JPH0766113B2 - コンタクトレンズを洗浄するための溶液および方法 - Google Patents

コンタクトレンズを洗浄するための溶液および方法

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JPH0766113B2
JPH0766113B2 JP61500298A JP50029885A JPH0766113B2 JP H0766113 B2 JPH0766113 B2 JP H0766113B2 JP 61500298 A JP61500298 A JP 61500298A JP 50029885 A JP50029885 A JP 50029885A JP H0766113 B2 JPH0766113 B2 JP H0766113B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、コンタクトレンズ、特にソフトコンタクト
レンズから、有機性および無機性の沈着物を除去するこ
とに関する。いっそう明細にいえばこの発明は、タンパ
ク質、ムチン、脂質およびカルシウムからなるコンタク
トレンズの沈着物を除去する水性溶液およびその溶液を
使用してコンタクトレンズを洗浄する方法に関する。
先行技術の記述 この発明に関する溶液および方法は、ソフトコンタクト
レンズの望ましくない沈着物を除去するのに特に効果的
であることが見出されてきた。この発明は、直接はソフ
トコンタクトレンズの製造に関するものではないが、こ
れらのコンタクトレンズの製造において用いられた先行
技術として種々の物質や方法が記述されてきたことに注
目すべきである。例えば、米国特許2,976,576号および
3,503,393号は、一般に重合性ヒドロゲルとして知られ
ている親水性または特に親水性可塑性物質がソフトコン
タクトレンズの製造に使用されたことを記載している。
明確にいえば、これらの2つの特許は、ポリ(ヒドロキ
シエチルメタクリレート)からなる三次元の重合性ヒド
ロゲルの水性媒体中での製造に関するものである。これ
らのレンズは交叉結合した重合性ヒドロゲル構造を持っ
ており、弾性があり、やわらかで、かつ、透明なヒドロ
ゲルの様相をなしている。シリコーンとか、他の光学的
に適した可塑性のポリマーなどの種々の他の物質もソフ
トコンタクトレンズの製造のために利用できる。
ソフトコンタクトレンズの使用に関係している諸問題の
一つは、レンズを人間の眼に着けたときにレンズの上に
有機およびまたは無機の物質から成る望ましくない沈着
物が形成されるということである。この問題は、レンズ
が長時間着用された場合に特にやっかいである。これら
の沈着物は通常は蛋白様物質、ムチン、脂質およびカル
シウムである。沈着物はレンズの表面、表面下いずれに
も位置する可能性があり、重合性ヒドロゲルに強く結合
している可能性もある。レンズの表面および表面下のこ
れらの沈着物の存在はレンズの着用に対し相当な不快感
および他の症候の原因となる。
上記した沈着物は、沈着物の存在がレンズの表面下にあ
ることと、沈着物とレンズをなす重合性ヒドロゲルとの
間の結合が強いということによって、レンズから除去す
ることは極めて困難である。レンズの表面上の沈着物は
レンズの表面下の沈着物よりはより簡単に除去される。
米国特許第4,311,618号はレンズ表面から交叉結合した
(変性された)蛋白質を除去する化学クリーナーの使用
について記述している。コンタクトレンズの表面沈着物
を除去する種々の酵素適調合剤もまた利用できる。例え
ば、米国特許第3,910,296号はパパインの如き蛋白質加
水分解酵素をレンズの表面から蛋白質性物質を除去する
のに使用したことを記載している。そして米国特許第4,
096,870号には蛋白様物質、ムチンおよび脂質からなる
表面汚れの除去剤としてパンクレアチンを使用すること
が記載されている。パンクレアチンは蛋白質分解活節、
脂肪分解活性、でん粉分解活性を持つ酵素複合体であ
る。しかしながら、レンズの表面下の汚れは一般的には
酵素処理の手段だけで除去することは困難である。さら
にまた、表面に近いところの汚れを、レンズをこすると
いうように機械的に除去することは一般に困難である。
かくして、先の記述に基づいて、ソフトコンタクトレン
ズの表面および表面に近いところの沈着物を共に除去す
ることのできる調合剤が必要とされているということが
明らかである。
出願人は、表面に近い沈着物は化学処理によって効果的
に除去されることを発見した。さらに明確にいえば、出
願人はこれらの沈着物はレンズを界面活性剤、カルシウ
ムキレート化剤、中和された陽子の源泉、選択的に尿素
をも加えた混合物を含む水性溶液にレンズを浸すことに
よって、沈着物を効果的に除去することができることを
見出した。この発明は出願人の“コンタクトレンズから
タンパク質、脂質、カルシウム沈着物を除去る溶液およ
方法”という題で本出願と同時に提出された係属出願と
中に詳細に記述されている。この出願のレンズ洗浄溶液
は上に引用した係属出願とは、とりわけ、溶液が化学的
および酵素的洗浄成分の組み合わせを含むという点で異
なっている。
発明の要約 この発明の主要な目的は、表面および表面近くにある蛋
白質、ムチン、脂質およびカルシウムから成る沈着物を
共にコンタクトレンズから除去することのできるコンタ
クトレンズ洗浄調合剤を提供することにある。
この発明のさらに他の目的は、ソフトコンタクトレンズ
の表面および表面に近い区域からそのような沈着物を、
経済的に、便利にそして効果的なやり方で除去する方法
を提供することである。
この発明の上に記した目的および他の一般的な目的は、
蛋白加水分解活性を持つ酵素と、式 (ただし、 yは10から50の整数であり、 xは5から20の整数である) を有する非イオン性化合物および式 R−O−(CH2−CH2−O)−CH2−COOH (ただし、 zは1から25の整数であり、 Rは8ないし18の炭素原子を有する炭化水素鎖であ
る。) を有する陰イオン性解離性化合物からなる群から選ばれ
た界面活性剤、および選択的にカルシウムキレート化剤
および尿素から成るコンタクトレンズ洗浄調合剤を提供
することによって達成される。
好ましい実施態様 この発明は、コンタクトレンズから蛋白質様物質、ムチ
ン、脂質およびカルシウムの沈着物を効果的に除去する
ための非毒性の水溶性溶液を提供する。発明の実施態様
としてまず、溶液は主要なレンズ洗浄剤として蛋白質分
解活性を持つ酵素と、1つ以上の非イオン性または弱陰
イオン性の表面活性剤の組み合せを含んでいる。発明の
第2の実施態様は、蛋白質分解活性を持つ酵素と非イオ
ン性または弱陰イオン性の表面活性剤とカルシウムキレ
ート化剤の組み合せを主要なレンズ洗浄剤として使用す
る。この発明の第3の実施態様は、上記した組み合せ
に、付加的なレンズ洗浄剤として尿素を使用するもので
ある。
(酵素) この発明において使用される酵素は、レンズを形成して
いる集合性ヒドロゲルの分子構造には影響を与えないと
いう特徴がある。供給される酵素類は、パンクレアチ
ン、蛋白質加水分解活性、脂肪加水分解活性、および糖
加水分解活性を持つ多酵素の複合体および蛋白質加水分
解活性を持つ酵素であるパパインである。
パンクレアチンは動物の膵臓、好ましくは豚の膵臓から
得られる多酵素複合体である。パパインはカリカパパイ
ヤの青い(未熟の)果実から得られる酵素である。更
に、パンクレアチンとパパイヤに関する詳細はメルクイ
ンデックス第10版、1005〜1007ページ(1983)に述べら
れており、それはこれらの酵素に関係のある出版物のリ
ストを含んでいる。これらの出版物の内容はリファレン
スによってその中に取り入れられている。上記したパン
クレアチンおよびパパイン酵素は商業的に得られる。こ
の発明において使用すべき酵素の量は約0.01%ないし5
%(W/V)好ましくは0.05%ないし1%の範囲である。
(界面活性剤) この発明のレンズ洗浄溶液において使用される非毒性の
界面活性剤は、式 (ここにおいてyは10ないし50の整数、好ましくは30で
あり、xは5ないし20の整数、好ましくは10)の非イオ
ン性化合物および式 R−O−(CH2−CH2−O)−CH2−COOH (II) (ここにおいてzは1ないし25の整数、好ましくは10、
13または16、そしてRは炭素原子数が8ないし18の炭化
水素鎖、好ましくは炭素原子数12の炭化水素鎖である)
である弱陰イオン性化合物から成るグループから選ばれ
る。
上に記載した界面活性剤は商業的に得られる。例えば、
上に同定した非イオン性界面活性剤は“プルリオール
(PLURIOL)”の名で西ドイツのルドウィヒスハーフェ
ン(Ludwigshafen)のバスフ(BASF)社から商業的に得
ることができる。上に同定した陰イオン界面活性剤は、
“アキポ(AKYPO)(RLM)”の名で西ドイツのエメリッ
ヒ(Emmerich)のケムーワイ(CHEM−Y)社から商業的
に得ることができる。これらの陰イオン性界面活性剤の
物理的物質および他の特徴は、欧州特許出願No.8320118
2.g.の中にさらに詳しく記載されている。上に記載した
タイプの好ましい陰イオン界面活性剤はアキポ(AKYP
O)RLM100である。上に記載したタイプの好ましい非イ
オン性界面活性剤はプルリオール(PLURIOL)L64であ
る。
この発明のレンズ洗浄溶液中に含まれる界面活性剤の総
量は約0.02%から1%(W/V)の範囲、好ましくは、約
0.2%から0.6%の範囲である。
商業的に得られる界面活性剤は通常は不純物を含んでい
るが、それは例えば非イオン界面活性剤の場合は分子排
斥クロマトグラフィーで、陰イオン界面活性剤の場合は
イオン交換クロマトグラフィーの如き便利な技術を用い
て取り除くことができる。
(キレート化剤) この発明で使用されるキレート化剤は処理を施されると
レンズからカルシウム沈着物が効果的に除去されるとい
うかたちでカルシウムを隔離できるものではなければな
らない。そのようなキレート化剤は一般的には多価カル
ボン酸のような無機又は有機の酸である。このタイプの
キレート化剤は化学協会(The Chemical Society)の特
集第17号(Specidl Pudblication No.17)「金属−イオ
ン錯体の安定性恒数」(ロンドン、1964)に記載されて
いる。これらのキレート化剤の物理的性質および他の性
質に関する参考文献のすべての内容はリファレンスによ
ってその中に取り入れられている。好ましいキレート化
剤は多価カルボン酸、特にクエン酸およびエチレンジア
ミンテトラ酢酸(EDTA)である。クエン酸とEDTAとの組
み合せはこの溶液のキレート化剤要素として特に好まし
い。上に記載した作用を成し遂げるためにレンズ洗浄剤
に要求されるキレート化剤の量は約0.005%から0.5%
(W/V)、好ましくは約0.05〜0.2%である。キレート化
剤は元来溶液中のカルシウムを除去する性能のために含
まれているのであるから、この要素はカルシウム沈着物
を除去することを意図しているこの発明のレンズ洗浄溶
液においてのみ要求される。
(尿素) 尿素もこの発明のレンズ洗浄溶液の任意の構成成分であ
る。以下に再び述べるように、尿素はかなり高い濃度、
10%W/Vあるいはそれ以上のような濃度で用いられたと
きは、表面および表面近くにある脂質および蛋白質沈着
物を除去するのに効果的であることが見出されてきた。
逆に、尿素は比較的低い濃度で用いられたときには、こ
れらの沈着物を除去するのにあまり効果的ではないとい
うことも見出されてきた。したがって、この溶液中のこ
の化合物の任意の含有は、通常はレンズ沈着物の烈しさ
のような要因によって決定される。もし含まれるなら
ば、レンズ洗浄溶液に含まれる尿素の総量は、約0.02か
ら1%(W/V)、好ましくは0.2%から0.6%である。
(作用) 驚くべきごとに、パンクレアチンおよびパパインの酵素
的活性は、上に記した界面活性剤、キレート化剤および
尿素の組合せの存在において重大な程には減少しない、
あるいはほんの少し減少するだけであることが見出され
てきた。もっと具体的にいうと、上に記した界面活性
剤、キレート化剤、尿素の組み合わせが正しくパパイン
およびパンクレアチンの活性に集中依存効果を与えるこ
とが示されたということである。しかしながら多くの場
合、この効果は酵素の活性においてほんのささいな減少
をもたらすだけである。以下の実施例1−10はこの集中
依存効果を表わしている。
この発明によって、上に記載した化合物の混合物を含む
非毒性の水性洗浄溶液が提供される。この発明のレンズ
洗浄溶液においては、この混合物は例えば約0.03%から
7.5%(W/V)、好ましくは約0.25%から2.4%(W/V)の
濃度で含むことができる。洗浄溶液は等張、低張あるい
は高張溶液として処方してよい。そして典型的には、防
腐剤、粘度増加剤、緩衝剤などの他の慣例的な処方成分
を含んでいてもよい。
この発明の溶液中で使用される種々の化合物の量につい
ての前述の記載は溶液中の物質のパーセント(すなわち
W/V%)として表現されていることに注目すべきであ
る。処方または錠剤の形でもよく(酵素に対して)、溶
液の形でもよい(界面活性剤、キレート化剤および尿素
に対して)。錠剤中の酵素の百分率組成は、界面活性剤
の溶液の明確に指定された量に溶かしたときに、形成さ
れる洗浄溶液は先に設定した範囲内に百分率組成値を持
つようにする。
(洗浄方法) この発明はまたコンタクトレンズの洗浄方法をも提供す
る。この方法はこの発明の洗浄溶液にコンタクトレンズ
を接触させることから成る。この発明によるソフトレン
ズを洗浄する好ましい方法は次のとおりである。まず、
レンズはレンズをおおうのに十分な量の上記した洗浄液
の入れてある適当な容器の中に置かれる。レンズはそれ
から室温なら約5分から24時間、好ましくは1ないし12
時間、上昇した温度ならもっと短い時間、例えば37℃で
は0.5ないし6時間浸しておく。
(効果) 上に記載した化合物の混合物を含んでいるこの発明のレ
ンズ洗浄溶液は蛋白質様物質、脂質、ムチンおよびカル
シウムから成る沈着物をソフトコンタクトレンズから除
去するのに非常に効果的であるということが驚異的に見
出された。混合物の酵素成分は混合物の他の成分に対し
て共働的に作用すると考えられる。この共働作用は溶液
の任意成分(すなわちキレート化剤および尿素)があっ
てもなくてもみられる。この発明のレンズ洗浄調合剤は
硬いガス浸透性のコンタクトレンズからの脂質および他
の沈着物の除去を一層改良することも見出されてきた。
出願人はいかなる特別な理論に束縛されることを望んで
いないが、上記した混合物の尿素と界面活性成分はレン
ズの表面上および表面下にある蛋白質沈着物の分子構造
を変え、混合物の酵素成分によって加水分解された折り
たたみの少ないアミノ酸ポリマーを形成すると信じられ
る。この分子構造の変化はレンズ表面の下にある蛋白質
沈着物がレンズ表面へと移動することを可能とし、そこ
で沈着物は混合物の酵素成分によって加水分解される。
尿素と界面活性要素は蛋白質と脂質の溶解性と除去に効
果があり、一方キレート変剤はカルシウムの除去に効果
がある。混合物の酵素外の成分は使用されている酵素成
分のレンズ表面への収着を十分に低減させる。それによ
って、人間の眼と酵素との接触に関連した免疫楽的な諸
問題を防ぎ、軽減させる。通常のようにこの明細書にお
いて、“収着(sortpion)”という語は吸収(absorpti
on)と吸着(adsorption)を共に含んでいることを意味
している。かくして、上記した混合物の酵素外の成分は
吸着の理論に基づいてレンズ表面と酵素との結合を防ぐ
のを助け、吸収の理論によってレンズ間充質と酵素との
結合を防ぐのを助ける。
実 施 例 次の例はこの発明のレンズ洗浄溶液および洗浄方法を一
層説明するために提示するが、いかなる点においても発
明の範囲を限定して解釈すべきではない。
実施例1−5および参考例1−5 この発明の溶液の中に含まれる他の成分の異なった濃度
での存在下にパンクレアチンおよびパパインの酵素活性
が測定された。使用された混合物は、基質として天然の
ヒトの血清アブミン10mg/ml,2mg/mlの酵素、0.8%の食
塩水、0.05%のリン酸緩衝液(pH7.2)および種々の量
の界面活性剤、尿素、キレート化剤を含ませた。混合物
を20℃で2時間培養した。培養跡、混合物はトリクロロ
酢酸で5%に調整され、十分間9000gで遠心分離した。
酵素活性は透明な上澄みの中のアミン酸を測ることによ
って分析した。得られた結果を以下の第1表に掲げる。
(注意:処方AおよびBは次の第1表の下に挙げられて
いる。) 処方Aの構成成分 0.4%の下記の式の非イオン性界面活性剤(プルリオー
ルL64) 0.4%の尿素および キレート化剤としての0.1%のクエン酸と0.1%のエチレ
ンジアミンテトラ酢酸 の組み合せ 処方Bの構成成分 上の処方Aにおけると同様の尿素およびキレート化剤、
ただし、処方Aにおいて使用した非イオン性界面活性剤
の代わりに式 CH3(CH210CH2−O(CH2−CH2−O)10CH2−COOH の陰イオン界面活性剤(AKYPO RCM 100)を含んでい
る。処方A/2、A/5、A/10、A/20、B/2、B/5、B/10および
BO20は、各々処方AおよびBの相当する希釈液を表わ
す。
上述の結果はこの発明の洗浄処方の中に含まれた酵素活
性を表わしている。
参考例6125 Iでラベルしたリゾチーム(12,000dpm)、14 Cでアセチル化したムチン(7000dpm)および45 Caでラベルしたフォスファチジルグリセロールカルシ
ウム塩(10,000dpm)の沈着物を持っているソフトコン
タクトレンズ(米国のアルゴン ラボラトリーズ会社の
商品名TRESOFT)を室温中で1時間洗浄溶液(溶液I、I
IおよびIII)の中に浸した。
溶液I:食塩水中のパンクレアチン(2mg/ml) 溶液II:食塩水中の処方A(参考例1〜5および実施例
1〜5を参照) 溶液III:食塩水中のパンクレアチン(2mg/ml)と処方A レンズはその後、食塩水で十分にすすがれ、レンズの上
に残っている放射能は液体のシンチレーションによって
決定される。得られた結果は次の第2表にあげられる。
第 2 表 レンズサンプル中の平均dpm 洗浄溶液 125I 14C 45Ca I 2683 3241 7866 II 3492 2716 1460 III 254 1532 1189 上の結果は、レンズ沈着物の除去はこの発明に従って処
方された洗浄液IIIに対して最も効果的であることを示
している。
参考例7 参考例6に記載したタイプの放射能が沈着しているコン
タクトレンズを次の洗浄溶液に浸した。
溶液IV:食塩水中のパパイン(2mg/ml) 溶液V:食塩水中の処方B/20(実施例1−10を参照) 溶液VI:食塩水中のパパイン(2mg/ml)と処方B/20 用いられた条件は参考例6に記載したものと同じであ
る。得られた結果は次の第3表に示されている。
第 3 表 レンズサンプル中の平均dpm 洗浄溶液 125I 14C 45Ca IV 5123 5001 8715 V 4917 3189 2396 VI 856 2857 2211 上の結果は、この発明によって処方された洗浄溶液VIに
対し、レンズ沈着物の除去は最も効果的であるというこ
とを表わしている。結果はまた、洗浄溶液VIの中に含ま
れる成分の共働洗浄効果が見られるということを表わし
ている。
実施例6、7および参考例8〜11 二つの水和されたソフトコンタクトレンズ(TRESOFT)
が室温で2時間次の分析混合物(溶液)の中に浸され
た。
溶液I:0.8%のNaCl,0.05%のリン酸緩衝液(pH7.2)お
よび2.5mg/mlのパンクレアチンを含む水性溶液 溶液II:パンクレアチンの代りに2.5mg/mlのパパインが
置き換えられる以外は溶液Iと同じ 溶液III:溶液I+処方A 溶液IV:溶液I+処方B 溶液V:溶液II+処方A 溶液VI:溶液II+処方B 浸漬が完了後、レンズを溶液から取り出し食塩水で十分
にすすいだ。レンズはそれから2mlの5.7規定の塩酸を含
むガラスの小びんの中におかれた。小びんはシールさ
れ、酵素を吸着したレンズを加水分解するためにレンズ
は110℃で20時間浸しておかれた。酵素を吸着したレン
ズの加水分解後、塩酸は蒸発され、0.1ml10%の酢酸が
小びんに加えられた。酢酸中の加水分解されたアミノ酸
はその後HPTLC皿の上に滴下され、分離された。続いて
ニンヒドリンで染色されHPTLC(High Pressure Thin
Layer Chromatography)走査によって定量的に測定
された。データを以下の第4表に示す。
第 4 表 2つのレンズへの酵素の吸着(μg) 例 溶液 パンクレアチン パパイン 参考例8 I 0.94±0.1 …… 参考例9 II …… 0.87±0.1 参考例10 III 0.12±0.03 …… 参考例6 IV 0.09±0.03 …… 参考例11 V …… 0.14±0.02 参考例7 VI …… 0.13±0.02 上の結果は、処方Aまたは処方Bを含むこの発明の溶液
が存在すると、ソフトコンタクトレンズへの酵素の収着
は、処方Aおよび処方Bが存在しないという点のほかは
同じである溶液に対してみられる収着の約1/10に減少し
たことを示している。
発明を特定の好ましい具体例に言及して記述してきた。
しかしながら、それに関する明確な変形がこの技術に熟
練した人々には明らかになるから、発明をこれらの具体
例に限定して考えるべきではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 3:386) (56)参考文献 特開 昭58−70208(JP,A) 特開 昭49−87346(JP,A) 特開 昭50−64303(JP,A) 特公 昭56−9689(JP,B2)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蛋白質加水分解活性を持つ酵素の有効量
    と、 式R−O−(CH2−CH2−O)−CH2−COOH (II) (ただし、式中の Rは炭素原子数が8ないし18の炭化水素鎖であり、 zは1ないし25の整数である) の陰イオン性界面活性剤と、所望によっては式 (ただし、式中の xは5ないし20であり、 yは10ないし50である) の非イオン性界面活性剤からなる水性のコンタクトレン
    ズ洗浄溶液。
  2. 【請求項2】蛋白質加水分解活性を持っている酵素がパ
    ンクレアチンまたはパパインである請求の範囲1に記載
    のコンタクトレンズ洗浄溶液。
  3. 【請求項3】約0.001ないし5.0重量/容量%の酵素と、
    0.02ないし1.0重量/容量%の界面活性剤からなる請求
    の範囲1に記載のコンタクトレンズ洗浄溶液。
  4. 【請求項4】クエン酸、エチレンジアミンテトラ酢酸お
    よびそれらの組み合わせからなるグループから選ばれた
    約0.005ないし0.5重量/容量%のカルシウムキレート剤
    をさらに含んでいる請求の範囲1に記載のコンタクトレ
    ンズ洗浄溶液。
  5. 【請求項5】約0.02ないし1.0重量/容量%の尿素をさ
    らに含んでいる請求の範囲1に記載のコンタクトレンズ
    洗浄溶液。
  6. 【請求項6】式(I)におけるxが10であり、yが30で
    ある請求の範囲1に記載のコンタクトレンズ洗浄溶液。
  7. 【請求項7】式(II)におけるRが炭素原子数12の炭化
    水素鎖であり、zが10である請求の範囲1に記載のコン
    タクトレンズ洗浄溶液。
  8. 【請求項8】等張溶液および低張溶液からなる群から選
    択された食塩水をも含有する請求の範囲1に記載の水性
    のコンタクトレンズ洗浄溶液。
  9. 【請求項9】陰イオン性界面活性剤が0.001ないし1.0重
    量/容量%の量で存在する請求の範囲1に記載の水性の
    コンタクトレンズ洗浄溶液。
  10. 【請求項10】蛋白質加水分解活性を持つ酵素の有効量
    と、 式R−O−(CH2−CH2−O)−CH2−COOH (II) (ただし、式中の Rは炭素原子数が8ないし18の炭化水素鎖であり、 zは1ないし25の整数である) の陰イオン性界面活性剤と、所望によっては式 (ただし、式中の xは5ないし20であり、 yは10ないし50である) の非イオン性界面活性剤からなる水性のコンタクトレン
    ズ洗浄溶液をレンズに適用することからなる、レンズ上
    の沈着物を除去するコンタクトレンズの洗浄方法。
  11. 【請求項11】水および コンタクトレンズから沈着物を除去する化学薬剤 を含有するコンタクトレンズ洗浄用の等張または低張の
    組成物において、組成物がさらに式 R−O−(CH2−CH2−O)−CH2−COOH (II) (ただし、式中の Rは炭素原子数が8ないし18の炭化水素鎖であり、 zは1ないし25である) の陰イオン性界面活性剤の有効量をも含有する組成物。
  12. 【請求項12】化学薬剤が蛋白質加水分解活性を持つ酵
    素である請求の範囲11に記載の組成物。
  13. 【請求項13】レンズから沈着物を除去するために、 式R−O−(CH2−CH2−O)−CH2−COOH (II) (ただし、式中の Rは炭素原子数が8ないし18の炭化水素鎖であり、 zは1ないし25である) の陰イオン性界面活性剤の有効量と、等張溶液および低
    張溶液からなる群から選択された食塩水からなる水性の
    コンタクトレンズ洗浄溶液、または 水、 コンタクトレンズから沈着物を除去する化学薬剤、およ
    び 式R−O−(CH2−CH2−O)−CH2−COOH (II) (ただし、式中の Rは炭素原子数が8ないし18の炭化水素鎖であり、 zは1ないし25である) の陰イオン性界面活性剤の有効量 を含有するコンタクトレンズ洗浄用の等張または低張の
    組成物 をコンタクトレンズに適用することから成るコンタクト
    レンズを洗浄する方法。
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