JPH0765801B2 - パッケージ型空調機 - Google Patents

パッケージ型空調機

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JPH0765801B2
JPH0765801B2 JP2111734A JP11173490A JPH0765801B2 JP H0765801 B2 JPH0765801 B2 JP H0765801B2 JP 2111734 A JP2111734 A JP 2111734A JP 11173490 A JP11173490 A JP 11173490A JP H0765801 B2 JPH0765801 B2 JP H0765801B2
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JP
Japan
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air
cooling
coil
air conditioner
flow path
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JP2111734A
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JPH0413017A (ja
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大成 堀
昌宏 平山
敏朗 西尾
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Obayashi Corp
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Obayashi Corp
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Publication date
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は空気取り入れ口および吹出口と熱交換器とを一
体的に構成し、これを被空調空間内に設置するか、その
近傍に設置するパッケージ型空調機に関し、特にこれを
床吹型に使用できるようにしたパッケージ型空調機に関
する。
《従来の技術》 従来のパッケージ型空調機は天井吹出し空調方式を前提
に造っており、例えば吹出口から吹き出る空調空気は室
の天井側へ案内送気し、天井面に設けたアネモやデヒュ
ーザ、インジェクタ等から室内へ吹き出すようになって
いる。
室の上部、特に天井面には熱が滞留し、この辺の温度は
高くなっているので、吹き出る空調空気の温度を冷房時
では13〜15℃にしている。
この程度の冷風供給温度にて良好な体感温度を得てい
る。
《発明が解決しようとする課題》 しかし、叙述したパッケージ型空調機をそのまま床吹空
調システムに使用すると、床から吹き出る冷風の温度が
低すぎて不快な状況、あるいは体感的に冷房過剰となる
か、局部的に床面付近だけが著しい低温領域になる。
このような不具合を避けるために、パッケージ型空調機
を床吹空調システムに利用する場合は、冷房時の給気温
度を19〜20℃に設定する必要を考慮しなければならな
い。
ところが、冷房時の給気温度を19〜20℃のままで直接的
に床から室内へ供給したとすれば、潜熱の影響で室内温
度が上昇する惧れがあった。
冷温水を用いる空調機方式では熱交換用のコイルにバイ
パス制御を行い、除湿機能を確保するものもあるが、パ
ッケージ型空調機ではこのような手段がなかった。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであって、その
目的は冷房時の給気温度が19〜20℃であっても除湿機能
が得られるようなパッケージ型空調機を提供することに
ある。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本発明のパッケージ型空調
機は被空調空間内の空気を一方から取り入れて他方へ吹
き出す空気取り入れ口と空気吹出口との間の空気流路中
に冷却コイル,加熱コイル等の熱交換器を一体的に設け
て成るパッケージ型空調機において、冷房運転時には該
冷却コイルを通る冷却空気流路と該空気取り入れ口から
の取り入れ空気をそのまま該空気吹出口へ案内する直通
空気流路とに分け、該冷却空気と該直通空気とを混合し
た状態で吹き出すようにしたものである。
《作用》 冷却コイルを通る冷却空気流路側の給気は冷却コイルを
通るときに減湿作用を受けるので、比較的乾燥した冷風
と空気取り入れ口側からの直通空気とが混ざり合って湿
度が低く、しかも20℃前後の温度をもった冷風を得、こ
れを吹出口から送気することになる。
《実施例》 以下、本発明の好適な実施例について、図面を参照にし
て詳細に説明する。
第1図に構成の概略を示し、このパッケージ型空調機1
は背面に空気取り入れ用の吸気口2を具え、表面側に空
気吹き出し用の送気口3を具える。
そして、これら吸気口2と送気口3との間に冷却コイル
4を設けている。
冷却コイル4は冷媒が通る冷却管5を蛇行させ、その表
面に放熱フィンを装着したものであり、これを二個互い
に隔てて左右に配し、それぞれ冷却コイル4,4aとしてい
る。
この冷却コイル4,4aの真中に熱交換を行なわず、吸気口
2から取り入れた空気をそのまま送気口3へ通すダミー
コイル6を設けている。
すなわち、ダミーコイル6には冷却管を設けていない。
勿論、冷却管を設けて冷媒を通せるようにしておき、電
動弁などで冷房時にのみ冷媒をバイパスさせるか止める
ようにしてもよい。何れにしてもダミーコイル6は冷却
能力を保持しないものでよいし、なくてもよい。即ち、
単なる開口部であってもよい。
こうして、冷却コイル4,4aとダミーコイル6とから成る
直膨コイルは冷媒が通るコイル部分と通らない部分とを
併有し、冷却コイル4,4a部分で一般の場合と同じく空気
を13〜15℃迄冷却と同時に減湿し、ダミーコイル6の部
分を通過してきた空気と混ぜ、送気口3から送気する冷
風給気温度を19〜20℃にしている。
《効果》 以上詳細に説明したように、本発明のパッケージ型空調
機によれば、冷却コイルを通す冷却空気流路と取り入れ
た空気をそのまま吹出口へ案内する直通空気流路とをパ
ッケージの出口では合流混合させながら送気するので、
冷却コイル側の冷却湿度を調整しながら、湿度の調整を
行うと同時に、直通流路を通る空気量を冷却空気流路を
通る空気量と相対的に均衡変化させながら理想の湿度を
持った冷風を得ることができる。
特に、床吹空調システムでは吹出し空気温度を19〜20℃
に選び、しかも湿度を下げ得るので、床吹空調システム
にも好適なパッケージ型空調機を提供できる効果があ
る。
この事は床吹型の個別空調システムが得られるので、建
物内部の空調システムを中央集中型の空調機と併せて理
想的に構成することを可能にしている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のパッケージ型空調機の概略の構成を例
示した斜視図である。 1……空調機、2……吸気口 3……送気口、4……冷却コイル 5……冷却管、6……ダミーコイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被空調空間内の空気を一方から取り入れて
    他方へ吹き出す空気取り入れ口と空気吹出口との間の空
    気流路中に冷却コイル,加熱コイル等の熱交換器を一体
    的に設けて成るパッケージ型空調機において、冷房運転
    時には該冷却コイルを通る冷却空気流路と該空気取り入
    れ口からの取り入れ空気をそのまま該空気吹出口へ案内
    する直通空気流路とに分け、該冷却空気と該直通空気と
    を混合させて吹き出すことを特徴とするパッケージ型空
    調機。
JP2111734A 1990-05-01 1990-05-01 パッケージ型空調機 Expired - Lifetime JPH0765801B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0413017A JPH0413017A (ja) 1992-01-17
JPH0765801B2 true JPH0765801B2 (ja) 1995-07-19

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