JPH076556A - テープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ

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JPH076556A
JPH076556A JP16955693A JP16955693A JPH076556A JP H076556 A JPH076556 A JP H076556A JP 16955693 A JP16955693 A JP 16955693A JP 16955693 A JP16955693 A JP 16955693A JP H076556 A JPH076556 A JP H076556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
body case
memory element
opening
terminal portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP16955693A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Masuda
憲明 益田
Hidekazu Takeda
秀和 武田
Tatsumi Nishijima
立身 西嶋
Hikari Mizutani
光 水谷
Katsuo Maehara
克生 前原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH076556A publication Critical patent/JPH076556A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリ素子を内蔵するテープカートリッジに
おいて、メモリ素子の端子部の保護を図る。 【構成】 開口29を有する本体ケース1の内部に、メ
モリ素子25をこれの端子部26が開口29に臨むよう
配置する。本体ケース1の開口29の近傍に凸リブ31
を設ける。落下事故などにより床面などが凸リブ31に
衝突しても端子部26に直接当たるのを避けることがで
き、端子部29の損傷、変形を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリ素子を内蔵した
テープカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のテープカートリッジとして、例
えば、特開昭63−166085号公報や特開昭63−
164085号公報に開示されているようにテープの特
性データ、あるいは録画モードや音声記録データなどの
録画時の設定データ等を記憶させるメモリ素子を内蔵し
たものがある。そこでは、テープカートリッジをデッキ
に装填すると、メモリ素子の端子部がデッキ側の接続端
子と接触するように、そのメモリ素子の端子部は本体ケ
ースの外面に露出した状態のままにある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記のよう
にメモリ素子の端子部が本体ケース外面に露出する従来
例では、テープカートリッジの落下や他物との衝突など
で端子部が損傷や変形を受けやすい。
【0004】本発明の目的は、メモリ素子の端子部を本
体ケース外面に露出させるテープカートリッジにおい
て、本体ケース構造に工夫を凝らすことにより外力から
端子部の防護を図る点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のテープカートリ
ッジは、図示例のように本体ケース1の内部に端子部2
6を有するメモリ素子25を本体ケース1に備え、メモ
リ素子25の端子部26は本体ケース1の外壁に設けた
開口29を介して本体ケース1外に臨ませておいて、本
体ケース1の外壁の開口29の近傍に、開口29より外
方へ突出する凸リブ31を設けたものである。上記凸リ
ブ31に代えて、端子部26が本体ケース1の外壁の外
面より内方に位置するよう前記外壁の開口29の外端面
側に凹部32を設けることもできる。
【0006】
【作用】不慮の落下事故などで他物が凸リブ31に衝突
してもメモリ素子25の端子部26に直接当たるような
ことがない。凹部32の内奥に位置する端子部26は、
他物が本体ケース1の開口29の外端面側に当たっても
その端子部26に当たるようなことがない。
【0007】
【実施例】(実施例1)図1ないし図4は本発明に係る
テープカートリッジの第1実施例を示す。図2および図
3において、その本体ケース1はプラスチック製の上下
ケース1a・1bを突き合わせて一体的に結合してな
り、本体ケース1の内部左右にテープ2が巻かれる一対
のリール3を配置してある。一方のリール3から引き出
されるテープ2は、本体ケース1の前方左右のテープ引
出口5・5に設けたテープガイド6で案内されて他方の
リール3に巻き取られる。本体ケース1の前面中央、す
なわち左右のテープ引出口5・5間にはテープローディ
ング用のポケット7を有する。このポケット7は上下面
および前面を開口している。本体ケース1の前面側に導
出したテープ2は、不使用時に前蓋9、裏蓋10および
上蓋11でそれぞれ覆って保護される。
【0008】前蓋9は、図4に実線状態で示すごとく左
右のテープ引出口5・5およびポケット7の前面を閉じ
る位置と、同図の二点鎖線状態で示すごとく上開き位置
とにわたって左右の支軸12まわりに開閉回動自在であ
る。この前蓋9は左右の支軸12の一方に嵌装したばね
部材13で常に閉じ方向に回動付勢されている。
【0009】上蓋11は前蓋9の開閉動作に伴い図4に
実線状態で示すごとくポケット7の上面を閉じる位置
と、同図の二点鎖線状態で示すごとくポケット7の上面
後方へ後退する開き位置とにわたって開閉自在である。
そのために、図2に示すように上蓋11はこれの左右両
端に設けた腕部14の各前端の連結軸15を、前蓋9の
上端左右の連結孔16にそれぞれ枢支連結し、前記腕部
14の後端内面に設けたスライド軸17を本体ケース1
の左右の側壁の外面に設けた「へ」の字形状のガイド溝
19にスライド自在に係合している。
【0010】裏蓋10は、図2に示すように、その上端
の左右に設けた連結ピン20を上蓋11の内面に設けた
ボス21のピン孔21aに回動自在に枢支連結する。ま
た裏蓋10の下部後面の左右に脚部22を設け、この脚
部22に設けたスライドピン23をポケット7内の左右
側壁に設けた「S」の字形状のガイド溝24にスライド
自在に係合している。したがって、裏蓋10は、前蓋9
および上蓋11の開閉に伴い図4に実線状態で示すごと
くポケット7内のテープ2の裏面側を覆う閉じ位置と、
同図の二点鎖線状態で示すごとくポケット7の上面後方
で開き状態の上蓋11の下側に位置する開き位置とにわ
たって開閉自在である。
【0011】図1、図3に示すように、本体ケース1に
はメモリ素子25を内蔵する。このメモリ素子25は、
例えば、テープ2の仕様や特性データなどの固定データ
を記憶するROMチップと、録画時の設定データなどの
変動データを記憶するRAMチップと、電池とを直方体
状の一個のユニットとしてまとめたものであり、その前
面側にデッキに装填したときデッキ側の接続端子と接触
する端子部26を設けている。
【0012】このメモリ素子25は本体ケース1の外壁
に面して設置するが、図1および図3に示す例では本体
ケース1の四方の外壁のうちでもできる限り外力の影響
が少ないポケット後壁27を選んでいる。ポケット後壁
27はこれの左右方向中央部に開口29を設けるととも
に、その開口29の内奥に左右一対の係合リブ30を下
ケース1bの内底から一体に突設する。かくして、メモ
リ素子25は端子部26が開口29から外方へ臨むよう
に係合リブ30とポケット後壁27との間に納める。こ
の場合、メモリ素子25の端子部26はポケット後壁2
7の外面と略面一に揃えるか、もしくはその外面より僅
かに開口29内に偏倚させる。
【0013】ポケット後壁27の外面における開口29
の左右両側には、凸リブ31をポケット後壁27の外面
より前方へ突出するよう縦方向に一体に設ける。その凸
リブ31は、弾性に優れるゴムなどで本体ケース1とは
別体に形成し、これを前記ポケット後壁27の外面の前
記箇所に取りつけることもできる。
【0014】このようにポケット後壁27の開口29の
左右両側に凸リブ31を設けておくと、メモリ素子25
の端子部26はポケット後壁27の外面より内方に位置
させることができる。従って、不慮に落下事故などに遭
遇し、このとき他物が凸リブ31に当たっても端子部2
6に当たることはできるだけ避けることができる。この
場合、凸リブ31は開口29の片側のみに設けても他物
の端子部26への当たりを防ぐ効果を期することができ
る。
【0015】(実施例2)図5は本発明の第2実施例を
示す。この実施例では、ポケット後壁27の開口29の
外端面の周囲に凹部32を設けることによりメモリ素子
25の端子部26がポケット後壁27の外面より内方に
存在するようにしてある。これによっても、他物がポケ
ット後壁27の外面に直接当たってもメモリ素子25の
端子部26に当たるのを避けることができる。
【0016】メモリ素子25を設置する本体ケース1の
外壁としては、上記ポケット後壁27以外に、図2、図
3に示す後壁33あるいは左右の側壁34などに上記実
施例の場合と同様に開口29、および凸リブ31または
凹部32を設けて当該箇所にメモリ素子25を設置する
こともできる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、本体ケース1の外壁の
開口29の近傍に凸リブ31を設けるか、またはその外
端面側に凹部32を設けることによりメモリ素子25の
端子部26が外壁の外面より内部に存在するものとし
た。従って、テープカートリッジが床面などに落下した
場合、床面などが凸リブ31または外壁に衝突するよう
なことがあっても、端子部26に直接当たるのをできる
限り回避することができ、端子部26を損傷あるいは変
形させる可能性が低くなり、メモリ素子25を内蔵する
テープカートリッジの信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の要部の平面図である。
【図2】第1実施例の全体の分解斜視図である。
【図3】第1実施例の全体の内部の平面図である。
【図4】第1実施例のポケット部の断面図である。
【図5】第2実施例の要部の平面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 テープ 3 リール 25 メモリ素子 26 端子部 29 開口 31 凸リブ 32 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西嶋 立身 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 水谷 光 大阪府茨木市丑寅1丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 前原 克生 大阪府茨木市丑寅1丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース1の内部に端子部26を有す
    るメモリ素子25が備えられており、 メモリ素子25の端子部26は、本体ケース1の外壁に
    設けた開口29を介して本体ケース1外に臨ませてお
    り、 本体ケース1の外壁の開口29の近傍に、開口29より
    外方へ突出する凸リブ31を設けていることを特徴とす
    るテープカートリッジ。
  2. 【請求項2】 本体ケース1の内部に端子部26を有す
    るメモリ素子25が備えられており、 メモリ素子25の端子部26は、本体ケース1の外壁に
    設けた開口29を介して本体ケース1外に臨ませてお
    り、 端子部26が本体ケース1の外壁の外面より内方に位置
    するよう前記外壁の開口29の外端面側に凹部32を設
    けていることを特徴とするテープカートリッジ。
JP16955693A 1993-06-15 1993-06-15 テープカートリッジ Withdrawn JPH076556A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16955693A JPH076556A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 テープカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16955693A JPH076556A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 テープカートリッジ

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Publication Number Publication Date
JPH076556A true JPH076556A (ja) 1995-01-10

Family

ID=15888658

Family Applications (1)

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JP16955693A Withdrawn JPH076556A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 テープカートリッジ

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JP (1) JPH076556A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100432539B1 (ko) * 2000-05-11 2004-05-24 후지 샤신 필름 가부시기가이샤 자기 테이프 카트리지 및 기록 매체 카트리지

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100432539B1 (ko) * 2000-05-11 2004-05-24 후지 샤신 필름 가부시기가이샤 자기 테이프 카트리지 및 기록 매체 카트리지

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