JPH0766487B2 - 再生装置 - Google Patents

再生装置

Info

Publication number
JPH0766487B2
JPH0766487B2 JP61109897A JP10989786A JPH0766487B2 JP H0766487 B2 JPH0766487 B2 JP H0766487B2 JP 61109897 A JP61109897 A JP 61109897A JP 10989786 A JP10989786 A JP 10989786A JP H0766487 B2 JPH0766487 B2 JP H0766487B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
switch
memory
recording
magnetic sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61109897A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62266704A (ja
Inventor
継英 坂田
富茂 田口
鶴野  邦夫
紀夫 木村
正弘 武井
康友 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP61109897A priority Critical patent/JPH0766487B2/ja
Publication of JPS62266704A publication Critical patent/JPS62266704A/ja
Priority to US07/456,531 priority patent/US5053896A/en
Priority to US08/047,620 priority patent/US5276581A/en
Priority to US08/466,759 priority patent/US6181866B1/en
Priority to US08/466,512 priority patent/US6002543A/en
Publication of JPH0766487B2 publication Critical patent/JPH0766487B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は記録媒体から情報を再生する再生装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、この種の装置において、映像信号の再生中は、必
ず記録媒体である磁気シートを回転させて該磁気シート
に記録されている映像信号を常に磁気ヘツドで読みださ
なければならなかった。そのため、長時間にわたり磁気
シート上の同一トラツクの映像信号を再生している場合
には、磁気ヘツドとの接触による磁気シートの摩耗を生
じ、磁気シートの磁性層に傷が生じるという欠点があっ
た。また、同様に、磁気ヘツドの摩耗も生じ、磁気ヘツ
ドの記録および再生特性を変動させるという欠点を生じ
ていた。
そこでトラツクを同心円状に形成した記録媒体上に各ト
ラツク毎に映像信号の記録再生及び消去をすることが可
能な記録再生装置において、トラツク単位で記録再生さ
れる映像信号を一旦、記憶する記憶手段に書き込み、該
記憶手段から信号を読み出して例えばモータに再生する
様にした再生装置が考えられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、かかる再生装置においてヘツドが再生し
ているトラツクが未記録状態であった場合にはヘツドが
拾うノイズ成分のみを記憶手段に書き込まれ、ノイズ成
分が例えばモニタに再生され、見苦しいという問題点が
生じる。
かかる問題点は磁気シートに限らず一般の記録媒体から
記憶手段を介して再生を行う再生装置に生じる問題点で
あった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、記
録媒体へのアクセス位置を変化させつつこの記録媒体に
記録された情報を再生する再生手段と、前記再生手段に
より再生された情報を記憶する記憶手段と、前記再生手
段のアクセス位置での再生出力レベルを検出するレベル
検出手段と、前記レベル検出手段の検出結果に基づいて
前記記憶手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手
段は、前記検出手段にて検出された再生出力レベルが所
定レベル以下である場合には、前記再生出力の前記記憶
手段への書き込みを行なわないように前記記憶手段を制
御することを特徴とする再生装置、を提供するものであ
る。
〔作用〕
上記構成において、レベル検出器の検出結果に基づいて
前記記憶手段を制御することによって、例えば再生手段
のアクセス位置が未記録状態であたことが検出されたこ
とに応じて前記記憶手段に再生手段の再生出力が書き込
まれないようにすることにより記憶手段にノイズ成分が
書き込まれることが防止される。
〔実施例〕
以下説明する本発明の実施例においては静止画情報を磁
気シートに同心円状のトラツクに記録する機能と該磁気
シートに記録された静止画情報を送信する機能と、送信
された静止画情報を前記磁気シートに記録することが出
来る送受装置が説明されるが、本発明はかかる装置に限
定されるものではないのは勿論である。
以下本発明の一実施例を図面を用いて詳述する。
第1図は本発明の一実施例の送受信装置の構成を示すブ
ロツク図である。
第1図において、1は映像信号、音声信号等のデータが
記録再生可能なデイスク状の磁気シートである。本実施
例に示す磁気シートには同心円状のトラツクが50形成さ
れており、夫々のトラツクに1フイールド分の映像信
号、又は所定時間の音声信号が記録される。
2は前記磁気シート1を回転させるモータであり映像信
号の垂直同期信号に同期した所定の回転速度(NTSCの場
合には3600rpm)で磁気シート1を回転させる。
3はヘツド5を支持するヘツドキヤリツジであり、ステ
ツプモータ4を駆動することにより、該ヘツドキヤリツ
ジ3により支持されているヘツド5の磁気シート1上の
アクセス位置を制御することが出来る。
4はヘツドキヤリツジ3を駆動するための前記ステツプ
モータ、 5は前記ヘツドであり、本実施例においては記録、再生
に兼用されている。
6はステツプモータ4を駆動する信号を出力するドライ
バであり、制御回路100の制御信号に基づいてステツプ
モータ4を駆動する信号が発明される。制御回路100は
例えば後述するトラツクUPスイツチ107、トラツクDOWN
スイツチ108の操作に応じてヘツド5の磁気シート1上
でのアクセス位置を変化させたり、後述するトラツク記
録状態検出動作を行う際にドライバ6に制御信号を出力
してヘツド5のアクセス位置を変化させる様に動作す
る。
7はヘツド5により再生される磁気シート1上のトラツ
クにおける再生出力の前置増幅、クランプ動作等の処理
を行なう再生プロセス回路。
8はヘツド5により再生される磁気シート1上のトラツ
クにおける再生出力があるか否か、即ち磁気シート上の
トラツクに信号が記録されていなければヘツド5の再生
出力が所定以上であり、磁気シート1上のトラツクに信
号が記録されていなければヘツド5の再生出力が所定以
下となることを利用してヘツド5のアクセスしているト
ラツクが記録済であるか、未記録であるかを検出するた
めのレベル検出回路、 9は再生プロセス回路7により処理された信号をR,G,B
の成分に分けるR,G,Bマトリクス回路。
10,11,12はR,G,Bマトリクス回路9により分けられたR
成分、G成分、B成分の信号をA/D変換するA/D変換器、 13,14,15はA/D変換器10,11,12によりA/D変換されたR成
分、G成分、B成分のデジタル信号を記憶する夫々Rメ
モリ、Gメモリ、Bメモリであって夫々のメモリは1フ
レーム分の映像信号を記憶することが出来る。
16,17,18はRメモリ13、Gメモリ14、Bメモリ15により
記憶されたデイジタル信号をアナログ信号に変換するD/
A変換器である。
19はD/A変換器16,17,18によりD/A変換されたR成分、G
成分、B成分の信号から色差信号R−Y,B−Y、輝度信
号Yを出力する色差マトリクス回路、 20はSW3を介して入力する色差信号R−Y,B−Y、及び輝
度信号Yを変調してNTSC規格の標準テレビジヨン信号と
してモニタ30に出力するエンコーダ、 22は外部入力端子21を介して入力するNTSC規格の標準テ
レビジヨン信号を復調して色差信号R−Y,B−Y、輝度
信号Yを出力するデコーダ、 23は前述のRメモリ13,Gメモリ14,Bメモリ15の書き込
み、読み出しを制御するメモリコントローラであって該
メモリコントローラ23は後述するA/D変換器24の出力を
Rメモリ13,Gメモリ14,Bメモリ15に書き込む制御、及び
Rメモリ13,Gメモリ14,Bメモリ15に書き込まれた信号を
読み出してD/A変換器26に出力する制御も行う。
24は前記A/D変換器であり、電話回線31を介して送信さ
れた変調信号、具体的にはR成分、G成分、B成分に分
割され各成分毎に時系列に送信される変調信号を復調器
25によって復調した後のアナログ信号をデジタル信号に
変換する変換器である。
25は前記復調器であり、電話回線31を介して入力する変
調された信号を復調する。
26はメモリコントローラ23により、Rメモリ13,Gメモリ
14、Bメモリ15から読み出されたデジタル信号をアナロ
グ信号に変換するD/A変換器である。
27はD/A変換器26により変換されたアナログ信号に変調
をかけ電話回線を介して送信するための変調器である。
尚A/D変換器24、D/A変換器26の変換速度はA/D変換器10,
11,12、D/A変換器16,17,18の変換速度に比して小さい。
即ちA/D変換器10,11,12、D/A変換器16,17,18は標準テレ
ビジヨン信号の1フイールド期間内にメモリ13,14,15の
書き込み或いは読み出しを行うため非常に高速の変換速
度が要求されるのに対してA/D変換器24、D/A変換器26は
帯域の小さい電話回線を介して数分間の期間内にメモリ
13,14,15の書き込み、或いは読み出しを行うため、その
変換速度はA/D変換器10,11,12、D/A変換器16,17,18の変
換速度に比して小さい。
28は電話回線31を介して映像信号の送信に先立ち送られ
る呼び出し信号(電話の呼び出し音に相当する)を検出
して受信指令信号を出力する受信検知回路である。
30は前記モニタであり、端子31を介して入力する標準テ
レビジヨン信号を再生する。
31は前記電話回線である。
32はフオトインタラプタ32−A,32−Bの信号から磁気シ
ート1の有無を検出する磁気シート有無検出回路であ
る。
即ち磁気シート1が有る場合には該シート1によってフ
オトインタラプタ32−A,32−Bの光路が遮断され、磁気
シート1が無い場合にはフオトインタラプタ32−A、32
−Bの光路が遮断されることはない。これによるフオト
インタラプタの出力の差を検出することによって磁気シ
ート有無検出回路32は磁気シートの有無を検出してその
結果を制御回路100へ送る。
33はスイツチSW4を介して入力する信号を変調してヘツ
ド5に送る記録プロセス回路である。
35は制御回路100の出力により駆動される表示装置であ
って、自動受信が不可能な状態であることを示す表示及
び自動受信モードにおいて残り記録可能枚数の表示を行
う。
36は制御回路100の出力によって作動、不作動が制御さ
れるモータ駆動回路である。
SW1は再生時にはヘツド5を再生プロセス回路7へ接続
し、記録時には記録プロセス回路33へ接続するための切
換スイツチである。
SW2は外部入力端子21を介して入力する映像信号をモニ
タ30へ出力する場合にはデコーダ22をスイツチSW3へ接
続し、磁気シート1から再生された映像信号をモニタ30
へ出力する場合には再生プロセス回路7をスイツチSW3
へ接続する切換スイツチである。
SW3は磁気シート1から再生された映像信号を直接モニ
タ30へ出力する場合にはスイツチSW2をエンコーダ20へ
接続し、Rメモリ13,Gメモリ14,Bメモリ15に記憶された
映像信号をモニタ30へ出力する場合には色差マトリクス
回路19をエンコーダ20へ接続する切換スイツチである。
SW4はRメモリ13,Gメモリ14,Bメモリ15に記憶された映
像信号を磁気シート1に記録する場合に色差マトリクス
回路19を記録プロセス回路33に接続し、外部入力端子21
を介して入力する映像信号を磁気シート1に記録する場
合にデコーダ22を記録プロセス回路33に接続する切換ス
イツチである。
上述した切換スイツチSW1〜SW4は制御回路100によって
状態が切換えられる。
100は制御回路であり、前述のスイツチSW1〜SW4の状態
を切換え、ドライバ6、メモリコントローラ23を駆動す
る。
また制御回路100には再生モードを設定するための再生
モード設定スイツチ101、記録モードを設定するための
記録モード設定スイツチ102、送信モードを設定するた
めの送信モード設定スイツチ103、受信モードを設定す
るための受信モード設定スイツチ104、送信モートが設
定された際に送信開始を行わせるためのスタートスイツ
チ105、スタートスイツチの操作により開始された送信
動作を中止するためのストツプスイツチ106、ヘツド5
の磁気シート1上のアクセス位置を内周側にシフトさせ
るためのトラツクUPスイツチ107、ヘツド5の磁気シー
ト1上のアクセス位置を外周側にシフトさせるためのト
ラツクDOWNスイツチ108、前記Rメモリ13,Gメモリ14,B
メモリ15の情報の書き換えを禁止するためのメモリーロ
ツクスイツチ109、記録モードにおいて磁気シート1へ
の記録を行わせるための記録実行スイツチ110、自動受
信モードを設定するための自動受信モード設定スイツチ
111が接続されている。
尚メモリーロツクスイツチ109はメモリーロツク状態を
設定するための状態と、メモリーロツク状態を解除した
状態との二つの状態を有している二安定型スイツチであ
る。また制御回路100には磁気シート有無検出回路32の
出力も入力している。
また制御回路100は例えば後述するトラツク記録状態検
出動作によって得られる磁気シート1上の各トラツクの
記録状態を記憶するメモリを内部に有している。
次に第2図を用いて第1図に示した送受信装置の動作を
説明する。
第2図は第1図に示した送受信装置の基本的な動作のフ
ローチャートである。
電源がオンされると、磁気シート1が装填されているか
どうかを調べ(Step1)、されていればトラツク記録状
態検出動作に移る(Step2)。これは例えば磁気シート
1の記録されるべきトラツクの最内周から最外周(又は
この逆でも良い)まで再生ヘツドを順次スキヤンし、こ
の再生信号の有無をレベル検出回路8によって検出し
て、記録済みトラツクか未記録トラツクから判断し、そ
の結果を記憶していく動作が行われる。かかる結果の情
報は同一ジヤケツト内での動作であれば、記録、消去の
動作に応じて順次修正していく。
これが終了すると、第1図に示したスイツチ101,102か
ら制御回路100に入力する入力信号を検出して再生モー
ドなのか記録モードなのかの判断を行う(Step3)。
以下の説明に於いてはまず再生モードから説明する。か
かる場合にはStep4にフローは分岐する。Step4に於ては
再生を行うための前段階として再生初期動作を行う。こ
のステツプの詳細なフローチヤートを第3図を用いて説
明する。
第3図においては、まず、メモリロツクフラグMLFをリ
セツトし、メモリロツク状態を解除する。これにより磁
気シート1からの再生画像は、自動的に、メモリ13,14,
15に書き込まれる様になる(Step3−1)。フラグをリ
セツトしたら再生ヘツドを第1トラツク(最外周トラツ
ク)にアクセスする様にドライバ6を駆動する(Step3
−2)。ここでレベル検出回路8により記録済であるこ
とが検出された際にはフリーズ動作、即ち現在ヘツド5
により再生しているトラツクから得られる映像信号をメ
モリ13,14,15に書き込む様にメモリコントローラ23を動
作させる(Step3−4)。メモリ13,14,15に書き込んだ
後はスイツチSW3をSW2側からメモリ13,14,15側に切換
え、メモリ13,14,15にお記憶された信号をくり返して読
み出す様にメモリコントローラ23を動作させる(Step3
−5)。
一方、Step3−3においてレベル検出回路8により未記
録であることが検出された場合は、メモリをイレーズす
る様にメモリコントローラ23を動作させ全画面黒レベル
信号に書き換える(Step3−6)。
かかる動作が終了するとフローは第2図Step5へ移る。
Step5ではUPスイツチ107がオンであったか否かを調べ、
無ければ同じくStep6でDOWNスイツチ108がオンであった
か否かを調べる。夫々入力が有れば、第4図に示すトラ
ツク送りのサブルーチンに移る。
次にトラツク送りのサブルーチンを第4図を用いて説明
する。トラツク送りか戻りかにより、それに応じた方向
に1トラツクヘツド送りする(Step4−1〜3)。次い
でスイツチSW3をメモリ13,14,15側からSW2側に切換え
(Step4−4)。メモリロツクスイツチ109の状態を調べ
る。該スイツチ109がメモリロツク状態を解除した状態
であればメモリロツクフラグMLFをリセツトし(Step4−
6)、そうでなければ該フラグMLFを“1"にセツトし(S
tep4−5′)、次のステツプへ移る。Step4−7では前
記フラグMLFが“0"でない状態、即ちメモリロツク状態
であったらStep4−8〜11をとばしてStep9へ移り、前記
フラグMLFが“0"であれば即ちメモリロツク状態を解除
した状態であればシフトされたヘツド5の出力が有るか
否かをレベル検出回路8の出力によって調べ(Step−
8)、未記録トラツクであれば第3図に示したフローチ
ヤートと同様、メモリイレーズし(Step4−10)、未記
録トラツクでなければヘツド5の再生出力のフリーズ動
作を実行した後(Step4−9)、Step3−5と同様にスイ
ツチSW3を切換えメモリコントローラ23を動作させてモ
ニター30にフリーズされた映像を供給する(Step4−1
1)。
ヘツドのトラツク送りのルーチンを経過したら送信モー
ド設定スイツチ103、受信モード設定スイツチ104の設定
状態を調べる(Step9)。
ここでスイツチ103がオンで送信モードが設定されてい
れば、Step10の送信ルーチンへ、スイツチ104がオンで
受信モードが設定されていれば、Step11の受信ルーチン
へ、スイツチ103、スイツチ104がともにオンされていな
ければStep3へ移る。
従ってスイツチ103,スイツチ104がともにオンされてお
らず、送信モード、受信モードのいずれも設定されてい
ない場合にはStep3以下のフローをくり返すことにな
り、例えばUPスイツチ107、DOWNスイツチ108がオンされ
ればStep7においてトラツク送りのサブルーチンが呼び
出されることになる。
ここではスイツチ103がオンされており、送信モードが
設定されている場合に実行される送信ルーチンを第5図
を用いて説明する。
かかるルーチンにおいてはまずスタートスイツチ105が
オンされているか否かを判別し、オンされる際にはStep
5−2へ、オンされていない際にはStep3へフローは分岐
する。
従って送信モードが設定されてもスタートスイツチ105
がオンされていない場合には前述のフローをくり返し行
うことになる。
ここでスタートスイツチ105がオンされた場合にはメモ
リ13,14,15に書き込まれた信号をD/A変換器26の変換速
度に見合った速度、即ち電話回線の帯域に見合った変換
速度にてD/A変換器26へ読み出す様にメモリコントロー
ラ23を動作させる(Step5−2)。次いでストツプスイ
ツチ106のオンがStep5−3にて検出されるか送信動作の
完了、即ちメモリ13,14,15に書き込まれた信号が全て読
み出されたことがStep5−4にて検出されるまでStep5−
3,5−4のループをくり返す。
ここでストツプスイツチ106のオンが検出された際には
送信動作が中止され、即ちメモリ13,14,15からD/A変換
器26への信号の読み出しを中止し(Step5−5)、また
送信動作が完了した場合には送信完了信号を送信して
(Step5−6)、次いでStep3へフローは戻る。
尚かかるルーチンを実行している間はUPスイツチ103、D
OUNスイツチ104等のスイツチはオンされても受け付けら
れない。ここでStep3において記録モード設定スイツチ1
02がオンされていた場合に実行される記録ルーチンにつ
いて第6図を用いて説明する。第6図はかかる記録ルー
チンのフローチヤートである。
このルーチンにおいては、まず記録モードの設定動作が
行われる。即ちスイツチSW1はヘツド5を記録プロセス
回路33へ接続する様に切り換えられ、SW2はデコーダ22
をスイツチSW3へ接続する様に切換えられ、SW3はスイツ
チSW2を介した入力をエンコーダ20へ出力する様に切換
えられる。
又SW4もデコーダ22を記録プロセス回路へ接続する様に
切換られる(Step7−0)。
記録モードが設定されると次にStep7−1ではStep2にお
いて記憶されたトラツク記録状態に基づいて、未記録ト
ラツクの最も外周寄りのトラツクにヘツド5がアクセス
する様にドライバ6が駆動される。このときヘツド5の
アクセスするトラツクは連続する未記録トラツクの最も
外周寄りのものでも良い。Step7−1におけるアクセス
完了後、記録実行スイツチ110がオンされたか否かを検
出し(Step7−2)、オンされていなければフローはSte
p3へ戻り、オンされていれば1フイールド又は1フレー
ム分の映像信号の記録動作を行い(Step7−3)、1ト
ラツク分ヘツドを送って(Step7−4)、このルーチン
を終了する。
こうして第2図のStep13に示す記録ルーチンを実行した
後フローはStep3へ戻る。
次に第7図を用いて第2図のStep11に示す受信ルーチン
について説明する。
前述の様にStep9において受信モード設定スイツチ104が
オンされたことが検出された際に、この受信ルーチンは
実行される。
Step8−1で自動受信モードかどうかの判断を行い、自
動受信モード設定スイツチ111がオンされておらず通常
のモードであれば、Step8−2以下へスイツチ111がオン
されており自動受信モードであればStep8−8以下へフ
ローは分岐する。
まず通常モードにおいては受信開始のためのスタートス
イツチ105がオンされたかを検出し(Step8−2)、オン
されていなければ、このルーチンを終え、Step12へ戻
り、オンされていれば受信動作を開始する、即ち電話回
線を介して送信されて来る信号をメモリ13,14,15に書き
込む様にメモリコントローラ23を動作させる(Step8−
3)。この動作はStep8−4においてストツプスイツチ1
06がオンされたことを検出するか、Step8−5において
受信完了が検出されるか即ち送信側で送信を完了した際
に出力される送信完了信号を受信したことが検出される
まで続けられる。
またStep8−5において受信完了が検出された際にはメ
モリーロツクフラグMLFをセツトし(Step6)、以後のフ
リーズ動作を中止する。尚、Step8−4においてストツ
プスイツチ106がオンされたことが検出された際にはフ
ローは第2図に示したStep12に移り、記録モード設定ス
イツチ101、再生モード設定スイツチ102の状態を検出
し、再生モードの際にはStep5へ、記録モードの際にはS
tep13へフローは戻る。
次に自動受信モード設定スイツチ111がオンされてお
り、自動受信モードが設定されている際の動作について
説明する。
かかる際には前述の通りStep8−1からStep8−8にフロ
ーは分岐し、磁気シート有無検出回路の出力をみて、磁
気シートが装填されていない場合には後述するIRQフラ
グをセットし(Step13)、自動受信が不可能であること
を示す表示を表示装置35に行わせ(Step14)、フローは
Step12へ進みStep12から前述のフローをくり返す。
尚、表示装置35における警告表示は音声又は光によるも
のであっても良い。次いでStep8−8で、磁気シート1
の有ることが検知されると、IRQフラグがリセツトされ
ているかどうかを判断する(Step8−9)。
自動受信モードとなってから磁気シート1が取り出され
た場合にはStep8−8からStep8−13にフローは分岐し、
IRQフラグがセットされている。したがって自動受信モ
ードとなってから一旦磁気シートが取り出され、別の磁
気シートが装填された場合にはIRQフラグがセットされ
ているのでフローはStep8−9からStep8−10に分岐し、
第2図においてStep2で示されたトラツク記録状態検出
動作が行われ(Step8−10)、かかる検出動作が行われ
るとIRQフラグがリセツトされる(Step8−11)。
また自動受信モードとなってから磁気シート1が取り出
されることがなく、トラツク記録状態検出動作が行わ
れ、既にIRQフラグがリセツトされた状態においてはフ
ローはStep8−9からStep8−12へ分岐する。
次いでStep8−12において前述のトラツク記録状態検出
動作において検出したトラツクの記録状態を検出するこ
とによって空きトラツクの有無を検出し、空きトラツク
が無い場合にはStep8−14へフローは分岐し、自動受信
が不可能である警告表示が行われ、空きトラツクが有る
場合にはStep8−15へフローは分岐する。空きトラツク
が存在すると、現在のヘツドのアクセスしているトラツ
クが未記録トラツクの最外周のトラツクかどうかを判断
し、最外周のトラツクでなければ、その該当するトラツ
クまでヘツドをアクセスし(Step8−16)、アクセス動
作が完了すればStep8−17へフローは移る。このときヘ
ツド5は別に最外周の未記録トラツクを必ずアクセスし
ている必要はなく、未記録トラツク上ならどこでも良い
ことはもちろんである。
Step8−17では電力消費を押えるため、及び磁気シート
のトラツクが長時間にわたる磁気ヘツドの摺動によって
損傷されることを防止するためモータ2の駆動を一旦停
止し、トラツク記録状態検出動作により記憶したトラツ
クの記録状態より記録可能な残りトラツクの数を求め、
これを表示装置35に表示する(Step8−17)。ここで表
示装置35は例えば7セグメントのLEDが2桁設けられて
おり、かかるLEDに残りトラツクの数、例えば磁気シー
ト1上に50コあるトラツクのうち40が記録済であり、10
が未記録であれば10が表示される。
次いでStep8−18において受信検知回路の出力を検出
し、受信指令信号を検知するとStep8−19へ、指令が無
ければStep12へフローは戻る(Step8−18)。Step8−19
においてはStep8−3と同じく受信動作を開始し、スト
ツプスイツチ106がオンされ、受信停止がなされるま
で、あるいはメモリ13,14,15に例えば一画面分の信号の
うちの90%が書き込まれたことが検出された場合、即ち
受信完了状態となる所定時間前になったことが検出され
るまでStep8−20,8−21をくり返す。
ここでストツプスイツチ106がオンされたことが検出さ
れるとStep8−20からStep8−21にフローは分岐し、受信
動作を停止し(Step8−22)、受信ルーチンを終えStep1
2へ戻る。また受信完了の所定時間前になったことが検
出されるとフローはStep8−21からStep8−23へ分岐し、
モータ2を回転させ、磁気シート1を回転駆動し、記録
動作に備える(Step8−23)。この間も受信動作を続け
ることはもちろんである。また、上記所定時間は、モー
タ2が回転し始め回転サーボが完了するのに必要な時間
よりもやや長く設定すれば良い。この状態で受信完了、
即ち送信完了信号を待ち(Step8−24)、完了するとメ
モリー13,14,15から受信動作で蓄えた1画面分の映像信
号を磁気シート上に記録する(Step8−25)。
即ち前述のスイツチSW4を切り換え、記録プロセス回路
に色差マトリクス回路19を接続し、受信動作により、メ
モリ13,14,15に記憶された1画面分の映像信号をD/A変
換器16,17,18に出力する様にメモリコントローラ23を動
作させる。
記録完了後モータ2を停止させ、磁気シート1の回転駆
動を即座に停止し(Step8−26)、制御回路100で記憶し
ている記録可能トラツク数をデクリメントして表示装置
35に表示する(Step8−27)。この結果が零であれば、S
tep12へ、零でなければStep15へフローは分岐する(Ste
p28)。したがって記録可能なトラツクがなければフロ
ーは前述のStep12へ移り、自動受信モードが設定されて
いる場合には第2図に示したStep9からStep11が実行さ
れ、具体的には第7図に示したStep8−1からStep8−8
〜Step8−12が実行されるが、この状態では記録可能な
トラツクがないためStep8−12からStep8−14にフローは
分岐して自動受信が不可能であることを示す警告表示が
表示装置35において行われ、新たな受信動作が行われる
ことが禁止される(この場合フローとしては受信動作を
開始するStep8−19が実行されない)。
また記録可能なトラツクがあえばフローはStep8−15に
戻り、前述の動作がくり返し行われる。
尚、第7図に示したフローチヤートにおいては一旦自動
受信モードを設定した際には、たとえ受信指令が得られ
ない場合であってもUPスイツチ107、DOWNスイツチ108に
よるヘツド5のアクセスするトラツクを変えることは実
質上出来なかった。即ち、受信モードが設定されてから
受信指令が得られない場合にはStep12から第2図におい
て説明したフローが実行されStep5〜Step7において一旦
UPスイツチ107、DOWNスイツチ108が受け付けられ、フリ
ーズ動作が行われ、メモリ13,14,15に記憶された映像が
モニタに再生されるが、Step9からStep11を実行して、
即ち第7図に示すStep8−1〜Step8−17を実行すること
によってヘツド5が再び最外周の未記録トラツクをアク
セスしてしまい、UPスイツチ107、DOWNスイツチ108の動
作は著しく制限されていた。
しかしながら第8図のフローチヤートに示す様にStep8
−15,Step8−16と、Step8−17,Step8−18,Step8−19と
を入れ換えることにより受信指令が得られるまではUPス
イツチ107、DOWNスイツチ108の動作を通常の再生モード
における動作と同様にすることが出来る。
以上、本実施例で説明した様に、長時間かけて送られて
くる映像情報をメモリ13,14,15に蓄えている期間は磁気
シート1の回転駆動を行なわないのでシート1及び磁気
ヘツド5の摩耗を妨げるばかりでなく、節電の効果もあ
る。
また自動受信モードにおいては連続的に未記録トラツク
にヘツドをアクセスしながら自動受信が行われるので使
用上の勝手が良いという効果を奏する。
尚、上記実施例では磁気シート1のトラツクの記録状態
を常時記憶する様なシステムを考えたが、これを行なわ
ないものでも良く、その場合は、自動受信モード設定に
伴って未記録トラツクを検索して、もしもこれが存在す
ればそこに待機、無ければ警告するシーケンスとなる。
また本実施例においてはメモリロツクスイツチ109によ
りメモリロツク状態が設定されていたとしても受信動作
の際にはかかる設定にかかわらず受信のためにメモリ1
3,14,15が書き換えられることになる。即ち受信モード
の設定でメモリロツクは解除されたのと同じになる。
以上説明した実施例においては記録媒体として磁気記録
媒体を用いたが光学記録媒体としてもよいのは勿論であ
る。
以上本実施例によれば再生映像信号を自動的にメモリ1
3,14,15に書き込み、通常はメモリ画再生を行う再生装
置に関して、未記録トラツクを再生した場合は、低レベ
ルノイズ信号がそのままメモリに書き込まれる換わりに
黒信号が書き込まれるので、視覚的にもわずらわしさが
なく、再生信号の有無が判別しやすくなる効果がある。
また、再生信号レベルを検知して、低レベルでもメモリ
に、そのまま再生信号を書き込み、メモリ出力をミユー
トするという方法が考えられるが、これは、ミユート回
路が必要であるので、これと比較すると、ハード的にも
小規模にできる効果がある。
〔特許請求の範囲と実施例との対応〕
以上説明した実施例においては再生手段として可動の磁
気ヘツド5を用いたが他の種類のヘツドでもよいのは勿
論であり、ヘツドを動かさずに記録媒体を動かしてもよ
い。要はアクセス位置が変化すればよい。
再生手段により再生された情報を記憶する記憶手段とし
て、1画面分の映像信号を記憶するメモリ13,14,15を用
いたがメモリの容量はこれに限るものではないことは勿
論である。
また再生手段のアクセス位置での記録状態を判別する判
別手段として再生手段の出力を検出するレベル検出回路
8を用いた。
また、前記判別手段の判別結果に基づいて記憶手段の記
憶状態を制御する制御手段として第4図に示すstep4−
8〜step4−10を実行する制御回路100とし、未記録状態
が検出された際にメモリ13,14,15を消去する様にした
が、この代わりに例えばメモリ13,14,15に特別なパター
ン、特別な色信号を書き込む様にしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明に依れば例えば再生手段のアク
セス位置が未記録状態の場合には記録手段に未記録状態
におけるアクセス位置での再生手段の出力の書き込みを
防止するという様に適切な制御を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の送受信装置の構成を示すブ
ロツク図、 第2図〜第8図は第1図に示した制御回路100の動作を
示すフローチヤートである。 1…磁気シート、4…ステツプモータ 15…ヘツド、13,14,15…メモリ 100…制御回路
フロントページの続き (72)発明者 木村 紀夫 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 武井 正弘 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 鈴木 康友 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体へのアクセス位置を変化させつつ
    この記録媒体に記録された情報を再生する再生手段と、 前記再生手段により再生された情報を記憶する記憶手段
    と、 前記再生手段のアクセス位置での再生出力レベルを検出
    するレベル検出手段と、 前記レベル検出手段の検出結果に基づいて前記記憶手段
    を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記検出手段にて検出された再生出力
    レベルが所定レベル以下である場合には、前記再生出力
    の前記記憶手段への書き込みを行なわないように前記記
    憶手段を制御することを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】前記情報は静止画情報であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の再生装置。
JP61109897A 1986-05-14 1986-05-14 再生装置 Expired - Lifetime JPH0766487B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61109897A JPH0766487B2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14 再生装置
US07/456,531 US5053896A (en) 1986-05-14 1989-12-26 Receiving method and apparatus for recording received data onto a recording medium
US08/047,620 US5276581A (en) 1986-05-14 1993-04-16 Receiving apparatus including a display for displaying the amount of unrecorded memory
US08/466,759 US6181866B1 (en) 1986-05-14 1995-06-06 Receiving apparatus including a display for displaying the amount of unrecorded memory
US08/466,512 US6002543A (en) 1986-05-14 1995-06-06 Receiving apparatus and method for selectively receiving and recording image data in response to setting of an automatic receiving mode and reproducing image data in response to a manual instruction

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61109897A JPH0766487B2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14 再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62266704A JPS62266704A (ja) 1987-11-19
JPH0766487B2 true JPH0766487B2 (ja) 1995-07-19

Family

ID=14521929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61109897A Expired - Lifetime JPH0766487B2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14 再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0766487B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01311465A (ja) * 1988-06-09 1989-12-15 Canon Inc 記録又は再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62266704A (ja) 1987-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6276381A (ja) 記憶されたビデオ信号の電子処理方法および装置
JPH04506276A (ja) データ記録装置及びデータ記録方法
US5053896A (en) Receiving method and apparatus for recording received data onto a recording medium
US5276581A (en) Receiving apparatus including a display for displaying the amount of unrecorded memory
JPH0766487B2 (ja) 再生装置
JP2877301B2 (ja) 受信装置
JP2791009B2 (ja) 画像処理装置
US6002543A (en) Receiving apparatus and method for selectively receiving and recording image data in response to setting of an automatic receiving mode and reproducing image data in response to a manual instruction
JP2886857B2 (ja) 画像信号処理方法
EP0553730B1 (en) Digital recording and reproducing apparatus
JP3021951B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0313912Y2 (ja)
JP3214880B2 (ja) 映像記録再生システム
JP2943652B2 (ja) 両面再生ディスクとディスク再生装置
JP2556490B2 (ja) 再生装置
JP2534646B2 (ja) 画像送受信装置
JPH0973720A (ja) 情報記録再生装置
JPS5975464A (ja) デイスク再生装置
JP2719336B2 (ja) 電子カメラ
JP2531490B2 (ja) 画像再生装置
JPS6288182A (ja) 磁気記録再生装置におけるトラツク・アクセス装置
JPS62273653A (ja) 電子機器
JPH01146147A (ja) 自動記録装置
JPH053067B2 (ja)
JPS6378682A (ja) 磁気記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term