JPH0765115A - 通帳類取扱い装置 - Google Patents

通帳類取扱い装置

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JPH0765115A
JPH0765115A JP21018693A JP21018693A JPH0765115A JP H0765115 A JPH0765115 A JP H0765115A JP 21018693 A JP21018693 A JP 21018693A JP 21018693 A JP21018693 A JP 21018693A JP H0765115 A JPH0765115 A JP H0765115A
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JP
Japan
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line
reading
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optical reading
image sensor
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JP21018693A
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Inventor
Akio Fujimoto
旭雄 藤本
Yasunori Nakamura
安則 中村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一定角傾斜し且つ行方向に移動可能に取り付い
たイメージセンサアレイからなる光学的読取手段を持
ち、行方向及び行と直交する改行方向の情報を効率的に
読み取り可能とする。 【構成】行方向の文字情報210を読み取る場合、光学的
読取手段10を行方向Hに移動させながら読み取り、改行
方向の情報即ち頁コード203、印字済行205を読み取る場
合、光学的読取手段10は行方向の所望の位置に停止させ
ており、読み取り媒体である通帳201を改行方向Vに搬
送させながら該情報を読み取りまた検知する。該読み取
りデータは補正手段11を経てイメージセンサアレイSの
傾斜角に相当する出力ずれ分を補正し制御部12に送られ
読み取り処理される。 【効果】一つの小形イメージセンサアレイで行方向及び
改行方向の情報が効率よく読み取ることができ、小形で
経済的な通帳類取扱い装置を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】銀行、証券等金融機関等で取扱う
通帳、帳票、証券、小切手等いわゆる通帳類の取扱い装
置に関し、さらに詳しく言うならば通帳類等の取引時、
該取引通帳の当該頁バーコードを光学的に読み取った
り、通帳類に取引データを印字すべき行を判別するため
に既に印字されている行、即ち印字済行を光学的に検知
したり、さらに通帳類に記入された文字を光学的に読み
取る機能を備えたいわゆる光学的読取機能付きの通帳類
取扱い装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に銀行等で使用される通帳類取扱い
装置は、通帳類の頁バーコードの読み取りや、印字すべ
き行位置を見つけ出すための印字済行検知、あるいは通
帳類に記入された文字の読み取りを行う等いわゆる光学
的読取機能が求められる。
【0003】従来媒体上の文字情報を読み取る方法とし
て特開昭59−32833で開示されているが如く光学
読み取りヘッドをキャリアに搭載し、行方向に移動させ
ながら、当該文字を走査し読み取りを行う方法が提案さ
れている。
【0004】また印字済行を検知する方法として特開昭
56−103783にて印字行方向にイメージセンサア
レイを配置した光学読取部に通帳を通過せしめながら読
み取りを行い、印字の有無を判定し、印字位置を指定す
る方法が提案されている。
【0005】係る従来方法にあっては、通帳類の各頁に
設けられた各種の頁バーコード(縦バーコード、横バー
コード)の読み取りにも供することが出来ることは、他
の実施例を引用するまでもなく明白である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】イメージ読み取りを行
う従来方法にあっては、前者(特開昭59−3283
3)の場合、特開平3−132888に開示されいるが
如くイメージセンサアレイは、行方向と直交する方向に
配列されたイメージセンサアレイが求められ、該イメー
ジセンサアレイを有する読み取りヘッドで行文字上を走
査して得られたイメージデータを処理することで該行方
向文字の認識を行うようになっている。
【0007】これに対して、後者(特開昭56−103
783)の印字済行検知のためのイメージセンサアレイ
は行方向に配列されており、前者の方式は後者の読み取
りに、後者の方式では前者の読み取りに不都合であると
いう問題が有る。
【0008】さらに前者の如き行方向に直交したイメー
ジセンサアレイで行毎に改行し媒体を停止せしめ、各行
毎に走査して印字済行を検知しようとする方法が考えら
れるが、本方法では時間を要し、印字済行検知という目
的に対し、非能率的で実用的でない問題が有った。
【0009】さらに前述の如き問題点を解決するために
両者を兼用出来る方法として、行方向全幅に対してイメ
ージセンサアレイを配置するという方法が特開平4−5
2884で提案されている全幅一括読取方法の応用とし
て可能であるが、イメージセンサアレイが飛躍的に長く
なり高価となるばかりでなく、装置としても大形化し、
また通帳類取扱い装置の如く、主として制限された幅で
の改行方向データの読み取りが求められるような装置に
あっては実用的でないという問題が有った。
【0010】本発明は、係る従来技術に鑑み、行方向及
びこれと直交する改行方向の情報を光学的に読み取り可
能な光学的読取手段を備えた極めて小形で安価な通帳類
取扱い装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は係る目的を達成
するために、通帳類を搬送する搬送手段と、該搬送手段
による搬送方向と直交するいわゆる行方向に印字するよ
うにしてなる印字手段と、該印字手段と行方向に並行に
移動可能に装着され、該行方向に対して一定角度傾斜し
て保持されているイメージセンサアレイからなる光学的
読取手段を具備するようにしたものである。
【0012】さらに前記光学的読取手段は行方向の情報
を読み取る場合、該光学的読取手段を行方向に移動しな
がら該行情報を読み取り、改行方向の情報を読み取る場
合は、該光学的読取手段を行方向の所望の位置に停止せ
しめた状態で、通帳類を改行方向に連続的に搬送させな
がら該改行方向の情報を読み取るようにしたものであ
る。
【0013】また前記印字手段が、行方向に移動しなが
ら印字するいわゆるシリアル印字方式の印字手段である
場合は、該印字手段と前記光学的読取手段とを、同一移
動手段に搭載するようにしたものである。
【0014】さらに行方向読み取りあるいは改行方向読
み取り時、前記光学的読取手段による読み取りデータを
イメージセンサアレイの取付け角度に相当する出力ずれ
分データの補正を行い読み取り処理する補正手段を設け
たものである。
【0015】また前記光学的読取手段におけるイメージ
センサアレイが行方向に対する取付け傾斜角45°と
し、行方向読み取り時の前記光学的読取手段の移動速度
と、改行方向読み取り時の通帳類等情報媒体の移動速度
とを同一にしたものである。
【0016】
【作用】光学的読取手段は行方向に一定角度傾斜して取
り付いたイメージセンサアレイで行方向に移動可能に装
着されいてるから、該光学的読取手段を行方向に移動せ
しめることで、前述のイメージセンサアレイの長さを
L、該イメージセンサアレイの行方向に対する傾斜角を
θとすれば、走査幅LV=L・sinθの行方向の光学
的情報が読み取り可能になる。
【0017】また、前記光学的読取手段を行方向の所望
の位置に停止せしめた状態で通帳類の読み取り媒体を搬
送せしめることで、同様に走査幅LH=L・cosθの
改行方向の光学的情報、例えば印字済行の検知や頁バー
コードの読み取りが可能になる。
【0018】さらに行方向及び行と直交する改行方向の
読み取りにおいて、前記光学的読取手段による読み取り
データは補正手段により、前記イメージセンサアレイの
取付け傾斜角に相当する出力ずれ分データのずれ補正が
施されることから、文字認識、バーコード読み取り及び
印字済み行検知の各処理は、前記イメージセンサアレイ
の取付け傾斜角を考慮する必要がなく、効率よく読み取
りができるようになる。
【0019】さらに行方向読み取り時の主走査方向(改
行方向)の分解能(PV)Hは、イメージセンサアレイの
長さをL、センサの個数Nとすれば(PV)H={L/(N
−1)}・sinθとなる。また同様に改行方向読取時の
主走査方向(行方向)の分解能(PH)Vは、(PH)V=
{L/(N−1)}・cosθとなる。ここで、前記イメー
ジセンサアレイの取付け傾斜角を45°としたことによ
り、(PV)H=(PH)V、即ち行方向読み取り時の主走
査方向の分解能と改行方向読み取り時の主走査方向の分
解能が等しくなる。
【0020】さらにイメージセンサアレイの読み取り周
期をT、行方向読み取り時の前記光学的読取手段の移動
速度をvHとすると、行方向読み取り時の副走査方向
(行方向)の分解能(PH)Hは(PH)H=vH・Tとな
る。また同様に改行方向読み取り時の通帳類等情報媒体
の移動速度をvVとすると、改行方向読み取り時の副走
査方向(改行方向)の分解能(PV)Vは(PV)V=vV・
Tとなる。ここで行方向読み取り時の前記光学的読取手
段の移動速度vHと改行方向読み取り時の通帳類等情報
媒体の移動速度vVを同一としたことにより、(PH)H
=(PV)V、即ち行方向読み取り時の副走査方向の分解
能と改行方向読み取り時の副走査方向の分解能も等しく
なる。
【0021】従って、行方向及び改行方向の読み取りが
等価的に同一になり、両者の読み取り制御を極めて単純
且つ共通化できることになる。
【0022】
【実施例】本発明が適用される光学的読取手段が組み込
まれた通帳類取扱い装置の全体構成を図1により説明す
る。
【0023】装置本体1内に通帳類20を取り込みまた返
却するための搬送部2が設けられている。
【0024】該搬送部2は搬送経路の一端部に設けられ
たインサータ3と、搬送経路に沿って配置された上下一
対のペーパガイド4と、搬送経路の所定位置に複数配設
された上下一対の送りローラ5とを有し、インサータ3に
通帳類20が挿入されると、センサ7でこれを検知し、上
下一対の送りローラ5が駆動されると共に通帳類20を挟
み込んで回転することにより、通帳類20がペーパガイド
4間に沿って内部に取り込み、また前記送りローラ5が逆
回転することにより取り込んだ通帳類20がインサータ3
に返却するようにしている。
【0025】また搬送機構の搬送経路の所定位置には通
帳類20のデータを読み取るための磁気読取書込部6、お
よび光学的読取手段10と、通帳類20にデータを印字する
ための印字部8とがそれぞれ配設されている。
【0026】ここで通帳類20と光学的読取手段10との関
係について、一般的な通帳201および小切手208を用いて
図2〜図5により説明する。
【0027】この通帳201は綴じ目202を境に上下に開か
れる冊子で、表裏紙の間に複数の印字用頁を備えてな
る。通帳201の各頁は複数の印字行を有し、各頁に対応
した頁コードとして横バーコード203とか、図3に示す
縦バーコード204の如き頁コードが付されている。係る
頁コードは横バーのみか、縦バーのみ、または両者が付
されている場合も有る。通帳201の裏面には磁気ストラ
イプ207が設けられ、この磁気ストライプ207には取引に
必要な情報が記録されている。この取引に必要な情報
は、口座番号、暗証番号等の固定情報、及び残高、印字
済頁、印字済行等の可変情報から成る。
【0028】前記磁気読取書込部6は通帳201の磁気スト
ライプ207に記録されているデータを読み取るものであ
り、前記光学的読取手段10は通帳201の頁バーコード203
や204の読み取り、印字済行205の検知等を行うものであ
り、いずれも読み取ったデータを後述する補正手段11を
経て制御部12に送り、所望の処理を行うものである。
【0029】前記印字部8は上位装置13からの指示に基
づき通帳201の所望頁に取引データを印字するようにし
ている。
【0030】インサータ3より挿入された通帳201(図1
では通帳類20で総称して図示してある)は磁気読取書込
部6で所望の磁気情報を読み取ると共に、光学的読取手
段10まで送り込まれる。
【0031】光学的読取手段10では該通帳201の頁コー
ド(この場合横バーコード203にて説明)を読み取ると共
に、印字済行205を検知し、今回取引データを印字すべ
き行206を判定する。該光学的読取手段10で読み取られ
た頁及び印字済行情報が前記磁気読取書込部6で読み取
られた該情報と一致すれば通帳201は印字部8に搬送され
て所望の印字データを印字後、インサータ3に返却さ
れ、顧客に受け取られる。
【0032】光学的読取手段10は図5に示すが如く、N
個のセンサS1、…、SNからなるイメージセンサアレイS
で構成されており、行方向Hに対し一定角θ傾斜して配
設されると共に、行方向Hに移動できるようになってい
る。
【0033】行方向Hの情報を読み取るときは、該光学
的読取手段10を行方向Hに移動させながら読み取り、行
方向と直交する改行方向Vに情報を読み取るいわゆる頁
コード読み取りや印字済行検知の場合は該光学的読取手
段10を行方向の所望の位置に停止せしめた状態で通帳類
20等読み取り媒体を改行方向Vに搬送させながら該情報
を読み取る。
【0034】今図2において頁コード及び印字済行の検
知について説明する。通帳201の該頁コード203や印字済
行205を読み取り検知する場合、本発明では該光学的読
取手段10は行方向Hに対し、該頁コード203や印字済行2
05に対応して所望の位置に停止させた状態で該通帳201
を改行方向Vに連続的に送りながら読み取り周期Tにて
頁コード203、印字済行205の順に読み取る。
【0035】この時光学的読取手段10のイメージセンサ
アレイSが検知できる走査幅LHは図5からLH=L・c
osθで、該走査幅LHによって前記頁コード203や印
字済行205を1回の走査で順次読み取るようになってい
る。
【0036】ここで、該光学的読取手段10のセンサの分
解能、即ちセンサの配列ピッチPはイメージセンサアレ
イSの幅L、センサの個数NとすればピッチP=L/(N
−1)となり主走査方向(行方向)の分解能(PH)Vは(P
H)V=P・cosθ、即ち(PH)V={L/(N−1)}・
cosθとなる。また、イメージセンサアレイSの読み
取り周期をT、通帳類20等読み取り媒体の移動速度をv
Vとすると副走査方向(改行方向)の分解能(PV)Vは
(PV)V=vV・Tとなり、読み取ったデータは後述す
る補正手段11を経て制御部12に送り、所望の処理がされ
る。
【0037】図4において、行方向Vの情報読み取りを
いわゆる小切手208の処理について説明する。
【0038】小切手は一般的に発行時点において、当該
小切手の金額209を特殊な印字手段で印字すると共に該
小切手の固有の情報210、例えば当該小切手交換番号、
発行銀行、口座番号、金額等が印字される、これらの小
切手の決裁を自動的に処理しようとする場合、顧客より
持ち込まれた該小切手の前記情報を自動的に読み取るこ
とが求められる。
【0039】本発明による光学的読取手段10は、係る小
切手208等の行文字情報をも読み取るようになってお
り、図1においてインサータ3に挿入された小切手208は
所望量吸入され、該小切手208の読み取られるべき行情
報210が丁度光学的読取手段10の行走査幅LV=L・si
nθの位置に達した時停止せしめられ、前記光学的読取
手段10は行方向Hに移動しながら読み取り周期Tにて、
行走査幅LV=L・sinθの前記小切手208の行情報21
0を読み取るようになっている。
【0040】ここで行方向に読み取ったデータは後述す
る補正手段11を経て制御部12に送られると共に該小切手
208は印字部8に送られ所望の取引完了の認承印字を該小
切手208の所望の位置に印字し、インサータ3に返却され
一連の小切手の決裁処理が自動的に完了される。
【0041】係る行情報の読み取りにおける該光学的読
取手段10による主走査方向(改行方向)の分解能(PV)H
は(PV)H={L/(N−1)}・sinθ、またイメージ
センサアレイSの読み取り周期をT、光学的読取手段10
の移動速度をvHとすると副走査方向(行方向)の分解能
(PH)Hは(PH)H=vH・Tとなる。
【0042】前述の改行方向での読み取り分解能との関
係において、θ=45°となっているところから(PV)
H=(PH)Vとなり、さらに行方向読み取り時の前記光
学的読取手段10の移動速度vHと、改行方向読み取り時
の通帳類20等読み取り媒体の移動速度vVとがvH=v
Vとなっていることから(PH)H=(PV)Vとなり、両
読み取り方向における主走査方向及び副走査方向の分解
能が各々等しく、後述する如く改行方向の読み取りと同
一の補正手段11を経てに制御部12に送られ同様に論理的
に処理される。
【0043】次に補正手段11の構成及びその動作につい
て図6〜図8により説明する。
【0044】図6は補正手段11の構成を示す図であっ
て、イメージセンサアレイSのセンサの個数Nと同数の
ビット長を有しイメージセンサアレイSよりの出力をシ
リアル入力とするレジスタSR1、イメージセンサアレイS
の1走査終了毎にレジスタSR1のデータをラッチするレ
ジスタSR2、以下同様にレジスタSR2と同タイミングでレ
ジスタSR(n-1)のデータをラッチするレジスタSRnのレジ
スタ群、及びレジスタSR2と同タイミングでレジスタSR1
〜レジスタSRnの後述する所定のデータをパラレルにラ
ッチし、シリアルに制御部12へ出力するレジスタSRLよ
り構成されている。
【0045】ここで、レジスタ群SR1〜SRnの個数nは、
イメージセンサアレイSのセンサS1とSN間のずれ量を副
走査回数に換算した値をKとするとn=K+1だけ設け
られている。また、各レジスタSR1〜SRnの各ビット長l
nは、ln=N−(N/K+1)・(n−1)となってお
り、図6に示すが如く各レジスタSR1〜SRnは先頭ビット
を基準として並べられている。またレジスタSRLには、
各レジスタSR1〜SRnの次段のレジスタ(SR1の場合SR2)に
ラッチされないデータ部分がレジスタSRLの各対応する
ビット位置にラッチされようになっており、本レジスタ
SRLにラッチされたデータがあたかもイメージセンサア
レイSの出力であるが如く制御部12へ送られる。
【0046】次にイメージセンサアレイSのセンサ個数
NをN=8、改行方向の読み取り時のセンサS1とセンサ
S8間のずれ量KをK=7とした場合を例に採り、改行方
向読み取り時の補正手段11の具体的動作を図7により説
明する。
【0047】センサの個数N=8、センサS1とセンサS8
間のずれ量K=7であることにより図7に示すが如くレ
ジスタの個数nは、n=K+1よりレジスタSR1〜レジ
スタSR8の8個、また各レジスタSR1、…、レジスタSR8
のビット長は、ln=N−(N/K+1)・(n−1)より
各8ビット、…、1ビットとなる。
【0048】通帳類20が改行方向Vに搬送され通帳類20
の座標1-8の位置がイメージセンサアレイSのセンサ8に
到達すると、イメージセンサアレイSが読み取り走査さ
れ、その出力がレジスタSR1に逐次格納され、走査の終
了と共にレジスタSR1内のデータがレジスタSR2及びレジ
スタSRLにラッチされる。以下同様に通帳類20が改行方
向Vに搬送されイメージセンサアレイSが読み取り周期
Tにより走査される毎にイメージセンサアレイSの出力
がレジスタSR1に逐次格納され、走査の終了と共にレジ
スタSR1のデータがレジスタSR2及びレジスタSRLへ、レ
ジスタSR2のデータがレジスタSR3及びレジスタSRLへと
逐次ラッチされて行き、通帳類20の座標8-8の位置がイ
メージセンサアレイSのセンサ8に到達、即ち通帳類20の
座標1-1の位置がイメージセンサアレイSのセンサ1に到
達し、イメージセンサアレイSの読み取り走査が終了し
た時点では、図7に示すが如くレジスタSRLには通帳類2
0の座標1-1〜1-8の読み取りデータ、即ちイメージセン
サアレイSの傾斜角に相当するずれ分を補正した読み取
りデータがラッチされることになり、本データが制御部
12に送られ所望の処理が行われる。
【0049】また行方向の読み取りにおいても、図8に
示すが如くイメージセンサアレイSの取付け傾斜角θが
45°で、且つ光学的読取手段10の移動速度vHが改行
方向読み取り時の通帳類20の移動速度vVと同一である
からセンサS1とセンサS8間のずれ量Kは、改行方向の読
み取りと同一の7走査回数分となり、改行方向の読み取
りと全く同一の補正手段11により、同様にずれ補正され
ることは説明するまでも明らかである。
【0050】
【発明の効果】本発明によるならば光学的読取手段は行
方向に移動可能に装着されていると共に、行方向に対し
一定角傾斜して取り付いた小形のイメージセンサアレイ
からできているから、行方向及びこれと直交する改行方
向の情報を同一の光学的読取手段で可能であり、極めて
小形で、経済的な通帳類の取扱い装置を提供できる。
【0051】また光学的読取手段を任意の行方向位置に
停止し当該位置での媒体搬送による改行方向の情報が読
み取られることから各種読み取り媒体に柔軟に対応でき
る通帳類の取扱い装置を提供できる。
【0052】さらに前記イメージセンサアレイは45°
に傾斜せしめることで行方向、改行方向の読み取りを論
理的に同一にできる等の経済的利点が有る。
【0053】また光学的読取手段と印字手段を同一キャ
リアに搭載することでより一層の小形化した通帳類取扱
い装置を提供しようとするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図
【図2】通帳の読み取りを説明する図
【図3】他の通帳例を示す図
【図4】小切手の読み取りを説明する図
【図5】光学的読取手段の詳細を説明する平面図
【図6】補正手段の構成を示す図
【図7】改行方向読み取り時の補正手段の動作を説明す
る図
【図8】行方向読み取り時の補正手段の動作を説明する
【符号の説明】
1…装置本体、 3…インサータ、 6…磁気読取書込部、 8…印字部、 10…光学的読取手段、 11…補正手段、 12…制御部、 13…上位装置、 20…通帳類、 201…通帳、 203、204…頁バーコード、 208…小切手、 S…イメージセンサアレイ、 θ…イメージセンサアレイの取付け傾斜角、 T…読み取り周期、 (PH)V…改行方向読み取り時の主走査方向分解能、 (PV)V…改行方向読み取り時の副走査方向分解能、 (PV)H…行方向読み取り時の主走査方向分解能、 (PH)H…行方向読み取り時の副走査方向分解能、 vV…改行方向読み取り時の読み取り媒体の移動速度、 vH…行方向読み取り時の光学的読取手段10の移動速
度。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07D 9/00 436 A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通帳あるいは帳票等通帳類を搬送する搬送
    手段と、該搬送手段による搬送方向と直交する前記通帳
    類の所望の印字行に対して、所望の行情報を印字するよ
    うにしてなるいわゆる印字手段と、該印字手段と行方向
    に並行に移動可能にしてなり、該行方向に対して一定角
    度傾斜して保持されているイメージセンサアレイからな
    る光学的読取手段を具備してなることを特徴とした通帳
    類取扱い装置。
  2. 【請求項2】前記光学的読取手段は行方向の情報を読み
    取る場合、該光学的読取手段を行方向に移動しながら該
    行情報を読み取り、改行方向の情報を読み取る場合は、
    該光学的読取手段を行方向の所望の位置に停止せしめた
    状態で、通帳類等情報媒体を改行方向に連続的に搬送さ
    せながら該媒体上の情報を読み取ることを特徴とする請
    求項第1項記載の通帳類取扱い装置。
  3. 【請求項3】前記印字手段は、行方向に移動しながら印
    字するいわゆるシリアル印字方式の印字手段であって、
    該印字手段と前記光学的読取手段とは、同一移動手段に
    搭載してなることを特徴とする請求項第1項、第2項記
    載の通帳類取扱い装置。
  4. 【請求項4】行方向読み取りあるいは改行方向読み取り
    時、前記光学的読取手段による読み取りデータをイメー
    ジセンサアレイが行方向の取付け角に相当する出力ずれ
    分データの補正を行い読み取り処理をする補正手段を設
    けたことを特徴とする請求項第1項、第2項及び第3項
    記載の通帳類取扱い装置。
  5. 【請求項5】前記光学的読取手段におけるイメージセン
    サアレイが行方向に対する取付け傾斜角を45°とし、
    行方向読み取り時の前記光学的読取手段の移動速度と、
    改行方向読み取り時の通帳類等情報媒体の移動速度とを
    同一にしたことを特徴とする請求項第1項、第2項、第
    3項及び第4項記載の通帳類取扱い装置。
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