JPH076579A - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置Info
- Publication number
- JPH076579A JPH076579A JP5144099A JP14409993A JPH076579A JP H076579 A JPH076579 A JP H076579A JP 5144099 A JP5144099 A JP 5144099A JP 14409993 A JP14409993 A JP 14409993A JP H076579 A JPH076579 A JP H076579A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent plate
- hole
- casing
- filter
- disk device
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 密閉した筺体の側面の貫通孔を両面粘着テー
プを貼付した透明板で塞いだ磁気ディスク装置に関し、
循環フィルタの汚れ、或いは筺体内の塵埃発生状況を容
易に観察することができるディスク装置を提供する。 【構成】 回転する少なくとも1枚のディスク状の記録
媒体2と、回転する記録媒体2に記録された情報を読み
取る読取手段4と、塵埃を補集するエアフィルタ5とを
有し、密閉された筺体1に収容された装置であって、筺
体1の側面の、エアフィルタ5が外部から目視できる位
置に設けられた貫通孔10と、貫通孔10を塞ぐ透明な材料
で形成された透明板6とを備えた構成とする。
プを貼付した透明板で塞いだ磁気ディスク装置に関し、
循環フィルタの汚れ、或いは筺体内の塵埃発生状況を容
易に観察することができるディスク装置を提供する。 【構成】 回転する少なくとも1枚のディスク状の記録
媒体2と、回転する記録媒体2に記録された情報を読み
取る読取手段4と、塵埃を補集するエアフィルタ5とを
有し、密閉された筺体1に収容された装置であって、筺
体1の側面の、エアフィルタ5が外部から目視できる位
置に設けられた貫通孔10と、貫通孔10を塞ぐ透明な材料
で形成された透明板6とを備えた構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置等の
塵埃防止に係り、特に密閉した筺体の側面の貫通孔を透
明板で塞いだ磁気ディスク装置、及び貫通孔を両面粘着
テープを貼付した透明板で塞いだ磁気ディスク装置に関
するものである。
塵埃防止に係り、特に密閉した筺体の側面の貫通孔を透
明板で塞いだ磁気ディスク装置、及び貫通孔を両面粘着
テープを貼付した透明板で塞いだ磁気ディスク装置に関
するものである。
【0002】近来、磁気ディスクに磁気ヘッドによって
情報の書込み/読取りを行う磁気ディスク装置がコンピ
ュータの周辺機として広く使用されているが、通常3600
r.P.m.以上の高速で回転する磁気ディスク上を、1/10μ
m程度の微小な間隙を保って浮上する磁気ヘッドによっ
て記録/再生を行うため、塵埃が磁気ヘッド周辺に侵入
すると、磁気ヘッドの浮上安定性が損なわれて、遂には
ヘッドクラッシュに至るため、通常は一つの密閉筺体に
収容した構造を採っている。
情報の書込み/読取りを行う磁気ディスク装置がコンピ
ュータの周辺機として広く使用されているが、通常3600
r.P.m.以上の高速で回転する磁気ディスク上を、1/10μ
m程度の微小な間隙を保って浮上する磁気ヘッドによっ
て記録/再生を行うため、塵埃が磁気ヘッド周辺に侵入
すると、磁気ヘッドの浮上安定性が損なわれて、遂には
ヘッドクラッシュに至るため、通常は一つの密閉筺体に
収容した構造を採っている。
【0003】それでも装置が長期に亙って使用された場
合、徐々に磁気ヘッドに塵埃が付着し、やがて磁気ディ
スクと継続的に接触して、磁気ディスクや磁気ヘッドの
磨耗粉が発生し、磁気ディスクの回転による気流に乗っ
て筺体内に発散される。
合、徐々に磁気ヘッドに塵埃が付着し、やがて磁気ディ
スクと継続的に接触して、磁気ディスクや磁気ヘッドの
磨耗粉が発生し、磁気ディスクの回転による気流に乗っ
て筺体内に発散される。
【0004】このように磁気ヘッドが磁気ディスクに継
続的に接触すると、加速度的に磁気ディスクや磁気ヘッ
ドの損傷が進行してヘッドクラッシュを発生し、データ
の消失を招くことになる。
続的に接触すると、加速度的に磁気ディスクや磁気ヘッ
ドの損傷が進行してヘッドクラッシュを発生し、データ
の消失を招くことになる。
【0005】このような装置は、通常、筺体内に磁気デ
ィスクの回転により発生する気流を利用して、内部の塵
埃を捕集する循環フィルタを備えている。従って循環フ
ィルタの汚れを観察すればヘッドクラッシュの発生を事
前に予測することができる。
ィスクの回転により発生する気流を利用して、内部の塵
埃を捕集する循環フィルタを備えている。従って循環フ
ィルタの汚れを観察すればヘッドクラッシュの発生を事
前に予測することができる。
【0006】しかしながら、循環フィルタは密閉した筺
体内に収容されているので、クリーンルーム内で筺体を
分解して観察しなければならないため、実際使用中や現
地保守作業時等に循環フィルタの汚れを観察することは
困難である。
体内に収容されているので、クリーンルーム内で筺体を
分解して観察しなければならないため、実際使用中や現
地保守作業時等に循環フィルタの汚れを観察することは
困難である。
【0007】そこで、循環フィルタを外部から容易に観
察することができる方法が望まれている。
察することができる方法が望まれている。
【0008】
【従来の技術】図6は磁気ディスク装置の斜視図を示
す。なお筺体1aは本来は図示していない蓋で密閉されて
いるが、図では内部が分かるように蓋を外して示してい
る。
す。なお筺体1aは本来は図示していない蓋で密閉されて
いるが、図では内部が分かるように蓋を外して示してい
る。
【0009】図に示すように、アルミニウム材で形成さ
れた筺体1a内に磁気ディスク2a〜2c、先端に磁気ヘッド
4a〜4fを備えたヘッドキャリッジ3、及び支持枠50の溝
51に支持された循環フィルタ5aが収容されている。支持
枠50は、筺体1aの側面から直角方向に設置されている。
また循環フィルタ5aは、例えばガラス繊維を板状に形成
したものが使用されている。
れた筺体1a内に磁気ディスク2a〜2c、先端に磁気ヘッド
4a〜4fを備えたヘッドキャリッジ3、及び支持枠50の溝
51に支持された循環フィルタ5aが収容されている。支持
枠50は、筺体1aの側面から直角方向に設置されている。
また循環フィルタ5aは、例えばガラス繊維を板状に形成
したものが使用されている。
【0010】また図示していないが、筺体1aの蓋に筺体
1aの内外の空気の圧力差の発生を防ぐための呼吸フィル
タが設けられている。磁気ディスク2a〜2cの下方には図
示していないがモータが配置され、モータの駆動により
磁気ディスク2a〜2cは水平に矢印方向に回転する。また
磁気ディスク2a〜2cが静止の時は各面に磁気ヘッド4a〜
4fが接触し、磁気ディスク2a〜2cが回転すると磁気ヘッ
ド4a〜4fが浮上して微小な間隙をおいて対向する。
1aの内外の空気の圧力差の発生を防ぐための呼吸フィル
タが設けられている。磁気ディスク2a〜2cの下方には図
示していないがモータが配置され、モータの駆動により
磁気ディスク2a〜2cは水平に矢印方向に回転する。また
磁気ディスク2a〜2cが静止の時は各面に磁気ヘッド4a〜
4fが接触し、磁気ディスク2a〜2cが回転すると磁気ヘッ
ド4a〜4fが浮上して微小な間隙をおいて対向する。
【0011】ヘッドキャリッジ3はボイスコイルモータ
(Voice Coil Motor:以下VCMという)M1 の駆動により
ピポット軸30を中心として往復揺動する。VCMM1は、
ヨークYと図示していないコイル及びマグネットで構成
され、コイルに流す電流の正逆方向制御により駆動す
る。
(Voice Coil Motor:以下VCMという)M1 の駆動により
ピポット軸30を中心として往復揺動する。VCMM1は、
ヨークYと図示していないコイル及びマグネットで構成
され、コイルに流す電流の正逆方向制御により駆動す
る。
【0012】従って、矢印方向に回転する磁気ディスク
2a〜2cの半径方向に、ヘッドキャリッジ3の往復揺動で
磁気ヘッド4a〜4fが矢印で示すように往復駆動して、目
的のトラックにシークされる。そして磁気ヘッド4a〜4f
により磁気ディスク2a〜2cにデータの書込み/読取りが
行われる。
2a〜2cの半径方向に、ヘッドキャリッジ3の往復揺動で
磁気ヘッド4a〜4fが矢印で示すように往復駆動して、目
的のトラックにシークされる。そして磁気ヘッド4a〜4f
により磁気ディスク2a〜2cにデータの書込み/読取りが
行われる。
【0013】一方、磁気ディスク2a〜2cの回転で発生す
る気流により、筺体1a内で発生する塵埃が循環フィルタ
5aによって捕集される。磁気ディスク装置が長期に亙っ
て使用されると、徐々に磁気ヘッド4a〜4fに塵埃が付着
し、磁気ヘッド4a〜4fの浮上安定性を損ない、遂には磁
気ディスク2a〜2cと継続的に接触することになり、接触
によって磁気ディスク2a〜2cや磁気ヘッド4a〜4fの回転
による気流に乗って筺体1a内に飛散することになる。
る気流により、筺体1a内で発生する塵埃が循環フィルタ
5aによって捕集される。磁気ディスク装置が長期に亙っ
て使用されると、徐々に磁気ヘッド4a〜4fに塵埃が付着
し、磁気ヘッド4a〜4fの浮上安定性を損ない、遂には磁
気ディスク2a〜2cと継続的に接触することになり、接触
によって磁気ディスク2a〜2cや磁気ヘッド4a〜4fの回転
による気流に乗って筺体1a内に飛散することになる。
【0014】このような状態が継続すると、加速度的に
磁気ディスク2a〜2cや磁気ヘッド4a〜4fの損傷が進行
し、ヘッドクラッシュが発生するに至り、データの消失
を招くことになる。
磁気ディスク2a〜2cや磁気ヘッド4a〜4fの損傷が進行
し、ヘッドクラッシュが発生するに至り、データの消失
を招くことになる。
【0015】そこで、循環フィルタ5aに付着した磁気デ
ィスク2a〜2cや磁気ヘッド4a〜4fの磨耗粉の量、即ち、
循環フィルタ5aの汚れの状況を観察すれば、容易に磁気
ディスク2a〜2cや磁気ヘッド4a〜4fの損傷の危険性が推
測でき、ヘッドクラッシュの発生を予測することができ
る。循環フィルタ5aの汚れを調べるには、クリーンルー
ム内で筺体1aの蓋を取り外して観察する。
ィスク2a〜2cや磁気ヘッド4a〜4fの磨耗粉の量、即ち、
循環フィルタ5aの汚れの状況を観察すれば、容易に磁気
ディスク2a〜2cや磁気ヘッド4a〜4fの損傷の危険性が推
測でき、ヘッドクラッシュの発生を予測することができ
る。循環フィルタ5aの汚れを調べるには、クリーンルー
ム内で筺体1aの蓋を取り外して観察する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれ
ば、循環フィルタの汚れの状態を調べるには、クリーン
ルーム内で筺体の蓋を取り外して循環フィルタを観察す
る必要があり、装置の使用中や現地保守作業時等に循環
フィルタの汚れを調べることは、実際上不可能であると
いう問題点がある。
ば、循環フィルタの汚れの状態を調べるには、クリーン
ルーム内で筺体の蓋を取り外して循環フィルタを観察す
る必要があり、装置の使用中や現地保守作業時等に循環
フィルタの汚れを調べることは、実際上不可能であると
いう問題点がある。
【0017】本発明は、循環フィルタの汚れ、或いは筺
体内の塵埃発生状況を容易に観察することができるディ
スク装置を提供することを目的としている。
体内の塵埃発生状況を容易に観察することができるディ
スク装置を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1及び図2は本発明の
原理図で、図1は請求項1に対応する原理図、図2は請
求項3に対応する原理図を示す。
原理図で、図1は請求項1に対応する原理図、図2は請
求項3に対応する原理図を示す。
【0019】1)請求項1に対応する手段 図1において、2は回転する少なくとも1枚のディスク
状の記録媒体、4は回転する記録媒体2に記録された情
報を読み取る読取手段、5は塵埃を補集するエアフィル
タ、1は記録媒体2、読取手段4及びエアフィルタ5が
収容され、密閉された筺体、10は筺体1の側面の、エア
フィルタ5が外部から目視できる位置に設けられた貫通
孔、6は貫通孔10を塞ぐ透明な材料で形成された透明板
である。
状の記録媒体、4は回転する記録媒体2に記録された情
報を読み取る読取手段、5は塵埃を補集するエアフィル
タ、1は記録媒体2、読取手段4及びエアフィルタ5が
収容され、密閉された筺体、10は筺体1の側面の、エア
フィルタ5が外部から目視できる位置に設けられた貫通
孔、6は貫通孔10を塞ぐ透明な材料で形成された透明板
である。
【0020】2)請求項3に対応する手段 図2(a) の斜視図、及び(b) の要部断面図において、2
は回転する少なくとも1枚のディスク状の記録媒体、4
は回転する記録媒体2に記録された情報を読み取る読取
手段、5は塵埃を補集するエアフィルタ、1は記録媒体
2、読取手段4及びエアフィルタ5が収容され、密閉さ
れた筺体、10は筺体1の側面に設けられた貫通孔、6は
貫通孔10を塞ぐ透明な材料で形成された透明板、8は透
明板6の内面に貼着された透明な少なくとも透明板6に
接しない面に粘着剤を塗布した粘着テープである。
は回転する少なくとも1枚のディスク状の記録媒体、4
は回転する記録媒体2に記録された情報を読み取る読取
手段、5は塵埃を補集するエアフィルタ、1は記録媒体
2、読取手段4及びエアフィルタ5が収容され、密閉さ
れた筺体、10は筺体1の側面に設けられた貫通孔、6は
貫通孔10を塞ぐ透明な材料で形成された透明板、8は透
明板6の内面に貼着された透明な少なくとも透明板6に
接しない面に粘着剤を塗布した粘着テープである。
【0021】
【作用】1)請求項1に対応する作用 外部からエアフィルタ5が目視できるように、筺体1の
側面に設けた貫通孔10を透明板6で塞いだので、筺体1
の外部から透明板6を透してエアフィルタ5の塵埃によ
る汚れの状態を観察することができる。従って記録媒体
2と読取手段4の接触磨耗の状態を早期に把握して、情
報の消失を防止することができる。
側面に設けた貫通孔10を透明板6で塞いだので、筺体1
の外部から透明板6を透してエアフィルタ5の塵埃によ
る汚れの状態を観察することができる。従って記録媒体
2と読取手段4の接触磨耗の状態を早期に把握して、情
報の消失を防止することができる。
【0022】2)請求項3に対応する作用 筺体1の側面に設けられた貫通孔10を透明板6で塞ぎ、
透明板6の内面に透明板6に対向しない面に粘着剤を塗
布した粘着テープ8を貼付したので、粘着テープ8の粘
着剤を塗布した面にエアフィルタ5と同様に塵埃が付着
し、透明板6を透して粘着テープ8の塵埃による汚れの
状態を観察することによりエアフィルタ5の塵埃による
汚れの状態を推測できる。
透明板6の内面に透明板6に対向しない面に粘着剤を塗
布した粘着テープ8を貼付したので、粘着テープ8の粘
着剤を塗布した面にエアフィルタ5と同様に塵埃が付着
し、透明板6を透して粘着テープ8の塵埃による汚れの
状態を観察することによりエアフィルタ5の塵埃による
汚れの状態を推測できる。
【0023】従って記録媒体2と読取手段4の接触磨耗
の状態を早期に把握して、情報の消失を防止することが
できる。また貫通孔10を設ける位置をエアフィルタ5の
位置に関係なく選択できるので、位置設定の自由度が大
きくなる。
の状態を早期に把握して、情報の消失を防止することが
できる。また貫通孔10を設ける位置をエアフィルタ5の
位置に関係なく選択できるので、位置設定の自由度が大
きくなる。
【0024】
【実施例】以下、磁気ディスク装置の筺体に本発明を適
用した第1の実施例〜第3の実施例を図3〜図5により
説明する。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
用した第1の実施例〜第3の実施例を図3〜図5により
説明する。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
【0025】1)第1の実施例の説明(請求項1に対応
している) 図3は第1の実施例を示す構成図で、(a)は斜視図、(b)
は要部平面図である。図3の磁気ディスク2a〜2c、磁気
ヘッド4a〜4f、及び循環フィルタ5aは、図1の記録媒体
2、読取手段4、及びエアフィルタ5に対応している。
している) 図3は第1の実施例を示す構成図で、(a)は斜視図、(b)
は要部平面図である。図3の磁気ディスク2a〜2c、磁気
ヘッド4a〜4f、及び循環フィルタ5aは、図1の記録媒体
2、読取手段4、及びエアフィルタ5に対応している。
【0026】図3(a) に示すように、筺体1bの外部から
循環フィルタ5aが見えるように、筺体1bに循環フィルタ
5aの方向に対して斜めに向くような側面aを形成し、側
面aに透明板6aで塞いだ貫通孔10aが設けられている。
循環フィルタ5aが見えるように、筺体1bに循環フィルタ
5aの方向に対して斜めに向くような側面aを形成し、側
面aに透明板6aで塞いだ貫通孔10aが設けられている。
【0027】即ち、図3(b) に示すように、貫通孔10a
は内側から透明なガラス或いはアクリル材で形成された
透明板6aで塞がれ、透明板6aの外周部は筺体1bに接着剤
Sで接着されている。
は内側から透明なガラス或いはアクリル材で形成された
透明板6aで塞がれ、透明板6aの外周部は筺体1bに接着剤
Sで接着されている。
【0028】このような構成を有するので、筺体1bの外
部から透明板6aを透して循環フィルタ5aの塵埃による汚
れの状態を観察することができる。 2)第2の実施例の説明(請求項2に対応している) 図4は第2の実施例を示す構成図で、(a)は斜視図、(b)
は要部斜視図である。
部から透明板6aを透して循環フィルタ5aの塵埃による汚
れの状態を観察することができる。 2)第2の実施例の説明(請求項2に対応している) 図4は第2の実施例を示す構成図で、(a)は斜視図、(b)
は要部斜視図である。
【0029】図4(a) 及び(b) に示すように、溝51aで
循環フィルタ5aが支持される枠50aと貫通孔10aに嵌入
する直径の透明板6bが一体に形成された支持フレーム7
が、筺体1cの側面内側に接着剤Sで接着されている。
循環フィルタ5aが支持される枠50aと貫通孔10aに嵌入
する直径の透明板6bが一体に形成された支持フレーム7
が、筺体1cの側面内側に接着剤Sで接着されている。
【0030】このような構成を有するので、部品点数を
増やすことなく、筺体1cの外部から透明板6bを透して循
環フィルタ5aの塵埃による汚れの状態を観察することが
できる。
増やすことなく、筺体1cの外部から透明板6bを透して循
環フィルタ5aの塵埃による汚れの状態を観察することが
できる。
【0031】3)第3の実施例の説明(請求項3に対応
している) 図5は第3の実施例を示す構成図で、(a)は斜視図、(b)
は要部断面図である。図5(a) に示すように、筺体1dの
側面に貫通孔10bが設けられ、貫通孔10bは内側から透
明なガラス或いはアクリル材で形成された透明板6cで塞
がれ、透明板6cの外周部は筺体1dに接着剤Sで接着され
ている。また透明板6cの内側に透明な両面粘着テープ8a
が貼付されている。
している) 図5は第3の実施例を示す構成図で、(a)は斜視図、(b)
は要部断面図である。図5(a) に示すように、筺体1dの
側面に貫通孔10bが設けられ、貫通孔10bは内側から透
明なガラス或いはアクリル材で形成された透明板6cで塞
がれ、透明板6cの外周部は筺体1dに接着剤Sで接着され
ている。また透明板6cの内側に透明な両面粘着テープ8a
が貼付されている。
【0032】このような構成を有するので、磁気ディス
ク装置に発生した塵埃は、筺体1d内の気流により、循環
フィルタ5aに付着すると共に、両面粘着テープ8aの露出
面にも付着するので、両面粘着テープ8aの汚れの状態を
筺体1dの外部から透明板6cを透して観察することによ
り、循環フィルタ5aの汚れを推測することができる。
ク装置に発生した塵埃は、筺体1d内の気流により、循環
フィルタ5aに付着すると共に、両面粘着テープ8aの露出
面にも付着するので、両面粘着テープ8aの汚れの状態を
筺体1dの外部から透明板6cを透して観察することによ
り、循環フィルタ5aの汚れを推測することができる。
【0033】また、貫通孔10bを設ける位置を循環フィ
ルタ5aの位置に関係なく、大きい自由度で選択すること
ができる。このようにして、筺体1b〜1dの外部から塵埃
循環フィルタの汚れ、或いは筺体内の塵埃発生状況を容
易に観察することができ、磁気ディスク2a〜2cと磁気ヘ
ッド4a〜4fの接触によるヘッドクラッシュの発生を未然
に防止して、交換保守等を適切に行うことができ、デー
タの消失が防止される。
ルタ5aの位置に関係なく、大きい自由度で選択すること
ができる。このようにして、筺体1b〜1dの外部から塵埃
循環フィルタの汚れ、或いは筺体内の塵埃発生状況を容
易に観察することができ、磁気ディスク2a〜2cと磁気ヘ
ッド4a〜4fの接触によるヘッドクラッシュの発生を未然
に防止して、交換保守等を適切に行うことができ、デー
タの消失が防止される。
【0034】上記第1の実施例及び第3の実施例では、
透明板6a,6c の外周部を筺体1b,1dの内側に接着剤で接
着して貫通孔10a,10b を塞ぐ場合を説明したが、貫通孔
10a,10b に透明板6a,6c を嵌め込んで接着する方法とし
ても良い。この場合には、透明板6a,6c の直径を貫通孔
10a,10b に嵌め込める寸法に設定する必要があることは
勿論である。
透明板6a,6c の外周部を筺体1b,1dの内側に接着剤で接
着して貫通孔10a,10b を塞ぐ場合を説明したが、貫通孔
10a,10b に透明板6a,6c を嵌め込んで接着する方法とし
ても良い。この場合には、透明板6a,6c の直径を貫通孔
10a,10b に嵌め込める寸法に設定する必要があることは
勿論である。
【0035】また第3の実施例では、透明板6cに両面粘
着テープ8aを貼付する場合を説明したが、片面粘着テー
プの粘着面を露出させて、他面を透明板6cの外周部で接
着剤等で貼付する方法としても良い。
着テープ8aを貼付する場合を説明したが、片面粘着テー
プの粘着面を露出させて、他面を透明板6cの外周部で接
着剤等で貼付する方法としても良い。
【0036】また上記例において、接着剤Sに代えて粘
着テープやラベルで透明板6a,6c 或いは支持フレーム7
を筺体1b〜1dに固定しても実現可能である。
着テープやラベルで透明板6a,6c 或いは支持フレーム7
を筺体1b〜1dに固定しても実現可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1では、筺体の外部から透明板を透してエアフィル
タの塵埃による汚れの状態を観察することができるの
で、記録媒体と読取手段の接触磨耗の状態を早期に把握
して、情報の消失を防止することができる。
求項1では、筺体の外部から透明板を透してエアフィル
タの塵埃による汚れの状態を観察することができるの
で、記録媒体と読取手段の接触磨耗の状態を早期に把握
して、情報の消失を防止することができる。
【0038】請求項2では、部品点数を増やすことな
く、請求項1と同様の効果が得られる。請求項3では、
透明板を透して粘着テープの塵埃による汚れの状態を観
察することによりエアフィルタの塵埃による汚れの状態
を推測できるので、記録媒体と読取手段の接触磨耗の状
態を早期に把握して、情報の消失を防止することができ
る。また貫通孔を設ける位置をエアフィルタの位置に関
係なく選択できるので、位置設定の自由度が大きくな
る。という効果がある。
く、請求項1と同様の効果が得られる。請求項3では、
透明板を透して粘着テープの塵埃による汚れの状態を観
察することによりエアフィルタの塵埃による汚れの状態
を推測できるので、記録媒体と読取手段の接触磨耗の状
態を早期に把握して、情報の消失を防止することができ
る。また貫通孔を設ける位置をエアフィルタの位置に関
係なく選択できるので、位置設定の自由度が大きくな
る。という効果がある。
【図1】 本発明の請求項1に対応する原理図
【図2】 本発明の請求項3に対応する原理図
【図3】 本発明の第1の実施例を示す構成図
【図4】 本発明の第2の実施例を示す構成図
【図5】 本発明の第3の実施例を示す構成図
【図6】 本発明が適用される磁気ディスク装置を示す
斜視図
斜視図
1,1a 〜1dは筺体、 2は記録媒体、 2a
〜2cは磁気ディスク、4は読取手段、 4a〜4f
は磁気ヘッド、 5はエアフィルタ、5aは循環フィル
タ、 6,6a 〜6cは透明板、 7は支持フレー
ム、8は粘着テープ、 8aは両面粘着テープ
〜2cは磁気ディスク、4は読取手段、 4a〜4f
は磁気ヘッド、 5はエアフィルタ、5aは循環フィル
タ、 6,6a 〜6cは透明板、 7は支持フレー
ム、8は粘着テープ、 8aは両面粘着テープ
Claims (3)
- 【請求項1】 回転する少なくとも1枚のディスク状の
記録媒体(2) と、 該回転する該記録媒体(2) に記録された情報を読み取る
読取手段(4) と、 塵埃を補集するエアフィルタ(5) とを有し、 密閉された筺体(1) に収容された装置であって、 前記筺体(1) の側面の、前記エアフィルタ(5) が外部か
ら目視できる位置に設けられた貫通孔(10)と、 該貫通孔(10)を塞ぐ透明な材料で形成された透明板(6)
とを備えたことを特徴とするディスク装置。 - 【請求項2】 前記貫通孔(10)の内側に前記透明板(6)
及び前記エアフィルタ(5) を所定の位置関係に支持する
支持フレームを設けたことを特徴とする請求項1のディ
スク装置。 - 【請求項3】 回転する少なくとも1枚のディスク状の
記録媒体(2) と、 該回転する記録媒体(2) に記録された情報を読み取る読
取手段(4) と、 塵埃を補集するエアフィルタ(5) とを有し、 密閉された筺体(1) に収容された装置であって、 前記筺体(1) の側面に設けられた貫通孔(10)と、 該貫通孔(10)を塞ぐ透明な材料で形成された透明板(6)
と、 該透明板(6) の内面に貼着された透明な少なくとも該透
明板(6) に接しない面に粘着剤を塗布した粘着テープ
(8) とを備えたことを特徴とするディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5144099A JPH076579A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5144099A JPH076579A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH076579A true JPH076579A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15354177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5144099A Withdrawn JPH076579A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076579A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6202697B1 (en) | 1997-05-23 | 2001-03-20 | Sumitomo Electric Industries, Inc. | Proportional pressure control valve |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP5144099A patent/JPH076579A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6202697B1 (en) | 1997-05-23 | 2001-03-20 | Sumitomo Electric Industries, Inc. | Proportional pressure control valve |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |