JP3298121B2 - ディスクおよびディスク装置 - Google Patents
ディスクおよびディスク装置Info
- Publication number
- JP3298121B2 JP3298121B2 JP29491591A JP29491591A JP3298121B2 JP 3298121 B2 JP3298121 B2 JP 3298121B2 JP 29491591 A JP29491591 A JP 29491591A JP 29491591 A JP29491591 A JP 29491591A JP 3298121 B2 JP3298121 B2 JP 3298121B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- position detection
- mark
- clock
- detection mark
- coarse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光ディスク、光
磁気ディスクおよび磁気ディスクなどのディスク、並び
にそのディスクに対して情報を記録または再生する光デ
ィスク装置、光磁気ディスク装置および磁気ディスク装
置などのディスク装置に関する。
磁気ディスクおよび磁気ディスクなどのディスク、並び
にそのディスクに対して情報を記録または再生する光デ
ィスク装置、光磁気ディスク装置および磁気ディスク装
置などのディスク装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は、サンプルサーボ方式によりサー
ボ制御が行われる、従来の光磁気ディスクの一例の構成
を示す平面図である。光磁気ディスクを放射状に区切る
セグメントは、サーボ制御を行うための情報（サーボ制
御情報）が記録されているサーボエリアと、例えば画像
などの情報が記録されるデータエリアとから成り、サー
ボエリアは、光磁気ディスク装置が、トラックの位置
（何番目のトラックか）を検出するための粗位置検出マ
ーク、トラッキングエラー信号を検出（生成）するため
の精位置検出マークおよび同期信号を生成するためのク
ロックマークなどを含んでいる。
ボ制御が行われる、従来の光磁気ディスクの一例の構成
を示す平面図である。光磁気ディスクを放射状に区切る
セグメントは、サーボ制御を行うための情報（サーボ制
御情報）が記録されているサーボエリアと、例えば画像
などの情報が記録されるデータエリアとから成り、サー
ボエリアは、光磁気ディスク装置が、トラックの位置
（何番目のトラックか）を検出するための粗位置検出マ
ーク、トラッキングエラー信号を検出（生成）するため
の精位置検出マークおよび同期信号を生成するためのク
ロックマークなどを含んでいる。
【０００３】このような光磁気ディスクに情報の記録ま
たは再生を行う場合、光磁気ディスク装置は、クロック
マークから得られるクロックパルス（図４（ａ））を、
ＰＬＬ回路などにより逓倍し、サーボエリアに記録され
ているサーボ制御情報を読み出すための同期信号（サー
ボクロック）（図４（ｂ））、およびデータエリアに情
報を記録再生するための同期信号（データクロック）を
生成する。
たは再生を行う場合、光磁気ディスク装置は、クロック
マークから得られるクロックパルス（図４（ａ））を、
ＰＬＬ回路などにより逓倍し、サーボエリアに記録され
ているサーボ制御情報を読み出すための同期信号（サー
ボクロック）（図４（ｂ））、およびデータエリアに情
報を記録再生するための同期信号（データクロック）を
生成する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このようにして生成さ
れるサーボクロックおよびデータクロックは、光磁気デ
ィスク装置が良好に動作するように、クロックパルスを
逓倍するときに生ずるジッタを十分小さくする必要があ
る。サーボクロックおよびデータクロックに生じるジッ
タを小さくするためには、逓倍率を低くする必要があ
り、逓倍率を低くするためには、クロックパルスの周期
を短くする必要がある。クロックパルスの周期は、１ト
ラック当たりのクロックマーク数、即ちサーボエリア数
を増やすと短くなる。従って、サーボクロックおよびデ
ータクロックに生じるジッタを小さくするためには、１
トラック当たりのサーボエリア数を増やす必要がある。
れるサーボクロックおよびデータクロックは、光磁気デ
ィスク装置が良好に動作するように、クロックパルスを
逓倍するときに生ずるジッタを十分小さくする必要があ
る。サーボクロックおよびデータクロックに生じるジッ
タを小さくするためには、逓倍率を低くする必要があ
り、逓倍率を低くするためには、クロックパルスの周期
を短くする必要がある。クロックパルスの周期は、１ト
ラック当たりのクロックマーク数、即ちサーボエリア数
を増やすと短くなる。従って、サーボクロックおよびデ
ータクロックに生じるジッタを小さくするためには、１
トラック当たりのサーボエリア数を増やす必要がある。
【０００５】しかしながら、１トラック当たりのサーボ
エリア数を増やす場合、情報が記録されるデータエリア
が減る、即ちディスク容量が小さくなる課題があった。
エリア数を増やす場合、情報が記録されるデータエリア
が減る、即ちディスク容量が小さくなる課題があった。
【０００６】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、サーボエリア数を増やしても、データエ
リア領域（ディスク容量）の減少量を軽減することがで
きるようにするものである。
たものであり、サーボエリア数を増やしても、データエ
リア領域（ディスク容量）の減少量を軽減することがで
きるようにするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクは、同
期信号を得るためのクロックマークと、トラックの位置
を検出するための粗位置検出マークと、トラッキングエ
ラー信号を得るための精位置検出マークとを備えたディ
スクにおいて、クロックマーク、粗位置検出マーク、お
よび精位置検出マークが放射状に配置され、粗位置検出
マークと精位置検出マークとをクロックマークに対して
それぞれ所定の割合で間引いて配置したことを特徴とす
る。
期信号を得るためのクロックマークと、トラックの位置
を検出するための粗位置検出マークと、トラッキングエ
ラー信号を得るための精位置検出マークとを備えたディ
スクにおいて、クロックマーク、粗位置検出マーク、お
よび精位置検出マークが放射状に配置され、粗位置検出
マークと精位置検出マークとをクロックマークに対して
それぞれ所定の割合で間引いて配置したことを特徴とす
る。
【０００８】本発明のディスク装置は、クロックマーク
と、トラックの位置を検出するための粗位置検出マーク
と、トラッキングエラー信号を得るための精位置検出マ
ークとが放射状に配置され、粗位置検出マークと精位置
検出マークをクロックマークに対してそれぞれ所定の割
合で間引いて配置したディスクのクロックマークから同
期信号を生成する生成手段と、生成手段により生成され
た同期信号の周期を整数倍して異なる周期の同期信号を
生成する分周手段と、分周手段により生成された異なる
周期の同期信号に同期して粗位置検出マークと精位置検
出マークのうちの少なくとも一方を検出する検出手段と
を備えることを特徴とする。検出手段には、粗位置検出
マークと精位置検出マークのうち、精位置検出マークを
検出させるようにすることができる。
と、トラックの位置を検出するための粗位置検出マーク
と、トラッキングエラー信号を得るための精位置検出マ
ークとが放射状に配置され、粗位置検出マークと精位置
検出マークをクロックマークに対してそれぞれ所定の割
合で間引いて配置したディスクのクロックマークから同
期信号を生成する生成手段と、生成手段により生成され
た同期信号の周期を整数倍して異なる周期の同期信号を
生成する分周手段と、分周手段により生成された異なる
周期の同期信号に同期して粗位置検出マークと精位置検
出マークのうちの少なくとも一方を検出する検出手段と
を備えることを特徴とする。検出手段には、粗位置検出
マークと精位置検出マークのうち、精位置検出マークを
検出させるようにすることができる。
【０００９】
【作用】本発明のディスクにおいては、トラックの位置
を検出するための粗位置検出マークと、トラッキングエ
ラー信号を得るための精位置検出マークとが備えられ、
クロックマーク、粗位置検出マーク、および精位置検出
マークが放射状に配置され、粗位置検出マークと精位置
検出マークとがクロックマークに対してそれぞれ所定の
割合で間引かれて配置される。
を検出するための粗位置検出マークと、トラッキングエ
ラー信号を得るための精位置検出マークとが備えられ、
クロックマーク、粗位置検出マーク、および精位置検出
マークが放射状に配置され、粗位置検出マークと精位置
検出マークとがクロックマークに対してそれぞれ所定の
割合で間引かれて配置される。
【００１０】本発明のディスク装置においては、クロッ
クマークと、トラックの位置を検出するための粗位置検
出マークと、トラッキングエラー信号を得るための精位
置検出マークとが放射状に配置され、粗位置検出マーク
と精位置検出マークとがクロックマークに対してそれぞ
れ所定の割合で間引かれて配置されたディスクのクロッ
クマークから同期信号が生成され、生成された同期信号
の周期が整数倍されて異なる周期の同期信号が生成さ
れ、生成された異なる周期の同期信号に同期して粗位置
検出マークと精位置検出マークのうちの少なくとも一方
が検出される。
クマークと、トラックの位置を検出するための粗位置検
出マークと、トラッキングエラー信号を得るための精位
置検出マークとが放射状に配置され、粗位置検出マーク
と精位置検出マークとがクロックマークに対してそれぞ
れ所定の割合で間引かれて配置されたディスクのクロッ
クマークから同期信号が生成され、生成された同期信号
の周期が整数倍されて異なる周期の同期信号が生成さ
れ、生成された異なる周期の同期信号に同期して粗位置
検出マークと精位置検出マークのうちの少なくとも一方
が検出される。
【００１１】
【実施例】図１は、本発明のディスクを応用した光磁気
ディスクの一実施例の構成を示す平面図である。この場
合においても、光磁気ディスクを放射状に区切るセグメ
ントは、サーボエリアとデータエリアとから成る。しか
し、サーボエリアは、粗位置検出マーク、精位置検出マ
ークおよびクロックマークなどを有する場合と、クロッ
クマークのみ有する場合とが、周期的に繰り返してお
り、粗位置検出マークおよび精位置検出マークは、クロ
ックマークに対して間引かれて配置されている。
ディスクの一実施例の構成を示す平面図である。この場
合においても、光磁気ディスクを放射状に区切るセグメ
ントは、サーボエリアとデータエリアとから成る。しか
し、サーボエリアは、粗位置検出マーク、精位置検出マ
ークおよびクロックマークなどを有する場合と、クロッ
クマークのみ有する場合とが、周期的に繰り返してお
り、粗位置検出マークおよび精位置検出マークは、クロ
ックマークに対して間引かれて配置されている。
【００１２】このような構成にすることにより、粗位置
検出マークが、従来記録されていた位置（エリア）にデ
ータを記録することができるので、光磁気ディスクに記
録することができる情報量を増加することができる（光
磁気ディスクの容量を大きくすることができる）。ま
た、ジッタを軽減するためにサーボエリア数を増加して
も、粗位置検出マークは、クロックマークに対して間引
かれて記録されるので、光磁気ディスクに占めるサーボ
エリアの容量の増加を防ぐことができる。
検出マークが、従来記録されていた位置（エリア）にデ
ータを記録することができるので、光磁気ディスクに記
録することができる情報量を増加することができる（光
磁気ディスクの容量を大きくすることができる）。ま
た、ジッタを軽減するためにサーボエリア数を増加して
も、粗位置検出マークは、クロックマークに対して間引
かれて記録されるので、光磁気ディスクに占めるサーボ
エリアの容量の増加を防ぐことができる。
【００１３】さらに、図２は、図１の光磁気ディスクの
フォーマットを示す図である。従来の場合（図２
（ｄ））に較べ、クロックマーク（Ｃ）２個に対して、
粗位置検出マーク（Ｃo）および精位置検出マーク
（Ｆi）を１個（対）に間引く（間引き率２）場合（図
２（ａ））や、クロックマーク（Ｃ）３個に対して、粗
位置検出マークおよび精位置検出マークを１個（対）に
間引く（間引き率３）場合（図２（ｂ））の他に、粗位
置検出マークの間引き率が１で、精位置検出マークの間
引き率が２の場合（図２（ｃ））のように、粗位置検出
マークおよび精位置検出マークの間引き率を、異なる値
にすることもできる。
フォーマットを示す図である。従来の場合（図２
（ｄ））に較べ、クロックマーク（Ｃ）２個に対して、
粗位置検出マーク（Ｃo）および精位置検出マーク
（Ｆi）を１個（対）に間引く（間引き率２）場合（図
２（ａ））や、クロックマーク（Ｃ）３個に対して、粗
位置検出マークおよび精位置検出マークを１個（対）に
間引く（間引き率３）場合（図２（ｂ））の他に、粗位
置検出マークの間引き率が１で、精位置検出マークの間
引き率が２の場合（図２（ｃ））のように、粗位置検出
マークおよび精位置検出マークの間引き率を、異なる値
にすることもできる。
【００１４】次に、図３は、このような光磁気ディスク
に対して情報を記録または再生するための光磁気ディス
ク装置の一実施例の構成を示すブロック図である。光磁
気ディスク１は、クロックマークに対して、粗位置検出
マークが間引き率ｎ1で間引かれ、精位置検出マークが
間引き率ｎ2で間引かれたサーボエリアを有する。記録
／再生（Ｒ／Ｗ）ヘッド２は、例えば半導体レーザ（図
示せず）やフォトダイオード（図示せず）などを含み、
半導体レーザから発光した光を光磁気ディスク１に照射
し、例えばその反射光をフォトダイオードで受光して記
録信号を再生する。さらに、Ｒ／Ｗヘッド２は、半導体
レーザから発光した光を光磁気ディスク１に照射し、且
つ光磁気ディスク１に光を照射している面と反対側の面
に磁界を印加して情報の記録を行う。クロックマーク検
出器３は、Ｒ／Ｗヘッド２から出力される再生信号から
光磁気ディスク１に記録されているクロックマークを検
出し、検出した周期を有する同期信号（クロックパル
ス）（図１（ａ））を発生する。
に対して情報を記録または再生するための光磁気ディス
ク装置の一実施例の構成を示すブロック図である。光磁
気ディスク１は、クロックマークに対して、粗位置検出
マークが間引き率ｎ1で間引かれ、精位置検出マークが
間引き率ｎ2で間引かれたサーボエリアを有する。記録
／再生（Ｒ／Ｗ）ヘッド２は、例えば半導体レーザ（図
示せず）やフォトダイオード（図示せず）などを含み、
半導体レーザから発光した光を光磁気ディスク１に照射
し、例えばその反射光をフォトダイオードで受光して記
録信号を再生する。さらに、Ｒ／Ｗヘッド２は、半導体
レーザから発光した光を光磁気ディスク１に照射し、且
つ光磁気ディスク１に光を照射している面と反対側の面
に磁界を印加して情報の記録を行う。クロックマーク検
出器３は、Ｒ／Ｗヘッド２から出力される再生信号から
光磁気ディスク１に記録されているクロックマークを検
出し、検出した周期を有する同期信号（クロックパル
ス）（図１（ａ））を発生する。
【００１５】位相比較器４ａは、入力されるクロックパ
ルスと１／Ａカウンタ４ｄから出力される信号（パル
ス）との位相を比較し、位相差に比例する電圧を出力す
る。ローパスフィルタ（ＬＰＦ）４ｂは、位相比較器４
ａから出力される電圧の低域成分のみを取り出し、ＶＣ
Ｏ４ｃに供給する。ＶＣＯ４ｃは、入力される電圧にし
たがって、出力する信号（パルス）の周波数を変化させ
る。１／Ａカウンタ４ｄは、パルスがＡ個入力される毎
に、１個のパルスを出力する。
ルスと１／Ａカウンタ４ｄから出力される信号（パル
ス）との位相を比較し、位相差に比例する電圧を出力す
る。ローパスフィルタ（ＬＰＦ）４ｂは、位相比較器４
ａから出力される電圧の低域成分のみを取り出し、ＶＣ
Ｏ４ｃに供給する。ＶＣＯ４ｃは、入力される電圧にし
たがって、出力する信号（パルス）の周波数を変化させ
る。１／Ａカウンタ４ｄは、パルスがＡ個入力される毎
に、１個のパルスを出力する。
【００１６】同期回路４は、位相比較器４ａ、ＬＰＦ４
ｂおよびＶＣＯ４ｃが直列に接続され、ＶＣＯ４ｃの出
力が、１／Ａカウンタ４ｄを介して位相比較器４ａにフ
ィードバックされているＰＬＬ構成になっており、ＶＣ
Ｏ４ｃよりクロックパルスのＡ倍の周波数を有するパル
ス（サーボクロック）（図１（ｂ））を発生する。同様
に、同期回路５は、位相比較器５ａ、ＬＰＦ５ｂおよび
ＶＣＯ５ｃが直列に接続され、ＶＣＯ５ｃの出力が、１
／Ｂカウンタ５ｄを介して位相比較器５ａにフィードバ
ックされているＰＬＬ構成になっており、クロックパル
スのＢ倍の周波数を有するパルス（データクロック）を
発生する。
ｂおよびＶＣＯ４ｃが直列に接続され、ＶＣＯ４ｃの出
力が、１／Ａカウンタ４ｄを介して位相比較器４ａにフ
ィードバックされているＰＬＬ構成になっており、ＶＣ
Ｏ４ｃよりクロックパルスのＡ倍の周波数を有するパル
ス（サーボクロック）（図１（ｂ））を発生する。同様
に、同期回路５は、位相比較器５ａ、ＬＰＦ５ｂおよび
ＶＣＯ５ｃが直列に接続され、ＶＣＯ５ｃの出力が、１
／Ｂカウンタ５ｄを介して位相比較器５ａにフィードバ
ックされているＰＬＬ構成になっており、クロックパル
スのＢ倍の周波数を有するパルス（データクロック）を
発生する。
【００１７】Ａ・ｎ1進カウンタ６は、同期回路４から
（Ａ×ｎ1）個のパルス（サーボクロック）が入力され
た場合、パルスを１個発生（出力）する。同様に、Ａ・
ｎ2進カウンタ７は、同期回路４から（Ａ×ｎ2）個のパ
ルス（サーボクロック）が入力された場合、パルスを１
個発生（出力）する。
（Ａ×ｎ1）個のパルス（サーボクロック）が入力され
た場合、パルスを１個発生（出力）する。同様に、Ａ・
ｎ2進カウンタ７は、同期回路４から（Ａ×ｎ2）個のパ
ルス（サーボクロック）が入力された場合、パルスを１
個発生（出力）する。
【００１８】精位置検出器８は、Ａ・ｎ1進カウンタ６
から出力されるパルスに同期して、Ｒ／Ｗヘッド２から
出力される再生信号から光磁気ディスク１に記録されて
いる精位置検出マークを検出し、トラッキングエラー信
号を生成して出力する。同様に、粗位置検出器９は、Ａ
・ｎ2進カウンタ７から出力されるパルスに同期して、
Ｒ／Ｗヘッド２から出力される再生信号から光磁気ディ
スク１に記録されている粗位置検出マークを検出し、ト
ラックの位置情報（Ｒ／Ｗヘッド２が何番目（何周目）
のトラックに位置しているかの情報）を出力する。
から出力されるパルスに同期して、Ｒ／Ｗヘッド２から
出力される再生信号から光磁気ディスク１に記録されて
いる精位置検出マークを検出し、トラッキングエラー信
号を生成して出力する。同様に、粗位置検出器９は、Ａ
・ｎ2進カウンタ７から出力されるパルスに同期して、
Ｒ／Ｗヘッド２から出力される再生信号から光磁気ディ
スク１に記録されている粗位置検出マークを検出し、ト
ラックの位置情報（Ｒ／Ｗヘッド２が何番目（何周目）
のトラックに位置しているかの情報）を出力する。
【００１９】サーボコントローラ１０は、精位置検出器
８から出力されるトラッキングエラー信号と粗位置検出
器９から出力されるトラックの位置情報とに対応して駆
動信号を出力する。ヘッドアクチュエータ１３は、サー
ボコントローラ１０より出力される駆動信号にしたがっ
て、Ｒ／Ｗヘッド２を制御（駆動）する。
８から出力されるトラッキングエラー信号と粗位置検出
器９から出力されるトラックの位置情報とに対応して駆
動信号を出力する。ヘッドアクチュエータ１３は、サー
ボコントローラ１０より出力される駆動信号にしたがっ
て、Ｒ／Ｗヘッド２を制御（駆動）する。
【００２０】データ抽出回路１１は、同期回路５から出
力されるデータクロックに同期して、Ｒ／Ｗヘッド２か
ら出力される再生信号から、データを抽出する。また、
精位置検出マークおよび粗位置検出マークを抽出しない
ように、データ抽出回路１１は、Ａ・ｎ1進カウンタ６
から出力されるパルスとＡ・ｎ2進カウンタ７から出力
されるパルスとに同期して、精位置検出マークおよび粗
位置検出マークを排除するようになっている。
力されるデータクロックに同期して、Ｒ／Ｗヘッド２か
ら出力される再生信号から、データを抽出する。また、
精位置検出マークおよび粗位置検出マークを抽出しない
ように、データ抽出回路１１は、Ａ・ｎ1進カウンタ６
から出力されるパルスとＡ・ｎ2進カウンタ７から出力
されるパルスとに同期して、精位置検出マークおよび粗
位置検出マークを排除するようになっている。
【００２１】データ生成回路１２は、同期回路５から出
力されるデータクロックに同期して、データを光磁気デ
ィスク１に記録するための記録信号を生成する。また、
光磁気ディスク１に精位置検出マークおよび粗位置検出
マークが記録されている位置に、データを記録しないよ
うに、データ生成回路１２は、Ａ・ｎ1進カウンタ６か
ら出力されるパルスとＡ・ｎ2進カウンタ７から出力さ
れるパルスとに同期して、記録信号を出力しないように
なっている。
力されるデータクロックに同期して、データを光磁気デ
ィスク１に記録するための記録信号を生成する。また、
光磁気ディスク１に精位置検出マークおよび粗位置検出
マークが記録されている位置に、データを記録しないよ
うに、データ生成回路１２は、Ａ・ｎ1進カウンタ６か
ら出力されるパルスとＡ・ｎ2進カウンタ７から出力さ
れるパルスとに同期して、記録信号を出力しないように
なっている。
【００２２】次に、その動作について説明する。Ｒ／Ｗ
ヘッド２において、半導体レーザから発光した光が、モ
ータ（図示せず）に回転制御されている光磁気ディスク
１に照射され、その反射光がフォトダイオードで受光さ
れて再生信号が生成される。クロックマーク検出器３に
おいて、ＲＦ信号よりクロックマークが検出され、さら
に装置の各部に供給される同期信号（クロックパルス）
が生成される。同期回路４において、クロックパルス
は、そのＡ倍の周波数を有するサーボクロックに変換さ
れ、精位置検出器８や粗位置検出器９に供給され、トラ
ッキングエラー信号やトラックの位置情報を検出するた
めに用いられる。
ヘッド２において、半導体レーザから発光した光が、モ
ータ（図示せず）に回転制御されている光磁気ディスク
１に照射され、その反射光がフォトダイオードで受光さ
れて再生信号が生成される。クロックマーク検出器３に
おいて、ＲＦ信号よりクロックマークが検出され、さら
に装置の各部に供給される同期信号（クロックパルス）
が生成される。同期回路４において、クロックパルス
は、そのＡ倍の周波数を有するサーボクロックに変換さ
れ、精位置検出器８や粗位置検出器９に供給され、トラ
ッキングエラー信号やトラックの位置情報を検出するた
めに用いられる。
【００２３】従来の装置において、精位置検出マークお
よび粗位置検出マークは、クロックマークに付随して記
録される。従って、精位置検出マークおよび粗位置検出
マークが検出される周期は、クロックパルスの有する周
期、即ちサーボクロックの有する周期のＡ倍の周期にな
るが、光磁気ディスク１は、クロックマークに対して、
粗位置検出マークが間引き率ｎ1で間引かれ、精位置検
出マークが間引き率ｎ2で間引かれているので、精位置
検出マークおよび粗位置検出マークが検出される周期
は、サーボクロックの有する周期のＡ倍のさらに、それ
ぞれｎ1倍およびｎ2倍の周期になる。
よび粗位置検出マークは、クロックマークに付随して記
録される。従って、精位置検出マークおよび粗位置検出
マークが検出される周期は、クロックパルスの有する周
期、即ちサーボクロックの有する周期のＡ倍の周期にな
るが、光磁気ディスク１は、クロックマークに対して、
粗位置検出マークが間引き率ｎ1で間引かれ、精位置検
出マークが間引き率ｎ2で間引かれているので、精位置
検出マークおよび粗位置検出マークが検出される周期
は、サーボクロックの有する周期のＡ倍のさらに、それ
ぞれｎ1倍およびｎ2倍の周期になる。
【００２４】そこで、Ａ・ｎ1進カウンタ６において、
サーボクロックのパルスが（Ａ×ｎ1）個カウントさ
れ、パルスが１個出力されるので、サーボクロックの周
期を（Ａ×ｎ1）倍した周期を有するパルスが得られ、
精位置検出器８において、このパルスに同期して、ＲＦ
信号から精位置検出マークが検出される。そして、検出
された精位置検出マークからトラッキングエラー信号が
生成され、サーボコントローラ１０に供給される。
サーボクロックのパルスが（Ａ×ｎ1）個カウントさ
れ、パルスが１個出力されるので、サーボクロックの周
期を（Ａ×ｎ1）倍した周期を有するパルスが得られ、
精位置検出器８において、このパルスに同期して、ＲＦ
信号から精位置検出マークが検出される。そして、検出
された精位置検出マークからトラッキングエラー信号が
生成され、サーボコントローラ１０に供給される。
【００２５】同様に、Ａ・ｎ2進カウンタ７において、
サーボクロックのパルスが（Ａ×ｎ2）個カウントさ
れ、パルスが１個出力されるので、サーボクロックの周
期を（Ａ×ｎ2）倍した周期を有するパルスが得られ、
粗位置検出器９において、このパルスに同期して、ＲＦ
信号から粗位置検出マークが検出される。そして、この
粗位置検出マークを利用してトラックの位置情報が生成
され、サーボコントローラ１０に供給される。
サーボクロックのパルスが（Ａ×ｎ2）個カウントさ
れ、パルスが１個出力されるので、サーボクロックの周
期を（Ａ×ｎ2）倍した周期を有するパルスが得られ、
粗位置検出器９において、このパルスに同期して、ＲＦ
信号から粗位置検出マークが検出される。そして、この
粗位置検出マークを利用してトラックの位置情報が生成
され、サーボコントローラ１０に供給される。
【００２６】サーボコントローラ１０において、精位置
検出器８から出力されるトラッキングエラー信号と粗位
置検出器９から出力されるトラックの位置情報とに対応
して駆動信号が出力され、ヘッドアクチュエータ１３
が、この駆動信号にしたがってＲ／Ｗヘッド２を制御
（駆動）して、ラジアルサーボ動作とトラッキングサー
ボ動作が行われる。
検出器８から出力されるトラッキングエラー信号と粗位
置検出器９から出力されるトラックの位置情報とに対応
して駆動信号が出力され、ヘッドアクチュエータ１３
が、この駆動信号にしたがってＲ／Ｗヘッド２を制御
（駆動）して、ラジアルサーボ動作とトラッキングサー
ボ動作が行われる。
【００２７】一方、同期回路５において、クロックパル
スは、そのＢ倍の周波数を有するデータクロックに変換
され、データ抽出回路１１などのデータ処理を行う回路
（ブロック）に供給される。
スは、そのＢ倍の周波数を有するデータクロックに変換
され、データ抽出回路１１などのデータ処理を行う回路
（ブロック）に供給される。
【００２８】再生時、データ抽出回路１１において、精
位置検出マークおよび粗位置検出マークを抽出しないよ
うに、Ａ・ｎ1進カウンタ６から出力されるパルスとＡ
・ｎ2進カウンタ７から出力されるパルスとに同期し
て、精位置検出マークおよび粗位置検出マークが排除さ
れ、データクロックに同期して、Ｒ／Ｗヘッド２から出
力されるＲＦ信号から、データが抽出（再生）される。
位置検出マークおよび粗位置検出マークを抽出しないよ
うに、Ａ・ｎ1進カウンタ６から出力されるパルスとＡ
・ｎ2進カウンタ７から出力されるパルスとに同期し
て、精位置検出マークおよび粗位置検出マークが排除さ
れ、データクロックに同期して、Ｒ／Ｗヘッド２から出
力されるＲＦ信号から、データが抽出（再生）される。
【００２９】記録時、データ生成回路１２において、光
磁気ディスク１に精位置検出マークおよび粗位置検出マ
ークが記録されている位置に、データを記録しないよう
に、Ａ・ｎ1進カウンタ６から出力されるパルスとＡ・
ｎ2進カウンタ７から出力されるパルスとに同期して、
記録信号が出力されないようになっており、同期回路５
から出力されるデータクロックに同期して、データを光
磁気ディスク１に記録するための記録信号が生成され
る。
磁気ディスク１に精位置検出マークおよび粗位置検出マ
ークが記録されている位置に、データを記録しないよう
に、Ａ・ｎ1進カウンタ６から出力されるパルスとＡ・
ｎ2進カウンタ７から出力されるパルスとに同期して、
記録信号が出力されないようになっており、同期回路５
から出力されるデータクロックに同期して、データを光
磁気ディスク１に記録するための記録信号が生成され
る。
【００３０】以上、本発明を光磁気ディスクに応用した
場合を例として説明したが、本発明は光磁気ディスク以
外に光ディスクや磁気ディスクなどのディスクにも応用
することができる。
場合を例として説明したが、本発明は光磁気ディスク以
外に光ディスクや磁気ディスクなどのディスクにも応用
することができる。
【００３１】
【発明の効果】本発明のディスクによれば、トラックの
位置を検出するための粗位置検出マークと、トラッキン
グエラー信号を得るための精位置検出マークとを備え、
クロックマーク、粗位置検出マーク、および精位置検出
マークを放射状に配置し、粗位置検出マークと精位置検
出マークとがクロックマークに対してそれぞれ所定の割
合で間引いて配置するようにしたので、ディスクの容量
を増やすことができる。
位置を検出するための粗位置検出マークと、トラッキン
グエラー信号を得るための精位置検出マークとを備え、
クロックマーク、粗位置検出マーク、および精位置検出
マークを放射状に配置し、粗位置検出マークと精位置検
出マークとがクロックマークに対してそれぞれ所定の割
合で間引いて配置するようにしたので、ディスクの容量
を増やすことができる。
【００３２】本発明のディスク装置によれば、クロック
マークと、トラックの位置を検出するための粗位置検出
マークと、トラッキングエラー信号を得るための精位置
検出マークとを放射状に配置し、粗位置検出マークと精
位置検出マークとをクロックマークに対してそれぞれ所
定の割合で間引いて配置したディスクのクロックマーク
から同期信号を生成し、生成された同期信号の周期を整
数倍して異なる周期の同期信号を生成し、生成された異
なる周期の同期信号に同期して粗位置検出マークと精位
置検出マークのうちの少なくとも一方を検出するように
したので、クロックマークよりも配置数の少ない粗位置
検出マークと精位置検出マークのうちの少なくとも一方
を検出することができる。
マークと、トラックの位置を検出するための粗位置検出
マークと、トラッキングエラー信号を得るための精位置
検出マークとを放射状に配置し、粗位置検出マークと精
位置検出マークとをクロックマークに対してそれぞれ所
定の割合で間引いて配置したディスクのクロックマーク
から同期信号を生成し、生成された同期信号の周期を整
数倍して異なる周期の同期信号を生成し、生成された異
なる周期の同期信号に同期して粗位置検出マークと精位
置検出マークのうちの少なくとも一方を検出するように
したので、クロックマークよりも配置数の少ない粗位置
検出マークと精位置検出マークのうちの少なくとも一方
を検出することができる。
【図１】本発明のディスクを応用した光磁気ディスクの
一実施例の構成を示す平面図である。
一実施例の構成を示す平面図である。
【図２】図１の光磁気ディスクのフォーマットを示す図
である。
である。
【図３】図１の光磁気ディスクに情報の記録または再生
を行う光磁気ディスクの一実施例の構成を示すブロック
図である。
を行う光磁気ディスクの一実施例の構成を示すブロック
図である。
【図４】従来の光磁気ディスクの一例の構成を示す平面
図である。
図である。
【符号の説明】 １ 光磁気ディスク ２ 記録／再生（Ｒ／Ｗ）ヘッド ３ クロックマーク検出器 ４ 同期回路 ４ａ 位相比較器 ４ｂ ローパスフィルタ（ＬＰＦ） ４ｃ ＶＣＯ ４ｄ １／Ａカウンタ ５ 同期回路 ５ａ 位相比較器 ５ｂ ローパスフィルタ（ＬＰＦ） ５ｃ ＶＣＯ ５ｄ １／Ａカウンタ ６ Ａ・ｎ1カウンタ ７ Ａ・ｎ2カウンタ ８ 精位置検出器 ９ 粗位置検出器 １０ サーボコントローラ １１ データ抽出回路 １２ データ生成回路 １３ ヘッドアクチュエータ
Claims (3)
- 【請求項１】 同期信号を得るためのクロックマーク
と、トラックの位置を検出するための粗位置検出マークと、 トラッキングエラー信号を得るための精位置検出マーク
とを備えたディスクにおいて、上記 クロックマーク、上記粗位置検出マーク、および上
記精位置検出マークが放射状に配置され、上記粗位置検
出マークと上記精位置検出マークとを上記クロックマー
クに対してそれぞれ所定の割合で間引いて配置したこと
を特徴とするディスク。 - 【請求項２】 クロックマークと、トラックの位置を検
出するための粗位置検出マークと、トラッキングエラー
信号を得るための精位置検出マークとが放射状に配置さ
れ、上記粗位置検出マークと上記精位置検出マークを上
記クロックマークに対してそれぞれ所定の割合で間引い
て配置したディスクの上記クロックマークから同期信号
を生成する生成手段と、上記 生成手段により生成された上記同期信号の周期を整
数倍して異なる周期の同期信号を生成する分周手段と、上記 分周手段により生成された上記異なる周期の同期信
号に同期して上記粗位置検出マークと上記精位置検出マ
ークのうちの少なくとも一方を検出する検出手段とを備
えることを特徴とするディスク装置。 - 【請求項３】 上記検出手段は、上記粗位置検出マーク
と上記精位置検出マークのうち、上記精位置検出マーク
を検出することを特徴とする請求項２に記載のディスク
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29491591A JP3298121B2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | ディスクおよびディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29491591A JP3298121B2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | ディスクおよびディスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05109195A JPH05109195A (ja) | 1993-04-30 |
| JP3298121B2 true JP3298121B2 (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=17813902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29491591A Expired - Fee Related JP3298121B2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | ディスクおよびディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3298121B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3541386B2 (ja) * | 1993-05-18 | 2004-07-07 | ソニー株式会社 | デイスク装置 |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP29491591A patent/JP3298121B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05109195A (ja) | 1993-04-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2589370B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
| US5745457A (en) | Optical disk player with coarse and fine speed control | |
| US4688205A (en) | Data demodulation apparatus | |
| USRE41430E1 (en) | Rotation control apparatus operating with a sync signal having variable intervals | |
| US5347506A (en) | Optical disk player including a plurality of independent pick-ups | |
| GB1572346A (en) | Velocity and phase control for a disc recording and reproducing apparatus | |
| US4949325A (en) | Method and associated apparatus and medium for optical recording and reproducing information | |
| EP0967612B1 (en) | Optical disk recording apparatus and method for recording data on optical disk | |
| US5636196A (en) | Optical disc apparatus with selectively shiftable seek operation capture range | |
| US5633855A (en) | Optical information reproduction apparatus | |
| JP3298121B2 (ja) | ディスクおよびディスク装置 | |
| EP0450529A2 (en) | Motor servo circuit for disc reproduction apparatus | |
| JPS60195773A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JPS5835708A (ja) | 記録情報再生装置 | |
| JP3352132B2 (ja) | 光学的情報再生装置 | |
| US6028833A (en) | Optical disk signal processing apparatus using modulated light source in a playback operation | |
| JP2841371B2 (ja) | 光磁気記録装置 | |
| EP1149379B1 (en) | Device for writing information controlled by a delay line onto an optical disc | |
| KR930001364B1 (ko) | 콤팩트 디스크의 가변배속 복사장치 | |
| JPS6150225A (ja) | ３ビ−ム方式記録情報読取装置における線速度検出装置 | |
| JPH0845167A (ja) | 光ディスク原盤の記録装置及び光ディスク | |
| JPH0636464A (ja) | デジタルデータ記録ディスク | |
| JP3509221B2 (ja) | 円盤状記録媒体の記録再生装置 | |
| JPS6366471B2 (ja) | ||
| JPH10269644A (ja) | 情報記録装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020319 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |