JPH0729353A - テープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ

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Publication number
JPH0729353A
JPH0729353A JP19417393A JP19417393A JPH0729353A JP H0729353 A JPH0729353 A JP H0729353A JP 19417393 A JP19417393 A JP 19417393A JP 19417393 A JP19417393 A JP 19417393A JP H0729353 A JPH0729353 A JP H0729353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
main body
memory element
terminal portion
elastic body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP19417393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hikari Mizutani
光 水谷
Katsuo Maehara
克生 前原
Noriaki Masuda
憲明 益田
Hidekazu Takeda
秀和 武田
Tatsumi Nishijima
立身 西嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP19417393A priority Critical patent/JPH0729353A/ja
Publication of JPH0729353A publication Critical patent/JPH0729353A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリ素子を内蔵するテープカートリッジに
おいて、メモリ素子の端子部の保護、端子部を別のリー
ルストッパーの弾性体を利用してコンパクトに組み込
む。 【構成】 本体ケース1内にメモリ素子本体37を配置
する。本体ケース1の外壁に開口40を設ける。メモリ
素子本体37に導体38を介して接続する端子部39は
開口40に臨むよう配置させる。端子部39はリールス
トッパー25の弾性体33で常に開口40に向けて移動
付勢する。端子部39に衝撃が加わると、弾性体33で
衝撃を吸収し、端子部39の損傷を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリ素子を内蔵した
テープカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のテープカートリッジとして、例
えば特開昭63−166085号公報に開示されている
ようなものがある。そこではテープの特性データ、ある
いは録画モードや音声記録データなどの録画時の設定デ
ータ等を記憶させるメモリ素子を内蔵している。そして
テープカートリッジをVTRに装填すると、メモリ素子
の端子部がVTR側の接続端子と接触する。そのメモリ
素子の端子部は本体ケースの外面に露出状態に埋め込ま
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、メモリ素子
の端子部が本体ケースの外面に露出状態に埋め込まれる
従来例では、テープカートリッジの落下や他物との衝突
などで端子部が損傷しやすい。特に、端子部が本体ケー
スの外面上に固定されているため、端子部に加わる衝撃
が大きくて損傷や変形を受けやすい、という問題があ
る。
【0004】そこで本発明は、この種のテープカートリ
ッジでは一般に不使用時にテープリールの回転を阻止す
るリールストッパーが弾性体を介して組み込まれている
ことに着目し、前記弾性体を利用して本体ケースの外へ
臨むメモリ素子の端子部を外部衝撃から防護することを
目的とする。更に本発明は、メモリ素子の端子部を本体
ケース内の制約されたスペース内にコンパクトに納めら
れ、しかも接点機能の信頼性の向上を図ることを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、図示例のよう
に本体ケース1の内部に、テープ2が巻かれるリール3
を収容し、本体ケース1の内部に、リール3の回転を阻
止するリールストッパー25をリール3に接当係合する
ロック位置とリール3から外れるアンロック位置とにわ
たって前後摺動自在に収容するとともに、常にロック位
置に移動付勢する弾性体33を備えているテープカート
リッジを前提とする。そのうえで本発明は、本体ケース
1の前記弾性体33の近傍の外壁に開口40を設け、本
体ケース1の内部にメモリ素子本体37を組み込む一
方、そのメモリ素子本体37に導体38を介して接続し
た端子部39は弾性体33を介してリールストッパー2
5と対向する位置に開口40に臨むよう配置するととも
に、端子部39は前記弾性体33で常に開口40に向け
て移動付勢したものである。
【0006】
【作用】開口40に臨む端子部39に外部衝撃を受けて
も、この衝撃は弾性体33により吸収緩和される。ま
た、弾性体33は端子部39のVTR側の接続端子に対
する接触圧を高めることにもなる。
【0007】
【実施例】図面は8mmビデオ用のテープカートリッジを
示す。図2および図3において、その本体ケース1はプ
ラスチック製の上下ケース1a・1bを突き合わせてね
じ等で一体的に結合してなり、本体ケース1の内部左右
にテープ2が巻かれる一対のリール3を配置してある。
一方のリール3から引き出されるテープ2は、本体ケー
ス1の前方左右のテープ引出口5・5に設けたテープガ
イド6で案内されて他方のリール3に巻き取られる。本
体ケース1の前面中央、すなわち左右のテープ引出口5
・5間にはテープローディング用のポケット7を有す
る。このポケット7は上下面および前面が開口してい
る。本体ケース1の前面側に導出したテープ2は、不使
用時に前蓋9、裏蓋10および上蓋11でそれぞれ覆っ
て保護される。
【0008】前蓋9は、図5に実線状態で示すごとく左
右のテープ引出口5・5およびポケット7の前面を閉じ
る位置と、同図の二点鎖線状態で示す上開き位置とにわ
たって左右の支軸12まわりに開閉回動自在である。こ
の前蓋9は左右の支軸12の一方に嵌装したばね部材1
3で常に閉じ方向に回動付勢されている。
【0009】上蓋11は前蓋9の開閉動作に伴い図5の
実線状態で示すごとくポケット7の上面を閉じる位置
と、同図の二点鎖線状態で示すごとくポケット7の上面
後方へ後退する開き位置とにわたって開閉自在である。
そのために、図2に示すように上蓋11はこれの左右両
端に設けた腕部14の各前端の連結軸15を前蓋9の上
端左右の連結孔16にそれぞれ枢支連結し、前記腕部1
4の後端内面に設けたスライド軸17を本体ケース1の
左右の側壁の外面に設けた「へ」の字形状のガイド溝1
9にスライド自在に係合している。
【0010】裏蓋10は、図2に示すように、その上端
の左右に設けた連結ピン20を上蓋11の内面に設けた
ボス21のピン孔21aに回動自在に枢支連結する。ま
た裏蓋10の下部後面の左右に脚部22を設け、この各
脚部22に設けたスライドピン23をポケット7内の左
右側壁に設けた「S」の字形状のガイド溝24にスライ
ド自在に係合している。したがって裏蓋10は、前蓋9
および上蓋11の開閉に伴い図5に実線状態で示すごと
くポケット7内のテープ2の裏面側を覆う閉じ位置と、
同図の二点鎖線状態で示すごとくポケット7の上面後方
で開き状態の上蓋11の下側に位置する開き位置とにわ
たって開閉自在である。
【0011】図1および図3において、下ケース1bの
内部には不使用時に左右のリール3の回り止めを講じる
リールストッパー25が、下ケース1bの後壁26と左
右のリール3・3との間に位置するよう組み込まれてい
る。すなわち、下ケース1bの底壁27の当該箇所には
操作口29を設け、この底壁27の内面上に該操作口2
9をはさんで左右平行に走る前後向きのガイド壁30・
30を設けている。一方、下ケース1bの底壁27の内
面上の前記ガイド壁30・30間に組み込まれる上記リ
ールストッパー25は左右のストッパー爪31・31を
有し、該爪31・31が左右の各リール3の下フランジ
3aの周縁の係合歯32に接当係合するロック位置と、
係合歯32から外れるアンロック位置とにわたって前後
方向に移動自在であって、常にコイルばねあるいは板ば
ねなどの弾性体33でロック位置方向へ押圧付勢されて
いる。リールストッパー25の下面には前記操作口29
を介してVTR側のリールロック解除部材34の係入を
許す係合穴35が斜面35aを持つ形で形成されてい
る。
【0012】しかるときは、VTRに装填すると、VT
R側のリールロック解除部材34が操作口29に挿入
し、該解除部材34の先端がリールストッパー25の係
合穴35の斜面35aに押圧接当し、この接当作用によ
りリールストッパー25が弾性体33の力に抗して後方
のアンロック位置にまで押し動かされる。
【0013】図1および図3に示すように、本体ケース
1にはメモリ素子36を内蔵する。このメモリ素子36
は、例えばテープ2の仕様や特性データなどの固定デー
タを記憶するROMチップと、録画時の設定データなど
の変動データを記憶するRAMチップ、および電池を基
板上におさめたメモリ素子本体部37と、メモリ素子本
体部37に導体38を介して接続した端子部39とから
なる。このようにメモリ素子36として、本体部37と
端子部39を分離したうえで両者を導体38で接続する
タイプのものを使用することにより、メモリ素子36に
端子部39を一体的に設けるタイプのものよりもメモリ
素子36の大容量化を図っている。なお、端子部39の
正面側には、図4に示すように複数の接点39aが露出
している。
【0014】このメモリ素子36の端子部39は下ケー
ス1bの後壁26の外面に略面一に露出するよう、かつ
リールストッパー25を前方へ押圧付勢する上記弾性体
33の反作用により後壁26に向けて常に後方へ移動付
勢されるように組み込む。そのために、弾性体33の後
方位置に対応する後壁26の一部に開口40を設け、端
子部39の接点39aがその開口40から外方へ臨むよ
うに設置する。端子部39の開口40から外方への抜け
止め規制は後壁26の開口40の内縁に段付き状に設け
た規制壁41(図1参照)で行う。メモリ素子本体部3
7は下ケース1bの後壁26と側壁42の交わるコーナ
部に設置する。そのコーナ部は比較的に広いデッドスペ
ースであるため、メモリ素子本体部37が大容量であっ
てもこれの収納スペースを確保するに好適な所である。
【0015】図3において、下ケース1bの内底にはリ
ール3とメモリ素子本体部37とを仕切る仕切壁43が
リール3の下フランジ3aの外周に沿う形で設けられ、
また同リール3とリールストッパー25とを仕切る仕切
壁44が下フランジ3aの外周に沿う形でかつ前記ガイ
ド壁30と連続する状態に設けられる。この両仕切壁4
3・44の各一端と後壁26との連接箇所にそれぞれス
リット45・46を設け、前記メモリ素子本体部37と
端子部39をつなぐ導体38はそれらスリット45・4
6に挿入することにより、導体38が不用意にリール3
の収納領域内に侵入してリール3の回転に支障を来すこ
とのないようにしている。図6に示すように本体ケース
1の内部にスペース的な余裕がある場合は、上記仕切壁
43・44どうしを連続する形に形成することにより後
壁26との間に導体38がリール3と完全に隔て通され
る導通路47を形成することがより好ましい。
【0016】このように本体ケース1内に弾性体33を
介して納められた端子部39は、不測に落下事故などに
遭遇し,その端子部39が衝撃を受けても弾性体33が
圧縮変形して衝撃を吸収緩和する。VTRに装填してV
TR側の接続端子に端子部39が接触する時は弾性体3
3によりその接触圧を高めることができる。また、この
ように作用する弾性体33はリールストッパー25のそ
れを利用してあるので、それと共に端子部39をコンパ
クトに納めることができる。
【0017】メモリ素子36の端子部39およびリール
ストッパー25を設置する本体ケース1の外壁として
は、後壁26に代えて、図2に示すポケット後壁48に
上記実施例の場合と同様に開口40を設けて当該箇所に
設置することもできる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、メモリ素子36の端子
部39は開口40を介して本体ケース1外へ臨むように
し、そのうえでリールストッパー25の弾性体33を利
用して常に開口40に向けて移動付勢するものとした。
したがって、このテープカートリッジを床面などに落と
したり、あるいは他物と衝突して端子部39に衝撃が加
えられるような場合でも、弾性体33が衝撃を吸収する
ので、端子部39の損傷や変形を防止でき、耐衝撃性に
優れる。また弾性体33は端子部39のVTR側の接続
端子との接触圧を高め、接点機能の信頼性を向上でき
る。特に、リールストッパー25の弾性体33を利用す
ることにより本体ケース1内の狭隘なスペース内にも端
子部39をコンパクトに組み込むことができる。またメ
モリ素子本体部37は本体ケース1内の端子部39とは
別箇所に配置することによりメモリ素子36の大型容量
化に適するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の断面図である。
【図2】全体の分解斜視図である。
【図3】全体の内部の平面図である。
【図4】要部の正面図である。
【図5】ポケット部の縦断側面図である。
【図6】他の実施例を示す要部の平面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 テープ 3 リール 25 リールストッパー 33 弾性体 37 メモリ素子本体部 38 導体 39 端子部 40 開口
フロントページの続き (72)発明者 益田 憲明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 武田 秀和 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 西嶋 立身 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース1の内部に、テープ2が巻か
    れるリール3を収容しており、 本体ケース1の内部に、リール3の回り止めを図るリー
    ルストッパー25をリール3に接当係合するロック位置
    とリール3から外れるアンロック位置とにわたって前後
    摺動自在に収容するとともに、該リールストッパー25
    を常にロック位置に移動付勢する弾性体33を備えてい
    るテープカートリッジにおいて、 本体ケース1の前記弾性体33の近傍の外壁に開口40
    を設け、本体ケース1の内部にメモリ素子本体37を組
    み込み、そのメモリ素子本体37に導体38を介して接
    続した端子部39は弾性体33をはさんでリールストッ
    パー25と対向する位置に開口40に臨むよう配置して
    あり、 端子部39は前記弾性体33で常に開口40に向けて移
    動付勢してあることを特徴とするテープカートリッジ。
JP19417393A 1993-07-09 1993-07-09 テープカートリッジ Withdrawn JPH0729353A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19417393A JPH0729353A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 テープカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19417393A JPH0729353A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 テープカートリッジ

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Publication Number Publication Date
JPH0729353A true JPH0729353A (ja) 1995-01-31

Family

ID=16320147

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19417393A Withdrawn JPH0729353A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 テープカートリッジ

Country Status (1)

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JP (1) JPH0729353A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100432539B1 (ko) * 2000-05-11 2004-05-24 후지 샤신 필름 가부시기가이샤 자기 테이프 카트리지 및 기록 매체 카트리지

Cited By (1)

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KR100432539B1 (ko) * 2000-05-11 2004-05-24 후지 샤신 필름 가부시기가이샤 자기 테이프 카트리지 및 기록 매체 카트리지

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20001003