JPH076865U - 伝票発行部構造 - Google Patents

伝票発行部構造

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JPH076865U
JPH076865U JP3649593U JP3649593U JPH076865U JP H076865 U JPH076865 U JP H076865U JP 3649593 U JP3649593 U JP 3649593U JP 3649593 U JP3649593 U JP 3649593U JP H076865 U JPH076865 U JP H076865U
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voucher
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JP3649593U
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岩 賢 司 黒
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グローリー工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不慣れな利用者であってもカードを伝票発行
口へ挿入してしまうことを防ぎ、自動処理機の故障やカ
ードの破損を防止することを目的とする。 【構成】 剛性を有するカード14を受入れるとともに
このカード14よりも剛性の低い伝票11を発行する機
能を有する自動処理機において、この自動処理機に設け
られる伝票発行部はその末端に開口する伝票発行口5
と、その開口端から奥側に延び上面と下面とが所要の間
隔をおいて対向する伝票通路とを有し、前記伝票発行口
5の内部の相対向する面にカード14の断面形状を受容
し得ない断面形状を形成する規制突部9、10を設け、
その奥側は無段差面12、13とされていることを特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、剛性のあるカードを受入れるとともにこのカードよりも剛性の低い 伝票(レシート、明細書等)を発行する機能を有する自動処理機の伝票発行部構 造に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のように剛性のあるカードを受入れるとともにこのカードより剛性の低い 伝票を発行する機能を有する自動処理機として、例えば貨幣の自動支払機がある 。
【0003】 この種の自動支払機は、カードを受入れるカード挿入口、伝票を発行する伝票 発行口、貨幣出金口等が機体前面の操作しやすい位置に互いに近接して配置され 、前記カード挿入口はカードの断面形状と同じかやや大きい開口として形成され 、また伝票発行口は伝票の幅と同じかやや大きい開口として形成されている。
【0004】 使用時にはカード挿入口へカードを挿入し、所定の操作を行なうことにより貨 幣出金口から貨幣が投出されるとともに伝票発行口から伝票が発行される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記カード挿入口と伝票発行口とは近い位置に配置されているた め、この種の機械に不慣れな利用者がカードを伝票発行口に挿入してしまうこと がある。一般に伝票の幅はカードの長辺、短辺のいずれの幅よりも広いので当然 ながら伝票発行口の幅はカードの幅よりも広くなっており、途中までの挿入が不 可能ではない。それ故、伝票発行口にカードが詰まって伝票発行通路が塞がって しまったり、伝票発行通路が破損を受けたりして故障を起こすという問題があっ た。また機械側に異常が生じないまでも、カードが折れ曲げられたり、磁気スト ライプ部分が傷つけられてしまうなどの損傷を受けることがある。
【0006】 本考案はこれに鑑み、不慣れな利用者であってもカードを誤って伝票発行口へ 挿入してしまうことがなく、自動処理機の故障やカードの破損を引起こすことの ない伝票発行部構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記従来の技術が有する問題点を解決する手段として、本考案は、剛性を有す るカードを受入れるとともにこのカードよりも剛性の低い伝票を発行する機能を 有する自動処理機において、この自動処理機に設けられる伝票発行部はその末端 に開口する伝票発行口と、その開口端から奥側に延び上面と下面とが所要の間隔 をおいて対向する伝票通路とを有し、前記伝票発行口の内部の相対向する面にカ ードの断面形状を受容し得ない断面形状を形成する規制突部を設け、その奥側は 無段差面とされていることを特徴とする。
【0008】
【作用】
伝票の発行時には、伝票は伝票通路の無段差面から次第に規制突部により形作 られる伝票発行口へ至り、その規制突部の断面形状に倣って波形状に弯曲した状 態となって発行される。
【0009】 一方、上記伝票発行口は規制突部の存在によってカードの断面形状を受容し得 ない形状となっているので、この伝票発行口にカードを挿入しようとしても挿入 することはできない。これにより誤操作が防がれる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説明する。
【0011】 図1は自動処理機の一例としての自動出金機の外観例を示すもので、縦長直方 体形状を有する機体1の前面上部が斜削されて操作面2とされ、この操作面2の 中央位置には表示部3が、またこの表示部3を挾んだ左右部と下方部にはテンキ ーを含む操作ボタン類を有する操作部4が配置されている。また前記操作面2と 機体前面1aとの境界付近が一段低く切欠されていて、この切欠1bの位置に伝 票発行口5およびカード挿入口6が互いに隣接して配置されている。
【0012】 上記伝票発行口5は、図2に正面を、図3に一部を破断した斜視図を示すよう に、伝票発行口5およびそれに至る伝票通路を構成する上下相対向する部材7、 8の対向面にその開口端から奥側へ延びる規制突部9、10が上下で互い違いに 位置するように突設され、これら規制突部9、10の先端は少量ながら互いに入 り組むようにラップしている。上記図2、図3の実施例では、規制突部9、10 は短形状断面とされ、上側の部材7に3条、下側の部材8に4条設けられており 、伝票11は図2に斜線で示すように波形に弯曲した形状となって送出されるよ うになっている。
【0013】 上記規制突部9、10は、伝票通路の奥側へ向かって次第に低くなる傾斜面9 a、10aとされ、その内端は部材7、8の表面に連なり、したがって規制突部 9、10の奥側は無段差面12、13とされている。
【0014】 上記カード挿入口6は、カード14の断面形状と同じかやや大きい寸法を有す るようスリット状に開口されている。図1において15は貨幣出金口を示す。
【0015】 上記のような自動出金機においては、利用者がカード14をカード挿入口6へ 挿入し、操作部4により暗証番号、出金額等の所定の入力を行なえば、貨幣出金 口15から例えば紙幣が排出される。
【0016】 同時に図7に例示するようにロール状に巻成された伝票用紙11aが繰出しロ ーラ16、16により繰出され、印字装置17により所定事項が印字されたのち カッタ18により切断され、送出ローラ19、19により伝票発行口5へ送られ て発行される。このとき伝票11は伝票発行口5の奥部においては無段差面12 、13にそって平坦状のまま送られるが、伝票発行口5の開口端に近づくと規制 突部9、10によって次第に波打った状態となって送出される。このように波形 状に褶曲して送出される伝票11は腰が強くなっているので、機体1の前面1a に対し立位姿勢を保って送出され、利用者が抜きとりやすい形態をとらせること ができる。
【0017】 一方、利用者が不慣れなために誤ってカード14を伝票発行口5へ挿入しよう としても、カード14の先端が伝票発行口5の開口端に面する規制突部9、10 …の端面に当って挿入することができず、直ちに間違いに気付き、改めてカード 挿入口6へ挿入しなおすことになる。
【0018】 したがってカード14が伝票発行口5に進入するより以前に間違いに気付かせ ることができるので、カード14を傷めたり伝票通路内の破損等を引起こすこと がない。
【0019】 図5および図6は、規制突部9、10の変型例を示す図3相当図であり、図5 は規制突部9、10を断面三角錐状としたものであり、図6は断面かまぼこ状と したものである。これらの実施例においても、各規制突部9、10の奥側は傾斜 して次第に低くなり、無段差面12、13に連なることは図3の実施例と同様で あり、その作用も同じである。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、不慣れな利用者であってもカードを誤っ て伝票発行口へ挿入してしまうことがなく、これにより自動処理機の故障やカー ドの損傷を招くことを完全に解消することができる。また伝票発行口から発行さ れる伝票は規制突部によってリブ付けされるので、伝票の姿勢が乱れずに発行さ れ、利用者に取りやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用する自動処理機の一例としての自
動出金機を示す外観傾斜図。
【図2】本考案による伝票発行部の伝票発行口の一実施
例を示す正面図。
【図3】同、一部を破断した斜視図。
【図4】カードの端面図。
【図5】伝票発行口の他の実施例を示す一部を破断した
斜視図。
【図6】同、さらに他の実施例を示す一部を破断した斜
視図。
【図7】伝票発行部の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1 機体 4 操作部 5 伝票発行口 6 カード挿入口 9、10 規制突部 11 伝票 12、13 無段差面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】剛性を有するカードを受入れるとともにこ
    のカードよりも剛性の低い伝票を発行する機能を有する
    自動処理機において、この自動処理機に設けられる伝票
    発行部はその末端に開口する伝票発行口と、その開口端
    から奥側に延び上面と下面とが所要の間隔をおいて対向
    する伝票通路とを有し、前記伝票発行口の内部の相対向
    する面にカードの断面形状を受容し得ない断面形状を形
    成する規制突部を設け、その奥側は無段差面とされてい
    ることを特徴とする伝票発行部構造。
JP1993036495U 1993-07-02 1993-07-02 伝票発行部構造 Expired - Fee Related JP2602322Y2 (ja)

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