JP2841371B2 - 光磁気記録装置 - Google Patents

光磁気記録装置

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JP2841371B2
JP2841371B2 JP13409088A JP13409088A JP2841371B2 JP 2841371 B2 JP2841371 B2 JP 2841371B2 JP 13409088 A JP13409088 A JP 13409088A JP 13409088 A JP13409088 A JP 13409088A JP 2841371 B2 JP2841371 B2 JP 2841371B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B11/00Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
    • G11B11/10Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing

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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術(第5図及び第6図) D発明が解決しようとする問題点(第5図及び第6図) E問題点を解決するための手段(第1図〜第4図) F作用(第1図〜第4図) G実施例 (G1)第1の実施例(第1図及び第2図) (G2)第2の実施例(第3図及び第4図) (G3)他の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は光磁気記録装置に関し、例えば記録データを
光磁気デイスク上に重ね書き記録し得るようになされた
光磁気デイスク装置に適用して好適なものである。
B発明の概要 本発明は、光磁気記録媒体に対して任意のクロツク信
号に基づいて反転する交流磁界を印加すると共に、光磁
気記録媒体で交流磁界が印加された位置に、クロツク信
号に基づいて発光するパルス状レーザ光を照射すること
により、光磁気記録媒体に記録データを記録するように
なされた光磁気記録装置において、交流磁界を発生する
磁気ヘツドの駆動電流及びクロツク信号の位相を比較
し、その比較結果に基づいて磁気ヘツドの駆動電流の位
相を補正するようにしたことにより、交流磁界及びパル
ス状レーザ光の位相関係を一定に保ち得る。
C従来の技術 従来この種の光磁気デイスク装置においては、光磁気
記録媒体としての光磁気デイスクに対して単一周波数の
交流磁界を印加すると共に、この交流磁界の1周期の期
間に対応する記録データが値「1」の場合には、光磁気
デイスクに対して交流磁界が正の最大値近傍の所定のタ
イミングでパルス状レーザ光を照射し、また記録データ
が値「0」の場合には、交流磁界が負の最大値近傍の所
定のタイミングでパルス状レーザ光を照射することによ
り、光磁気デイスクに形成されている記録パターン上に
新たな記録データに応じた新たな記録パターンを形成し
て重ね書きできるようになされたものが提案されている
(特開昭61−276103号公報、特願昭61−180416号)。
すなわち第5図に示すように、この光磁気デイスク装
置1においては、例えばポリカーボネイト、ガラス等で
なる透明保護基板2に垂直磁化膜3が披着されてなる光
磁気デイスク4が、スピンドルモータ5によつて軸Oを
中心に回転するようになされている。
光磁気デイスク4の上方には電磁石でなる磁気ヘツド
6が配置されており、この磁気ヘツド6はそのコイル6A
に対してコンデンサ7が直列に介挿されて共振回路8を
構成し、磁気ヘツド6のコイル6Aを発振コイルとする発
振回路9に接続されている。
この場合、共振回路8の共振周波数f0は、コンデンサ
7の容量Cによつて記録データSDTの最高周波数fWの2
倍の周波数2fwとなるように選定されている。
また発振回路9にはクロツク発生回路10から得られる
クロツク信号SCK(第6図(A))が入力されており、
これにより発振回路9はクロツク信号SCKに同期して、
周波数2fWの単一周波数でなる交流磁界IACを磁気ヘツド
6のコイル6Aに供給する。
かくして磁気ヘツド6は、周波数2fWで矢印Ha及びHb
方向に反転する交流磁界HW(第6図(B))を光磁気デ
イスク4の垂直磁化膜3に供給し得るようになされてい
る。
これによりこの交流磁界HWは、クロツク信号SCKの立
ち上がる時点t1、t3、t5、t7、t9、t11……のタイミン
グで正の最大値を有し、クロツク信号SCKの立ち下がる
時点t0、t2、t4、t6、t8、t10……のタイミングで負の
最大値を有すると共に、その交流磁界HWの強度は、正及
び負の最大値近傍で光磁気デイスク4の垂直磁化膜3の
磁化方向の磁界方向に配向し得る値以上に選定されてい
る。
ここで、クロツク発生回路10から得られるクロツク信
号SCKは、発振回路9に加えて記録データSDTが入力され
るレーザ変調回路11に入力されており、これによりレー
ザ変調回路11はクロツク信号SCKに同期して、光磁気デ
イスク4に印加される交流磁界HWの所定の1周期に対応
する記録データSDTが値「1」の場合には、交流磁界HW
が正の最大値となるタイミングで立ち上がり、逆に記録
データSDTが値「0」の場合には、交流磁界HWが負の最
大値となるタイミングで立ち上がるパルス波形でなる記
録信号SWを発生する。
すなわち、例えば記録データSDTとして、値「11110
1」が順次入力された場合には、時点t1、t3、t5、t7、t
10及びt11のタイミングで立ち上がる記録信号SW1(第6
図(C))を発生し、これをレーザ駆動回路12を介して
光ヘツド13の半導体レーザ14に供給する。
これにより、半導体レーザ14から射出されるパルス状
レーザ光LPWは、光ヘツド13内のコリメータレンズ15、
偏光ビームスプリツタ16及び対物レンズ17を介して、光
磁気デイスク4において、磁気ヘツド6によつて上方か
ら交流磁界HWが印加される位置に下方から光スポツトを
形成する。
従つて、上述のように記録データSDTとして値「11110
1」が順次入力された場合には、光磁気デイスク4の垂
直磁化膜3が時点t1、t3、t5、t7及びt11のタイミング
で、トラツク中心TRK上に例えば下方向に磁化されてな
る長円形状の記録パターンPTN0(第6図(D)に斜線を
付けて示す)を形成すると共に、時点t10のタイミング
で上方向に磁化されてなる長円形状の記録パターンPTN1
(第6図(D)に白抜きで示す)を形成し、このように
して光磁気デイスク4に記録データSDTを記録し得るよ
うになされている。
なおこのとき光磁気デイスク4で反射されたレーザ光
は、対物レンズ17を介して偏光ビームスプリツタ16で折
り曲げられ集光レンズ18によつて光デイテクタ19に集光
され、これにより得られる受光出力SOUTがクロツク発生
回路10に供給される。
クロツク発生回路10は受光出力SOUTに含まれる例えば
サンプルフオーマツトを再生して光磁気デイスク4の回
転位置情報等を検出して、これに応じたクロツク信号S
CKを発生するようになされており、かくして光磁気デイ
スク4の回転むら等による記録時の悪影響を未然に防止
し得るようになされている。
続いてこの光磁気デイスク装置1において、上述のよ
うに記録データSDTとして値「111101」の記録パターンP
TN0及びPTN1が形成された光磁気デイスク4上の同位置
に、記録データSDTとして値「100111」を順次記録する
場合には、レーザ変調回路11において上述と同様にし
て、時点t1、t4、t6、t7、t9及びt11のタイミングで立
ち上がる記録信号SW2(第6図(E))を発生し、これ
をレーザ駆動回路12を介して光ヘツド13の半導体レーザ
14に供給する。
これにより、上述の記録データSDTとして値「11110
1」の記録パターンPTN0及びPTN1上には、光磁気デイス
ク4の垂直磁化膜3が時点t1、t5、t7及びt9のタイミン
グで下方向に磁化されてなる長円形状の新たな記録パタ
ーンPTN2(第6図(F)に斜線を付けて示す)が形成さ
れると共に、時点t4及びt6のタイミングで上方向に磁化
されてなる長円形状の新たな記録パターンPTN3(第6図
(F)に白抜きで示す)が形成され、かくして光磁気デ
イスク4に形成された記録パターンPTN0及びPTN1上に新
たな記録データSDTに応じた新たな記録パターンPTN2
びPTN3を重ね書きし得るようになされている。
D発明が解決しようとする問題点 ところがかかる構成の光磁気デイスク装置において
は、クロツク発生回路10から得られるクロツク信号SCK
を用いて、発振回路9により駆動電流IACを発生し、こ
れにより磁気ヘツド6を駆動するようになされている。
このため例えば外部の温度環境の変化や磁気ヘツド6
自体の発熱の影響によつて、駆動電流IACの電流波形に
位相ずれが生じることにより、光磁気デイスク4に印加
される交流磁界HW1の位相がクロツク信号SCKに対してず
れ、この結果光磁気デイスク4に照射されるパルス状レ
ーザ光LPWの位相と交流磁界HWX(第6図(B)に破線で
示す)との位相関係がずれることにより、正しく記録パ
ターンPTN0〜PTN3を形成し得ないという問題があつた。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、外部の
温度環境の変化や磁気ヘツド自体の発熱の影響によつ
て、駆動電流に位相ずれが生じても、正しく記録パター
ンを形成し得る光磁気記録装置を提案しようとするもの
である。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため第1の発明においては、
光磁気記録媒体4に対して任意のクロツク信号SCKに基
づいて発生した駆動電流IDVを用いて交流磁界HW1を印加
すると共に、当該光磁気記録媒体4で交流磁界HW1が印
加された位置に、クロツク信号SCKに同期して変調され
たパルス状レーザ光LPWを照射することにより、光磁気
記録媒体4上に記録データSDTを記録するようになされ
た光磁気記録装置20において、交流磁界HW1を発生する
磁気ヘツド6の駆動電流IDV及びクロツク信号SCKの位相
を比較し、当該比較結果SCPに基づいてパルス状レーザ
光LPWの位相に対する磁気ヘツド6の駆動電流IDVの位相
ずれを補正する位相補正手段21を設けるようにした。
また第2の発明においては、光磁気記録媒体4に対し
て任意のクロツク信号SCK1に同期した記録変調信号SW10
に基づく駆動電流IDV1を用いて変調磁界HW10を印加する
と共に、当該光磁気記録媒体4で変調磁界HW10が印加さ
れた位置に、クロツク信号SCK1に基づいて発光するパル
ス状レーザ光LPW1を照射することにより、光磁気記録媒
体4上に記録データを記録するようになされた光磁気記
録装置30において、変調磁界HW10を発生する磁気ヘツド
6の駆動電流IDV1及び記録変調信号SW10の位相を比較
し、当該比較結果SCP1に基づいてパルス状レーザ光LPW1
の位相に対する磁気ヘツド6の駆動電流IDV1の位相ずれ
を補正する位相補正手段33を設けるようにした。
F作用 第1及び第2の発明において、磁気ヘツド6の駆動電
流IDV、DDV1の位相を任意のクロツク信号SCK又はクロツ
ク信号SCK1に同期した記録変調信号SW10位相に基づいて
補正するようにしたことにより、磁気ヘツド6の駆動電
流IDV、IDV1及びパルス状レーザ光LPW、LPW1の位相関係
を一定に保つことができ、かくして外部の温度環境の変
化や磁気ヘツド6自体の発熱の影響による駆動電流
IDV、IDV1の位相ずれを防止して、光磁気記録媒体4上
に正しく記録パターンPTN0〜PTN3を形成することができ
る。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)第1の実施例 第5図との対応部分に同一符号を付して示す第1図に
おいて、20は全体として本発明による光磁気デイスク装
置を示し、磁気ヘツド6は従来の発振回路9に代え、磁
気ヘツド駆動回路21を用いて駆動制御されている。
すなわち磁気ヘツド駆動回路21は第2図に示すよう
に、全体としてPLL(phase locked loop)構成でなり、
クロツク発生回路10から得られるクロツク信号SCKが、
位相比較回路22に入力され、その比較出力SCPがPLLのル
ープフイルタとしてのローパスフイルタ23を通じて、電
圧制御型発振回路(VCO(voltage contorol oscillato
r))24の制御電圧として入力される。
なおローパスフイルタ23は、比較出力SCPに含まれる
不要な高調波成分や雑音成分を除去すると共に、その振
幅位相特性によりPLLの応答特性及び同期特性を決定す
る。
VCO24は発振出力SVCOは、1/N分周回路25(この場合N
は、N=1に選定されている)及び遅延回路26を介し
て、演算増幅器構成の駆動増幅回路27に入力され、これ
により得られる駆動電流IDVが磁気ヘツド6のコイル6A
の一端に供給される。
なお遅延回路26は遅延線で構成されており、その遅延
時間は初期の安定状態において、パルス状レーザ光LPW
及び磁気ヘツド6で発生する交流磁界HW1の波形の位相
関係が一致し得る時間に選定されている。
また磁気ヘツド6のコイル6Aの他端は、抵抗R1を介し
て接地されると共に、演算増幅器構成の比較回路28に接
続され、これによりその出力端からは磁気ヘツド6に供
給された駆動電流IDVが、矩形波でなる比較信号SDVに変
換されて位相比較回路22に入力されている。
以上の構成において、例えば動作開始時等の同期状態
においては、磁気ヘツド6のコイル6Aに供給される駆動
電流IDV、すなわちVCO24の発振出力SVCOの位相及び周波
数は、クロツク信号SCKの位相及び周波数に一致してお
り、これにより、位相比較回路22から出力される比較出
力SCPは0レベルとなる。
これに対して、外部の温度環境の変化や磁気ヘツド6
自体の発熱の影響によつて、駆動電流IDVに位相ずれが
生じると、位相比較回路22からは駆動電流IDVを矩形波
に変換して得られる比較信号SDV及びクロツク信号SCK
の位相ずれに応じたレベルでなる比較出力SCPが出力さ
れ、これにより、磁気ヘツド駆動回路21は全体としてPL
L動作し、VCO24の発振出力SVCOの位相及び周波数がクロ
ツク信号SCKの位相及び周波数に一致するように制御さ
れる。
以上の構成によれば、磁気ヘツド駆動回路21において
磁気ヘツド6の駆動電流IDV及びクロツク信号SCKの位相
を比較し、その比較結果に基づいて磁気ヘツド6の駆動
電流IDVの位相を補正するようにしたことにより、磁気
ヘツド6の駆動電流IDVによつて得られる交流磁界HW1
びパルス状レーザ光LPWの位相関係を常に一定に保つこ
とができる。
かくするにつき、外部の温度環境の変化や磁気ヘツド
6自体の発熱の影響によつて、駆動電流IDVに位相ずれ
が生じても、光磁気デイスク4上に正しく記録パターン
を形成し得る光磁気デイスク装置20を容易に実現でき
る。
(G2)第2の実施例 第1図との対応部分に同一符号を付して示す第3図
は、本発明を上述した単一周波数の交流磁界を用いたレ
ーザ変調記録方式の光磁気デイスク装置1、20(第1
図、第5図)に代え、光磁気デイスク4に照射するパル
ス状レーザ光LPW1と同期を取りながら、光磁気デイスク
4に対して記録データSDTによる変調磁界HW10を印加し
て、光磁気デイスク4に記録データSDTを記録する、い
わゆる磁界変調記録方式の光磁気デイスク装置30に適用
したものである。
すなわち、この光磁気デイスク装置30において、記録
データSDTは磁界変調回路31に入力され、クロツク発生
回路32から得られるクロツク信号SCK1のタイミングで記
録データSDTに基づいて磁界変調され、これにより得ら
れる記録変調信号SW10が、続く磁気ヘツド駆動回路32に
供給される。
磁気ヘツド駆動回路32は、入力される記録変調信号S
W10に基づいて磁気ヘツド6を駆動する駆動電流IDV1
発生し、これを磁気ヘツド6のコイル6Aに供給する。
これにより、磁気ヘツド6は記録データSDTに基づい
て反転する変調磁界HW10を光磁気デイスク4に印加す
る。
このとき、光磁気デイスク4の変調磁界HW10の印加さ
れた位置には、下方からクロツク発生回路32より得られ
るクロツク信号SCK1のタイミングに基づいて発光するパ
ルス状レーザ光LPW1が照射されており、かくしてこの光
磁気デイスク装置30は、光磁気デイスク4に照射するパ
ルス状レーザ光LPW1と、光磁気デイスク4に印加する変
調磁界HW10との同期を取りながら、光磁気デイスク4に
記録データSDTを記録するようになされている。
なおこの光磁気デイスク装置30の場合、磁気ヘツド駆
動回路33は、第4図に示すように、磁界変調回路31を介
して入力される記録変調信号SW10を受けフリツプフロツ
プ構成でなるゲート回路34、演算増幅器構成でなりゲー
ト回路34から得られるゲート出力を駆動電流IDV1として
磁気ヘツド6のコイル6Aの一端に供給する駆動増幅回路
35及びPLL構成でなりゲート回路34のフリツプフロツプ
に位相補正クロツク信号SCKXを送出してゲート制御する
位相補正回路部36から構成されている。
この位相補正回路部36は、磁界変調回路31を介して入
力される記録変調信号SW10を所定の遅延時間を有する遅
延回路37を介して、位相比較回路38に受ける。
またこの位相比較回路38には、磁気ヘツド6のコイル
6Aの他端が、抵抗R2を介して接地されると共に、演算増
幅器構成の比較回路39に接続されていることにより、そ
の出力端から得られる比較信号SDV1(磁気ヘツド6に供
給された駆動電流IDV1が矩形波に変換されてなる)が入
力されている。
これにより、位相比較回路38から得られる比較出力S
CP1(記録変調信号SW10及び比較信号SDV1の周波数及び
位相差に応じた電圧でなる)は、PLLのループフイルタ
としてのローパスフイルタ40を通じて、VCO41の制御電
圧として入力される。
かくして、VCO41は、記録変調信号SW10及び比較信号S
DV1の周波数及び位相差を補正する位相補正クロツク信
号SCKXを発生する。
以上の構成において、例えば動作開始時等の同期状態
においては、磁気ヘツド6のコイル6Aに供給される駆動
電流IDV1の位相は、クロツク信号SCK1の位相に対して遅
延回路37の遅延時間分だけ遅れて一致しており、これに
より、位相比較回路38から出力される比較出力SCP1は0
レベルとなる。
これに対して外部の温度環境の変化や磁気ヘツド6自
体の発熱の影響によつて、駆動電流IDV1に位相ずれが生
じると、位相比較回路38からは駆動電流IDV1を矩形波に
変換して得られる比較信号SDV1及び記録変調信号SW10
の位相ずれに応じた比較出力SCP1が出力され、これによ
り、位相補正回路部36は全体としてPLL動作し、VCO41か
らは記録変調信号SW10及び比較信号SDV1の周波数及び位
相差を補正する位相補正クロツク信号SCKXを送出し、こ
れにより駆動電流IDV1の位相及び周波数がクロツク信号
SCK1の位相及び周波数に一致するように制御される。
以上の構成によれば、位相補正回路部36において磁気
ヘツド6の駆動電流IDV1及び記録変調信号SW10の位相を
比較し、その比較結果SCP1に基づく位相補正クロツク信
号SCKXを用いて、記録変調信号SW10をゲートして、磁気
ヘツド6の駆動電流IDV1の位相を補正するようにしたこ
とにより、磁気ヘツド6の駆動電流IDV1によつて得られ
る交流磁界HW10及びパルス状レーザ光LPW1の位相関係を
常に一定に保つことができる。
かくするにつき、外部の温度環境の変化や磁気ヘツド
6自体の発熱の影響によつて、駆動電流IDV1に位相ずれ
が生じても、光磁気デイスク4上に正しく記録パターン
を形成し得る光磁気デイスク装置30を容易に実現でき
る。
(G3)他の実施例 上述の実施例においては、光磁気記録媒体として光磁
気デイスクを用いる光磁気デイスク装置に適用した場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば光磁
気テープ等他の光磁気記録媒体を用いる光磁気記録装置
に広く適用し得るものである。
H発明の効果 上述のように第1及び第2の発明によれば、磁気ヘツ
ドの駆動電流の位相を任意のクロツク信号又はクロツク
信号に同期した記録変調信号位相に基づいて補正するよ
うにしたことにより、磁気ヘツドの駆動電流及びパルス
状レーザ光の位相関係を一定に保つことができ、かくし
て外部の温度環境の変化や磁気ヘツド自体の発熱の影響
による駆動電流の位相ずれを防止して、光磁気記録媒体
上に正しく記録パターンを形成し得る光磁気記録装置を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す略線的系統図、第
2図はその磁気ヘツド駆動回路を示すブロツク図、第3
図は本発明の第2の実施例を示す略線的系統図、第4図
はその磁気ヘツド駆動回路を示すブロツク図、第5図は
従来の光磁気デイスク装置を示す略線的系統図、第6図
はその重ね書き記録及び再生動作を示すタイミングチヤ
ートである。 1、20、30……光磁気デイスク装置、4……光磁気デイ
スク、6……磁気ヘツド、6A……コイル、10、32……ク
ロツク発生回路、11……レーザ変調回路、12……レーザ
駆動回路、13……光ヘツド、21、33……磁気ヘツド駆動
回路、22、38……位相比較回路、23、40……ローパスフ
イルタ、24、41……VCO、25……1/N分周回路、26、37…
…遅延回路、27、35……駆動増幅回路、28、39……比較
回路、31……磁界変調回路、34……ゲート回路、LPW
…パルス状レーザ光、HW、HW1、HW10……交流磁界、SDT
……記録データ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光磁気記録媒体に対して任意のクロツク信
    号に基づいて発生した駆動電流を用いて交流磁界を印加
    すると共に、当該光磁気記録媒体で上記交流磁界が印加
    された位置に、上記クロツク信号に同期して変調された
    パルス状レーザ光を照射することにより、上記光磁気記
    録媒体上に記録データを記録するようになされた光磁気
    記録装置において、 上記交流磁界を発生する磁気ヘツドの上記駆動電流及び
    上記クロツク信号の位相を比較し、当該比較結果に基づ
    いて上記パルス状レーザ光の位相に対する上記磁気ヘツ
    ドの駆動電流の位相ずれを補正する位相補正手段 を具え、上記交流磁界及び上記パルス状レーザ光の位相
    関係を一定に保つようにした ことを特徴とする光磁気記録装置。
  2. 【請求項2】光磁気記録媒体に対して任意のクロツク信
    号に同期した記録変調信号に基づく駆動電流を用いて変
    調磁界を印加すると共に、当該光磁気記録媒体で上記変
    調磁界が印加された位置に、上記クロツク信号に基づい
    て発光するパルス状レーザ光を照射することにより、上
    記光磁気記録媒体上に記録データを記録するようになさ
    れた光磁気記録装置において、 上記変調磁界を発生する磁気ヘツドの上記駆動電流及び
    上記記録変調信号の位相を比較し、当該比較結果に基づ
    いて上記パルス状レーザ光の位相に対する上記磁気ヘツ
    ドの上記駆動電流の位相ずれを補正する位相補正手段 を具え、上記変調磁界及び上記パルス状レーザ光の位相
    関係を一定に保つようにした ことを特徴とする光磁気記録装置。
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