JPH076659B2 - 空気調和機警報装置 - Google Patents

空気調和機警報装置

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JPH076659B2
JPH076659B2 JP61305998A JP30599886A JPH076659B2 JP H076659 B2 JPH076659 B2 JP H076659B2 JP 61305998 A JP61305998 A JP 61305998A JP 30599886 A JP30599886 A JP 30599886A JP H076659 B2 JPH076659 B2 JP H076659B2
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JP
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air
air conditioners
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conditioners
air conditioner
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JP61305998A
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正喜 中尾
一夫 大島
常雄 植草
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は同一の室の温度制御を行う複数台の主空調機
と、これらの主空調機が所定の温度制御能力を発揮する
ことができない場合に運転されてシステムの能力を一定
に維持する予備空調機とを備えた空調機システムに関す
るものである。
「従来の技術」 一般に大型のコンピュータが設置された部屋や通信機械
室などの空調システムには、高い信頼性が要求されるた
め、空調対象室の空調負荷容量を満たすに足る台数の主
空調機に加えて、数台の予備空調機を主空調機と同様に
稼動することが可能な状態で設置するのが一般的であ
る。この予備空調機の台数は、定められた信頼性計算に
より算出されているが、設置後何年か経過した後には、
環境の変化や装置発熱量の変動などにより、空調機設置
当初に比べて前記空調対象室の負荷容量が変化する場合
があるため、これに応じて、実際に必要な空調機の台数
も変化することになる。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、従来の空調システムにおいては、部屋の
空調負荷が増大して、例えば予備空調機までが常時稼動
しているような情況であっても、現在そのような情況に
あることを検知することができず、作業員による点検、
あるいは、予備空調機を含む全ての空調機が稼動しても
なお室温が上昇してしまうといった事態に至るまで、そ
れに気付かないまま運転が続行されることになる。そし
て、このような運転状態が続くと、空調システムの信頼
性が低下するとともに、万一いずれかの空調機が故障し
た場合には、室温が上昇して、コンピュータ、通信装置
等の故障につながることも考えられる。
本発明は上記事情に鑑みて提案されたもので、空調シス
テムの負荷が増減して、空調システムの設計負荷との間
に大きな差が生じたことを的確に把握して、空調機の増
設あるいは削減を指示させることを目的とするものであ
る。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本発明は、一の空調対象室の
温度を制御するために設置されるとともに、全体とし
て、前記空調対象室の空調負荷を処理し得る容量を持っ
たP台の主空調機と、これらP台の主空調機が所定の能
力を発揮できない場合に稼動されるQ台の予備空調機と
の実負荷を、例えば前記空調機の圧縮機の回転数からそ
れぞれ検出して検出信号を出力する伝送ユニットを設け
るとともに、これらの伝送ユニットから供給された信号
を演算処理する演算装置を設け、この演算装置におい
て、前記各空調機の実負荷Nの定格負荷N* iに対する
比率N/N* iを演算した総和ΣN/N* iと全空調機の
台数(P+Q)とから、{Σ(N/N* i)/(P+
Q)}と定義される実稼動率αを演算するとともに、主
空調機の数Pと予備空調機の数QとからP/(P+Q)と
定義される設計稼動率βと前記実稼動率αとを比較する
ようにしたものである。
「作用」 上記構成とすることにより、例えば、実稼動率αが設計
稼動率βを上回った場合、すなわち、所定の性能を発揮
するために予備空調機が常時運転されなければならなく
なった場合にこの情況を検知して空調機の増設を促すた
めの警報を出力することができ、一方、実稼動率αが設
計稼動率βを下回った場合には予備空調機が過剰である
旨を報知する信号を出力することができる。
「実施例」 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は空調システムのブロック図であり、図におい
て、1は空調対象室、2は空調機、3は信号線、4は演
算装置である。
前記空調機2は、いわゆるパッケージ形の空調機であっ
て、空調負荷に応じて {P(主空調機の数)+Q(予備空調機の数)}台設け
られており、P台の主空調機のみによって、空調機対象
室についての所定の空調負荷を処理し得るようにその容
量が選択され、また、予備空調機の台数Qは、所定の信
頼性計算に基づいて決定されている。前記各空調機2に
は、負荷状態を検出するセンサとしての伝送ユニット2a
(図示略)が設けられており、これらの伝送ユニット2a
は、空調機を構成する圧縮機の回転数をパラメータとし
て空調機の負荷を検知して、この検出信号を、それぞれ
信号線3を経由して演算装置4に供給するようになって
いる。
次いで、第2図により、空気調和警報装置の動作を前記
演算装置4における演算処理の内容とともに説明する。
前記演算装置4は、i番目の空調機2に備えられている
圧縮機の定格回転数N* iをそれぞれ予め記憶しておくた
めの記憶手段を持つとともに、演算手段を持っており、
この演算手段は、i番目の空調機2の伝送ユニット2aか
ら供給された圧縮機回転数検出量Nと前記定格回転数
N* iとの比 N/N* i ……(1) を各圧縮機についてそれぞれ演算し、求められた値の総
和 Σ(N/N* i) ……(2) を求める。このΣ(Ni/N* i)は、圧縮機の実稼動数、す
なわち、現在の空調負荷が、定格回転の圧縮機何台分に
換算されるかを示しており、例えば、10台の空調機2の
稼動率がそれぞれ50%であるとすれば実稼動数は5台と
なる。
そして、前記演算装置4は、システムを構成する空調機
2の台数(P+Q)と前記(2)式で求められた実稼動
数との比(実稼動率)αを α={Σ(N/N* i)/(P+Q)} ……(3) により演算して演算結果を記憶するとともに、 すべての空調機2の台数(P+Q)と主空調機の台数P
とを β=P/(P+Q) ……(4) により演算して得られる設計稼動率β(予め演算して記
憶されている)と前記実稼動率αとを比較して、 α>β ……(5) すなわち、実稼動率が設計稼動率を上回っているか否か
を判断する。そして、上記(5)の条件が一定時間T以
上に亙って成立している場合には、所定の信頼性が得ら
れないと判断して、空調機の増設を要求するための警報
信号ARを出力する。
「発明の変形実施例」 (i)警報信号が出力される条件となる時間Tは、空調
機の余裕率が大きい場合には長く、余裕率が小さい場合
には短く設定されるのが一般的であるが、この余裕率の
他、コンピュータ、通信設備等の運転パターン、すなわ
ち発熱量が大きく増減するような運転パターンであるか
否かに応じて、あるいは、季節変化などに応じて適宜設
定変更されるものである。すなわち、突発的な負荷上昇
があり得る設置条件では、前記時間Tを長く設定し、突
発的な負荷上昇の可能性が低い場合には、前記Tを短く
設定すればよい。
(ii)上記一実施例では、空調機に設けられている圧縮
機の回転数をパラメータとして負荷情況を検出するよう
にしたが、他のパラメータ、例えば前記圧縮機の駆動モ
ータの電流値から負荷情況を検出するようにしてもよ
い。
(iii)上記一実施例では、実負荷αが設計負荷βを一
定時間以上に亙って上回ったことを条件として警報を発
するようにしたが、実負荷αが設計負荷βを下回るよう
な運転状態が長時間続くような場合に前記警報ARと異な
る警報AR′が出力されるようにすれば、設備の過剰を的
確に把握して、一部の空調機を削減し、あるいは用途変
更して設備の有効利用を図ることができる。
「発明の効果」 以上の説明で明らかなように、本発明は、所定の空調負
荷を処理し得る容量を持ったP台の主空調機と、これら
P台の主空調機が所定の能力を発揮できない場合に稼動
されるQ台の予備空調機との実負荷を、例えば前記空調
機の圧縮機の回転数からそれぞれ検出して検出信号を出
力する伝送ユニットを設けるとともに、これらの伝送ユ
ニットから供給された信号を演算処理する演算装置を設
け、この演算装置が、前記各空調機の実負荷Nの定格
負荷N* iに対する比率N/N* iを演算した総和ΣN
N* iと、全空調機の台数(P+Q)とから、 {Σ(N/N* i)/(P+Q)}と定義される実稼動
率αを演算するとともに、主空調機の数Pと予備空調機
の数QとからP/(P+Q)と定義される設計稼動率βと
前記実稼動率αとを比較するようにしたものであるか
ら、 (a)空調負荷が変化した場合であっても、空調システ
ムに高い信頼性を確保することができ、万一一部の主空
調機が故障しても適切な予備空調機の台数が確保されて
いるので、空調対象室を確実に所要の温度に維持するこ
とができる。
(b)冷却負荷が減少したことを的確に把握して、余剰
台数を他の用途に転用することが可能であるから、設備
の有効利用が図られる。
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は空調シ
ステム図、第2図は演算装置内の計算のブロック図であ
る。 1……空調対象室、2……空調機、2a……伝送ユニッ
ト、4……演算装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一の空調対象室の温度を制御するために設
    置されるとともに、全体として、前記空調対象室の空調
    負荷を処理し得る容量を持ったP台の主空調機と、これ
    らP台の主空調機が所定の能力を発揮できない場合に稼
    動されるQ台の予備空調機との負荷状態をそれぞれ検出
    して検出信号を出力する伝送ユニットと、これらの伝送
    ユニットから供給された信号を演算処理する演算装置と
    から構成され、前記演算装置は、前記各空調機の実負荷
    の定格負荷N* iに対する比率N/N* iの演算結果の
    総和ΣN/N* iと全空調機の台数(P+Q)とから
    {Σ(N/N* i)/(P+Q)}と定義される実稼動
    率αを演算するとともに、主空調機の数Pと予備空調機
    の数QとからP/(P+Q)と定義される設計稼動率βと
    前記実稼動率αとを比較して比較結果に応じた警報信号
    を出力することを特徴とする空気調和機警報装置。
JP61305998A 1986-12-22 1986-12-22 空気調和機警報装置 Expired - Lifetime JPH076659B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001182991A (ja) * 1999-12-27 2001-07-06 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置

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JPS63156966A (ja) 1988-06-30

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