81)の出力と
択一的にフィードホワード制御回路(9)に印加される
ようになっており、又、上記適温設定器(82)の出力
は、差し湯スイッチ(46)が投入されておらず第3MM(6
4)の端子が「H」信号を出している通常状態では、
第2ゲート(92)を介してフィードホワード制御回路
(9)に印加された状態になっている。更に、上記第3M
M(64)の信号は第20R回路(74)を介して第2MM(6
3)にも印加されている。尚、この実施例では、第2図
に示すように、水温センサ(36)、適温設定器(82)、
第2ゲート(92)、フィードホワード制御回路(9)、
比例弁(51)、及び、流量計(48)によって適温給湯制
御器(90)が構成される。この点は、後述する第3図〜
第5図の実施例に於いても同様である。
次に、上記実施例の給湯装置に於ける使用の実際につい
て説明する。
先ず、この実施例のものでは、熱交換器(4)から供給
される水の温度は三段階に設定されるようになってい
る。
即ち、このものでは、熱交換器(4)に供給される水道
水を非加熱状態のままその下流側に送る「冷水」と、上
記水道水を適温設定器(82)に設定した42℃迄加熱した
「適温水」と、更に、上記水道水を差し湯温度設定器
(81)に設定した80゜迄加熱した「熱湯」の三種類の温
度の水が下流側に供給されるようになっているのであ
る。そして、上記したように、差し湯スイッチ(46)が
投入されていない通常状態では、第3MM(64)の信号
が「H」状態にあり、これにより、第2ゲート(92)が
開成せしめられた状態になっており、適温設定器(82)
に設定された温度信号がフィードホワード制御回路
(9)に印加された状態になっている。
さて、湯張りスイッチ(34)を投入すると、該投入信号
は第1FF(71)で記憶されると共に、該第1FF(71)の出
力が第10R回路(72)を介して開閉弁(37)に印加され
て該開閉弁(37)が開弁する。即ち、浴槽(30)内に給
水され始めるのである。他方、上記第1FF(71)の出力
は、第30R回路(75)を介してガス回路(50)の元弁(5
2)にも印加されて該元弁(52)が開弁せしめられる。
これにより、ガスバーナ(5)にガス供給されると共
に、該ガスバーナ(5)には、図示しない点火装置から
点火されてこれが燃焼し始める。又、元弁(52)の下流
側のガス回路(50)内に挿入された比例弁(51)の開度
を制御するフィードホワード制御回路(9)には、42℃
に設定された水温を記憶する適温設定器(82)の出力と
熱交換器(4)に流れ込む水の量を設定する流量計(4
8)の出力と、更に、水道水の温度を検知する水温セン
サ(36)の出力が印加されている。従って、該フィード
ホワード制御回路(9)は、上記流量計(48)と水温セ
ンサ(36)の出力を監視しながら、適温設定器(82)に
セットされた温度の温水が浴槽(30)に送られるように
比例弁(51)の開度を調整してガスバーナ(5)の燃料
量をコントロールする。
これにより、適温設定器(82)に設定した42℃まで熱交
換器(4)で加熱昇温せしめられた温水が浴槽(30)に
供給され始める。そして、該浴槽(30)内水位が湯張り
完了レベルに達すると、この状態を検知する水圧計(3
8)の信号によって第1FF(71)がリセットせしめられ、
開弁状態にあった浴槽用水回路(31)の開閉弁(37)や
ガス回路(50)の元弁(52)が閉じられ、これにより湯
張り動作が完了する。
次に、浴槽(30)に入れた入浴水が熱くてこれをぬるめ
る場合の操作について記載する。
入浴水をぬるめるときは差し水スイッチ(35)(この差
し水操作時においては、この差し水スイッチ(35)が技
術的手段の項に記載の操作部(65)に対応している)を
投入すれば良い。すると、差し水スイッチ(35)の投入
信号によって第2FF(73)から「H」信号が出てこれが
第10R回路(72)を介して浴槽用水回路(31)の開閉弁
(37)に印加されて該開閉弁(37)が開成せしめられ
る。
他方、上記差し水スイッチ(35)の投入信号は第1MM(6
2)にも印加されており該第1MM(62)の信号が一定時
間だけ「L」状態になる。そして、このときには、第2
図の第30R回路(75)の入力部に示す,,,は
総て「L」信号になっておりガスバーナ(5)は燃焼し
ていないことから、上記第1MM(62)の信号が「L」
状態に保持されている一定時間だけ、浴槽(30)には冷
水が供給される。
その後、浴槽(30)に一定量の差し水がされると、この
頃に第1MM(62)の信号が「H」に立ち上がることと
なる。そして、この実施例では、上記「L」から「H」
に変化する信号を出す第1MM(62)が既述技術的手段
の項に記載の停止信号発生器(66)に対応している。
次に、第1MM(62)の信号が「H」に立ち上がると、
該立上り信号によって第2MM(63)が動作し始めて該第2
MM(63)のQ出力が一定時間だけ「H」状態に保持され
る。すると該信号が出始めた時に元弁(52)が開弁せし
められてガスバーナ(5)が燃焼し始める。
即ち、上記第1MM(62)の設定時間が経過するとガスバ
ーナ(5)が燃焼し始めて、熱交換器(4)からは温水
が暫くの間(第2MM(63)の設定時間の間)だけ浴室槽
(30)側に供給される。そして、この温水供給時には、
適温設定器(82)がフィードホワード制御回路(9)に
繋がった状態になることから、上記適温設定器(82)に
設定した42℃の温水が浴槽(30)への水回路に供給され
始める。
そして、上記第2MM(63)の設定時間(熱交換器(4)
から流出する水が少なくともシャワー回路(24)や給湯
回路(44)の分岐点を通過し終えるのに要する時間に設
定されている)が経過して第2MM(63)の信号が
「L」から「H」に変化すると該変化を微分回路(55)
が検出し、該検出信号によって差し水スイッチ(35)の
投入信号を記憶する第2FF(73)をリセットさせて開閉
弁(37)を閉じる。又、上記第2MM(63)が設定時間の
経過によってそのQ出力が「L」状態になると、ガス回
路(50)の元弁(52)が閉じられてガスバーナ(5)が
消化状態に復帰する。これにより、上記差し水動作が終
った後には適温設定器(82)に設定された42℃の温水が
熱交換器(4)から浴槽(30)に至る流路に充満した状
態になり、該流路には、差水で使用された冷水が残留し
ないこととなる。
そして、この実施例では上記第2MM(63)が既述技術的
手段の項に記載の遅延回路(67)に対応している。
爾後、この状態でシャワー(20)を使用すべく手動コッ
ク(25)を開けたり又洗面所(C)の出湯蛇口(16)を
開放したりすると、熱交換器(4)の下流側には、差し
水後に熱交換器(4)から供給された42℃の適温水が充
満していることから、これらシャワー(20)等を開けた
操作初期に、これらシャワー(20)等から冷水が流出し
て不快感を与える心配がない。
又、シャワー(20)を使用すべく手動コック(25)を開
けたり又洗面所(C)の出湯蛇口(16)を開放して水流
スイッチ(77)が信号を出すと、ガス回路(50)の元弁
(52)が開成せしめられてガスバーナ(5)が燃焼し始
め、既述した湯張り動作と同様にして一定温度(この実
施例では適温設定器(82)に設定されている)の温水が
シャワー(20)や出湯蛇口(16)に供給される。
次に、冷めた入浴水を暖めるべく差し湯スイッチ(46)
(既述の技術的手段の項に記載の操作部(65)に対応す
る。)を投入すると、該投入信号によって第3FF(76)
が「H」信号を出し始め、該信号によって、浴槽用水回
路(31)の開閉弁(37)が開成しめられると共に、上記
第3FF(76)の信号によってガス回路(50)の元弁(5
2)が開成せしめられ、更に図示しない点火装置からガ
スバーナ(5)に火移りして該ガスバーナ(5)が燃焼
し始める。
他方、上記差し湯スイッチ(46)の投入信号は、第3MM
(64)にも印加されており、差し湯スイッチ(46)の投
入と同時に、第3MM(64)に設定された時間だけ該第3MM
(64)が信号を出す。即ち、該第3MM(64)のQ出力は
一定時間だけ「H」状態になって第1ゲート(91)が開
成せしめられ、これにより、差し湯温度設定器(81)に
設定した温度(80℃)を示す信号がフィードホワード制
御回路(9)に印加される。そして、該フィードホワー
ド制御回路(9)は、上記温度の湯が熱交換器(4)か
ら流出するようにガスバーナ(5)の燃焼量を一定時間
コントロールする。すると、浴槽(30)内には上記一定
時間だけ80℃の熱湯が供給されて高温差し湯が成され
る。
次に、上記高温差し湯動作が終ると、熱交換器(4)か
ら浴槽(30)に至る流路には熱湯が残留していることか
ら、この状態でシャワー(20)等を使用すると危険な状
態になっている。そこで、上記した第3MM(64)の設定
時間の経過によって高温差し湯動作が終ったときには、
上記第3MM(64)のQ出力は「L」状態になると共に、
他方の出力は「H」状態になる。即ち、第1ゲート
(91)に代って第2ゲート(92)が開成せしめられ、上
記した差し湯温度設定器(81)に代って適温設定器(8
2)がフィードホワード制御回路(9)に繋がった状態
になるのである。これにより、適温設定器(82)内に設
定してある42℃の温水が熱交換器(4)から流出し始め
る。そして、この高温差し湯においては、差し湯動作開
始後一定時間経過した後に出力変化する上記第3MM(6
4)が既述技術的手段の項の記載の停止信号発生器(6
6)に対応する。
次に、上記適温設定器(82)内に設定した42℃の温水が
供給されて一定時間(第2MM(63)に設定されてある時
間)が経過すると、既述差し水動作時と同様に、「L」
状態に復帰する第2MM(63)のQ信号によってガス回路
(50)の元弁(52)が閉られてガスバーナ(5)が消化
状態になると共に、該第2MM(63)の信号が「H」信
号に変化するのを捕える微分回路(55)の出力によって
第3FF(76)がリセットされ、これにより、浴槽用水回
路(31)の開閉弁(37)が閉じられる。これにより、熱
交換器(4)から少なくともシャワー回路(24)や給湯
回路(44)の分岐点迄の流路内には、上記42℃の適温水
が滞留した状態になる。
そして、この状態でシャワー(20)を使用すべく手動コ
ック(25)を開放したり洗面所(C)の出湯蛇口(16)
を開放しても、熱交換器(4)の下流側には上記80℃の
熱湯が滞留しないから、シャワー(20)等から突然に熱
湯が出て火傷する等の危険が防止できる。
尚、上記実施例のものでは、差し水や差し湯操作をした
後に一定時間だけ熱交換器(4)から適温水を供給して
該熱交換器(4)の下流側流路に上記温水を充満させる
ようにしたが、差し水等の終了後には、熱交換器(4)
から供給される適温水の量を水量カウンタ等で計測し、
このカウンタ出力が一定値になったときに器具動作を停
止させるようにしても良い。
又、上記実施例では、差し水スイッチ(35)や差し湯ス
イッチ(46)を操作した際には、一定量の水が浴槽(3
0)に投入された後にこれらの動作を自動停止させるよ
うにしたが、これらとは別に手動の停止スイッチ(19)
を設けておいて、上記差し水スイッチ(35)や差し湯ス
イッチ(46)を投入した後に上記動作停止スイッチを手
動で操作して差し水や差し湯動作を停止させるようにし
てもよい。この場合、上記第2図に示す第3MM(64)に
代えて、第3図に示すように第4フリップフロップ(以
下、第4FF(78)と記載する)を採用すると共に、第1MM
(62)に代えて第5フリップフロップ(以下、第5FF(7
9)と記載する)を採用し、第5FF(79)のセット入力端
子には差し水スイッチ(35)を接続すると共に該第5FF
(79)のリセット端子には停止スイッチ(19)を接続す
る。又、前者の第4FF(78)のセット入力端子には差し
湯スイッチ(46)を接続すると共に、該第4FF(78)の
リセット入力端子には、上記第5FF(79)と同様に停止
スイッチ(19)を配線接続すれば良い。そして、このも
のでは、上記停止スイッチ(19)が既述技術的手段の項
に記載の停止信号発生器(66)に対応する。
次に、第4図に示す請求項5、6に対応する本発明の実
施例について説明する。
このものでは、一定量の水が流れる毎に間欠信号を出す
流量検出器(49)が熱交換器(4)の上流側水回路に挿
入されており、該水量検出器(49)の信号が第1AND回路
(100)を介して第1カウンタ(101)でカウントされる
ようになっている。
上記第1カウンタ(101)は差し湯スイッチ(46)でリ
セットされるようになっていると共に、該第1カウンタ
(101)の出力は、第1,第2比較器(102),(103)に
印加されており、第1比較器(102)の基準値を設定す
る第1基準設定器(104)の設定値は第2比較器(103)
の基準値を設定する第2基準値設定器(105)の設定値
より小さな値にセットされている。そして、上記第1基
準設定器(104)と第2比較器(105)の設定値、特に、
これら両設定値の差は、熱交換器(4)から流出する後
述の適温水が少なくともシャワー回路(24)や給湯回路
(44)の分岐点を通過し終えた後に第2比較器(103)
から信号が出ることとなるような値に設定してある。
又、上記第1カウンタ(101)の出力が「0」である場
合に信号を出す第2AND回路(106)と上記した第1比較
器(102)の信号は第50R回路(107)を介して適温設定
器(82)に対応する第2ゲート(92)に印加されている
と共に、上記した第5OR回路(107)の反転信号は差し湯
温度設定器(81)に対応する第1ゲート(91)に印加さ
れている。
次に、差し水スイッチ(35)の出力は上記した流量検出
器(49)の出力をカウントする第2カウンタ(110)の
リセット端子に印加されていると共に、該第2カウンタ
(110)の出力は第3,第4比較器(112),(113)に印
加されており、第3比較器(112)の基準値を設定する
第3基準設定器(114)の設定値は第4比較器(113)の
基準値を設定する第4基準値設定器(115)の設定値よ
り小さな値にセットされている。そして、上記第3基準
値設定器(114)と第4基準値設定器(115)の設定値の
差は、上記した第1基準値設定器(104)と第2基準値
設定器(105)の設定値の差と同様の関係に決められて
いる。
又、上記第3比較器(112)の出力は第5フリップフロ
ップ(以下、第5FF(116)と略記する)のセット入力端
子に、又、上記第4比較器(113)の出力は前記第5FF
(116)のリセット入力端子に夫々印加されている。更
に、該第5FF(116)の出力はガスバーナ(5)へのガス
回路(50)に挿入された元弁(52)を開閉する第30R回
路(75)に印加されている。
このものでは、差し湯スイッチ(46)が投入されると、
これにより浴槽に給水を行なう開閉弁(37)が開かれて
浴槽(30)に給水が始まる。すると、流量検出器(49)
の間欠信号を計数する第1カウンタ(101)の出力と第
1基準値設定器(104)の設定値を比較する第1比較器
(102)から「L」信号が出ると共に、これが、後述す
るように「H」信号に変わるまで第1ゲート(91)が開
成せしめられ、これにより、差し湯温度設定器(81)に
設定した80℃の温度信号がフィードホワード制御回路
(9)に印加され、これにより、既述請求項1の発明と
同様に上記80℃の高温水が浴槽(30)に供給され始め
る。
上記高温水の供給が進行して、浴槽(30)に送られる水
の量が第1基準値設置器(104)に設定した水量を越え
ると、第1比較器(102)の出力が「L」から「H」に
変化し、これにより第2ゲート(92)が開成せしめられ
て適温設定器(82)に設定した42℃を示す温度信号がフ
ィードホワード制御回路(9)に印加された状態にな
り、爾後、既述請求項1の発明に対応する実施例に記載
したのと同様に動作し、これにより、熱交換器(4)か
らその下流側流路に上記42℃の適温水が供給され始め
る。
そして、上記適温水が熱交換器(4)の下流側流路に充
満すると、この頃に第2比較器(103)から信号が出て
第3FF(76)がリセットせしめられて器具全体が停止す
る。そして、この状態でシャワー(20)を使用すべく手
動コック(25)を開放したり洗面所(C)の出湯蛇口
(16)を開放しても、熱交換器熱交換器(4)の下流側
には上記80℃の熱湯が滞留しないから、シャワー(20)
等から突然に熱湯が出て火傷する等の危険が防止でき
る。
尚、上記実施例のものに於いて前記差し湯操作をした場
合に於いては、流量検出器(49)と、この出力をカウン
トする第1カウント(101)と該カウンタの出力を監視
する第1比較器(102)が、請求項5、6の技術的手段
の項に記載した停止信号発生器(66)に対応する。
次に差し水スイッチ(35)を投入すると、既述請求項1
のものと同様にガスバーナ(5)を消化状態に維持しな
がら開閉弁(37)が開弁せしめられ、これにより、浴槽
(30)に冷水供給され始める。
すると、上記冷水供給量は、第2カウンタ(110)で計
測され始め、これが一定量(第3基準値設定器(114)
に設定した水量)に達すると、第3比較器(112)から
信号が出て第5FF(116)がセットされ、これにより元弁
(52)が開弁せしめられてガスバーナ(5)が燃焼せし
められる。
すると、適温設定器(82)の出力(42℃の温度信号)が
フィードホワード制御回路(9)に印加され、熱交換器
(4)からその下流側に上記の適温の温水が供給され始
める。そして、上記適温水が熱交換器(4)の下流側流
路に充満すると、この頃に第4比較器(113)から信号
が出て第3FF(76)がリセットせしめられて器具全体が
停止する。
次に、熱交換器(4)の下流側に適温水が充満している
上記の状態においてシャワー(20)を使用すると、上記
差し湯時と同様に動作して上記シャワー(20)から適温
水が流出する。よって、該シャワー(20)から冷水が流
出して不快感を与える心配がない。
そして、差し水操作をした上記の場合に於いては、流量
検出器(49)と、この出力をカウントする第2カウント
(110)と該カウンタの出力を監視する第3比較器(11
2)が、請求項3、4の技術的手段の項に記載した停止
信号発生器(66)に対応する。
次に請求項3、4の発明に対応する実施例を記載する。
このものでは、第5図に示すように、差し湯スイッチ
(46)の出力は直接第2MM(63)に印加されており、該
第2MM(63)の出力は微分回路(55)を介して第3FF
(76)のリセット入力端子に印加されている。そして、
このものでは、第3MM(64)の設定時間は第2MM(63)の
それに比べて短かく設定してあり、これら両者の設定時
間の差は、熱交換器(4)から流出する後述の適温水
が、シャワー回路(24)等の分岐点を通過した終えた頃
に第2MM(63)の出力が「H」状態に復帰することと
なるような相関関係を持たせて決められている。即ち、
上記両設定時間は、熱交換器(4)の下流側配管の長さ
に応じて設定してあるのである。
又、差し水スイッチ(35)の出力は第1MM(62)及び第
4マルチバイブレータ(以下、第4MM(120)と略記す
る)に印加されており、これら第1MM(62)と第4MM(12
0)の出力は第40R回路(124)を介してTフリップフロ
ップ(以下、TFF(125)と略記する)に印加されてい
る。そして、TFF(125)の出力は元弁(52)を開閉する
第30R回路(75)に印加されている。又、上記した第4MM
(120)の出力は微分回路(121)を介して第2FF(73)
のリセット入力端子に印加されている。
このものでは、差し湯スイッチ(46)を投入すると、第
3MM(64)に設定した時間だけ第1ゲート(91)が開け
られて差し湯温度設定器(81)に設定した80℃の温度の
熱湯が浴槽(30)に供給されて差し湯動作が進行し、該
差し湯が一定量(例えば10)に達した頃に第3MM(6
4)の設定時間が経過して該第3MM(64)のQ出力が
「L」に他方出力「H」に変化する。すると、第2ゲ
ート(92)が開いて適温設定器(82)に設定された適温
信号(42℃)がフィードホワード制御回路(9)に印加
され、この時点から上記適温の湯が熱交換器(4)の下
流側に供給され、これが該熱交換器(4)の下流側流路
に充満した頃に第2MM(63)が信号を出して第3FF(76)
がリセットされ、器具全体が完全停止状態になる。
そして、差し湯動作時に於いては、上記第3MM(64)が
既述請求項3の技術的手段の項に記載の停止信号発生器
(66)に対応する。
次に、差し水スイッチ(35)を投入すると、第2FF(7
3)のQ出力が「H」状態になると共に開閉弁(37)が
開いて差し水動作が始まる。
次に、第1MM(62)に設定した時間が経過すると該第1MM
(62)の出力が「L」に変化し、この変化信号を捕えて
TFF(125)の出力が「H」状態になる。これにより、元
弁(52)が開かれてガスバーナ(5)が燃焼し始め、熱
交換器(4)の下流側には上記42℃の適温水が供給され
始める。そして、該温水が熱交換器(4)の下流側流路
に充満すると、この頃に第4MM(120)の設定時間が経過
してこれの出力が「L」状態に変化し、該変化時に、TF
F(125)の出力が上記した「H」から「L」の状態に変
化してガスバーナ(5)が消火する。又、上記第4MM(1
20)の出力変化を微分回路(121)が検出して第2FF(7
3)をリセットさせ、これにより、器具全体が停止した
状態に復帰する。
そして、上記差し水操作時に於いては、上記第1MM(6
2)が既述技術的手段の項に記載の停止信号発生器(6
6)に対応する。
尚、上記第5図のものでは、設定時間が異なる第3MM(6
4)と第2MM(63)を差し湯スイッチ(46)の投入と同時
にスタートさせたが、これらの設定時間を等しくしてお
いて、第2MM(63)のスタート時期を第3MM(64)のスタ
ート時期より若干遅らせるようにしても良い。
又、上記いずれの実施例においても、熱交換器(4)か
ら供給される温水をフィードホワード制御して温度コン
トロールするようにしたが、熱交換器(4)で暖められ
た温水の温度を監視しながらガスバーナ(5)の燃焼量
を制御するフィードバック制御を利用するようにしても
良いことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1、2の発明の概念説明図,第2図は請
求項1、2の本発明の第1実施例の説明図,第3図はそ
の第2実施例の説明図,第4図は請求項5、6の発明に
対応する実施例の説明図,第5図は請求項3、4の発明
に対応する実施例の説明図,第6図は従来例の説明図で
あり、図中、 (65)……操作部、(82)……適温設定器 (66)……停止信号発生器、(A)……給湯器 (67)……遅延回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給湯器(A)から、浴槽及び浴室内の蛇口
    に給湯配管され、差し湯操作によって給湯器(A)から
    浴槽に高温度の湯が供給され、停止信号入力により前記
    差し湯動作を停止するようにした風呂装置における給湯
    ・給水方法において、差し湯操作の為の操作部(65)
    と、差し湯動作を停止させる時に停止信号を出力する停
    止信号発生器(66)と、この停止信号発生器(66)から
    停止信号が出力されたときに給湯器(A)を加熱動作状
    態とし且この時の給湯温度を適温に設定する適温給湯制
    御器(90)と、更に、上記停止信号発生器(66)から出
    力された停止信号が入力されると遅延信号を出力する遅
    延回路(67)を設け、この遅延回路からの遅延信号出力
    によって前記適温給湯制御器(90)による給湯動作を停
    止させると共に、前記給湯動作停止時までの給湯によっ
    て適温水が給湯器(A)から浴槽までの水回路に充満さ
    れる様にした風呂装置における給湯・給水方法。
  2. 【請求項2】給湯器(A)から、浴槽及び浴室内の蛇口
    に給湯配管され、差し水操作によって給湯器(A)を非
    加熱状態としたまま浴槽に冷水が供給され、停止信号入
    力により前記差し水動作を停止するようにした風呂装置
    における給湯・給水方法において、差し水操作の為の操
    作部(65)と、差し水動作を停止させる時に停止信号を
    出力する停止信号発生器(66)と、この停止信号発生器
    (66)から停止信号が出力されたときに給湯器(A)を
    加熱動作状態とし且この時の給湯温度を適温に設定する
    適温給湯制御器(90)と、更に、上記停止信号発生器
    (66)から出力された停止信号が入力されると遅延信号
    を出力する遅延回路(67)を設け、この遅延回路からの
    遅延信号出力によって前記適温給湯制御器(90)による
    給湯動作を停止させると共に、前記給湯動作停止時まで
    の給湯によって適温水が給湯器(A)から浴槽までの水
    回路に充満される様にした風呂装置における給湯・給水
    方法。
  3. 【請求項3】給湯器(A)から、浴槽及び浴室内の蛇口
    に給湯配管され、差し湯操作によって給湯器(A)から
    浴槽に高温度の湯が供給され、停止信号入力により前記
    差し湯動作を停止するようにした風呂装置における給湯
    ・給水方法において、差し湯操作の為の操作部(65)
    と、この操作部(65)の操作後の経過時間が差し湯動作
    停止時点と一致する第1設定値になった時点で停止信号
    を出力する停止信号発生器(66)と、この停止信号発生
    器(66)からの停止信号が出力された時点以後に給湯器
    (A)を加熱動作状態とし且この時の給湯温度を適温に
    設定する適温給湯制御器(90)とを設け、上記停止信号
    発生器(66)からの停止信号が入力されると前記適温給
    湯制御器(90)による適温給湯動作をさせ、操作部(6
    5)の操作後の経過時間が上記第1設定値よりも一定値
    大きな第2設定値になったときに前記適温給湯動作を停
    止するようにし、前記第2設定値と第1設定値の差を、
    適温給湯動作によって適温水が給湯器(A)から浴槽ま
    での水回路に充満されるに要する値にした風呂装置にお
    ける給湯・給水方法。
  4. 【請求項4】給湯器(A)から、浴槽及び浴室内の蛇口
    に給湯配管され、差し水操作によって給湯器(A)を非
    加熱状態としたまま浴槽に冷水が供給され、停止信号入
    力により前記差し水動作を停止するようにした風呂装置
    における給湯・給水方法において、差し水操作の為の操
    作部(65)と、この操作部(65)の操作後の経過時間が
    差し水動作停止時点と一致する第1設定値になった時点
    で停止信号を出力する停止信号発生器(66)と、この停
    止信号発生器(66)からの停止信号が出力された時点以
    後に給湯器(A)を加熱動作状態とし且この時の給湯温
    度を適温に設定する適温給湯制御器(90)とを設け、上
    記停止信号発生器(66)からの停止信号が入力されると
    前記適温給湯制御器(90)による適温給湯動作をさせ、
    操作部(65)の操作後の経過時間が上記第1設定値より
    も一定値大きな第2設定値になったときに前記適温給湯
    動作を停止するようにし、前記第2設定値と第1設定値
    の差を、適温給湯動作によって適温水が給湯器(A)か
    ら浴槽までの水回路に充満されるに要する値にした風呂
    装置における給湯・給水方法。
  5. 【請求項5】給湯器(A)から、浴槽及び浴室内の蛇口
    に給湯配管され、差し湯操作によって給湯器(A)から
    浴槽に高温度の湯が供給され、停止信号入力により前記
    差し湯動作を停止するようにした風呂装置における給湯
    ・給水方法において、差し湯操作の為の操作部(65)
    と、この操作部(65)の操作後の差し湯量が第1設定値
    になった時点で停止信号を出力する停止信号発生器(6
    6)と、この停止信号発生器(66)からの停止信号が出
    力された時点以後に給湯器(A)を加熱動作状態とし且
    この時の給湯温度を適温に設定する適温給湯制御器(9
    0)とを設け、上記停止信号発生器(66)からの停止信
    号が入力されると前記適温給湯制御器(90)による適温
    給湯動作をさせ、操作部(65)の操作後の全給水量が上
    記第1設定値よりも一定値大きな第2設定値になったと
    きに前記適温給湯動作を停止するようにし、前記第2設
    定値と第1設定値の差を、適温給湯動作によって適温水
    が給湯器(A)から浴槽までの水回路に充満されるに要
    する値にした風呂装置における給湯・給水方法。
  6. 【請求項6】給湯器(A)から、浴槽及び浴室内の蛇口
    に給湯配管され、差し水操作によって給湯器(A)を非
    加熱状態としたまま浴槽に冷水が供給され、停止信号入
    力により前記差し水動作を停止するようにした風呂装置
    における給湯・給水方法において、差し水操作の為の操
    作部(65)と、この操作部(65)の操作後の差し水量が
    第1設定値になった時点で停止信号を出力する停止信号
    発生器(66)と、この停止信号発生器(66)からの停止
    信号が出力された時点以後に給湯器(A)を加熱動作状
    態とし且この時の給湯温度を適温に設定する適温給湯制
    御器(90)とを設け、上記停止信号発生器(66)からの
    停止信号が入力されると前記適温給湯制御器(90)によ
    る適温給湯動作をさせ、操作部(65)の操作後の全給水
    量が上記第1設定値よりも一定値大きな第2設定値にな
    ったときに前記適温給湯動作を停止するようにし、前記
    第2設定値と第1設定値の差を、適温給湯動作によって
    適温水が給湯器(A)から浴槽までの水回路に充満され
    るに要する値にした風呂装置における給湯・給水方法。
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