JP2517612Y2 - ハードディスク装置のヘッドアームロック機構 - Google Patents

ハードディスク装置のヘッドアームロック機構

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JP2517612Y2
JP2517612Y2 JP1991085627U JP8562791U JP2517612Y2 JP 2517612 Y2 JP2517612 Y2 JP 2517612Y2 JP 1991085627 U JP1991085627 U JP 1991085627U JP 8562791 U JP8562791 U JP 8562791U JP 2517612 Y2 JP2517612 Y2 JP 2517612Y2
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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はハードディスク装置のヘ
ッドアームロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のハードディスク装置のヘッドアー
ムロック機構には例えば既に本出願人が実願平3−60
486号等にて提案したものがある。図5は上記ハード
ディスク装置のヘッドアームロック機構が適用されたハ
ードディスク装置の内部平面図を示す。同図のハードデ
ィスク装置は、スピンドルモータ11によって高速回転
される記録媒体のディスク1(以下単に「ディスク」と
称す。)に対してハードディスク装置本体10に回動自
在に保持されたヘッドアーム3の先端に固着された磁気
ヘッド2がボイスコイルモータ(以下単に「VCM」と
称す)によりディスク1の半径方向に回動駆動されディ
スク1の任意のデータエリア1aにアクセスすることに
よりディスク1に対してのデータの記録再生をおこなう
ものである。上記VCMはヘッドアーム3に固定された
VCMコイル4、上部ヨーク6の裏面に固着されたVC
Mマグネット7、ハードディスク装置本体10に固定さ
れた上部ヨーク6及びVCMコイル4を挟んでVCMマ
グネット7の反対側に配設されハードディスク装置本体
10に固定された下部ヨーク6’とより構成される。ハ
ードディスク装置においてディスク1に対するデータの
記録再生時には、ヘッドアーム3に固定されたVCMコ
イル4に所定の電流が流され、この電流と上部ヨーク6
に固定されたVCMマグネット7が形成する磁界との相
互作用による駆動力によりヘッドアーム3が回動駆動さ
れる。ディスク1に対するデータの記録再生が終了した
ときには、上記VCMの働きにより、磁気ヘッド2がデ
ィスク1の内周側に形成されているランディングゾーン
1b上に位置するようにヘッドアーム3が回動駆動さ
れ、そこでヘッドアーム3の基端側の保持アーム14a
に設けられている磁性体製の被吸引部材9’が実質的に
ハードディスク装置本体10に固定されている吸引マグ
ネット8’に吸着される。この機構をヘッドアームロッ
ク機構と称す。
【0003】このヘッドアームロック機構により、磁気
ヘッド2がディスク1のランディングゾーン1b上に位
置するようにヘッドアーム3が保持される。したがって
装置の移動等によってハードディスク装置に衝撃が加え
られた場合でも、磁気ヘッド2がディスク1のデータエ
リア1a上に接触することがなく、よって磁気ヘッド2
によりディスク1のデータエリア1aに記録されている
データが破壊されたり、ディスク1上に形成されている
磁性層が損傷されたりすることがない。
【0004】図6は図5のヘッドアーム機構の吸引マグ
ネット8’、被吸引部材9’の拡大図を示す。同図に示
すごとく吸引マグネット8’は被吸引部材9’と互いに
平面で当接する構成である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】近年OA(オフィスオ
ートメイション)機器の小型化が求められており、OA
機器の構成要素たるハードディスク装置の縮小化が求め
られている。そのため、ハードディスク装置を構成する
ヘッドアームロック機構の吸引マグネットを縮小化する
必要がある。
【0006】しかるに吸引マグネットを縮小化すると吸
引マグネットの吸引力が弱まり、したがってハードディ
スク装置のヘッドアームの保持能力が低下してしまう。
これによりヘッドアームに加えられる振動、衝撃等によ
ってヘッドアームの保持状態が解除され、ヘッドアーム
の先端に固着されている磁気ヘッドがディスクのデータ
エリアに接触し、ディスクに記録されたデータが破壊さ
れたり、ディスク上の磁性層が損傷されたりするという
課題があった。
【0007】本考案は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、ヘッドアームの保持能力を低下させることなく
吸引マグネットの縮小化を図ることができるハードディ
スク装置のヘッドアームロック機構を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、ハードディス
ク装置の電源断時に磁気ヘッドが固着されたヘッドアー
ムに設けられた被吸引部材を上記ハードディスク装置本
体に固定された吸引マグネットが吸引することにより上
記磁気ヘッドをディスクのランディングゾーン上に位置
するように上記ヘッドアームを保持するハードディスク
装置のヘッドアームロック機構において、前記吸引マグ
ネット及び前記被吸引部材は互いにその凹凸が咬み合
い、その咬み合う凹部と凸部とはその形状において互い
に略相似の関係にあり、もって前記吸引マグネット及び
前記被吸引部材とを互いに近接させた際に該凹部と凸部
とが略その全面に亘って略平行に対面する構成である。
【0009】
【作用】本考案では、前記吸引マグネット及び前記被吸
引部材は互いにその凹凸が咬み合い、その咬み合う凹部
と凸部とはその形状において互いに略相似の関係にあ
り、もって前記吸引マグネット及び前記被吸引部材とを
互いに近接させた際に該凹部と凸部とが略その全面に亘
って略平行に対面する構成とした。その結果吸引マグネ
ットの被吸引部材に略平行に対向する面積を拡げること
が出来る。よってこのような構造の吸引マグネットと被
吸引部材とを近接させた際、より広い面積で互いに近接
または接触するようにすることが出来る。したがって
方間の吸引力を強めることができるため、吸引マグネッ
トを縮小しても従来と同等の吸引力を得ることができ、
あるいは吸引マグネットを従来と同じ大きさとした場合
には吸引力を強めることができる。
【0010】
【実施例】図1は本考案の第1実施例になるヘッドアー
ムロック機構が適用されたハードディスク装置の内部平
面図を示す。同図中、記録媒体の磁気ディスク(以下単
に「ディスク」と称す。)1は高速回転されるスピンド
ルモータ11上に固定されている。ディスク1に対する
データの記録再生をおこなう磁気ヘッド2はヘッドアー
ム3の先端に固着されている。また、ヘッドアーム3の
基端側にはVCM(ボイスコイルモータ)コイル4が固
着されている。このヘッドアーム3は装置本体10に固
定された回動軸5に回動自在に保持されている。ボイス
コイルモータ(以下単に「VCM」と称す)は、VCM
マグネット7が裏面に固着された上部ヨーク6と、上部
ヨーク6の下部に配設されハードディスク装置本体10
に固定された下部ヨーク6’と、VCMマグネット7と
下部ヨークとの間の磁気回路空隙部に双方との間に所定
の磁気ギャップを介して配設された前記VCMコイル4
とより構成されている。
【0011】更に吸引マグネット8と、被吸引部材9と
より前記ヘッドアームロック機構が構成されている。磁
気ヘッド2がディスク1のランディングゾーン1bに位
置する状態で、ヘッドアーム3の基端側にVCMコイル
4を図1中の左右両側から挟むように固定している保持
アーム14a、14bのうち右側の保持アーム14aの
端部が対面する部分付近に吸引マグネット8が配設され
実質的にハードディスク装置本体10に固定されてい
る。
【0012】また、上記保持アーム14aの端部の、上
記ヘッドアーム3の状態にて吸引マグネット8と対向す
る位置には磁性体製の板状の被吸引部材9が設けられて
いる。
【0013】次に上記構成のハードディスク装置の動作
について説明する。まずハードディスク装置の電源断の
状態では、上記ヘッドアームロック機構によりヘッドア
ーム3の図1の右後方に固着されている被吸引部材9が
吸引マグネット8により吸着された状態で保持されてい
る。この吸引力は磁気ヘッド2をディスク1の内周側、
即ち図1中のD1 方向に引き寄せるように被吸引部材9
に作用している。この状態では前述したごとくヘッドア
ーム3の先端に固着されている磁気ヘッド2はディスク
1のデータが記録されていないランディングゾーン1b
上に載置されている。上記のディスク1のランディング
ゾーン1b上に磁気ヘッド2が載置された状態でスピン
ドルモータ11が起動しディスク1が高速回転されディ
スク1上に空気流が発生する。この空気流により磁気ヘ
ッド2はディスク1から微小量(0.2〜0.3μm)
浮上する。
【0014】次にVCMの前述した磁気回路空隙部に挿
入されているVCMコイル4に電流が供給される。これ
によりVCMコイル4にはフレミングの左手の法則によ
り上記空隙部に形成されている磁束密度とVCMコイル
4に流される電流値とに比例した駆動力が作用する。こ
の駆動力は磁気ヘッド2がディスク1の外周方向、即ち
図1中D2 方向にヘッドアーム3を回動するように作用
する。この駆動力が吸引マグネット8が被吸引部材9に
及ぼしている吸着力より強くなったときにヘッドアーム
3は図1中時計回り、即ちD2 の方向に駆動される。
【0015】上記駆動により磁気ヘッド2がディスク1
のデータエリア1a上に達し、被吸引部材9に対する吸
引マグネット8による吸引力が及ばなくなる。このよう
にしてヘッドアーム3の保持状態が解除され、ハードデ
ィスク装置の起動がなされる。
【0016】上記起動が完了した後には、このハードデ
ィスク装置が適用されている例えばホストコンピュータ
からの指令により所要のデータが記録されているディス
ク1のデータエリア1a上の所定のトラック位置に磁気
ヘッド2が移動される。この状態から磁気ヘッド2によ
りディスク1に対するデータの記録再生がおこなわれ
る。なおこのとき、ディスク1に記録されているディス
ク上の位置に関する情報が磁気ヘッド2により読み取ら
れ、所望の位置との差が誤差信号として外部回路により
形成され、その誤差信号によりVCMコイル4に供給さ
れる電流が制御される。これによりヘッドアーム3のデ
ィスク1上の位置が詳細に制御される。
【0017】なお上述の動作中は磁気ヘッド2はディス
ク1のデータエリア1a上にあるため、ヘッドアーム2
の被吸引部材9には吸引マグネット8の吸引力は及んで
いない。
【0018】上記動作によりディスク1に対するデータ
の記録再生が終了した場合には、まずVCMコイルに対
する電流の供給が絶たれる。次にハードディスク装置本
体10とヘッドアーム3との間の電気的信号の伝達をお
こなうフレキシブルプリント基板(図示せず)の弾性復
元力あるいは電源の供給が絶たれ空転することにより生
ぜられるスピンドルモータ11の逆起電力の作用がヘッ
ドアーム3に及ぼされる。この作用によりヘッドアーム
3は図1の反時計回り、即ちD1 の方向に駆動される。
更にこの駆動により磁気ヘッド2がディスク1のランデ
ィングゾーン1b上に至り、前述のごとくヘッドアーム
3の被吸引部材9が吸引マグネット8により吸着され、
ヘッドアーム3は磁気ヘッド2がディスク1のランディ
ングゾーン1b上に位置するように保持される。
【0019】次に本考案になるハードディスク装置のヘ
ッドアームロック機構について詳細に説明する。このヘ
ッドアームロック機構では、ヘッドアーム3の先端の磁
気ヘッド2がディスク1の最内周部のデータが記録され
ないランディングゾーン1b上に位置した状態で被吸引
部材9が吸引マグネット8に近接する。これにより吸引
マグネット8による吸引力が被吸引部材9に及び、被吸
引部材9は吸引マグネット8に吸着される。このように
してヘッドアーム3の保持状態が形成される。
【0020】図2は図1のハードディスク装置のヘッド
アームロック機構に適用された吸引マグネット8及び被
吸引部材9の拡大図を示す。同図の吸引マグネット8は
図6に示す従来の一例の構成に対して被吸引部材9に対
向する面が略半円形状に凹んだ形状の凹部8bとされ、
被吸引部材9の先端は上記凹部8bと咬み合う略半円形
状に突出した凸部9aとされている。
【0021】一般に磁石と磁性体との間の互いの吸引力
Fは次式で表される。
【0022】F={B2 /(2・μ0 )}・S ここでBは双方の互いの接触面を直接通過する磁束密
度、Sは双方の互いの接触面積、μ0 は真空の透磁率を
示す。上式で示されるように、吸引力Fは双方の互いの
接触面積に比例する。したがって図2の示すごとく双方
の接触面が互いに咬み合う構成とすることによって、互
いの接触面積が増加するため、前式のSが増加し、それ
に比例して吸引力Fが増加する。
【0023】このように吸引マグネット8の吸引力が大
きいため、従来に比して小さい磁石を適用しても所定の
吸引力を確保することができる。したがって吸引マグネ
ット8の縮小化が可能となり、ハードディスク装置の小
型化を図ることができる。更に吸引マグネット8の縮小
化によって吸引マグネット8からの漏洩磁束の量を減ら
すことができるため、漏洩磁束によるハードディスク装
置及びハードディスク装置が適用された装置の他の回
路、機構等に対する悪影響を排除することができる。更
に吸引マグネット8の漏洩磁束の量を減らすことができ
ることにより、ハードディスク装置の起動後、磁気ヘッ
ド2がディスク1のデータエリア1a上にあるときに吸
引マグネット8の吸引力の影響が被吸引部材9に及ぶこ
とがなく、記録再生時、磁気ヘッド2のディスク1のデ
ータエリア1a上の位置決め精度の向上を図ることがで
き、ハードディスク装置の信頼性の向上を図ることがで
きる。
【0024】また、同じ大きさの吸引マグネット8を使
用する場合はその吸引力が強められるため、ハードディ
スク装置のヘッドアームロック機構のヘッドアーム3の
保持能力が高められる。これによってハードディスク装
置の非使用時の耐衝撃性、耐振動性を向上することがで
き、ハードディスク装置の信頼性を高めることができ
る。
【0025】図3は図2の凹部8b、凸部9aをそれぞ
れ楔形として互いが咬み合う構成とした実施例を示す。
このようにしても図2の実施例と略同一の効果を得るこ
とができる。
【0026】図4は、吸引マグネット8自体の形状は図
6の従来の一例の構成と同一であるが、この吸引マグネ
ット8が装着されるヨーク8aの同図中の左右の側壁を
吸引マグネット8の上端面を越えて更に上方向に延出さ
せた構成とした実施例を示す。この場合、吸引マグネッ
ト8とヨーク8aとで前記吸引マグネットを構成する。
このような構成とすることによって、吸引マグネット8
自体及びヨーク8aの形状がそれぞれ従来例と略同一で
あるため特に加工に余分な工程を要しないにもかかわら
ず、磁性体のヨーク8aの両側壁の図4の上端部8c、
8dがそれぞれ被吸引部材9の左右両側面を挟み込む構
成であるため、この両側壁の上端部8c、8dの被吸引
部材9に対面する面積が実質的に吸引マグネット8と被
吸引部材9との双方間の接触面積と略同等の効果を有す
る。したがって前式のSを増加したのと略同一の効果を
生じ互いの吸引力の増加を図ることができる。
【0027】このように必ずしも吸引マグネット8自体
を特殊な形状に加工する必要はなく、比較的加工が容易
なヨーク8aの形状を若干変形することにより互いの対
向面を立体形状としてもよいし、あるいは吸引マグネッ
ト8及びヨーク8aの形状は従来例と同一として被吸引
部材9が立体形状、例えば吸引マグネット8の側面を覆
う凹部を形成する構成としてもよい。また、上記実施例
ではヘッドアーム3の保持アーム14aに磁性体の被吸
引部材9を設けハードディスク装置本体10に吸引マグ
ネット8を設けた構成であったが、ヘッドアーム3の保
持アーム14aに吸引マグネット8を設けハードディス
ク装置本体10に被吸引部材9を設けるようにしてもよ
い。
【0028】また、上記実施例ではヘッドアーム3の保
持状態で吸引マグネット8と被吸引部材9とが互いに当
接する構成であったが、双方が当接する再生の振動がヘ
ッドアーム3を介して磁気ヘッド2に伝達され磁気ヘッ
ド2が高速回転中のディスク1に接触し磁気ヘッド2が
損傷したり、あるいは双方の当接の衝撃による吸引マグ
ネット8の表層の破壊等の防止を目的として、ヘッドア
ーム3の保持状態で吸引マグネット8、被吸引部材9の
双方の吸引力が及ぶ程度に双方が近接し離間した状態と
なる構成としてもよい。
【0029】また、本実施例では吸引マグネット8に凹
部を設け被吸引部材9に凸部を設けた構成であったが、
吸引マグネット8に凸部を設け被吸引部材9に凹部を設
ける構成としてもよい。
【0030】更に本実施例では吸引マグネット8と被吸
引部材9の形状は単純な凹凸形状であったが、互いに咬
み合う構成である限りどのような形状であってもよく、
例えば半球状の凹凸、あるいは棒形状と孔形状の組み合
わせ等でもよいし逆に単純なL字形状であってもよい。
【0031】
【考案の効果】上述の如く本考案によれば、吸引マグネ
ットの縮小化ができるようにしたため、ハードディスク
装置内の吸引マグネットに対する設置スペースを縮小化
することができハードディスク装置の小型化を図ること
ができる。また、吸引マグネットの大きさを従来と同一
とした場合には吸引マグネットの吸引力を強化すること
ができるため、ハードディスク装置の非使用時のヘッド
アームの保持能力を高めることができ、ハードディスク
装置の信頼性の向上を図ることができる。
【0032】更に漏洩磁束が減るので、高信頼性が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になる第1実施例のハードディスク装置
のヘッドアームロック機構が適用されたハードディスク
装置の内部平面図である。
【図2】図1の吸引マグネット及び被吸引部材の拡大図
である。
【図3】本考案になる第2実施例のハードディスク装置
のヘッドアーム機構に適用された要部の吸引マグネット
及び被吸引部材の拡大図である。
【図4】本考案になる第3実施例のハードディスク装置
のヘッドアーム機構に適用された要部の吸引マグネット
及び被吸引部材の拡大図である。
【図5】従来の一例のヘッドアームロック機構が適用さ
れたハードディスク装置の内部平面図である。
【図6】図5の要部の吸引マグネット及び被吸引部材の
拡大図である。
【符号の説明】
1 ディスク 1a データエリア 1b ランディングゾーン 2 磁気ヘッド 3 ヘッドアーム 4 VCMコイル 5 回動軸 7 VCMマグネット 8、8’ 吸引マグネット 8a、8a’ ヨーク 8b 凹部 8c、8d 側壁の上端部 9、9’ 被吸引部材 9a 凸部 10 ハードディスク装置本体 11 スピンドルモータ 14a、14b 保持アーム B 磁力線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハードディスク装置の電源断時に磁気ヘ
    ッドが固着されたヘッドアームに設けられた被吸引部材
    を該ハードディスク装置本体に固定された吸引マグネッ
    トが吸引することにより該磁気ヘッドをディスクのラン
    ディングゾーン上に位置するように該ヘッドアームを保
    持するハードディスク装置のヘッドアームロック機構に
    おいて、 前記吸引マグネット及び前記被吸引部材は互いにその凹
    が咬み合い、その咬み合う凹部と凸部とはその形状に
    おいて互いに略相似の関係にあり、もって前記吸引マグ
    ネット及び前記被吸引部材とを互いに近接させた際に該
    凹部と凸部とが略その全面に亘って略平行に対面する
    成のハードディスク装置のヘッドアームロック機構。
JP1991085627U 1991-10-21 1991-10-21 ハードディスク装置のヘッドアームロック機構 Expired - Lifetime JP2517612Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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