JPH076842U - メモリカード付端末装置 - Google Patents

メモリカード付端末装置

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JPH076842U
JPH076842U JP3778293U JP3778293U JPH076842U JP H076842 U JPH076842 U JP H076842U JP 3778293 U JP3778293 U JP 3778293U JP 3778293 U JP3778293 U JP 3778293U JP H076842 U JPH076842 U JP H076842U
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JP
Japan
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memory card
ram
initialized
main body
terminal device
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Application number
JP3778293U
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English (en)
Inventor
直純 角谷
Original Assignee
株式会社田村電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリカード付端末装置において、メモリカ
ードが初期化されRAMの内容が消去されているか否か
を短時間で容易に識別可能とする。 【構成】 本体部1のCPU11は、特定操作が行われ
ると、メモリカード2上のRAM22の初期化の有無を
検出し、メモリカード2の初期化が検出されない場合は
表示部16の所定領域に「×」印表示を行う。この結
果、メモリカードを本体部に接続し特定操作を行うだけ
で、初期化されないメモリカードと初期化されているメ
モリカードとを識別することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プログラムを格納するROM及び各種のデータを格納するRAMを 備えたメモリカード接続して上記プログラムの実行により通話及びデータ通信を 行うメモリカード付端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の端末装置に接続されるメモリカードには、プログラムを格納す るROM及び電池等によりバックアップされ各種データを記憶保持するRAMが 設けられている。 このように構成されたメモリカードを端末装置に接続し端末装置の電源をオン すると、メモリカードに電源が供給されROM内のプログラムが端末装置のCP Uにより実行される。そして、このプログラムの実行により例えば銀行のセンタ ー装置等へアクセスしてデータ通信を行い、口座間の金額データの転送等を行う ものとなっている。
【0003】 このようなメモリカードは、その取扱いに慎重を期すためにRAM内に、扱い 者のパスワード等が記憶保持されている。そして、扱い者がパスワードを入力す るとこのパスワードと記憶中のパスワードとが照合され、この照合の結果、上記 したような処理が実行される。このため、メモリカードのRAMの内容は何時で も消去されるものではなく、次のようなケースに限定される。即ち、メモリカー ドを製品として工場から新たに出荷する場合に第1の操作を行ってカードの初期 化を行い全てのRAMの内容を消去する第1のケース、及びメモリカードの扱い 者が代ったことにより第2の操作を行い以前の扱い者のパスワードを消去する第 2のケースに限定される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
メモリカードのRAM内の内容を消去するケースとして上記したような第1及 び第2のケースがあるが、メモリカードの製品出荷時に、RAMの内容を消去せ ずに出荷した場合及び上記の第2の操作を行って出荷した場合は、RAMの内容 が殆ど消去されていないため、その後に利用者がこれを購入して利用した場合に 各種の不具合が生じている。 このため、従来は、せっかく出荷したメモリカードを再び回収して初期化を行 うようにしている。このような場合、既に初期化され出荷状態にあるメモリカー ドと回収されてきたメモリカードとが作業の手違い等により机上で混在すること がある。このため各メモリカードについて特別な装置を用いるか、或いはこのメ モリカードを端末装置に接続して複雑な操作によりRAM内容を表示させ、これ が確実に初期化されているかどうかを逐一確認しており、確認のために長時間を 要するという問題を生じている。 したがって本考案は、メモリカードが初期化されRAMの内容が消去されてい るか否かを短時間で容易に識別可能とすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために本考案は、内容が記憶保持される可変メモリ を備えたメモリカードと、表示器を備えた本体部とからなり、本体部にメモリカ ードを接続して所定のデータ処理を行うメモリカード付端末装置において、可変 メモリの初期化の有無を検出する検出手段と、この検出手段の検出出力に応じ表 示器に所定の表示を行う制御手段とを上記本体部に設けたものである。
【0006】
【作用】
メモリカードの初期化が検出されない場合は表示器に所定の表示が行われる。 したがって、初期化されないメモリカードと初期化されているメモリカードとを 短時間で容易に識別できる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案について図面を参照して説明する。 図1は、本考案に係るメモリカード付端末装置の一実施例を示すブロック図で ある。同図において、1は電話回線等の回線Lを収容する本体部、2は本体部1 に接続されるメモリカードである。 ここで本体部1は、CPU11、スイッチSWを介して回線Lに接続されダイ ヤル回路や通話回路等からなる通話部12、スイッチSWを介して同様に回線L に接続されモデム等からなる通信部14、操作部15、各種の表示を行う表示部 16、ROM17、RAM18、及びメモリカード2のインタフェースであるメ モリカードインタフェース19等から構成される。 また、メモリカード2は、ROM21、電池Eによりその内容がバックアップ されるRAM22から構成される。
【0008】 以上のように構成された本体部1にメモリカード2が接続され、操作部15に おいて特定操作が行われるとメモリカード2が起動され、CPU11は本体部1 のROM17の実行を停止して、メモリカード2内のROM21に格納されたプ ログラムを実行する。そして、ROM21のプログラムの処理において、CPU 11がオフフック操作及び操作部15のダイヤル発信操作を検出すると、CPU 11は、回線Lを捕捉すると共に捕捉した回線Lへダイヤル信号を送出する。こ のダイヤル信号の送出により、例えば銀行等のセンター装置が呼出される。この 呼出に応じてセンター装置が応答すると、CPU11はスイッチSWの切り替え を行い、通信部14と回線Lとを接続する。そして、通信部14を制御してセン ター装置とデータ通信を行い、例えば口座間の金額データの転送処理等を行うよ うにしている。
【0009】 ところで、メモリカード2を起動し上記したデータ通信処理等を行う場合は、 この処理に先立ち予めパスワードを入力して以降の処理へ移行する。この場合、 入力されたパスワードは、起動されたメモリカード2内のRAM22に記憶保持 されたものと照合され、その照合結果が一致すれば以降の処理が許容される。そ して以降の処理においては、RAM22の各エリアにはその処理結果のデータが 順次が記憶保持されると共に、この保持されたデータを用いて次の処理が行われ るようになっている。このため、メモリカード2の製品出荷時にRAM22の内 容が消去されないと、各エリアに任意のデータが残った状態となっており、以降 の処理を適切に行うことができない。したがって、メモリカード2の製品出荷時 にはRAM22の内容を全て消去し、その後利用者に自身のパスワードをRAM 22に設定させるようにする。 また、メモリカード2の出荷時には必ずRAM22の内容が消去されるように このカード2が起動された場合にRAM22の内容の消去の有無を表示部16に 表示できるようにする。
【0010】 図2は、このようなメモリカード2の起動時のCPU11の動作を示すフロー チャートである。 即ち、メモリカード2が本体部1に接続され、操作部15において特定操作が 行われると、本体部1のROM17のプログラムを実行中のCPU11により、 この特定操作が検出され、ステップST1の判定が「Y」となる。この場合、C PU11はステップST2でメモリカード2の起動を行い、メモリカード2のR OM21に格納されたプログラムを実行する。そして、このプログラムの実行に よりステップST3でメモリカード2内のRAM22のデータを本体部1内のR AM18へ転送し、ステップST4でメモリカード2の初期化状態をチェックす る。そしてステップST5でメモリカード2は初期化されているかどうかを判断 する。
【0011】 即ち、RAM18に転送されたデータのチェックサムを行うと共に、このチェ ックサム結果とカード初期化時用として予め設定されているチェックサムとを比 較し、これらが同一であるか否かをステップST5で判断する。 そしてメモリカード2が初期化されていないと判断すれば、ステップST6で 表示部16の所定領域に「×」印を表示してステップST8へ移行すると共に、 メモリカード2が初期化されていなければ、上記「×」印を表示せずにステップ ST8へ移行する。
【0012】 ここでステップST8ではパスワードのみを変更するかの判断、またステップ ST9ではパスワードを入力するかの判断がそれぞれ行われる。即ち、メモリカ ード2の初期化が既に行われ、利用者が新たなパスワードを設定する場合にはス テップST8の判定が「Y」となり、この場合はステップST10で操作部15 の操作としてテンキーの「0」キーを押下後、実行キーを押下する。すると、R AM22のパスワード記憶エリアが消去され、入力された新たなパスワードをパ スワード記憶エリアに記憶するパスワードのみの変更処理がステップST11で 実行される。その後、CPU11はステップST12のそれぞれの処理へ移行す る。
【0013】 また、既にメモリカード2の初期化が行われかつパスワード記憶エリアに自身 のパスワードが設定されている場合は、ステップST9の判定が「Y」となる。 この場合はステップST13で正常パスワードを入力すると、ステップST12 のそれぞれの処理へ移行し、パスワードの照合及び照合結果に基づくセンター装 置とのデータ通信処理等が行われる。
【0014】 また、上記の各ステップST8及びST9において何れも「N」と判断される 場合は、メモリカード2が初期化されておらず、したがって表示部16に「×」 印が表示されているということで、この場合は、ステップST14で操作部15 の操作としてテンキーの「0」キーを押下後、シフトキーと実行キーとを同時押 下する。すると、ステップST15でメモリカード2のRAM22の全エリアを 消去するカード初期化処理を実行すると共に、表示部16に表示中の「×」印を 消去する。 また、引き続いてステップST16で、消去されたRAM22の内容のチェッ クサムを演算してこの結果をRAM22の所定エリアに記憶するか、或いはRA M22の特定アドレスのエリアに特定データを書き込み、ステップST12のそ れぞれの処理へ移行する。
【0015】 このチェックサム演算の結果のデータ或いは特定データが上記したステップS T5の「カードが初期化されているか」の判定に用いられる。 なお、このようなカード初期化の有無の判定方法には、特定エリアのデータ及 びチェックサムのチェックの他に、全エリアのデータ及びチェックサムのチェッ ク等の方法がある。 また、この方法は、カードの初期化の判定以外に初期化後にカードのRAMエ リアが破壊された場合にも適用することができる。
【0016】 このようにメモリカード2が初期化されているか否かを検出してカード2が初 期化されていない場合は、表示部16に「×」印を表示するようにしたことによ り、メモリカード2を本体部1に接続し特定操作を行うだけで、初期化されずに 出荷されたメモリカードと初期化されたメモリカードとを自動的に識別すること ができる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、メモリカード上の可変メモリの初期化 の有無を検出する検出手段と、この検出手段の検出出力に応じ表示器に所定の表 示を行う制御手段とを設け、メモリカードの初期化が検出されない場合は表示器 に所定の表示を行うようにしたので、初期化されないメモリカードと初期化され ているメモリカードとを短時間で識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るメモリカード付端末装置の一実施
例を示すブロック図である。
【図2】上記装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 本体部 2 メモリカード 11 CPU 15 操作部 16 表示部 17,21 ROM 18,22 RAM 19 メモリカードインタフェース E 電池

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容が記憶保持される可変メモリを備え
    たメモリカードと、表示器を備えた本体部とからなり、
    前記本体部に前記メモリカードを接続して所定のデータ
    処理を行うメモリカード付端末装置において、 前記可変メモリの初期化の有無を検出する検出手段と、
    この検出手段の検出出力に応じ前記表示器に所定の表示
    を行う制御手段とを前記本体部に備えたことを特徴とす
    るメモリカード付端末装置。
JP3778293U 1993-06-18 1993-06-18 メモリカード付端末装置 Pending JPH076842U (ja)

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JP3778293U JPH076842U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 メモリカード付端末装置

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JP3778293U JPH076842U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 メモリカード付端末装置

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JPH076842U true JPH076842U (ja) 1995-01-31

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ID=12507064

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS631245B2 (ja) * 1979-07-20 1988-01-12 Rhone Poulenc Ind
JPS636689A (ja) * 1986-06-27 1988-01-12 Toppan Printing Co Ltd Icカ−ド

Patent Citations (2)

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