JPH0767678B2 - ウエザストリップの製造装置 - Google Patents

ウエザストリップの製造装置

Info

Publication number
JPH0767678B2
JPH0767678B2 JP17131888A JP17131888A JPH0767678B2 JP H0767678 B2 JPH0767678 B2 JP H0767678B2 JP 17131888 A JP17131888 A JP 17131888A JP 17131888 A JP17131888 A JP 17131888A JP H0767678 B2 JPH0767678 B2 JP H0767678B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weather strip
movement amount
control means
moving
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17131888A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0224094A (ja
Inventor
景三 林
政博 野崎
正巳 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP17131888A priority Critical patent/JPH0767678B2/ja
Publication of JPH0224094A publication Critical patent/JPH0224094A/ja
Publication of JPH0767678B2 publication Critical patent/JPH0767678B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Cutting Processes (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、ウエザストリツプの製造装置に関する。更
に詳しくは、ウエザストリツプの断面に変化をつけるた
め、押し出されてそのまま移動中のウエザストリツプの
一部を部分的にカツトするウエザストリツプの製造装置
に関する。
そして、この発明の製造装置は、例えば、第8,9図に示
したウエザストリツプを製造するのに好適である。
第8図のウエザストリツプ1は、車両のセンターピラー
6へ取り付けられるものであり、取付け部3、シールリ
ツプ4及びトリム部5を備えてなる。トリム部5はセン
ターピラー6の形状に対応して、上端部からドアベルト
ライン7にかけて漸次太くなる。そして、ドアベルトラ
イン7から下では省略されている。
第9図はウエザストリツプ10は、ハツチバツクタイプの
乗用車のラゲージ部用のものであり、中空シール部11、
取付け部13、シールリツプインナー14、シールリツプア
ウター15を備えて成る。そして、ウエザストリツプ10の
両端において、シールリツプインナー14が図の仮想2点
鎖線のごとく切り取られている。
<従来の技術> 従来、上記のごとく、トリム部5、シールリツプインナ
ー14の形状に変化を持たせるためには、ウエザストリツ
プを製品の長さ毎に一旦形成した後、その所定部位をプ
レス等で切断する方法が採られていた。しかし、これで
は、カツト部を有するウエザストリツプを連続成形でき
ず、製造効率が低い。
そこで、第10図に示したヘツド120が用いられている。
このヘツド120はオリフイス121を備えた固定本体123
と、オリフイス121を部分的に遮蔽するシヤツタ125を備
えて成る。そして、ウエザストリツプの押出成形をしな
がら、所定のタイミングでオリフイス121をシヤツタ125
で遮蔽し、その結果として、ウエザストリツプへ部分的
にカツト部を形成していた(特開昭59−114040号公報等
参照)。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、上記ヘツドにより形成されるカツト部
は、その形状がオリフイス121の形状とシヤツタ125の上
縁形状とで規制され、その設計自由度が小さい。
更には、上記ヘツド120では、オリフイス121の形状が変
化するため、シヤツタ125による遮蔽時には材料がはみ
だし、シヤツタ125の遮蔽を止めた時には材料がひける
等の問題がある。即ちウエザストリツプの意匠性が低下
する。勿論、シヤツタ125の移動(=オリフイス121の口
径変化)に追従して材料の押出し量を変化させればよい
のだが、これは困難である。
そこでこの発明は、ウエザストリツプを連続成形する場
合において、任意形状のカツト部を意匠性良く形成でき
るウエザストリツプの製造装置を提供することを目的と
する。
<課題を解決するための手段> 本発明者は、上記目的を達成するために検討を重ねてき
た結果、以下の発明に想到した。
ほとんど伸縮不能か又は予見可能な伸縮率を有する状態
に押し出されて、そのまま移動中である未加硫状態のウ
エザストリツプを、部分的にカツトするウエザストリツ
プの製造装置であつて、ウエザストリツプの移動量を検
出して、移動量信号を第1制御手段と第2制御手段へ出
力する移動量検出手段と、移動量信号に基づき得られる
ウエザストリツプの現在移動量を予め入力されているウ
エザストリツプの設定移動量と比較して、その比較結果
に基づき、第1移動手段へ第1駆動制御信号を出力する
第1制御手段と、移動量信号に基づき得られるウエザス
トリツプの現在移動量を予め入力されているウエザスト
リツプの設定移動量と比較して、その比較結果に基づ
き、第2移動手段へ第2駆動制御信号を出力する第2制
御手段と、周縁部を刃部とした一対の円板状カツター
と、第1駆動制御信号に基づいて、各カツターをウエザ
ストリツプに対して近接離隔させる第1移動手段と、第
2駆動制御部分に基づいて、各カツターのウエザストリ
ツプに対する交差角度を変化させる第2移動手段とを備
えてなることを特徴とするウエザストリツプの製造装置
である。
<実施例> 以下、この発明の実施例に基づき更に詳細に説明する。
第1実施例 この実施例の製造装置20は、第1図にその概略構成を示
すように、(ア)移動量検出手段30、(イ)第1制御手
段40、(ウ)第2制御手段50、(エ)カツター60,61、
(オ)第1移動手段70、(カ)第2移動手段100を備え
て成る。なお、図中の符号17は押出しヘツド、符号19は
インサートである。
(ア)移動量検出手段30は、第2図の如く、ローラ31と
ロータリーエンコーダ33から構成される。ローラ31は未
加硫状態のウエザストリツプ1(第8図に示したもの)
のトリム部5へその周面を当接させた状態で、フレーム
37に軸支されている。実施例では、ローラ31としてシボ
付けローラを採用した。図中の符号35は押えローラであ
る。シボ付けローラの周面には細かい凹凸部が形成され
ているので、ウエザストリツプ1−ローラ31間のスリツ
プを確実に防止することができる。
ローラ31の軸32はロータリーエンコーダ33の回転軸へ連
結されている。従つて、ウエザストリツプ1の移動に伴
ない、ローラ31は従動回転し、ロータリーエンコーダ33
がローラ31と同期回路する。これにより、ウエザストリ
ツプ1の直線移動量がロータリーエンコーダ33の回転量
に変換され、その回転量に対応した移動量信号(パルス
信号)が出力される。
第2図の例では、ローラ31をウエザストリツプ1のトリ
ム部5へ当接させたが、勿論これをウエザストリツプ1
の他の部位へ当接させることができる。
また、ローラ31の配設位置も特に限定されず、例えばヘ
ツド17へ導入する前のインサート19へ当接させたり、第
2図における第1,2移動手段70,100より、ヘツド17側へ
配設することができる。
以上、ウエザストリツプ1の移動量を回転量に一旦変換
して、これを検出する方式を説明したが、ウエザストリ
ツプ1の移動量を検出するには、この他にも、光学方
式、空気方式等公知の方式を採用することができる。
(イ)既述のロータリーエンコーダ33から出力された移
動量信号は、第1制御手段40へ入力される。この第1制
御手段40は、予め入力されているウエザストリツプの設
定移動量と当該移動量信号を積算して得られるウエザス
トリツプの現在移動量とを比較するとともに、後述する
モータ89の回転量信号(パルス信号;後述するロータリ
ーエンコーダ91から入力される)を積算して得られるモ
ータ89の現在回転量(カツター60,61の現在位置に対応
する)と、予め入力されているモータ89の設定回転量と
を比較し、その結果に基づき第1駆動制御信号を出力す
るようにプログラムされたCPUを備えてなる。この第1
駆動制御信号により、第1移動手段70が作動して、未加
硫状態のウエザストリツプ1の所定の位置へカツター6
0,61が当てつけられる。
なお、上記ウエザストリツプの設定移動量及びモータの
設定回転量は、外部の入力装置により、適宜変更可能な
ものとする。
(ウ)既述のロータリーエンコーダ33から出力された移
動量信号は、第2制御手段50へも入力される。この第2
制御手段50は、予め入力されているウエザストリツプの
設定移動量と当該移動量信号を積算して得られるウエザ
ストリツプの現在移動量とを比較するとともに、後述す
るモータ109の回転量信号(パルス信号;後述するロー
タリーエンコーダ111から入力される)を積算して得ら
れるモータ109の現在回転量(カツター60,61のウエザス
トリツプwに対する交差角度に対応する)と、予め入力
されているモータ109の設定回転量とを比較し、その結
果に基づき第2駆動制御信号を出力するようにプログラ
ムされたCPUを備えてなる。この第1駆動制御信号によ
り、第2移動手段100が作動して、未加硫状態のウエザ
ストリツプ1に対するカツター60,61の交差角度が変更
される。
なお、上記ウエザストリツプの設定移動量及びモータの
設定回転量は、外部の入力装置により、適宜変更可能な
ものとする。
そして実施例では、これらの第1,2制御手段40,50は、1
つのCPUに組み込まれている。
(エ)カツター60,61は、第3,4図に示すように、円板状
の基部62,63と、その周面へ形成された刃部64,65とから
構成される。図例ではこの刃部64,65の側面を曲面とし
た。これにより、ウエザストリツプ1の切断面も曲面と
なり、当該切断面の仕上りがきれいになる。そして、各
刃部64,65を接触させるようにして、各カツター60,61は
支軸66,67に枢支されている。よつて、ウエザストリツ
プ1の移動にともなつて、各カツター60,61は従動回転
することとなる。
なお、ウエザストリツプ1に対する把持力を向上するた
めに、基部62,63の幅を長く取ることができる。また、
各カツター60,61の少なくとも一方を駆動タイプとする
こともできる。
(オ)第1移動手段70は、支軸ユニツト71とその移動装
置81から成る。
支軸ユニツト70は、第1移動台73及び回転台79から構成
される。第1移動台73は、ウエザストリツプ1に対して
垂直方向へ配置されている2本のガイド74,75へ、滑り
対隅の関係で取り付けられている。従つてこの第1移動
台73は、ウエザストリツプ1に対して近接、離隔する。
第1移動台73のコ字形部分の開口部には回転軸77が枢着
されている(第3図参照)。この回転軸77へ回転台79が
固定されている。従つて、回転台79は、第3図におい
て、紙面の垂直方向へ回動可能となる。そして、この回
転台79の周面にカツター60,61の各支軸62,63が固定され
ている。
移動装置81は、連結ロツド83、第2移動台85、ねじ87、
モータ89、ロータリーエンコーダ91から構成される。な
お、図中の符号93は基台、符合94,95はガイドである。
連結ロツド83は記述の第1移動台73と第2移動台85とを
連結している。第2移動台85は上部に第2移動手段100
の移動装置101(モータ109等)を載せている。そして、
この第2移動台85は、ねじ87に対してねじ対隅に配設さ
れている。このねじ87はモータ89の回転軸へ固定されて
いる。
これにより、モータ89の回転量(回転数、回転方向)に
対応して、第2移動台85がねじ87の軸心方向へ移動する
こととなる。この第2移動台85の移動は、連結ロツド83
を介して第1移動台73へ伝達される。モータ89にはサー
ボモータ等が適用される。ロータリーエンコーダ91もモ
ータ89の回転軸に連結され、モータ89の回転量を回転量
信号として出力する。
そして、第1制御手段40からの第1駆動制御信号がモー
タ89へ入力されると、モータ89が回転し始めるととも
に、ロータリーエンコーダ91からモータ89の回転量信号
が第1制御手段40へフイードバツクされる。この回転量
信号に基づき、第1制御手段40は、モータ89の現在回転
量を予め入力されている設定回転量と比較し、モータ89
を当該設定回転量に対応して回転させるべき駆動制御信
号をモータ89へ出力する。
なお、モータ89の回転量に、カツター60,61のウエザス
トリツプ1に対する相対位置が対応している。
以上、移動装置81として、モータ89を用いるものを示し
たが、その他に、油圧回路、カムとカムフォロア、クラ
ンク機構等を用いて移動装置を構成することができる。
(カ)第2移動手段100は、支軸ユニツト71とその移動
装置101から成る。
支軸ユニツト71は、第1移動手段70のものを共有してい
る。
移動装置101は、アーム102、連結ロツド103、第3移動
台105、ねじ107、モータ109、ロータリーエンコーダ111
から構成される。なお、図中の符合113,114はガイドで
ある。
アーム102は、第3図のごとく、回転軸77の上端へ固定
され、アーム102の先端には、連結ロツド103の一端が枢
着されている。連結ロツド103の他端は第3移動台105へ
連結されている。これらアーム102、連結ロツド103及び
第3移動台105により、クランク機構が構成されてい
る。第3移動台105は、第2移動台85の上部に架設され
たガイド113,114へ滑り対偶の関係にある。そして、こ
の第3移動台105には、ねじ107がねじ対偶に配設されて
いる。このねじ107はモータ109の回転軸へ固定されてい
る。
これにより、モータ109の回転量(回転数、回転方向)
に対応して、第3移動台105がねじ107の軸心方向へ移動
することとなる。この第3移動台105の移動は、連結ロ
ツド103を介してアーム102へ、その揺動運動として伝達
される。これにより、回転軸77が回動され、もつて、回
転台89が回動されることとなる。
例えば、第4図における実線状態をニユートラルとする
と(カツター60,61のウエザストリツプ1に対する交差
角度;0)、第3移動台109がウエザストリツプ1へ近接
したときには、アーム102が反時計回り方向へ回動す
る。これにより、支軸62,63も同方向へ回動し、カツタ
ー60,61のウエザストリツプ1に対する交差角度がαと
なる。なお、図において、一点鎖線はウエザストリツプ
1の軸線を示している。一方、第3移動台109がウエザ
ストリツプ1から離隔したときには、アーム102が時計
回り方向へ回動する。これにより、支軸62,63も同方向
へ回動し、カツター60,61のウエザストリツプ1に対す
る交差角度がβとなる。
モータ109にはサーボモータ等が適用される。ロータリ
ーエンコーダ111もモータ109の回転軸に連結され、モー
タ109の回転量を回転量信号として出力する。
そして、第2制御手段50からの第2駆動制御信号がモー
タ109へ入力されると、モータ109が回転し始めるととも
に、ロータリーエンコーダ111からモータ109の回転量信
号が第2制御手段50へフイードバツクされる。この回転
量信号に基づき、第2制御手段50は、モータ109の現在
回転量を予め入力されている設定回転量と比較し、モー
タ109を当該設定回転量に対応して回転させるべき駆動
制御信号をモータ109へ出力する。
なお、モータ109の回転量に、カツター60,61のウエザス
トリツプ1に対する交差角度が対応している。
なお、実施例では、1組のカツト手段50を配設したが、
これを2組以上配設できることは勿論である。
以下、実施例の製造装置20の使用態様について説明をす
る。
予め、第1制御手段40へ、ウエザストリツプ1の設定移
動量と、モータ89の設定回転量を入力しておく。こと設
定回転量は、第1移動台73の位置(即ち、カツター60,6
1の位置)に対応している。第1制御手段40の設定移動
量と設定回転量との関係は、第2図における第1制御手
段40のCRTの実線チャートに表示されたようになる。こ
の実線チャートおいて、横軸がウエザストリツプ1の設
定移動量を、縦軸がモータ89の設定回転量をそれぞれ示
している。横軸のS〜Eが製品ウエザストリツプの単位
長さを示す。また、縦軸の0はモータ89の回転量が0で
あること(即ち、モータ89は停止し、カツター60,61が
ウエザストリツプ1から離隔している状態)を示してい
る。
第2制御手段50へも、予め、ウエザストリツプ1の設定
移動量と、モータ109の設定回転量を入力しておく。こ
の設定回転量は、回転台73の回転角度(即ち、カツター
60,61のウエザストリツプ1に対する交差角度)に対応
している。第2制御手段50の設定移動量と設定回転量と
の関係は、第2図のCRTの点線チヤートに表示されたよ
うになる。この点線チヤートおいて、横軸がウエザスト
リツプ1の設定移動量を、縦軸がモータ109の設定回転
量をそれぞれ示している。そして、縦軸の0度は、カツ
ター60,61のウエザストリツプ1に対する交差角度が0
度であることを示している。このとき、モータ109は停
止している。そして、縦軸の90度(−90度)は、回転台
79が0度の状態から時計回り方向(反時計回り方向)へ
回転して、カツター60,61のウエザストリツプ1に対す
る交差角度が略垂直になつたことを示している。
そして、ウエザストリツプ1の押出作業を開始する。押
出しの状態が安定してきたら、この製造装置20を作動さ
せる。この状態がチヤート横軸のSに該当している。
このとき、第1制御手段40から第1駆動制御信号は出力
されず、従つて、モータ89は回転していない。また同様
に、第2制御手段50から第2駆動制御信号は出力され
ず、モータ109も回転していない。その後、ウエザスト
リツプ1が押し出されるにつれて、その移動量がロータ
リーエンコーダ33から移動量信号として第1制御手段40
と第2制御手段50へ入力される。この移動量信号はパル
ス形で入力されるので、各制御手段40,50のCPUにおい
て、パルスを積算していく。これにより、ウエザストリ
ツプ1の現在移動量が得られる。チヤートでいえば、S
から左側へ移動していくこととなる。
ウエザストリツプ1の現在移動量がチヤート(設定移動
量)のP1に達すると、第1制御手段40から第1駆動制御
信号が出力され、モータ89が、第1移動台73(即ち、カ
ツター60,61)をウエザストリツプ1へ近接させる方向
へ、回転し始める。この回転量はロータリーエンコーダ
91を介して、回転量信号として第1制御手段40へ入力さ
れる。そして、第1制御手段40はモータ89の回転量が実
線チヤートに沿うように、第1制御駆動信号をモータ89
へ出力する。
同じくP1において、第2制御手段50から第2駆動制御信
号が出力され、モータ109が、回転台79を時計回り方向
へ回転させる方向へ、回転する。これにより、カツター
60,61のウエザストリツプ1に対する交差角度が略90度
となる。この回転量はロータリーエンコーダ111を介し
て、回転量信号として第2制御手段50へ入力される。そ
して、第2制御手段50はモータ109の回転量が点線チヤ
ートに沿うように、第2制御駆動信号をモータ109へ出
力する。
第5図は、チヤートのP1からP2間におけるカツター60,6
1の角度を示している。このとき、第1移動台73はウエ
ザストリツプ1から漸次離隔する方向へ移動している。
この間において、ウエザストリツプ1のトリム部5の幅
が漸増することとなる。そして、第6図はチヤートのP2
の状態を示している。このとき第1移動台73はウエザス
トリツプ1側へ近接する。一方、回転台79は時計回り方
向へ回転して、カツター60,61のウエザストリツプ1に
対する交差角度が略90度となる。その後、回転台79が反
転し、P2からP3間のときカツター60,61は第7図の状態
になる。このとき、第1移動台73は静止している。この
間において、ドアベルトライン7より下に位置する部分
のトリム部5が切除されることとなる。そしてP3におい
て、回転台79は反時計回り方向へ回転して、カツター6
0,61のウエザストリツプ1に対する交差角度が略90度と
するとともに、1移動台73がウエザストリツプ1側から
離隔する。
このようにして、カツター60,61のウエザストリツプ1
に対する交差角度を変化させることにより、ウエザスト
リツプ1の切断形状を任意に設計できることとなる。こ
の場合、第1制御手段、第2制御手段及びウエザストリ
ツプの移動により決定されるウエザストリツプの切断形
状は、直線と円弧の組み合わせになるが、円弧の最小曲
率半径は回転軸と刃部の距離により制約され、この距離
が小さい程小さな曲率半径での方向転換が可能となる。
即ち、回転軸と刃部との距離を可及的に小さくすること
が、ウエザストリツプの切断形状を任意に決定するため
には望ましい。
その後、ウエザストリツプ1の現在移動量がEに達する
と、1サイクルが終了する。そしてこのEが、次のサイ
クルのSと一致する。
以上により、単位長さのウエザストリツプ1が押し出さ
れたことになる。そしてこれを加硫し、切断して、製品
を得る。
また、第1制御手段40のメモリ内に、カツター60,61の
移動量を規定するモータ89の回転量を予め設定しておけ
ば、モータ89の回転量を制御するためのプログラム及び
ロータリーエンコーダ91は不要となる。また同様に、第
2制御手段50のメモリ内に、カツター60,61のウエザス
トリツプ1に対する交差角度を規定するモータ109の回
転量を予め設定しておけば、モータ109の回転量を制御
するためのプログラム及びロータリーエンコーダ111は
不要となる。
<発明の効果> 以上説明したように、この発明のウエザストリツプの製
造装置は、ほとんど伸縮不能か又は予見可能な伸縮率を
有する状態に押し出されて、そのまま移動中である未加
硫状態のウエザストリツプを、部分的にカツトするウエ
ザストリツプの製造装置であつて、ウエザストリツプの
移動量を検出して、移動量信号を第1制御手段と第2制
御手段へ出力する移動量検出手段と、移動量信号に基づ
き得られるウエザストリツプの現在移動量を予め入力さ
れているウエザストリツプの設定移動量と比較して、そ
の比較結果に基づき第1移動手段へ、第1駆動制御信号
を出力する第1制御手段と、移動量信号に基づき得られ
るウエザストリツプの現在移動量を予め入力されている
ウエザストリツプの設定移動量と比較して、その比較結
果に基づき第2移動手段へ、第2駆動制御信号を出力す
る第2制御手段と、周縁部を刃部とした一対の円板状カ
ツターと、第1駆動制御信号に基づいて、各カツターを
ウエザストリツプに対して近接離隔させる第1移動手段
と、第2駆動制御部分に基づいて、各カツターのウエザ
ストリツプに対する交差角度を変化させる第2移動手段
とを備えてなることを特徴とする。
かかる構成の製造装置によれば、カツターの移動を自動
的に制御できるので、任意形状のカツト部を形成するこ
とができる。かかるカツト作業時に、ウエザストリツプ
成形材料のはみ出しやひけ等の問題は起こらない。そし
て特にこの発明では、第2制御手段と第2移動手段を設
けることにより、カツターのウエザストリツプに対する
交差角度が自由となるので、変化の大きなカツト部を形
成するのに好適となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の製造装置20の概略構成図、 第2図は製造装置20の斜視図、 第3図はカツター60,61及びその回りの部品の断面図、 第4図は同平面図、 第5〜7図はウエザストリツプ1に対するカツター60,6
1の交差角の変化を示す斜視図、 第8,9図はウエザストリツプ1,10の斜視図、 第10図は従来のヘツド120を示す正面図。 20……製造装置、 30……移動量検出手段、 40……第1制御手段、 50……第2制御手段、 60,61……カツター、 64,65……刃部、 70……第1移動手段、 100……第2移動手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほとんど伸縮不能か又は予見可能な伸縮率
    を有する状態に押し出されて、そのまま移動中である未
    加硫状態のウエザストリツプを、部分的にカツトするウ
    エザストリツプの製造装置であつて、 前記ウエザストリツプの移動量を検出して、移動量信号
    を後記第1制御手段と後記第2制御手段とへ出力する移
    動量検出手段と、 前記移動量信号に基づき得られる前記ウエザストリツプ
    の現在移動量を予め入力されているウエザストリツプの
    設定移動量と比較して、その比較結果に基づき、後記第
    1移動手段へ第1駆動制御信号を出力する第1制御手段
    と、 前記移動量信号に基づき得られる前記ウエザストリツプ
    の現在移動量を予め入力されているウエザストリツプの
    設定移動量と比較して、その比較結果に基づき、第2移
    動手段へ第2駆動制御信号を出力する第2制御手段と、 周縁部を刃部とした一対の円板状カツターと、 前記第1駆動制御信号に基づいて、前記各カツターを前
    記ウエザストリツプに対して近接離隔させる第1移動手
    段と、 前記第2駆動制御部分に基づいて、前記各カツターの前
    記ウエザストリツプに対する交差角度を変化させる第2
    移動手段と を備えてなることを特徴とするウエザストリツプの製造
    装置。
JP17131888A 1988-07-08 1988-07-08 ウエザストリップの製造装置 Expired - Fee Related JPH0767678B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17131888A JPH0767678B2 (ja) 1988-07-08 1988-07-08 ウエザストリップの製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17131888A JPH0767678B2 (ja) 1988-07-08 1988-07-08 ウエザストリップの製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0224094A JPH0224094A (ja) 1990-01-26
JPH0767678B2 true JPH0767678B2 (ja) 1995-07-26

Family

ID=15921025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17131888A Expired - Fee Related JPH0767678B2 (ja) 1988-07-08 1988-07-08 ウエザストリップの製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0767678B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220055241A1 (en) * 2020-08-21 2022-02-24 Michael Hörauf Maschinenfabrik Gmbh Und Co. Kg Circular knife device

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5447670A (en) * 1993-04-28 1995-09-05 Toyoda Gosei Co., Ltd. Method of and apparatus for forming weather strip by extrusion
DE19625818A1 (de) * 1996-06-28 1998-01-02 Bielomatik Leuze & Co Vorrichtung und Verfahren zur Bearbeitung von Lagenmaterial
FR2888768B1 (fr) * 2005-07-25 2008-10-24 Megaspirea Production Soc Par Dispositif de coupe longitudinale d'une laize de materiau defilant en continu pour former une bande a profil longitudinal variable

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220055241A1 (en) * 2020-08-21 2022-02-24 Michael Hörauf Maschinenfabrik Gmbh Und Co. Kg Circular knife device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0224094A (ja) 1990-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0767678B2 (ja) ウエザストリップの製造装置
CA2104671C (en) Apparatus and method for finishing a blow molding
JP2797864B2 (ja) 厚み変化を有するウインドモールの製造方法
JP3778601B2 (ja) 中空成形機
JP2785767B2 (ja) ガラス板の数値制御切断装置
JPH0784162B2 (ja) ウェザーストリップ、及びその成形方法
JPH0528982B2 (ja)
JP2965261B2 (ja) モールの押出成形方法とその装置
JP2605551Y2 (ja) 中空ワークの切断機
JPH11227021A (ja) ウインドウモールディングの製造装置
JPH0586904B2 (ja)
JP2001129710A (ja) 両端加工機
JPH05154851A (ja) 樹脂製品のバリ処理装置
JPH06155150A (ja) ロール成形機の定寸装置
JPH046539B2 (ja)
JPH0289609A (ja) 型締装置
JPH11300686A (ja) 軟質材の切断方法とその装置
JPH0753360B2 (ja) 成形シートの縦横切断装置
JPH06210700A (ja) モールディング加工方法及びその装置
JPS59106947A (ja) ゴム部材の成形方法
JPS61160219A (ja) 推力方向往復駆動装置
JP3480007B2 (ja) 三次元フランジを備えた押出形材の製造方法及び製造装置
JPH08318559A (ja) ウエザストリップの押出成形部の製造方法及びその成形装置
JP3358200B2 (ja) 走間プレスの金型揺動速度制御方法
JPH0671730A (ja) 断面形状が変化する押出成形品の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees