JPH0766641B2 - サ−ボトラツクライタにおけるマスタクロツク作成装置 - Google Patents
サ−ボトラツクライタにおけるマスタクロツク作成装置Info
- Publication number
- JPH0766641B2 JPH0766641B2 JP61178633A JP17863386A JPH0766641B2 JP H0766641 B2 JPH0766641 B2 JP H0766641B2 JP 61178633 A JP61178633 A JP 61178633A JP 17863386 A JP17863386 A JP 17863386A JP H0766641 B2 JPH0766641 B2 JP H0766641B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse
- master clock
- side peak
- clock pulse
- peak detection
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、サーボトラックライタにおいて、ディスク
型記録媒体にサーボ情報を書込む際の基準として用いる
マスタクロックパルスを作成するための装置である。
型記録媒体にサーボ情報を書込む際の基準として用いる
マスタクロックパルスを作成するための装置である。
磁気ディスク用サーボトラックライタにおいては、ディ
スクへのサーボ情報の書込みは、ディスクの微小回転位
置に同期したマスタクロックパルスを基準の位置情報と
して用いて行なっている。したがって、サーボ情報の書
込み精度の良否は、このマスタクロックパルスの精度の
良否に依存している。
スクへのサーボ情報の書込みは、ディスクの微小回転位
置に同期したマスタクロックパルスを基準の位置情報と
して用いて行なっている。したがって、サーボ情報の書
込み精度の良否は、このマスタクロックパルスの精度の
良否に依存している。
このマスタクロックパルスを得るために従来採用してい
た方式の一例を示すと、次の通りである。
た方式の一例を示すと、次の通りである。
(1) サーボ情報を書込むべきディスクの裏面に、基
準クロックデータを予め書込んでおく。
準クロックデータを予め書込んでおく。
(2) ディスクにサーボ情報を書込むときに、裏面に
記録されている基準クロックデータの読出しを同時に行
なう。
記録されている基準クロックデータの読出しを同時に行
なう。
この基準クロックデータの読出し波形の一例を図示する
と第4図(a)の通りである。
と第4図(a)の通りである。
(3) 第3図のようなマスタクロック作成装置を用
い、入力波形の正極性側ピーク(P側ピークと呼ぶ)を
検出するP側ピーク検出器Aと、入力波形の負極性側ピ
ーク(N側ピークと呼ぶ)を検出するN側ピーク検出器
Bとに前記読出し波形を夫々与える。
い、入力波形の正極性側ピーク(P側ピークと呼ぶ)を
検出するP側ピーク検出器Aと、入力波形の負極性側ピ
ーク(N側ピークと呼ぶ)を検出するN側ピーク検出器
Bとに前記読出し波形を夫々与える。
この装置において、P側ピーク検出器Aから出力された
P側ピーク検出パルス(第4図(b)参照)及びN側ピ
ーク検出器Bから出力されたN側ピーク検出パルス(第
4図(c)参照)は、オア回路Cに与えられる。オア回
路Cの出力(すなわちP側ピーク検出パルスとN側ピー
ク検出パルスとを合成したパルス)(第4図(d)参
照)は、PLL回路Dに与えられる。PLL回路Dからは、こ
の合成パルスに同期したクロックパルス(第4図(e)
参照)が出力される。このPLL回路Dの出力クロックパ
ルスを、マスタクロックパルスとして用いる。
P側ピーク検出パルス(第4図(b)参照)及びN側ピ
ーク検出器Bから出力されたN側ピーク検出パルス(第
4図(c)参照)は、オア回路Cに与えられる。オア回
路Cの出力(すなわちP側ピーク検出パルスとN側ピー
ク検出パルスとを合成したパルス)(第4図(d)参
照)は、PLL回路Dに与えられる。PLL回路Dからは、こ
の合成パルスに同期したクロックパルス(第4図(e)
参照)が出力される。このPLL回路Dの出力クロックパ
ルスを、マスタクロックパルスとして用いる。
ところで、磁気ディスクからの読出し波形は、電磁変換
特性やピークシフトを原因として、更には増幅回路によ
る波形ひずみを原因として、P側ピークからN側ピーク
までの間隔(第4図のα)とN側ピークからP側ピーク
までの間隔(第4図のβ)とが一致しない場合がある。
したがって、P側ピーク検出パルスとN側ピーク検出パ
ルスとの合成パルスに基づいてマスタクロックパルスを
作成する従来の装置では、マスタクロックパルスにジッ
タが生じることがあった。そのため、従来のマスタクロ
ック作成装置では、サーボ情報の高精度な書込みを可能
ならしめることは困難であった。
特性やピークシフトを原因として、更には増幅回路によ
る波形ひずみを原因として、P側ピークからN側ピーク
までの間隔(第4図のα)とN側ピークからP側ピーク
までの間隔(第4図のβ)とが一致しない場合がある。
したがって、P側ピーク検出パルスとN側ピーク検出パ
ルスとの合成パルスに基づいてマスタクロックパルスを
作成する従来の装置では、マスタクロックパルスにジッ
タが生じることがあった。そのため、従来のマスタクロ
ック作成装置では、サーボ情報の高精度な書込みを可能
ならしめることは困難であった。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、ジッタを
含まない高精度なマスタクロックパルスを作成すること
のできるマスタクロック作成装置を提供しようとするも
のである。
含まない高精度なマスタクロックパルスを作成すること
のできるマスタクロック作成装置を提供しようとするも
のである。
この発明に係るマスタクロック作成装置は、ディスク型
記録媒体に予め書込まれた基準クロックデータを読出
し、この読出し波形に基づいて電気的マスタクロックパ
ルスを作成する装置であって、前記読出し波形の正極性
または負極性のいずれか一方のみのピークを検出し、該
ピークに対応してピーク検出パルスを出力するピーク検
出手段と、前記ピーク検出パルスを入力し、入力したパ
ルスの2倍の周波数のクロックパルスをマスタクロック
パルスとして発生するPLL(フェーズロックトループ)
回路から成るクロックパルスパルス発生回路とを具えた
ことを特徴としている。
記録媒体に予め書込まれた基準クロックデータを読出
し、この読出し波形に基づいて電気的マスタクロックパ
ルスを作成する装置であって、前記読出し波形の正極性
または負極性のいずれか一方のみのピークを検出し、該
ピークに対応してピーク検出パルスを出力するピーク検
出手段と、前記ピーク検出パルスを入力し、入力したパ
ルスの2倍の周波数のクロックパルスをマスタクロック
パルスとして発生するPLL(フェーズロックトループ)
回路から成るクロックパルスパルス発生回路とを具えた
ことを特徴としている。
読出し波形がピーク検出手段に与えられると、ピーク検
出手段からは、該波形の正極性側ピーク(P側ピーク)
又は負極性側ピーク(N側ピーク)のいずれか一方に対
応してピーク検出パルスが出力される。このピーク検出
パルスはパルス発生回路に与えられ、パルス発生回路か
らはピーク検出パルスの整数倍の周波数のクロックパル
スがマスタクロックパルスとして発生する。
出手段からは、該波形の正極性側ピーク(P側ピーク)
又は負極性側ピーク(N側ピーク)のいずれか一方に対
応してピーク検出パルスが出力される。このピーク検出
パルスはパルス発生回路に与えられ、パルス発生回路か
らはピーク検出パルスの整数倍の周波数のクロックパル
スがマスタクロックパルスとして発生する。
このように、読出し波形のP側ピーク又はN側ピークの
いずれか一方のみに基づいてマスタクロックパルスが作
成されるので、前述したP側ピークからN側ピークまで
の間隔とN側ピークからP側ピークまでの間隔との不一
致とは無関係に、ジッタを含まない高精度なマスタクロ
ックパルスが作成される。
いずれか一方のみに基づいてマスタクロックパルスが作
成されるので、前述したP側ピークからN側ピークまで
の間隔とN側ピークからP側ピークまでの間隔との不一
致とは無関係に、ジッタを含まない高精度なマスタクロ
ックパルスが作成される。
以下、添付図面を参照してこの発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
第1図はこの発明に係るマスタクロック作成装置の一実
施例を示す。この装置において、P側ピーク検出器1
は、入力した波形のP側ピークのみを検出するものであ
る。サーボ情報書込み回路(図示せず)により磁気ディ
スク(図示せず)にサーボ情報を書込むとき、該ディス
クの裏面に予め記録されている基準クロックデータが同
時に読出され、その読出し波形がP側ピーク検出器1に
与えられる。
施例を示す。この装置において、P側ピーク検出器1
は、入力した波形のP側ピークのみを検出するものであ
る。サーボ情報書込み回路(図示せず)により磁気ディ
スク(図示せず)にサーボ情報を書込むとき、該ディス
クの裏面に予め記録されている基準クロックデータが同
時に読出され、その読出し波形がP側ピーク検出器1に
与えられる。
P側ピーク検出器1から出力されたP側ピーク検出パル
スは、PLL(フェーズロックトループ)回路2内の位相
比較器3に与えられる。PLL回路2は内部分周比“2"の
分周器4を具えたものであり、位相比較器3では、VCO
(電圧制御発生回路)5の出力を分周器4により1/2分
周した信号とP側ピーク検出パルスとの位相比較が行な
われる。尚、PLL回路2において、チャージポンプ6は
位相差分をコンデンサへの充放電用電流に変換する回
路、ループフィルタ7はPLL回路2の位相を補償するた
めの回路、でありいずれもPLL回路に通常具えられたも
のである。
スは、PLL(フェーズロックトループ)回路2内の位相
比較器3に与えられる。PLL回路2は内部分周比“2"の
分周器4を具えたものであり、位相比較器3では、VCO
(電圧制御発生回路)5の出力を分周器4により1/2分
周した信号とP側ピーク検出パルスとの位相比較が行な
われる。尚、PLL回路2において、チャージポンプ6は
位相差分をコンデンサへの充放電用電流に変換する回
路、ループフィルタ7はPLL回路2の位相を補償するた
めの回路、でありいずれもPLL回路に通常具えられたも
のである。
このPLL回路2内のVCO5から出力されるクロックパルス
が、マスタクロックパルスとして前記サーボ情報書込み
回路で利用される。
が、マスタクロックパルスとして前記サーボ情報書込み
回路で利用される。
このマスタクロック作成装置におけるマスタクロックパ
ルスの作成動作を示すと、次の通りである。
ルスの作成動作を示すと、次の通りである。
磁気ディスクの裏面の読出しが行なわれ、読出し波形
(第2図(a)参照)がP側ピーク検出器1に与えられ
ると、P側ピーク検出器1からP側ピーク検出パルス
(第2図(b)参照)が出力され、このP側ピーク検出
パルスと、VCO5の出力を分周器4により1/2分周した信
号とが、位相比較器3によって位相比較される。その結
果、VCO5からは、分周器4の出力信号がP側ピーク検出
パルスに同期するようなクロックパルス、すなわちP側
ピーク検出パルスに同期し且つ該パルスの2倍の周波数
をもつクロックパルス(第2図(c)参照)が出力され
る。
(第2図(a)参照)がP側ピーク検出器1に与えられ
ると、P側ピーク検出器1からP側ピーク検出パルス
(第2図(b)参照)が出力され、このP側ピーク検出
パルスと、VCO5の出力を分周器4により1/2分周した信
号とが、位相比較器3によって位相比較される。その結
果、VCO5からは、分周器4の出力信号がP側ピーク検出
パルスに同期するようなクロックパルス、すなわちP側
ピーク検出パルスに同期し且つ該パルスの2倍の周波数
をもつクロックパルス(第2図(c)参照)が出力され
る。
このようにしてVCO5から出力されたマスタクロックパル
スは、P側ピーク検出パルスのみに基づいて作成された
ものなので、読出し波形のP側ピークからN側ピークま
での間隔とN側ピークからP側ピークまでの間隔との不
一致とは無関係に、均一な周波数をもつ、ジッタを含ま
ない、高精度なクロックパルスである。
スは、P側ピーク検出パルスのみに基づいて作成された
ものなので、読出し波形のP側ピークからN側ピークま
での間隔とN側ピークからP側ピークまでの間隔との不
一致とは無関係に、均一な周波数をもつ、ジッタを含ま
ない、高精度なクロックパルスである。
尚、この実施例では、P側ピーク検出器を設け、該検出
器から出力されたP側ピーク検出パルスのみに基づいて
PLL回路によりマスタクロックパルスを作成している
が、P側ピーク検出器のかわりにN側ピーク検出器を設
け、該N側ピーク検出器から出力されたN側ピーク検出
パルスのみに基づいてマスタクロックパルスを作成する
ようにしてもよい。
器から出力されたP側ピーク検出パルスのみに基づいて
PLL回路によりマスタクロックパルスを作成している
が、P側ピーク検出器のかわりにN側ピーク検出器を設
け、該N側ピーク検出器から出力されたN側ピーク検出
パルスのみに基づいてマスタクロックパルスを作成する
ようにしてもよい。
以上の通り、この発明に係るマスタクロック作成装置に
よれば、ジッタを含まない高精度なマスタクロックパル
スを作成することができる。したがって、このマスタク
ロック作成装置により作成されたマスタクロックパルス
を基準としてディスク型記録媒体にサーボ情報の書込み
を行なえば、サーボ情報の高精度な書込みを行なうこと
ができるようになる。
よれば、ジッタを含まない高精度なマスタクロックパル
スを作成することができる。したがって、このマスタク
ロック作成装置により作成されたマスタクロックパルス
を基準としてディスク型記録媒体にサーボ情報の書込み
を行なえば、サーボ情報の高精度な書込みを行なうこと
ができるようになる。
第1図はこの発明に係るマスタクロック作成装置の一実
施例を示すブロック図、第2図は第1図の各部の入出力
波形の一例を示す波形図、第3図は従来のマスタクロッ
ク作成装置の一例を示すブロック図、第4図は第3図の
各部の入出力波形の一例を示す波形図である。 1……P側ピーク検出器、2……PLL回路、3……位相
比較器、4……分周器、5……VCO、6……チャージポ
ンプ、7……ループフィルタ。
施例を示すブロック図、第2図は第1図の各部の入出力
波形の一例を示す波形図、第3図は従来のマスタクロッ
ク作成装置の一例を示すブロック図、第4図は第3図の
各部の入出力波形の一例を示す波形図である。 1……P側ピーク検出器、2……PLL回路、3……位相
比較器、4……分周器、5……VCO、6……チャージポ
ンプ、7……ループフィルタ。
Claims (1)
- 【請求項1】ディスク型記録媒体に予め書込まれた基準
クロックデータを読出し、この読出し波形に基づいて電
気的マスタクロックパルスを作成する装置であって、 前記読出し波形の正極性または負極性のいずれか一方の
みのピークを検出し、該ピークに対応してピーク検出パ
ルスを出力するピーク検出手段と、 前記ピーク検出パルスを入力し、入力したパルスの2倍
の周波数のクロックパルスをマスタクロックパルスとし
て発生するPLL(フェーズロックトループ)回路から成
るクロックパルスパルス発生回路と を具えたことを特徴とするサーボトラックライタにおけ
るマスタクロック作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61178633A JPH0766641B2 (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | サ−ボトラツクライタにおけるマスタクロツク作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61178633A JPH0766641B2 (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | サ−ボトラツクライタにおけるマスタクロツク作成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6337873A JPS6337873A (ja) | 1988-02-18 |
JPH0766641B2 true JPH0766641B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=16051873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61178633A Expired - Fee Related JPH0766641B2 (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | サ−ボトラツクライタにおけるマスタクロツク作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0766641B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5526332A (en) * | 1993-06-22 | 1996-06-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Reference clock generator for sampled servo type disk unit and disk unit |
KR100553673B1 (ko) * | 1999-02-24 | 2006-02-24 | 삼성전자주식회사 | 전압 제어 발진 회로 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3996613A (en) * | 1975-10-21 | 1976-12-07 | Sperry Rand Corporation | Data recording and transmission apparatus utilizing non-consecutive zero coding |
JPS54160219A (en) * | 1978-06-08 | 1979-12-18 | Fujitsu Ltd | Clock forming system |
JPS5883370A (ja) * | 1981-11-12 | 1983-05-19 | Hitachi Electronics Eng Co Ltd | 磁気デイスク用サ−ボパタ−ン書込み間隔検査方法 |
-
1986
- 1986-07-31 JP JP61178633A patent/JPH0766641B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6337873A (ja) | 1988-02-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |