JPS6259377B2 - - Google Patents
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- JPS6259377B2 JPS6259377B2 JP57125635A JP12563582A JPS6259377B2 JP S6259377 B2 JPS6259377 B2 JP S6259377B2 JP 57125635 A JP57125635 A JP 57125635A JP 12563582 A JP12563582 A JP 12563582A JP S6259377 B2 JPS6259377 B2 JP S6259377B2
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- pilot signal
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- signal
- track
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 3
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
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- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/46—Controlling, regulating, or indicating speed
- G11B15/467—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven
- G11B15/4673—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating
- G11B15/4675—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking
- G11B15/4676—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking using signals recorded in tracks disposed in parallel with the scanning direction
- G11B15/4677—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking using signals recorded in tracks disposed in parallel with the scanning direction using auxiliary signals, i.e. pilot signals
- G11B15/4678—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking using signals recorded in tracks disposed in parallel with the scanning direction using auxiliary signals, i.e. pilot signals superimposed on the main signal track
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、VTRなどの磁気録画再生装置にお
けるトラツクの識別とトラツキング制御の方法及
び装置に関する。
けるトラツクの識別とトラツキング制御の方法及
び装置に関する。
回転ヘツド型VTRにおいて、再生時に映像ト
ラツクを回転ヘツドで正しく走査させるためのト
ラツキング制御に、いわゆるパイロツト信号を映
像信号と多重して相隣り合うトラツクで互いに周
波数が異なるように4周波1,2,3,
4の順で循環的に記録し、再生時に、両隣接トラ
ツクから再生されるパイロツト信号のクロストー
ク量がほぼ等しくなるようにテープ速度を制御し
てトラツキング制御する方法が公知で、一部の
VTRに用いられている。
ラツクを回転ヘツドで正しく走査させるためのト
ラツキング制御に、いわゆるパイロツト信号を映
像信号と多重して相隣り合うトラツクで互いに周
波数が異なるように4周波1,2,3,
4の順で循環的に記録し、再生時に、両隣接トラ
ツクから再生されるパイロツト信号のクロストー
ク量がほぼ等しくなるようにテープ速度を制御し
てトラツキング制御する方法が公知で、一部の
VTRに用いられている。
この4周波パイロツト信号1,2,3,
4の周波数は、映像信号の水平同期周波数を
Hとして、例えば次のように定められる。
4の周波数は、映像信号の水平同期周波数を
Hとして、例えば次のように定められる。
このパイロツト信号を用いるトラツキング制御
方式では、テープに記録されたパイロツト信号と
同じ上記4周波のローカル・パイロツト信号を、
記録のときと同じ順序、即ち1,2,3,
4の順で循環的に発生させて、このローカル・
パイロツト信号とテープからの再生パイロツト信
号の差周波数の2つの成分H及び3Hを検出
し、両者の差分をもつてトラツキング誤差信号と
して検出する方法が用いられるが、上記の2つの
成分H及び3Hが正しく検出される(従つて、
正しいトラツキング誤差信号が得られる)のは、
4周波のローカル・パイロツト信号の発生する時
系列がテープからの4周波の再生パイロツト信号
の時系列と一致する場合に限り、それ以外では正
しいトラツキング誤差信号が得られず、このた
め、例えば再生開始するときのトラツキング制御
の始動時において、上記の両パイロツト信号の時
系列が一致するまでの過渡期間で偽のトラツキン
グ誤差信号が検出され、トラツキング制御が擾乱
されて引込み時間が遅くなつたり、あるいは制御
系がハンチングして動作が不安定になるなどの問
題があつた。
方式では、テープに記録されたパイロツト信号と
同じ上記4周波のローカル・パイロツト信号を、
記録のときと同じ順序、即ち1,2,3,
4の順で循環的に発生させて、このローカル・
パイロツト信号とテープからの再生パイロツト信
号の差周波数の2つの成分H及び3Hを検出
し、両者の差分をもつてトラツキング誤差信号と
して検出する方法が用いられるが、上記の2つの
成分H及び3Hが正しく検出される(従つて、
正しいトラツキング誤差信号が得られる)のは、
4周波のローカル・パイロツト信号の発生する時
系列がテープからの4周波の再生パイロツト信号
の時系列と一致する場合に限り、それ以外では正
しいトラツキング誤差信号が得られず、このた
め、例えば再生開始するときのトラツキング制御
の始動時において、上記の両パイロツト信号の時
系列が一致するまでの過渡期間で偽のトラツキン
グ誤差信号が検出され、トラツキング制御が擾乱
されて引込み時間が遅くなつたり、あるいは制御
系がハンチングして動作が不安定になるなどの問
題があつた。
本発明の目的は、上記に鑑み、4周波パイロツ
ト信号を用いたトラツキング制御方式において、
トラツキング制御の開始時に、制御引込み時間を
短縮するためのトラツク識別とトラツキング制御
装置を提供することにある。
ト信号を用いたトラツキング制御方式において、
トラツキング制御の開始時に、制御引込み時間を
短縮するためのトラツク識別とトラツキング制御
装置を提供することにある。
本発明は、4種の周波数で循環的に繰返し記録
され再生されたパイロツト信号を、その4周波の
うちの1周波を間欠的に発生したパイロツト信号
にもとづき周波数変換して得られる差周波数の振
幅変化をもつてトラツク識別して、再生時のトラ
ツキング制御の引込み時間を短縮するものであ
る。
され再生されたパイロツト信号を、その4周波の
うちの1周波を間欠的に発生したパイロツト信号
にもとづき周波数変換して得られる差周波数の振
幅変化をもつてトラツク識別して、再生時のトラ
ツキング制御の引込み時間を短縮するものであ
る。
以下、本発明を回転2ヘツド型VTRに適用し
た場合につき、その実施例により詳細に説明す
る。
た場合につき、その実施例により詳細に説明す
る。
第1図は本発明に係わるパイロツト信号を映像
信号と多重して、記録形成された映像トラツクの
テープパターンを示す図である。
信号と多重して、記録形成された映像トラツクの
テープパターンを示す図である。
第2図は、これを再生してトラツキング制御す
る場合のサーボ制御装置の一実施例を示す図であ
る。
る場合のサーボ制御装置の一実施例を示す図であ
る。
第1図において、トラツクA,Bはそれぞれ第
2図の互いにアジマス角の異なる回転磁気ヘツド
21,22により映像信号とパイロツト信号が多
重されてフイールド毎に交互にかつガードバンド
を生じないように記録されて形成される。
2図の互いにアジマス角の異なる回転磁気ヘツド
21,22により映像信号とパイロツト信号が多
重されてフイールド毎に交互にかつガードバンド
を生じないように記録されて形成される。
トラツクAにはパイロツト信号1あるいは
3が、トラツクBにはパイロツト信号2あるい
は4が対応するように、かつ1,2,
3,4の順で循環的にトラツク毎に逐次記録さ
れる。これらパイロツト信号の周波数は、前記(1)
式のように定められる。
3が、トラツクBにはパイロツト信号2あるい
は4が対応するように、かつ1,2,
3,4の順で循環的にトラツク毎に逐次記録さ
れる。これらパイロツト信号の周波数は、前記(1)
式のように定められる。
第2図において、磁気テープ1は、キヤプスタ
ンモータ5により走行駆動される。回転磁気ヘツ
ド21,22は、デイスク2の上に互いに180゜
の角度で取付けられてデイスクモータ4によりデ
イスク2と共に回転駆動される。デイスク2には
マグネツト3が取付けられており、これをタツク
ヘツド13で検出して、磁気ヘツド21の回転に
同期したパルスをタツクヘツド13より得る。こ
のタツクヘツド13からのパルスは位相調整回路
14により、磁気ヘツド21,22と磁気テープ
1が所定の相対位置関係になるように位相調整さ
れてのち、パルス形成回路15に供給される。こ
のパルス形成回路15からは、磁気ヘツド21,
22の回転に同期したデユーテイ比50%のパルス
Sが出力される。
ンモータ5により走行駆動される。回転磁気ヘツ
ド21,22は、デイスク2の上に互いに180゜
の角度で取付けられてデイスクモータ4によりデ
イスク2と共に回転駆動される。デイスク2には
マグネツト3が取付けられており、これをタツク
ヘツド13で検出して、磁気ヘツド21の回転に
同期したパルスをタツクヘツド13より得る。こ
のタツクヘツド13からのパルスは位相調整回路
14により、磁気ヘツド21,22と磁気テープ
1が所定の相対位置関係になるように位相調整さ
れてのち、パルス形成回路15に供給される。こ
のパルス形成回路15からは、磁気ヘツド21,
22の回転に同期したデユーテイ比50%のパルス
Sが出力される。
10は基準信号発生回路で、映像信号のフレー
ム周波数にほぼ等しい周波数の基準信号を発生す
る。回路15からのパルスSは、位相比較回路1
1にて、回路10からの基準信号と位相比較さ
れ、両者の位相差に応じた位相誤差信号が回路1
1より出力される。この位相誤差信号は、デイス
クサーボ回路12を介してデイスクモータ4に供
給され、その結果パルスSが基準信号に位相同期
するようにサーボ制御され、従つて磁気ヘツド2
1,22は記録時とほとんど同じフレーム周波数
に等しい回転数で回転される。かくして回転制御
された磁気ヘツド21,22により、磁気テープ
1からフイールド毎に交互に再生される映像信号
及びパイロツト信号は、再生回路20にて回路1
5からのパルスSによりフイールド毎に交互に切
換えられ一つに連続する信号に変換され再生映像
信号は端子100に出力され、再生パイロツト信
号P0は周波数変換回路31に供給される。
ム周波数にほぼ等しい周波数の基準信号を発生す
る。回路15からのパルスSは、位相比較回路1
1にて、回路10からの基準信号と位相比較さ
れ、両者の位相差に応じた位相誤差信号が回路1
1より出力される。この位相誤差信号は、デイス
クサーボ回路12を介してデイスクモータ4に供
給され、その結果パルスSが基準信号に位相同期
するようにサーボ制御され、従つて磁気ヘツド2
1,22は記録時とほとんど同じフレーム周波数
に等しい回転数で回転される。かくして回転制御
された磁気ヘツド21,22により、磁気テープ
1からフイールド毎に交互に再生される映像信号
及びパイロツト信号は、再生回路20にて回路1
5からのパルスSによりフイールド毎に交互に切
換えられ一つに連続する信号に変換され再生映像
信号は端子100に出力され、再生パイロツト信
号P0は周波数変換回路31に供給される。
50は、パイロツト信号発生回路であり、後述
のトラツク識別がなされてのちは、回路15から
のパルスSに応じて、磁気ヘツド21,22が磁
気テープ1を交互に走査するフイールド周期毎に
磁気ヘツド21がテープ上を走査する期間では、
ローカルパイロツト信号1あるいは3を、磁
気ヘツド22がテープ上を走査する期間では、ロ
ーカルパイロツト信号2あるいは4を、かつ
1,2,3,4の順で循環的に繰返し発
生する。このローカルパイロツト信号P1は、回路
31に供給される。
のトラツク識別がなされてのちは、回路15から
のパルスSに応じて、磁気ヘツド21,22が磁
気テープ1を交互に走査するフイールド周期毎に
磁気ヘツド21がテープ上を走査する期間では、
ローカルパイロツト信号1あるいは3を、磁
気ヘツド22がテープ上を走査する期間では、ロ
ーカルパイロツト信号2あるいは4を、かつ
1,2,3,4の順で循環的に繰返し発
生する。このローカルパイロツト信号P1は、回路
31に供給される。
周波数変換回路31にて、回路20からの再生
パイロツト信号P0は、回路50からのローカルパ
イロツト信号P1に応じて周波数変換され、両者の
差周波数成分が回路31より出力され、それぞれ
共振周波数H及び3Hを有するタンク回路及び
その出力を包絡線検波する回路とで構成される検
波回路32,33に供給される。
パイロツト信号P0は、回路50からのローカルパ
イロツト信号P1に応じて周波数変換され、両者の
差周波数成分が回路31より出力され、それぞれ
共振周波数H及び3Hを有するタンク回路及び
その出力を包絡線検波する回路とで構成される検
波回路32,33に供給される。
検波回路32からの出力Eは、回路31からの
出力の差周波数成分がHのときに最大となり、
検波回路33からの出力Fは、回路31からの差
周波数成分が3Hのときに最大となる。
出力の差周波数成分がHのときに最大となり、
検波回路33からの出力Fは、回路31からの差
周波数成分が3Hのときに最大となる。
第1図において、まず磁気ヘツド21がパイロ
ツト信号1の記録されたトラツクA3を走査す
る期間では、回路50からローカルパイロツト信
号1が出力される。磁気ヘツド21がトラツク
A3の走査中心よりトラツキングずれを生じて、
一方の隣接トラツクB3側にずれた場合には、回
路31からの出力であるパイロツト信号P0とP1の
差周波数成分として1〜2=Hの成分が増
大し、逆に他方の隣接トラツクB2側にずれた場
合には差周波数成分として1〜4=3Hの
成分が増大する。
ツト信号1の記録されたトラツクA3を走査す
る期間では、回路50からローカルパイロツト信
号1が出力される。磁気ヘツド21がトラツク
A3の走査中心よりトラツキングずれを生じて、
一方の隣接トラツクB3側にずれた場合には、回
路31からの出力であるパイロツト信号P0とP1の
差周波数成分として1〜2=Hの成分が増
大し、逆に他方の隣接トラツクB2側にずれた場
合には差周波数成分として1〜4=3Hの
成分が増大する。
引続き磁気ヘツド22がパイロツト信号2の
記録された次のトラツクB3を走査する期間で
は、回路50からはローカルパイロツト信号2
が出力され、トラツクB3の走査中心より、一方
の隣接トラツクA4側にずれた場合には、回路3
1からは2〜3=3Hの成分が増大し、他
方の隣接トラツクA3側にずれた場合には、2
〜1=Hの成分が増大する。
記録された次のトラツクB3を走査する期間で
は、回路50からはローカルパイロツト信号2
が出力され、トラツクB3の走査中心より、一方
の隣接トラツクA4側にずれた場合には、回路3
1からは2〜3=3Hの成分が増大し、他
方の隣接トラツクA3側にずれた場合には、2
〜1=Hの成分が増大する。
増幅回路34において、回路15からのパルス
Sに応じて、磁気ヘツド21がテープ上を走査す
る期間では、回路33からの出力である3H成
分と回路32からの出力であるH成分との差分
(3H−H)が増幅され、磁気ヘツド22がテ
ープ上を走査する期間では、上記とは逆の極性
で、回路32からの出力H成分と回路33から
の出力3H成分との差分(H−3H)が増幅
され、この回路34からの出力Gは、低域通過フ
イルタ35、キヤプスタンサーボ回路30を介し
て、キヤプスタンモータ5に供給される。
Sに応じて、磁気ヘツド21がテープ上を走査す
る期間では、回路33からの出力である3H成
分と回路32からの出力であるH成分との差分
(3H−H)が増幅され、磁気ヘツド22がテ
ープ上を走査する期間では、上記とは逆の極性
で、回路32からの出力H成分と回路33から
の出力3H成分との差分(H−3H)が増幅
され、この回路34からの出力Gは、低域通過フ
イルタ35、キヤプスタンサーボ回路30を介し
て、キヤプスタンモータ5に供給される。
以上の回路によつて構成される制御系により各
トラツク毎に両隣接トラツクから検出されるパイ
ロツト信号のクロストーク成分Hと3Hがほぼ
等しくなるように、即ち、各トラツクの走査中心
を正しく走査するように負帰還制御されてトラツ
キング制御される。
トラツク毎に両隣接トラツクから検出されるパイ
ロツト信号のクロストーク成分Hと3Hがほぼ
等しくなるように、即ち、各トラツクの走査中心
を正しく走査するように負帰還制御されてトラツ
キング制御される。
以上が、トラツキング制御の引込み後あるいは
その近傍での制御系の動作である。
その近傍での制御系の動作である。
次に、本発明に係わるトラツキング制御の引込
みまでの過渡期間における制御系の動作を、第3
図の波形図を用いて説明する。
みまでの過渡期間における制御系の動作を、第3
図の波形図を用いて説明する。
第2図において、40はレベル識別回路、41
はパルス整形回路、42はトラツク識別制御回路
である。回路42からは、入力端子60からのト
ラツキング制御の開始を指令するスタート信号X
が高レベル(以下“H”と略記する)の期間での
みトラツク識別の制御を行なうためのトラツク識
別制御信号Yと、トラツク識別されたことを表わ
すトラツク識別パルスTが出力されて、共にパイ
ロツト発生回路50に供給される。
はパルス整形回路、42はトラツク識別制御回路
である。回路42からは、入力端子60からのト
ラツキング制御の開始を指令するスタート信号X
が高レベル(以下“H”と略記する)の期間での
みトラツク識別の制御を行なうためのトラツク識
別制御信号Yと、トラツク識別されたことを表わ
すトラツク識別パルスTが出力されて、共にパイ
ロツト発生回路50に供給される。
回路50にて、回路42からの制御信号Yが
“H”の期間では、回路15からのパルスSが
“H”の期間(磁気ヘツド21がテープ上を走査
する期間)では、4周波数パイロツト信号のうち
の2あるいは4のうちのいずれか一方、例え
ば、ここではパイロツト信号2が選択されて出
力される。また、パルスSが“L”の期間(磁気
ヘツド22がテープ上を走査する期間)では、パ
イロツト信号は出力されない。
“H”の期間では、回路15からのパルスSが
“H”の期間(磁気ヘツド21がテープ上を走査
する期間)では、4周波数パイロツト信号のうち
の2あるいは4のうちのいずれか一方、例え
ば、ここではパイロツト信号2が選択されて出
力される。また、パルスSが“L”の期間(磁気
ヘツド22がテープ上を走査する期間)では、パ
イロツト信号は出力されない。
かくして、回路50からは、第3図のP1に示す
ように、制御信号Yが“H”の期間にて、パルス
Sに応じて、パイロツト信号2が間欠的に出力
される。この間欠パイロツト信号P1にもとづき、
回路20からの再生パイロツト信号P0が回路31
にて周波数変換されるが、前述したように回路3
3からの出力F(第3図のF)は、再生パイロツ
ト信号P0とローカルパイロツト信号P1の差周波数
成分が3Hのときに最大となるため、ローカル
パイロツト信号が2で、再生パイロツト信号が
3(2〜3=3H)のとき、即ち、磁気
ヘツド21がパイロツト信号3を記録したと同
じトラツクを走査したときに限つて、出力Fは増
大し、そのトラツクの中心を走査したときに最大
振幅となり、そのトラツクの走査代が少ない程、
出力Fの振幅は低下する。
ように、制御信号Yが“H”の期間にて、パルス
Sに応じて、パイロツト信号2が間欠的に出力
される。この間欠パイロツト信号P1にもとづき、
回路20からの再生パイロツト信号P0が回路31
にて周波数変換されるが、前述したように回路3
3からの出力F(第3図のF)は、再生パイロツ
ト信号P0とローカルパイロツト信号P1の差周波数
成分が3Hのときに最大となるため、ローカル
パイロツト信号が2で、再生パイロツト信号が
3(2〜3=3H)のとき、即ち、磁気
ヘツド21がパイロツト信号3を記録したと同
じトラツクを走査したときに限つて、出力Fは増
大し、そのトラツクの中心を走査したときに最大
振幅となり、そのトラツクの走査代が少ない程、
出力Fの振幅は低下する。
この回路33からの出力Fは、レベル識別回路
40にてレベル比較され、所定レベル(第3図の
V0)を超えると(即ち、トラツクの走査代が所定
以上になると)、パルスHが回路40より出力さ
れる。パルス整形回路41にて、このパルスHの
立上りより正のパルスIが整形されて出力され
る。回路42にて、回路41からのパルスIの立
下りに同期して、制御信号Yは“H”から“L”
に状態反転され、この制御信号Yで上記パルスI
がゲートされたパルスTが出力される。
40にてレベル比較され、所定レベル(第3図の
V0)を超えると(即ち、トラツクの走査代が所定
以上になると)、パルスHが回路40より出力さ
れる。パルス整形回路41にて、このパルスHの
立上りより正のパルスIが整形されて出力され
る。回路42にて、回路41からのパルスIの立
下りに同期して、制御信号Yは“H”から“L”
に状態反転され、この制御信号Yで上記パルスI
がゲートされたパルスTが出力される。
回路50にて、制御信号Yが“L”になつてか
らあとは、前記したように、パルスSに応じてパ
イロツト信号が1,2,3,4の順で循
環的にかつトラツク識別パルスTに同期してパイ
ロツト信号3から開始発生するように状態制御
される。
らあとは、前記したように、パルスSに応じてパ
イロツト信号が1,2,3,4の順で循
環的にかつトラツク識別パルスTに同期してパイ
ロツト信号3から開始発生するように状態制御
される。
以上から明らかなように、トラツキング制御の
開始を指令するスタート信号Xによつて、まずト
ラツクの識別が行なわれ、パルスTをもつてトラ
ツク識別されるとすぐに、その時点で走査したト
ラツクに記録されたと同じパイロツト信号から順
次循環的にローカルパイロツト信号P1が発生され
るから、トラツク識別後に再生されるパイロツト
信号の時系列に対してローカルパイロツト信号の
時系列を瞬時的に一致させることができ、従つ
て、以後のトラツキング制御が速やかに行なわ
れ、引込時間は短縮される。
開始を指令するスタート信号Xによつて、まずト
ラツクの識別が行なわれ、パルスTをもつてトラ
ツク識別されるとすぐに、その時点で走査したト
ラツクに記録されたと同じパイロツト信号から順
次循環的にローカルパイロツト信号P1が発生され
るから、トラツク識別後に再生されるパイロツト
信号の時系列に対してローカルパイロツト信号の
時系列を瞬時的に一致させることができ、従つ
て、以後のトラツキング制御が速やかに行なわ
れ、引込時間は短縮される。
第4図は、本発明に係わるトラツク識別制御回
路42とパイロツト発生回路50の一実施例を示
す図である。
路42とパイロツト発生回路50の一実施例を示
す図である。
60はスタート信号Xの入力端子、61は回路
41からのパルスIの入力端子、62は回路15
からのパルスSの入力端子、63はローカルパイ
ロツト信号P1の出力端子である。91,92,9
3,94はそれぞれパイロツト信号1,2,
3,4の発生器である。
41からのパルスIの入力端子、62は回路15
からのパルスSの入力端子、63はローカルパイ
ロツト信号P1の出力端子である。91,92,9
3,94はそれぞれパイロツト信号1,2,
3,4の発生器である。
71,72,73は共にD形フリツプフロツプ
で、クロツク入力に入力される信号の立下りで
トリガされ、リセツト入力Rに入力される信号が
“H”のときにリセツトされる。
で、クロツク入力に入力される信号の立下りで
トリガされ、リセツト入力Rに入力される信号が
“H”のときにリセツトされる。
74,75,76はインバータ、77,78は
ORゲート、80,81,82,83,84,8
5,86,87,88,89,90はANDゲー
トである。
ORゲート、80,81,82,83,84,8
5,86,87,88,89,90はANDゲー
トである。
回路42から入出力される信号X,I,Y,T
及び回路50から入出力される信号S,P1の波
形、タイミングは前記第3図に示したものと同じ
で、その動作は前述した通りであるので、その要
点のみを以下に説明する。
及び回路50から入出力される信号S,P1の波
形、タイミングは前記第3図に示したものと同じ
で、その動作は前述した通りであるので、その要
点のみを以下に説明する。
ゲート80からの制御信号Yが“L”の期間で
はゲート82は閉じ、ゲート83,84,85,
86とゲート87,88,89,90が開いて、
端子62からのパルスSに応じて、発生器91,
92,93,94からのパイロツト信号1,
2,3,4が順次循環的に選択されて、ゲー
ト78を介して、端子63より出力される。制御
信号Yが“H”の期間では、ゲート83,84,
85,86とゲート87,89,90は閉じ、ゲ
ート82,77,88が開いて、端子62からの
パルスSの“H”の期間でのみ発生器からのパイ
ロツト信号2が選択されて、ゲート78を介し
て端子63より、間欠的なパイロツト信号P1が出
力される。
はゲート82は閉じ、ゲート83,84,85,
86とゲート87,88,89,90が開いて、
端子62からのパルスSに応じて、発生器91,
92,93,94からのパイロツト信号1,
2,3,4が順次循環的に選択されて、ゲー
ト78を介して、端子63より出力される。制御
信号Yが“H”の期間では、ゲート83,84,
85,86とゲート87,89,90は閉じ、ゲ
ート82,77,88が開いて、端子62からの
パルスSの“H”の期間でのみ発生器からのパイ
ロツト信号2が選択されて、ゲート78を介し
て端子63より、間欠的なパイロツト信号P1が出
力される。
また、端子61からのパルスIの入力によつて
制御信号Yが“H”から“L”に転位するときに
はゲート81から出力されるトラツク識別パルス
Tによつてフリツプフロツプ72,73はリセツ
トされ、ゲート85と89が開いて、発生器93
からのパイロツト信号3が選択されて出力さ
れ、以後は3,4,1,2の順で循環的
に出力される。
制御信号Yが“H”から“L”に転位するときに
はゲート81から出力されるトラツク識別パルス
Tによつてフリツプフロツプ72,73はリセツ
トされ、ゲート85と89が開いて、発生器93
からのパイロツト信号3が選択されて出力さ
れ、以後は3,4,1,2の順で循環的
に出力される。
以上第4図の実施例によれば、トラツキング制
御の開始時に所望のトラツク(この例ではパイロ
ツト信号3の記録されたトラツク)のみを確実
に識別することができ、かつ所望のトラツクを識
別してのちは、トラツク識別制御を停止する(制
御信号Yを“L”とする。)ので、トラツク識別
後に誤まつて偽の識別信号A(第3図のA)が検
出されるようなことがあつても、その信号は阻止
されるので、以後のトラツキング制御は安定に行
なわれる。
御の開始時に所望のトラツク(この例ではパイロ
ツト信号3の記録されたトラツク)のみを確実
に識別することができ、かつ所望のトラツクを識
別してのちは、トラツク識別制御を停止する(制
御信号Yを“L”とする。)ので、トラツク識別
後に誤まつて偽の識別信号A(第3図のA)が検
出されるようなことがあつても、その信号は阻止
されるので、以後のトラツキング制御は安定に行
なわれる。
以上の実施例では、パイロツト信号3の記録
されたトラツクを識別する場合を示したが、本発
明はこれに限るものではなく、ローカルパイロツ
ト信号の選択と、検波回路32,33の組合わせ
によつて任意のトラツクを識別できることは容易
に理解できるであろう。
されたトラツクを識別する場合を示したが、本発
明はこれに限るものではなく、ローカルパイロツ
ト信号の選択と、検波回路32,33の組合わせ
によつて任意のトラツクを識別できることは容易
に理解できるであろう。
以上述べたように、本発明によれば、トラツキ
ング制御の開始時に、安定かつ確実に所望のトラ
ツクを識別して、制御引込み時間を短縮し安定し
たトラツキング制御を行なわせることができ、装
置の機能、性能の向上を図ることができる。
ング制御の開始時に、安定かつ確実に所望のトラ
ツクを識別して、制御引込み時間を短縮し安定し
たトラツキング制御を行なわせることができ、装
置の機能、性能の向上を図ることができる。
第1図は本発明に係わるパイロツト信号の記録
されたトラツクのパターンを示す平面図、第2図
は本発明の一実施例を示すブロツク図、第3図は
その各部波形図、第4図は本発明に係わるトラツ
ク識別回路の一実施例を示す回路図である。 50;パイロツト信号発生回路、31;周波数
変換回路、32,33;検波回路、40;レベル
識別回路、41;パルス整形回路、42;トラツ
ク識別制御回路。
されたトラツクのパターンを示す平面図、第2図
は本発明の一実施例を示すブロツク図、第3図は
その各部波形図、第4図は本発明に係わるトラツ
ク識別回路の一実施例を示す回路図である。 50;パイロツト信号発生回路、31;周波数
変換回路、32,33;検波回路、40;レベル
識別回路、41;パルス整形回路、42;トラツ
ク識別制御回路。
Claims (1)
- 1 回転磁気ヘツドにて、4周波のパイロツト信
号を所定の順序で、該磁気ヘツドの走査周期ごと
に順次循環的に、映像信号に多重して記録し、再
生する磁気録画再生装置において、再生映像信号
より、それに多重されている上記パイロツト信号
を分離する手段と、上記分離手段からの再生パイ
ロツト信号のうちのいずれか一つに等しい周波数
のパイロツト信号を該磁気ヘツドの走査周期に関
連して間欠的に発生するパイロツト発生回路と、
上記再生パイロツト信号を、上記パイロツト発生
回路からのパイロツト信号にもとづいて周波数変
換する周波数変換回路と、上記周波数変換回路か
らの出力の周波数の変化を検波する検波回路と、
上記検波回路からの出力のレベルを識別する識別
回路を有し、上記識別回路からの出力をもつて該
磁気ヘツドの走査したトラツクを判別することを
特徴とする磁気録画再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57125635A JPS5919264A (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 磁気録画再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57125635A JPS5919264A (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 磁気録画再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5919264A JPS5919264A (ja) | 1984-01-31 |
JPS6259377B2 true JPS6259377B2 (ja) | 1987-12-10 |
Family
ID=14914912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57125635A Granted JPS5919264A (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 磁気録画再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919264A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0677361B2 (ja) * | 1985-02-26 | 1994-09-28 | キヤノン株式会社 | 情報信号再生装置 |
-
1982
- 1982-07-21 JP JP57125635A patent/JPS5919264A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5919264A (ja) | 1984-01-31 |
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