JPH0767963B2 - コンベアベルト - Google Patents
コンベアベルトInfo
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- JPH0767963B2 JPH0767963B2 JP63199747A JP19974788A JPH0767963B2 JP H0767963 B2 JPH0767963 B2 JP H0767963B2 JP 63199747 A JP63199747 A JP 63199747A JP 19974788 A JP19974788 A JP 19974788A JP H0767963 B2 JPH0767963 B2 JP H0767963B2
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- conveyor belt
- link
- rods
- links
- rod
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G17/00—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65G21/00—Supporting or protective framework or housings for endless load-carriers or traction elements of belt or chain conveyors
- B65G21/16—Supporting or protective framework or housings for endless load-carriers or traction elements of belt or chain conveyors for conveyors having endless load-carriers movable in curved paths
- B65G21/18—Supporting or protective framework or housings for endless load-carriers or traction elements of belt or chain conveyors for conveyors having endless load-carriers movable in curved paths in three-dimensionally curved paths
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G15/00—Conveyors having endless load-conveying surfaces, i.e. belts and like continuous members, to which tractive effort is transmitted by means other than endless driving elements of similar configuration
- B65G15/02—Conveyors having endless load-conveying surfaces, i.e. belts and like continuous members, to which tractive effort is transmitted by means other than endless driving elements of similar configuration for conveying in a circular arc
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- B65G17/06—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface having a load-carrying surface formed by a series of interconnected, e.g. longitudinal, links, plates, or platforms
- B65G17/063—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface having a load-carrying surface formed by a series of interconnected, e.g. longitudinal, links, plates, or platforms the load carrying surface being formed by profiles, rods, bars, rollers or the like attached to more than one traction element
- B65G17/064—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface having a load-carrying surface formed by a series of interconnected, e.g. longitudinal, links, plates, or platforms the load carrying surface being formed by profiles, rods, bars, rollers or the like attached to more than one traction element the profiles, rods, bars, rollers or the like being interconnected by a mesh or grid-like structure
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Belt Conveyors (AREA)
- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 イ）産業上の利用分野 本発明は側部方向カーブの周囲に走行するように設計さ
れたコンベアベルトとシステムに関する。殊に本発明は
ロッドの反対の横断端部に沿って配置されたリンクによ
り接続された横断ロッドを備えたコンベアベルトでベル
トの内側辺縁部に沿ったロッドの内側端部が一定の第１
ピッチに維持されロッドの外側端部が第２のより大きな
ピッチに移動できるようになったものに関する。
れたコンベアベルトとシステムに関する。殊に本発明は
ロッドの反対の横断端部に沿って配置されたリンクによ
り接続された横断ロッドを備えたコンベアベルトでベル
トの内側辺縁部に沿ったロッドの内側端部が一定の第１
ピッチに維持されロッドの外側端部が第２のより大きな
ピッチに移動できるようになったものに関する。
ロ）従来の技術 ベルトの反対の横断辺縁部に沿って配置されたリンクに
より接続された横断ロッドより構成されるコンベアベル
トは従来より長期間にわたって使用されている。かかる
従来技術のベルトの一つはリンクがロッド上をスライド
できるようにしたスロット孔を有する全体としてＵ形の
嵌合せリンクを使用している。リンクとロッド間を相対
的にスライドする作用は側部方向に柔軟性を与えること
によってかかる入れ子式リンクがベルトの両側に使用さ
れる場合にベルトが左右に回転可能することを可能にし
ている。かかるベルトが側部方向カーブの周囲を進行す
るときベルトの内側凹形辺縁部に沿ったロッド端部は折
りたたまれる。ベルトの内側の凸形辺縁部に沿ったロッ
ドの反対側の横断端部は米国特許第3,225,898号（特許
権者ロイネスタッド）に開示の如くベルトが直線方向に
走行する時と、同一ピッチにとどまるか米国特許第4,07
8,655号（ロイネスタッド）に開示の如くより大きなピ
ッチに拡がってベルトが小さな半径の周りを進行するこ
とができるようになっているかの何れかである。側部方
向カーブの内側辺縁部に沿ってベルトのピッチが折りた
たまれたり小さくなることは幾つかの問題点をつくりだ
している。まづ、大抵の製品はコンベアシステム中に縦
横配列形式に充填されているが列間（交差列）の間隔は
個々のフィードコンベヤの速度比を調節することによっ
てしか制御できない。製品どうしが重ならないようにす
るためには折りたたみピッチを考慮すると同時にその間
隔に安全幅を残しておくことが必要であるが、その双方
ともが効率の低下をもたらす。もし搬送中の製品が軟か
い性質のものであれば、折りたたみピッチは製品の収縮
を来たす虞れがある。同様にしてもしコンベアが冷凍プ
ラントに使用されるばあいには折りたたみピッチは十分
な間隔が使用されなかったばあい隣接製品どうしが接触
して凍結する結果を招く虞れがある。
より接続された横断ロッドより構成されるコンベアベル
トは従来より長期間にわたって使用されている。かかる
従来技術のベルトの一つはリンクがロッド上をスライド
できるようにしたスロット孔を有する全体としてＵ形の
嵌合せリンクを使用している。リンクとロッド間を相対
的にスライドする作用は側部方向に柔軟性を与えること
によってかかる入れ子式リンクがベルトの両側に使用さ
れる場合にベルトが左右に回転可能することを可能にし
ている。かかるベルトが側部方向カーブの周囲を進行す
るときベルトの内側凹形辺縁部に沿ったロッド端部は折
りたたまれる。ベルトの内側の凸形辺縁部に沿ったロッ
ドの反対側の横断端部は米国特許第3,225,898号（特許
権者ロイネスタッド）に開示の如くベルトが直線方向に
走行する時と、同一ピッチにとどまるか米国特許第4,07
8,655号（ロイネスタッド）に開示の如くより大きなピ
ッチに拡がってベルトが小さな半径の周りを進行するこ
とができるようになっているかの何れかである。側部方
向カーブの内側辺縁部に沿ってベルトのピッチが折りた
たまれたり小さくなることは幾つかの問題点をつくりだ
している。まづ、大抵の製品はコンベアシステム中に縦
横配列形式に充填されているが列間（交差列）の間隔は
個々のフィードコンベヤの速度比を調節することによっ
てしか制御できない。製品どうしが重ならないようにす
るためには折りたたみピッチを考慮すると同時にその間
隔に安全幅を残しておくことが必要であるが、その双方
ともが効率の低下をもたらす。もし搬送中の製品が軟か
い性質のものであれば、折りたたみピッチは製品の収縮
を来たす虞れがある。同様にしてもしコンベアが冷凍プ
ラントに使用されるばあいには折りたたみピッチは十分
な間隔が使用されなかったばあい隣接製品どうしが接触
して凍結する結果を招く虞れがある。
米国特許第4,662,509号（1987年５月５日，特許権者カ
ーク）はチェーン形式のコンベアベルト内に折りたたみ
内側辺縁部を有するコンベアベルトで製品支持キャリヤ
が直かに駆動チェーンに接続されたものが有する問題点
に取組んでいる。上記4,662,509号特許中のチェーンコ
ンベアベルトはロッド形要素と引張り要素から成る三角
形キャリアを使用している。コンベアベルトの内側辺縁
部に沿って上記のロッド形要素と引張り要素は駆動チェ
ーンに対してピボット式に接続されており、ロッド形要
素のピッチは駆動チ−ーンに接続することによって一定
に保たれている。引張り要素はベルトの走行方向に後部
方向に傾斜しベルトに沿って更に後部方向のロッド形要
素の一つにピボット式に接続されている。ベルトがカー
ブのまわりを進行するにつれてロッド形要素の外側の自
由端は互いに対してその間隔もしくはピッチを大きくし
ている。
ーク）はチェーン形式のコンベアベルト内に折りたたみ
内側辺縁部を有するコンベアベルトで製品支持キャリヤ
が直かに駆動チェーンに接続されたものが有する問題点
に取組んでいる。上記4,662,509号特許中のチェーンコ
ンベアベルトはロッド形要素と引張り要素から成る三角
形キャリアを使用している。コンベアベルトの内側辺縁
部に沿って上記のロッド形要素と引張り要素は駆動チェ
ーンに対してピボット式に接続されており、ロッド形要
素のピッチは駆動チ−ーンに接続することによって一定
に保たれている。引張り要素はベルトの走行方向に後部
方向に傾斜しベルトに沿って更に後部方向のロッド形要
素の一つにピボット式に接続されている。ベルトがカー
ブのまわりを進行するにつれてロッド形要素の外側の自
由端は互いに対してその間隔もしくはピッチを大きくし
ている。
然しながら、第4,662,509号特許中に開示のコンベアベ
ルトは以下の一定の欠点もしくは限界をもっている。す
なわち、製品キャリヤの形が三角形であることはエンド
プーリもしくはロールの使用可能性や垂直に懸吊する引
取り機構中を作業させる可能性を排除することになる。
製品キャリヤの実用的な幅は引張り要素の有効性が幅が
大きくなるにつれて低下するためその三角形の形状によ
って制限される。最後に、引張り要素とロッド形要素の
位置が重なり合うことによっ深刻な衛生上の困難をつく
りだす。一本のベルトの全要素どうしの間を掃除するこ
とができることは食品を取扱う環境においてコンベアベ
ルトが使用されるばあいに重要である。
ルトは以下の一定の欠点もしくは限界をもっている。す
なわち、製品キャリヤの形が三角形であることはエンド
プーリもしくはロールの使用可能性や垂直に懸吊する引
取り機構中を作業させる可能性を排除することになる。
製品キャリヤの実用的な幅は引張り要素の有効性が幅が
大きくなるにつれて低下するためその三角形の形状によ
って制限される。最後に、引張り要素とロッド形要素の
位置が重なり合うことによっ深刻な衛生上の困難をつく
りだす。一本のベルトの全要素どうしの間を掃除するこ
とができることは食品を取扱う環境においてコンベアベ
ルトが使用されるばあいに重要である。
同様に内側ロッド端を一本のベルトの内側凹形辺縁部に
沿って内側ロッド端部を一定ピッチに維持するリンク機
構でジュアルピッチリンクとＵ形の嵌合せ外側ンクの両
方を備えたものがベルトが一連の重ね合わされた螺旋状
に伸びる段中に構成された状態で螺旋経路に沿って走行
するコンベアシステム内に使用する場合に特にふさわし
いことが発見されている。米国特許第3,348,659号と第
4,078,655号（特許権者ジェラルドC,ロイネスタッド）
に開示の如き従来の螺旋形段方式は、従来より折りたた
み内側辺縁部を備えたコンベヤベルトを使用してい
る。'659号と'655号特許におけるベルトの継起する段は
ベルトから隔たった支持フレームにより支持されてい
る。かかる方式における段の最小限の高さは別々のベル
ト支持フレーム、搬送製品およびベルトの高さの和に等
しくなるため垂直範囲が比較的大きなシステムが生ずる
ことになる。米国特許第3,938,651号（アルフレッド
外）は螺旋経路中を搬送するコンベアシステムでベルト
がその内側と外側の辺縁部の両方に沿って自立的である
ようなものについて開示している。
沿って内側ロッド端部を一定ピッチに維持するリンク機
構でジュアルピッチリンクとＵ形の嵌合せ外側ンクの両
方を備えたものがベルトが一連の重ね合わされた螺旋状
に伸びる段中に構成された状態で螺旋経路に沿って走行
するコンベアシステム内に使用する場合に特にふさわし
いことが発見されている。米国特許第3,348,659号と第
4,078,655号（特許権者ジェラルドC,ロイネスタッド）
に開示の如き従来の螺旋形段方式は、従来より折りたた
み内側辺縁部を備えたコンベヤベルトを使用してい
る。'659号と'655号特許におけるベルトの継起する段は
ベルトから隔たった支持フレームにより支持されてい
る。かかる方式における段の最小限の高さは別々のベル
ト支持フレーム、搬送製品およびベルトの高さの和に等
しくなるため垂直範囲が比較的大きなシステムが生ずる
ことになる。米国特許第3,938,651号（アルフレッド
外）は螺旋経路中を搬送するコンベアシステムでベルト
がその内側と外側の辺縁部の両方に沿って自立的である
ようなものについて開示している。
本発明のもう一つの面はＵ形リンク構造、殊に同リンク
の脚部を接続する部分の構造に向けられている。従来技
術においてはＵ形リンクの接続部分の支持面をカーブさ
せることが知られている。例えばアライドーロックイン
ダストリ社製の一定のピントルチェーンリンクの支持面
はカーブ形をしている。然しながら、かかる従来のけん
引リンク用カーブ形支持面は本発明の如くにはリンクの
摩耗特性を著しく大きくしてはいけない。
の脚部を接続する部分の構造に向けられている。従来技
術においてはＵ形リンクの接続部分の支持面をカーブさ
せることが知られている。例えばアライドーロックイン
ダストリ社製の一定のピントルチェーンリンクの支持面
はカーブ形をしている。然しながら、かかる従来のけん
引リンク用カーブ形支持面は本発明の如くにはリンクの
摩耗特性を著しく大きくしてはいけない。
ハ）問題点を解決するための手段 本発明は側部方向カーブのまわりに搬送するコンベアベ
ルトをその対象としている。上記側部方向カーブは所定
曲率半径を有する所定最大曲率を有している。ベルトは
複数のロッドと同ロッドを接続してベルトの長さを形成
する機構から成る。ロッドは側部方向カーブの内側辺縁
部に沿う内側端部と側部方向カーブの外側辺縁部に沿う
外側端部との間を上記ベルトの長さを横断して延びてい
る。ロッドどうしはベルトの長さに沿って互いに隣接し
て配列される。接続機構は隣接する数対のロッドを互い
に連結すべくロッドの内側と外側の端部に隣接して配置
されたリンク機構を包含する。
ルトをその対象としている。上記側部方向カーブは所定
曲率半径を有する所定最大曲率を有している。ベルトは
複数のロッドと同ロッドを接続してベルトの長さを形成
する機構から成る。ロッドは側部方向カーブの内側辺縁
部に沿う内側端部と側部方向カーブの外側辺縁部に沿う
外側端部との間を上記ベルトの長さを横断して延びてい
る。ロッドどうしはベルトの長さに沿って互いに隣接し
て配列される。接続機構は隣接する数対のロッドを互い
に連結すべくロッドの内側と外側の端部に隣接して配置
されたリンク機構を包含する。
上記リンク機構は同時にロッドの内側と外側の端部をベ
ルトの直線運動中に実質上同一のピットに維持する。ベ
ルトが側部方向カーブの周囲に運動する間、リンク機構
はロッドの内側端部を第１のピッチに維持しベルトが直
線運動から側部方向カーブ運動に移行するときにロッド
の外側端部が第２のより大きなピッチに移行してベルト
が側部方向カーブ運動から直線運動へ移行するときに第
１のピッチに復帰することができるようにしている。リ
ンク機構はベルトの内側凹形辺縁部に沿ってそれぞれの
対の隣接ロッドを接続する複数の別々の内側リンクを備
え、またベルトの外側の凸形辺縁部に沿ってそれぞれの
対の隣接ロッドを接続する外側リンクを少なくとも一つ
備える。外側リンクはそれぞれ少なくとも一つのスロッ
トを含めて複数の孔を有し同孔内を延びることによって
ロッドの外側端部が第２のピッチに移行することができ
るようになっている。内側リンクはそれぞれ所定間隔に
配置された端面を有する孔を備えることによってベルト
が直線搬送運動中にけん引荷重を蒙っている時に隣接す
るロッドを接続する複数の内側リンクが隣接するロッド
どうしを第１のピッチで全体として平行関係に整合させ
るようになっている。
ルトの直線運動中に実質上同一のピットに維持する。ベ
ルトが側部方向カーブの周囲に運動する間、リンク機構
はロッドの内側端部を第１のピッチに維持しベルトが直
線運動から側部方向カーブ運動に移行するときにロッド
の外側端部が第２のより大きなピッチに移行してベルト
が側部方向カーブ運動から直線運動へ移行するときに第
１のピッチに復帰することができるようにしている。リ
ンク機構はベルトの内側凹形辺縁部に沿ってそれぞれの
対の隣接ロッドを接続する複数の別々の内側リンクを備
え、またベルトの外側の凸形辺縁部に沿ってそれぞれの
対の隣接ロッドを接続する外側リンクを少なくとも一つ
備える。外側リンクはそれぞれ少なくとも一つのスロッ
トを含めて複数の孔を有し同孔内を延びることによって
ロッドの外側端部が第２のピッチに移行することができ
るようになっている。内側リンクはそれぞれ所定間隔に
配置された端面を有する孔を備えることによってベルト
が直線搬送運動中にけん引荷重を蒙っている時に隣接す
るロッドを接続する複数の内側リンクが隣接するロッド
どうしを第１のピッチで全体として平行関係に整合させ
るようになっている。
本発明の実施例では内側リンクは隣接しあう数対のロッ
ドどうしを接続する全体としてＵ形のリンクを少なくと
も２つ備え、外側リンクは隣接しあう数対のロッドを接
続するリンクを少なくとも一つ備える。Ｕ形リンクはそ
れぞれベルトの長手方向に全体として延びる一対の間隔
をおいた脚部と上記隔たった脚部どうしを接続する接続
部分を有する。脚部はそれぞれその内部に孔を形成する
ことによって隣りあう一対のロッドが通過できるように
なっている。内側リンクの脚部と外側リンク内の孔は端
面どうしの間に所定の長手方向間隔を有する端面を有す
る。内側リンク内の孔は第１の長手方向端面間隔を有す
る一方、外側リンク内の孔は第２のそれより大きな長手
方向端面間隔を有する。第１の長手方向間隔は第２の長
手方向間隔と所定曲率半径に相互に関係づけられること
によって直線搬送運動中にロッドの内側端部が第１のピ
ッチに維持され、内側のＵ形リンクがけん引状態となる
一方外側リンクが非けん引状態となり、更に側部方向カ
ーブ搬送運動中にロッドの内側端部が実質上第１のピッ
チに維持され内側のＵ形リンクの少なくとも一つがけん
引状態にとどまる一方ロッドの外側端部が第２のより大
きなピッチに移動するようになっている。
ドどうしを接続する全体としてＵ形のリンクを少なくと
も２つ備え、外側リンクは隣接しあう数対のロッドを接
続するリンクを少なくとも一つ備える。Ｕ形リンクはそ
れぞれベルトの長手方向に全体として延びる一対の間隔
をおいた脚部と上記隔たった脚部どうしを接続する接続
部分を有する。脚部はそれぞれその内部に孔を形成する
ことによって隣りあう一対のロッドが通過できるように
なっている。内側リンクの脚部と外側リンク内の孔は端
面どうしの間に所定の長手方向間隔を有する端面を有す
る。内側リンク内の孔は第１の長手方向端面間隔を有す
る一方、外側リンク内の孔は第２のそれより大きな長手
方向端面間隔を有する。第１の長手方向間隔は第２の長
手方向間隔と所定曲率半径に相互に関係づけられること
によって直線搬送運動中にロッドの内側端部が第１のピ
ッチに維持され、内側のＵ形リンクがけん引状態となる
一方外側リンクが非けん引状態となり、更に側部方向カ
ーブ搬送運動中にロッドの内側端部が実質上第１のピッ
チに維持され内側のＵ形リンクの少なくとも一つがけん
引状態にとどまる一方ロッドの外側端部が第２のより大
きなピッチに移動するようになっている。
端面どうしの長手方向間隔の相関関係は外側リンクが最
小値のけん引荷重だけしか受けないようにベルトが所定
最大曲率の側部方向カーブのまわりに走行する時にロッ
ドの外側端部が外側リンク内の孔の対抗する端面と接触
するようにセットすることが望ましい。かかる相関関係
によって内側リンクの少なくとも一つがけん引状態とな
りロッドの内側端部が実質上第１のピッチにとどまる効
果が確保される。この相関関係を有する間隔を使用する
ことは螺旋曲率がシステムの最大曲率となるような螺旋
形段コンベアシステムの場合に特に有利である。その場
合ベルトはシステムに装着しやすく折りたたまれない内
側辺縁はシステムの段全体にわたって確保される一方で
段内を移動するベルトの外側辺縁はロッドが外側リンク
内の孔の端面と接触することによって安定する。
小値のけん引荷重だけしか受けないようにベルトが所定
最大曲率の側部方向カーブのまわりに走行する時にロッ
ドの外側端部が外側リンク内の孔の対抗する端面と接触
するようにセットすることが望ましい。かかる相関関係
によって内側リンクの少なくとも一つがけん引状態とな
りロッドの内側端部が実質上第１のピッチにとどまる効
果が確保される。この相関関係を有する間隔を使用する
ことは螺旋曲率がシステムの最大曲率となるような螺旋
形段コンベアシステムの場合に特に有利である。その場
合ベルトはシステムに装着しやすく折りたたまれない内
側辺縁はシステムの段全体にわたって確保される一方で
段内を移動するベルトの外側辺縁はロッドが外側リンク
内の孔の端面と接触することによって安定する。
もう一つのリンク機構側もまたベルトが直線運動する間
にロッドの第１と第２の横断端を実質上同一の第１ピッ
チにく維持し、側部方向カーブのまわりをベルトが運動
する間このリンク機構は側部方向カーブの内側凹形辺縁
に配置されたロッドの横断方向端部に沿ってロッドを第
１のピッチに維持する。然しながら、このリンク機構は
ベルトが直線運動から側部方向カーブ運動に進むときに
ロッドの反対側の横断方向端部を側部方向カーブの外側
凸形辺縁に沿って第２のより大きなピッチに移動させ、
ベルトが側部方向カーブ運動から直線運動へ移行する時
にロッドの反対の横断方向端部を第１のピッチに復帰さ
せる。
にロッドの第１と第２の横断端を実質上同一の第１ピッ
チにく維持し、側部方向カーブのまわりをベルトが運動
する間このリンク機構は側部方向カーブの内側凹形辺縁
に配置されたロッドの横断方向端部に沿ってロッドを第
１のピッチに維持する。然しながら、このリンク機構は
ベルトが直線運動から側部方向カーブ運動に進むときに
ロッドの反対側の横断方向端部を側部方向カーブの外側
凸形辺縁に沿って第２のより大きなピッチに移動させ、
ベルトが側部方向カーブ運動から直線運動へ移行する時
にロッドの反対の横断方向端部を第１のピッチに復帰さ
せる。
第２例のリンク機構を用いたコンベアベルトは側部方向
カーブのまわりを単一方向に走行するか側部方向カーブ
のまわりを左右両方向に走行するようにすることができ
る。ベルトが側部方向カーブのまわりを単一方向に走行
するように設計する場合にはリンク機構は単一ピッチリ
ンクとジュアルピッチリンクの両方を備える。然しなが
ら、ベルトが左右両方向に側部方向カーブのまわりを走
行するように設計する場合には、ジュアルピッチリング
はベルトの両辺縁部に配置される。ジュアルピッチリン
クは第１と第２の位置の間を旋回可能となる。第１の位
置では各リンクにより接続されたロッドの横断方向端部
は第１のピッチに維持され、リンクが第１の位置から第
２の位置へピボット運動する間に第１のピッチから第２
のピッチへ移行する。ジュアルピッチリンクはそれぞれ
ピボット孔とピッチ変更スロットを有するボデーを備え
る。ロッドの一つの横断方向端部はピボット孔内に格納
されロッドの隣接する一つの横断方向端部はピッチ変更
スロット内に格納されることがふさわしい。側部方向カ
ーブのまわりを運動する間にジュアルピッチリンクをそ
の第１と第２の位置の間を旋回させるためにカム機構が
設けられる。
カーブのまわりを単一方向に走行するか側部方向カーブ
のまわりを左右両方向に走行するようにすることができ
る。ベルトが側部方向カーブのまわりを単一方向に走行
するように設計する場合にはリンク機構は単一ピッチリ
ンクとジュアルピッチリンクの両方を備える。然しなが
ら、ベルトが左右両方向に側部方向カーブのまわりを走
行するように設計する場合には、ジュアルピッチリング
はベルトの両辺縁部に配置される。ジュアルピッチリン
クは第１と第２の位置の間を旋回可能となる。第１の位
置では各リンクにより接続されたロッドの横断方向端部
は第１のピッチに維持され、リンクが第１の位置から第
２の位置へピボット運動する間に第１のピッチから第２
のピッチへ移行する。ジュアルピッチリンクはそれぞれ
ピボット孔とピッチ変更スロットを有するボデーを備え
る。ロッドの一つの横断方向端部はピボット孔内に格納
されロッドの隣接する一つの横断方向端部はピッチ変更
スロット内に格納されることがふさわしい。側部方向カ
ーブのまわりを運動する間にジュアルピッチリンクをそ
の第１と第２の位置の間を旋回させるためにカム機構が
設けられる。
横断方向ロッドとジュアルピッチリンクもしくはベルト
の外側辺縁がベルトの内側辺縁部を一定ピッチに維持し
ながら拡大することを可能にするリンクとにより構成し
たコンベアベルトはベルトが直線方向とカーブのまわり
に動作することを可能にし、それが側部方向カーブのま
わりを進むときに下りたたまれる内側辺縁を有するコン
ベアベルトから発生する問題点を回避することができ
る。
の外側辺縁がベルトの内側辺縁部を一定ピッチに維持し
ながら拡大することを可能にするリンクとにより構成し
たコンベアベルトはベルトが直線方向とカーブのまわり
に動作することを可能にし、それが側部方向カーブのま
わりを進むときに下りたたまれる内側辺縁を有するコン
ベアベルトから発生する問題点を回避することができ
る。
本発明のもう一つの望ましい面は数対の隣接しあうロッ
ドを接続する支持リンクを少なくとも一つ使用すること
を目的としている。支持リンクは隣接しあう一対のロッ
ド間を長手方向に延びると共にそのロッドから垂直に去
る方向に延びる長手方向部分と、長手方向部分から横断
方向に延びるタブを少なくとも一つ備える各長手方向部
分には複数の孔が形成されることによって支持リンクを
隣りあう数対のロッドに連結する。タブ部分はロッドか
ら所定垂直距離だけ隔たることによってベルトの隣りあ
う垂直に配置された段の内側辺縁と接触してベルトが螺
旋形の搬送経路に沿って走行するように構成される場合
に重ね合わされる段の内側辺縁を支持するようになって
いる。本発明はまた上記タイプのベルトを使用し複数の
積重ねられたベルトの段を形成する螺旋形搬送経路内を
ベルトが移動するようなコンヘブアシステムをも対象と
している。一定の折りたたまれない内側ピッチを有する
ベルトはかかるスタック式段システムの場合に特に有益
である。何故ならば折りたたまれる内側辺縁部を有する
従来ベルトを使用する場合に要するベルト量に対して所
与の螺旋形経路について要するベルト量は著しく少なく
てすむからである。同量の無負荷面を収容するために要
するベルト量は少なくなる。駆動ドラムと支持ドラムを
組合せて折りたたまれないピッチをベルトの内側辺縁に
沿って使用することは特に有利である。何故ならば螺旋
形経路内を移動する時にベルトの内側辺縁部が局部的に
シフトする作用は著しく最小化することができるからで
ある。
ドを接続する支持リンクを少なくとも一つ使用すること
を目的としている。支持リンクは隣接しあう一対のロッ
ド間を長手方向に延びると共にそのロッドから垂直に去
る方向に延びる長手方向部分と、長手方向部分から横断
方向に延びるタブを少なくとも一つ備える各長手方向部
分には複数の孔が形成されることによって支持リンクを
隣りあう数対のロッドに連結する。タブ部分はロッドか
ら所定垂直距離だけ隔たることによってベルトの隣りあ
う垂直に配置された段の内側辺縁と接触してベルトが螺
旋形の搬送経路に沿って走行するように構成される場合
に重ね合わされる段の内側辺縁を支持するようになって
いる。本発明はまた上記タイプのベルトを使用し複数の
積重ねられたベルトの段を形成する螺旋形搬送経路内を
ベルトが移動するようなコンヘブアシステムをも対象と
している。一定の折りたたまれない内側ピッチを有する
ベルトはかかるスタック式段システムの場合に特に有益
である。何故ならば折りたたまれる内側辺縁部を有する
従来ベルトを使用する場合に要するベルト量に対して所
与の螺旋形経路について要するベルト量は著しく少なく
てすむからである。同量の無負荷面を収容するために要
するベルト量は少なくなる。駆動ドラムと支持ドラムを
組合せて折りたたまれないピッチをベルトの内側辺縁に
沿って使用することは特に有利である。何故ならば螺旋
形経路内を移動する時にベルトの内側辺縁部が局部的に
シフトする作用は著しく最小化することができるからで
ある。
本発明の更にもう一つの望ましい面はＵ形リンクをその
摩耗特性を著しく向上させるように構成することに向け
られている。本発明のこの面によればエンドレスコンベ
ヤベルトの隣接しあうベルトを接続するけん引リンク機
構は一対の隔たった脚部どうしを接続部分により接続し
て略Ｕ形に形成される実質上平坦な金属片より成る。上
記の実質上平坦な金属片は圧縮して焼入れ加工した金属
領域より構成した薄厚領域を接続部分内に有している。
接続部分の焼入れ加工領域はロッドが支持されるカーブ
支持面を構成する。
摩耗特性を著しく向上させるように構成することに向け
られている。本発明のこの面によればエンドレスコンベ
ヤベルトの隣接しあうベルトを接続するけん引リンク機
構は一対の隔たった脚部どうしを接続部分により接続し
て略Ｕ形に形成される実質上平坦な金属片より成る。上
記の実質上平坦な金属片は圧縮して焼入れ加工した金属
領域より構成した薄厚領域を接続部分内に有している。
接続部分の焼入れ加工領域はロッドが支持されるカーブ
支持面を構成する。
ニ）実施例 本発明のその他の目的、特徴ならびにその他の面は図面
と関連させて実施例の以下の詳細な説明から理解されよ
う。
と関連させて実施例の以下の詳細な説明から理解されよ
う。
図面について述べる（同一番号は同一要素を示す）と、
第１図に第２図にはコンベアベルト10の一部が示されて
いる。第１図は直線搬送運動するときのベルト10の向き
を示し、第２図は側部方向カーブ方向に左へ運動すると
きのベルト10の向きを示す。それ故、ベルト10のの左辺
縁部はベルト10の内側凹形辺縁部として説明でき、左辺
縁部はベルト10の外側凸形辺縁部として説明することが
できる。コンベアベルト10は複数のロッド12より構成さ
れ、同ロッドは内側端と外側端の間をベルト10の長さの
横断方向に延び内側リンク14及び15はベルト10の内側辺
縁部に沿い、また外側リンク16、17はベルト10の反対側
の外側辺縁部に沿って延びる。リンク14、16、17は隣接
しあうロッド12を互いに連結しベルト10は長さを形成す
る。縫織メッシュ材料18はロッドのまわりとリンク14、
16は間に配置することができる。ロッド12の端部は拡大
もしく48据込み端部を有する。最も内側のリンク14はロ
ッド12の内側の拡大端部に溶接することによって所定位
置に保持される。最も外側の内側リンク15と外側リンク
16も同様にロッド12に溶接することによって横断位置に
保持される。
第１図に第２図にはコンベアベルト10の一部が示されて
いる。第１図は直線搬送運動するときのベルト10の向き
を示し、第２図は側部方向カーブ方向に左へ運動すると
きのベルト10の向きを示す。それ故、ベルト10のの左辺
縁部はベルト10の内側凹形辺縁部として説明でき、左辺
縁部はベルト10の外側凸形辺縁部として説明することが
できる。コンベアベルト10は複数のロッド12より構成さ
れ、同ロッドは内側端と外側端の間をベルト10の長さの
横断方向に延び内側リンク14及び15はベルト10の内側辺
縁部に沿い、また外側リンク16、17はベルト10の反対側
の外側辺縁部に沿って延びる。リンク14、16、17は隣接
しあうロッド12を互いに連結しベルト10は長さを形成す
る。縫織メッシュ材料18はロッドのまわりとリンク14、
16は間に配置することができる。ロッド12の端部は拡大
もしく48据込み端部を有する。最も内側のリンク14はロ
ッド12の内側の拡大端部に溶接することによって所定位
置に保持される。最も外側の内側リンク15と外側リンク
16も同様にロッド12に溶接することによって横断位置に
保持される。
リンク14及び15は全体としてＵ形のリンクでベルト10の
長手方向に全体として延びる脚部20と同脚部20を接続す
る接続部分22を有する。脚部20は一対の隔たった孔24、
25を有し一対のロッド12の内側端部を格納するようにな
っている。リンク14及び15の後端部の孔24はロッド12の
断面寸法に対して若干寸法が大きくなっていてベルトを
掃除することができるようになっている。リンク14及び
15の前端部の孔25は幅の大きなスロットの形をしていて
同様に掃除することができるようになっている。孔24、
25はベルトがけん引荷重を受けたときロッド12の内側端
部が第１のピッチ（隣接しあうロッド12間の中心間間
隔）に維持されるような配置と形を占めている。同様
に、ベルト10の内側凹形辺縁部に沿うリンク14及び15と
ロッド12は直線運動と側部方向カーブ運動の動中にけん
引荷重を受けた状態にある。以下に説明するようにロッ
ド12の内側部分は第１のピッチに維持されベルト10のリ
ンク機構を形成するリンク14、15、16及び17の組合せを
特別に設計することによってベルト10の直接運動と側部
方向カーブ運動の両方においてけん引荷重を受けた状態
に維持される。
長手方向に全体として延びる脚部20と同脚部20を接続す
る接続部分22を有する。脚部20は一対の隔たった孔24、
25を有し一対のロッド12の内側端部を格納するようにな
っている。リンク14及び15の後端部の孔24はロッド12の
断面寸法に対して若干寸法が大きくなっていてベルトを
掃除することができるようになっている。リンク14及び
15の前端部の孔25は幅の大きなスロットの形をしていて
同様に掃除することができるようになっている。孔24、
25はベルトがけん引荷重を受けたときロッド12の内側端
部が第１のピッチ（隣接しあうロッド12間の中心間間
隔）に維持されるような配置と形を占めている。同様
に、ベルト10の内側凹形辺縁部に沿うリンク14及び15と
ロッド12は直線運動と側部方向カーブ運動の動中にけん
引荷重を受けた状態にある。以下に説明するようにロッ
ド12の内側部分は第１のピッチに維持されベルト10のリ
ンク機構を形成するリンク14、15、16及び17の組合せを
特別に設計することによってベルト10の直接運動と側部
方向カーブ運動の両方においてけん引荷重を受けた状態
に維持される。
内側リンク14及び15は脚部20を有しており同脚部20は実
質上直線形で接続部分22の反対端から外側方向に末広が
りになっている。その代わり、内側リンクをリンク14′
の形にすることもできる。上記リンク14′の形も第５図
と第６図に示すように全体としてＵ形である。リンク1
4′は接続部分22に似た接続部分22′を有するが、脚部2
0′は脚部20と異なる形をしている。各脚部20′は接続
部分22′から全体として垂直方向に延びる内側部分42
と、内側部分42から外側方向に分岐する中央部分44、お
よび中央部分44から内側42に対して全体として平行な方
向に延びる外側部分46を備える。
質上直線形で接続部分22の反対端から外側方向に末広が
りになっている。その代わり、内側リンクをリンク14′
の形にすることもできる。上記リンク14′の形も第５図
と第６図に示すように全体としてＵ形である。リンク1
4′は接続部分22に似た接続部分22′を有するが、脚部2
0′は脚部20と異なる形をしている。各脚部20′は接続
部分22′から全体として垂直方向に延びる内側部分42
と、内側部分42から外側方向に分岐する中央部分44、お
よび中央部分44から内側42に対して全体として平行な方
向に延びる外側部分46を備える。
同様に外側リンク16はそれぞれ接続部分30により接続さ
れる一対の互いに隔たった脚部28を有する。脚部28は脚
部20′と同じく接続部分30に対して垂直方向に向いた内
側と外側の部分29、31を備える。上記部分29、31は中央
の外側方向に分岐する部分33により接続されることによ
って脚部28は接続部分30から離れるにつれて次第に幅が
大きくなる段階的形状を呈するようになっている。かか
る形状は従来の嵌め合せ式Ｕ形リンクと似ている。第３
図に示す如く、各脚部28は隣接するロッド12を格納する
一対の孔34、35を有する。接続部分30に隣接する孔35は
長いスロットの形をしていて同スロットにより直線形搬
送運動中にロッド12が第１図に示した折りたたみ位置か
ら側部方向カーブのまわりを搬送中に第２図に示す拡大
位置へ移動することが可能になる。
れる一対の互いに隔たった脚部28を有する。脚部28は脚
部20′と同じく接続部分30に対して垂直方向に向いた内
側と外側の部分29、31を備える。上記部分29、31は中央
の外側方向に分岐する部分33により接続されることによ
って脚部28は接続部分30から離れるにつれて次第に幅が
大きくなる段階的形状を呈するようになっている。かか
る形状は従来の嵌め合せ式Ｕ形リンクと似ている。第３
図に示す如く、各脚部28は隣接するロッド12を格納する
一対の孔34、35を有する。接続部分30に隣接する孔35は
長いスロットの形をしていて同スロットにより直線形搬
送運動中にロッド12が第１図に示した折りたたみ位置か
ら側部方向カーブのまわりを搬送中に第２図に示す拡大
位置へ移動することが可能になる。
Ｕ形リンク16の他に外側リンク16とロッド12の外側端部
の拡大ヘッド間のベルト10の外側横断辺縁部に沿ってバ
ーリンク17を一列に配置することができる。リンク16と
同様にリンク17は一対の孔を有する。そのうち少なくと
も一つはスロットとすることによってベルト12の外側辺
縁部のピッチが拡大できるようになっている。
の拡大ヘッド間のベルト10の外側横断辺縁部に沿ってバ
ーリンク17を一列に配置することができる。リンク16と
同様にリンク17は一対の孔を有する。そのうち少なくと
も一つはスロットとすることによってベルト12の外側辺
縁部のピッチが拡大できるようになっている。
各リンク14、14′は全体として平坦な金属片より形成さ
れる。上記の平坦な金属片は接続部分22、22′の頂部と
底部領域と脚部20、20′に沿って第１の厚さT1を有す
る。接続部分22、22′の内側面にはカーブ形の支持面12
6,126′が形成される一方、外側面は実質上平坦形とな
っている。支持面126,126′はコイニング加工により形
成される。同処理において接続部分22、22′の材料は最
小厚T2に圧縮される。かくして圧縮された小厚領域は接
続部分22、22′の焼入れ処理域となる。最小厚T2は厚さ
T1の少なくとも90％で70％より小さくないことが望まし
い。典型例はT1が0.105インチ（約0.27cm）のばあいT2
が0.80インチ（約2.03cm）である。カーブ支持面は実質
上ロッド12の外側面と嵌合する。すなわち実質上同一の
曲率半径を有する。同様にしてリンク16も焼入れ処理し
た支持面を備えることができる。然しながら、このこと
はリンク16が著しいけん引荷重を受けないように設計さ
れるため必要ではない。
れる。上記の平坦な金属片は接続部分22、22′の頂部と
底部領域と脚部20、20′に沿って第１の厚さT1を有す
る。接続部分22、22′の内側面にはカーブ形の支持面12
6,126′が形成される一方、外側面は実質上平坦形とな
っている。支持面126,126′はコイニング加工により形
成される。同処理において接続部分22、22′の材料は最
小厚T2に圧縮される。かくして圧縮された小厚領域は接
続部分22、22′の焼入れ処理域となる。最小厚T2は厚さ
T1の少なくとも90％で70％より小さくないことが望まし
い。典型例はT1が0.105インチ（約0.27cm）のばあいT2
が0.80インチ（約2.03cm）である。カーブ支持面は実質
上ロッド12の外側面と嵌合する。すなわち実質上同一の
曲率半径を有する。同様にしてリンク16も焼入れ処理し
た支持面を備えることができる。然しながら、このこと
はリンク16が著しいけん引荷重を受けないように設計さ
れるため必要ではない。
コンベヤベルト10とリンク14,15、16及び17はベルト10
が側部方向カーブのまわりを単一方向に走行し側部方向
カーブが所定の最大曲率を有するような、即ちシステム
内の最も急な側部方向カーブの曲率半径が所定値を下廻
らないようなコンベアシステム中に使用されるように設
定される。リンク14、15、16及び17はリンク内の孔の最
前面と最後面間に所定のベルト運動最大曲率に相互に関
係づけられる所定間隔を有することになろう。この間隔
の相関関係はベルトの内側辺縁部に沿ったロッド12の部
分が実質上第１ピッチにとどまり内側リンク14、14′の
少なくとも一つがけん引荷重を受けつづける間にベルト
が側部方向カーブのまわりを所定の最大曲率まで進むこ
とができるように設定される。コンベアベルト10はベル
トの内側辺縁部と係合する駆動スプロケットもしくは駆
動ケージにより従来の方法でその内側辺縁部に沿って駆
動される。ベルトが直線方向に走行するときけん引荷重
は内側リンク全体により共有されロッドの内側端部は第
１のピッチに維持される。Ｕ形の内側リンクを少なくと
も２つ使用するとロッド12がけん引荷重を受けて直線運
動する間実質上平行に延びるようにすることができる。
もし内側辺縁部に沿ってＵ形リンクを唯一つだけ使用し
た場合にはＵ形の形成の不正確さのためにロッドは平行
でない形に延びることになろう。それ故、ロッドの平行
配列を確保するために複数の内側リンクを使用すること
が肝要である。
が側部方向カーブのまわりを単一方向に走行し側部方向
カーブが所定の最大曲率を有するような、即ちシステム
内の最も急な側部方向カーブの曲率半径が所定値を下廻
らないようなコンベアシステム中に使用されるように設
定される。リンク14、15、16及び17はリンク内の孔の最
前面と最後面間に所定のベルト運動最大曲率に相互に関
係づけられる所定間隔を有することになろう。この間隔
の相関関係はベルトの内側辺縁部に沿ったロッド12の部
分が実質上第１ピッチにとどまり内側リンク14、14′の
少なくとも一つがけん引荷重を受けつづける間にベルト
が側部方向カーブのまわりを所定の最大曲率まで進むこ
とができるように設定される。コンベアベルト10はベル
トの内側辺縁部と係合する駆動スプロケットもしくは駆
動ケージにより従来の方法でその内側辺縁部に沿って駆
動される。ベルトが直線方向に走行するときけん引荷重
は内側リンク全体により共有されロッドの内側端部は第
１のピッチに維持される。Ｕ形の内側リンクを少なくと
も２つ使用するとロッド12がけん引荷重を受けて直線運
動する間実質上平行に延びるようにすることができる。
もし内側辺縁部に沿ってＵ形リンクを唯一つだけ使用し
た場合にはＵ形の形成の不正確さのためにロッドは平行
でない形に延びることになろう。それ故、ロッドの平行
配列を確保するために複数の内側リンクを使用すること
が肝要である。
ベルト10が側部方向カーブのまわりを走行する時、ロッ
ド12の外側端部は外側リンク16、17のスロット内で拡大
しけん引過重はベルトの内側辺縁部から最も遠い内側リ
ンクに次第にシフトする。リンク14及び15はその孔の最
前面間と最後面間に第１の所定間隔を有し、外側リンク
16、17はその孔の最前面と最後面間に第２のより大きな
間隔を有する。第１と第２の所定間隔は互いとベルトの
所定最大曲率に対して相関関係をもたせることによって
外側リンク16、17が所定の最大曲率の側部方向カーブの
まわりに走行する間に最小値のけん引荷重だけしか受け
ないようにする。この所定間隔によってロッド12が何ら
測定可能なけん引荷重を受けずに外側リンク16と（もし
くは）17内の孔の支持面と接触して内側リンク14及び15
が実質上けん引荷重全体を蒙りつづけるようにすること
が望ましい。この状態が特に望ましいのはリンク16、17
がリンク16、17とロッド12の支持面間にごく些細な遊び
量を可能にすることによって運転のスムーズさを確保す
ることができると同時に、内側リンクがけん引状態にと
どまりベルトの内側辺縁部折りたたまれないようにする
ことができるためである。このことは外側リンク16、17
内の孔の間隔（PO′）のベルトの曲率半径の中心から最
も急なカーブ内の最も外側の外側リンクに至る距離
（RO）の比を内側リンク14及び15間の孔24、26の間隔
（Pi）のベルトの曲率半径中心から内側リンク14及び15
の最も外側の脚部20に至る距離（Ri）に対する比より僅
かに大きく設定することによって達成する。
ド12の外側端部は外側リンク16、17のスロット内で拡大
しけん引過重はベルトの内側辺縁部から最も遠い内側リ
ンクに次第にシフトする。リンク14及び15はその孔の最
前面間と最後面間に第１の所定間隔を有し、外側リンク
16、17はその孔の最前面と最後面間に第２のより大きな
間隔を有する。第１と第２の所定間隔は互いとベルトの
所定最大曲率に対して相関関係をもたせることによって
外側リンク16、17が所定の最大曲率の側部方向カーブの
まわりに走行する間に最小値のけん引荷重だけしか受け
ないようにする。この所定間隔によってロッド12が何ら
測定可能なけん引荷重を受けずに外側リンク16と（もし
くは）17内の孔の支持面と接触して内側リンク14及び15
が実質上けん引荷重全体を蒙りつづけるようにすること
が望ましい。この状態が特に望ましいのはリンク16、17
がリンク16、17とロッド12の支持面間にごく些細な遊び
量を可能にすることによって運転のスムーズさを確保す
ることができると同時に、内側リンクがけん引状態にと
どまりベルトの内側辺縁部折りたたまれないようにする
ことができるためである。このことは外側リンク16、17
内の孔の間隔（PO′）のベルトの曲率半径の中心から最
も急なカーブ内の最も外側の外側リンクに至る距離
（RO）の比を内側リンク14及び15間の孔24、26の間隔
（Pi）のベルトの曲率半径中心から内側リンク14及び15
の最も外側の脚部20に至る距離（Ri）に対する比より僅
かに大きく設定することによって達成する。
を用いるとPO′＝PO＋0.005〜0.010インチ（約0.013〜
0.025cm）となる。例えば、 （約137cm）の半径の駆動ケージと２個の１インヂ（約
2.54cm）の内側リクと３フィート（約91.4cm）幅のベル
トを有するシステムのばあい、Ri＝５インチ（約142.24
cm）、R6＝90インチ（約228.6cm）、Pi＝1.080インチ
（約2.74cm）、Po＝1.735インチ（約4.41cm）であれ
ば、PO′＝1.740〜1.745インチ（約4.42〜4.43cm）とな
る。かかるベルトにおいて螺旋形経路内のけん引荷重が
200ポンド（約90.7kg）の典型的なケースでは内側リン
クは所定最大曲率の側部方向カーブ内で150〜200ポンド
（約68〜90.7kg）のけん引荷重を蒙りつづけることにな
ろう。
0.025cm）となる。例えば、 （約137cm）の半径の駆動ケージと２個の１インヂ（約
2.54cm）の内側リクと３フィート（約91.4cm）幅のベル
トを有するシステムのばあい、Ri＝５インチ（約142.24
cm）、R6＝90インチ（約228.6cm）、Pi＝1.080インチ
（約2.74cm）、Po＝1.735インチ（約4.41cm）であれ
ば、PO′＝1.740〜1.745インチ（約4.42〜4.43cm）とな
る。かかるベルトにおいて螺旋形経路内のけん引荷重が
200ポンド（約90.7kg）の典型的なケースでは内側リン
クは所定最大曲率の側部方向カーブ内で150〜200ポンド
（約68〜90.7kg）のけん引荷重を蒙りつづけることにな
ろう。
更に、Ｕ形の外側リンク16はベルト10の外側辺縁部がロ
ッド12の内側リンク14及び15からの完全な径方向広がり
より許せない量だけ遅滞することを防止するうえで重要
な役割を果たす。かかる遅れはベルトが側部方向カーブ
のまわりを移動するときにベルト10と支持面上のその関
連する製品過重によりつくりだされる抗力の結果であ
る。ロッドが遅れるようにするためにはリンク16はカー
ブ経路内のロッドの完全な径線にたいして回転する必要
があろう。然しながら、かかる回転は連続したＵ径の外
側リンク16の嵌合作用によって最小に維持されることに
よって生じうる後れの大きさを制限する。製作を容易に
するためにＵ形のリンク16はバーリンク17と組合せて使
用する際、バーリンク17は相関関係を有する間隔Po′を
有するに設計することができ、リンク16はその孔の端面
どうしの間に更に大きな長手方向間隔を有することによ
って主として遅れを回避する働きを行うことができる。
第７−15図について述べると全体を10aで示したコンベ
アベルト第２の実施例が示されている。第７図と第８図
にはコンベアベルト10aの一部を示す。コンベアベルト1
0aは一ピッチリンク14a及び15aがベルト10の一辺縁に沿
いジュアルピッチリンク16aがベルト10の反対辺縁に沿
った複数のロッド12aにより構成されている。ロッド12a
はベルト10a長さの横断方向に延びており拡大もしくは
据込み端部を有する。リンク14a及び15aと16aは隣接し
あうロッド12aを互いに連結してベルト10aの長さを形成
している。
ッド12の内側リンク14及び15からの完全な径方向広がり
より許せない量だけ遅滞することを防止するうえで重要
な役割を果たす。かかる遅れはベルトが側部方向カーブ
のまわりを移動するときにベルト10と支持面上のその関
連する製品過重によりつくりだされる抗力の結果であ
る。ロッドが遅れるようにするためにはリンク16はカー
ブ経路内のロッドの完全な径線にたいして回転する必要
があろう。然しながら、かかる回転は連続したＵ径の外
側リンク16の嵌合作用によって最小に維持されることに
よって生じうる後れの大きさを制限する。製作を容易に
するためにＵ形のリンク16はバーリンク17と組合せて使
用する際、バーリンク17は相関関係を有する間隔Po′を
有するに設計することができ、リンク16はその孔の端面
どうしの間に更に大きな長手方向間隔を有することによ
って主として遅れを回避する働きを行うことができる。
第７−15図について述べると全体を10aで示したコンベ
アベルト第２の実施例が示されている。第７図と第８図
にはコンベアベルト10aの一部を示す。コンベアベルト1
0aは一ピッチリンク14a及び15aがベルト10の一辺縁に沿
いジュアルピッチリンク16aがベルト10の反対辺縁に沿
った複数のロッド12aにより構成されている。ロッド12a
はベルト10a長さの横断方向に延びており拡大もしくは
据込み端部を有する。リンク14a及び15aと16aは隣接し
あうロッド12aを互いに連結してベルト10aの長さを形成
している。
一ピッチリンク14a及び15aは一対のロッド12の内側端部
を格納するアパーチヤを有する従来のＵ形リンクとする
ことができる。リンク14a及び15a内の孔はロッド12aの
断面寸法に対して僅かに大きくとることによって掃除で
きるようになっているが、にもかかわらずリンク14a及
び15aはロッド12aの端部を実質上一定もしくは単一のピ
ッチに維持する。その代わりにリンク14a及び15aをリン
ク14、14′におけるように焼入れ処理した支持面により
形成するかリンク14′の形をとるようにしてもよい。
を格納するアパーチヤを有する従来のＵ形リンクとする
ことができる。リンク14a及び15a内の孔はロッド12aの
断面寸法に対して僅かに大きくとることによって掃除で
きるようになっているが、にもかかわらずリンク14a及
び15aはロッド12aの端部を実質上一定もしくは単一のピ
ッチに維持する。その代わりにリンク14a及び15aをリン
ク14、14′におけるように焼入れ処理した支持面により
形成するかリンク14′の形をとるようにしてもよい。
リンク16aはジュアルピッチリンクでそれらが配置され
る第１のピッチと第２のより大きなピッチ間の辺縁部に
沿ってロッド12aのピッチ（隣接しあうロッド12aどうし
の間の間隔）を変更するように設計されている。第１の
ピッチは第８図に示すような直線運動中リンク14a及び1
5aがロッド12aの内側端部を保持するピッチと実質上等
しくなっている。ベルト10aが第７図に示すように側部
方向カーブのまわりを進むとき、ジュアルピッチリンク
16aはそれらが連結されるロッドの外側端部を側部方向
カーブの外側の凸形辺縁部に沿って第２のより大きなピ
ッチに移動させる一方、リンク14a及び15aはそれらが取
り付けられるロッドの内側端部を側部方向カーブの内側
凹形辺縁部に沿って第１のピッチに保持する。ロッド12
の場合に同様にロッド12aの内側部分はベルト10aのリン
ク機構を構成する一ピッチリンク14a及び15aとジュアル
ピッチリンク16aの組合せた特別の設計によって実質上
第１のピッチに維持されベルト10aの直線運動と側部方
向カーブ運動の両方においてけん引過重を受けた状態に
維持される。
る第１のピッチと第２のより大きなピッチ間の辺縁部に
沿ってロッド12aのピッチ（隣接しあうロッド12aどうし
の間の間隔）を変更するように設計されている。第１の
ピッチは第８図に示すような直線運動中リンク14a及び1
5aがロッド12aの内側端部を保持するピッチと実質上等
しくなっている。ベルト10aが第７図に示すように側部
方向カーブのまわりを進むとき、ジュアルピッチリンク
16aはそれらが連結されるロッドの外側端部を側部方向
カーブの外側の凸形辺縁部に沿って第２のより大きなピ
ッチに移動させる一方、リンク14a及び15aはそれらが取
り付けられるロッドの内側端部を側部方向カーブの内側
凹形辺縁部に沿って第１のピッチに保持する。ロッド12
の場合に同様にロッド12aの内側部分はベルト10aのリン
ク機構を構成する一ピッチリンク14a及び15aとジュアル
ピッチリンク16aの組合せた特別の設計によって実質上
第１のピッチに維持されベルト10aの直線運動と側部方
向カーブ運動の両方においてけん引過重を受けた状態に
維持される。
第９図はジュアルピッチリンク16aの一例の構造の詳細
を示す。リンク16aは全体として三角形の形もしくは周
囲をもった単一の一体形180として形成されることが望
ましい。ピボットアパーチヤ200と長尺のピッチ変更ス
ロット220とがジュアルピッチリンク16aの本体180内に
形成される。更に第10図と第11図に示すように本体180
は２種類の厚さの材料、即ち、アパーチヤ200とスーッ
ト220の相当部分の周囲を延びる厚い部分240と同厚い部
分240の境界内を充填しその附近を延びる薄いウエブ部
分260より構成することができる。本体180の形が２種類
の厚さをもっていることは頑強な境界がアパーチヤ200
とスロット220に対して設けられるような成形プラスチ
ック材質の本体の場合に特に適している。一方薄いウエ
ブ部分260は一体本体180に対して取扱いやすく構造適に
安全で材料を節約することのできる形を軽々する。
を示す。リンク16aは全体として三角形の形もしくは周
囲をもった単一の一体形180として形成されることが望
ましい。ピボットアパーチヤ200と長尺のピッチ変更ス
ロット220とがジュアルピッチリンク16aの本体180内に
形成される。更に第10図と第11図に示すように本体180
は２種類の厚さの材料、即ち、アパーチヤ200とスーッ
ト220の相当部分の周囲を延びる厚い部分240と同厚い部
分240の境界内を充填しその附近を延びる薄いウエブ部
分260より構成することができる。本体180の形が２種類
の厚さをもっていることは頑強な境界がアパーチヤ200
とスロット220に対して設けられるような成形プラスチ
ック材質の本体の場合に特に適している。一方薄いウエ
ブ部分260は一体本体180に対して取扱いやすく構造適に
安全で材料を節約することのできる形を軽々する。
第12図と第13図は本体180′と命名したュアルピッチリ
ンク16aの本体のもう一つの単単純化した形を示す。同
図よりわかる通り、本体180′はアパーチヤ200とスロッ
ト220を含む平坦な材料片より構成される本体180′の形
は切削材料より作ったリンク16aに特に適している。
ンク16aの本体のもう一つの単単純化した形を示す。同
図よりわかる通り、本体180′はアパーチヤ200とスロッ
ト220を含む平坦な材料片より構成される本体180′の形
は切削材料より作ったリンク16aに特に適している。
以下、第７図、第８図、第12図、および第13図について
10aの運動を説明する。第８図は矢印Ａで示した直線方
向へ進むベルト10aを示す。。同図より判る通りピッチ
はベルト10aの両辺縁部とも同一である。リンク14a及び
15aはこの一定ピッチに隣接しあうロッドを保持する一
ピッチリンクである。直線形搬送中の隣接しあうロッド
の位置は第12図の左手の対のロッド12aと第13図の一番
右手の３本のロッドにより示される。第12図について述
べると第１のロッド12aは一番左手のジュアルピッチリ
ンク16aのピボット孔200内に受取られそれと隣接するロ
ッド12aはこのリンク16aのピッチ変更スロット220内に
受取られる。最後に述べたロッド12aはリンク14a及び15
aが隣接しあうロッドを配置するピッチと実質上同一の
ピッチでロッド12aに隣接して配置されたスロット220の
第１ピッチ領域280内に配置される。このピッチはリン
ク16aによって許される最短ピッチである。この状態で
けん引荷重はＵ形の一ピッチリンク14a及び15aとジュア
ルピッチリンク16a間に共有される。然しながら、リン
ク14aと16aはけん引荷重の大きさの割合が不均等に共有
できるように寸法どりすることができる。例えば、ジュ
アルピッチリンク16aがプラスチック材料により形成さ
れる場合には全体として金属製の一ピッチリンク14a及
び15aにより多くのけん引荷重を担わせることが望まし
い。
10aの運動を説明する。第８図は矢印Ａで示した直線方
向へ進むベルト10aを示す。。同図より判る通りピッチ
はベルト10aの両辺縁部とも同一である。リンク14a及び
15aはこの一定ピッチに隣接しあうロッドを保持する一
ピッチリンクである。直線形搬送中の隣接しあうロッド
の位置は第12図の左手の対のロッド12aと第13図の一番
右手の３本のロッドにより示される。第12図について述
べると第１のロッド12aは一番左手のジュアルピッチリ
ンク16aのピボット孔200内に受取られそれと隣接するロ
ッド12aはこのリンク16aのピッチ変更スロット220内に
受取られる。最後に述べたロッド12aはリンク14a及び15
aが隣接しあうロッドを配置するピッチと実質上同一の
ピッチでロッド12aに隣接して配置されたスロット220の
第１ピッチ領域280内に配置される。このピッチはリン
ク16aによって許される最短ピッチである。この状態で
けん引荷重はＵ形の一ピッチリンク14a及び15aとジュア
ルピッチリンク16a間に共有される。然しながら、リン
ク14aと16aはけん引荷重の大きさの割合が不均等に共有
できるように寸法どりすることができる。例えば、ジュ
アルピッチリンク16aがプラスチック材料により形成さ
れる場合には全体として金属製の一ピッチリンク14a及
び15aにより多くのけん引荷重を担わせることが望まし
い。
ベルト10aが矢印Ｂに示すように側部方向カーブのまわ
りを進むときのロッド12aの向きが第７図に示されてい
る。同図から判るように、ベルト10aの内側の凹形辺縁
部は直線運動における場合と同一の第１ピッチにとどま
る一方、ベルト10aの外側の凸形辺縁部はジュアルピッ
チリンク16aによりより大きなピッチに移行している。
第12図はロッド12aの外側端部を外側辺縁部に沿って第
２の大きなピッチに移行させるリンク16aのピボット運
動を示す。同図より判る通り、ジュアルピッチリンクを
旋回させるカム面その他340がベルト10aの外側辺縁部に
隣接してリンク16aと整合状態に配置される。ベル10aが
矢印Ｃ方向に進むつれてリンク16aの上部片縁はリンク1
6aを時計廻りと逆方向に旋回させるカム面340と接触す
る。リンク16aピボット運動によってピッチ変更スロッ
ト220内に格納されたロッド12aの端部は隣接しあうロッ
ド12aが互いに接近した第１のピッチ領域280から隣接し
あうロッド12a間の間隔がより大きな第２のピッチ領域3
60へスライドする。ピッチ変更スロットの第２のピッチ
領域の最前部端面は370である。同様に第９図を参照さ
れたい。第12図より判る通りカム面340はリンク16aを90
゜旋回させスロット220内に担われたロッド12aをスロッ
ト220の最も遠い端部に配置して第２ピッチ領域360の端
面370と接触する。ピッチ変更スロット220の長さと向き
は所与のシステムについてそとがわカーブ片縁部に沿っ
て最大ピッチを収納するように選択される。勿論、もし
同じシステム内にもッとも小さなピッチが必要であれば
ジュアルピッチリンク16aをもっと少ない程度に旋回さ
せるようにカム面340を設計することによって第２のヒ
ッチ領域360内の中間位置内にスロット220内に受け取ら
れロッド12aの端部を位置決めすることができる。
りを進むときのロッド12aの向きが第７図に示されてい
る。同図から判るように、ベルト10aの内側の凹形辺縁
部は直線運動における場合と同一の第１ピッチにとどま
る一方、ベルト10aの外側の凸形辺縁部はジュアルピッ
チリンク16aによりより大きなピッチに移行している。
第12図はロッド12aの外側端部を外側辺縁部に沿って第
２の大きなピッチに移行させるリンク16aのピボット運
動を示す。同図より判る通り、ジュアルピッチリンクを
旋回させるカム面その他340がベルト10aの外側辺縁部に
隣接してリンク16aと整合状態に配置される。ベル10aが
矢印Ｃ方向に進むつれてリンク16aの上部片縁はリンク1
6aを時計廻りと逆方向に旋回させるカム面340と接触す
る。リンク16aピボット運動によってピッチ変更スロッ
ト220内に格納されたロッド12aの端部は隣接しあうロッ
ド12aが互いに接近した第１のピッチ領域280から隣接し
あうロッド12a間の間隔がより大きな第２のピッチ領域3
60へスライドする。ピッチ変更スロットの第２のピッチ
領域の最前部端面は370である。同様に第９図を参照さ
れたい。第12図より判る通りカム面340はリンク16aを90
゜旋回させスロット220内に担われたロッド12aをスロッ
ト220の最も遠い端部に配置して第２ピッチ領域360の端
面370と接触する。ピッチ変更スロット220の長さと向き
は所与のシステムについてそとがわカーブ片縁部に沿っ
て最大ピッチを収納するように選択される。勿論、もし
同じシステム内にもッとも小さなピッチが必要であれば
ジュアルピッチリンク16aをもっと少ない程度に旋回さ
せるようにカム面340を設計することによって第２のヒ
ッチ領域360内の中間位置内にスロット220内に受け取ら
れロッド12aの端部を位置決めすることができる。
第13図はリンク16aが側部方向カーブ運動において使用
される第２のピッチから直線形搬送において使用される
第１のピッチへロッド12aを復帰させるように旋回する
仕方を示す。同図に示すようにベルト10aは矢印Ｄ方向
に進みリンク16aはカム面等380と接触する。同図380は
リンク16aを時計廻り方向に旋回させる。リンク16aが時
計廻り方向にピボット運動することによって横断ロッド
12aの端部は第２ノピッチ領域360からピッチ変更スロッ
ト220の第１のピッチ領域280へ移動する。
される第２のピッチから直線形搬送において使用される
第１のピッチへロッド12aを復帰させるように旋回する
仕方を示す。同図に示すようにベルト10aは矢印Ｄ方向
に進みリンク16aはカム面等380と接触する。同図380は
リンク16aを時計廻り方向に旋回させる。リンク16aが時
計廻り方向にピボット運動することによって横断ロッド
12aの端部は第２ノピッチ領域360からピッチ変更スロッ
ト220の第１のピッチ領域280へ移動する。
第14図より判る通り、ガイドスロット240を長尺のガイ
ドブロック400はカム面340、380がリンク16aのピボット
運動をひきおこす横断領域内のベルトの外側片縁部に隣
接して配置することができる。ロッド12aの最も外側の
端部はガイドスロット420内に担われロッド12aの端部を
リンク16aの旋回中にベルト10aの搬送運動面内に維持す
る。更に、第14図から判る通り、スロッド420内に受取
られるロッド12aの端部が摩耗が生じた後もガイドスロ
ット420内にとどまるようにすることが望ましい。ガイ
ドスロット420はベルトのなめらかな走行が必要でない
ようなカーブ位置、例えば製品が搬送されていないよう
なコンベアの復帰部分やコンベア面のわずかな瞬間的盛
上りが製品の配列を乱さないようなコンベアの搭載部分
では、省略することができる。コンベアベルト10やリン
ク14、15、16及び17と同じくコンベアベルト10aとリン
ク14a、15a及び16aはベルト10aが側部方向カーブのまわ
りを位置方向に走行し側部方向カーブが所定の最大曲率
を有する、即ちシステム内の最も急な側部方向カーブの
曲率半径が所定値より小さくないようなコンベアシステ
ム側で使用することができる。位置ピンチリンク14aと
ジュアルピッチリンク16aは所定のベルト走行最大曲率
とお互いに関係づけられたリンク内の孔もしくはスロッ
トの最前面と最後面間に所定の間隔を有することになろ
う。この間隔の相関関係はベルトの内側片縁に沿うロッ
ド12aの部分が実質第１のピッチにとどまり内側の一ピ
ッチリンクの少なくとも一つがけん引荷重をうける一方
でベルトが側部方向カーブのまわりを徐邸の最大曲率ま
で進むように設定される。この間隔の相関関係はベルト
10について上記したものと同一のやり方で設定される。
ドブロック400はカム面340、380がリンク16aのピボット
運動をひきおこす横断領域内のベルトの外側片縁部に隣
接して配置することができる。ロッド12aの最も外側の
端部はガイドスロット420内に担われロッド12aの端部を
リンク16aの旋回中にベルト10aの搬送運動面内に維持す
る。更に、第14図から判る通り、スロッド420内に受取
られるロッド12aの端部が摩耗が生じた後もガイドスロ
ット420内にとどまるようにすることが望ましい。ガイ
ドスロット420はベルトのなめらかな走行が必要でない
ようなカーブ位置、例えば製品が搬送されていないよう
なコンベアの復帰部分やコンベア面のわずかな瞬間的盛
上りが製品の配列を乱さないようなコンベアの搭載部分
では、省略することができる。コンベアベルト10やリン
ク14、15、16及び17と同じくコンベアベルト10aとリン
ク14a、15a及び16aはベルト10aが側部方向カーブのまわ
りを位置方向に走行し側部方向カーブが所定の最大曲率
を有する、即ちシステム内の最も急な側部方向カーブの
曲率半径が所定値より小さくないようなコンベアシステ
ム側で使用することができる。位置ピンチリンク14aと
ジュアルピッチリンク16aは所定のベルト走行最大曲率
とお互いに関係づけられたリンク内の孔もしくはスロッ
トの最前面と最後面間に所定の間隔を有することになろ
う。この間隔の相関関係はベルトの内側片縁に沿うロッ
ド12aの部分が実質第１のピッチにとどまり内側の一ピ
ッチリンクの少なくとも一つがけん引荷重をうける一方
でベルトが側部方向カーブのまわりを徐邸の最大曲率ま
で進むように設定される。この間隔の相関関係はベルト
10について上記したものと同一のやり方で設定される。
同様にコンベアベルト10に類似したコンベアベルト10a
はベルトの内側片縁部都係合する駆動スプロケットもし
くは駆動ケージにより従来のやり方でその内側片縁部に
沿って駆動される。ベルトが直線方向に走行する時、け
ん引荷重は一ピッチリンク14a及び15a全体により分かれ
るのが普通であってロッドの内側端部は第１のピッチに
維持される。Ｕ形の内側リンクを少なくとも２つ使用す
るとロッド12aがけん引荷重を引けて直線運動する間に
実質上平行に延びるようにする上で助けになる。
はベルトの内側片縁部都係合する駆動スプロケットもし
くは駆動ケージにより従来のやり方でその内側片縁部に
沿って駆動される。ベルトが直線方向に走行する時、け
ん引荷重は一ピッチリンク14a及び15a全体により分かれ
るのが普通であってロッドの内側端部は第１のピッチに
維持される。Ｕ形の内側リンクを少なくとも２つ使用す
るとロッド12aがけん引荷重を引けて直線運動する間に
実質上平行に延びるようにする上で助けになる。
ベルト10aが側部方向カーブのまわりを走行するときに
ロッド12aの はジュアルピッチリンク16aのピッチ変更スロット220内
で拡大する。ロッドは実際にはスロットの第１ピッチ領
域280から第２のピッチ領域360へかいだいする。同時に
けん引荷重はベルトの内側片縁部からもっとも遠い２つ
の一ピッチリンクの一つへ次第にシフトする。
ロッド12aの はジュアルピッチリンク16aのピッチ変更スロット220内
で拡大する。ロッドは実際にはスロットの第１ピッチ領
域280から第２のピッチ領域360へかいだいする。同時に
けん引荷重はベルトの内側片縁部からもっとも遠い２つ
の一ピッチリンクの一つへ次第にシフトする。
第15図はベルトが矢印E,Fにより示されるような左右両
方向に走行することができるようにコンベアシステムが
ベルトの両側に沿って配置されたジュアルピッチリンク
16aを使用したベルト10aの一例を示したものである。か
かる運動においてはカーブの内側片縁部上のジュアルピ
ッチリンクは第１のピッチ一にとどまる一方、カーブの
外側片縁に沿ったジュアルピッチリンク16aは第２のよ
り大きなピッチ方向に旋回することになろう。また第15
図はコンベアベルト12aを移動させるためにスプロケッ
ト駆動装置の如き従来のコンベア駆動機構460を有する
コンベアシステムの一部としてのベルト10aを示す。第1
5図にはロッド12aのまわりに配置された上重値メッシュ
480も示してある。上重ねメッシュ480は平坦な螺旋形に
成形したワイヤの如き任意の従来設計とすることができ
る。上重ねは比較的いたみやすい製品を指示するために
使用される。上重ねはそれをベルト10a上に最終的に組
立てたときの形よりも幾分広い幅に作ることができるた
め内側と外側の両リンクに対して横断方向に圧力を与え
ることによってそれらがロッド12a上にその横断方向位
置を維持して更に溶接したりリンクを所定位置に保持す
るために機械装置を使用する必要を取り除くことができ
る。
方向に走行することができるようにコンベアシステムが
ベルトの両側に沿って配置されたジュアルピッチリンク
16aを使用したベルト10aの一例を示したものである。か
かる運動においてはカーブの内側片縁部上のジュアルピ
ッチリンクは第１のピッチ一にとどまる一方、カーブの
外側片縁に沿ったジュアルピッチリンク16aは第２のよ
り大きなピッチ方向に旋回することになろう。また第15
図はコンベアベルト12aを移動させるためにスプロケッ
ト駆動装置の如き従来のコンベア駆動機構460を有する
コンベアシステムの一部としてのベルト10aを示す。第1
5図にはロッド12aのまわりに配置された上重値メッシュ
480も示してある。上重ねメッシュ480は平坦な螺旋形に
成形したワイヤの如き任意の従来設計とすることができ
る。上重ねは比較的いたみやすい製品を指示するために
使用される。上重ねはそれをベルト10a上に最終的に組
立てたときの形よりも幾分広い幅に作ることができるた
め内側と外側の両リンクに対して横断方向に圧力を与え
ることによってそれらがロッド12a上にその横断方向位
置を維持して更に溶接したりリンクを所定位置に保持す
るために機械装置を使用する必要を取り除くことができ
る。
第19図、第20図、第21図はベルト10′が一連の重ね合わ
せた螺旋上に延びる段から成る螺旋経路にそって走行す
るコンベアシステム中に使用されるような本発明の例を
示す。この例のコンベアベルトは10′で示し、ベルト10
に似たベルト10′の要素は同様な基本番号により示す。
第16図と第17図はベルト10′と共に使用される内側支持
リンク40の詳細を示す。
せた螺旋上に延びる段から成る螺旋経路にそって走行す
るコンベアシステム中に使用されるような本発明の例を
示す。この例のコンベアベルトは10′で示し、ベルト10
に似たベルト10′の要素は同様な基本番号により示す。
第16図と第17図はベルト10′と共に使用される内側支持
リンク40の詳細を示す。
支持リンク40は長手方向部分48とタブ部分50を備える。
長手方向部分48は２つの部分、即ち下部部分49と上部部
分51に形成される。下部部分49は隣接しあうロッド12′
の端を格納するための一対の孔55を含み、タブ部分50は
上部部分51の上端から反対の横断方向へ延びている。上
部部分51は下部部分49から上部方向と長手方向に２つの
方向に延びる。第21図から最も良く知ることができるよ
うに、第１の支持リンク40Aは第１の対の隣接しあうロ
ッド12A′に連結される一方、次の支持リンク40Bは次の
別の一対の隣接ロッド12B′に連結される。下部部分49
はＵ形リンク14′の端部46によりベルト10′の走行方向
と整合状態に維持される。支持リンク40の上部部分51は
各々の下部部分49からほぼ４度だけ角度偏位することに
よって隣接しあう長手方向部分51の長手方向端どうしが
重なり合うことができるようになっている。長手方向部
分51の一端は隣接しあう支持リンク40の重なり合う部分
を非接触状態に維持して掃除できるようにしたディンプ
ル53を含んでいる。
長手方向部分48は２つの部分、即ち下部部分49と上部部
分51に形成される。下部部分49は隣接しあうロッド12′
の端を格納するための一対の孔55を含み、タブ部分50は
上部部分51の上端から反対の横断方向へ延びている。上
部部分51は下部部分49から上部方向と長手方向に２つの
方向に延びる。第21図から最も良く知ることができるよ
うに、第１の支持リンク40Aは第１の対の隣接しあうロ
ッド12A′に連結される一方、次の支持リンク40Bは次の
別の一対の隣接ロッド12B′に連結される。下部部分49
はＵ形リンク14′の端部46によりベルト10′の走行方向
と整合状態に維持される。支持リンク40の上部部分51は
各々の下部部分49からほぼ４度だけ角度偏位することに
よって隣接しあう長手方向部分51の長手方向端どうしが
重なり合うことができるようになっている。長手方向部
分51の一端は隣接しあう支持リンク40の重なり合う部分
を非接触状態に維持して掃除できるようにしたディンプ
ル53を含んでいる。
第16図に示すように、上部部分51はタブ部分50の間に配
設されたスロット56を備えている。
設されたスロット56を備えている。
各タブ部分は50は段中に配置されたリンク14′及び15′
と接触しそれをその上部に支持する十分な幅を有する。
同様に各タブ部分50の長さは隣接しあうタブ部分50が互
いに接触せずにそのベルトの周囲を進むことができるよ
うに設定される。第19図に見る如く、ベルトが螺旋経路
の周囲を進む時、ベルト10の外側端部は独立の支持構造
60により支持される。支持構造60は複数の直立部材62
（その一つを図示する）を備え、それから複数の水平形
の段支持体64が延びる。
と接触しそれをその上部に支持する十分な幅を有する。
同様に各タブ部分50の長さは隣接しあうタブ部分50が互
いに接触せずにそのベルトの周囲を進むことができるよ
うに設定される。第19図に見る如く、ベルトが螺旋経路
の周囲を進む時、ベルト10の外側端部は独立の支持構造
60により支持される。支持構造60は複数の直立部材62
（その一つを図示する）を備え、それから複数の水平形
の段支持体64が延びる。
段支持体64はそれぞれ低摩擦支持材66を備えその上部を
外側リンク16′がスライドする。ベルト10′の内側辺縁
部は回転ベース（図示せず）上に支持され、ベルト10′
によりつくりだされる螺旋経路の継起する段は支持リン
ク40によって互い上下に支持される。この自立的な特徴
を実現するためにタブ部分50がロッド12′上に配置され
る垂直距離は特定の螺旋経路とベルト10′上に支持され
る製品を収納するように選ばれる。ベルト10′は垂直に
延びる複数の駆動部材70を備える内部回転ケージにより
駆動される。第19図は全体としてＵ形の外側リンク16′
とバーリンク17′を有するベルト10′を示す。然しなが
ら、ベルト10′はベルト10′の外側辺縁に沿ってジュア
ルピッチリンク16aを組込むことができる。
外側リンク16′がスライドする。ベルト10′の内側辺縁
部は回転ベース（図示せず）上に支持され、ベルト10′
によりつくりだされる螺旋経路の継起する段は支持リン
ク40によって互い上下に支持される。この自立的な特徴
を実現するためにタブ部分50がロッド12′上に配置され
る垂直距離は特定の螺旋経路とベルト10′上に支持され
る製品を収納するように選ばれる。ベルト10′は垂直に
延びる複数の駆動部材70を備える内部回転ケージにより
駆動される。第19図は全体としてＵ形の外側リンク16′
とバーリンク17′を有するベルト10′を示す。然しなが
ら、ベルト10′はベルト10′の外側辺縁に沿ってジュア
ルピッチリンク16aを組込むことができる。
さて第22図について述べると米国特許第4,078,655号と
第3,348,659号に示すタイプの螺旋形低張力搬送システ
ム100が示されている。システム100は本発明のベルト1
0、10′もしく10aの何れかを組込むことができる。これ
らの特許に低張力システムが完全に説明されており（上
記特許は参考として本文に組込まれている）かかる螺旋
形搬送システムは当該技術分野において公知であること
から、ここではごく短い説明しか行わない。かかる低張
力システム100ではケージタイプの駆動ドラム102がベル
ト10（10′、10a）の内側辺縁部と摩擦係合してそれを
比較的低い張力でドラム周囲の螺旋経路内に駆動する。
更に、確動するスプロケット104がその直線部分に沿っ
てベルト10と係合する。モータ105はドラム102をギヤ10
6により駆動すると同時に確動スプロケット駆動装置104
を相互接続されたギヤ107により駆動する。ベルト10は
スプロケット駆動装置104から加重張力引取りローラ110
と遊びプーリ111を経て真直ぐな搭載部分180へ走行した
後ドラム102のまわりに螺旋ループ112を成して真直ぐな
積卸し部分109へ至りもう一つのアイドラー111のまわり
をまわって駆動スプロケットへ復帰する。
第3,348,659号に示すタイプの螺旋形低張力搬送システ
ム100が示されている。システム100は本発明のベルト1
0、10′もしく10aの何れかを組込むことができる。これ
らの特許に低張力システムが完全に説明されており（上
記特許は参考として本文に組込まれている）かかる螺旋
形搬送システムは当該技術分野において公知であること
から、ここではごく短い説明しか行わない。かかる低張
力システム100ではケージタイプの駆動ドラム102がベル
ト10（10′、10a）の内側辺縁部と摩擦係合してそれを
比較的低い張力でドラム周囲の螺旋経路内に駆動する。
更に、確動するスプロケット104がその直線部分に沿っ
てベルト10と係合する。モータ105はドラム102をギヤ10
6により駆動すると同時に確動スプロケット駆動装置104
を相互接続されたギヤ107により駆動する。ベルト10は
スプロケット駆動装置104から加重張力引取りローラ110
と遊びプーリ111を経て真直ぐな搭載部分180へ走行した
後ドラム102のまわりに螺旋ループ112を成して真直ぐな
積卸し部分109へ至りもう一つのアイドラー111のまわり
をまわって駆動スプロケットへ復帰する。
さて第23図についてのべると米国特許第4,741,430号（1
988年５月３日発行、ジエラルドＣ、ロイネスタッド）
に示すタイプのすこぶる低張力の螺旋搬送システム200
が示されている。システム201は本発明のベルト10、1
0′、もしくは10aの何れかを組込むことができる。上記
特許出願中に上記の低張力システムは十分説明されてお
り、（その内容は本文に組込まれている）、かかる螺旋
形搬送システムは当該技術分野において公知であるか
ら、ここではごく短い説明しか行われない。かかるシス
テム201ではケージタイプの駆動ドラム202がベルト10
（10′、10a）の内側辺縁部と確実係合しそれをすこぶ
る低張力でドラムのまわりの螺旋形経路内に駆動する。
988年５月３日発行、ジエラルドＣ、ロイネスタッド）
に示すタイプのすこぶる低張力の螺旋搬送システム200
が示されている。システム201は本発明のベルト10、1
0′、もしくは10aの何れかを組込むことができる。上記
特許出願中に上記の低張力システムは十分説明されてお
り、（その内容は本文に組込まれている）、かかる螺旋
形搬送システムは当該技術分野において公知であるか
ら、ここではごく短い説明しか行われない。かかるシス
テム201ではケージタイプの駆動ドラム202がベルト10
（10′、10a）の内側辺縁部と確実係合しそれをすこぶ
る低張力でドラムのまわりの螺旋形経路内に駆動する。
駆動ドラム202は螺旋経路内を移動するベルトの一次駆
動源としてと働きを行う。然しながら、２次駆動源20
4、206は螺旋経路の入口と出口附近に設けることによっ
てベルトの所望の長さを螺旋経路内に維持する。
動源としてと働きを行う。然しながら、２次駆動源20
4、206は螺旋経路の入口と出口附近に設けることによっ
てベルトの所望の長さを螺旋経路内に維持する。
ベルト10、10′は螺旋形搬送システム100と201に使用す
るうえで特にふさわしい。同システムの最大曲率は螺旋
経路内に配置されリンク14、15、16及び17（および使用
するならば40も）内の開口間、もしくは14a、15aと16a
の間の間隔は螺旋経路の曲率半径と相関関係を有する。
このことによって螺旋経路内でベルトの内側辺縁部が折
りたたまれることがなく、また一方それと同時にその外
側辺縁部に沿ってベルトがなめらかに進行することが可
能になる。
るうえで特にふさわしい。同システムの最大曲率は螺旋
経路内に配置されリンク14、15、16及び17（および使用
するならば40も）内の開口間、もしくは14a、15aと16a
の間の間隔は螺旋経路の曲率半径と相関関係を有する。
このことによって螺旋経路内でベルトの内側辺縁部が折
りたたまれることがなく、また一方それと同時にその外
側辺縁部に沿ってベルトがなめらかに進行することが可
能になる。
第22図に示すように、螺旋形搬送システムは無端式コン
ベアベルト10（10′,10a）を備えている。このコンベア
ベルトは直線積込部108、螺旋経過部112および直線積出
部109を有する。第１図及び第２図に示すように、コン
ベアベルトは横方向内縁部からコンベアベルトの横方向
外縁部まで伸長する複数のロッド12を有する。ロッド12
は螺旋経過部112の横方向内縁に近接するロッド端部に
近い処に配設された最内側リンク14により連結されてい
る。第１図及び第２図のベルト10の外側に沿うリンク1
6,17及びロッド12の間に連結により十分な量の相対的な
長手方向伸縮運動が可能となり、直線積込部108から螺
旋経過部112の所定の曲率半径を有する曲線までベルト
が変形する間に発生する距離の増大を調整できる。同様
に第１図及び第２図に示すように、ベルトは隣接するロ
ッド12に連結されかつ最内部内側又は第１のリンク14の
外側であるがリンク14の直近に配設された最外部内側又
は第３のリンク15を備えている。
ベアベルト10（10′,10a）を備えている。このコンベア
ベルトは直線積込部108、螺旋経過部112および直線積出
部109を有する。第１図及び第２図に示すように、コン
ベアベルトは横方向内縁部からコンベアベルトの横方向
外縁部まで伸長する複数のロッド12を有する。ロッド12
は螺旋経過部112の横方向内縁に近接するロッド端部に
近い処に配設された最内側リンク14により連結されてい
る。第１図及び第２図のベルト10の外側に沿うリンク1
6,17及びロッド12の間に連結により十分な量の相対的な
長手方向伸縮運動が可能となり、直線積込部108から螺
旋経過部112の所定の曲率半径を有する曲線までベルト
が変形する間に発生する距離の増大を調整できる。同様
に第１図及び第２図に示すように、ベルトは隣接するロ
ッド12に連結されかつ最内部内側又は第１のリンク14の
外側であるがリンク14の直近に配設された最外部内側又
は第３のリンク15を備えている。
この螺旋形搬送システムはベルトの内側に垂直方向に伸
長する駆動部材70（第19図ないし第21図）を有する摩擦
式（第22図）又は確実な駆動要素をも備えていてリンク
14′及び15′の内側列に張力をかける。このシステムは
また第15図に示すようにスプロケット駆動を使用するこ
とも可能である。
長する駆動部材70（第19図ないし第21図）を有する摩擦
式（第22図）又は確実な駆動要素をも備えていてリンク
14′及び15′の内側列に張力をかける。このシステムは
また第15図に示すようにスプロケット駆動を使用するこ
とも可能である。
ホ） 発明の効果 本発明の螺旋形搬送システムにおいては製品は出来る限
り接近して搭載できるため、所与の製品容量についてベ
ルトを低速で駆動することができベルトの寿命を向上さ
せることができる。同様にして、ロッドーリンク構造に
よってベルトを正規の積卸し作業において使用すること
ができると共にエンドプーリー、ロール、引取り機構の
周囲に使用することができる。同時に、ベルトが走行す
る側部方向カーブを所定の内側半径とした場合、本発明
の螺旋形もしくはカーブ形段システムのベルトにかかる
張力は従来のロッドーリンクベルトの場合よりも少なく
なろう。
り接近して搭載できるため、所与の製品容量についてベ
ルトを低速で駆動することができベルトの寿命を向上さ
せることができる。同様にして、ロッドーリンク構造に
よってベルトを正規の積卸し作業において使用すること
ができると共にエンドプーリー、ロール、引取り機構の
周囲に使用することができる。同時に、ベルトが走行す
る側部方向カーブを所定の内側半径とした場合、本発明
の螺旋形もしくはカーブ形段システムのベルトにかかる
張力は従来のロッドーリンクベルトの場合よりも少なく
なろう。
支持リンクが一定ピッチのＵ形内側リンクと組合せて使
用されるような本発明の支持リンクを使用することによ
り次の如き著しい利点ももたす。即ち、支持リンクは外
側ベルト支持体の高さを著しく短縮することができると
共にスプロケットと互換性を維持しベルトがロール、プ
ーリ等の周囲の比較的窮屈な曲角のまわりを進むことを
可能にすることができる。更に、これらの利点は、低効
率、製品の収縮、それと共に隣接製品が凍結したりする
ような上記した折りたたまれる内側ベルト辺縁部が有す
る欠点なくして得ることができる。直線形搬送形式から
螺旋形のスタック段搬送形式へのスムーズな移行も一定
ピッチＵ形内側リンクによってベルトの内側辺縁の折り
たたみを防止することから得られる効果である。
用されるような本発明の支持リンクを使用することによ
り次の如き著しい利点ももたす。即ち、支持リンクは外
側ベルト支持体の高さを著しく短縮することができると
共にスプロケットと互換性を維持しベルトがロール、プ
ーリ等の周囲の比較的窮屈な曲角のまわりを進むことを
可能にすることができる。更に、これらの利点は、低効
率、製品の収縮、それと共に隣接製品が凍結したりする
ような上記した折りたたまれる内側ベルト辺縁部が有す
る欠点なくして得ることができる。直線形搬送形式から
螺旋形のスタック段搬送形式へのスムーズな移行も一定
ピッチＵ形内側リンクによってベルトの内側辺縁の折り
たたみを防止することから得られる効果である。
最後に、焼入れ加工した支持面を有するけん引リンクを
使用することによってけん引リンクの摩耗特性は著しく
向上する。リンクの接続部分の焼入れ加工したカーブ形
内側支持面によってリンクの摩耗範囲を以下の２つの方
法で軽減することができる。第１に、接触面積を大きく
することによって同じ摩耗量はより小さなリンクピッチ
の長さを表現することになろう。第２にカーブ面を接続
部分の厚さを比較的大きな厚さからより小さな厚さをに
短縮させるコイニング工程を通して成形することによっ
て接続部分は耐摩耗性の焼入加工材料部分となる。けん
引リンクの摩耗を延長を防止することは内側リンクが直
線運動と側部方向カーブ運動の両方においてけん引状態
にとどまるようにベルトとコンベアシステムが設計され
た本発明のベルトの場合に特に重要であって、衛生的で
あることが肝要な環境中でベルトが使用されることが多
いため不都合な摩耗破片を経らすことができる。
使用することによってけん引リンクの摩耗特性は著しく
向上する。リンクの接続部分の焼入れ加工したカーブ形
内側支持面によってリンクの摩耗範囲を以下の２つの方
法で軽減することができる。第１に、接触面積を大きく
することによって同じ摩耗量はより小さなリンクピッチ
の長さを表現することになろう。第２にカーブ面を接続
部分の厚さを比較的大きな厚さからより小さな厚さをに
短縮させるコイニング工程を通して成形することによっ
て接続部分は耐摩耗性の焼入加工材料部分となる。けん
引リンクの摩耗を延長を防止することは内側リンクが直
線運動と側部方向カーブ運動の両方においてけん引状態
にとどまるようにベルトとコンベアシステムが設計され
た本発明のベルトの場合に特に重要であって、衛生的で
あることが肝要な環境中でベルトが使用されることが多
いため不都合な摩耗破片を経らすことができる。
第１図は直線方向に走行するベルトを示す本発明のコン
ベアベルトの一部の平面図、 第２図は側部方向カーブのまわりを通過するベルトを示
す第１図のコンベアベルトの平面図、 第３図は第１図の線３−３に沿って描いた断面図、 第４図は全体として第１図の線４−４に沿って描いた断
面図、 第５図は焼入れ処理したカーブ形支持面と変形脚部を有
する改良Ｕ形リンクの平面図、 第６図は第５図に示すリンクの側面図、 第７図は第２のリンク機構例を使用し側部方向カーブの
まわりを通過するベルトを示した本発明のコンベアベル
トの一部の概略平面図、 第８図は直接方向に走行するベルトを示した第７図のコ
ンベアベルトの概略平面図、 第９図は本発明のジュアルピッチリンクの側面図、 第10図は全体として第９図の線10−10に沿って描いた断
面図、 第11図は全体として第９図の線11−11に沿って描いた断
面図、 第12図は第１のピッチから第２のより大きなピッチへ旋
回スルジュアルピッチリンクのもう一つの実施例を示す
概略側面図、 第13図は第２のより大きなピッチから第１のより短いピ
ッチへ旋回するジュアルピッチリンクを示す第12図に類
似の概略側面図、 第14図はロッド端を受取るガイドトラックを示す一部断
面形の端面図、 第15図はジュアルピッチリンクがベルト両横断方向辺縁
上にあり両側部方向に走行するように設計したコンベア
ィルトを示す概略上面図、 第16図は本発明の支持リンクの側面図、 第17図は第16図に示す支持リンク前部辺縁図、 第18図は第16図に示す支持リンクの上面図、 第19図は支持リンクがベルトの内側辺縁部に沿って配置
されたコンベアベルトの一対のスタック段を示す概略垂
直断面図、 第20図は第19図に示すコンベアベルトの一部の上面図、 第21図は第19図に示すコンベアベルトの内側横断方向辺
縁部に沿う側面図、 第22図はベルトが螺旋形経路のまわりを搬送し摩耗駆動
機構により駆動される本発明のコンベアシステムの略
図、 第23図はコンベアベルトが螺旋形経路のまわりを搬送し
確動機構により駆動される本発明のコンベアシステムの
もう一つの例の略図。 14,16,17……リンク、20……脚部、 22……接続部分、24……孔、 17……バーリンク、200……ピボット孔、 220……ピッチ変更スロット、 16a……ジュアルピッチリンク、 180……本体、14a……一ピッチリンク
ベアベルトの一部の平面図、 第２図は側部方向カーブのまわりを通過するベルトを示
す第１図のコンベアベルトの平面図、 第３図は第１図の線３−３に沿って描いた断面図、 第４図は全体として第１図の線４−４に沿って描いた断
面図、 第５図は焼入れ処理したカーブ形支持面と変形脚部を有
する改良Ｕ形リンクの平面図、 第６図は第５図に示すリンクの側面図、 第７図は第２のリンク機構例を使用し側部方向カーブの
まわりを通過するベルトを示した本発明のコンベアベル
トの一部の概略平面図、 第８図は直接方向に走行するベルトを示した第７図のコ
ンベアベルトの概略平面図、 第９図は本発明のジュアルピッチリンクの側面図、 第10図は全体として第９図の線10−10に沿って描いた断
面図、 第11図は全体として第９図の線11−11に沿って描いた断
面図、 第12図は第１のピッチから第２のより大きなピッチへ旋
回スルジュアルピッチリンクのもう一つの実施例を示す
概略側面図、 第13図は第２のより大きなピッチから第１のより短いピ
ッチへ旋回するジュアルピッチリンクを示す第12図に類
似の概略側面図、 第14図はロッド端を受取るガイドトラックを示す一部断
面形の端面図、 第15図はジュアルピッチリンクがベルト両横断方向辺縁
上にあり両側部方向に走行するように設計したコンベア
ィルトを示す概略上面図、 第16図は本発明の支持リンクの側面図、 第17図は第16図に示す支持リンク前部辺縁図、 第18図は第16図に示す支持リンクの上面図、 第19図は支持リンクがベルトの内側辺縁部に沿って配置
されたコンベアベルトの一対のスタック段を示す概略垂
直断面図、 第20図は第19図に示すコンベアベルトの一部の上面図、 第21図は第19図に示すコンベアベルトの内側横断方向辺
縁部に沿う側面図、 第22図はベルトが螺旋形経路のまわりを搬送し摩耗駆動
機構により駆動される本発明のコンベアシステムの略
図、 第23図はコンベアベルトが螺旋形経路のまわりを搬送し
確動機構により駆動される本発明のコンベアシステムの
もう一つの例の略図。 14,16,17……リンク、20……脚部、 22……接続部分、24……孔、 17……バーリンク、200……ピボット孔、 220……ピッチ変更スロット、 16a……ジュアルピッチリンク、 180……本体、14a……一ピッチリンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−48511（ＪＰ，Ａ) 特公 昭45−6649（ＪＰ，Ｂ１)
Claims (73)
- 【請求項１】コンベアベルト（10）であって、 該コンベアベルトの内側縁と外側縁との間を該コンベア
ベルトの長さ方向に対して横断する方向に伸長する複数
のロッド（12）と、 該ロッドの内側端に隣接して配置され、且つ各々が前記
コンベアベルトの内側縁近傍で隣接するロッドを互いに
結合する隔置された脚部（20）を有するＵ字状に形成さ
れた複数の第１のリンク（14）と、 前記ロッドの外側端に隣接して配置され、且つ各々が前
記コンベアベルトの外側縁近傍で隣接するロッドを互い
に結合する第２のリンク（16又17）とを備えるコンベア
ベルトにおいて、 前記第１のリンク（14）の外側で該リンクに直接隣接す
るように配置されて隣接するロッド（12）を互いに結合
させる複数のコネクター（15）を備え、該複数のコネク
ターと前記第１のリンクとが、前記コンベアベルトがけ
ん引荷重を受けて直線搬送運動を行う間に前記ロッドを
略平行に維持し、更に 前記コンベアベルトは、該コンベアベルトがけん引荷重
を受けて直線移動する間に前記ロッドの前記内側端を互
いに第１のピッチで保持し、前記コンベアベルトが弯曲
移動をする間に前記ロッドの前記内側端を互いに略前記
第１のピッチに保持し、且つ前記コンベアベルトが前記
弯曲移動をする間に前記ロッドの前記外側端が互いに第
２のより大きなピッチに進展するのを可能にするよう
に、構成されていることを特徴とするコンベアベルト。 - 【請求項２】前記複数のコネクターが更に隣接するロッ
ドを互いに結合する複数の第３のリンク（15）を備える
ことを特徴とする請求項１に記載のコンベアベルト。 - 【請求項３】直線搬送運動中は前記第１及び前記第３の
リンクでけん引して前記第２のリンクは非けん引とな
り、横方向の弯曲搬送運動中は少なくとも前記第１又は
前記第３のリンクでけん引を維持することを特徴とする
請求項２に記載のコンベアベルト。 - 【請求項４】前記前記第１及び前記第３のリンクが隣接
するロッドの内側端を結合する略Ｕ字状のリンクであ
り、該Ｕ字状のリンクの各々が前記コンベアベルトの略
長さ方向に伸長する一対の隔置された脚部（20）と、該
隔置された脚部を結合する連結部（22）とを有してお
り、前記脚部の各々には前記ロッドの内側端を収容する
貫通穴が形成されていることを特徴とする請求項２に記
載のコンベアベルト。 - 【請求項５】直線荷積み部（108）と、螺旋形経路部（1
12）と直線荷下ろし部（109）とを有する装置（100又は
201）に使用されるコンベアベルトであって方向変更機
構（104,110又は111）の回りで水平方向から垂直方向へ
又はその逆に屈曲するように構成された請求項１に記載
のコンベアベルト。 - 【請求項６】前記第２のリンクが長手方向のスロット
（35）を有し、該スロットが前記ロッドの端部近傍で該
ロッドを収容し、且つ前記スロットが、直線荷積み部
（108）及び荷下ろし部（109）の前記直線形状から前記
螺旋形経路部（112）の前記弯曲形状に変化する時に前
記ロッドが第１のピッチから第２のピッチへと所望の相
対移動を行うのを可能にするような十分な長さを有して
いることを特徴とする請求項５に記載のコンベアベル
ト。 - 【請求項７】前記第２のリンクが隣接する複数対の前記
ロッドを収容結合する穴を有する少なくとも１本のバー
リンク（17）を含むことを特徴とする請求項５に記載の
コンベアベルト。 - 【請求項８】前記第１のリンク（14）が端部面を有する
所定距離に隔置された穴（24及び25）を有し、該穴が前
記ロッドの断面幅より若干大きなサイズにされているこ
とを特徴とする請求項５に記載のコンベアベルト。 - 【請求項９】直線荷積み部（108）と、螺旋形経路部（1
12）と直線荷下ろし部（109）とを画定するように配置
された請求項１記載のコンベアベルトを備えた搬送装置
（100又は201）であって、該搬送装置が更に、 前記コンベアベルトが直線荷積み部と前記螺旋形経路部
とに沿って追動するように前記コンベアベルトを駆動す
る手段（102又は202）と、 前記搬送装置の前記直線荷積み部の一つに沿って且つ接
触するように配置された前記コンベアベルトを水平方向
から垂直方向へ又はその逆に屈曲する手段（104,110又
は111）とを備えることを特徴とする搬送装置。 - 【請求項１０】前記螺旋形経路（112）が複数の積み重
なったコンベアベルトの段を形成し、前記コンベアベル
トが更に前記第１のリンク（14）に隣接して配置され且
つ隣接する対の前記ロッド（12）間で係合された少なく
とも一つの支持リンクを備え、前記支持リンクが前記ロ
ッドから所定の距離に隔置されて前記コンベアベルトの
重畳された垂直段の内側縁に接触支持するタブ部（50）
を有することを特徴とする請求項９に記載の搬送装置。 - 【請求項１１】前記屈曲手段が更に前記搬送装置の直線
部に沿って配置されたプーリー（111）を備えることを
特徴とする請求項９に記載の搬送装置。 - 【請求項１２】直線荷積み部（108）と、螺旋形経路部
（112）と直線荷下ろし部（109）とを画定するように配
置された請求項１記載のコンベアベルトを備えた搬送装
置（100又は201）であって、該搬送装置が更に、 前記コンベアベルトが前記直線荷積み部（108）と前記
螺旋形経路部（112）とに沿って追動するように前記コ
ンベアベルトを駆動する手段（102又は202）と、 前記搬送装置の前記直線形状部の一つに沿って且つ接触
するように配置された前記コンベアベルトを前記直線荷
下ろし部から前記直線荷積み部に直接案内する手段（10
4,110又は111）とを備えることを特徴とする搬送装置。 - 【請求項１３】前記コンベアベルトの案内手段が更にプ
ーリー（111）、ローラー（110）、スプロケット（10
4）及び垂直にぶら下がった巻き上げ機構の一つを備え
ることを特徴とする請求項12に記載の搬送装置。 - 【請求項１４】前記コンベアベルトの案内手段が更にプ
ーリー（111）を備えることを特徴とする請求項13に記
載の搬送装置。 - 【請求項１５】前記コンベアベルトの案内手段がまた前
記コンベアベルトに張力を付加することを特徴とする請
求項12に記載の搬送装置。 - 【請求項１６】前記コンベアベルトの駆動手段が垂直軸
線の回りに回転するように取り付けられた回転自在のド
ラム手段（102又は202）を含み、該ドラム手段が前記コ
ンベアベルトの内側側方縁領域に係合する外側面を含む
ことを特徴とする請求項12に記載の搬送装置。 - 【請求項１７】前記コンベアベルトの駆動手段が複数の
垂直に伸長する駆動部材（70）を有する内部回転ケージ
を含むことを特徴とする請求項12に記載の搬送装置。 - 【請求項１８】前記コンベアベルトの駆動手段が比較的
低張力により前記コンベアベルトを駆動することを特徴
とする請求項12に記載の搬送装置。 - 【請求項１９】前記ロッドが貫通伸長する穴（34及び3
5）を有する前記第２のリンクの各々が前記ロッドの外
側端が前記第１及び第２のピッチ間を移動するのを可能
にする少なくとも一つのスロット（35）を含むことを特
徴とする請求項12に記載の搬送装置。 - 【請求項２０】直線方向と単一の方向に向いた横方向弯
曲の回りとの双方に移動し、 前記横方向弯曲が所定の曲率半径を有する所定の最大曲
率を有し、 前記第１のインク（14）と前記複数のコネクター（15）
が、隣接するロッドの内側端を結合する略Ｕ字状のリン
クであり、前記第１のリンクと前記複数のコネクターが
内側リンクとして画定され且つ前記第２のリンクが外側
リンクとして画定され、 前記略Ｕ字状の内側リンク（14及び15）が各々連結部
（22）により結合された一対の隔置された脚部（20）を
有し、該脚部の各々が隣接するロッドを収容する穴（24
及び25）を有し、前記外側リンク（16又は17）の各々が
隣接するロッドを収容する穴（34及び35）を有し、前記
内側リンク（14又は15）の前記脚部の前記穴が第１の所
定の長手方向間隔で隔置された端面を有し、前記外側リ
ンクの前記穴が第２の所定の長手方向間隔で隔置された
端面を有し、前記第１及び第２の長手方向間隔が互いに
且つ前記所定の曲率半径に相関されて、直線搬送運動中
は前記ロッドの前記内側端が第１のピッチで維持されて
Ｕ字状の内側リンク（14及び15）でけん引する一方で外
側リンク（16又は17）が非けん引となり、且つ横方向弯
曲搬送運動中は前記ロッド内側端が略前記第１のピッチ
で維持され、前記Ｕ字状の内側リンク（14及び15）の少
なくとも一つでけん引を維持する一方で前記ロッドの外
側端が第２のより大きなピッチへと進展することを特徴
とする請求項１に記載のコンベアベルト。 - 【請求項２１】前記外側リンクが隣接する対の前記ロッ
ドを収容し結合する穴を有する少なくとも１本のバーリ
ンク（17）を含むことを特徴とする請求項20に記載のコ
ンベアベルト。 - 【請求項２２】前記Ｕ字状の内側リンクの各々の前記連
結部（22）が前記ロッドの一つが当接する加工硬化され
た軸受面を有することを特徴とする請求項20に記載のコ
ンベアベルト。 - 【請求項２３】前記内側及び外側リンク内の穴の長手方
向に隔置された端面間の相関により前記コンベアベルト
が前記所定の最大曲率の横方向弯曲の回りに移動する時
に前記ロッドの外側端が前記穴（34及び35）の対向端面
に接触し、前記外側リンクが最小量のけん引荷重を呈し
て前記内側リンクの少なくとも一つでけん引を維持し且
つ前記ロッドの内側端が略前記第１のピッチに維持され
るのを確実にすることを特徴とする請求項20に記載のコ
ンベアベルト。 - 【請求項２４】前記外側リンクの前記穴間の前記所定の
間隔と前記所定の曲率半径の中心から最外側外側リンク
までの距離との比が前記内側リンクの前記穴間の前記所
定の間隔と前記所定の曲率半径の中心から前記内側リン
クの最外側脚部までの距離の比よりほんのわずか大きい
だけであることを特徴とする請求項23に記載のコンベア
ベルト。 - 【請求項２５】前記外側リンクが連結部（30）により結
合された一対の隔置された脚部（28）を含んだ略Ｕ字状
（16）であり、且つ該脚部が前記ロッドを収容する前記
穴（34及び35）を有していることを特徴とする請求項20
に記載のコンベアベルト。 - 【請求項２６】前記横方向弯曲が螺旋経路を含み且つ該
螺旋経路において所定の曲率半径を有する前記所定の最
大曲率を有し、前記コンベアベルトが更に前記コンベア
ベルトの内側縁に沿って配置された支持リンク（40）を
備えており、該支持リンク（40）が一対の前記ロッド間
を長手方向に且つ前記ロッドから垂直に遠ざかる方向の
双方に伸長する長手方向部（48）と、該長手方向部から
横方向に伸長する少なくとも一つのタブ部（50）とを有
し、該タブ部が前記ロッドから垂直方向に所定距離隔置
されて前記コンベアベルトが前記螺旋経路に沿って移動
する時に前記コンベアベルトの隣接する垂直方向に隔置
された段の内側縁に接触し且つそれを支持し、前記支持
リンクの前記垂直部が隣接するロッドを収容する穴（5
5）を有していることを特徴とする請求項20に記載のコ
ンベアベルト。 - 【請求項２７】前記支持リンク（40）が一対の前記Ｕ字
状の内側リンク（14及び15）間に配置され、該Ｕ字状の
内側リンクの前記隔置された脚部（20）が前記支持リン
クの前記長手方向部に隣接した端部を有し、該端部が前
記支持リンクを前記ロッドに対して整合させるように前
記ロッドの横断方向領域に対して略垂直方向に伸長する
ことを特徴とする請求項26に記載のコンベアベルト。 - 【請求項２８】前記支持リンクの前記長手方向部（48）
が前記ロッドに結合される前記穴（55）を有した下部
（49）と、該下部から垂直方向及び長手方向に伸長する
上部（51）とを有し、且つ該上部が前記下部から角度を
もってオフセットし且つ隣接する支持リンクが互いに重
なり合うような長手方向寸法を有していることを特徴と
する請求項27に記載のコンベアベルト。 - 【請求項２９】前記外側リンクが連結部（30）により結
合された一対の隔置された脚部（28）を含む略Ｕ字状
（16）であり、該脚部が前記ロッドを収容する前記穴
（34及び35）を有することを特徴とする請求項26に記載
のコンベアベルト。 - 【請求項３０】請求項20記載のコンベアベルトを搬送経
路に沿って移動させる駆動手段（102又は202）を含む搬
送装置（100又は201）であって、前記コンベアベルトを
直線方向と単一の方向において横方向に弯曲した横方向
弯曲の回りとの双方に向け、前記横方向弯曲が複数の重
畳されたコンベアベルトの段を形成する螺旋部（112）
を含み、且つ該螺旋部において所定の曲率半径を有する
前記所定の最大曲率を有していることを特徴とする搬送
装置。 - 【請求項３１】前記駆動手段が前記螺旋部（112）にお
いて前記コンベアベルトの内側縁に摩耗係合する回転駆
動部材（102）を含んでいることを特徴とする請求項30
に記載の搬送装置。 - 【請求項３２】前記駆動手段が前記螺旋部（112）にお
いて前記コンベアベルトの内側縁に確実に係合する回転
駆動部材（202）を含んでいることを特徴とする請求項3
0に記載の搬送装置。 - 【請求項３３】前記外側リンクが連結部（30）により結
合された一対の隔置された脚部（28）を含むＵ字状（1
6）であり、且つ該脚部が前記ロッドを収容する前記穴
（34及び35）を有していることを特徴とする請求項30に
記載の搬送装置。 - 【請求項３４】直線方向と単一の方向において横方向に
弯曲した横方向弯曲の回りの双方に搬送を行うコンベア
ベルトにおいて、 前記横方向弯曲が所定の曲率半径を有した所定の最大弯
曲を有しており、 前記第１のリンク及び前記複数のコネクターが内側リン
クとして画定され、且つ前記第２のリンクが外側リンク
として画定され、 前記ロッドが貫通伸長する穴（34及び35）を有する前記
外側リンクの各々が前記ロッドの外側端が前記第１及び
第２のピッチ間を移動するのを可能にする少なくとも一
つのスロット（35）を含み、且つ、 前記内側リンクの各々が隣接するロッドを収容する穴
（24及び25）を含み、前記内側リンクの該穴が所定距離
に隔置されて、前記コンベアベルトがけん引荷重を受け
て直線搬送運動を行う時に隣接するロッドを前記第１の
ピッチで略平行な関係に整列させることを特徴とする請
求項１に記載のコンベアベルト。 - 【請求項３５】前記第１のリンク（14）と前記複数のコ
ネクター（15）が隣接するロッドの内側端を結合する略
Ｕ字状のリンクであり、前記内側Ｕ字状リンクが前記コ
ンベアベルトの略長さ方向に伸長する一対の隔置された
脚部（20）と、該隔置された脚部を結合する連結部（2
2）とを有し、且つ前記脚部の各々が一対のロッドの内
側端を収容する自身に貫通形成された前記穴を有するこ
とを特徴とする請求項34に記載のコンベアベルト。 - 【請求項３６】前記内側リンクに隣接して配置され且つ
複数の前記隣接するロッド（12）間に結合された少なく
とも一つの支持リンク（40）を備え、該支持リンク（4
0）が一対の前記隣接するロッド間で長手方向に且つ該
ロッドから垂直に離間する方向の双方に伸長する長手方
向部（48）と該長手方向部から横断方向に伸長する少な
くとも一つのタブ部（50）とを含み、前記長手方向部が
隣接するロッドが貫通伸長する穴（55）を有し、且つ前
記タブ部（50）が前記ロッドから所定距離垂直方向に隔
置されて、前記コンベアベルトが螺旋搬送経路に沿って
移動するように配置された時に前記コンベアベルトの垂
直方向に隔置された隣接する段の内側縁に接触して支持
するようにされていることを特徴とする請求項34に記載
のコンベアベルト。 - 【請求項３７】前記第１のリンクと前記複数のコネクタ
ーが前記支持リンク（40）の両側に配置された略Ｕ字状
のリンクであり、該Ｕ字状リンクの各々が前記コンベア
ベルトの略長さ方向に伸長する一対の隔置された脚部
（20）と該隔置された脚部を結合する連結部（22）とを
有し、且つ前記脚部の各々がその脚部に貫通形成された
前記内側リンクの前記穴（24及び25）を有することを特
徴とする請求項36に記載のコンベアベルト。 - 【請求項３８】前記Ｕ字状内側リンク（14及び15）の前
記隔置された脚部（20）が前記支持リンクの長手方向部
（48）に隣接した端部を有し、且つ該端部が前記ロッド
の横断方向領域に略垂直に伸長して前記支持リンクを前
記ロッドに対して整列させることを特徴とする請求項37
に記載のコンベアベルト。 - 【請求項３９】前記内側リンクの各々が前記ロッドの一
つが当接する加工硬化された軸受け面（126）を有する
ことを特徴とする請求項34に記載のコンベアベルト。 - 【請求項４０】前記内側リンク及び外側リンクの前記穴
が互いに且つ前記所定の曲率半径に相関するようにされ
た所定の長手方向の間隙を有する端面を有し、直線搬送
運動中は前記ロッドの前記内側端が第１のピッチに維持
されて前記内側リンクでけん引を可能にする一方で前記
外側リンクでのけん引が不可能になり、且つ横方向弯曲
搬送中は前記ロッドの前記内側端が略第１のピッチに維
持されて前記内側リンクの少なくとも一つでけん引が可
能となる一方で前記ロッドの前記外側端が第２のピッチ
に進展することを特徴とする請求項34に記載のコンベア
ベルト。 - 【請求項４１】前記内側リンク及び外側リンクの穴の長
手方向に隔置された端面間での相互関係により、前記コ
ンベアベルトが前記所定の最大弯曲を有する横方向弯曲
の回りに移動する時に、前記ロッドの外側端が前記外側
リンクの穴の対向端面に接触し前記外側リンクが最小量
のけん引荷重を付加して前記内側リンクの少なくとも一
つがけん引可能に維持され、且つ前記ロッドの内側端が
略前記第１のピッチに維持されるのを確実にすることを
特徴とする請求項40に記載のコンベアベルト。 - 【請求項４２】前記外側リンクの前記穴間の前記所定の
間隙と前記最外側外側リンクの前記所定の曲率半径の中
心からの距離との比が前記内側リンクの前記穴間の前記
所定の間隙と前記内側リンクの最外側脚に対する前記所
定の曲率半径の中心からの距離との比より僅かにだけ大
きいことを特徴とする請求項41記載のコンベアベルト。 - 【請求項４３】搬送経路に沿って前記コンベアベルトを
駆動する手段（102又は202）を含む搬送装置（100又は2
01）に使用されるコンベアベルトにおいて、前記装置が
前記コンベアベルトを直線方向及び単一の方向において
横方向に弯曲した横方向弯曲の回りの双方に向け、前記
横方向弯曲が前記コンベアベルトの複数の重畳段を形成
する螺旋部（112）を含み、且つ該螺旋部において所定
の曲率半径を有する前記所定の最大曲率を有することを
特徴とする請求項34に記載のコンベアベルト。 - 【請求項４４】前記内側リンクに隣接して配置され且つ
隣接する対の前記ロッド間に結合された少なくとも一つ
の支持リンク（40）を含むコンベアベルトにおいて、前
記支持リンクが前記ロッドから所定距離隔置されたタブ
部（50）を有して、前記コンベアベルトの垂直に重畳さ
れた段の内側縁に接触して支持することを特徴とする請
求項43に記載のコンベアベルト。 - 【請求項４５】前記駆動手段が前記螺旋部（112）にお
いて前記コンベアベルトの内側縁に摩擦係合する回転駆
動部材（102）を含むことを特徴とする請求項43に記載
のコンベアベルト。 - 【請求項４６】前記駆動手段が前記螺旋部（112）にお
いて前記コンベアベルトの内側縁に確実に係合する回転
駆動部材（202）を含むことを特徴とする請求項43に記
載のコンベアベルト。 - 【請求項４７】前記第１のリンク（14）又は前記複数の
コネクター（15）が、二つの脚部（20）と、 前記二つの脚部の各々に結合された連結部（22）とを含
む加工硬化された領域のリンクであり、 前記連結部と前記二つの脚部の各々とが略Ｕ字状のリン
ク部材を画定し、 前記連結部が、 第１の厚み領域（T1）と、 第２の厚みの低減された領域（T2）とを含み、該厚みの
低減された領域が前記ロッドの一つが当接する面（12
6）を有する圧縮加工硬化された領域であることを特徴
とする請求項１に記載のコンベアベルト。 - 【請求項４８】前記加工硬化された領域のリンクがけん
引荷重を付加するためのものであり、前記脚部の各々が
前記コンベアベルトの前記ロッドの一つを収容する少な
くとも一つの穴（25）を有し、且つ前記ロッドの一つが
当接する前記面が前記穴を画定する弯曲した軸受面であ
ることを特徴とする請求項47に記載のコンベアベルト。 - 【請求項４９】前記弯曲した軸受面（126）が前記ロッ
ド（12）と略同一の曲率を有して前記ロッドの一つが前
記軸受面に当接するのが可能となることを特徴とする請
求項48に記載のコンベアベルト。 - 【請求項５０】前記連結部（22）の前記第２の厚みの低
減された領域（T2）が最大低減点で前記第１の厚み領域
（T1）の少なくとも90％まで低減されていることを特徴
とする請求項47に記載のコンベアベルト。 - 【請求項５１】前記加工硬化領域リンクの各々が単一の
一体Ｕ字状リンクとして形成されていることを特徴とす
る請求項47に記載のコンベアベルト。 - 【請求項５２】前記連結部（22）が前記ロッドが当接可
能となる前記面に対向する略平らな外側面を有すること
を特徴とする請求項47に記載のコンベアベルト。 - 【請求項５３】前記脚部の各々が更に外側方向拡開部
（44）を備えることを特徴とする請求項47に記載のコン
ベアベルト。 - 【請求項５４】前記脚部の各々が更に、 前記連結部（22）と前記外側方向拡開部（44）との間に
配置され、前記連結部において前記厚みの低減された領
域（T2）に当接可能となる前記コンベアベルトの前記ロ
ッドの一つを収容する穴（25）を有する内側部（42）
と、 前記外側方向拡開部より伸長し且つ隣接するロッドを収
容する穴（24）を有する外側部（46）とを備えることを
特徴とする請求項53に記載のコンベアベルト。 - 【請求項５５】前記外側部（46）が前記内側部（42）と
略平行であり、且つ前記外側方向拡開部（44）が前記脚
部の前記略平行な内側部と外側部との間に単一のオフセ
ットを形成することを特徴とする請求項54に記載のコン
ベアベルト。 - 【請求項５６】前記脚部の各々が更に、 前記連結部（22）と前記外側方向拡開部（44）との間に
配置され且つ前記連結部から略垂直方向に伸長する内側
部（22）と、 該内側部（42）に略平行な方向に前記外側方向拡開部
（44）より伸長する外側部（46）とを備えることを特徴
とする請求項53に記載のコンベアベルト。 - 【請求項５７】前記脚部の各々の前記内側部（42）の各
々が前記連結部の加工硬化領域に向かって配置されるよ
うに前記コンベアベルトのロッドを収容する穴（25）を
有し且つ前記脚部外側部（46）がコンベアベルトの隣接
するロッドを収容する穴（24）を有することを特徴とす
る請求項56に記載のコンベアベルト。 - 【請求項５８】前記コンベアベルトがその内側縁に略沿
って配置された支持リンク（40）を備え、該支持リンク
が、 上部（51）と、前記ロッドの少なくとも一つを収容する
少なくとも一つの横断方向開放手段（55）を含む下部
（49）とを有する略垂直な長手方向部（48）と、 前記上部（51）から反対の横断方向に伸長する第１及び
第２のタブ部（50）とを含むことを特徴とする請求項１
に記載のコンベアベルト。 - 【請求項５９】前記下部（49）が前記上部（51）より長
手方向により狭くなっていることを特徴とする請求項58
に記載のコンベアベルト。 - 【請求項６０】前記開放手段（55）が第１及び第２のロ
ッド用の第１及び第２の開口部を画定することを特徴と
する請求項58に記載のコンベアベルト。 - 【請求項６１】前記第１及び第２のタブ部が長手方向に
隔置されていることを特徴とする請求項58に記載のコン
ベアベルト。 - 【請求項６２】前記上部（51）が前記第１及び第２のタ
ブ部間に配置されたスロット（56）を含むことを特徴と
する請求項58に記載のコンベアベルト。 - 【請求項６３】前記上部（51）が前記下部からある角度
でオフセットされていることを特徴とする請求項58に記
載のコンベアベルト。 - 【請求項６４】前記上部（51）が前記下部から約４度の
角度でオフセットされていることを特徴とする請求項58
に記載のコンベアベルト。 - 【請求項６５】前記長手方向部（48）が前記上部（51）
から前記下部（49）に下方に繋がっていることを特徴と
する請求項58に記載のコンベアベルト。 - 【請求項６６】前記支持リンク（40）が前記第１のリン
ク（14）及び前記複数のコネクター（15）に隣接して配
置され且つ複数の対の前記隣接したロッド間で結合され
ており、前記長手方向部（48）の前記支持リンク（40）
が一対の前記隣接したロッド間で長手方向に及び前記ロ
ッドから垂直方向に離間する双方の方向に伸長し、且つ
前記タブ部（50）が前記ロッドから垂直方向に所定距離
隔置されて、前記コンベアベルトが螺旋搬送経路に沿っ
て移動するように配置された時に前記コンベアベルト
（10）の垂直方向に隣接して隔置された段の内側縁に接
触して支持するようにされていることを特徴とする請求
項58に記載のコンベアベルト。 - 【請求項６７】前記第１のリンクと前記複数のコネクタ
ーが前記支持リンクの各々の両側に配置されたＵ字状の
リンクであることを特徴とする請求項66に記載のコンベ
アベルト。 - 【請求項６８】前記Ｕ字状のリンクが更に前記コンベア
ベルトの略長さ方向に伸長する一対の隔置された脚部
（20）と該隔置された脚部を結合する連結部（22）とを
備えており、前記Ｕ字状のリンクの前記隔置された脚部
が前記支持リンク（40）の長手方向部に隣接した端部を
有しており、前記Ｕ字状のリンクの前記端部が前記ロッ
ドの横断方向領域に略垂直に伸長して前記ロッドに対し
て前記支持リンクを整列させるようにされていることを
特徴とする請求項67に記載のコンベアベルト。 - 【請求項６９】前記上部が前記支持リンクの上部が互い
に重なり合うのが可能となるような長手方向寸法を有し
ていることを特徴とする請求項58に記載のコンベアベル
ト。 - 【請求項７０】単一の方向において横方向に弯曲した横
方向弯曲の回りを移動し、 前記第１のリンク（14）と前記複数のコネクター（15）
が更に前記コンベアベルトの縁に概ね沿って配置され且
つ前記コンベアベルトが略動作している間前記ロッドの
第１の横断方向端を収容する穴（24及び25）を有する複
数の単一ピッチリンクを備えており、且つ 前記第２のリンクが前記コンベアベルトの外側縁に概ね
沿って配置された複数の二重ピッチリンク（16a）を備
え、該二重ピッチリンクが第１の位置と第２の位置との
間で枢動運動を行うことが可能であり、前記ロッドの第
２の横断方向端が前記二重ピッチリンクの第２の位置に
おいて第２のピッチで配置されていることを特徴とする
請求項１に記載のコンベアベルト。 - 【請求項７１】前記二重ピッチリンク（16a）の各々が
該二重ピッチリンクが枢動する枢動孔（200）とピッチ
変更スロット（220）とを含み、前記ロッドの一つの第
２の横断方向端が前記枢動孔（200）内に収容され、前
記ロッドの内の隣接したロッドの第２の横断方向端が前
記ピッチ変更スロット（220）内に摺動自在に収容さ
れ、前記ピッチ変更スロットが前記ロッドが前記第１の
ピッチで隔置された時に前記ロッドの前記隣接したロッ
ドの第２の横断方向端が収容される第１のピッチ領域
と、前記ロッドが前記第２のピッチで隔置された時に前
記ロッドの前記隣接したロッドの第２の横断方向端が収
容される第２のピッチ領域とを有することを特徴とする
請求項70に記載のコンベアベルト。 - 【請求項７２】請求項70に記載されたコンベアベルトを
使用する搬送装置であって、該装置が前記第１及び第２
の位置間に前記二重ピッチリンクを画定する手段（340
又は380）を含むことを特徴とする搬送装置。 - 【請求項７３】前記枢動手段が前記二重ピッチリンクに
係合するカム面を含むことを特徴とする請求項72に記載
の搬送装置。
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| US07/213,171 US4951807A (en) | 1987-08-10 | 1988-06-29 | Non-collapsing inside edge conveyor belt with dual pitch links |
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