JPH10197008A - 空気調和装置及び空気調和方法 - Google Patents
空気調和装置及び空気調和方法Info
- Publication number
- JPH10197008A JPH10197008A JP35166396A JP35166396A JPH10197008A JP H10197008 A JPH10197008 A JP H10197008A JP 35166396 A JP35166396 A JP 35166396A JP 35166396 A JP35166396 A JP 35166396A JP H10197008 A JPH10197008 A JP H10197008A
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- JP
- Japan
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- air
- air conditioner
- outside air
- fan
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 空気調和装置本体11と、同空気調和装
置本体11に空調用ダクト15を介して接続された吹出
機構13と、空気調和装置本体11とは別に外気導入用
のファン17を備え、さらに外気導入用ファン17に一
端を接続された外気導入用ダクト21の他端を吹出機構
13に直結した。 【効果】 ドラフトの発生が予想される冬季あるいは夏
季においては、温度調整された空気と新鮮な外気とが吹
出機構内で適当に混合されて、室内に導入され、比較的
簡単な手段で、新鮮な外気を取り入れつつドラフトの発
生が少ない空気調和装置を得ることができる。
置本体11に空調用ダクト15を介して接続された吹出
機構13と、空気調和装置本体11とは別に外気導入用
のファン17を備え、さらに外気導入用ファン17に一
端を接続された外気導入用ダクト21の他端を吹出機構
13に直結した。 【効果】 ドラフトの発生が予想される冬季あるいは夏
季においては、温度調整された空気と新鮮な外気とが吹
出機構内で適当に混合されて、室内に導入され、比較的
簡単な手段で、新鮮な外気を取り入れつつドラフトの発
生が少ない空気調和装置を得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和装置、より
詳しくは、外気導入機能を備えた空気調和装置に関す
る。
詳しくは、外気導入機能を備えた空気調和装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】閉鎖された居室空間への新鮮な外気の導
入は、空気調和上重要な課題の一つであり、このため従
来より様々な方法が考えられている。最も簡単な方法
は、換気用吹出機構を設け、空気調和装置と関係なく別
のファンによって直接室内へ導入する方法である。
入は、空気調和上重要な課題の一つであり、このため従
来より様々な方法が考えられている。最も簡単な方法
は、換気用吹出機構を設け、空気調和装置と関係なく別
のファンによって直接室内へ導入する方法である。
【0003】この方法は最もシンプルで、外気導入の目
的は一応は達成することが可能であるものの、直接外気
を室内に吹き込むことは、特に夏や冬においては、いわ
ゆるドラフト(draft)を発生させる原因となる。
ドラフトとは、環境の温度と熱輻射の状態に変化がない
場合、気温と気動の分布が悪いことによって、体のどこ
かに起こる局部的な冷感あるいは温感のことであり、室
内温度より高温あるいは低温の空気を直接吹き込むこと
によって発生する不快感を伴う現象である。
的は一応は達成することが可能であるものの、直接外気
を室内に吹き込むことは、特に夏や冬においては、いわ
ゆるドラフト(draft)を発生させる原因となる。
ドラフトとは、環境の温度と熱輻射の状態に変化がない
場合、気温と気動の分布が悪いことによって、体のどこ
かに起こる局部的な冷感あるいは温感のことであり、室
内温度より高温あるいは低温の空気を直接吹き込むこと
によって発生する不快感を伴う現象である。
【0004】このようなドラフトを発生させないため
に、例えば、図7(a)に示すように、空気調和機50
に一旦外気を導入し、ここで所定温度に調整した後、送
風ダクト51から新鮮な外気を含む調和された空気を室
内に吹き込むようにしている。
に、例えば、図7(a)に示すように、空気調和機50
に一旦外気を導入し、ここで所定温度に調整した後、送
風ダクト51から新鮮な外気を含む調和された空気を室
内に吹き込むようにしている。
【0005】図7(b)に示すものは、いわゆる二重ダ
クト方式(Dual Duct System)と言わ
れるもので、空気調和機50で減湿冷却した空気を二本
のダクト52a、52bに分け、一方はそのままに、他
方を再熱器53により温風とした上で室内に送り、各室
内の混合器54により適当に混合した空気を吹き出す方
法である。このような機構を利用することによっても、
ドラフトの無い外気導入が可能となる。
クト方式(Dual Duct System)と言わ
れるもので、空気調和機50で減湿冷却した空気を二本
のダクト52a、52bに分け、一方はそのままに、他
方を再熱器53により温風とした上で室内に送り、各室
内の混合器54により適当に混合した空気を吹き出す方
法である。このような機構を利用することによっても、
ドラフトの無い外気導入が可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記方法
は、いずれも一旦新鮮な外気を空気調和機50に導入
し、ここで適当温度に処理するものであるため、空気調
和機50そのものがそのような機能を備えている必要が
あるのでコスト高となり、また室内天井に空気調和機を
設置するものでは、新鮮な外気を空気調和機に導入する
ことに困難が伴う。また、室内天井に空気調和機を設置
するものでは、その一次側(吸い込み側)に外気導入ダ
クトを直接接続することも行われるが、春秋等空気調和
機を運転しないときは全く外気が入ってこなくなる。
は、いずれも一旦新鮮な外気を空気調和機50に導入
し、ここで適当温度に処理するものであるため、空気調
和機50そのものがそのような機能を備えている必要が
あるのでコスト高となり、また室内天井に空気調和機を
設置するものでは、新鮮な外気を空気調和機に導入する
ことに困難が伴う。また、室内天井に空気調和機を設置
するものでは、その一次側(吸い込み側)に外気導入ダ
クトを直接接続することも行われるが、春秋等空気調和
機を運転しないときは全く外気が入ってこなくなる。
【0007】そこで、本発明が解決すべき課題は、比較
的簡単な手段で、ドラフトの発生が少ない空気調和装置
を提供することにある。
的簡単な手段で、ドラフトの発生が少ない空気調和装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するために鋭意研究の結果、使用者に不快感を与える
ドラフトの発生は、空気調和機を運転している気候の場
合に多く発生し、空気調和機の運転が不要な、春季ある
いは秋季においては余り問題にならないことに着目し本
発明を完成するに至ったものである。なお、本明細書に
おいて、吹出機構とは、一般に吹出口と呼ばれるもの、
並びに吹出用のボックスないしチャンバーあるいはその
機能を有するもの(ダクト等)を備えた全体を含めたも
のを総称する。
決するために鋭意研究の結果、使用者に不快感を与える
ドラフトの発生は、空気調和機を運転している気候の場
合に多く発生し、空気調和機の運転が不要な、春季ある
いは秋季においては余り問題にならないことに着目し本
発明を完成するに至ったものである。なお、本明細書に
おいて、吹出機構とは、一般に吹出口と呼ばれるもの、
並びに吹出用のボックスないしチャンバーあるいはその
機能を有するもの(ダクト等)を備えた全体を含めたも
のを総称する。
【0009】すなわち、本発明の空気調和装置は、空気
調和装置本体と、同空気調和装置本体に空調用ダクトを
介して接続された吹出機構と、前記空気調和装置本体と
は別に外気導入用のファンを備え、さらに前記外気導入
用ファンに一端を接続された外気導入用ダクトの他端を
前記吹出機構に直結したことを特徴とする。
調和装置本体と、同空気調和装置本体に空調用ダクトを
介して接続された吹出機構と、前記空気調和装置本体と
は別に外気導入用のファンを備え、さらに前記外気導入
用ファンに一端を接続された外気導入用ダクトの他端を
前記吹出機構に直結したことを特徴とする。
【0010】本発明においては、ドラフトの発生が予想
される冬季あるいは夏季においては、温度調整された空
気と新鮮な外気とが吹出機構内で適当に混合されて、室
内に導入されるため、新鮮な外気導入用の吹出機構や、
また特殊な空気調和機を用いることなく、簡単な構造で
効果的にドラフトを防止することができる。また、空気
調和機を使用しない、春季や秋季などの中間期において
は、温度調整された空気と混合することなく直接室内に
導入しても、室内と外気との温度差が比較的少ないため
ドラフトが発生するおそれが少ない。
される冬季あるいは夏季においては、温度調整された空
気と新鮮な外気とが吹出機構内で適当に混合されて、室
内に導入されるため、新鮮な外気導入用の吹出機構や、
また特殊な空気調和機を用いることなく、簡単な構造で
効果的にドラフトを防止することができる。また、空気
調和機を使用しない、春季や秋季などの中間期において
は、温度調整された空気と混合することなく直接室内に
導入しても、室内と外気との温度差が比較的少ないため
ドラフトが発生するおそれが少ない。
【0011】ここで、外気導入用ファンと吹出機構の間
に分岐用のチャンバを介在させることができる。これに
よって、少ないファンで多くの吹出機構への外気導入が
可能となる。
に分岐用のチャンバを介在させることができる。これに
よって、少ないファンで多くの吹出機構への外気導入が
可能となる。
【0012】また、吹出機構に形成された空調用ダクト
接続口および外気導入用ダクト接続口は、任意に設ける
ことが可能であるが、対向状態に配置することが望まし
い。これによって、互いに逆方向から導入された、温度
調整された空気と新鮮な外気とが効率よく混合されるこ
ととなる。
接続口および外気導入用ダクト接続口は、任意に設ける
ことが可能であるが、対向状態に配置することが望まし
い。これによって、互いに逆方向から導入された、温度
調整された空気と新鮮な外気とが効率よく混合されるこ
ととなる。
【0013】また同様の目的で、空調用ダクト接続口と
外気導入用ダクト接続口の中心位置を偏倚させることが
望ましい。これによって、吹出機構内で一方向の回転渦
が発生し、大きな圧力損失を伴わずに、温度調整された
空気と新鮮な外気とが効率よく混合されるようになる。
外気導入用ダクト接続口の中心位置を偏倚させることが
望ましい。これによって、吹出機構内で一方向の回転渦
が発生し、大きな圧力損失を伴わずに、温度調整された
空気と新鮮な外気とが効率よく混合されるようになる。
【0014】空気調和装置本体と外気導入用ファンとは
それぞれ独立して運転することも可能であるが、夏季あ
るいは冬季においては誤作動を防止するため、空気調和
装置本体が運転している場合のみ外気導入用ファンが動
くようにした、連動運転用の制御装置を備えることが望
ましい。
それぞれ独立して運転することも可能であるが、夏季あ
るいは冬季においては誤作動を防止するため、空気調和
装置本体が運転している場合のみ外気導入用ファンが動
くようにした、連動運転用の制御装置を備えることが望
ましい。
【0015】この他に前記制御装置によって、空調装置
本体からの空気が所定温度になった段階で外気導入用フ
ァンを駆動するように制御することによって、使用初期
においてもドラフトの無い快適運転が可能となる。
本体からの空気が所定温度になった段階で外気導入用フ
ァンを駆動するように制御することによって、使用初期
においてもドラフトの無い快適運転が可能となる。
【0016】また、冬季の外気冷房用として、外気導入
ファンを動作させた場合、必ず空気調和機本体が送風運
転となるように連動させることができる。これによっ
て、外気と室内空気とが混合されエネルギーロスを防止
しつつ、ドラフトの少ない外気導入ができることとな
る。
ファンを動作させた場合、必ず空気調和機本体が送風運
転となるように連動させることができる。これによっ
て、外気と室内空気とが混合されエネルギーロスを防止
しつつ、ドラフトの少ない外気導入ができることとな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の特徴を図面に示す実
施の形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一
実施の形態の空気調和装置の全体構成を示す平面図、図
2(a)は図1に示す吹出機構の正面図、(b)は同じ
く側面図である。
施の形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一
実施の形態の空気調和装置の全体構成を示す平面図、図
2(a)は図1に示す吹出機構の正面図、(b)は同じ
く側面図である。
【0018】図1を参照して、11は熱交換機能を備え
た空気調和装置本体、13はこの空気調和装置本体11
とダクト15により接続された吹出機構である。17は
外気導入用のファンで、このファン17の下流域に分岐
用チャンバ19が設けられ、ここから4方向に分岐して
ダクト21によって吹出機構13に接続されている。2
3は天井内に設けられた排気用ファンで、外部と連通し
ている。また、Cは空気調和装置本体11、外気導入用
ファン17、排気用ファン23を制御するコントローラ
である。
た空気調和装置本体、13はこの空気調和装置本体11
とダクト15により接続された吹出機構である。17は
外気導入用のファンで、このファン17の下流域に分岐
用チャンバ19が設けられ、ここから4方向に分岐して
ダクト21によって吹出機構13に接続されている。2
3は天井内に設けられた排気用ファンで、外部と連通し
ている。また、Cは空気調和装置本体11、外気導入用
ファン17、排気用ファン23を制御するコントローラ
である。
【0019】ダクト15およびダクト21は、従来のス
パイラルダクトを使用することも可能であるが、施工性
を考慮すると、可撓性や伸縮性に優れたフレキシブルダ
クトを使用するのが望ましい。本実施の形態では、ダク
ト15は、アルミ箔、亜鉛メッキ鋼線、植毛加工したア
ルミ箔などから構成されたフレキシブルダクトを使用し
ている。またダクト21は、外気をそのまま導入するた
め、ダクト内外の温度差が大きく、温度差が18℃まで
結露が発生しない、グラスウールを使用したフレキシブ
ルダクトを用いている。
パイラルダクトを使用することも可能であるが、施工性
を考慮すると、可撓性や伸縮性に優れたフレキシブルダ
クトを使用するのが望ましい。本実施の形態では、ダク
ト15は、アルミ箔、亜鉛メッキ鋼線、植毛加工したア
ルミ箔などから構成されたフレキシブルダクトを使用し
ている。またダクト21は、外気をそのまま導入するた
め、ダクト内外の温度差が大きく、温度差が18℃まで
結露が発生しない、グラスウールを使用したフレキシブ
ルダクトを用いている。
【0020】次いで図2を参照して、本実施の形態の吹
出機構13は、いわゆるライン型と呼ばれているもの
で、その側面部に2つの接続口13a,13bをそれぞ
れ形成している。接続口13aが、空気調和機本体11
に他端を接続された空調用ダクト15の接続口で、接続
口13bが、チャンバ19に他端を接続された外気導入
用ダクト21の接続口である。
出機構13は、いわゆるライン型と呼ばれているもの
で、その側面部に2つの接続口13a,13bをそれぞ
れ形成している。接続口13aが、空気調和機本体11
に他端を接続された空調用ダクト15の接続口で、接続
口13bが、チャンバ19に他端を接続された外気導入
用ダクト21の接続口である。
【0021】このように本実施の形態の空気調和装置に
おいては、ドラフトの発生が予想される冬季あるいは夏
季においては、温度調整された空気と新鮮な外気とが吹
出機構内で適当に混合されて、室内に導入されるため、
新鮮な外気導入用の吹出機構や、また特殊な空気調和機
本体を用いることなく、簡単な構造で効果的にドラフト
を防止することができる。また、空気調和機本体11を
使用しない、春季や秋季などの中間期においては、温度
調整された空気と混合することなく直接室内に導入して
も、室内と外気との温度差が比較的少ないためドラフト
が発生するおそれが少ない。
おいては、ドラフトの発生が予想される冬季あるいは夏
季においては、温度調整された空気と新鮮な外気とが吹
出機構内で適当に混合されて、室内に導入されるため、
新鮮な外気導入用の吹出機構や、また特殊な空気調和機
本体を用いることなく、簡単な構造で効果的にドラフト
を防止することができる。また、空気調和機本体11を
使用しない、春季や秋季などの中間期においては、温度
調整された空気と混合することなく直接室内に導入して
も、室内と外気との温度差が比較的少ないためドラフト
が発生するおそれが少ない。
【0022】図3はさらに他の実施の形態の吹出機構を
示す斜視図、図4は図3に示す吹出機構の縦断面図であ
る。
示す斜視図、図4は図3に示す吹出機構の縦断面図であ
る。
【0023】本実施の形態の吹出機構31は、空調用ダ
クト接続口13aと外気導入用ダクト接続口13bを対
向状態に配置し、さらに空調用ダクト接続口13aと外
気導入用ダクト接続口13bの中心位置を偏倚させてい
る。これによって、互いに逆方向から導入され、温度調
整された空気と新鮮な外気とが効率よく混合され、ま
た、吹出機構内で一方向の回転渦が発生し、大きな圧力
損失を伴わずに、温度調整された空気と新鮮な外気とが
効率よく混合されるようになる。なお、先の実施の形態
に示す吹出機構においてもこのような偏倚させた構造と
することもできる。
クト接続口13aと外気導入用ダクト接続口13bを対
向状態に配置し、さらに空調用ダクト接続口13aと外
気導入用ダクト接続口13bの中心位置を偏倚させてい
る。これによって、互いに逆方向から導入され、温度調
整された空気と新鮮な外気とが効率よく混合され、ま
た、吹出機構内で一方向の回転渦が発生し、大きな圧力
損失を伴わずに、温度調整された空気と新鮮な外気とが
効率よく混合されるようになる。なお、先の実施の形態
に示す吹出機構においてもこのような偏倚させた構造と
することもできる。
【0024】図5、図6はさらに他の実施の形態の吹出
機構を示す斜視図で、図5に示す吹出機構33は、矩形
状本体の側面にダクト接続口13a,13bを設け、図
面の前面側に吹き出し開口部33aを形成している。図
6に示すものは、いわゆるライン型の吹出機構34で、
長手方向の側面にそれぞれダクト接続口13a,13b
を形成している。
機構を示す斜視図で、図5に示す吹出機構33は、矩形
状本体の側面にダクト接続口13a,13bを設け、図
面の前面側に吹き出し開口部33aを形成している。図
6に示すものは、いわゆるライン型の吹出機構34で、
長手方向の側面にそれぞれダクト接続口13a,13b
を形成している。
【0025】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏すること
ができる。
ができる。
【0026】(1)空気調和装置本体とは別に外気導入
用のファンを備え、さらに外気導入用ファンに一端を接
続された外気導入用ダクトの他端を吹出機構に直結した
ことによって、ドラフトの発生が予想される冬季あるい
は夏季においては、温度調整された空気と新鮮な外気と
が吹出機構内で適当に混合されて、室内に導入され、比
較的簡単な手段で、新鮮な外気を取り入れつつドラフト
の発生が少ない空気調和装置を得ることができる。
用のファンを備え、さらに外気導入用ファンに一端を接
続された外気導入用ダクトの他端を吹出機構に直結した
ことによって、ドラフトの発生が予想される冬季あるい
は夏季においては、温度調整された空気と新鮮な外気と
が吹出機構内で適当に混合されて、室内に導入され、比
較的簡単な手段で、新鮮な外気を取り入れつつドラフト
の発生が少ない空気調和装置を得ることができる。
【0027】(2)外気導入用ファンと吹出機構の間に
分岐用のチャンバを介在させることによって、少ないフ
ァンで多くの吹出機構への外気導入が可能となる。
分岐用のチャンバを介在させることによって、少ないフ
ァンで多くの吹出機構への外気導入が可能となる。
【0028】(3)吹出機構に形成された空調用ダクト
接続口および外気導入用ダクト接続口を対向状態に配置
することによって、互いに逆方向から導入され、温度調
整された空気と新鮮な外気とが効率よく混合される。
接続口および外気導入用ダクト接続口を対向状態に配置
することによって、互いに逆方向から導入され、温度調
整された空気と新鮮な外気とが効率よく混合される。
【0029】(4)空調用ダクト接続口と外気導入用ダ
クト接続口の中心位置を偏倚させることによって、吹出
機構内で一方向の回転渦が発生し、大きな圧力損失を伴
わずに、温度調整された空気と新鮮な外気とが効率よく
混合される。
クト接続口の中心位置を偏倚させることによって、吹出
機構内で一方向の回転渦が発生し、大きな圧力損失を伴
わずに、温度調整された空気と新鮮な外気とが効率よく
混合される。
【0030】(5)空気調和装置本体が運転している場
合のみ外気導入用ファンが動くようにした制御部を備え
ることによって、夏季あるいは冬季におけるドラフトを
効果的に防止することができる。
合のみ外気導入用ファンが動くようにした制御部を備え
ることによって、夏季あるいは冬季におけるドラフトを
効果的に防止することができる。
【図1】本発明の一実施の形態の空気調和装置の全体構
成を示す平面図である。
成を示す平面図である。
【図2】(a)は図1に示す吹出機構の正面図、(b)
は同じく側面図である。
は同じく側面図である。
【図3】他の実施の形態の吹出機構を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】図3の縦断面図である。
【図5】他の実施の形態の吹出機構を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】他の実施の形態の吹出機構を示す斜視図であ
る。
る。
【図7】従来の空気調和装置における、外気の取り入れ
方法を示す説明図である。
方法を示す説明図である。
11 空気調和機本体 13,31,33,34 吹出機構 13a 空調用ダクト接続口 13b 外気導入用ダクト接続口 15,21 ダクト 17 外気導入用ファン 19 分岐用チャンバ 21 ダクト 23 排気用ファン C コントローラ
Claims (6)
- 【請求項1】 空気調和装置本体と、同空気調和装置本
体に空調用ダクトを介して接続された吹出機構と、前記
空気調和装置本体とは別に外気導入用のファンを備え、
さらに前記外気導入用ファンに一端を接続された外気導
入用ダクトの他端を前記吹出機構に直結したことを特徴
とする空気調和装置。 - 【請求項2】 前記外気導入用ファンと前記吹出機構の
間にチャンバを介在させたことを特徴とする請求項1記
載の空気調和装置。 - 【請求項3】 前記吹出機構に形成された、空調用ダク
ト接続口および外気導入用ダクト接続口を対向状態に配
置していることを特徴とする請求項1記載の空気調和装
置。 - 【請求項4】 前記空調用ダクト接続口と外気導入用ダ
クト接続口の中心位置を偏倚させていることを特徴とす
る請求項3記載の空気調和装置。 - 【請求項5】 前記空気調和装置本体と外気導入用ファ
ンとを連動運転する制御装置を備えたことを特徴とする
請求項1〜4記載の空気調和装置。 - 【請求項6】 空気調和装置本体で処理された空気と、
前記空気調和装置本体とは別に設けられた外気導入用フ
ァンから供給された外気とを、室内に開口した空気吹出
機構内で混合して前記室内に給気することを特徴とする
空気調和方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35166396A JPH10197008A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 空気調和装置及び空気調和方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35166396A JPH10197008A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 空気調和装置及び空気調和方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10197008A true JPH10197008A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=18418784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35166396A Pending JPH10197008A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 空気調和装置及び空気調和方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10197008A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1233240A2 (en) | 2001-02-14 | 2002-08-21 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Absorption type cooling and heating apparatus |
JP2012083083A (ja) * | 2010-10-14 | 2012-04-26 | Yakushin:Kk | 空調システム |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP35166396A patent/JPH10197008A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1233240A2 (en) | 2001-02-14 | 2002-08-21 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Absorption type cooling and heating apparatus |
US6598415B2 (en) | 2001-02-14 | 2003-07-29 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Absorption type cooling and heating apparatus |
JP2012083083A (ja) * | 2010-10-14 | 2012-04-26 | Yakushin:Kk | 空調システム |
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040824 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |