JPH09311906A - 磁気パターンの認識方法、磁気パターン認識装置および複合処理装置 - Google Patents

磁気パターンの認識方法、磁気パターン認識装置および複合処理装置

Info

Publication number
JPH09311906A
JPH09311906A JP12753696A JP12753696A JPH09311906A JP H09311906 A JPH09311906 A JP H09311906A JP 12753696 A JP12753696 A JP 12753696A JP 12753696 A JP12753696 A JP 12753696A JP H09311906 A JPH09311906 A JP H09311906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveform
magnetic
reference waveform
detected
character
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12753696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3716876B2 (ja
Inventor
Masatsugu Komatsu
賢嗣 小松
Shoji Ono
省司 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP12753696A priority Critical patent/JP3716876B2/ja
Publication of JPH09311906A publication Critical patent/JPH09311906A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3716876B2 publication Critical patent/JP3716876B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Character Input (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 MICR文字の付されたチェック紙を搬送し
ながら磁気ヘッドによって検出波形を検出し、基準波形
と比較してMCIR文字を認識する際の認識率を高めら
れる磁気パターンの認識方法および装置を提供する。 【解決手段】 ステップ72において検出波形の文字開
始位置から文字間情報を取得し、ステップ75の単純比
較やステップ78のスライド比較では一文字に決定でき
ない場合に、文字間情報に基づき基準波形を伸縮し検出
波形と比較する。特に、文字間の伸縮が大きな場合は、
ステップ83において基準波形の一部のみを伸縮するこ
とによって認識率を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気インク文字な
どの磁気パターンを認識する方法および認識装置、さら
にこの認識機能を備えた複合処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】金融機関などにおいては従来より磁気イ
ンク文字が使用されており、磁気インク文字の印刷され
たチェック紙などが磁気インク文字識別装置によって選
別され、集計等の作業が行われていた。近年、現金やカ
ードと同様に多くのパーソナルチェックが店舗における
買い物に使用されるケースが増加している。このパーソ
ナルチェックの表面には、カスタマーアカウントやパー
ソナルチェックのシリアル番号などが磁気インク文字
(MICR文字,Magnetic Ink Character Recognitio
n)を用いて記載してあり、この磁気インク文字を磁気
ヘッドで読み取り、これらのデータを照会することによ
って、パーソナルチェックの有効・無効が確認できるよ
うになっている。
【0003】このため、各々の店舗の会計処理ステーシ
ョン(POSステーション)に磁気インク文字を認識す
るための装置が設置されるようになっており、これらの
多くの装置は直流モータを用いてパーソナルチェック用
紙を搬送しながら磁気ヘッドによって磁気インク文字を
認識するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】個々の店舗のPOSス
テーションにおいては、小型で操作が簡単でありオペレ
ーションミスの発生する可能性の少ない装置が要求され
ている。パーソナルチェックに関しても、磁気インク文
字(以下においてはMICR文字)を識別するMICR
リーダに通した後にプリンタに設置して裏書き印字(エ
ンドースメント印字)を行うといった処理が必要とな
る。このため、図1に示すようなMICRリーダとプリ
ンタの機能を兼ね備えた複合処理装置が開発されてい
る。図1に示した複合処理装置は、2つのロール紙を収
納しており、一方のロール紙にはジャーナル印字を、ま
た他方のロール紙にはレシート印字を行い、本体の下方
から挿入した単票用紙(スリップ用紙)にも印字できる
プリンタをベースに、さらに、MICRリーダとしての
機能も搭載した複合処理装置である。このため、複合処
理装置の紙経路にはMICR文字を読み取るための磁気
ヘッドが装着されており、この磁気ヘッドで検出された
検出波形を基準波形と比較し、MICR文字が判別でき
るようになっている。このような複合処理装置(プリン
タ)は、小型・高機能であり、さらに、パーソナルチェ
ックを用いた処理を一括して自動的に行うことができる
のでPOSステーションを構成するプリンタとして適し
ており、今後、商店やホテルなどに多用されるものであ
る。
【0005】このような小型で多機能化された複合装置
においては、MICR文字を高い認識率をで識別できる
ことが重要である。例えば、金融機関などにおいて従来
から用いられている大型のMICR文字識別装置や、M
ICR文字を読む機能だけを搭載したMICRリーダに
おいてはMICR文字を認識するのに最適な経路や速度
などを設定することができる。これに対し、小型で多機
能化された装置においては、紙送り用のモータや紙経路
を印刷機能と兼用することが望ましいため、必ずしもM
ICR文字を識別するために最適な環境を構築できると
は限らない。例えば、紙送り用のモータとして印刷の位
置決めの簡単なパルスモータを兼用する場合は、直流モ
ータなどのMICR文字を読み取るために最適なモータ
と比較すると、紙送りする際の速度に微小な変動があり
読み取り誤差の原因となることがある。しかしながら、
MICR文字の読み取り専用にモータおよび駆動系を設
置すると装置が大型化し、制御回路、コストおよび重量
も増加してしまう。
【0006】また、POSステーションなどで取り扱う
パーソナルチェックの状態は様々である。表面の汚れや
歪みなどによって判別が困難な状態のMICR文字が付
されたチェック紙も取り扱う必要があり、これらに対し
てもできるかぎり高い認識率が要求される。
【0007】そこで、本発明においては、MICR文字
などの磁気パターンが必ずしも最良な状態で検出できな
い場合であっても、高い認識率を確保できる磁気パター
ンの認識方法およびその装置を提供することを目的とし
ている。そして、POS用のプリンタ機能も兼ね備えた
小型の複合処理装置に適した、高いMICR文字認識率
を実現できる磁気パターンの認識方法および認識装置を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、磁気ヘッドによって検出された磁気パターンの検
出波形を基準波形と単純に比較するだけでなく、複数の
磁気パターンの間隔を識別し、その間隔に基づき基準波
形を伸縮して検出波形と比較し、認識率を高めるように
している。すなわち、本発明の、複数の磁気パターンの
付された領域に対し磁気ヘッドを相対的に移動させなが
ら磁気パターンの検出波形を得て、この検出波形と基準
波形を比較することによって磁気パターンを認識する方
法においては、各々の前記磁気パターンの間隔を識別す
る第1の工程と、磁気パターンの間隔に基づき基準波形
を伸縮し、この伸縮された基準波形と検出波形を比較す
る第2の工程とを有することを特徴としている。
【0009】MICR文字のような磁気パターンは規格
に従った間隔で付されている。従って、検出された間隔
を規格化された間隔と比較して基準波形を伸縮すること
により、皺や歪みなどの磁気パターンの付された領域の
状態、あるいは、モータの回転速度の変動や速度誤差な
どの磁気パターンを検出する状態を反映でき、検出され
た波形に基準波形を近づけることにより、磁気パターン
の認識率を高くできる。特に、第2の工程において、基
準波形の全体を伸縮するのではなく、基準波形の一部の
みを伸縮して検出波形と比較することにより、認識率を
大幅に向上できることが発明者らによって見いだされて
いる。この認識方法は、特に、パルスモータを用いた移
動手段のように移動速度に多少の変動が伴う場合や、M
ICR文字の付された表面に皺がよったり歪みの発生し
やすいチェック紙などを読み取る場合に適している。
【0010】さらに、基準波形の一部のみを伸縮する場
合は、基準波形の変化量の少ない部分のみを伸縮するこ
とが望ましく、これによって基準波形のピークの形状は
殆ど変動しないので、検出波形が一義的に認識される確
立が高くなる。
【0011】また、基準波形を全体的に伸縮して検出波
形と比較する処理も併用することにより、さらに、認識
率は向上される。
【0012】本発明の磁気パターンの認識方法は、複数
の磁気パターンの付された領域に対し磁気ヘッドを相対
的に移動させる移動手段と、磁気ヘッドが検出した磁気
パターンの検出波形と基準波形を比較して磁気パターン
を認識する認識手段と、各々の前記磁気パターンの間隔
を識別する手段と、磁気パターンの間隔に基づき基準波
形を伸縮する波形伸縮手段とを有する磁気パターン認識
装置に適用でき、認識手段が、伸縮された基準波形を用
いて検出波形との比較ができるようにすれば良い。ま
た、認識率を高めるには、波形伸縮手段が基準波形の一
部のみを伸縮する手段を備えていることが有効である。
【0013】さらに、パルスモータを備えた紙送り手段
と、紙送り手段によって送られた紙片に印刷する印刷手
段と、紙送り手段によって送られた紙片に付された磁気
パターンを検出する磁気ヘッドとを有する複合処理装置
においては、磁気ヘッドが検出した磁気パターンの検出
波形と基準波形を比較して磁気パターンを認識する認識
手段と、各々の前記磁気パターンの間隔を識別する手段
と、磁気パターンの間隔に基づき基準波形を伸縮する波
形伸縮手段とを設け、認識手段によって伸縮された基準
波形を用いて検出波形と比較できるようにすれば良い。
このような複合処理装置は、本発明の認識方法を用いて
磁気パターンを認識できるので、磁気インク文字などの
磁気パターンに対し高い認識率を備えた小型で安価な複
合処理装置を提供できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。以下においては、上述した図1に
示したようなプリンタをベースにMICR文字(磁気イ
ンク文字)の認識機能を備えた複合処理装置(以下にお
いてはプリンタ)10に基づき説明する。本例のプリン
タ10は、本体11の左右に延びた移動軸12に沿って
プリンタヘッド(印刷ヘッド)13が移動しながらジャ
ーナル印字、およびスリップ印字を行う。本例のプリン
タヘッド13は、たとえばワイヤードットタイプであ
り、ヘッド13に内蔵されたワイヤーをプラテン14に
向かって駆動しインクリボンをインパクトすることによ
って、ロール紙15あるいは単票用紙16に印字を行
う。プリンタヘッド13はタイミングベルトやヘッド送
り用のパルスモータを用いたプリンタヘッド駆動手段に
よって動かされ、プラテン14に沿って左右に動いてロ
ール紙15あるいは単票用紙16の所定の位置に印字を
行う。ロール紙15あるいは単票用紙16は、後述する
フィードローラー群、および紙送り用のパルスモータな
どによって構成される紙送り機構によってプリンタヘッ
ド13の移動方向と直角に送られる。ロール紙15は本
体11の後方11bにセットされ、後方11bからプラ
テン14とプリンタヘッド13の間を通って本体11の
上方11cに導かれる。本例のプリンタ10は、2本の
ロール紙15をセットでき、店舗の記録用のジャーナル
紙および領収書として使用するレシート紙の印刷が可能
である。
【0015】さらに、本例のプリンタはMICRデータ
を持ったパーソナルチェックなどの単票用紙(チェック
紙)16の処理も行えるようになっている。チェック紙
16は、本体11の前方11aに用意された用紙挿入口
21から、後述する紙経路を通ってプリンタヘッド13
とプラテン14との間に導かれ、印刷が終了した後は、
プリンタの上方11cから排出される。
【0016】以下の説明において、単票用紙としてパー
ソナルチェック16を用いた場合を例にとって説明す
る。なお、本例のプリンタは、パーソナルチェック以外
にも、帳票類や、レシートなど様々な単票用紙に対し印
刷できることはもちろんである。本例で参照しているパ
ーソナルチェック16は、店舗の支払いに使用される個
人使用用の小切手であり銀行で発行される。パーソナル
チェックの表面16aには、使用者のアカウントなどが
MICR文字17で印刷されている。MICR文字は文
字形状や印字品質が規格化されており、また、パーソナ
ルチェック上の印刷位置も規格化されている。従って、
パーソナルチェックの所定の領域を磁気ヘッドでサーチ
することによってMICR文字に対応した波形が得ら
れ、この波形を基準波形と比較することによって印刷さ
れたデータを判別できる。この際、磁気ヘッドでサーチ
する前にMICR文字の付された領域に磁石を当て、M
ICR文字を磁化している。
【0017】パーソナルチェック16の表面16aに
は、さらに、払われる金額や支払い者のサインが記入さ
れる。また、パーソナルチェック16の裏面16bに
は、使用された日時、店舗名、金額などの記録が裏書き
(エンドースメント印字)18される。店舗の担当者が
パーソナルチェックを受け取ると、まず、MICR文字
で記載されたデータからパーソナルチェックの有効・無
効を確認し、次に、有効なパーソナルチェックにはエン
ドースメント印字を施す。
【0018】本例のプリンタにおいては、プリンタヘッ
ド13によってエンドースメント印字18が可能なよう
に、裏面16bを上にしてパーソナルチェック16はセ
ットされる。このため、パーソナルチェック16が挿入
口21から挿入されると、MICRデータ17は下方を
向いてプリンタ本体の右側に沿って置かれる。
【0019】図2に、本例のプリンタ10の紙経路20
に沿って配置されたMICR文字の認識処理に係わる部
分の構成を示してある。紙経路20の挿入口21から順
番に、チェック紙に印刷されたMICR文字を再磁化す
るための永久磁石32、MICR文字による波形を検出
するための磁気ヘッド31が配置されている。チェック
紙は紙送りローラ29に挟まれて紙経路20に沿って導
かれ、磁石32および磁気ヘッド31を順番に通過し、
チェック紙に印刷されたMICR文字が検出される。紙
経路20には、さらに、印刷ヘッド13が設置されてお
り、MICR文字によって記載されたアカウントなどの
情報が確認されると、紙送りローラ29によってチェッ
ク紙がさらに搬送され、印刷ヘッド13によってエンド
ースメント印字が連続して行えるようになっている。
【0020】MICR文字を検出した磁気ヘッド31
は、MICR文字検出回路61を介してプロセッサ67
に検出波形を送る。MICR文字検出回路61は、磁気
ヘッド31で検出された磁束密度の変化による微小な電
圧変化を増幅する増幅回路62と、様々なノイズやMI
CR文字の印刷不良による不要な信号を除去するフィル
タ回路63と、フィルタ回路63を通過したアナログ信
号をA/D変換してディジタル値を出力するA/D変換
回路64を備えている。フィルタ回路63は、チェック
紙に対する紙送り速度とMICR文字の規格に従った配
列間隔の長さによって定まるカットオフ周波数を用いて
磁気ヘッド31からの不要な信号を除去できるようにな
っている。プロセッサ67は、MICR文字検出回路6
1から送られた検出波形をRAM68に一次的に保管す
る。そして、MICR文字の検出が終了すると、RAM
68に一次的に保管された検出波形と、ROM69に記
憶されている基準波形とを比較してMICR文字を認識
する。MICR文字を識別できるとその結果を外部のコ
ンピュータなどに出力する。もちろん、MICR文字の
検出波形を直接コンピュータに転送し、コンピュータ側
でMICR文字の認識に関する処理を行うことも可能で
ある。本例のプリンタ10においては、プロセッサ67
が紙送りローラ29などの搬送機構を制御する機能も備
えており、モータ制御回路65を介して搬送用のパルス
モータ45を制御し、MICR文字の読み取り用と、印
刷用とにパルスモータ45を兼用できるようになってい
る。さらに、プロセッサ67は、プリンタヘッド13を
用いて印刷を行う印刷制御回路66を制御する機能も備
えている。
【0021】このように、本例のプリンタ10は単票用
紙へ印字する機能に加え、チェック紙等の単票用紙に印
刷されたMICRデータを読み取る機能を備えた複合処
理装置である。そして、同一の紙経路内を送られるチェ
ック紙に対し、印刷とMICRデータの読み取りの両方
が可能なようにこれらの機能は配置されており、パーソ
ナルチェックに付されたMICR文字の読み取りと、パ
ーソナルチェックへのデータの印刷、本例では特に裏書
き印字を連続して処理できる。また、本例のプリンタは
小型化および構造、制御などの簡略化を図り、多機能型
のプリンタを安価に提供できるように、磁気ヘッド31
にチェック紙16を送る紙送り機構と、プリンタヘッド
13にチェック紙16を送る紙送り機構とを共通にして
ある。このため、精度の高い位置制御が可能であり、さ
らに、搬送スピードを制御できるパルスモータを用いて
いる。
【0022】図3に、MICR文字認識に係る本例のプ
リンタ10の機能ブロックを示してある。プロセッサ6
7の制御部50の制御の下に搬送制御部51がモータ制
御回路65を介してチェック紙を搬送し、磁気ヘッド3
1によりMICR文字を検出する。磁気ヘッド31によ
って検出された検出波形は、MICR文字検出経路61
を介してプロセッサ67に入力され、プロセッサ67の
文字検出部52が検出波形をいったんRAM68の検出
波形記憶部68aに記憶する。そして、MICR文字の
検出が終了すると、文字切出部53がRAMの検出波形
記憶部68aに記憶された検出波形から1文字ごとの開
始位置を検出し、各文字毎に検出波形を切りだす。切り
だされた検出波形が文字認識部54によってROM69
の基準波形記憶部69aに記憶されている基準波形と比
較され、文字認識が行われる。本例のプリンタ10にお
いては、基準波形を伸縮する機能を備えた基準波形供給
部55を備えており、文字切出部53で得られた文字間
情報を用いて基準波形を伸縮し、その基準波形を文字認
識部54に供給できるようになっている。文字認識部5
4において検出波形から文字が一義的に決まった場合
は、その認識結果がRAM68の認識結果記憶部68b
に記憶される。文字認識部54において検出波形から文
字が一義的に決定できない場合は、チェック紙を磁気ヘ
ッドに対し再び移動させてMICR文字を再検出した
り、オペレータに文字認識ができなかった旨を表示する
などのエラー処理が行われる。
【0023】図4に示したフローチャートに基づき本例
のプリンタ10における文字認識処理をさらに詳しく説
明する。まず、ステップ71において、RAM68に記
憶されている検出波形から文字開始位置を検出する。図
5に示すようなMICR文字列「・・5012・・」が
付されたチェック紙が磁気ヘッドに対し矢印Aのように
送られると、各MICR文字は矢印Aの方向から検出さ
れ検出波形が得られる。例えば、MICR文字「0」に
対しては、図6(a)に示すような基準波形に沿った検
出波形が得られ、MICR文字「1」に対しては、図6
(b)に示すような基準波形に沿った検出波形が得られ
る。これらの検出波形の第1番目のピーク(図6(a)
および(b)の左端のピーク)が文字開始位置として識
別される。
【0024】次に、ステップ72において、文字開始位
置から文字間情報を取得する。MICR文字は規格(例
えば、ISO−1004)に従って記載されており、文
字開始位置の間隔L0は一定(例えば、3.175+/
−0.254mm)となるように印刷されている。従っ
て、ステップ72においては、各々の文字開始位置の間
隔L1およびL2を規格化された間隔L0と比較するこ
とによって、MICR文字の検出が基準となる状態から
縮んでいるのか、あるいは伸びているのかを判断できる
ようにしている。例えば、文字間隔L1が基準値L0よ
り短ければMICR文字は圧縮して検出されている可能
性があり、文字間隔L2が基準値L0より長ければMI
CR文字が伸長されて検出されている可能性がある。
【0025】文字間情報が得られると、ステップ73に
おいて1文字分の検出波形を切りだし、ステップ74に
おいて、切りだされた検出波形の正規化を行う。正規化
を行う方法としては、検出波形の振幅の絶対値の最大を
求めて、その値を用いて検出波形全体を正規化する方法
と、所定の値から正の方向の最大値と負の方向の最大値
をそれぞれ求めて、正の最大値で正の成分を正規化し、
負の最大値で負の成分を正規化する方法などがある。本
例では、検出する際の基準電圧にばらつきがでたり、増
幅器の特性によって正負の出力電圧にアンバランスがで
ることがあるので、正負それぞれの側で正規化すること
により認識率が高められるようにしている。
【0026】検出波形の正規化が終了すると、ステップ
75において、まず、基準波形と単純比較を行う。比較
する際は、正規化された検出波形と基準波形の各サンプ
リング点における差分の合計を求める誤差関数を用いて
いる。そして、唯一の基準波形に対してこの誤差関数の
値が所定の値より小さくなった場合に検出波形から文字
が決定できたものとしている。ステップ76において、
1文字が決定できたか否かを判断し、1文字に決定でき
た場合はステップ77において文字を確定する。そし
て、認識結果をRAM68に保存した後、ステップ71
に戻って次の検出波形に対する処理を繰り返す。
【0027】単純比較では1文字に決定できなかった場
合はステップ78に移行し、スライド比較を行う。この
スライド比較においては、基準波形を時間軸に沿って前
後にスライドさせて検出波形との間で上記の誤差関数を
計算する。図6に示したような基準波形に近い検出波形
が得られている場合は、これらの工程で殆どの文字が決
定できる。ステップ79において、1文字に決定できた
か否かを判断し、決定できなかった場合はステップ80
に移行する。
【0028】ステップ80においては、ステップ72に
おいて取得していた文字間情報を用いて検出波形が伸縮
されている可能性を判断する。文字間の伸縮がない場合
は、ステップ85に移行し、基準波形を前後方向に段階
的に伸縮させて誤差関数を求め、ステップ86において
1文字に決定できるか否かを判断する。
【0029】一方、文字間が大きく伸縮されている場合
は、ステップ83に移行し、まず、各基準波形によって
予め定められている点を基準に文字間の伸縮情報に基づ
いて基準波形の片側のみを伸縮し、誤差関数を求める。
ステップ84において1文字に決定できない場合は、さ
らにステップ86において基準波形を段階的に伸縮させ
て1文字に決定できるか否かを判断する。
【0030】さらに、文字間の伸縮が小さい場合は、ま
ず、ステップ81において、文字間の伸縮情報に基づい
て基準波形の両側を伸縮し、1文字に決定できるか否か
をステップ82で判断する。決定できない場合は、ステ
ップ83に移行し、文字間が大きく伸縮されている場合
と同様に基準波形の片側を伸縮して比較する。
【0031】このように、本例の文字認識方法において
は、文字間の伸縮情報を用いて基準波形を伸縮し、MI
CR文字の認識率を高めるようにしている。文字間が伸
縮されている場合は、MICR文字自体も伸縮されて検
出されている可能性が大きいからである。さらに、本例
においては、文字間の伸縮が大きい場合は、基準波形全
体を伸縮させるのではなく、図7(a)および図7
(b)に示すように、基準波形の所定の位置から前後い
ずれか片方を伸縮させるようにしている。伸縮する個所
は、基準波形の前半部と後半部の区切りとなるような個
所が望ましく、さらに、単位時間当たりの変化量が少な
い個所が望ましい。また、基準波形を伸縮しても他の基
準波形に近似しない場合は伸縮量を大きくしておくこと
が望ましい。特に、基準波形の変化量の少ない部分を伸
縮させることにより、判別結果の得やすいピークの形状
を変化させずに済むので認識率を向上させることが可能
となる。さらに、基準波形の前方は文字開始位置として
識別されるので、本例においては、基準波形の後方の部
分を時間軸の前後に動かすことによって基準波形を伸縮
している。また、基準波形の伸縮の基準となるポイント
や、伸縮のピッチなどはそれぞれの基準波形に対し予め
テーブル化されており、基準波形供給部55において
は、文字間情報に基づき予め定められたピッチおよび個
所で基準波形を伸縮できるようにしてある。
【0032】このように基準波形の全体を伸縮させるの
ではなく、一部のみを伸縮させることによって認識率を
大きく向上させられることが発明者らの実験によって判
明している。これは、基準波形を一義的に決定しにくい
検出波形は、全体が圧縮あるいは伸長されているケース
より、チェック紙を磁気ヘッド上に通過させる際の搬送
速度の微小な変動や、MICR文字の記載された個所の
部分的なしわあるいは歪みになどの原因によってMIC
R文字の一部が圧縮あるいは伸長されて検出されている
ケースが多いからであると考えられる。
【0033】これらの工程において基準波形の一部ある
いは全体を伸縮させて検出波形と比較し、一義的に文字
が決定できた場合は、ステップ71に戻って次の検出波
形を切りだし、上記の工程を繰り返す。一方、基準波形
を伸縮させても一義的に文字が決定できなかった場合
は、ステップ87においてエラー処理を行い文字認識処
理を終了する。エラー処理においては、自動的にチェッ
ク紙を紙経路20にそってバックフィードし、再び磁気
ヘッド31の前面を通過させてMICR文字の読み取り
を行うことが考えられる。あるいは、オペレータに対し
認識できなかった個所を示してマニュアルで入力させる
ことも可能である。また、MICR文字を識別ができな
かったとしてチェック紙をプリンタ10から排出しても
良い。
【0034】このように本例のプリンタ10において
は、MICR文字を認識する処理において、文字間情報
を用いて基準波形を伸縮させて認識率を高めている。さ
らに、文字間の伸縮が大きな場合は、基準波形を均等に
圧縮あるいは伸長するのではなく、その一部のみを圧縮
あるいは伸長して検出波形と比較することにより、さら
に認識率を高めている。従って、パルスモータを用いて
チェック紙を搬送する本例のプリンタのように、多機能
で必ずしもMICR文字を検出するために最適な環境を
実現できない機器においても十分な認識率を得ることが
可能となる。従って、MICR文字検出機能を備えた小
型で多機能の複合処理装置を実現できる。また、本例の
MICR文字の認識方法を採用することにより、店舗の
POSステーションなどにおいて取り扱うことの多い、
皺や歪みのあるチェック紙に対してもMICR文字の認
識率を高めることができるので、オペレータの手間を軽
減し、より確実に、そして簡単に会計処理を行えるMI
CR文字認識装置を提供することができる。
【0035】なお、本例においては、MICR文字の付
されたチェック紙を処理可能なプリンタをベースとした
複合処理装置を例に説明しているが、磁気カードリーダ
などの他の磁気パターンを認識する装置に対しても適用
できることはもちろんである。また、チェック紙に対し
磁気ヘッドの側を動かして磁気パターンを読み取る装置
に対しても本発明の認識方法を適用できることはもちろ
んである。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の磁気パ
ターンの認識方法は、磁気パターン間の情報を用いて基
準波形を伸縮して検出波形と比較するようにしており、
パルスモータを用いた複合処理装置のように磁気ヘッド
に対する移動速度に微妙な変動があったり、あるいはチ
ェック紙のように磁気パターンの側に歪みや皺があるな
どの読み取りエラーの原因を備えた磁気パターンに対し
ても十分な認識率を確保することができる。従って、本
発明により、店舗などの比較的条件の良くない環境で用
いられるような小型で安価な磁気パターン認識装置の認
識率を高くすることが可能となる。また、磁気パターン
の認識機能に加え印刷機能などを兼ね備えた複合処理装
置においても、パルスモータなどの影響を抑制して十分
な認識率が得られるので、小型で認識率が高く高機能の
複合処理装置を安価に提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合処理装置の概要を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す複合処理装置のMICR文字を認識
する機構の概要を示す概念図である。
【図3】図1に示す複合処理装置のMICR文字を認識
する部分の機能ブロック図である。
【図4】図1に示す複合処理装置においてMICR文字
を認識する処理を示すフローチャートである。
【図5】検出波形を得るためのMICR文字列の例を示
す図である。
【図6】検出波形と比較するための基準波形の例を示す
図であり、図6(a)は「0」の基準波形を示し、図6
(b)は「1」の基準波形を示す図である。
【図7】基準波形の一部を伸縮した波形を示す図であ
り、図7(a)は「0」の基準波形を伸縮した状態を示
し、図7(b)は「1」の基準波形を伸縮した示す図で
ある。
【符号の説明】
10・・プリンタをベースとした複合処理装置 11・・プリンタ本体 12・・移動軸 13・・プリンタヘッド 14・・プラテン 15・・ロール紙 16・・単票用紙(パーソナルチェック) 20・・紙経路 21・・挿入口 29・・紙送りローラー 31・・磁気ヘッド 32・・磁石 45・・パルスモータ 50・・制御部 51・・搬送制御部 52・・文字検出部 53・・文字切出部 54・・文字認識部 55・・基準波形供給部 61・・MICR文字検出回路 62・・増幅回路 63・・フィルタ 64・・A/D変換回路 65・・モータ制御回路 66・・印刷制御回路 67・・プロセッサ 68・・RAM 69・・ROM

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の磁気パターンの付された領域に対
    し磁気ヘッドを相対的に移動させながら前記磁気パター
    ンの検出波形を得て、この検出波形と基準波形を比較す
    ることによって前記磁気パターンを認識する方法であっ
    て、 各々の前記磁気パターンの間隔を識別する第1の工程
    と、 前記磁気パターンの間隔に基づき前記基準波形を伸縮
    し、この伸縮された基準波形と前記検出波形を比較する
    第2の工程とを有することを特徴とする磁気パターンの
    認識方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第2の工程は、
    前記基準波形の一部のみを伸縮して前記検出波形と比較
    する第3の工程を備えているを特徴とする磁気パターン
    の認識方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記第3の工程で
    は、前記基準波形の変化量の少ない部分のみを伸縮する
    ことを特徴とする磁気パターンの認識方法。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記第3の工程に前
    後して、前記基準波形全体を伸縮して前記検出波形と比
    較する第4の工程を備えていることを特徴とする磁気パ
    ターンの認識方法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記磁気パターンは
    磁気インク文字であることを特徴とする磁気パターンの
    認識方法。
  6. 【請求項6】 複数の磁気パターンの付された領域に対
    し磁気ヘッドを相対的に移動させる移動手段と、 前記磁気ヘッドが検出した前記磁気パターンの検出波形
    と基準波形を比較して前記磁気パターンを認識する認識
    手段と、 各々の前記磁気パターンの間隔を識別する手段と、 前記磁気パターンの間隔に基づき前記基準波形を伸縮す
    る波形伸縮手段とを有し、 前記認識手段は、前記伸縮された基準波形を用いて前記
    検出波形と比較可能であることを特徴とする磁気パター
    ン認識装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記波形伸縮手段は
    前記基準波形の一部のみを伸縮する手段を備えているこ
    とを特徴とする磁気パターン認識装置。
  8. 【請求項8】 パルスモータを備えた紙送り手段と、 前記紙送り手段によって送られた紙片に印刷する印刷手
    段と、 前記紙送り手段によって送られた前記紙片に付された磁
    気パターンを検出する磁気ヘッドと、 前記磁気ヘッドが検出した前記磁気パターンの検出波形
    と基準波形を比較して前記磁気パターンを認識する認識
    手段と、 各々の前記磁気パターンの間隔を識別する手段と、 前記磁気パターンの間隔に基づき前記基準波形を伸縮す
    る波形伸縮手段とを有し、 前記認識手段は、前記伸縮された基準波形を用いて前記
    検出波形と比較可能であることを特徴とする複合処理装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記波形伸縮手段は
    前記基準波形の一部のみを伸縮する手段を備えているこ
    とを特徴とする複合処理装置。
JP12753696A 1996-05-22 1996-05-22 磁気パターンの認識方法、磁気パターン認識装置および複合処理装置 Expired - Fee Related JP3716876B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12753696A JP3716876B2 (ja) 1996-05-22 1996-05-22 磁気パターンの認識方法、磁気パターン認識装置および複合処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12753696A JP3716876B2 (ja) 1996-05-22 1996-05-22 磁気パターンの認識方法、磁気パターン認識装置および複合処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09311906A true JPH09311906A (ja) 1997-12-02
JP3716876B2 JP3716876B2 (ja) 2005-11-16

Family

ID=14962449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12753696A Expired - Fee Related JP3716876B2 (ja) 1996-05-22 1996-05-22 磁気パターンの認識方法、磁気パターン認識装置および複合処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3716876B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100473081B1 (ko) * 2002-08-19 2005-03-10 노틸러스효성 주식회사 자기잉크문자인식장치
JP2006040003A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Oki Data Corp 画像読取装置
JP2008129868A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Nidec Sankyo Corp 磁気インク文字認識方法及び磁気文字認識装置
US9042633B2 (en) 2012-07-18 2015-05-26 Seiko Epson Corporation Recording media processing device, control method of a recording media processing device, and non-transitory storage medium
US9189671B2 (en) 2012-06-14 2015-11-17 Seiko Epson Corporation Method, device and non-transitory storage medium storing program instructions to recognize magnetic ink characters utilizing reference and input waveform scaling
US9208368B2 (en) 2012-06-14 2015-12-08 Seiko Epson Corporation Recording media processing device, control method of a recording media processing device, and storage medium for recognizing magnetic ink characters
KR20190127795A (ko) * 2017-03-24 2019-11-13 필립모리스 프로덕츠 에스.에이. 전자 베이핑 장치 또는 전자 궐련에서의 카트리지 인증을 위한 방법 및 장치

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100473081B1 (ko) * 2002-08-19 2005-03-10 노틸러스효성 주식회사 자기잉크문자인식장치
JP2006040003A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Oki Data Corp 画像読取装置
JP2008129868A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Nidec Sankyo Corp 磁気インク文字認識方法及び磁気文字認識装置
US8184895B2 (en) 2006-11-21 2012-05-22 Nidec Sankyo Corporation Method and apparatus for magnetic character recognition
US9189671B2 (en) 2012-06-14 2015-11-17 Seiko Epson Corporation Method, device and non-transitory storage medium storing program instructions to recognize magnetic ink characters utilizing reference and input waveform scaling
US9208368B2 (en) 2012-06-14 2015-12-08 Seiko Epson Corporation Recording media processing device, control method of a recording media processing device, and storage medium for recognizing magnetic ink characters
US9042633B2 (en) 2012-07-18 2015-05-26 Seiko Epson Corporation Recording media processing device, control method of a recording media processing device, and non-transitory storage medium
KR20190127795A (ko) * 2017-03-24 2019-11-13 필립모리스 프로덕츠 에스.에이. 전자 베이핑 장치 또는 전자 궐련에서의 카트리지 인증을 위한 방법 및 장치
US11758940B2 (en) 2017-03-24 2023-09-19 Altria Client Services Llc Methods and devices for cartridge authentication

Also Published As

Publication number Publication date
JP3716876B2 (ja) 2005-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6473519B1 (en) Check reader
US7219831B2 (en) Check processing method, check processing program medium, and check processing apparatus
US6986464B2 (en) Magnetic ink character reading apparatus and magnetic ink character reading method
US5893667A (en) Point of sale printer with magnetic reader
EP0707971A2 (en) Printing apparatus and a control method therefor
US7980468B2 (en) Processing method and apparatus for recording media having printed magnetic ink characters
JP3663730B2 (ja) 磁気パターンの認識方法、磁気パターン認識装置および複合処理装置
JP3716876B2 (ja) 磁気パターンの認識方法、磁気パターン認識装置および複合処理装置
US6523927B2 (en) Method and apparatus for processing recording media having embedded information
US9208368B2 (en) Recording media processing device, control method of a recording media processing device, and storage medium for recognizing magnetic ink characters
US20100014743A1 (en) Compact multipass document processor
JP4617537B2 (ja) 磁気パターンの認識方法、情報記録媒体、磁気パターン認識装置及び複合処理装置
JPH117497A (ja) 複合処理装置及びその制御方法
JP3467558B2 (ja) プリンター搭載用のチェックリーダーおよびその制御方法
JP3531303B2 (ja) プリンタおよびその制御方法
JP2003001911A (ja) 小切手処理装置及び小切手処理方法
JP4042320B2 (ja) 磁気パターンの認識方法、情報記録媒体、磁気パターン認識装置及び複合処理装置
JP3997694B2 (ja) 磁気パターンの認識方法、情報記録媒体、磁気パターン認識装置及び複合処理装置
US9189671B2 (en) Method, device and non-transitory storage medium storing program instructions to recognize magnetic ink characters utilizing reference and input waveform scaling
JPH0469790A (ja) 通帳類取扱い装置
JPH0476770A (ja) 領収書のイメージ複写機能付自動化装置
JP2000067304A (ja) 自動取引装置
JPH02267669A (ja) 現金自動取引装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050105

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20050114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050223

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050708

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050715

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050823

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080909

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090909

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090909

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100909

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100909

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110909

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120909

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130909

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees