JPH0767118B2 - 折たたみ式電話機 - Google Patents
折たたみ式電話機Info
- Publication number
- JPH0767118B2 JPH0767118B2 JP61312184A JP31218486A JPH0767118B2 JP H0767118 B2 JPH0767118 B2 JP H0767118B2 JP 61312184 A JP61312184 A JP 61312184A JP 31218486 A JP31218486 A JP 31218486A JP H0767118 B2 JPH0767118 B2 JP H0767118B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- stopper
- cam
- leaf spring
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、受話部を有する本体と送話部を有する副体と
を支軸を中心にして回転自在に組み立てられた受話器タ
イプの折たたみ式電話機に関するものである。
を支軸を中心にして回転自在に組み立てられた受話器タ
イプの折たたみ式電話機に関するものである。
従来の技術 従来、折たたみ式電話機は、第5図に示すように受話部
(スピーカ)を有する本体1と送話部(マイク)を有す
る副体2を支軸4を中心に回転自在となるように結合し
ていた。この場合、上記副体2と一体に形成した軸受3
に山形のカム3aを設け、この山形のカム3aを上記本体1
と一体に形成したストッパ5に当接させることにより、
上記本体1と上記副体2の開き角度θを決定づけるよう
にしていた。
(スピーカ)を有する本体1と送話部(マイク)を有す
る副体2を支軸4を中心に回転自在となるように結合し
ていた。この場合、上記副体2と一体に形成した軸受3
に山形のカム3aを設け、この山形のカム3aを上記本体1
と一体に形成したストッパ5に当接させることにより、
上記本体1と上記副体2の開き角度θを決定づけるよう
にしていた。
発明が解決しようとする問題点 ところが、このようなストッパ機構では、所定の回転角
θを越えて開き方向にさらに外力Fが加わったとき、大
きい変形をともない、復元しても元の機能を有しない
か、完全に軸受部が破壊されてしまうという問題点を有
していた。
θを越えて開き方向にさらに外力Fが加わったとき、大
きい変形をともない、復元しても元の機能を有しない
か、完全に軸受部が破壊されてしまうという問題点を有
していた。
本発明は上記問題点に鑑み、ストッパ部に弾性を持たせ
て、所定以上の開き角度をこえて使用されても復元させ
ればくり返し使用できる折たたみ式電話機を提供するこ
とを目的とするものである。
て、所定以上の開き角度をこえて使用されても復元させ
ればくり返し使用できる折たたみ式電話機を提供するこ
とを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の折たたみ式電話機
は、ストッパを金属製の板バネに保持させて山形のカム
に当接させるように構成したことを特徴とするものであ
る。
は、ストッパを金属製の板バネに保持させて山形のカム
に当接させるように構成したことを特徴とするものであ
る。
作用 本発明は上記した構成により、受話部を有する本体に対
して送話部を有する副体が所定の開き角度となった状態
において、それ以上の開き角度となるように外力が加わ
った場合、金属製の板バネがたわんでカムがストッパを
のりこえて開き角度θが180゜以上になり、通常ではそ
れ以上力が加わらず、軸受部が破損することはない。再
び送話部をもつ副体を逆方向に回転し、カムがストッパ
をのり越えると、元の状態に復元し、金属製の板バネの
耐久性により長期間初期性能を保つことができる。
して送話部を有する副体が所定の開き角度となった状態
において、それ以上の開き角度となるように外力が加わ
った場合、金属製の板バネがたわんでカムがストッパを
のりこえて開き角度θが180゜以上になり、通常ではそ
れ以上力が加わらず、軸受部が破損することはない。再
び送話部をもつ副体を逆方向に回転し、カムがストッパ
をのり越えると、元の状態に復元し、金属製の板バネの
耐久性により長期間初期性能を保つことができる。
実 施 例 以下本発明の一実施例の折たたみ式電話機について図面
を参照して説明する。第1図は本発明の一実施例におけ
る組立斜視図である。第1図において、1は受話部(ス
ピーカ)1Aを有する本体、2は送話部(マイク)2Aを有
する副体、3は副体2に一体に形成した軸受,で、この
軸受3には第2図に示すように山形のカム3aが設けられ
ている。6は本体1に一体形成した軸受、4は支軸であ
り、上記本体1の軸受6と上記副体2の軸受3とを結合
して上記副体2が上記本体1のまわりに回転するように
支持する軸、7は副体2が所定の開き角度θにてカム3a
に当接するストッパであり、弾性をもつ金属製の板バネ
8に一体成形されている。9は上記板バネ8の他端を上
記本体1に固定するビスである。
を参照して説明する。第1図は本発明の一実施例におけ
る組立斜視図である。第1図において、1は受話部(ス
ピーカ)1Aを有する本体、2は送話部(マイク)2Aを有
する副体、3は副体2に一体に形成した軸受,で、この
軸受3には第2図に示すように山形のカム3aが設けられ
ている。6は本体1に一体形成した軸受、4は支軸であ
り、上記本体1の軸受6と上記副体2の軸受3とを結合
して上記副体2が上記本体1のまわりに回転するように
支持する軸、7は副体2が所定の開き角度θにてカム3a
に当接するストッパであり、弾性をもつ金属製の板バネ
8に一体成形されている。9は上記板バネ8の他端を上
記本体1に固定するビスである。
以上のように構成された折たたみ式電話機について第1
図,第2図を用いてその動作を説明する。
図,第2図を用いてその動作を説明する。
まず第2図は本例における軸部断面図であり、送話部2A
をもつ副体が所定の位置に開いた状態を示す。この角度
をさらに矢印F方向に開けようとすると、第4図aに示
すようにカム3aは板バネ8をたわませながらストッパ7
を押しのけ,のりこえてしまう。この状態でθは180゜
を越えて第3図および第4図bの状態になり、平面上で
はNの方向に力を加えても支軸部にもはや回転方向の無
理な力が加わらず、支軸部は保護される。もとにもどす
ときは送話部2Aをもつ副体2を逆に回転し、ストッパ7
をのりこえさせればよい。
をもつ副体が所定の位置に開いた状態を示す。この角度
をさらに矢印F方向に開けようとすると、第4図aに示
すようにカム3aは板バネ8をたわませながらストッパ7
を押しのけ,のりこえてしまう。この状態でθは180゜
を越えて第3図および第4図bの状態になり、平面上で
はNの方向に力を加えても支軸部にもはや回転方向の無
理な力が加わらず、支軸部は保護される。もとにもどす
ときは送話部2Aをもつ副体2を逆に回転し、ストッパ7
をのりこえさせればよい。
以上のように本実施例によれば、ストッパ7を弾性を有
する板バネ8で保持したので、回転支持部に無理な力が
加わっても破損を防止できる。なお、本実施例におい
て、板バネ8をビス9で固定したが、受話部1Aをもつ本
体1に圧入又ははめ込みとしてもよい。
する板バネ8で保持したので、回転支持部に無理な力が
加わっても破損を防止できる。なお、本実施例におい
て、板バネ8をビス9で固定したが、受話部1Aをもつ本
体1に圧入又ははめ込みとしてもよい。
発明の効果 以上のように本発明は、ストッパを弾性を有する板バネ
の先端に保持して山形のカムに当接させるようにしたの
で、無理な回転外力から支持部を保護することができ
る。また、金属製の板バネの耐久性により複数回カムと
ストッパとの間に無理な力がかかっても弾性力と復元力
を失わず、長期間の使用に耐える高品質な折りたたみ式
電話機を実現することができる。
の先端に保持して山形のカムに当接させるようにしたの
で、無理な回転外力から支持部を保護することができ
る。また、金属製の板バネの耐久性により複数回カムと
ストッパとの間に無理な力がかかっても弾性力と復元力
を失わず、長期間の使用に耐える高品質な折りたたみ式
電話機を実現することができる。
第1図は本発明の折たたみ式電話機の一実施例における
組立斜視図、第2図は同電話機の要部の断面図、第3
図,第4図a,bは同電話機の所定角以上に開いた状態の
説明図、第5図は従来の折たたみ式電話機の断面図であ
る。 1……本体、1A……受話部、2A……送話部、2……副
体、3,6……軸受、3a……カム、4……支軸、7……ス
トッパ、8……板バネ、9……ビス。
組立斜視図、第2図は同電話機の要部の断面図、第3
図,第4図a,bは同電話機の所定角以上に開いた状態の
説明図、第5図は従来の折たたみ式電話機の断面図であ
る。 1……本体、1A……受話部、2A……送話部、2……副
体、3,6……軸受、3a……カム、4……支軸、7……ス
トッパ、8……板バネ、9……ビス。
Claims (1)
- 【請求項1】受話部を有する本体と送話部を有する副体
とを支軸を中心にして回転自在に組み立てられた受話器
タイプの折たたみ式電話機であって、上記副体の軸受近
傍に山形のカムを設けると共に上記本体の軸受近傍に回
転時に上記カムに当接するストッパを先端に有し、他端
が上記本体に固定された金属製の板バネを設けたことを
特徴とする折たたみ式電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61312184A JPH0767118B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 折たたみ式電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61312184A JPH0767118B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 折たたみ式電話機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63164743A JPS63164743A (ja) | 1988-07-08 |
JPH0767118B2 true JPH0767118B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=18026228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61312184A Expired - Lifetime JPH0767118B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 折たたみ式電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0767118B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0727713Y2 (ja) * | 1989-04-14 | 1995-06-21 | 株式会社東芝 | 電話機等のカバー開閉装置 |
JPH0491541A (ja) * | 1990-08-07 | 1992-03-25 | Fujitsu Ltd | 電話機用ハンドセット |
US5507013A (en) * | 1994-05-23 | 1996-04-09 | Ericsson Ge Mobile Communications, Inc. | Preferential deflection hinged housing configuration |
FR2768011A1 (fr) * | 1997-09-04 | 1999-03-05 | Alsthom Cge Alcatel | Boitier de dispositif electronique comportant un volet rotatif a positions multiples |
US6038313A (en) * | 1997-11-20 | 2000-03-14 | Nortel Networks Corporation | Double sided keyboard for a telephone |
JP4604107B2 (ja) * | 2008-04-10 | 2010-12-22 | 株式会社ストロベリーコーポレーション | ヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器 |
JP3214883U (ja) * | 2017-11-30 | 2018-02-08 | 株式会社ケイオー | 携帯情報処理装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS625742B2 (ja) * | 1980-01-30 | 1987-02-06 | Toyoda Machine Works Ltd | |
JPS625743B2 (ja) * | 1980-02-26 | 1987-02-06 | Toyoda Machine Works Ltd |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS625742U (ja) * | 1985-06-25 | 1987-01-14 | ||
JPS625743U (ja) * | 1985-06-25 | 1987-01-14 |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP61312184A patent/JPH0767118B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS625742B2 (ja) * | 1980-01-30 | 1987-02-06 | Toyoda Machine Works Ltd | |
JPS625743B2 (ja) * | 1980-02-26 | 1987-02-06 | Toyoda Machine Works Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63164743A (ja) | 1988-07-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |